JPS6181570A

JPS6181570A - 自動二輪車の空気清浄器

Info

Publication number: JPS6181570A
Application number: JP59191743A
Authority: JP
Inventors: Kensuke Tsukiji; 築地　賢助
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1984-09-14
Filing date: 1984-09-14
Publication date: 1986-04-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ＬＬ上立且旦ユ１本発明は、自動二輪車の空気清浄器（エアクリ−す）に
係り、特に空気清浄器の蓋体取る構造に関するものであ
る。

１１亘皿車体計り化が要求される自動二輪車、特に不整地走行用
の自動二輪車では、重体の側面を覆うサイドカバーが空
気清浄器の密封用蓋体を兼ねることが多い。

が　゛　しよ〜とする１　ヴしかるに、競技用車輌では、競技中に空気清浄器のエレ
メントを交換する場合、４体を迅速に脱着する必要があ
るが、従来の様に、蓋体を兼ねたサイドカバーを螺子を
用いて固定していたのでは、工具（ドライバー）による
螺子の脱捌が面倒で、作業を迅速に行うことができない
。

「」　占を　′するための　・および一本発明の目的は
、その蓋体を迅速に脱若し１３る空気清１７１器を提供
する点にある。

本発明の空気清浄器では、その蓋体と、車体側面を覆う
サイドカバーとを一体物として形成し、その頭部に付さ
れ゛た回転操作子による３６０Ｊ、９（−回転）以内の
回転操作で係脱される締着具をもって、該一体物を着脱
可能に空気清浄器箱に取着しており、操作子を把持して
、締着具を一回転以内の回転角で回転させると、締着具
が外れて前記一体物を空気清浄器箱から取外すことがで
き、逆に前記一体物および締着具を空気清浄器箱に宛て
がって締着具を一回転以内の回転角で回転させると前記
一体物が確実に固定される。

１立立以下、第１図ないし第１７図に示した本発明の一実施例
について説明する。

第１図は、不整地走行用自動二輪車１０を車体左側正面
図として概略的に示しており、その重体フレームである
センターピラー１２、シートレール１４およびバックス
テー１６で囲まれた三角形空間部分に、空気清浄器２０
が配設されている。その空気清ｉ＞器筒２２は、車体側
面を覆うサイドカバーと一体に形成された蓋体６０によ
って覆われている。

空気清浄器箱２２は、その左側正面にエレメント交換用
開口（以下、交換口と称する）２４を有し、かつ上面に
吸気口２６を、前面に気化器への導気口２８を有してい
る。そして、交換口２４の全周縁には、蓋体６０を密嵌
させるための満２５が形成されている（第２図ないし第
４図参照。但し、第３図は第２図における■−ｍ線矢祝
図、第４図は第２図に１３けるＩＶ　−ｒＶ線断面図で
ある）。

また、交換口２４０角隅部に対応して、空気清浄器箱２
２に、舌片３０．３２．３４が突設されており、各舌片
は、それぞれ貫通孔３１．３３．３５を有している。

そして５、各舌片３０．３２．３４の重体中心側表面に
、金属ばね板製の係止具３８が一対のリベット３Ｇで固
定されている。係止具３８は、舌片３０．３２．３４の
表面に沿う基板４０と、基板４０から前曲形状で立上が
った係止片４４と、同じく基板４０から断面り字状に立
上がった規制片５０とで構成されている。基板４０およ
び係止片４４は、それぞれ間口４２．４Ｇを有しており
、これ等開口４２．４６は、各舌片３０．３２．３４の
１通孔３１．３３．３５とそれぞれ同心線上に整り１し
ている。また、係止片４４は、開口４６内に突出する一
対の爪４８を備えている（以上、第５図、第６図参照。

但し、第５図、第６図はそれぞれ第２図におけるｖ−ｖ
線、Ｖｌ　−’ｔＪｌ線断面図である）。

次に、サイドカバーと一体の益体６０について説明する
。４体６０は、その前半部内壁に前記溝２５に密■すべ
き突条６２を備えるとともに前記舌片３０．３２．３４
に対応する長円形凹陥部６４を備えている。

