JPS6169432A - 延伸ポリアミドフイルム - Google Patents

延伸ポリアミドフイルム

Info

Publication number
JPS6169432A
JPS6169432A JP9729685A JP9729685A JPS6169432A JP S6169432 A JPS6169432 A JP S6169432A JP 9729685 A JP9729685 A JP 9729685A JP 9729685 A JP9729685 A JP 9729685A JP S6169432 A JPS6169432 A JP S6169432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyamide
film
nylon
stretched
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9729685A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsunami
松波 浩一
Kaoru Furukawa
薫 古川
Toshihiko Oota
太田 利彦
Tetsushi Murakami
哲史 村上
Hiroshi Nagai
博 永井
Kazuo Tamaoki
玉置 一男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP9729685A priority Critical patent/JPS6169432A/ja
Publication of JPS6169432A publication Critical patent/JPS6169432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐水性、耐湿性が改良され一方向に延伸された
脂肪族ポリアミドフィルムに関する。本発明はまた力学
的強度の改良された延伸ポリアミドフィルムの提供を目
的とする。
ナイロン6の延伸フィルムはよく知られており、そのす
ぐれた透明性、力学的性質、耐寒性、耐熱性、気体遮断
性、耐薬品性などを生かして食品包装分野を始めとする
種々の用途において広く使用されている。しかし延伸ナ
イロン6フィルムの短所の一つは耐水性、耐湿性が不十
分なことである。例えば水蒸気透過度が比較的大きいこ
とは包装用途においては短所となることが多い。また例
えば水中での強度が空気中より低いことや高湿雰囲気で
の酸素透過度が乾保杖態に比しはるかに高いことにみら
れるように、吸水または吸湿による物性の低下が大きい
。或はロールに巻いたフィルムが吸湿または脱湿によっ
て寸法変化を生し商品価値を損なうこともよく知られて
いる。さらにレトルト処理のような湿潤杖聾の高温の熱
処理によってフィルムの物性が低下したりすることも実
用上問題となっている。
上記の事情はナイロン66からなるフィルムについても
同様であり、いずれもそのイfするすくれた性能を損な
わずに耐水性、耐湿性を改良することが望まれている。
本発明者らはこの点について鋭意研究を重ねた結果、ナ
イロン6系ポリアミドまたはナイロン66系ポリアミド
にある特定の脂肪族ポリアミドを混合した樹脂よりなる
延伸フィルムが耐水性、耐湿性にすぐれていることを見
出し本発明に到達した。
本発明は (1)  ε−カプロアミド単位を分子鎖中に少なくと
も80%モル%以上含有するポリアミド(ナイロン6系
ポリアミドと略称することがある)又は/及ヒヘキサメ
チレンアノポアミド単位を少なくとも80モル%以上含
有するポリアミド(ナイロン66系ポリアミドと略称す
ることがある)(A成分ポリアミド50〜97重a%と
吸水率が1.0%以下の値を有する脂肪族系ポリアミド
(B成分ポリアミド)50〜3重量%とから成る重合体
混合物で形成され、一方向に延伸された厚み1〜500
μ、延伸方向の破断強度5kg/■■1以上のポリアミ
ドフィルムに関する。
本発明のA成分を構成するポリアミドはナイロン6、ナ
イロン6を主体とする共重合体(ナイロン6系ポリアミ
ド)またはナイロ766、ナイロン66を主体とする共
重合体(ナイロン66系ポリアミド)またはこれらの混
合物である。
一方B成分を構成する吸水率が1.0%以下の脂肪族系
ポリアミドの例としてはナイロン11、ナイロン12、
ナイロン69.+イロン810、+イロン612、及び
これらナイロンと他のナイロンとの共重合体があげられ
る。B成分のポリアミドの吸水率は1.0%以下である
ことが必要で、吸水率が1.0%を超えると本発明のフ
ィルムの耐水性、耐湿性が低下する。またこれらのポリ
アミドは脂肪族からなるアミド単位を70〜100モル
%含むものであり結晶性であっても非品性であってもよ
いが脂肪族アミド以外の成分の割合が多くなると脂肪族
ポリアミド延伸フィルムの特長である柔軟性、耐寒性、
耐ピンホール性が低下するので好ましくない。B成分ポ
リアミドの配合量は3重量%以下では耐水性、耐湿性の
改良が十分でなく、一方50重量%を超えて配合しても
より以上の効果の増大は乏しくなる。A成分ポリアミド
、B成分ポリアミドの分子量は通常1.5〜6.0の範
囲の相対粘度を有するものがよい。また、本発明のA成
分ポリアミド、B成分ポリアミドは極めて相溶性のよい
組合せであって一般に相溶性の゛良くない組合せにおい
てしばしばみられるような延伸操作により本質的に失透
したり破断したりすることはな(、透明性の極めてすぐ
れた延伸フィルムが得られる。さらにB成分ポリアミド
として特定のポリアミド例えばナイロン69、ナイロン
12、或はこれらの共重合体を使用した場合はナイロン
6、ナイロン66単独の場合に比しフィルムの延伸性が
