JPS6173706A - フツ素含有ポリマ−および医療用酸素透過体 - Google Patents
フツ素含有ポリマ−および医療用酸素透過体Info
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- JPS6173706A JPS6173706A JP19618784A JP19618784A JPS6173706A JP S6173706 A JPS6173706 A JP S6173706A JP 19618784 A JP19618784 A JP 19618784A JP 19618784 A JP19618784 A JP 19618784A JP S6173706 A JPS6173706 A JP S6173706A
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- Japan
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- monomer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔利用分野〕
本発明は酸素透過性を有するフッ素含有ポリマーおよび
当該ポリマーよりなる医療用酸素透過体に関する。
当該ポリマーよりなる医療用酸素透過体に関する。
詳しくは、生物組織に対して継続的に酸素をイ1与した
い場合に物理的攪拌などを伴う酸素負荷に対して不安定
な生物学的液体(例、血液)によらずに、酸素の付与が
可能な医療用酸素透過体が使用されることがあるが、本
発明はかかる酸素透過体製造用のフッ素含有ポリマー及
び当該ポリマーよりなる医療用酸素透過体に関する。
い場合に物理的攪拌などを伴う酸素負荷に対して不安定
な生物学的液体(例、血液)によらずに、酸素の付与が
可能な医療用酸素透過体が使用されることがあるが、本
発明はかかる酸素透過体製造用のフッ素含有ポリマー及
び当該ポリマーよりなる医療用酸素透過体に関する。
さらに詳しくは、ハードコンタクトレンズ(HCI、)
のような眼科材料などの酸素透過体の型造原料として有
用な酸素透過性を有するフッ素含有ポリマーおよび当該
ポリマーよりなる医療用酸素透過体に関する。
のような眼科材料などの酸素透過体の型造原料として有
用な酸素透過性を有するフッ素含有ポリマーおよび当該
ポリマーよりなる医療用酸素透過体に関する。
従来、ハードコンタク1−レンズ(I(C1−)の材料
としては、ポリメチルメタクリレート(PMMA)がそ
の優れた光化学的性質、物理的強度、機械的加工性のた
めに広く利用されてきた。
としては、ポリメチルメタクリレート(PMMA)がそ
の優れた光化学的性質、物理的強度、機械的加工性のた
めに広く利用されてきた。
ところで、角膜は無血管組織であるから、その呼吸代謝
に必要な酸素は目を閉じている時は眼瞼結膜の血管や房
水からの拡散により得られているが、眼を開いている時
は大気中から取り入れている。そのため、HCLを装着
することは酸素のバリヤーを形成することになり、充血
、浮腫およびその他の角膜障害を生じることがある。こ
の角膜に必要な酸素量は3.5〜4.8 pH(STP
) / cffl、hrとされている。
に必要な酸素は目を閉じている時は眼瞼結膜の血管や房
水からの拡散により得られているが、眼を開いている時
は大気中から取り入れている。そのため、HCLを装着
することは酸素のバリヤーを形成することになり、充血
、浮腫およびその他の角膜障害を生じることがある。こ
の角膜に必要な酸素量は3.5〜4.8 pH(STP
) / cffl、hrとされている。
従来のPMMA系HCLは、この酸素透過性が非常に小
さいため、酸素透過性の大きなHCLの開発が望まれて
いた。そうした中で近年、メタクリル酸エステルのエス
テル部分にシロキサン結合を導入し、酸素透過性を向上
さ−Uたシリコンメタクリレート系HCL (特公昭5
2−33502) 、酢酪酸セルロース(CAB)を主
体とした酸素透過性HCLおよびフッ素含有メタクリレ
ートを使用した酸素透過性11CL(特開昭57−51
705)が開示されテイル。特公昭52−33502に
開示されているシリコンメタクリレート系HCI、は、
一般に従来のPMMA系HCLに比べて数十倍〜数百倍
の酸素透過性を有しているが、硬度、親水性、水ぬれ性
に劣り、また脂質等による汚れが付着しゃずいという欠
点を有している。
さいため、酸素透過性の大きなHCLの開発が望まれて
いた。そうした中で近年、メタクリル酸エステルのエス
テル部分にシロキサン結合を導入し、酸素透過性を向上
さ−Uたシリコンメタクリレート系HCL (特公昭5
2−33502) 、酢酪酸セルロース(CAB)を主
体とした酸素透過性HCLおよびフッ素含有メタクリレ
ートを使用した酸素透過性11CL(特開昭57−51
705)が開示されテイル。特公昭52−33502に
開示されているシリコンメタクリレート系HCI、は、
一般に従来のPMMA系HCLに比べて数十倍〜数百倍
の酸素透過性を有しているが、硬度、親水性、水ぬれ性
に劣り、また脂質等による汚れが付着しゃずいという欠
点を有している。
そのため、一般的にはメチルメタクリレ−1・(MMA
)との共重合体の形をとるが、シリコンメタクリレート
の割合が多くなると酸素透過性は向上するが、上記のよ
うな欠点が顕著になってくる。
)との共重合体の形をとるが、シリコンメタクリレート
の割合が多くなると酸素透過性は向上するが、上記のよ
うな欠点が顕著になってくる。
また、水ぬれ性が悪いことがら表面に親水化処理を施す
こともあるが、使用中に徐々に親水性を失い、再び親水
化処理を行わなければならないことが多い。
