JPS6181690A - プリント基板及びこのプリント基板の自動識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子部品をプリント基板に自動的にマウント
する電子部品の自動挿入機や電子部品のマウント状態を
自動的に検査する検査轡などに適用できるプリント基板
及びこのプリント基板の自動識別装置に関する。

〔従来の技術〕

抵抗やコンデンサなどの電子部品を所定のプリント基板
にマウントする作業は、近年自動化されている。この部
品マウント用自動挿入機にあって、これに使用されるプ
リント基板は、テレビ受像機やＶＴＲなどの同一の電子
機器に用いられるものでも、複数種類存在する。これは
、電子部品を多数使用して構成される電子機器にあって
は、複数のプリント基板を使用し、その夫々に夫々異な
る所要の回路構成部品を組込む必要があるからである。

そのため、プリント基板に組込まれる電子回路が相違す
れば、このプリント基板にマウントされるべき電子部品
名も異なれば、マウント位置も当然に異なる。

ところで、このように種類の異なるプリント基板に対し
、同一の自動挿入機を用いて、夫々対応する電子部品を
マウントできれば混合生産が可能となり、自動挿入機の
稼動率も格段にアップする。

これを実現するため、従来では自動挿入機に搬入された
プリント基板の種類を作業者が目で認識すると共に、搬
入されたプリント基板の種類に応じて部品挿入用のコン
トロールデータをキーデートに手動でインプットするこ
とによシ、自動挿入機の作業プログラム（部品マウント
用作業プログラム）を切替えていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように、従来ではプリント基板の混合生産を達成す
るため、作業者が常にプリント基板の種類を目で認識す
る必要があシ、従ってブリット基板の種類が増えると種
類認識作業及び作業プログラム切替作業がハードになる
と共に、種類の異なるプリント基板がランダムに搬入さ
れたシすると、認識の誤り率が高くなシ、作業能率が著
しく低下してしまう。

また、このような自動挿入機を使用して電子部品を自動
マウントする場合、プリント基板の所定位置く正しく電
子部品がマウントされているかどうかを検査する必要が
ある。このような確認作業を実行するための検査機にお
いても、プリント基板の種類に応じて検査用の作業プロ
グラムを変更しなければならず、そのためには上述と同
様に、検査工程にまわされたプリント基板の種類を確認
後、検査用作業プログラムの切替をキーボードからイン
プットする必要がある。従って、このような検査機にお
いても混合検査を可能にするためには上述したと同様な
問題が惹起する。

この発明はこのような従来の問題点を解決したものであ
って、プリント基板の種類の自動認識、作業プログラム
の自動切替ができるプリント基板及びこのプリント基板
の自動認識装置を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上述の問題点を解決するため、この発明では第１図に示
すように、プリント基板の種類に対応した固有の識別標
識（以下マークという）　（１０１がプリント基板（１
）の一部に設けられる。マーク（ＩＩとしては穿孔が使
用される。

また、このマーク識別のため、第３図に示すように自動
識別装置■にはセンサＱυが設けられ、そのセンナ出力
がデコーダ■でデコードされ、そのデコード出力が作業
プログラムが内蔵されたＮＣデータターミナル（ハ）に
供給されて、デコード出力に応じて対応する被制御機器
の作業プログラムが選択される。

〔作用〕

プリント基板の種類に対応して固有のマークααを夫々
のプリント基板（１）に設けておけば、このマークＧＯ
＋を識別することによってプリント基板の種類を正確に
判別できる。

またマークａυに対応したデコード出力でＮＣデータタ
ーミナルのをコントロールすれば、プリント基板（１）
の種類に対応した作業プログラムを自動的に選択できる
から、プリント基板の混合生産、混合検査を容易に実現
できる。

〔実施例〕

続いて、この発明に係るプリント基板及びこのプリント
基板の自動識別装置の一例を自動挿入機に適用した場合
につき第１図以下を参照して説明する。

第１図はこの発明に係るプリント基板（１）の−例を示
し、これは基板種類の相違にかかわらず、長さＬ及び幅
Ｗは全て統一されておシ、一定である。

プリント基板（１）の四隅のうち、この例では図示する
３つのコーナーに位置決め用の透孔（２Ａ）〜（２Ｃ）
が設けられ、これらの透孔（２Ａ）〜（２Ｃ）によって
この自動挿入機（至）に対するプリント基板（１）の位
置決めがなされる。これら透孔（２Ａ）〜（２Ｃ）の穿
設位置も統一されている。

プリント基板（１）の形状及び位置決め用透孔（２Ａ）
〜（２Ｃ）の穿設位置を統一したのは混合生産を可能に
するためである。

この発明ではプリント基板（１）の一部、この例では透
孔（２人）側に所定のピッチＤを隔てて識別標識つまシ
マークの形成用エリヤ（５）が設けられ、このエリヤ（
５）内にマーク（１Ｇが形成される。

マークααは複数の透孔で構成され、この例では最大６
個のマーク子（ＩＯＡ）〜（ＩＯＦ）が形成できるよう
Ｋなされている。マーク子（ＩＯＡ）〜（ＩＯＦ）　ハ
図示のように等ピッチｄをもって形成される。

マーク子の個数及び形成位置はプリント基板（１）の種
類によって定められるもので、固有の識別データである
。例えば、−の種類のプリント基板（１）のマークｒｉ
αが第１図の場合であるとすると、他の−の種類のプリ
ント基板（１）のマーク（ＩＩは例えば第２図のように
形成される。実線のマーク子が実際に穿設された透孔を
示す。

