JPS6184939A - ト−クンパツシングによるル−プ伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、構内通信に用いられるトーク／パッシングに
よるローカルエリアネットワークにおけるトークン制御
方法に関する。

従来例の構成とその問題点 本発明が適用されるトークンパッシングによるループ伝
送システムの従来例を第１図に示す。この伝送システム
は、センターステーション（ＣＳ）１と、データ送受信
用リモートステーンヨン（ＲＳ）２．３，４．５および
６とが回線７により、ループ状に接続され、各Ｒ５２〜
６を介して端末８゜９．１０，１１．１２が接続されて
おり、各ステーションは、端末からの送信データがある
場合、ループ上を周回するトークンを捕捉し、これをス
ター１デリミツタに書き変え、宛先アドレス、送信元ア
ドレスに続き、送信データ及びエンドデリミツタをルー
プに送出し、直ちに、トークンを解放する。第２図にパ
ケットのフォーマットを示す。

この様にパケット送出後、直ちにトークンを解放するた
め、パケットが連結して送ることが可能である。送出さ
れたパケットは宛先ステーションでコピーされ、送信元
ステージタンでは、戻って来た送出パケットを消去する
。この様に、パケット送出後直ちに、トークンを解放す
る方式を、便宜上、マルチフレームトークンバッシンク
ト呼フ。

一般に、トークンパッシングによるループアクセス方式
においては、送信元アドレスの伝送路上でのビット誤り
により、送信元ステーションで、送出パケットが消去で
きなくなる場合があるため、通常、センターステーショ
ンが、ループ上を監視しており、自ステーションを、２
度同一パケットが通過する場合、これを消去することに
より、同一パケットの２周以上の巡回を防ぐ機能を有す
る。

また、ループ伝送路のビット誤り等により、トークンが
消失した場合、ループに接続する全ステーションが通信
不能となるため、センターステーションは、トークンの
消失を検出するタイマー（ＴＮＴ）を持ち、このタイマ
ーのタイムアウトにより、トークンの消失を検出し、ル
ープ上てトークンを再送出している。

このＴ　Ｎ　Ｔの従来の構成例を第３図に示す。図中１
３は、ループ伝送路、１４は、トークン検出回路、１５
は１４の出力により、リセットされるタイマー、１６は
、タイマー１５のタイマーオーバーにより、トルクンを
送出するトークン送出回路である。

タイマーは、トークン存在状態にもかかわらず、タイマ
ーオーバーになることを防ぐため、トークンの最大周回
時間（ＴＴＫ！ｎａ工）を、タイマー値（”ＴＮＴ　）
としている。

マルチフレームトークンハツシング方式においては、あ
るステーションの送出パケットの他のステーションのパ
ケットが連結することが可能であり・ＴＴＫヵよ　け、
ループ上に存在するステーションが、あらかじめループ
伝送システムで決定されている最大ノミケラト長（Ｒｐ
ｂｉｔ）のパケットの送信要求を持ち、全ステーション
からの送出パケットが連結した場合の全パケット通過時
間（ＴＡ）と、トークンのみが周回する場合のルーグー
周の遅延時間（τ）の和をＴＴＮＴとしていた。

ここで、ＴＡはループの伝送速度をｖ（ｂｐｓ）、ステ
ーション数をＮとすると、各ステーションでの最大長パ
ケットの送出時間は、Ｑ　ｐ／ｖであるのでＴＡ＝Ｎ×
（〜／ｖ）となる。

τは、各ステーション間の距離を”ｋｍ、ステーション
内での遅延を”（ｂｉ　ｔ　）とすれば、信号の遅延は
、５μｓＡωであるので、 ｒ＝ＮｘｘＸ（５μｓ　／Ｋｍ　）　＋Ｎｘ　（ｎ／ｖ
　）となる。例えば、ｖ＝１０Ｍｂｐｓ、Ｎ＝２０．ｎ
＝２４．ｆｌ、ｐ＝　３４０００ｂｉｔ、ｘ＝ＩＫ＋１
１　　とすれば、ＴＡとては次の様に求まる。

