JP2014179826A - 原稿読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長さ特定処理の実施中に第2コンタクトガラスとADFとの間から光を漏らしてしまうことによるユーザーの不快感をより軽減する。
【解決手段】第2コンタクトガラスの上に原稿を置いたユーザーがADFを閉じ始めたことに基づいて、LEDアレイ152aにおける複数のLED素子152a’のうち、一部だけを点灯させながらCCDによる受光量を取得した結果に基づいて、原稿の主走査方向の長さを特定するための長さ特定処理を実施する構成において、LEDアレイ152aにおける複数のLED素子152a’のうち、長さ特定処理で点灯されるLED素子152a’の向きを、鉛直方向上方よりも装置本体の背面側に傾けた。
【選択図】図9

Description

本発明は、原稿の画像を画像センサーに読み取らせる原稿読取装置及びこれを用いる画像形成装置に関するものである。
従来、この種の原稿読取装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この原稿読取装置は、原稿台ガラスに対して開閉動作可能な原稿圧板や、原稿台ガラスの表面に沿った主走査方向に並べられた複数のLED素子を具備するLEDアレイを搭載した光学台などを備えている。この光学台は、原稿台ガラスの上に載置された原稿の画像を光走査するために、原稿台ガラスの表面に沿った方向であり且つ主走査方向に直交する方向である副走査方向に移動できるようになっている。また、原稿圧板は、操作者によって原稿台ガラスに対して閉じられることで、原稿台ガラス上の原稿を原稿台ガラスに向けて押さえ付ける。この状態で操作者によって読取開始命令がなされると、原稿読取装置は、移動照射部たる光学台の複数のLED素子から発した光をそれぞれ原稿に向けて照射して原稿面での反射光を得ながら、光学台を副走査方向に移動させる。そして、得られた反射光を画像センサーとしてのCCDに受光させて原稿の画像を読み取らせる。
この原稿読取装置の制御部は、このようにして原稿の画像を読み取るのに先立って、原稿台ガラス上の原稿の主走査方向における長さを特定するための長さ特定処理を実施する。この長さ特定処理のために、原稿読取装置は、原稿圧板の近傍に、原稿圧板の開閉動作を検知する開閉センサーを具備している。操作者が原稿台ガラスの上に原稿を置くために原稿圧板を開くと、その開動作が開閉センサーによって検知される。原稿読取装置の制御部は、原稿圧板の開動作が検知されると、光学台を副走査方向における所定のホームポジションから原稿の先端部に対向する原稿サイズ検知位置まで移動させる。その後、開閉センサーによって原稿圧板の閉動作の開始が検知されると、次のような長さ特定処理を実行する。即ち、光学台のLEDアレイに具備される複数のLED素子のうち、定型サイズの原稿の主走査方向における端部に対向する位置にあるLED素子を点灯させながら、CCDによる画像の読み取りを行う。そして、点灯させたLEDに対応する画像箇所の明度(受光量)に基づいて、点灯させたLED素子の真上における原稿の存否を判断し、その結果に基づいて原稿の主走査方向の長さを特定する。
特許文献1では、このような構成により、長さ特定処理の実施時にLEDアレイの光をユーザーの目に入れてしまうことによる不快感を軽減することができるとしている。
不快感を軽減できる理由につき、特許文献1においては具体的な説明がないが、次の通りであると考えられる。即ち、操作者が原稿台ガラスの上に原稿を置いて原稿圧板を閉じ始めると、原稿読取装置が長さ特定処理を開始してLED素子を点灯させ始める。その後、原稿圧板が完全に閉じられると、原稿の存在しない領域であっても、原稿を押さえている原稿圧板の表面がLED光を良好に反射させることから、その領域に原稿が存在しているものと誤特定されてしまう。このため、長さ特定処理については、原稿圧板が閉じられ始めてから、完全に閉じられる前の期間で完了する必要がある。かかる期間では、原稿圧板が完全に閉じられていないことから、LED光が原稿台ガラスと原稿圧板との間から漏れてユーザーの目に入ってしまい易くなる。
特許文献1に記載の原稿読取装置においては、長さ特定処理で全てのLED素子のうち、原稿の端部位置に対応するLED素子だけを点灯させることで、全てのLED素子を同時に点灯させる場合に比べて光量を少なくする。これにより、原稿台ガラスと原稿圧板との間から同時に漏れてしまう光の量を低減して、ユーザーの不快感を低減することができるものと考えられる。
しかしながら、原稿台ガラスと原稿圧板との間から同時に漏れる光を完全に無くすことはできず、どうしても光を漏らしてしまうことから、多少なりともユーザーに不快感を与えてしまうことになる。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次のような原稿読取装置や画像形成装置を提供することである。即ち、長さ特定処理の実施中に原稿台と原稿圧板等の原稿押さえ手段との間から光を漏らしてしまうことによるユーザーの不快感をより軽減することができる原稿読取装置等である。