こともあるが、使用中に徐々に親水性を失い、再び親水
化処理を行わなければならないことが多い。
これに対し、フッ素含有ポリマーは耐食性があり、汚れ
に<<、酸素や二酸化炭素の+3過性も大・ きく、こ
の性質を利用してフッ素含有モノマーの共重合体から酸
素透過性の高いHCLを製造できることが既に見出され
ているが、さらに酸素透過性、耐紫外線性、高表面硬度
、親水性、防汚性の優れた、さらには眼等に装着した場
合に異物感のない、HCLなどの医療用酸素透過体、お
よびかかる酸素透過体製造用のポリマーが待望されてい
る。
に<<、酸素や二酸化炭素の+3過性も大・ きく、こ
の性質を利用してフッ素含有モノマーの共重合体から酸
素透過性の高いHCLを製造できることが既に見出され
ているが、さらに酸素透過性、耐紫外線性、高表面硬度
、親水性、防汚性の優れた、さらには眼等に装着した場
合に異物感のない、HCLなどの医療用酸素透過体、お
よびかかる酸素透過体製造用のポリマーが待望されてい
る。
本発明の目的は、酸素透過性、耐紫外線性、高表面硬度
、親水性、防汚性などの優れた、HCLなどの医療用酸
素透過体を提供することである。
、親水性、防汚性などの優れた、HCLなどの医療用酸
素透過体を提供することである。
本発明の他の目的は、前記酸素透過体製造用として有用
なフッ素含有ポリマーを提供することである。
なフッ素含有ポリマーを提供することである。
本発明は、
■ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基、少なくとも
一つの親水性基、および重合に関与する少なくとも1種
類の官能基を有するペルフルオロ(アルコキシアルキル
)基をもつモノマーを主成分として調製されてなること
を特徴とする700から(余白) 20000の数平均分子量を有する酸素+3過性を有す
るフッ素含有ポリマー。
一つの親水性基、および重合に関与する少なくとも1種
類の官能基を有するペルフルオロ(アルコキシアルキル
)基をもつモノマーを主成分として調製されてなること
を特徴とする700から(余白) 20000の数平均分子量を有する酸素+3過性を有す
るフッ素含有ポリマー。
■当該フッ素含有ポリマーよりなる酸素透過体、に関す
るものである。
るものである。
本発明の主成分であるペルフルオロ(アルコキシアルキ
ル)基、親水性基、および重合に関与する少なくとも1
種類の官能基を有するペルフルオロ(アルコキシアルキ
ル)基をもつモノマーとしては、まずペルフルオロ(ア
ルコキシアルキル)基が炭素数5〜15であることが望
ましい。より好ましくは、炭素数7〜12である。また
、親水性基としては、水酸基(OH基)等が挙げられる
。
ル)基、親水性基、および重合に関与する少なくとも1
種類の官能基を有するペルフルオロ(アルコキシアルキ
ル)基をもつモノマーとしては、まずペルフルオロ(ア
ルコキシアルキル)基が炭素数5〜15であることが望
ましい。より好ましくは、炭素数7〜12である。また
、親水性基としては、水酸基(OH基)等が挙げられる
。
親水性基の数は少なくとも1つあれば十分である。
さらに重合に関与する官能基としては、メタクリル基が
挙げられる。具体的には、一般式(式中、mは0又は1
を、nは1〜7の整数を、lは1〜5の整数を示す) で表わされる化合物(r)が例示される。
挙げられる。具体的には、一般式(式中、mは0又は1
を、nは1〜7の整数を、lは1〜5の整数を示す) で表わされる化合物(r)が例示される。
一般式(1)において、Cノド2.+1 の部分は、
直鎖状、分岐状のいずれでもよい。
直鎖状、分岐状のいずれでもよい。
化合物(1)は工業的に大量生産されている高純度のテ
トラフルオロエチレン等から容易に調製されうる。また
、化合物(I)自体が既に水酸基をペルフルオロ(アル
コキシアルキル)基に近接してもっているので、酸素透
過性を保持しつつ、ぬれ性をも付帯したポリマーを製造
することができる。
トラフルオロエチレン等から容易に調製されうる。また
、化合物(I)自体が既に水酸基をペルフルオロ(アル
コキシアルキル)基に近接してもっているので、酸素透
過性を保持しつつ、ぬれ性をも付帯したポリマーを製造
することができる。
本発明ポリマーは、」二記ペルフルオロ(アルコキシア
ルキル)基をもつモノマー単独の重合物でもよいが、更
にフッ素含有メタクリレート、親水性モノマー、シリコ
ン含有モノマー、メタクリル基含有モノマーならびに重
合可能な官能基を2つ以上有するモノマーから選ばれる
少なくとも1つのモノマーを用いて共重合させてなるも
のであることが好ましい。
ルキル)基をもつモノマー単独の重合物でもよいが、更
にフッ素含有メタクリレート、親水性モノマー、シリコ
ン含有モノマー、メタクリル基含有モノマーならびに重
合可能な官能基を2つ以上有するモノマーから選ばれる
少なくとも1つのモノマーを用いて共重合させてなるも
のであることが好ましい。
共重合化に用いられる親水性モノマーとしては、エチレ
ングリコールモノメタクリレート、ジエチレングリコー
ルモノメタクリレート、トリエチレングリコールモノメ
タクリレート、N−ビニルピロリドン、あるいはジメチ
ルアクリルアミド等が挙げられる。親水性モノマーの導
入により、得られるポリマーの親水性を改善し、体液成
分との相互作用を抑えることができる。即ち、溶血等を
抑える。
ングリコールモノメタクリレート、ジエチレングリコー
ルモノメタクリレート、トリエチレングリコールモノメ
タクリレート、N−ビニルピロリドン、あるいはジメチ
ルアクリルアミド等が挙げられる。親水性モノマーの導
入により、得られるポリマーの親水性を改善し、体液成
分との相互作用を抑えることができる。即ち、溶血等を