該凹陥部６４は、前半部分６６が後半部分７０に比して
浅底に形成され、前半部分６６に開口６８が形成されて
いる。また、前半部分６６と後半部分７Ｑ（７）境界は
、必然的に段差になっているが、該段差部に位置して小
突起７２が突設されている（以上、第７図ないし第１０
図参照。但し、第８図ないし第１０図はそれぞれ第７図
における■−■線、ｒＸ−ｒＸ線、ｘ−Ｘ線断面図であ
る）。

第１１図、第１２図（第１２図は、第１１図におＧブる
Ｘ［［−Ｘｌｌ線矢視図である）は、益体６０を空気清
浄器箱２２に固定するための締着具８０を示しており、
該締桓具８０は、頭８６を備えた棒状本体８２と、頭８
Ｇに起倒自在に嵌合されるとともに頭８６よりもその内
径が大きな輪状の操作子８８とで形成され、棒状本体８
２の先端に一対の係止溝８４か形成されている。

本実施例は、以トの様に構成されており、空気清浄器箱
２２に着体６０を装着するには、ｈ体６０の突条６２を
交換口２４０周縁に形成された渦に合致、ｉ送入し、締
着具８０の棒状本体８２を、蓋体６０の聞［１６８、舌
片３０．３２．３４の貫通孔３１．３３．３５、係止具
３８の基板４０に形成された間口４２に挿通して、その
先端を係止片４４の開口４６に臨ませて一対の爪４８に
当接せしめ、次いで操作子８８を把持して′４首具８０
を時計回り方向に約９０度回転させろくこの例では、そ
の角度以上の回転を行うことはできない）。その操作に
よって、爪４８．４８が棒状本体８２の’ｋ　Ｅ部分に
形成された二条の係止溝８４に係合し、該係合関係によ
って、締着具８０は前進して開口４Ｇを１４通する。こ
の状態では、係止片４４が基板４ｏ側へ引ぎ奇せられる
ため、係止片４４の弾性復元力が締ζ−８０に作用して
、蓋体６０は強く空気清か器筒２２に押圧せしめられる
。

締着具８０を爪４８．４８に係合させたならば、操作子
８８を傾動させて凹陥部６４の後半部分ｌＯ側に則す。

（Ｍ倒させた操作子８８および頭８６は、凹陥部６４内
に収まり、益体６０の外表面を越えることはない。しか
も、横倒さぜた操作子８８は、小突起７２に当接してあ
り、＜＊　’１４部分７０の底壁からは若干浮上がった
状態になっている。

逆に、益体６０を取外すには、後半部分１０側に倒れて
いる操作子８８（第１３図、第１４図参照。但し、第１
４図は第１３図におけるＸＩＶ−ＸＩＶ線矢視概念図で
ある）を起立させ（第１５図、第１６図参照。但し、第
１６図は第１５図におけるＸＶＩ−ＸＶｒ線矢視概念図
である）、操作子８８を把持して反時計回り方向に約９
０度回転させて（第１７図参照）係止溝８４と爪４８の
係合関係を解除し、締着具８０を抜ぎ取れば良い。

＋１７ｉ　様に、本実施例では、締着具８０を約９０度
回転させるだけで空気清浄器箱２２の舌片３０．３２．
３４に付された係止具３８に係脱させ得るため、蓋体６
０の若１１＋２を迅速に行うことができ、しかも締着具
８０の回転操作は、操作子８８を直接把持してこれを行
うことができるため、工具を用いる必要がなく、この点
においても落体６０の脱香を迅速に行うことが可能であ
る。

また、操作子８８は、傾動自在に頭８Ｇに付設され、こ
れを横倒させた時に、蓋体６０の凹陥部６４内に頭８６
、操ｆ［子８８が収まり、それ等が蓋体６０の外表面に
突出しないため、外観性が良好である。

