JPS61123609A - フツ素含有ポリマ−および医用酸素透過体 - Google Patents
フツ素含有ポリマ−および医用酸素透過体Info
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- JPS61123609A JPS61123609A JP24644084A JP24644084A JPS61123609A JP S61123609 A JPS61123609 A JP S61123609A JP 24644084 A JP24644084 A JP 24644084A JP 24644084 A JP24644084 A JP 24644084A JP S61123609 A JPS61123609 A JP S61123609A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はf11素透過性を有するフッ素含有ポリマーお
よび当該ポリマーよりなる医用酸素透過体に関する。
よび当該ポリマーよりなる医用酸素透過体に関する。
生物組織に対して継続的に酸素を付与したい場合に物理
的攪拌などを伴う酸素負荷に対して不安定な生物学的液
体(例、面液)によらずに、酸素の付4が可能な医用酸
素透過体が使用されることがあるが、本発明はかかる酸
素透過体製造用のフッ素含有ポリマーおよび当該ポリマ
ーよりなる医用酸素透過体に関する。
的攪拌などを伴う酸素負荷に対して不安定な生物学的液
体(例、面液)によらずに、酸素の付4が可能な医用酸
素透過体が使用されることがあるが、本発明はかかる酸
素透過体製造用のフッ素含有ポリマーおよび当該ポリマ
ーよりなる医用酸素透過体に関する。
さらに詳しくは、ハードコンタクトレンズ(HCL)の
ような暉科4オ料などの酸素透過体の製造原料として有
用な酸素透過性を有するフッ素含有ポリマーおよび当該
ポリマーよりなる医用酸素透過体に関する。
ような暉科4オ料などの酸素透過体の製造原料として有
用な酸素透過性を有するフッ素含有ポリマーおよび当該
ポリマーよりなる医用酸素透過体に関する。
従来、HCL等の材料としては、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)がその優れた光学的性質、化学的性質
、物理的強度、機械的加工性のために広く利用されてき
た。
ート(PMMA)がその優れた光学的性質、化学的性質
、物理的強度、機械的加工性のために広く利用されてき
た。
ところで、角膜は無血管組織であるから、その呼吸代謝
に必要な酸素は目を閉じている時は眼瞼粘膜の血管や房
水からの拡散により得られているが、眼を開いている時
は大気中から取り入れている。そのため、HCLを装着
することは酸素のバリヤーを形成することになり、充血
、浮腫およびその他の角l1lR害を生じることがある
。この角膜に必要な酸素量は3.5〜4.8 sj (
STP ) / cd、hrとされている。
に必要な酸素は目を閉じている時は眼瞼粘膜の血管や房
水からの拡散により得られているが、眼を開いている時
は大気中から取り入れている。そのため、HCLを装着
することは酸素のバリヤーを形成することになり、充血
、浮腫およびその他の角l1lR害を生じることがある
。この角膜に必要な酸素量は3.5〜4.8 sj (
STP ) / cd、hrとされている。
従来のPMMA系HCLは、この酸:S透過性が非常に
小さいため、HCLも小さいものしか装着できず、その
ため目に対する異物感も大きく、酸素透過性の大きなH
CL等の酸素透過体の開発が望まれていた。そうした中
で近年、メタクリル酸エステルのエステル部分にシロキ
サン結合を導入し、酸S透過性を向上させたシリコーン
メタクリレート系HCL (特公昭52−33502)
、酢酪酸セルロース(CAB)を主体とした酸素透過
性HCLおよびフッ素含有メタクリレートを使用した酸
素透過性HCL (特開昭57−51705)が開示さ
れている。特公昭52−33502に開示されているシ
リコーンメタクリレート系HCLは、一般に従来のPM