抑える。
シリコン含有モノマーとしては、3−(メタクリルオキ
シ)プロピルトリメトキシシラン、3−(メタクリルオ
キシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メヂルシラ
ン、あるいは3−(メタクリルオキシ)プロピルジメト
キシメチルシラン等が挙げられる。
シ)プロピルトリメトキシシラン、3−(メタクリルオ
キシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メヂルシラ
ン、あるいは3−(メタクリルオキシ)プロピルジメト
キシメチルシラン等が挙げられる。
フッ素含有メタクリレ−1−としては、トリフルオロエ
チルメタクリレート、I H,IH−へブタフルオロプ
チルメククリレート、I H,I H,’ 511−オ
クタフルオロペンチルメタクリレート、あるいは1H、
1H,IIH−エイコサフルオロウンデシルメタクリレ
ート等が挙げられ、これを加えることによって酸素透過
性がより改善され、ポリマーに柔軟性も加わる。
チルメタクリレート、I H,IH−へブタフルオロプ
チルメククリレート、I H,I H,’ 511−オ
クタフルオロペンチルメタクリレート、あるいは1H、
1H,IIH−エイコサフルオロウンデシルメタクリレ
ート等が挙げられ、これを加えることによって酸素透過
性がより改善され、ポリマーに柔軟性も加わる。
メタクリル基含有モノマーとしては、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、あるいはベンジルメタク
リレート等が挙げられる。
ート、エチルメタクリレート、あるいはベンジルメタク
リレート等が挙げられる。
重合可能な官能基を2つ以上有するモノマーとしては、
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリ
コールジメタクリレート、アリルメタクリレート、ジア
リルフタレート、あるいはトリメチロールプロパントリ
メタクリレート等が挙げられる。
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリ
コールジメタクリレート、アリルメタクリレート、ジア
リルフタレート、あるいはトリメチロールプロパントリ
メタクリレート等が挙げられる。
本発明のポリマーは、前記ペルフルオロ(アルコキシア
ルキル)基をもつモノマーを単独で重合せしめることに
よって、または当該モノマーを上述した共重合化に用い
られるモノマーと共重合せしめることによって製造され
る。
ルキル)基をもつモノマーを単独で重合せしめることに
よって、または当該モノマーを上述した共重合化に用い
られるモノマーと共重合せしめることによって製造され
る。
共重合化をする場合の各モノマーの混合比としては、ペ
ルフルオロ(アルコキシアルキル)基をもつモノマー(
主成分)30〜100重量%、フッ素含有メタクリレー
ト10〜40重量%、親水性モノマーまたはシリコン含
有モノマー5〜50重量%、重合可能な官能基を2つ以
上有するモノマー0.1〜50重量%の組み合わせが好
適なものとして例示される。
ルフルオロ(アルコキシアルキル)基をもつモノマー(
主成分)30〜100重量%、フッ素含有メタクリレー
ト10〜40重量%、親水性モノマーまたはシリコン含
有モノマー5〜50重量%、重合可能な官能基を2つ以
上有するモノマー0.1〜50重量%の組み合わせが好
適なものとして例示される。
重合の際に用いられる重合開始剤としては、ベンゾイル
ペルオキシド、t−ブチルペルオキシド、アゾビスイソ
ブチロニトリルあるいはアゾビスジメチルバレロニトリ
ル等のラジカル重合開始剤が例示される。
ペルオキシド、t−ブチルペルオキシド、アゾビスイソ
ブチロニトリルあるいはアゾビスジメチルバレロニトリ
ル等のラジカル重合開始剤が例示される。
重合に際して、ラジカル重合開始剤を、上記重合用単量
体総量100重量%に対して、0.05〜0.1重量%
の割合で混合使用し、減圧下、封管中で重合化を行う。
体総量100重量%に対して、0.05〜0.1重量%
の割合で混合使用し、減圧下、封管中で重合化を行う。
より具体的には、反応液全体をまずドライアイス−アセ
i・ン浴、望ましくは液体窒素中に浸漬して凍結する。
i・ン浴、望ましくは液体窒素中に浸漬して凍結する。
これを1〜2mm11gの減圧下、排気(好ましくは、
3分間程度)し、次いで活栓を閉し、おだやかに加温し
て融解させる。
3分間程度)し、次いで活栓を閉し、おだやかに加温し
て融解させる。
再び凍結し、活栓を開き、排気して、以下同様の操作を
繰り返しく好ましくは、5回程度)、反応液から完全に
溶存ガスを除(。このものにつき、50〜110℃、6
〜80時間重合処理を行う。
繰り返しく好ましくは、5回程度)、反応液から完全に
溶存ガスを除(。このものにつき、50〜110℃、6
〜80時間重合処理を行う。
具体的には、まず50°Cで3〜50時間、次いで70
℃で8時間、さらに90℃で5時間、最後に110℃で
3時間加熱することにより重合を大部分完結させること
ができる。
℃で8時間、さらに90℃で5時間、最後に110℃で
3時間加熱することにより重合を大部分完結させること
ができる。
要すれば、ポリマー塊を封管中から取り出し、アブデル
ハルデン型乾燥器などで、減圧下1〜2111g、90
〜100℃で一昼夜加熱する。
ハルデン型乾燥器などで、減圧下1〜2111g、90
〜100℃で一昼夜加熱する。
こうして得られる本発明ポリマーは高度な架橋構造を有
しており、酸素透過性にも冨む。このポリマーの性質と
しては、分子量700〜20000、酸素透過係数3.