上記目的を達成するために、本発明は、原稿を載置する原稿台と、前記原稿台の表面に向けて原稿を押さえる原稿押さえ手段と、前記原稿台の表面に沿った主走査方向に並ぶ複数の分割光源を具備する光源のそれぞれの分割光源から発した光を前記原稿台上の原稿に向けて照射して原稿面での反射光を得ながら、前記表面に沿いつつ主走査方向に直交する方向である副走査方向に移動する移動照射手段と、前記移動照射手段からの反射光を受光して原稿の画像を読み取る画像センサーと、複数の前記分割光源のうち、一部だけを点灯させながら前記画像センサーによる受光量を取得した結果に基づいて、前記原稿の主走査方向の長さを特定するための長さ特定処理を実施する制御手段とを有する原稿読取装置において、前記光源における複数の前記分割光源のうち、前記長さ特定処理で点灯される分割光源の向きを、鉛直方向上方よりも装置本体の背面側に傾けたことを特徴とするものである。
本発明においては、長さ特定処理で点灯される分割光源の向きが鉛直方向上方よりも装置本体の背面側に傾いていることから、その分割光源から発せられた後、装置本体の正面側に向かう光の量が、装置本体の背面側に向かう光の量よりも少なくなる。このため、長さ特定処理の実施中に、原稿台と原稿押さえ手段との隙間を通って装置本体の正面側に漏れる光の量がより少なくなる。通常、ユーザーは装置本体の正面側に立って操作を行うことから、正面側に漏れる光の量をより少なくすることで、ユーザーの不快感をより軽減することができる。
なお、鉛直方向上方よりも背面側に傾けた分割光源によってその真上の原稿箇所に照射される光の量は、傾けない分割光源に比べて減少するが、その減少は、次に説明する理由により、読取画像の画質には殆ど影響を及ぼさない。即ち、通常、原稿読取装置は、光源の発光ムラなどによる照射光量のムラの影響を取り除くためのシェーディング補正を実施するようになっており、このシェーディング補正により、前述の光量の減少に起因する読取画像の明度の低下が補正されるからである。
実施形態に係る複写機を示す斜視図。 同複写機を示す概略構成図。 同複写機における画像形成部の内部構成の一部を拡大して示す部分構成図。 同画像形成部における4つの作像ユニットからなるタンデム部の一部を示す部分拡大図。 同複写機における画像読取ユニットを示す斜視図。 同画像読取ユニットのスキャナの移動照射部に搭載されたLEDアレイを示す斜視図。 同スキャナの第2コンタクトガラス上に載置される原稿の位置と、原稿のサイズと、LEDアレイの点灯ブロックとを説明するための平面模式図。 同スキャナにおける電気回路の一部を示すブロック図。 LEDアレイ及び第2コンタクトガラスを示す断面図。 同LEDアレイを示す部分拡大縦断面図 LEDアレイのLED素子を鉛直方向の真上に向けた場合における光の分布を示す模式図。 LED素子を鉛直方向の真上よりも背面側(後側)に傾けた場合における光の分布を示す模式図。 LED素子の配光分布を示す模式図。 載置態様特定処理において読み取られた画像の明度と主走査方向の位置との関係を示すグラフ。 同スキャナを上方から示す平面図。 同スキャナの読取制御部の内部構成を示すブロック図。 第1変形例に係る複写機のLEDアレイを示す部分拡大縦断面図。 第2変形例に係る複写機のLEDアレイを示す部分拡大縦断面図。
以下、本発明を、電子写真方式の複写機(以下、単に複写機という)に適用した実施形態について説明する。
まず、実施形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係る複写機を示す斜視図である。この複写機は、画像形成装置としての画像形成部1と、シート供給装置40と、画像読取ユニット50とを備えている。画像読取装置としての画像読取ユニット50は、画像形成部1の上に固定された原稿読取装置としてのスキャナ150と、これに支持されるシート搬送装置としての原稿自動搬送装置(以下、ADFという)51とを有している。
図2は、実施形態に係る複写機を示す概略構成図である。同図において、画像形成部1のシート供給装置40は、ペーパーバンク41内に多段に配設された2つの給紙カセット42、給紙カセットから記録シートを送り出す送出ローラ43、送り出された記録シートを1枚ずつに分離する分離ローラ45等を有している。また、画像形成部1の搬送路としての給紙路37に対して、シート部材としての記録シートを搬送する複数の搬送ローラ対46等も有している。
給紙カセット42は、複数の記録シートを重ねたシート束の状態で内部に収容している。そして、一番上の記録シートに対して送出ローラ43を押し当てている。送出ローラ43が回転すると、シート束の一番上の記録シートが給紙カセット42から送り出される。
給紙カセット42の付近では、搬送ローラ対46の第1搬送ローラと、これの側方(図2中右側方)に配設された第2搬送ローラとが互いに当接して搬送ニップを形成している。また、第1搬送ローラの下方には、分離ローラ45が配設されており、第1搬送ローラに対して下方から当接して分離搬送ニップを形成している。
送出ローラ43の回転駆動によって給紙カセット42から送り出された記録シートは、搬送ローラ対46の第1搬送ローラと、これの下方に配設された分離ローラ45との当接による分離搬送ニップに進入する。この分離搬送ニップでは、記録シートの上面に当接する第1搬送ローラが図中反時計回り方向に回転駆動しながら、記録シートに対して給紙カセット42側から給送路44側に向かう搬送力を付与する。これに対し、記録シートの下面に当接する分離ローラ45が図中反時計回り方向に回転駆動しながら、記録シートに対して給送路44側から給紙カセット42側に向かう搬送力を付与して、記録シートを給紙カセット42に戻そうとする。