MA系HCLに比べて数十倍〜数百倍の酸11.透過性
を有しているが、硬度や親水性に劣るので脂質等による
汚れが付着しやすいという欠点を有している。
小さいため、HCLも小さいものしか装着できず、その
ため目に対する異物感も大きく、酸素透過性の大きなH
CL等の酸素透過体の開発が望まれていた。そうした中
で近年、メタクリル酸エステルのエステル部分にシロキ
サン結合を導入し、酸S透過性を向上させたシリコーン
メタクリレート系HCL (特公昭52−33502)
、酢酪酸セルロース(CAB)を主体とした酸素透過
性HCLおよびフッ素含有メタクリレートを使用した酸
素透過性HCL (特開昭57−51705)が開示さ
れている。特公昭52−33502に開示されているシ
リコーンメタクリレート系HCLは、一般に従来のPM
MA系HCLに比べて数十倍〜数百倍の酸11.透過性
を有しているが、硬度や親水性に劣るので脂質等による
汚れが付着しやすいという欠点を有している。
そのため、一般的にはメチルメタクリレート(MMA)
との共重合体の形をとるが、シリコーンメタクリレート
の割合が多くなると酸S透過性は向上するが、上記のよ
うな欠点が顕著になって(る、また水ぬれ性が悪いこと
から表面に親水性を失い、再び親水性処理を行わなけれ
ばならないことが多い。
との共重合体の形をとるが、シリコーンメタクリレート
の割合が多くなると酸S透過性は向上するが、上記のよ
うな欠点が顕著になって(る、また水ぬれ性が悪いこと
から表面に親水性を失い、再び親水性処理を行わなけれ
ばならないことが多い。
これに対し、フッ素含有ポリマーは耐食性があり、汚れ
に<<、酸素や二酸化炭素の透過性も大きく、この性質
を利用してフッ素含有モノマーの共重合体から酸素透過
性の高いHCLを製造できることが既に見出されている
が、さらに酸素透過性、耐紫外線性、表面硬度、親水性
、防汚性の優れた、さらにはl!等に装着した場合に異
物感のない[(OLなどの医療用酸素透過体、およびか
かる酸素透過体製造用のポリマーが待望されている。
に<<、酸素や二酸化炭素の透過性も大きく、この性質
を利用してフッ素含有モノマーの共重合体から酸素透過
性の高いHCLを製造できることが既に見出されている
が、さらに酸素透過性、耐紫外線性、表面硬度、親水性
、防汚性の優れた、さらにはl!等に装着した場合に異
物感のない[(OLなどの医療用酸素透過体、およびか
かる酸素透過体製造用のポリマーが待望されている。
本発明の目的は、all素通過性耐紫外線性、表面硬度
、親水性、防汚性などの優れた、さらには眼等に装着し
た場合に異物感のないHCLなどの医用酸素透過体を提
供することである。 ゛本発明の他の目的は、前記酸
素透過体製造用として有用なフッ素含有ポリマーを提供
することである。
、親水性、防汚性などの優れた、さらには眼等に装着し
た場合に異物感のないHCLなどの医用酸素透過体を提
供することである。 ゛本発明の他の目的は、前記酸
素透過体製造用として有用なフッ素含有ポリマーを提供
することである。
本発明者は、
■ 一般式
〔式中、A及びBはそれぞれフッ素原子又は低級ペルフ
ルオロアルキル基を、m及びnはそれぞれO又は1を、
Xは一般式 (但し、lは1〜8の整数を示す) で表わされる基、又は一般式 (但し、D及びEはそれぞれフッ素原子又は低級ペルフ
ルオロアルキル基を、p及びrはそれぞれ1〜7の整数
を、lは前記と同意義) で表わされる基を示す〕 で表わされるモノマー(1)にて調製されてなる数平均
分子量1000から80000の酸素透過性を有するフ
ッ素含有ポリマー。
ルオロアルキル基を、m及びnはそれぞれO又は1を、
Xは一般式 (但し、lは1〜8の整数を示す) で表わされる基、又は一般式 (但し、D及びEはそれぞれフッ素原子又は低級ペルフ
ルオロアルキル基を、p及びrはそれぞれ1〜7の整数
を、lは前記と同意義) で表わされる基を示す〕 で表わされるモノマー(1)にて調製されてなる数平均
分子量1000から80000の酸素透過性を有するフ
ッ素含有ポリマー。