0 X 10−10〜25.2 X 10−10cc、
cm/ cf、sec、cmHg 、その板状成形物の
屈折率1.35〜1.52、ビッカース硬度隘4〜25
が示される。
しており、酸素透過性にも冨む。このポリマーの性質と
しては、分子量700〜20000、酸素透過係数3.
0 X 10−10〜25.2 X 10−10cc、
cm/ cf、sec、cmHg 、その板状成形物の
屈折率1.35〜1.52、ビッカース硬度隘4〜25
が示される。
本発明ポリマーは、酸素透過性、親水性、水ぬれ性に優
れたポリマーであり、成形、機械的加工も容易である。
れたポリマーであり、成形、機械的加工も容易である。
本発明のフッ素含有ポリマーは、医療用酸素透過体(た
とえば、HL Cなどの眼科領域の酸素透過体)として
有用である。
とえば、HL Cなどの眼科領域の酸素透過体)として
有用である。
当該ポリマーからの医療用酸素透過体、就中HL Cの
製造は、公知の手段にて加工、成形するごとによって行
われる。
製造は、公知の手段にて加工、成形するごとによって行
われる。
実施例1
1gの3−(ペルフルオロ〔6−(イソプロポキシ)ヘ
キシル))−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート(
化合物fbl) 、0.25 gの1H、1H−ヘプタ
フルオロブチルメタクリレート、0.2gのエチレング
リコールモノメタクリレート、0.05gのエチレング
リコールジメタクリレート、0.1gのベンジルメタク
リレート、0.4gのメチルメタクリレートおよび12
mgのアゾビスイソブチロニトリルをよく混合した後、
ガラス製試験管に入れ、減圧下、封管中で重合化を行う
。より具体的には、反応液全体をまずドライアイス−ア
セトン浴、望ましくは液体窒素中に浸漬して凍結した。
キシル))−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート(
化合物fbl) 、0.25 gの1H、1H−ヘプタ
フルオロブチルメタクリレート、0.2gのエチレング
リコールモノメタクリレート、0.05gのエチレング
リコールジメタクリレート、0.1gのベンジルメタク
リレート、0.4gのメチルメタクリレートおよび12
mgのアゾビスイソブチロニトリルをよく混合した後、
ガラス製試験管に入れ、減圧下、封管中で重合化を行う
。より具体的には、反応液全体をまずドライアイス−ア
セトン浴、望ましくは液体窒素中に浸漬して凍結した。
これを1〜2mm11gの減圧下、3分間排気し、次い
で活栓を閉じ、おだやかに加温して融解させた。
で活栓を閉じ、おだやかに加温して融解させた。
再び凍結し、活栓を開き、排気して、以下同様の操作を
5回繰り返し、反応液から完全に溶存ガスを除いた。こ
のものにつき、50℃で12時間、70°Cで8時間、
90℃で5時間加熱し、さらに減圧下(1mlmm1(
110°Cで3時間加熱し、無色透明な棒材を得た。こ
のものを機械加工し、直径15mm、厚さ0.15 *
*のHCLに仕上げ、酸素透過性を測定したところ、1
7. I X 10 ” cc0cm/cJ、sec、
cmHgであった。ビッカース硬度階は6.3であった
。
5回繰り返し、反応液から完全に溶存ガスを除いた。こ
のものにつき、50℃で12時間、70°Cで8時間、
90℃で5時間加熱し、さらに減圧下(1mlmm1(
110°Cで3時間加熱し、無色透明な棒材を得た。こ
のものを機械加工し、直径15mm、厚さ0.15 *
*のHCLに仕上げ、酸素透過性を測定したところ、1
7. I X 10 ” cc0cm/cJ、sec、
cmHgであった。ビッカース硬度階は6.3であった
。
実施1タリ2
0.5gの3−(ペルフルオロ〔6−メドキシヘキシル
〕)−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート〔化合物
(al) 、0.25 gのLH,IH,5H−オクタ
フルオロペンチルメタクリレート、0.2gの3− (
メタクリルオキシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ
)メチルシラン、0.03 gのアリルメタクリレート
、0.3gのエチルメタクリレート及び10mgのアゾ
ビスジメチルバレロニトリルをよく混合した後、ガラス
製試験管に入れ、実施例1と同様に処理し、微黄色透明
の棒材を得た。このものを機械加工し、直径15N1厚
さ0.15mのHCLに仕上げたところ、酸素透過性は
16.7X 10−10cc、cm/cm2.sec.