改良され最高延伸比の上痒、逐次二足機械的強度のすぐ
れた延伸フィルムが得られる。
さらに本発明の目的を損なわない限りA成分ポリアミド
とB成分ポリアミドとの混合物に必要に応じて滑剤、酸
化防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、顔料、染料など
の添加剤或は他のポリマーなどを配合してもよい。
次に本発明のフィルムを製造する方法について述べる。
A成分ポリアミドとB成分ポリアミドとを混合する方法
は特に制限はないが通常はA成分ポリアミド、B成分ポ
リアミドの粉末又はチップを固態状で混合した後溶融押
出機などを用いて加熱溶融することによって均一に混合
した組成物を得ることができる。本発明のフィルムは上
記混合ポリアミド樹脂から先ず未延伸フィルムを作成し
これをフィルム面に沿って一方向に延伸して作られる。
未延伸フィルムは通常A成分ポリアミドとB成分ポリア
ミドとからなる重合体混合物を押出機を用いて加熱溶融
しTダイ又は円形ダイを通して押出し冷却したロール、
液体、又は気体と接触させ固化して得られる。この場合
の冷却温度はO℃〜80℃の範囲が好ましい。かくして
得られた未延伸フィルムをロール延伸機で或はクリップ
で把持してテンター内で一方向に延伸すれば一軸延伸フ
イルムが得られる。延伸温度は通常30℃〜200°C
1好ましくは40°C〜150°Cが用いられる。延伸
倍率は通常1.5〜8倍、好ましくは2〜6倍である。
前記の未延伸フィルムを探しぼり成形機やブリスター包
装成形機を用い一方向に伸して得られる成形物も本発明
のフィルムに含まれる。かしくて得られた延伸フィルム
は必要に応じて延伸温度以上でA成分ポリアミド又はB
成分ポリアミドの融点或は軟化点の低い方の温度を超え
ない温度に加熱し熱処理してもよい。熱処理時フィルム
は延伸後の寸法に固定するか弛緩した状態に保持される
。熱処理によって寸法安定性などの物性を改良すること
ができる。
かくして得られた本発明のフィルムはすぐれた水分遮断
性、高湿度雰囲気下の気体遮断性、湿潤時の機械的性質
、湿度変化に対する寸法安定性を仔する。本発明のフィ
ルムの厚みの範囲は1〜1000μ、通常は10〜50
0μである。また本発明のフィルムは通常延伸された方
向において少なくとも5に客/−冒1以上の破断強度を
有するが、特に強靭なものは一軸延伸フイルムで40 
kg / s++ ” という訪い値を示す。また柔軟
性にすぐれている。
このように本発明のフィルムはすぐれた透明性機械的性
質、耐熱性、耐寒性、耐薬品性、気体遮断性、水分遮断
性、柔軟性と改良された耐水性、耐湿性とを併せ何する
今まで知られていなかったフィルムであり、食品、機械
部品、油脂類などの包装用フィルム及びテープ、電線や
パイプの被覆、金銀糸などの用途に用いられる工業用フ
ィルムとして極めてを用なものである。
以下実施例をあげて本発明の詳細な説明するが実施例中
の測定項目は下記の方法で一1定し、た。
(1)  吸水率(%) ASTM D−570に準じて測定し、20℃、24H
rの値で示した。
■ 相対粘度(ηrel) 溶媒として96%膿硫酸を用い、ポリマー濃度1g/1
00me硫酸溶液の温度25℃でのオストワルド粘度計
による落下時間を測定し、溶媒のみの場合の落下時間と
の比で表わした。
(3)  透湿度(g///25μ/24訃)JIS 
Z−0208に準じて測定した。
(4)  破断強度(kg/自諺1)、破断伸度(%)
ASTM D−882に準じて測定した。
実施例 1.゛ A成分ポリアミドとして相対粘度3,10のナイロン−
6(吸水率1.6%)を70重量%とB成分ポリアミド
として相対粘度2.50のナイロン−12(吸水率0.
2%)を30重量%、チップ状で混合しT−ダイを有す
る口径60 svsの押出機を用いて270℃の温度で
溶融押出しし、30°Cに冷却したロールで冷Hして、
厚さ約120μの未延伸フィルムを得た。続いてこのフ
ィルムを直径110.、の異なった周速で回転するロー
ル群よりなる縦延伸機に導き60°Cで3.0倍及び5
.0倍−軸延伸した。
比較のためにA成分ポリアミドであるナイロン−6のみ
を上記と同様な条件で溶融押出し、縦延伸を行ったが、
5゛倍延伸の際、縦延伸機でフィルムの破断が生じ、延
伸が出来なかった。
本発明フィルムはナイロン6単独フィルムに比し、耐湿
性がすぐれており、又延伸倍率が増大出来ることからナ
イロン6では得られない優れた機械的性質を存していた
実施例 2 A成分ポリアミド、B成分ポリアミドを表1に示す様な
割合でチップ状で混合し実施例1と同じ方法によって延
伸倍率3.5倍の一軸延伸フイルを得た。
表           1 実施例 & 実施例1と同様にナイハン6/ナイロン12を80/4
0比で用いた未延伸フィルムを、65°Cで5.0倍に
縦方向に延伸して得たフィルムを150°Cで熱固定し
て厚さ25μのフィルムを得た(試料D)。また、同様
に7.0倍延伸したが熱固定しなかったフィルムを得た
(試料E)。
比較のためナイロン6のみを用いて上記と同様な条件で
溶融押出しし、80℃で4.0倍に縦方向に延伸して1
50℃で熱固定し厚さ25μのフィルムを得た(試料F
)。
各々のフィルムの性質を次に示す。
単位 透湿度: g/+//25μ/24br破断強度
’ kg/ ww破 断強度底:kg*cm/25μ 熱収縮率: (150℃10分)%(M+)/TD)特
許出願人  東洋紡績株式会社 手続捕正古(方式) %式% −、 事件の表示 昭和θO年特許願第97298号 2 発明の名称 延伸ポリアミドフィルム 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 り 昭和60年9月4日(発送日 同年9月24日)氏 補
正の対象