■ 当該フッ素含有ポリマーよりなる医用酸素透過体に
関するものである。
関するものである。
本明細書において、低級ペルフルオロアルキル基におけ
る低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、n
−プロピル、n−ブチルなどの炭素数1〜4のものが例
示される。p及びrはそれぞれ1〜7の整数を示すが、
好ましくはpとrとの和が2〜1Gである。
る低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、n
−プロピル、n−ブチルなどの炭素数1〜4のものが例
示される。p及びrはそれぞれ1〜7の整数を示すが、
好ましくはpとrとの和が2〜1Gである。
本発明ポリマーの主成分であるモノマー(1)としでは
、例えば次の如きものが例示される。
、例えば次の如きものが例示される。
分子量−720%ノ?−(I)
分子1t−866モノマー(2)
分子量−2202モノマー(3)
本発明ポリマーは、上記モノマーB)11独の重合物で
もよいが、更に親水性モノマー、シリコン含をモノマー
、メタクリル基含有モノマーならびに重合可能な官能基
を2つ以上有するモノマーから選ばれる少なくとも1つ
のモノマーを用いて共重合させてなるものであることが
好ましい。
もよいが、更に親水性モノマー、シリコン含をモノマー
、メタクリル基含有モノマーならびに重合可能な官能基
を2つ以上有するモノマーから選ばれる少なくとも1つ
のモノマーを用いて共重合させてなるものであることが
好ましい。
共重合化に用いられる親木性モノマーとしては、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルモノメタクリレート、グリセリルメタクリレート、N
−ビニルピロリドン、メタクリル酸及びジメチルアクリ
ルアミド等が挙げられる。親水性モノマーの導入により
、得られるポリマーの親水性を改善し、体液成分との相
互作用を抑えることができる。即ち、溶血等を抑える。
ドロキシエチルメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルモノメタクリレート、グリセリルメタクリレート、N
−ビニルピロリドン、メタクリル酸及びジメチルアクリ
ルアミド等が挙げられる。親水性モノマーの導入により
、得られるポリマーの親水性を改善し、体液成分との相
互作用を抑えることができる。即ち、溶血等を抑える。
シリコン含有モノマーとしては、3−(メタクリルオキ
シ)プロピルトリメトキシシラン、3−(メタクリルオ
キシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラ
ンおよび3−(メタクリルオキシ)プロピルジメトキシ
メチルシラン等が挙げられる。
シ)プロピルトリメトキシシラン、3−(メタクリルオ
キシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラ
ンおよび3−(メタクリルオキシ)プロピルジメトキシ
メチルシラン等が挙げられる。
メタクリル基含有モノマーとしては、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレートなどの低級アルキルメタク
リレート、ベンジルメタクリレートのアラルキルメタク
リレート等が挙げられる。
ート、エチルメタクリレートなどの低級アルキルメタク
リレート、ベンジルメタクリレートのアラルキルメタク
リレート等が挙げられる。
重合可能な官能基を2つ以上有するメタクリル酸誘導体
モノマーとしては、エチレングリコールジメタクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリ
コールジメタクリレート、アリルメタクリレート、ジア
リルフタレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レートおよびペンタエリスリトールテトラメタクリレー
ト等が挙げられる。