給紙カセット42から記録シートが1枚だけの状態で送り出された場合、分離搬送ニップにおいて、第1搬送ローラと分離ローラ45とが記録シートに対して互いに逆方向に向かう搬送力を付与する。これにより、分離ローラ45の駆動伝達系に所定の閾値を超える負荷がかかる。すると、その駆動伝達系内に配設されたトルクリミッターが作動して、図示しないDCブラシレスモータからの駆動力の分離ローラ45に対する伝達を切る。すると、分離ローラ45が第1搬送ローラによって搬送される記録シートに連れ回るようになって、記録シートが分離搬送ニップから給送路44に向けて排出される。
一方、給紙カセット42から記録シートが複数枚重なった状態で送り出された場合、分離搬送ニップにおいて、第1搬送ローラが一番上の記録シートに対して給紙カセット42側から給送路44側に向かう搬送力を付与する。そして、一番上の記録シートを分離搬送ニップから給送路44側に向けて送り出す。これに対し、分離ローラが下側に位置している記録シートに対して給送路44側から給紙カセット側に向かう搬送力を付与して、下側の記録シートを分離搬送ニップ内から給紙カセット42側に逆戻りさせる。これにより、分離搬送ニップでは、一番上の記録シートが他の記録シートから分離されて1枚の状態で給送路44に送り出される。
給送路44に進入した記録シートは、搬送ローラ対46の搬送ニップに進入して、鉛直方向下方側から上方側に向かう搬送力を付与される。これにより、給送路44内では、記録シートが画像形成部1の給紙路37に向けて搬送される。
画像形成手段としての画像形成部1は、光書込装置2、黒,イエロー,マゼンタ,シアン(K,Y,M,C)のトナー像を形成する4つの作像ユニット3K,Y,M,C、転写ユニット24等を備えている。また、紙搬送ユニット28、レジストローラ対33、定着装置34、スイッチバック装置36、給紙路37等も備えている。そして、光書込装置2内に配設された図示しないレーザーダイオードやLED等の光源を駆動して、ドラム状の4つの感光体4K,Y,M,Cに向けてレーザー光Lを照射する。この照射により、感光体4K,Y,M,Cの表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。
図3は、画像形成部1の内部構成の一部を拡大して示す部分構成図である。また、図4は、4つの作像ユニット3K,Y,M,Cからなるタンデム部の一部を示す部分拡大図である。なお、4つの作像ユニット3K,Y,M,Cは、それぞれ使用するトナーの色が異なる他はほぼ同様の構成になっているので、図4においては各符号に付すK,Y,M,Cという添字を省略している。
作像ユニット3K,Y,M,Cは、それぞれ、感光体とその周囲に配設される各種装置とを1つのユニットとして共通の支持体に支持するものであり、画像形成部1本体に対して着脱可能になっている。黒用の作像ユニット3Kを例にすると、これは、感光体4の周りに、帯電装置23、現像装置6、ドラムクリーニング装置15、除電ランプ22等を有している。本複写機では、4つの作像ユニット3K,Y,M,Cを、後述する中間転写ベルト25に対してその無端移動方向に沿って並べるように対向配設した、いわゆるタンデム型の構成になっている。
感光体4としては、アルミニウム等の素管に、感光性を有する有機感光材の塗布による感光層を形成したドラム状のものを用いている。但し、無端ベルト状のものを用いても良い。
現像装置6は、図示しない磁性キャリアと非磁性トナーとを含有する二成分現像剤を用いて潜像を現像するようになっている。内部に収容している二成分現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブ12に供給する攪拌部7と、現像スリーブ12に担持された二成分現像剤中のトナーを感光体4に転移させるための現像部11とを有している。
攪拌部7は、現像部11よりも低い位置に設けられており、互いに平行配設された2本の搬送スクリュウ8、これらスクリュウ間に設けられた仕切り板、現像ケース9の底面に設けられたトナー濃度センサー10などを有している。
現像部11は、現像ケース9の開口を通して感光体4に対向する現像スリーブ12、これの内部に回転不能に設けられたマグネットローラ13、現像スリーブ12に先端を接近させるドクタブレード14などを有している。現像スリーブ12は、非磁性の回転可能な筒状になっている。マグネットローラ13は、ドクタブレード14との対向位置からスリーブの回転方向に向けて順次並ぶ複数の磁極を有している。これら磁極は、それぞれスリーブ上の二成分現像剤に対して回転方向の所定位置で磁力を作用させる。これにより、攪拌部7から送られてくる二成分現像剤を現像スリーブ12表面に引き寄せて担持させるとともに、スリーブ表面上で磁力線に沿った磁気ブラシを形成する。
磁気ブラシは、現像スリーブ12の回転に伴ってドクタブレード14との対向位置を通過する際に適正な層厚に規制されてから、感光体4に対向する現像領域に搬送される。そして、現像スリーブ12に印加される現像バイアスと、感光体4の静電潜像との電位差によってトナーを静電潜像上に転移させて現像に寄与する。更に、現像スリーブ12の回転に伴って再び現像部11内に戻り、マグネットローラ13の磁極間に形成される反発磁界の影響によってスリーブ表面から離脱した後、攪拌部7内に戻される。攪拌部7内には、トナー濃度センサー10による検知結果に基づいて、二成分現像剤に適量のトナーが補給される。なお、現像装置6として、二成分現像剤を用いるものの代わりに、磁性キャリアを含まない一成分現像剤を用いるものを採用してもよい。