cmllg 、ビッカース硬度陽は7.0であった。
〕)−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート〔化合物
(al) 、0.25 gのLH,IH,5H−オクタ
フルオロペンチルメタクリレート、0.2gの3− (
メタクリルオキシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ
)メチルシラン、0.03 gのアリルメタクリレート
、0.3gのエチルメタクリレート及び10mgのアゾ
ビスジメチルバレロニトリルをよく混合した後、ガラス
製試験管に入れ、実施例1と同様に処理し、微黄色透明
の棒材を得た。このものを機械加工し、直径15N1厚
さ0.15mのHCLに仕上げたところ、酸素透過性は
16.7X 10−10cc、cm/cm2.sec.
cmllg 、ビッカース硬度陽は7.0であった。
実施例3
0.8gのl−(3−fペルフルオロ〔6−(イソプロ
ポキシ)ヘキシル〕)−2−ヒドロキシプロピルオキシ
〕エチルメタクリレート〔化合物(C)〕、0.3gの
トリフルオロエチルメタクリレート、0.4gのN−ビ
ニルピロリドン、0.2gのジエチレングリコールジメ
タクリレート、0.1gのベンジルメタクリレート、お
よび0.3gのメチルメタクリレートの混液中に、10
mgのアゾビスイソブチロニトリルを加え、実施例1に
準じて重合化した。
ポキシ)ヘキシル〕)−2−ヒドロキシプロピルオキシ
〕エチルメタクリレート〔化合物(C)〕、0.3gの
トリフルオロエチルメタクリレート、0.4gのN−ビ
ニルピロリドン、0.2gのジエチレングリコールジメ
タクリレート、0.1gのベンジルメタクリレート、お
よび0.3gのメチルメタクリレートの混液中に、10
mgのアゾビスイソブチロニトリルを加え、実施例1に
準じて重合化した。
得られたポリマーの酸素j3過性は12.1 cc、
cm/c+J、sec、mm11g 、ビッカース硬度
隘は4.8であった。
cm/c+J、sec、mm11g 、ビッカース硬度
隘は4.8であった。
別にフィルム加工した本品を用いて、透過性膜の実用性
をポーラログラフイーを用いて検討したところ、厚さ0
.2 曹璽の本品の酸素透過速度は6.8pg (ST
P ) / cJ、hrであった〇実施例4 2gの3−(ペルフルオロ〔2−(イソプロボキシ)エ
チル〕)−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート〔化
合物(d)〕をよく混合した#1ガラス製試験管に入れ
、減圧、窒素充填の操作を数回繰り返し、窒素雰囲気下
熔封する。これを55℃で6時間、75℃で8時間、9
0°Cで5時間加熱し、更に減圧下(1m’ml1g)
110℃で3時間加熱し、無色透明な棒材を得た。こ
のものを機械加工し、直径1511、厚さ0.15 m
sの1(CLに仕上げ、酸素透過性を測定したところ、
1 B、 3 X 10−10cc、cm/C己、se
c、cmllgであった。ビッカース硬度隘は6であっ
た。
をポーラログラフイーを用いて検討したところ、厚さ0
.2 曹璽の本品の酸素透過速度は6.8pg (ST
P ) / cJ、hrであった〇実施例4 2gの3−(ペルフルオロ〔2−(イソプロボキシ)エ
チル〕)−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート〔化
合物(d)〕をよく混合した#1ガラス製試験管に入れ
、減圧、窒素充填の操作を数回繰り返し、窒素雰囲気下
熔封する。これを55℃で6時間、75℃で8時間、9
0°Cで5時間加熱し、更に減圧下(1m’ml1g)
110℃で3時間加熱し、無色透明な棒材を得た。こ
のものを機械加工し、直径1511、厚さ0.15 m
sの1(CLに仕上げ、酸素透過性を測定したところ、
1 B、 3 X 10−10cc、cm/C己、se
c、cmllgであった。ビッカース硬度隘は6であっ
た。
参考例1:3−Iペルフルオロ〔2−(イソプロポキシ
)エチル〕)−2−ヒドロキシ プロピルメタクリレート〔化合物(d)〕の合成 3−(ペルフルオロ〔2−(イソプロポキシ)エチル〕
)プロピレンオキシド5.26g、水酸化ナトリウム1
12mg及びヒドロキノン18mgを攪拌装置、温度計
、窒素ガス導入管、滴下ロート及び還流冷却装置を備え
た25m1の二頭フラスコにとり、窒素ガス気蒲下、攪
拌しながらメタクリル酸1.72gを滴下した。次いで
反応液を100℃付近で5時間加熱し、反応終了後、放
冷し、生成した沈澱物を濾去し、得られた濾液にクロロ
ホルム約30m1を加え、全溶液を0.3Nの水酸化ナ
トリウム水溶液で数回洗浄した。溶液は硫酸マグネシウ
ムで一夜乾燥し、減圧下エバポレーターで濃縮した。得
られた残渣は加熱によって容易に重合するので、蒸溜に
よる$i製は行わなかったが、ガスクロマ1−グラフィ
ーによる分析では、主成分が97%以上のピークを示し
た。” F−nmr (δ。
)エチル〕)−2−ヒドロキシ プロピルメタクリレート〔化合物(d)〕の合成 3−(ペルフルオロ〔2−(イソプロポキシ)エチル〕
)プロピレンオキシド5.26g、水酸化ナトリウム1
12mg及びヒドロキノン18mgを攪拌装置、温度計
、窒素ガス導入管、滴下ロート及び還流冷却装置を備え
た25m1の二頭フラスコにとり、窒素ガス気蒲下、攪
拌しながらメタクリル酸1.72gを滴下した。次いで
反応液を100℃付近で5時間加熱し、反応終了後、放
冷し、生成した沈澱物を濾去し、得られた濾液にクロロ
ホルム約30m1を加え、全溶液を0.3Nの水酸化ナ
トリウム水溶液で数回洗浄した。溶液は硫酸マグネシウ