モノマーとしては、エチレングリコールジメタクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリ
コールジメタクリレート、アリルメタクリレート、ジア
リルフタレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レートおよびペンタエリスリトールテトラメタクリレー
ト等が挙げられる。
本発明のポリマーは、前記モノマー(I)を単独で重合
せしめることによって、または当該モノマーを上述した
共重合化に用いられるモノマーと゛共重合せしめること
によって製造される。
せしめることによって、または当該モノマーを上述した
共重合化に用いられるモノマーと゛共重合せしめること
によって製造される。
共重合化をする場合の各モノマーの混合比としては、モ
ノマー口)5〜60重量%、親木性単量体5〜10重量
%、シリコン含有モノマー20〜55重量%、重合可能
な官能基を2つ以上有するメタクリル酸誘導体モノマー
1〜10重量%の組み合わせが好適なものとして例示さ
れる。
ノマー口)5〜60重量%、親木性単量体5〜10重量
%、シリコン含有モノマー20〜55重量%、重合可能
な官能基を2つ以上有するメタクリル酸誘導体モノマー
1〜10重量%の組み合わせが好適なものとして例示さ
れる。
共重合の際に用いられる重合開始剤としては、ベンゾイ
ルペルオキシド、t−ブチルペルオキシド、アゾビスイ
ソブチロニトリルあるいはアゾビスジメチルバレロニト
リル等のラジカル重合開始剤が例示される。
ルペルオキシド、t−ブチルペルオキシド、アゾビスイ
ソブチロニトリルあるいはアゾビスジメチルバレロニト
リル等のラジカル重合開始剤が例示される。
1合に際して、ラジカル重合開始剤を、上記重合用単量
体総量100重量%に対して、0.01〜165重量%
の割合で混合使用する。また、各モノマーをドライアイ
ス−アセトン浴に浸漬し、凍結させ、約1wHgで数分
間説気し、真空下で融解させ、再び凍結して税気すると
いう操作を数回繰り返した後、真空下で50〜110℃
、12〜98時間、そしてより好ましくは、減圧下にて
重合処理を数回繰り返す、具体的には、まず50℃で6
時間、次いで70℃で8時間、さらに90℃で5時間、
最後に減圧下(約1mHg)110℃で3時間加熱する
ことにより重合を行うCとができる。
体総量100重量%に対して、0.01〜165重量%
の割合で混合使用する。また、各モノマーをドライアイ
ス−アセトン浴に浸漬し、凍結させ、約1wHgで数分
間説気し、真空下で融解させ、再び凍結して税気すると
いう操作を数回繰り返した後、真空下で50〜110℃
、12〜98時間、そしてより好ましくは、減圧下にて
重合処理を数回繰り返す、具体的には、まず50℃で6
時間、次いで70℃で8時間、さらに90℃で5時間、
最後に減圧下(約1mHg)110℃で3時間加熱する
ことにより重合を行うCとができる。
こうして得られるポリマーは、高度な架橋構造を有して
おり、酸s透過性にも富む、このポリマ−ノ性質トシテ
は、分子量1000〜80000 、al、!透過係数
3〜8 0 X 1 G −” cc、cm/
cd、ssc、−mHg 。
おり、酸s透過性にも富む、このポリマ−ノ性質トシテ
は、分子量1000〜80000 、al、!透過係数
3〜8 0 X 1 G −” cc、cm/
cd、ssc、−mHg 。
屈折率1.35〜1.52、ビッカース硬度−4〜25
が示される。
が示される。
本発明における原料モノマー口)は、たとえば次のよう
にして製造される。
にして製造される。
即ち、含フツ素メタクリル酸エステル(Hは、例えば次
のようにして製造される。テトラフルオロエチレンオキ
サイドやヘキサフルオロプロピレンオキサイドは、ジベ
ルフルオロアシルフルオロライド、例えば、FCO(C
Fz)ncOFなどとフッ素アニオンの存在下、ペルフ
ルオロポリエーテルil+を生成するが、これをヨウ化
物(2)とし、アリルアセテートと反応させ、エポキシ
ド基をもつ化合物(31に導くことは周知の通りである