ドラムクリーニング装置15としては、弾性体からなるクリーニングブレード16を感光体4に押し当てる方式のものを用いているが、他の方式のものを用いてもよい。クリーニング性を高める目的で、本例では、外周面を感光体4に接触させる接触導電性のファーブラシ17を、図中矢印方向に回転自在に有する方式のものを採用している。このファーブラシ17は、図示しない固形潤滑剤から潤滑剤を掻き取って微粉末にしながら感光体4表面に塗布する役割も兼ねている。ファーブラシ17にバイアスを印加する金属製の電界ローラ18を図中矢示方向に回転自在に設け、これにスクレーパ19の先端を押し当てている。ファーブラシ17に付着したトナーは、ファーブラシ17に対してカウンタ方向に接触して回転しながらバイアスが印加される電界ローラ18に転位する。そして、スクレーパ19によって電界ローラ18から掻き取られた後、回収スクリュウ20上に落下する。回収スクリュウ20は、回収トナーをドラムクリーニング装置15における図紙面と直交する方向の端部に向けて搬送して、外部のリサイクル搬送装置21に受け渡す。リサイクル搬送装置21は、受け渡されたトナーを現像装置6に送ってリサイクルする。
除電ランプ22は、光照射によって感光体4を除電する。除電された感光体4の表面は、帯電装置23によって一様に帯電せしめられた後、光書込装置2による光書込処理がなされる。なお、帯電装置23としては、帯電バイアスが印加される帯電ローラを感光体4に当接させながら回転させるものを用いている。感光体4に対して非接触で帯電処理を行うスコロトロンチャージャ等を用いてもよい。
図3において、4つの作像ユニット3K,Y,M,Cの感光体4K,Y,M,Cには、これまで説明してきたプロセスによってK,Y,M,Cトナー像が形成される。
4つの作像ユニット3K,Y,M,Cの下方には、転写ユニット24が配設されている。ベルト駆動装置としての転写ユニット24は、複数のローラによって張架した中間転写ベルト25を、感光体4K,Y,M,Cに当接させながら図3中時計回り方向に無端移動させる。これにより、感光体4K,Y,M,Cと、無端状のベルト部材である中間転写ベルト25とが当接するK,Y,M,C用の1次転写ニップが形成されている。K,Y,M,C用の1次転写ニップの近傍では、ベルトループ内側に配設された1次転写ローラ26K,Y,M,Cによって中間転写ベルト25を感光体4K,Y,M,Cに向けて押圧している。これら1次転写ローラ26K,Y,M,Cには、それぞれ図示しない電源によって1次転写バイアスが印加されている。これにより、K,Y,M,C用の1次転写ニップには、感光体4K,Y,M,C上のトナー像を中間転写ベルト25に向けて静電移動させる1次転写電界が形成されている。図中時計回り方向の無端移動に伴ってK,Y,M,C用の1次転写ニップを順次通過していく中間転写ベルト25のおもて面には、各1次転写ニップでトナー像が順次重ね合わせて1次転写される。この重ね合わせの1次転写により、中間転写ベルト25のおもて面には4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
転写ユニット24の図中下方には、駆動ローラ30と2次転写ローラ31との間に、無端状の紙搬送ベルト29を掛け渡して無端移動させる紙搬送ユニット28が設けられている。そして、自らの2次転写ローラ31と、転写ユニット24の下部張架ローラ27との間に、中間転写ベルト25及び紙搬送ベルト29を挟み込んでいる。これにより、中間転写ベルト25のおもて面と、紙搬送ベルト29のおもて面とが当接する2次転写ニップが形成されている。2次転写ローラ31には図示しない電源によって2次転写バイアスが印加されている。一方、転写ユニット24の下部張架ローラ27は接地されている。これにより、2次転写ニップに2次転写電界が形成されている。
この2次転写ニップの図中右側方には、レジストローラ対33が配設されている。また、レジストローラ対33のレジストニップの入口付近には、図示しないレジストローラセンサーが配設されている。図示しないシート供給装置からレジストローラ対33に向けて搬送されてくる記録部材としての記録シートは、その先端がレジストローラセンサーに検知された所定時間後記録シートの搬送が一時停止し、レジストローラ対33のレジストニップに先端を突き当てる。
記録シートの先願がレジストニップに突き当たると、レジストローラ対33は、記録シートを中間転写ベルト25上の4色トナー像に同期させ得るタイミングでローラ回転駆動を再開して、記録シートを2次転写ニップに送り出す。2次転写ニップ内では、中間転写ベルト25上の4色トナー像が2次転写電界やニップ圧の作用によって記録シートに一括2次転写され、記録シートの白色と相まってフルカラー画像となる。2次転写ニップを通過した記録シートは、中間転写ベルト25から離間して、紙搬送ベルト29のおもて面に保持されながら、その無端移動に伴って定着装置34へと搬送される。
2次転写ニップを通過した中間転写ベルト25の表面には、2次転写ニップで記録シートに転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、中間転写ベルト25に当接するベルトクリーニング装置によって掻き取り除去される。
定着装置34に搬送された記録シートは、定着装置34内における加圧や加熱によってフルカラー画像が定着させしめられた後、定着装置34から排紙ローラ対35に送られた後、機外へと排出される。
