JPH03569Y2 - - Google Patents

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JPH03569Y2
JPH03569Y2 JP1986032551U JP3255186U JPH03569Y2 JP H03569 Y2 JPH03569 Y2 JP H03569Y2 JP 1986032551 U JP1986032551 U JP 1986032551U JP 3255186 U JP3255186 U JP 3255186U JP H03569 Y2 JPH03569 Y2 JP H03569Y2
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JP
Japan
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hole
locking
tip
hook
locking tool
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Expired
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JP1986032551U
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JPS62163322U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、基端部を回動可能に取り付けら
れ、先端部に相手側の係止ピンまたは係止リング
等の係止部材に係止される鉤部を形成された係止
具に関する。
《従来の技術》 このような係止具は、一般的には掛け金と呼ば
れており、第4図にその一例が示されている。こ
の係止具1は、線材の基端部2をリング状に折り
曲げて、これを釘ねじ3のリング内に通して回動
可能に取り付けるとともに、先端部4を丘状に折
り曲げて鉤部を形成したものである。係止する一
方の部材に釘ねじ3を固定し、係止される他方の
部材にピン5を固定し、係止具1の先端鉤部4を
ピン5に係止させることにより両部材が結合され
る。ピン5の代りに、釘ねじ3と同様なリングを
有する係止部材が使用されることがあり、係止具
1の先端部4をそのリング内に挿入して使用され
る。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、このような係止具は1は、簡便
であるものの用途が限られており、使い勝手も必
ずしも良いとは言えない。例えば狭い場所に取り
付けた場合には、その掛け外し操作が難しい。
そこでこの考案の目的は、使用用途が広く、使
い勝手のよい改良された係止具を提供することに
ある。
《問題点を解決するための手段》 この考案による係止具は、基端部を回動可能に
取り付けられ、先端部に鉤部を形成された係止具
であつて、先端部に指先を挿入可能な貫通孔と、
指先を引掛け可能な突部または凹部とを前記貫通
孔の周辺上方に備えたことを特徴とする。
《作用》 先端部に形成された貫通孔に指先を挿入する
か、または突部または凹部に指先を引掛けるまた
か掴むことにより、状況に応じて掛け外し操作が
容易に行なわれる。
《実施例》 第1図には、この考案の一実施例が示されてい
る。この係止具10は、基端部11に取付穴12
を備え、先端部13は、頭部14を備えたスパナ
状に形成されている。先端部13には、底面15
によつて一部が切欠された丸穴16を形成するこ
とにより鉤部が形成され、頭部14には円形の穴
部17が形成されている。頭部14の両側面は、
ほぼ貫通孔17を中心とした帯状に浚われて、そ
こに凹部18が形成されている。取付穴12と鉤
部の穴16のそれぞれの中心を結ぶ直線と、頭部
の貫通孔17と鉤部の穴16との中心を結ぶ直線
とがなす角度は、約70度に設定され、頭部14も
同様な角度で傾いている。
この係止具10は、取付穴12を介して一方の
係止する側の部材に回動可能に取り付けられ、他
方の係止される側の部材には、係止ピン19が固
定されている。操作者は、手の人差指の先を貫通
孔17に挿入するか、または上方から人差指と親
指で凹部18を掴んで、係止ピン19に対する先
端鉤部13の掛け外しを行なう。
第2図には、この考案の別の実施例が示されて
いる。この実施例においては、上記実施例におけ
る凹部18の代りに、頭部14の貫通孔17の上
に両外側に向けて庇状の突部20が形成されてい
る。この実施例においても、指先を貫通孔17に
挿入するか、または突部20を掴んで掛け外し操
作を行なう。または、突部20の下に指先を当て
がつて掛け外し操作を行なうことができる。
第3図には、この考案による係止具10をワン
ボツクスカーの折り畳みシートの係止具に応用し
た例が示されている。折り畳みシート21は、シ
ートバツク22がシートクツシヨン23の上面に
折り畳み可能であるばかりでなく、その後脚24
がシートクツシヨン23の下面に折り畳み可能に
構成されている。そして前脚25がフロア26に
ブラケツト27を介してヒンジ結合されている。
シートクツシヨン23にシートバツク22および
後脚24を折り畳んで、シートクツシヨン23を
前方に倒すと、シート21は図示のようにフロン
トシート28の後方に折り畳まれる。そしてシー
トバツク22の基端部に回動可能に取り付けられ
た係止具10の先端鉤部13をパーテーシヨンパ
イプ29に係止することにより、その状態が保持
される。
この考案による係止具は、種々に変更すること
ができる。例えば第1図において、凹部18をさ
らに深く形成すればその上部が相対的に突部にな
るので、第2図に示す係止具と同様な使用が可能
になる。さらには、頭部14を前方に傾斜させた
り、先端鉤部13の前方に突出させてそこに貫通
孔17等を設けることができる。また、穴部17
と凹部18および突部20とは離れた位置に設け
ることができる。さらには、先端鉤部13をリン
グ状の係止部材に係止させるようにすることもで
き、基端部11も相手部材に回動可能に取り付け
られるならば、どのような形状、構造でもよい。
そして先端鉤部13に弾発力を持たせて係止ピン
19またはパイプ29に弾発的に係止させるよう
にしてもよい。
《考案の効果》 以上のように、この考案による係止具は、その
先端鉤部に指先を挿入可能な貫通孔と、指先を引
掛け可能な突部または凹部を備えているので、状
況に応じて種々の掛け外し操作が可能であり、用
途の広い使い勝手の良い係止具を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す係止具の
斜視図、第2図は、この考案の別の実施例を示す
係止具の斜視図、第3図は、この考案による係止
具の応用例を示す自動車の概略側面図、第4図
は、従来の係止具の一例を示す斜視図である。 11……基端部、13……先端部、14……頭
部、17……貫通孔、18……凹部、19……係
止ピン、20……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端部を回動可能に取り付けられ、先端部に相
    手側の係止部材に係止される鉤部を形成された係
    止具であつて、前記先端部に指先を挿入可能な貫
    通孔と、指先を引掛け可能な突部また凹部とを前
    記貫通孔の周辺上方に備えた係止具。
JP1986032551U 1986-03-08 1986-03-08 Expired JPH03569Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986032551U JPH03569Y2 (ja) 1986-03-08 1986-03-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986032551U JPH03569Y2 (ja) 1986-03-08 1986-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62163322U JPS62163322U (ja) 1987-10-17
JPH03569Y2 true JPH03569Y2 (ja) 1991-01-10

Family

ID=30839334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986032551U Expired JPH03569Y2 (ja) 1986-03-08 1986-03-08

Country Status (1)

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JP (1) JPH03569Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51160758U (ja) * 1975-06-13 1976-12-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62163322U (ja) 1987-10-17

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