〔例えば、J、 Org、 Chew、、 27
. 3033 (1962) ) 。
のようにして製造される。テトラフルオロエチレンオキ
サイドやヘキサフルオロプロピレンオキサイドは、ジベ
ルフルオロアシルフルオロライド、例えば、FCO(C
Fz)ncOFなどとフッ素アニオンの存在下、ペルフ
ルオロポリエーテルil+を生成するが、これをヨウ化
物(2)とし、アリルアセテートと反応させ、エポキシ
ド基をもつ化合物(31に導くことは周知の通りである
〔例えば、J、 Org、 Chew、、 27
. 3033 (1962) ) 。
l CH2=Cl1CII20^C
八 B
(上記式中、A、BおよびXは前記と同意義)更に、ジ
エポキシド(31をやや過量のメタクリル酸の反応性誘
導体、例えば、メタクリル酸ハライド(例、メタクリル
酸クロリド)あるいはエチレングリコールモノメタクリ
レートとアルカリ (IFIIえば、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、トリエチルアミンなど)で処理する
と、目的とする含フツ素メタクリル酸エステル日→が得
られる。
エポキシド(31をやや過量のメタクリル酸の反応性誘
導体、例えば、メタクリル酸ハライド(例、メタクリル
酸クロリド)あるいはエチレングリコールモノメタクリ
レートとアルカリ (IFIIえば、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、トリエチルアミンなど)で処理する
と、目的とする含フツ素メタクリル酸エステル日→が得
られる。
本発明のモノマー(1)よりなるポリマーは、酸素透過
性、親水性、ぬれ性に優れたポリマーであり、成形、機
械的加工も容易である。
性、親水性、ぬれ性に優れたポリマーであり、成形、機
械的加工も容易である。
当該ポリマーは、医用酸lA透過体(例えばHLC等の
眼科領域の酸素透過体)として有用である。
眼科領域の酸素透過体)として有用である。
当該ポリマーからの医用酸素透過体、就中HLCの製造
は、公知の手段にて加工、成形することによって行われ
る。
は、公知の手段にて加工、成形することによって行われ
る。
実施例1
モノマー(3)(par−8)、部ち、一般式1.5g
、3−(メタクリルオキシ)プロピルビス(トリメチル
シロキシ)メチルシラン0.6g、メチルメタクリレー
ト1.7g、ベンジルメタクリレート0.2g、エチレ
ングリコールジメタクリレート0.2g、アゾビスイソ
ブチロニトリル20mgを充分混合した後、ドライフイ
スーアセトン浴につけ凍結させ、5分間真空ポンプを用
いて約1 tallgで脱気し、試験管内が真空の状態
で常温にもどし、融解させた。気泡が生じなくなるまで
4回凍結、脱気、融解を繰り返した。真空下で溶封し、
50℃で24時間、70℃で5時間、90℃で8時間加
熱した。生成したポリマーを約1 fit(g、約10
0℃で24時間減圧乾燥し、微黄色透明な機材を得た。
、3−(メタクリルオキシ)プロピルビス(トリメチル
シロキシ)メチルシラン0.6g、メチルメタクリレー
ト1.7g、ベンジルメタクリレート0.2g、エチレ
ングリコールジメタクリレート0.2g、アゾビスイソ
ブチロニトリル20mgを充分混合した後、ドライフイ
スーアセトン浴につけ凍結させ、5分間真空ポンプを用
いて約1 tallgで脱気し、試験管内が真空の状態
で常温にもどし、融解させた。気泡が生じなくなるまで
4回凍結、脱気、融解を繰り返した。真空下で溶封し、
50℃で24時間、70℃で5時間、90℃で8時間加
熱した。生成したポリマーを約1 fit(g、約10
0℃で24時間減圧乾燥し、微黄色透明な機材を得た。
ヴイッカース硬度は13、酸素透過係数は16xto−
10cc、cs/d、sec、m重量gであった。この
機材を用いてHCLを調製した。
10cc、cs/d、sec、m重量gであった。この
機材を用いてHCLを調製した。
実施例2
モノマー(1)、即ち、一般式
%式%(
キシ)メチルシラン0.9g、メタクリル酸メチル1.