ムで一夜乾燥し、減圧下エバポレーターで濃縮した。得
られた残渣は加熱によって容易に重合するので、蒸溜に
よる$i製は行わなかったが、ガスクロマ1−グラフィ
ーによる分析では、主成分が97%以上のピークを示し
た。” F−nmr (δ。
CFCl2)では82.9 ppmにCF3基、86.
9及び115.0ppmにCF2基、i 47. Op
pmにCF基に対応するシグナルが相対強度644:l
の比で認められた。
9及び115.0ppmにCF2基、i 47. Op
pmにCF基に対応するシグナルが相対強度644:l
の比で認められた。
また、赤外線吸収スペクトルで34]0cm−1にOH
基に、2950cm’付近にCHに、1640cm−1
に二重結合にそれぞれ起因する吸収が認められた。
基に、2950cm’付近にCHに、1640cm−1
に二重結合にそれぞれ起因する吸収が認められた。
以上の結果より、このものは表示の構造をもつ化合物f
d+であることを確認した。
d+であることを確認した。
参考例2:2−+3−(ペルフルオロ(6−メドキシヘ
キシル)〕−〕2−ヒドロキシ プロピルオキシエチルメタクリレート 〔化合物(e)〕の合成 攪拌装置、温度針、滴下ロート、還流冷却装置及び窒素
ガス導入管を備えた25m1の二頭フラスコに、トリエ
チルアミン0.10g、エチレングリコールモノメタク
リレート3.25g、ヒドロキノン30mgを入れ、窒
素ガス気流下、3−〔ペルフルオロ(6−メドキシヘキ
シル)〕プロピレンオキシド5.26’gを滴下した。
キシル)〕−〕2−ヒドロキシ プロピルオキシエチルメタクリレート 〔化合物(e)〕の合成 攪拌装置、温度針、滴下ロート、還流冷却装置及び窒素
ガス導入管を備えた25m1の二頭フラスコに、トリエ
チルアミン0.10g、エチレングリコールモノメタク
リレート3.25g、ヒドロキノン30mgを入れ、窒
素ガス気流下、3−〔ペルフルオロ(6−メドキシヘキ
シル)〕プロピレンオキシド5.26’gを滴下した。
徐々に加熱して80℃にして一晩加熱攪拌した。反応終
了後、放冷し、多量のクロロホルムに熔解させ、洗浄液
が着色しなくなるまで、0.5N水酸化ナトリウム水溶
液で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、エバポレー
ターで濃縮した。このものも蒸溜は行わなかったが、ガ
スクロマトグラフィーによる分析では主成分が91%以
上のピークを示した。” F−nmr(δ、 CFCl
2)は58.5ppm 、 83.4及び113〜12
8ppmに各々CF3基、CF2基に対応するシグナル
が相対強度3:12の比で認められた。
了後、放冷し、多量のクロロホルムに熔解させ、洗浄液
が着色しなくなるまで、0.5N水酸化ナトリウム水溶
液で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、エバポレー
ターで濃縮した。このものも蒸溜は行わなかったが、ガ
スクロマトグラフィーによる分析では主成分が91%以
上のピークを示した。” F−nmr(δ、 CFCl
2)は58.5ppm 、 83.4及び113〜12
8ppmに各々CF3基、CF2基に対応するシグナル
が相対強度3:12の比で認められた。
また、赤外線吸収スペクトルで3410cm−1にOH
基。
基。
に、1640cm’に二重結合に、1250−1000
cm−’付近にブロードなCF2基に起因する吸収が認
められた。
cm−’付近にブロードなCF2基に起因する吸収が認
められた。
以上の結果より、このものは表示の構造をもつ化合物T
QIであることを確認した。
QIであることを確認した。
手続補正書(自船
昭和59年10月261ヨ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基、少なく
とも一つの親水性基、および重合に関与する少なくとも
1種類の官能基を有するペルフルオロ(アルコキシアル
キル)基をもつモノマーを主成分として調製されてなる
ことを特徴とする700から20000の数平均分子量
を有する酸素透過性を有するフッ素含有ポリマー。 (2)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基が炭素数
5〜15である特許請求の範囲第(1)項記載のフッ素
含有ポリマー。 (3)親水性基がOH基である特許請求の範囲第(1)
項記載のフッ素含有ポリマー。 (4)重合に関与する官能基がメタクリル基である特許
請求の範囲第(1)項記載のフッ素含有ポリマ(5)ペ
ルフルオロ(アルコキシアルキル)基をもつモノマーが
一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、mは0又は1を、nは1〜7の整数を、lは1
〜5の整数を示す) で表わされる化合物(I)である特許請求の範囲第(1
)項記載のフッ素含有ポリマー。 (6)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基をもつモ
ノマーに加えて、フッ素含有メタクリレート、親水性モ
ノマー、シリコン含有モノマー、メタクリル基含有モノ
マーならびに重合可能な官能基を2つ以上有するモノマ
ーから選ばれる少なくとも1つのモノマーを用いて共重
合させてなることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
項記載のフッ素含有ポリマー。 (7)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基をもつモ