図2において、紙搬送ユニット28および定着装置34の下には、スイッチバック装置36が配設されている。これにより、片面に対する画像定着処理を終えた記録シートが、切換爪で記録シートの進路を記録シート反転装置側に切り換えられ、そこで反転されて再び2次転写転写ニップに進入する。そして、もう片面にも画像の2次転写処理と定着処理とが施された後、排紙トレイ上に排紙される。
画像形成部1の上に固定されたスキャナ150は、移動照射部152を有している。移動照射部152は、原稿MSに接触するようにスキャナ150のケーシング上壁に固定された図示しない第2コンタクトガラスの直下に配設されている。光源としてのLEDアレイや、反射ミラーなどからなる光学系を具備する移動照射部152は、図1中左右方向である副走査方向に移動することができる。そして、図2中左側から右側に移動していく過程で、LEDアレイから発した光を第2コンタクトガラス上に載置された図示しない原稿で反射させた後、反射ミラーを経由させて、スキャナ本体に固定された画像センサーとしてのCCD153に受光させる。
なお、移動照射部152は、図示の位置よりも少し左側の位置に移動して、スキャナ150のケーシング上壁に固定された図示しない第1コンタクトガラスの直下に位置することも可能である。
スキャナ150の上に配設されたADF51は、本体カバー52に、読取前の原稿MSを載置するための原稿載置台53を保持している。加えて、シート部材としての原稿MSを搬送するための搬送ユニット54、読取後の原稿MSをスタックするための原稿スタック台55なども保持している。そして、図5に示されるように、スキャナ150に固定された蝶番159によって上下方向に揺動可能に支持されている。そして、その揺動によって開閉扉のような動きをとり、開かれた状態でスキャナ150の上面の第1コンタクトガラス154や第2コンタクトガラス155を露出させる。
原稿束の片隅を綴じた本などの片綴じ原稿の場合には、原稿を1枚ずつ分離することができないため、ADFによる搬送を行うことができない。そこで、片綴じ原稿の場合には、ADF51を図5に示されるように開いた後、読み取らせたいページが見開かれた片綴じ原稿を下向きにして第2コンタクトガラス155上に載せた後、ADFを閉じる。そして、図示しないコピースタートボタンを押す。すると、スキャナ150の移動照射部(152)は、第1コンタクトガラス154の直下の位置をホームポジションにしており、読取待機中にはそのホームポジションで停止している。
コピースタートボタンが押されると、移動照射部(152)がホームポジションから第2コンタクトガラス155の直下に向けて移動し始める。そして、第2コンタクトガラス155の図5中における左側端部から右側端部に向けて移動していく。このとき、移動照射部(152)は、LEDアレイから発した光を原稿面で反射させて、反射光をCCD(153)に向けて導く。これにより、原稿の画像がCCDによって原稿の先端側(副走査方向の上流側)から後端側に向けて順次読み取られていく。なお、ADF51は、原稿台たる第2コンタクトガラス155上に載置された原稿を第2コンタクトガラス155に向けて押さえ付ける原稿押さえ手段として機能している。
原稿が互いに独立した複数の原稿MSを単に積み重ねた原稿束である場合には、その原稿MSをADF51によって1枚ずつ自動搬送しながら、その画像をスキャナ150に順次読み取らせていくことができる。この場合、操作者は原稿束を原稿載置台53上にセットした後、図示しないコピースタートボタンを押す。すると、ADF51が、原稿載置台53上に載置された原稿束の原稿MSを上から順に搬送ユニット54内に送り、それを反転させながら原稿スタック台55に向けて搬送する。この搬送の過程で、原稿MSを反転させながらスキャナ150の第1コンタクトガラス154の真上に通す。これにより、原稿MSの第1面の画像が上述したホームポジションで停止したままの状態の移動照射部(152)によって走査されてCCD(153)に読み取られる。
なお、図5において、ADF51とスキャナ150とを具備する画像読取ユニット50は、ADF51の開閉角度を検知するロータリーエンコーダー等からなる開閉センサー157を有している。以下、ADF51の開閉角度について、ADF51がスキャナ150の第2コンタクトガラス155に接触して第2コンタクトガラス155を完全に覆う状態の開閉角度を0[°]として説明する。また、ADF51がほぼ鉛直方向に延在する姿勢になるまで開かれた状態の開閉角度を90[°]として説明する。
図6は、移動照射部(152)に搭載された光源としてのLEDアレイ152aを示す斜視図である。図示のように、LEDアレイ152aは、分割光源たる複数のLED素子152a’を具備している。これらLED素子152a’は、第1コンタクトガラス(154)の表面に沿いつつ、移動照射部(152)の移動方向に直交する方向である主走査方向に沿って一直線状に並んでいる。スキャナ150は、原稿(MS)の画像を読み取るときには、LEDアレイ152aの全てのLED素子152a’を点灯させた状態で移動照射部(152)を原稿(MS)の先端側から後端側に向けて移動させる。
図7は、第2コンタクトガラス155上に載置される原稿の位置と、原稿のサイズと、LEDアレイ152aの点灯ブロックとを説明するための平面模式図である。同図は、第2コンタクトガラス155を鉛直方向の上方から示しており、第2コンタクトガラス155の下に、移動照射部152、副走査サイズセンサー161などが配設されている。