しかし凹陥部６４の底壁がその俊才部分７０にて深くな
され、かつ操作子８８の完全な倒伏を規制する小突起７
２が凹陥部６４内に突設されているため、横倒状（ぶの
操作子８８を起立させる際、凹陥部６４の底壁と操作子
８８との間に指を差し込み易く、作業の迅速性が保証さ
れる。

なお、締′８具８０を係脱させる際の回転角は約９０度
であるが、回転角が３６０度（一回転）以内であれば、
操作子の持ち直しが不要であるから締着具を係脱させる
際の迅速性を確保することができる。

免匪立ガ浬以上の説明から明らかな様に、本発明の空気清浄器では
、その蓋体と、車体側面を覆うサイドカバーどを一体物
として形成し、その頭部に付された回転操作子による３
６０度以内の回転操作で係脱される締着具をもって、該
一体物を係脱可能に空気清浄器箱に取着する構造を採用
したので、前記一体物を迅速にＩＩＲＷすることがｈ１
能であり、空気清７７＋器のニレメン１へを短時間で交
換することが可能である。また、ｗｉ着具の頭部および
横倒状態の操作子が、前記一体物に形成された凹部に収
まっていてその外表面を越えて突出しないため、外観性
が良好である。さらに、締着具の係脱は、その操作子を
把持して回転さけて行い得るため、係脱用の工員が必要
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る空気清浄器を佑えた自
動二輪車の車体左側正面図、第２図は該空気清浄器の正
面図、第３図はその■−■線矢祝図、第４図ないし第６
図はそれぞれ第２図におけルＩＶ−［Ｖ　線、Ｖ−ｖ線
、ＶＩ　−ＶＩ　Ｆｉ１断面図、第７図は前記空気清か
器を旧う蓋体の正面図、第８図ないし第１０図はそれぞ
れ第７図にイＩ５ける■−■線、ＩＸ　　ＩｘＦ＋１．
　Ｘ−Ｘ線断面図、第１１図は該蓋体を空気清浄器箱に
固定するための締着具の正面図、第１２図はそのＸＴＴ
−ＸＩＩ線矢視図、第１３図は前記蓋体を固定した状態
における締着具を示す概略図、第１４図はそのｘｒｖ−
ｘｒｖ線矢視概念図、第１５図は締着具の操作子を起立
させた状態を示す概略図、第１６図はそのＸＶＩ−ＸＶ
Ｉ線矢祝概念図、第１１図は締着具を取外すために約９
０度回転させた状態を示す概念図である。１０・・・自動二輪車、１２・・・センターピラー、１
４・・・シートレール、１６・・・バックステー、２０
・・・空気清浄器、２２・・・空気清浄器箱、２４・・
・ニレメン１ル交換用間口（交換口）、２５・・・溝、
２６・・・吸気口、２８・・・尋気口、３０・・・舌片
、３１・・・貫通孔、３２・・・舌ハ、３３・・・貫通
孔、３４・・・舌片、３５・・・貫通孔、３６・・・リ
ベット、３８・・・係止具、４０・・・基板、４２・・
・開口、４４・・・係止片、４６・・−間口、４８・・
・爪、５０・・・規制片、６０・・・蓋体、６２・・・
突条、６４・・・凹陥部、６６・・・前半部分、６８・
・・間口、７０・・・後半部分、７２・・・小突起、８
０・・・締着具、８２・・・棒状本体、８４・・・係止
溝、８６・・・頭、８８・・・操作子。

Claims

【特許請求の範囲】空気清浄器の蓋体と、車体の側面を覆うサイドカバーと
が一体物として形成され、該一体物が、先端の係止部と
、頭部の回転操作用操作子とを備えた複数の締着具にて
、空気清浄器箱に着脱可能に取着されて成り、前記締着具の頭部は、前記一体物に形成された凹部に収
まつた状態で該一体物の表面を越えて突出することはな
く、前記操作子は、これを前記凹部に収まる横倒姿勢から、
前記一体物の表面よりも突出した起立姿勢にすることが
でき、かつ前記締着具は、これを３６０度以内の回転操作で空
気清浄器箱に対して係脱させ得ることを特徴とする自動
二輪車の空気清浄器。