JPH0431847Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0431847Y2 JPH0431847Y2 JP1986190809U JP19080986U JPH0431847Y2 JP H0431847 Y2 JPH0431847 Y2 JP H0431847Y2 JP 1986190809 U JP1986190809 U JP 1986190809U JP 19080986 U JP19080986 U JP 19080986U JP H0431847 Y2 JPH0431847 Y2 JP H0431847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- piece
- locking pin
- hood
- fixed frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の目的
[産業上の利用分野]
本考案は、主として車両荷台幌の係止具に関
し、各種の幌に利用することができる。
し、各種の幌に利用することができる。
[従来の技術]
従来一般に、自動車荷台などにおける幌の係止
手段としては、荷物の積み下ろしの際における幌
の車体に対する係脱を簡便ならしめるため、金属
製の互いに嵌合する雌雄ホツクの一方を車体に装
着し、その他方を幌に装着していた。
手段としては、荷物の積み下ろしの際における幌
の車体に対する係脱を簡便ならしめるため、金属
製の互いに嵌合する雌雄ホツクの一方を車体に装
着し、その他方を幌に装着していた。
[考案が解決しようとする問題点]
車両は風雨にさらされることが多いので、前記
ホツクは、比較的短時間で錆を生じて幌を汚損す
るとともに前記ホツクの雌雄部材の嵌脱操作が容
易でなくなる。また、容易でなくなるため、たと
えば、荷台の積み下ろしのため、車両に取り付け
た幌の側部を捲り上げるべく該両部材の一方をそ
の他方から離脱する際、幌の一部を摘持して強く
引つ張ることになるが、かくすると、該両部材の
一方を装着した幌の一部が破損し、幌自体の耐久
性を短くするなどの問題がある。
ホツクは、比較的短時間で錆を生じて幌を汚損す
るとともに前記ホツクの雌雄部材の嵌脱操作が容
易でなくなる。また、容易でなくなるため、たと
えば、荷台の積み下ろしのため、車両に取り付け
た幌の側部を捲り上げるべく該両部材の一方をそ
の他方から離脱する際、幌の一部を摘持して強く
引つ張ることになるが、かくすると、該両部材の
一方を装着した幌の一部が破損し、幌自体の耐久
性を短くするなどの問題がある。
本考案の目的は、前記問題を一挙に解決するこ
とができるこの種の係止具を提供することにあ
る。
とができるこの種の係止具を提供することにあ
る。
(2) 考案の構成
[問題点を解決するための手段]
前記問題点を解決するための本考案は、図面に
示すように、頭部3と、くびれた頸部4とを有
し、車体15に取り付けるための金属製の係止ピ
ン5と;表面に開口部6と、内部に上下段部1
6,17とを有する合成樹脂製の固定枠7と;固
定枠7の上段部16に摺動可能に嵌合し、係止ピ
ン5の頸部4に係脱可能な凹欠部8と、開口部6
から露出する指当接部9とを有する係止片10
と;固定枠7の下段部17に嵌合し、幌1の透孔
18に挿通し係止ピン5を受け入れる案内筒部1
1を有する合成樹脂製の底片12と;底片12と
協同して幌1を挟持し、係止ピン5を挿通する透
孔13を有する挟持片14と;固定枠7に嵌合し
た底片12と挟持片14との間に幌1を挟持した
状態で固定枠7と挟持片14とを結合固定するた
めのビス22と;係止片10を摺動させてその凹
欠部8を係止ピン5の頸部4に係合させた状態を
保持するため少なくとも係止片10に設けた係合
保持手段とからなる。
示すように、頭部3と、くびれた頸部4とを有
し、車体15に取り付けるための金属製の係止ピ
ン5と;表面に開口部6と、内部に上下段部1
6,17とを有する合成樹脂製の固定枠7と;固
定枠7の上段部16に摺動可能に嵌合し、係止ピ
ン5の頸部4に係脱可能な凹欠部8と、開口部6
から露出する指当接部9とを有する係止片10
と;固定枠7の下段部17に嵌合し、幌1の透孔
18に挿通し係止ピン5を受け入れる案内筒部1
1を有する合成樹脂製の底片12と;底片12と
協同して幌1を挟持し、係止ピン5を挿通する透
孔13を有する挟持片14と;固定枠7に嵌合し
た底片12と挟持片14との間に幌1を挟持した
状態で固定枠7と挟持片14とを結合固定するた
めのビス22と;係止片10を摺動させてその凹
欠部8を係止ピン5の頸部4に係合させた状態を
保持するため少なくとも係止片10に設けた係合
保持手段とからなる。
[作用]
係止片10の指当接部9に指先を当て係止片1
0を前進させることでその凹欠部8を係止ピン5
の頸部4に係合させることができるとともに、同
様にして係止片10を後退させることでその係合
を解除することができる。