ＴＡ＝Ｎ×（１ｐ／ｖ）＝２ｏ×３２０００／１ｏ×１
０６＝６．４Ｘ１０−２　　Ｃ秒〕 ｒ＝ＮＸｚＸ５Ｘ１０　　＋ＮＸ（ｎ／Ｖ）＝１．４８
Ｘ１０　’〔秒〕 ”ＴＮＴ”Ｎ×（’〆ｖ）＋ＮｘＸ５Ｘ１０−６４ＮＸ
（ｎ／ｖ）一＝６．４×１０　　　　Ｃ秒〕 通常のループ伝送システムでは、ＴＡ）τであり、ステ
ーション数（Ｎ）が多い場合、ＴＴＮＴの値はＮに比例
して大きくなるため、ステーション数が多い場合トーク
ン消失状態の検出に時間がかかり、ループ伝送システム
の伝送効率の劣化となった。

発明の目的 本発明は、上記問題点を解決するもので、ステーション
の数に関係なく短時間で、トークン消失状態の検出を可
能とするトークンパッシングによるループ伝送システム
のトークンパッシングによるループ伝送システムを提供
することを目的とする。

発明の構成 本発明は、センターステー７ヨンにおいて、スタートデ
リミツタ、エンドデリミツタ、またはトークンでリセッ
トされるタイマーを持ち、そのタイマー値を、ループ伝
送路の一巡の遅延時間でか、ループ伝送システムであら
かじめ決定されている最大パケット長のパケット送出時
間Ｔ′Ａよりも長い場合は、τに、そうでない場合はＴ
′Ａにあらかじめ設定しておくことにより、トークンの
消失を検出し、トークンを再送出するトークンパッシン
グにおけるループ伝送／ステムである。

実施例の説明 本発明による実施例を第４図に示す。第４図は、Ｃ５に
おけるトークン消失検出および再送出回路のブロック図
でありループ伝送システムは、第１図の従来例と同様で
ある。第４図中１７はループ伝送路、１８はトークン検
出回路、１９はスタートデリミツタ検出回路、２０はエ
ンドデリミツタ検出回路、２１は１８　、１９　、２０
の出力の論理和をとるＯＲ回路、２２は２１の出力によ
り、リセットされるタイマー２３は、２１のタイマーオ
ーバーによりトーク／を送出するトーク／送出回路であ
る。

このとき、ループ伝送路の伝送速度をＶ、システムでの
最大パケット長をＱ　ｐ　（ｂ　ｉｔ　）とすると、り
（７−［（Ｔ’ＴＮＴ）は、ループ伝送路の一周遅延時
間（τ）が最大長バケット送出時間（Ｔ′Ａ＝Ｑｐ／ｖ
）より大きければ、τとし、そうでない場合はＴ′Ａと
する。

この様に、タイマー値を決定した場合、タイマーの動作
を次の様になる。

まず、トークン存在状態での、タイマー動作を考える。

トークンのみが周回している場合には、周期τで必ずト
ークンがくる。また、ステーションがパケットを送信し
ているならば、スタートデリミツタにより、タイマーリ
セットがかかり、Ｔ′Ａ以内に、さらにエンドデリミツ
タでリセットがかかる。つ１す、τとＴＡのうち、大き
な値を”ＴＮＴとしているため、トークン存在時に、誤
ってトークン消失と判断することはない。

次にトークン消失状態でのタイマー動作を考えるっトー
クンのみが周回しているときに、ループ伝送路の誤りに
より、トークンが消失した場合、全ステーンヨンが、送
信不能となるため、Ｃ８のタイマーリセット要因である
トークン、スタートデリミツタおよびエンドブリミタは
、ループ上に存在しなくなり、ＴＴＮＴ以内でトークン
の消失が検出される。