なお、プリント基板（１）の集積度を上げるためマーク
エリヤ（５）はいわゆる捨て基板に形成してもよい。

このようなマークαＧの形成されたプリント基板（１）
は第３図に示す自動挿入機（至）に送給される。図示す
る自動挿入機−は複数の抵抗器をプリント基板（１）に
マウントする装置であり、自動挿入機（７）の上面には
抵抗値の異なる複数の抵抗器が収納された収納部Ｏ１ｌ
が設けられている。

自動挿入機（至）にはマークααの自動識別装置■が設
けられる。そのため、自動挿入機（至）の搬入側の入シ
ロにはマークａ■を識別するためのセンサＱυが設けら
れ、プリント基板（１）の搬入時マーク（［０１のマー
ク子の個数及び形成位置が検出される。センサ２１１は
例えばホトセンサとして構成され、光電変換されたセン
ナ出力はデコーダ（２２に供給されて識別データがデコ
ードされ、これがＮＣデータターミナル（ハ）に供給さ
れる。

ＮＣデータターミナル（ハ）はマイクロコンピュータで
構成され、自動挿入機（至）で取り扱われるプリント基
板（１）の種類の数だけの自動マウント用の作業プログ
２ムがＮＣデータターミナルの内に設けられたＲＯＭ内
に格納されておシ、従ってデコード出力がこのＮＣデー
タターミナルのに供給されることによって、その識別ｒ
−夕に対応した作業プログラムが選択される。

選択されたこの作業プログラムによって自動挿入機Ｃ３
１は、搬入された特定のプリント基板（１）に必要な指
定された抵抗値をもつ抵抗器を、指定され　　　□たプ
リント基板（１）のマウント位置を選択しながら、プリ
ント基板（１）の全面に亘９マウント作業を実行する。

上述とは種類の異なるプリント基板（１）が搬入された
場合にも上述したと同様なマーク識別動作が実行されて
、そのプリント基板（１）に対応したマウント動作が自
動的に実行される。

このようにプリント基板（１）の種類に対応したマーク
（１０１をプリント基板（１）に形成し、このマークα
αを識別して作業プログラムを自動的に切換えれば、種
類の異なるプリント基板（１）がランダムに搬入された
としても、異なる種類のマウント動作を自動的に且つ正
確に実行でき、プリント基板（１）の混合生産が可能に
なる。

部品のマウントされたプリント基板（１）の検査機にこ
の発明を応用する場合にも、上述と同じく検査工程にま
わされたプリント基板（１）の種類が識別され、そのプ
リント基板に対応した検査プログラムが自動識別装置■
で選択されることにより、電子部品が指定された個所に
正しくマウントされているかどうかがチェックされる。

マウント作業中、電子部品が正しくマウントされなかっ
たル、マウント後のプリント基板（１）の搬送中、誤っ
て電子部品が脱落したようなときは、そのプリント基板
（１）は上述の検査機によって「不良」と判定され、次
の検査工程にまわされる。なお、マークααの識別作業
はプリント基板（１）が自動挿入機−内に正しくセット
されてから実行してもよく、その場合にはセンサＱυは
自動挿入機■内に設けられる。

マークエリヤ（５）は第１図に示す位置でなくてもよい
が、いずれの場合にもプリント配線等に支障を来たさず
、しかもマークエリヤ（５）によってプリント基板の形
状があまり大きくならないように、そのエリヤが定めら
れる。

マーク子（ＩＯＡ）〜（ＩＯＦ）の個数及び形成方法は
一例に過ぎず、またマーク（１０１は透孔のほか、バー
コード、その他の識別マークを使用することができ、そ
れに応じてセンナ（２υの具体的検出手段が選択される
。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、まずゾＩＪ　７
　ト基板（Ｉｌにはプリント基板の種類に対応した固有
のマーク（１０１が付されているので、このマークα■
を自動的に識別することができる。

また、この識別データをデコードし、そのデコード出力
に基づき、そのプリント基板に対応した作業プログラム
を容易に選択でき、従って異なる糧類のプリント基板が
ランダムに搬入されても、そのプリント基板に対応した
作業を確実に実行できる。

これらのことから、この発明によれば、この発明が適用
される自動挿入機（至）や自動検査機の稼動率の向上が
図れるのは勿論、プリント基板の混合生産、混合検査を
極めて容易に実現できる。しかも、マークの識別及び作
業プログラムの選択はいずれも自動的に行なわれること
から、従来のようにプリント基板の程類を誤って認識し
たり、作業プログラムの選択切替えを誤まるような事故
を未然に防止でき、またこれらの自動化によって作業能
率を格段に向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明に係るプリント基板の一例
を示す構成図、第３図は同じくこの発明に係るプリント
基板の自動識別装置の一例を示す系統図である。 （１）はプリント基板、（５）はマークエリヤ、ａＯｌ
は識別用マーク、（１０Ａ）〜（ｉｏＦ’）はマーク子
、００１は自動識別装置、（２１）はセンサ、（社）は
デコーダ、（ハ）はＮＣデータターミナルである。 第１図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の電子部品をマウントするプリント基板の一部
   にこのプリント基板の種類を識別するため、プリント基
   板の種類に対応した識別標識が設けられてなるプリント
   基板。 ２、複数の電子部品をマウントするプリント基板の一部
   にこのプリント基板の種類を識別するため、プリント基
   板の種類に対応した識別標識が設けられ、この識別標識
   が自動的に読取られると共に、その読取られた標識デー
   タのデコード。 出力に基いて上記プリント基板の種類に応じて作業プロ
   グラムが自動的に切替えられるようになされたプリント
   基板の自動識別装置。