同図において、実線の枠で囲まれたA5、B5、A4、B4、A3という文字は、それぞれ原稿の定型サイズを示している。また、実線の枠で囲まれた数字は、それぞれ原稿の寸法を示している。
第2コンタクトガラス155は、自らの平面の短手方向を原稿読取の際の原稿走査における主走査方向に沿わせつつ、長手方向を副走査方向に沿わせる姿勢で配設されている。そして、移動照射部152は、その長手方向を主走査方向に沿わせた姿勢で配設されており、図示しない移動機構によって副走査方向に移動することが可能になっている。つまり、移動照射部152は、第2コンタクトガラス155の長手方向に沿って往復移動することが可能である。第2コンタクトガラス155上に載置された原稿の画像を読み取る際には、移動照射部152は、副走査方向において、図中の左側から右側に向けて移動する。以下、原稿を読み取る際の副走査方向における図中の左側を読取時上流側という。また、図中の右側を読取時下流側という。
実施形態に係る複写機では、図中の太矢印の先端位置を原稿基準位置としている。この原稿基準位置は、第2コンタクトガラス155の2次元平面上にある4つのコーナーのうち、1つのコーナーと同じところに位置している。そして、このコーナーは、第2コンタクトガラス155の副走査方向における全域のうち、読取時の副走査方向の上流端に存在している。
図8は、実施形態に係る複写機のスキャナ(150)における電気回路の一部を示すブロック図である。同図において、制御手段としての読取制御部170は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などからなる。読取制御部170には、開閉センサー157、副走査サイズセンサー161、LED駆動回路172、モーター駆動回路173、ホームポジションセンサー175などが接続されている。同図に示される開閉センサー157、LEDアレイ152a、CCD153の役割については、既に述べた通りであるので説明を省略する。
ホームポジションセンサー175は、透過型フォトセンサー等からなり、移動照射部(152)についてホームポジションに位置しているか否かを検知して、その検知結果を読取制御部170に出力するものである。また、LED駆動回路172は、読取制御部170からの信号に基づいて、LEDアレイ152aの複数のLED素子における点灯の入切を後述するブロック毎に制御するものである。また、移動モーター174は、移動照射部(152)を副走査方向に移動させるためのものであって、ステッピングモーターからなっている。この移動モーター174に対する励磁はモーター駆動回路173によって制御されるが、駆動量や駆動方向などについては読取制御部170によって制御される。
読取待機時には、移動照射部152は上述したホームポジションに位置している。図において、このホームポジションは第2コンタクトガラス155よりも図中の左側の位置であり、図示されていない。通常は、図示しないADF(51)が完全に閉じられていて第2コンタクトガラス155を覆っている状態になっている。操作者は、第2コンタクトガラス155の上に原稿を載置するためには、ADF(51)を開く必要がある。操作者によってADF(51)が開かれ始めて、ADF(51)の開閉角度がそれまでの0[°]から上昇して30[°]まで到達すると、スキャナ150に搭載された読取制御部(170)は、ADF(51)の開操作がなされ始めたことを認識する。そして、その認識に基づいて、移動照射部152をホームポジションから図中の原稿サイズ検知位置DPまで移動させる。なお、本明細書では、移動照射部152の副走査方向における読取時上流側の端を、移動照射部152の副走査方向の位置基準として説明している。このため、原稿サイズ検知位置DPに移動した移動照射部152は、その副走査方向における読取時上流側の端を図中の原稿サイズ検知位置DPに位置させる。同図では、原稿サイズ検知位置DPよりも下流側に位置している状態の移動照射部152を示している。
図7において、操作者は、どのようなサイズの原稿であっても、図示のように、その原稿の副走査方向における先端に存在する角を、第2コンタクトガラス155の原稿基準位置に位置させる状態で、原稿を第2コンタクトガラス155上に載置する。
移動照射部152のLEDアレイ152aにおける複数のLED素子152a’は、複数のブロック毎に点灯のオンオフが個別に制御されるようになっている。原稿基準を基準にしてA5横、又はA4縦の姿勢におかれた原稿の主走査方向の前側端部に対向する位置が第1ブロックB1である。原稿の主走査方向の前側端部は、具体的には、その原稿の主走査方向における前端と、その原稿よりも1サイズ小さな原稿の主走査方向における前端との間の領域である。
主走査方向において第1ブロックB1に位置するLED素子152a’は、他のLED素子152a’から独立して、電源のオンオフがなされる。また、原稿基準を基準にしてB5横、又はB4縦の姿勢におかれた原稿の主走査方向の前側端部に対向する位置が第2ブロックB2である。主走査方向において第2ブロックB2に位置するLED素子152a’も、他のLED素子152a’から独立して、電源のオンオフがなされる。また、原稿基準を基準にしてA4横、又はA3縦の姿勢におかれた原稿の主走査方向の前側端部に対向する位置が第3ブロックB3である。主走査方向において第3ブロックB3に位置するLED素子152a’も、他のLED素子152a’から独立して、電源のオンオフがなされる。また、第1ブロックB1、第2ブロックB2、及び第3ブロックB3とは異なる位置は、基本ブロックである。基本ブロックに位置するLED素子152a’も、他のLED素子152a’から独立して、電源のオンオフがなされる。