0を前進させることでその凹欠部8を係止ピン5
の頸部4に係合させることができるとともに、同
様にして係止片10を後退させることでその係合
を解除することができる。
[実施例]
本考案を図示の実施例に基づいてさらに説明す
ると、以下のとおりである。
ると、以下のとおりである。
第1図を参照すると、本考案を適用した貨物自
動車を示し、その荷台に装着した幌1のスカート
部を本考案係止具2で係止してある。
動車を示し、その荷台に装着した幌1のスカート
部を本考案係止具2で係止してある。
第2図〜第4図に示すように、係止具2は、一
端に頭部3とくびれた頸部4とを有する金属製の
係止ピン5と、開口部6を有する固定枠7と、一
端に凹欠部8を有しかつ他端表面に指当接部9を
有する係止片10と、一端に案内筒部11を有す
る底片12と、一端近くに透孔13を有する挟持
片14とからなり、係止ピン5を除く他の前記各
部材は合成樹脂製である。
端に頭部3とくびれた頸部4とを有する金属製の
係止ピン5と、開口部6を有する固定枠7と、一
端に凹欠部8を有しかつ他端表面に指当接部9を
有する係止片10と、一端に案内筒部11を有す
る底片12と、一端近くに透孔13を有する挟持
片14とからなり、係止ピン5を除く他の前記各
部材は合成樹脂製である。
係止具2は通常複数個を使用し、それに応じて
係止ピン5は車体15に固定してある(第1図参
照)。固定枠7内に設けた上段部16には係止片
10の対向側を該枠の長さ方向へ摺動可能に嵌合
してある。また、固定枠7内に設けた下段部17
には合成樹脂製の底片12を嵌合してある。この
ように固定枠7内に係止片10と底片12を組み
込んだ状態で、その底面を幌1の表面に透孔18
を中心として当接して透孔13,18に案内筒部
11を挿通するとともに幌1の裏面に合成樹脂製
の挟持片14を当接して挟持し、これらに設けた
透孔19,20,21にビス22を挿通して緊締
してある。
係止ピン5は車体15に固定してある(第1図参
照)。固定枠7内に設けた上段部16には係止片
10の対向側を該枠の長さ方向へ摺動可能に嵌合
してある。また、固定枠7内に設けた下段部17
には合成樹脂製の底片12を嵌合してある。この
ように固定枠7内に係止片10と底片12を組み
込んだ状態で、その底面を幌1の表面に透孔18
を中心として当接して透孔13,18に案内筒部
11を挿通するとともに幌1の裏面に合成樹脂製
の挟持片14を当接して挟持し、これらに設けた
透孔19,20,21にビス22を挿通して緊締
してある。
したがつて、係止具2においては、係止ピン5
に対して案内筒部11を通して頭部3を固定枠7
内に挿入した状態で、指当接部9に指を当接して
係止片10を係止ピン5の方向に摺動すると、凹
欠部8が頸部4に係合し、後退すると、該係合を
解除することができる。
に対して案内筒部11を通して頭部3を固定枠7
内に挿入した状態で、指当接部9に指を当接して
係止片10を係止ピン5の方向に摺動すると、凹
欠部8が頸部4に係合し、後退すると、該係合を
解除することができる。
前記係合状態を確実に保持するための係合保持
手段として、係止片10と底片12との摺接面に
は、係止片10をその前端面が固定枠7内の端面
に衝接した位置で互いに係合する凹部23と凸部
24を設けてあることが好ましい。また、他の係
合保持手段として、第5図に示すように、凹欠部
8の先端部8aの間隔を頸部4の径よりも小さく
形成し、該先端部が係止片10の素材弾性に抗し
て拡開することにより頸部4が凹欠部8に落ち込
んで係合するようにすることもできる。
手段として、係止片10と底片12との摺接面に
は、係止片10をその前端面が固定枠7内の端面
に衝接した位置で互いに係合する凹部23と凸部
24を設けてあることが好ましい。また、他の係
合保持手段として、第5図に示すように、凹欠部
8の先端部8aの間隔を頸部4の径よりも小さく
形成し、該先端部が係止片10の素材弾性に抗し
て拡開することにより頸部4が凹欠部8に落ち込
んで係合するようにすることもできる。
(3) 考案の効果
本考案係止具は、叙上のように、係止片10を
進退させて係止ピン5に係脱する構成を有するか
ら、幌1を使用した対象物体に対する幌1の係脱
操作がきわめて簡単であるとともに、既述したホ
ツクのように、たとえば、幌1を捲り上げるべく
該対象物体から幌1を離脱するとき、幌1に引つ
張り力が全くかからないので、係止具2を装着し
た部分が破損することがない。また、係止具2の
少なくとも主要部材を合成樹脂製とすることによ
り、既述したホツクのような錆による諸問題も一
挙に解決することができる。
進退させて係止ピン5に係脱する構成を有するか
ら、幌1を使用した対象物体に対する幌1の係脱
操作がきわめて簡単であるとともに、既述したホ
ツクのように、たとえば、幌1を捲り上げるべく
該対象物体から幌1を離脱するとき、幌1に引つ
張り力が全くかからないので、係止具2を装着し
た部分が破損することがない。また、係止具2の