ノマー30〜100重量%、フッ素含有メタクリレート
10〜40重量%、親水性モノマーまたはシリコン含有
モノマー5〜15重量%、メタクリル基含有モノマー5
〜50重量%、並びに重合可能な官能基を2つ以上有す
るモノマー0.1〜5重量%を共重合させてなる特許請
求の範囲第(6)項記載のフッ素含有ポリマー。 (8)フッ素含有メタクリレートがトリフルオロエチル
メタクリレート、1H、1H−ヘプタフルオロブチルメ
タクリレート、1H、1H、5H−オクタフルオロペン
チルメタクリレート、あるいは1H、1H、11H−エ
イコサフルオロウンデシルメタクリレートである特許請
求の範囲第(6)項または(7)項記載のフッ素含有ポ
リマー。 (9)シリコン含有モノマーが3−(メタクリルオキシ
)プロピルトリメトキシシラン、3−(メタクリルオキ
シ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン
、あるいは3−(メタクリルオキシ)プロピルジトキシ
メチルシランである特許請求の範囲第(6)項または(
7)項記載のフッ素含有ポリマー。 (10)親水性モノマーがエチレングリコールモノメタ
クリレート、ジエチレングリコールモノメタクリレート
、トリエチレングリコールモノメタクリレート、N−ビ
ニルピロリドン、あるいはジメチルアクリルアミドであ
る特許請求の範囲第(6)項または(7)項記載のフッ
素含有ポリマー。 (11)メタクリル基含有モノマーがメチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、またはベンジルメタクリ
レートである特許請求の範囲第(6)項または(7)項
記載のフッ素含有ポリマー。 (12)重合可能な官能基を2つ以上有するモノマーが
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリ
コールジメタクリレート、アリルメタクリレート、ジア
リルフタレート、またはトリメチロールプロパントリメ
タクリレートである特許請求の範囲第(6)項または(
7)項記載のフッ素含有ポリマー。 (13)重合がベンゾイルペルオキシド、t−ブチルペ
ルオキシド、アゾビスイソブチロニトリル及びアゾビス
ジメチルバレロニトリルよりなる群から選ばれる少なく
とも1種類のラジカル重合開始剤を重合用モノマー10
0重量%に対して0.05〜0.1重量%の割合で使用
して行われてなる特許請求の範囲第(1)〜(12)項
のいずれかに記載のフッ素含有ポリマー。 (14)酸素透過係数3×10−10〜25.2×10
^−^1^0cc.cm/cm^2.sec.cmHg
、その板状成形物の屈折率1.35〜1.52、ビッカ
ース硬度No.4〜25である特許請求の範囲第(1)
〜(13)項のいずれかに記載のフッ素含有ポリマー。 (15)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基、少な
くとも一つの親水性基、および重合に関与する少なくと
も1種類の官能基を有するペルフルオロ(アルコキシア
ルキル)基をもつモノマーを主成分として調製されてな
ることを特徴とする700から20000の数平均分子
量を有する酸素透過性を有するフッ素含有ポリマーより
なる医療用酸素透過体。 (16)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基が炭素
数5〜15であるフッ素含有ポリマーよりなる特許請求
の範囲第(15)項記載の医療用酸素透過体。 (17)親水性基がOH基であるフッ素含有ポリマーよ
りなる特許請求の範囲第(15)項記載の医療用酸素透
過体。 (18)重合に関与する官能基がメタクリル基であるフ
ッ素含有ポリマーよりなる特許請求の範囲第(15)項
記載の医療用酸素透過体。 (19)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基をもつ
モノマーが一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、mは0又は1を、nは1〜7の整数を、lは1
〜5の整数を示す) で表わされる化合物(I)であるフッ素含有ポリマーよ
りなる特許請求の範囲第(15)項記載の医療用酸素透
過体。 (20)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基をもつ
モノマーに加えて、フッ素含有メタクリレート、親水性
モノマー、シリコン含有モノマー、メタクリル基含有モ
ノマーならびに重合可能な官能基を2つ以上有するモノ
マーから選ばれる少なくとも1つのモノマーを用いて共
重合させてなることを特徴とするフッ素含有ポリマーよ
りなる特許請求の範囲第(15)項記載の医療用酸素透
過体。 (21)ペルフルオロ(アルコキシアルキル)基をもつ
モノマー30〜100重量%、フッ素含有メタクリレー
ト10〜40重量%、親水性モノマー又はシリコン含有
モノマー5〜15重量%、メタクリル基含有モノマー5
〜50重量%、並びに重合可能な官能基を2つ以上有す
るモノマー0.1〜5重量%を共重合してなるフッ素含
有ポリマーよりなる特許請求の範囲第(20)項記載の
医療用酸素透過体。 (22)フッ素含有メタクリレートがトリフルオロエチ
ルメタクリレート、1H、1H−ヘプタフルオロブチル
メタクリレート、1H、1H、5H−オクタフルオロペ
ンチルメタクリレート、あるいは1H、1H、11H−
エイコサフルオロウンデシルメタクリレートであるフッ
素含有ポリマーよりなる特許請求の範囲第(20)項ま
たは(21)項記載の医療用酸素透過体。 (23)シリコン含有モノマーが3−(メタクリルオキ
