JPS6169059A

JPS6169059A - 複写装置

Info

Publication number: JPS6169059A
Application number: JP18527385A
Authority: JP
Inventors: Takashi Yano; 隆志矢野
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-08-23
Filing date: 1985-08-23
Publication date: 1986-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、複写装置に関する。

従来技術従来、市販されている複写機をみると、本体上面にコン
タクトガラスが設けられており、原稿のＭ稿面側をコン
タク１〜ガラスに接触するよう下向きにしてコピーして
いるものである。ところが、このように原稿面側を下に
してコピーするとなると、本などの頁めくりの必要な場
合、頁毎にいちいち本をひつくり返して頁めくりを行な
い再び裏を向けてコンタクトガラス上に置くといった操
作が必要となり１頁めくり等の操作が非常に煩わしくコ
ピーの能率が悪いものである。

目的本発明は、このような点に鑑みなされたもので、頁めく
り等の操作を容易に行なうことができ、これにより特に
頁めくり等が必要な本などによる原稿のコピーに適した
複写装置を得ることを目的とする。

構成本発明は、上記目的を達成するため、上面に原稿が原稿
面を上向きとして載置される機械本体に対して前記原稿
面に接触して原稿を押えるコンタクトガラスを開閉自在
に設け、このコンタクトガラスにより押えられた前記原
稿に対して上部に照明系と光学系とを設けたことを特徴
とするものである。

以下、本発明の一実施例を図面の簡単な説明する。まず
、外観から説明すると第１図および第２図に示すように
、機械本体１の従来のものにあってはコンタクトガラス
が設けられている位置に原稿２がその原稿面２ａを上に
して載置されるフローティングプラテン３が設けられ、
また、従来のちのにあっては原稿押え板が設けられてい
る位置に下面にコンタクトガラス４を有するケース５が
前記機械本体１に開閉自在に設けられている。

ここで、従来のものでは通常転写紙の搬送経路が横方向
にレイアウトされているものであるが、この実施例では
転写紙６が手前側から後方に向けて搬送されるようレイ
アウトされており１機械本体１の前面側に給紙トレイド
ア７が設けられ、後方には排紙トレイ８が設けられてい
る。なお、９はプリント釦などを有する操作盤である。

そして、内部構成について詳しく説明すると、第３図以
降に示すように前記ケース５の機械本体′　　　　　　
　１に対する開閉の回動中心となる支持軸１０が設ゴけられ、このケース５の内部には前記コンタク１〜ガラ
ス４の上方に位置させて後方から手前に往復動する照明
系１１と光学系１２とが一体的に設けられている。ここ
で、前記照明系１１は前記コンタク１−ガラス４を介し
て原稿面２ａを照射するよう配置されたハロゲンランプ
１３と主反射鏡１４と副反射鏡１５とからなり、また、
光学系１２は集束性光学素子１６を用いた多開口系光学
系とされている。そして、これらの照明系１１、光学系
１２に一体的に上向きとされた除電チャージャ１７、帯
電チャージャ１８が取付けられている。そして、これら
の集束性光学素子１６、帯電チャージャ１８．除電チャ
ージャ１７に対向しつつ前記ケース５内前方に設けられ
たローラ１９と前記機械本体１内後部中央に設けられた
ローラ２０との間にガイドローラ２１を介してかけわた
されたベルト状の感光体２２が設けられている。ここで
、前記ローラ１９はこの感光体２２を一定の張設状態と
するようスプリング２３により手前側に付勢されている
。

また、前記機械本体１の内部には前記感光体２２の周り
に前記ローラ２０を中心として現像装置２４、転写チャ
ージャ２５、分離チャージャ２Ｇおよびクリーニング装
置２７が配置されている。

そして、前記機械本体１内底部側には転写紙６が収納さ
れた給紙トレイ２８が設けられ、三の転写紙６の排紙ト
レイ８へ向けての搬送経路に従って給紙ローラ２９、レ
ジストローラ３０、前記転写チャージャ２５、分離チャ
ージャ２６．定着装置３１、排紙ローラ３２が設けられ
ている。

そして、前記フローティングプラテン３は前記機械本体
１の上面側に形成された凹部３３に複数の圧縮コイルス
プリング３４により上方へ付勢されて設けられているも
のであり、左右３つに分割されている。また、このフロ
ーティングプラテン３にはそれぞれガイドピン３５が設
けられており。

前記機械本体１゛にはこのガイドピン３５が係合して前
記フローティングプラテン３が上下に浮動するよう案内
する長穴３６が設けられている。さらに、このフローテ
ィングプラテン３は原稿２が透過率の１１：５いシート
状のものであっても良好なコピーが得られるよう白色の
材質のもので形成されている。また、機械本体１の上面
とフローティングプラテン３上には中央括準マーク３７
と手前基準マーク３８とが付されている。

このような構成において、本などによる原稿２のコピー
をとる場合、ケース５を上方に持ち上げて開放し、その
原稿面２ａを上にしつつ中央基準マーク３７、手前基準
マーク３８を目安にして原稿２をフローティングプラテ
ン３上に置く。そして、ケース５を下げてコンタクトガ
ラス４が原稿面２ａに接触するようにする。このとき、
原稿２は厚みを有するものであるがケース５を閉じるこ
とにより圧縮コイルスプリング３４に抗して長穴３６に
案内されつつ下降し原稿面２ａはコンタクトガラス４に
接する略平面となる。また、この原稿２が左右で厚みが
違ったとしてもフローティングプラテン３が分割されて
独立しているのでその厚みに応じて下降することとなり
原稿面２ａは略均−な平曲となってコンタクトガラス４
に接触する。このような状態は、第４図より明らかであ
る。