少なくとも主要部材を合成樹脂製とすることによ
り、既述したホツクのような錆による諸問題も一
挙に解決することができる。
したがつて、本考案係止具は、各種の幌、特に
車両用のそれとして実用に供しまことに有益であ
る。
車両用のそれとして実用に供しまことに有益であ
る。
図面は本考案係止具の実施例を示すもので、第
1図は前記係止具を装着した貨物自動車の背面
図、第2図は前記係止具の分解斜視図、第3図は
前記係止具の分解平面図と断面図、第4図は前記
係止具の組み立てと幌に装着した状態を示す断面
図、第5図は前記係止具の部材である係止片の他
の実施例を示す平面図である。 1……幌、2……係止具、3……頭部、4……
頸部、5……係止ピン、6……開口部、7……固
定枠、8……凹欠部、8a……先端部、9……指
当接部、10……係止片、11……案内筒部、1
2……底片、23……凹部、24……凸部。
1図は前記係止具を装着した貨物自動車の背面
図、第2図は前記係止具の分解斜視図、第3図は
前記係止具の分解平面図と断面図、第4図は前記
係止具の組み立てと幌に装着した状態を示す断面
図、第5図は前記係止具の部材である係止片の他
の実施例を示す平面図である。 1……幌、2……係止具、3……頭部、4……
頸部、5……係止ピン、6……開口部、7……固
定枠、8……凹欠部、8a……先端部、9……指
当接部、10……係止片、11……案内筒部、1
2……底片、23……凹部、24……凸部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 頭部3と、くびれた頸部4とを有し、車体15
に取り付けるための金属製の係止ピン5と、 表面に開口部6と、内部に上下段部16,17
とを有する合成樹脂製の固定枠7と、 固定枠7の上段部16に摺動可能に嵌合し、係
止ピン5の頸部4に係脱可能な凹欠部8と、開口
部6から露出する指当接部9とを有する係止片1
0と、 固定枠7の下段部17に嵌合し、幌1の透孔1
8に挿通し係止ピン5を受け入れる案内筒部11
を有する合成樹脂製の底片12と、 底片12と協同して幌1を挟持し、係止ピン5
を挿通する透孔13を有する挟持片14と、 固定枠7に嵌合した底片12と挟持片14との
間に幌1を挟持した状態で固定枠7と挟持片14
とを結合固定するためのビス22と、 係止片10を摺動させてその凹欠部8を係止ピ
ン5の頸部4に係合させた状態を保持するため少
なくとも係止片10に設けた係合保持手段と からなる幌用係止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986190809U JPH0431847Y2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986190809U JPH0431847Y2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6394820U JPS6394820U (ja) | 1988-06-18 |
JPH0431847Y2 true JPH0431847Y2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=31144372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986190809U Expired JPH0431847Y2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0431847Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321272B2 (ja) * | 1971-12-08 | 1978-07-01 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4728105U (ja) * | 1971-03-30 | 1972-11-30 | ||
JPS577852Y2 (ja) * | 1976-08-02 | 1982-02-15 | ||
JPS58152421U (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-12 | 三菱自動車工業株式会社 | 幌付自動車 |
-
1986
- 1986-12-11 JP JP1986190809U patent/JPH0431847Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321272B2 (ja) * | 1971-12-08 | 1978-07-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6394820U (ja) | 1988-06-18 |
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