シ)プロピルトリメトキシシラン、3−(メタクリルオ
キシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラ
ンあるいは3−(メタクリルオキシ)プロピルジメトキ
シメチルシランであるフッ素含有ポリマーよりなる特許
請求の範囲第(20)項または(21)項記載の医療用
酸素透過体。 (24)親水性モノマーがエチレングリコールモノメタ
クリレート、ジエチレングリコールモノメタクリレート
、トリエチレングリコールモノメタクリレート、N−ビ
ニルピロリドン、あるいはジメチルアクリルアミドであ
るフッ素含有ポリマーよりなる特許請求の範囲第(20
)項または(21)項記載の医療用酸素透過体。 (25)メタクリル基含有モノマーがメチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、またはベンジルメタクリ
レートであるフッ素含有ポリマーよりなる特許請求の範
囲第(20)項または(21)項記載の医療用酸素透過
体。 (26)重合可能な官能基を2つ以上有するモノマーが
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリ
コールジメタクリレート、アリルメタクリレート、ジア
リルフタレート、またはトリメチロールプロパントリメ
タクリレートであるフッ素含有ポリマーよりなる特許請
求の範囲第(20)項または(21)項記載の医療用酸
素透過体。 (27)重合がベンゾイルペルオキシド、t−ブチルペ
ルオキシド、アゾビスイソブチロニトリル及びアゾビス
ジメチルバレロニトリルよりなる群から選ばれる少なく
とも1種類のラジカル重合開始剤を重合用モノマー10
0重量%に対して0.05〜0.1重量%の割合で使用
して行われてなるフッ素含有ポリマーよりなる特許請求
の範囲第(15)〜(26)項のいずれかに記載の医療
用酸素透過体。 (28)酸素透過係数3×10^−^1^0〜25.2
×10^−^1^0cc.cm/cm^2.sec.c
mHg、その板状成形物の屈折率1.35〜1.52、
ビッカース硬度No.4〜25であるフッ素含有ポリマ
ーよりなる特許請求の範囲第(15)〜(27)項のい
ずれかに記載の医療用酸素透過体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19618784A JPS6173706A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | フツ素含有ポリマ−および医療用酸素透過体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19618784A JPS6173706A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | フツ素含有ポリマ−および医療用酸素透過体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173706A true JPS6173706A (ja) | 1986-04-15 |
Family
ID=16353637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19618784A Pending JPS6173706A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | フツ素含有ポリマ−および医療用酸素透過体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6173706A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4832712A (en) * | 1986-11-05 | 1989-05-23 | Daikin Industries, Ltd. | Gas separating membrane |
JPH02269106A (ja) * | 1989-04-10 | 1990-11-02 | Kureha Chem Ind Co Ltd | コンタクトレンズ材料 |
JP2000169526A (ja) * | 1998-09-29 | 2000-06-20 | Nof Corp | 重合性単量体組成物、共重合体およびコンタクトレンズ |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP19618784A patent/JPS6173706A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4832712A (en) * | 1986-11-05 | 1989-05-23 | Daikin Industries, Ltd. | Gas separating membrane |
JPH02269106A (ja) * | 1989-04-10 | 1990-11-02 | Kureha Chem Ind Co Ltd | コンタクトレンズ材料 |
JPH07104501B2 (ja) * | 1989-04-10 | 1995-11-13 | 呉羽化学工業株式会社 | コンタクトレンズ材料 |
JP2000169526A (ja) * | 1998-09-29 | 2000-06-20 | Nof Corp | 重合性単量体組成物、共重合体およびコンタクトレンズ |
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