そして、操作盤９上の所定のスイッチを操作してハロゲ
ンランプ１３を点灯させるとともに照明系１１．光学系
１２．除電チャージャ１７、帯電チャージャ１８を一体
的に後方から手前に走査させると、ハロゲンランプ１３
からの照射光がコンタクトガラス４、原稿面２ａを介し
て反射されて集束性光学素子１６に入り、この集束性光
学素子１６により帯電チャージャ１８により帯電された
感光体２２上に潜像が走査とともに形成される。

この感光体２２上への潜像形成が終了すると、感光体２
２が回転し始めその潜像が現像装置２４によって現像さ
れ、給紙されてくる転写紙６に転写チャージャ２５によ
り転写される。その後、感光体２２はクリーニング装＠
２７によりクリーニングされ、転写紙６は分離チャージ
ャ２６により感光体２２から構成される装置３１を通っ
て排紙トレイ８に排紙される。

なお、操作性を考慮して原＠２は手前基準マーｆ’　　
　　　　、３　ｓを目安、。ヤツ、すうよう、。なつア
いるが、光学系１２等が後方から手前側に走査するので
、転写紙６のサイズに拘らずその後退が原稿２の手前基
準位置に対応して給紙されるようレジストローラ３０が
調整されている。

このようにして原稿２のある頁をコピーした後、他の頁
をコピーする場合最初と同様ケース５を上方へ開放させ
る。そして、コピーしたい頁に頁めくりをする。このと
き、原稿２の原稿面２ａが上向きにセットされているの
で、従来のように原稿２をひつくり返して頁めくりする
というようなことが必要でなく、原稿２がフローティン
グプラテン３上にセットされたままの状態で頁めくりを
行なうことができその操作性が良い。したがって、コピ
ーの能率も向上させることができる。そして、原稿２の
頁めくりをした後ケース５を下げてコンタクトガラス４
を原稿面２ａに当接させ操作盤９を操作すれば前述した
ような過程によりその頁がコピーされる。

ここで、ケース５と機械本体１とにわたる部材をみると
、感光体２２があるが、この感光体２２を支持するロー
ラ１９がスプリング２３により付勢されているので、ケ
ース５の開閉動作に対し余裕があり支障はない。

なお、この実施例では原稿２として本などのものを使用
したが、原稿２が一枚ずつのシート状のものであっても
コピーしうることは当然であり。

この場合でも原稿面２ａが上向きであるのでセットし易
い。このシート状の原稿２の場合、分割されたフローテ
ィングプラテン３上でしわになる恐れもあり、この場合
にはフローティングプラテン３上にシート用の載置板を
置きその上に原稿２を置くようにしてもよい。また、こ
のフローティングプラテン３については、第６図に示す
ように分割しないとともにガイドピン３５．長大３６を
省略し、本などのとじ部に対応する部分を肉厚の薄い軟
質部材で形成しその左右両側を肉厚を有し剛性のある部
材で形成するようにしてもよい。この第６図に示すよう
なフローティングプラテン３によれば分割されていない
ので、本などによる原稿２でも透過率の高いシート状の
原稿２であっても良好なコピーを得ることができる。ま
た、この実施例の場合、フローティングプラテン３がＡ
３サイズの大きさであるとすれば、Ａ４判までの本のコ
ピーについては良好な操作性が得られるが、それ以上の
サイズの本については片側の頁についてもコピーするの
が困廻となる。そこで、このような場合、第７図に示す
ようにフローティングプラテン３の周囲の内、前面の部
分が引き出し可能でこれを原稿支え３９とすればＡ３判
の本のコピーも可能であり、また、フローティングプラ
テン３の右側に同構造の補助フローティングプラテン４
０を設ければ、横長のＡ３判サイズの本のコピーも可能
にすることができる。

効果本発明は、上述したように構成したので、原稿をその原
稿面を上にしてセットすることができ。

これにより原稿が頁めくりの必要な本などの場合でも原
稿をセットしたままの状態でコンタクトガラスを開放さ
せるだけで頁めくり作業を容易に行なうことができ、コ
ピーの能率を向上させることができ、又、コピ一時の原
稿の状態もその原稿面がコンタク１−ガラスにより押え
られて平面性のよい状態となっており、光学系に対する
焦点深度が均一化され高品質のコピーが得られるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は斜視図
、第２図はケース開放状態の斜視図、第３図は縦断側面
図、第４図は縦断正面図、第５図は原稿セットを示す斜
視図、第６図は変形例を示す縦断正面図、第７図は他の
変形例を示す斜視図である。１・・・機械本体、２・・・原稿、４・・・コンタクト
ガラス、１１・・・照明系、１２・・・光学系出　願　
人　　　株式会社　　リ　コ　−第１図 δ 簀Ｚ図　　Ｊ第３図閉〃図

Claims

【特許請求の範囲】

上面に原稿が原稿面を上向きとして載置される機械本体
に対して前記原稿面に接触して原稿を押えるコンタクト
ガラスを開閉自在に設け、このコンタクトガラスにより
押えられた前記原稿に対して上部に照明系と光学系とを
設けたことを特徴とする複写装置。