副走査サイズセンサー161は、反射型フォトセンサーからなる。そして、第2コンタクトガラス155の真下に位置した状態で、第2コンタクトガラス155に向けて光を照射する。ADF(51)が開かれた後の状態では、副走査サイズセンサー161の発光素子から出射された光が、第2コンタクトガラス155を通じて鉛直方向の真上に向けて進んでいく。このため、副走査サイズセンサー161は、自らの発光素子から発した光を反射光として受光素子で検知することがない。一方、第2コンタクトガラス155の平面上における全域のうち、副走査サイズセンサー161の真上の領域に原稿が置かれると、副走査サイズセンサー161の発光素子から出射された光が原稿面で反射して反射光となる。そして、この反射光が副走査サイズセンサー161の受光素子に受光される。このように、副走査サイズセンサー161は、自らの真上に原稿が存在している場合には、自らの受光素子によって所定の閾値を超える量の光を受光する(原稿を検知する)。これに対し、自らの真上に原稿が存在していない場合には、受光素子による受光量が閾値を下回る(原稿を検知しない)。
原稿基準を基準にして第2コンタクトガラス155上に載置される原稿は、そのサイズと姿勢との組み合わせに応じて、次に説明する2つの状態の何れかの状態になる。即ち、第1の状態は、原稿の副走査方向における読取時下流側の端部を、副走査サイズセンサー161の真上に位置させる状態である。第2の状態は、原稿が副走査方向における読取時下流側の端部を、副走査サイズセンサー161の真上に位置させない状態である。この状態では、副走査サイズセンサー161が原稿を検知しない。
原稿サイズ検知位置DPに位置している移動照射部152は、原稿が第2コンタクトガラス155上に載置されると、その原稿の副走査方向における読取時上流側の端部に対向する。つまり、原稿サイズ検知位置DPは、移動照射部152に対し、第2コンタクトガラス155上に載置された原稿の読取時上流側の端部を対向させる位置になっている。
操作者が第2コンタクトガラス155の上に原稿を載置した後、図示しないADF(51)を閉じ始めると、ADF(51)の開閉角度が90[°]から低下し始める。そして、やがて開閉センサー(157)による開閉角度の検知結果が70[°]まで低下する。読取制御部(170)は、開閉角度が70[°]まで低下すると、ADF(51)の閉操作がなされ始めたと判断する。そして、その判断に基づいて、原稿の載置態様を特定するための載置態様特定処理を開始する。
載置態様特定処理を開始した読取制御部(170)は、まず、LEDアレイ152aにおける全てのLED素子152a’のうち、第1ブロックB1、第2ブロックB2、及び第3ブロックB3のLED素子152a’だけを点灯させる。換言すると、基本ブロック以外のLED素子152aを点灯させる。この点灯条件でCCD(153)による画像の読み取りを行う。そして、得られた読取画像のうち、第1ブロックB1に対応する画像箇所の明度、第2ブロックB2に対応する画像箇所の明度、及び第3ブロックB3に対応する画像箇所の明度に基づいて、それらブロック上における原稿の存否をそれぞれ判断する。その後、その判断結果と、副走査サイズセンサー161による原稿の検知結果とに基づいて、第2コンタクトガラス155上における原稿の載置態様を特定する。このような載置態様特定処理を、ADF(51)が完全に閉じられるまでに完了する。
次に、実施形態に係る複写機の特徴的な構成について説明する。
図9は、LEDアレイ152a及び第2コンタクトガラス155を示す断面図である。この断面図は、LEDアレイ152aの縦断面を示すとともに、第2コンタクトガラス155の横断面を示している。同図において、点線矢印は、LED素子152a’の光軸に沿った光の進行方向を示している。以下、点線矢印で示される光の進行方向を光の向きという。図示のように、LEDアレイ152aにおける全てのLED素子152a’のうち、第1ブロックB1、第2ブロックB2、及び第3ブロックB3に存在しているLED素子152a’は、他のLED素子152a’とは異なり、傾いた姿勢で配設されている。より詳しくは、図示のように、光の向きを鉛直方向上方よりも複写機本体の背面側(後側)に傾ける姿勢で配設されている。このようにして傾いた姿勢で配設されるLED素子152a’は、上述したように、載置態様特定処理で点灯されるLED素子152a’である。参考までに、傾いた姿勢で配設されるLED素子152a’と、真っ直ぐな姿勢で配設されるLED素子152a’とを拡大して図10に示す。
LED素子152a’などの分割光源には、少なからず指向性がある。図11は、LED素子152a’を鉛直方向の真上に向けた場合における光の分布を示す模式図である。図示のようにLED素子152a’から発せられる光の量は、光軸の位置で最も多くなる。光軸に直交する方向において、光軸から遠ざかるほど、光の量が少なくなっていく。LED素子152a’を鉛直方向の真上に向けた場合には、図示のように、主走査方向において、LED素子152a’よりも後側に分散する光の量と、LED素子152a’よりも前側に分散する光の量とが互いに同じになる。図中のCは、複写機の前方に立っている図示しないユーザーの目(距離L)に届く光の量(光の強さ)を示している。