4g、アリルメタクリレート0.2g、及びアゾビスジ
メチルバレロニトリル27−gをよ(混合した後、実施
例1と同様に処理し、無色透明な機材を得た。このもの
は、酸素透過係数ttxto−11cc、c+m /c
d、aec、mmHg 、ヴイ7カース硬度−13,0
であった。この機材をHCLに加工した。
4g、アリルメタクリレート0.2g、及びアゾビスジ
メチルバレロニトリル27−gをよ(混合した後、実施
例1と同様に処理し、無色透明な機材を得た。このもの
は、酸素透過係数ttxto−11cc、c+m /c
d、aec、mmHg 、ヴイ7カース硬度−13,0
であった。この機材をHCLに加工した。
実施例3
モノマー(2)、叩ち、一般式
%式%0
g、3− (メタクリルオキシ)プロピルビス(トリメ
チルシロキシ)メチルシラン0.7g、エチレングリコ
ールジメタクリレー) 0.2 gおよびアゾビスイソ
ブチロニトリル20mgをよく混合した後、実a例1と
同様に処理し、わずかに黄味がかった透明な機材を得た
。酸素透過係数は18.3 X 10’1cc、cs+
/d、sec、mmHg sヴイッカース硬度Na1
1.3であった。このものを機材として利用した。
チルシロキシ)メチルシラン0.7g、エチレングリコ
ールジメタクリレー) 0.2 gおよびアゾビスイソ
ブチロニトリル20mgをよく混合した後、実a例1と
同様に処理し、わずかに黄味がかった透明な機材を得た
。酸素透過係数は18.3 X 10’1cc、cs+
/d、sec、mmHg sヴイッカース硬度Na1
1.3であった。このものを機材として利用した。
手続補正書(自船
昭和60年1月2乙日
Claims (18)
- (1)一般式▲数式、化学式、表等があります▼( I
) 〔式中、A及びBはそれぞれフッ素原子又は低級ペルフ
ルオロアルキル基を、m及びnはそれぞれ0又は1を、
Xは一般式 −(CF_2)_l− (但し、lは1〜8の整数を示す) で表わされる基、又は一般式▲数式、化学式、表等があ
ります▼ (但し、D及びEはそれぞれフッ素原子又は低級ペルフ
ルオロアルキル基を、p及びrはそれぞれ1〜7の整数
を、lは前記と同意義) で表わされる基を示す〕 で表わされるモノマー( I )にて調製されてなる数平
均分子量1000〜80000の酸素透過性を有するフ
ッ素含有ポリマー。 - (2)モノマー( I )に加えて、親水性モノマー、シ
リコン含有モノマー、メタクリル基含有モノマーならび
に重合可能な官能基を2つ以上有するモノマーから選ば
れる少なくとも1つのモノマーを用いて共重合させてな
ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のフ
ッ素含有ポリマー。 - (3)モノマー( I )5〜60重量%、親水性単量体
5〜10重量%、シリコン含有モノマー20〜55重量
%、メタクリル酸メチルまたはエチル0〜35重量%、
重合可能な官能基を2つ以上有するメタクリル酸誘導体
モノマー1〜10重量%を共重合させてなる特許請求の
範囲第(2)項記載のフッ素含有ポリマー。 - (4)親水性単量体が2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールモノメタクリレート、グ
リセリルメタクリレート、N−ビニルピロリドン、メタ
クリル酸及びジメチルアクリルアミドよりなる群から選
ばれる少なくとも1種である特許請求の範囲第(2)ま
たは(3)項記載のフッ素含有ポリマー。 - (5)シリコン含有モノマーが、3−(メタクリルオキ
シ)プロピルトリメトキシシラン、3−(メタクリルオ
キシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラ
ンおよび3−(メタクリルオキシ)プロピルジメトキシ
メチルシランよりなる群から選ばれる少なくとも1種で
ある特許請求の範囲第(2)または(3)項記載のフッ
素含有ポリマー。 - (6)メタクリル基含有モノマーがアルキルメタクリレ
ートまたはアラルキルメタクリレートである特許請求の
範囲第(2)または(3)項記載のフッ素含有ポリマー
。 - (7)重合可能な官能基を2つ以上有するメタクリル酸
誘導体モノマーがエチレングリコールジメタクリレート
、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレ
ングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコ
ールジメタクリレート、アリルメタクリレート、ジアリ
ルフタレート、トリメチロールプロパントリメタクリレ
ートおよびペンタエリスリトールテトラメタクリレート
から選ばれる少なくとも1種である特許請求の範囲第(
2)または(3)項記載のフッ素含有ポリマー。 - (8)重合がラジカル重合開始剤を重合用モノマー10
0重量%に対して0.01〜1.5重量%の割合で使用
して行われてなる特許請求の範囲第(1)〜(7)項の
いずれかに記載のフッ素含有ポリマー。 - (9)酸素透過係数3×100^−^1^1〜80×1
0^−^1^1cc.cm/cm^2.sec.mmH
g、その板状成形物の屈折率1.35〜1.52、ビッ
カース硬度No.4〜25である特許請求の範囲第(1
)〜(9)項のいずれかに記載のフッ素含有ポリマー。 - (10)特許請求の範囲第(1)項記載のモノマー(