また、あるステーションがパケットを送出、トークン解
放後、トークンが消失した場合は、送出パケットは、ル
ーグー巡後、送信ステーションで消去される。ここで、
パケットの送信元アドレスに誤りがある場合でも、Ｃ８
の同一・くケラトの２周以上の巡回を防止する機能によ
り、・ｚケラトは、消去されるため、トークン消失後、
ループ２周以内に、ループ上にパケットは存在しなくな
り、ＣＳ　！７１、タイマーリセット要因が全て消失す
るため、その後、ＴＴＮＴ時間後に、トークン消失を検
出すも。これは、パケットが連結している場合でも同様
であり、ループ２周時間（２×τ）とＴＴＮＴ時間を加
えた値が、最大トークン消失検出時間である。

一例として、伝送速度Ｖを１ｏＭｂｐｓ、　ステーショ
ン数Ｎを２０．最大パケット長Ｉｌｐを３２０００ｂｉ
ｔ　、ステーション間の距離をＩ　Ｋｍ　　、各ステー
ション内の遅延を２４ｂｉｔとすれば、Ｔ′Ａ、τは次
の様に求まる。

Ｔ′Ａ　−２ｐ／ｖ＝３２００ｔつ／１０×１０　　＝
３　．２Ｘ１０−’〔秒〕 τ＝１＋４８×１０　　　　〔秒〕 ”Ａ　〉τであるから、ＴＴＮＴ＝Ｔ’Ａ−３，２Ｘ１
０−５となる。本発明によるトークン消失検出の最大時
間は、２　ｒ　＋　Ｔ’Ａ　＝約３．５［ｍｓ］となり
、従来方式の検出時間ＴＡ＝６４〔ｍＳ〕　に比べ短時
間にトークンの消失を検出できる。

発明の効果 本発明によれば、ループに接続されるステーション数に
関係なく短時間でトークン消失状態の検出を可能とし、
トークンパッシングによるループネットワーク・システ
ムを効率的に動作させることができる。

【図面の簡単な説明】

筆１図は、本発明が適用されるル〜ブ伝送システムの構
成図、第２図はパケット構成図、第３図は従来例による
トークン消失検出タイマーの構成図、第４図は本発明の
一実施例ループ伝送システムにおけるトークン消失検出
タイマーの構成図である。 １・−・−センターステーション（ａＳ）、２〜６・　
・リモートステーション（Ｒ３）　、７・・・・ルーフ
伝送路、８〜１２・・・・・端末、１７・・・・・ルー
プ伝送路、１８・・・トークン検出回路、１９・・・・
・・スタートデリミツタ検出（ロ）路、２ｏ・−・・・
エンドデリミツタ検出回路、２１・・・・・・オアゲー
ト、２２・・・・・・タイマー、２３・−・・・トーク
ン送出回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データの送受信をおこなうステーションを、ループ伝送
   路により接続し各ステーションは送信データを保有する
   場合、ループ伝送路上を周回するトークン獲得し、送信
   データの前後に各々スタートデリミッタおよびエンドデ
   リミッタを付加したパケットを前記ループ伝送路に送出
   し、送出直後に、トークンを解放し、宛先ステーション
   では、前記ループ伝送路上の前記パケットをコピーし、
   送信ステーションでは一巡した送出パケットを消去する
   機能を有し、前記ループ伝送路に接続されるセンタース
   テーションは、前記センターステーションを２度以上通
   過するパケットを消去する機能と、トークンが消失した
   場合は、これをループ伝送路上に再送出する機能を有し
   、前記センターステーションは、自ステーションを通過
   するスタートデリミッター、エンドデリミッタまたはト
   ークンにより、リセットされるタイマーを持ち、前記ル
   ープ伝送路の一巡の周回時間が、あらかじめ決定されて
   いる最大長のパケットの送出時間よりも長い場合は、ル
   ープ伝送路の一巡の周回時間を、そうでない場合は、最
   大長のパケットの送出時間を前記タイマーのタイマー値
   とすることにより、トークンの消失を検出し、トークン
   を再送出するトークンパッシングによるループ伝送シス
   テム。