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ε−カプロアミド単位を分子鎖中に80モル%以上
    含有するポリアミド又は/及びヘキサメチレンアジポア
    ミド単位を80モル%以上含有するポリアミド(A成分
    ポリアミド)50〜97重量%と吸水率が1.0%以下
    の値を有する脂肪族系ポリアミド(B成分ポリアミド)
    50〜3重量%とから成る重合体混合物で形成され、一
    方向に延伸され、厚み1〜500μ、延伸方向の破断強
    度5kg/mm^2以上のフィルムであることを特徴と
    する延伸ポリアミドフィルム。
JP9729685A 1985-05-07 1985-05-07 延伸ポリアミドフイルム Pending JPS6169432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9729685A JPS6169432A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 延伸ポリアミドフイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9729685A JPS6169432A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 延伸ポリアミドフイルム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9335776A Division JPS5318667A (en) 1976-08-04 1976-08-04 Stretching polyamid film

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6169432A true JPS6169432A (ja) 1986-04-10

Family

ID=14188531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9729685A Pending JPS6169432A (ja) 1985-05-07 1985-05-07 延伸ポリアミドフイルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6169432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015030119A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 三菱瓦斯化学株式会社 巻き取り品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50105786A (ja) * 1974-01-28 1975-08-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50105786A (ja) * 1974-01-28 1975-08-20

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015030119A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 三菱瓦斯化学株式会社 巻き取り品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0475720B1 (en) Polyamide resin composition and film therefrom
US4098860A (en) Production of biaxially drawn film of polyamide blend
JP7323021B2 (ja) ラミネートフィルム
JPS6024814B2 (ja) 樹脂組成物
JPS6161967B2 (ja)
WO1998047704A1 (fr) Film polyamide retrecissable multicouche
WO2020195795A1 (ja) 積層延伸ポリアミドフィルム
JPH04270655A (ja) 積層二軸延伸フィルムおよびその製造方法
JPS6169432A (ja) 延伸ポリアミドフイルム
JP5467296B2 (ja) 水蒸気及びアルコール透過性に優れたポリアミド系積層フィルム
JPH04198329A (ja) 混合ポリアミドフィルムの製造法
JP3180392B2 (ja) ポリアミド樹脂組成物およびそのフィルム
JPS60220731A (ja) ポリアミドフィルムおよびその製造方法
JPS62127346A (ja) ポリアミド組成物
JPS62263250A (ja) ポリエステル樹脂組成物
JPH11246686A (ja) ポリアミド延伸フィルム
JPH03203933A (ja) 接着性の優れたポリアミドフイルム
JP4209047B2 (ja) 滑り性の改良されたポリアミドフィルム及びその製造方法
JPS6343217B2 (ja)
JPS5852821B2 (ja) ナイロン系延伸フイルム及びその製造法
JPH0551525A (ja) ポリアミド系樹脂組成物およびその延伸フイルム
KR19990042595A (ko) 필름용 폴리아미드 수지 조성물
JPH04325159A (ja) 医療容器用基材
JPH0225325B2 (ja)
JPH10175255A (ja) 二軸延伸ポリアミドフィルムの製造方法