I )にて調製されてなる数平均分子量1000〜800
00の酸素透過性を有するフッ素含有ポリマーよりなる
医用酸素透過体。 - (11)モノマー( I )に加えて、フッ素含有メタク
リレート、親水性モノマー、シリコン含有モノマー、メ
タクリル基含有モノマーならびに重合可能な官能基を2
つ以上有するモノマーから選ばれる少なくとも1つのモ
ノマーを用いて共重合させてなるフッ素含有ポリマーよ
りなることを特徴とする特許請求の範囲第(10)項記
載の医用酸素透過体。 - (12)モノマー( I )5〜60重量%、親水性単量
体5〜10重量%、シリコン含有モノマー20〜55重
量%、メタクリル酸メチルまたはエチルを0〜35重量
%、重合可能な官能基を2つ以上有するメタクリル酸誘
導体モノマー1〜10重量%を共重合させてなるフッ素
含有ポリマーよりなることを特徴とする特許請求の範囲
第(11)項記載の医用酸素透過体。 - (13)シリコン含有モノマーが、3−(メタクリルオ
キシ)プロピルトリメトキシシラン、3−(メタクリル
オキシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシ
ランあるいは3−(メタクリルオキシ)プロピルジメト
キシメチルシランであるフッ素含有ポリマーよりなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(11)または(12
)項記載の医用酸素透過体。 - (14)親水性単量体が2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、ポリエチレングリコールモノメタクリレート、
グリセリルメタクリレート、N−ビニルピロリドン、メ
タクリル酸及びジメチルアクリルアミドよりなる群から
選ばれる少なくとも1種であるフッ素含有ポリマーより
なることを特徴とする特許請求の範囲第(10)または
(11)項記載の医用酸素透過体。 - (15)メタクリル基含有モノマーがアルキルメタクリ
レートまたはアラルキルメタクリレートであるフッ素含
有ポリマーよりなることを特徴とする特許請求の範囲第
(10)または(11)項記載の医用酸素透過体。 - (16)重合可能な官能基を2つ以上有するメタクリル
酸誘導体モノマーがエチレングリコールジメタクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリ
コールジメタクリレート、アリルメタクリレート、ジア
リルフタレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レートおよびペンタエリスリトールテトラメタクリレー
トから選ばれる少なくとも1種であるであるフッ素含有
ポリマーよりなることを特徴とする特許請求の範囲第(
10)または(11)項記載の医用酸素透過体。 - (17)重合がラジカル重合開始剤を重合用モノマー1
00重量%に対して0.01〜1.5重量%の割合で使
用して行われてなるフッ素含有ポリマーよりなることを
特徴とする特許請求の範囲第(10)〜(16)項のい
ずれかに記載の医用酸素透過体。 - (18)酸素透過係数3×10^−^1^1〜80×1
0^−^1^1cc.cm/cm^2.sec.mmH
g、その板状成形物の屈折率1.35〜1.52、ビッ
カース硬度No.4〜25であるフッ素含有ポリマーよ
りなることを特徴とする特許請求の範囲第(10)〜(
17)項のいずれかに記載の医用酸素透過体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24644084A JPS61123609A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | フツ素含有ポリマ−および医用酸素透過体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24644084A JPS61123609A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | フツ素含有ポリマ−および医用酸素透過体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61123609A true JPS61123609A (ja) | 1986-06-11 |
Family
ID=17148490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24644084A Pending JPS61123609A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | フツ素含有ポリマ−および医用酸素透過体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61123609A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1984-11-20 JP JP24644084A patent/JPS61123609A/ja active Pending
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