図12は、実施形態に係るプリンタと同様に、LED素子152a’を鉛直方向の真上よりも背面側(後側)に傾けた場合における光の分布を示す模式図である。図示のように、LED素子152a’を真上よりも背面側に傾けた場合には、主走査方向において、LED素子152a’よりも前側に分散する光の量が、LED素子152a’よりも後側に分散する光の量よりも少なくなる。このため、複写機の前方に立っている図示しないユーザーの目(距離L)に届く光の量がより少なくなって、ユーザーの眩しさが軽減される。
このように、本複写機においては、第1ブロックB1、第2ブロックB2、及び第3ブロックB3に存在するLED素子152a’を真上よりも背面側に傾けたことで、載置態様特定処理の実施時にユーザーの目に届いてしまう光の量を少なくする。これにより、眩しさによるユーザーの不快感をより軽減することができる。
なお、複写機の前側や後側など、複写機を中心とする位置関係については、次のようにして特定することが可能である。即ち、ADF51などの原稿押さえ手段が、図5に示されるよう、蝶番159によって揺動可能になっている構成では、原稿押さえ手段の開閉操作性から、ユーザーは複写機(スキャナ)に対し、蝶番159が設けられている側とは反対側に立たざるを得なくなる。このため、蝶番159や揺動軸などを中心にして原稿押さえ手段を揺動させる構成では、複写機(スキャナ)に対して原稿押さえ手段の揺動軸の存在する側が背面側(後側)であり、その反対側がユーザーの立つ前側となる。また、原稿押さえ手段が揺動せずに、原稿面に対して垂直に移動する構成では、ユーザーは、原稿押さえ手段の操作性ではなく、操作パネルの操作性を重視して、操作パネルの前に立つことになる。このため、操作パネルの存在する側が前側になり、その反対側が背面側となる。
本複写機では、第1ブロックB1、第2ブロックB2、及び第3ブロックB3に存在するLED素子152aの鉛直方向上向きからの傾き角度として、半値角θ1/2(指向角半値幅)以上の角度を採用している。半値角θ1/2は、図13の配光分布図に示されるように、光量(光度相対値)が、光軸位置(0°)の半分になる位置の角度である。よって、本複写機では、第1ブロックB1、第2ブロックB2、及び第3ブロックB3に存在するLED素子152aを傾けない場合に比べて、載置態様特定処理におけるユーザーの眩しさ感を半分以下にすることができる。
図14は、載置態様特定処理において読み取られた画像の明度と主走査方向の位置との関係を示すグラフである。このグラフは、第2コンタクトガラス155上にA5サイズの原稿が横長の姿勢(長手方向を主走査方向に延在させる姿勢)で載置された場合における明度と位置との関係を示している。第2コンタクトガラス155上にA5サイズの原稿が横長の姿勢で配設された場合、第1ブロックB1の真上に原稿の前側端部が存在するが、第2ブロックB2や第3ブロックB3の真上には原稿が存在しない。このため、第1ブロックB1のLED素子152a’から発せられた光は、原稿の前側端部で反射した後、CCD153に到達して白色画像として読み取られる。
一方、第2ブロックB2のLED素子152a’から発せられた光や、第3ブロックB3のLED素子152a’から発せられた光は、原稿面では反射しない。第2コンタクトガラス155を通過した後、室内の天井の方に進むか、ADFの裏面のプラテンカバーで反射した後に複写機の前方に進むことから、CCD153には到達しない。このため、図示のように、主走査方向におけるブロックB1の位置では明度の高い白色画像が読み取られるが、ブロックB2やブロックB3の位置では、明度のない黒色画像が読み取られる。つまり、ブロックB1の位置だけ、読取画像の明度が閾値を超えることになる。
読取制御部(170)は、載置態様特定処理において、読み取られた画像の明度が閾値を超えるか否かに基づいて、ブロックB1、ブロックB2、ブロックB3についてそれぞれ、その真上における原稿の存否を判定する。そして、その判定結果と、副走査サイズセンサー161による原稿の存否の検知結果と、次の表1で示されるデータテーブルとに基づいて、第2コンタクトガラス155上に載置された原稿の載置態様を特定する。なお、原稿の載置態様が特定されると、同時に原稿の主走査方向の長さが特定される。即ち、読取制御部は、原稿の載置態様を特定することで、主走査方向の長さを特定していることになる。
Figure 2014179826
図15は、スキャナ150を上方から示す平面図である。同図では、移動照射部152が原稿サイズ検知位置DPに位置している。第1コンタクトガラス154や第2コンタクトガラス155は、それぞれ筺体の上壁に個別に設けられた開口を覆うように配設されている。それらコンタクトガラスは透明であるため、前述の開口を通じて筺体の内部の様子を透かせて見せている。第1コンタクトガラス154や第2コンタクトガラス155を配設するために筺体の上壁に設けられた2つの開口の間には、上壁を構成する板材が介在している。そして、この板材の裏面には、白色部材としての白色板190が貼り付けられている。この白色板190はその表面の白色ベタ像をCCD(153)に読み取らせるためのものである。
第2コンタクトガラス155上に図示しない原稿を載置した操作者が図示しないADF(51)を閉じ始めると、スキャナ150の読取制御部(170)は、上述した載置態様特定処理を開始する。この載置態様特定処理は、一般的な速度でADFが閉じられる場合におけるADFの完全閉動作に要する時間よりも短い時間で行われる。このため、操作者によってADFが一般的な速度で閉じられた場合には、ADFが完全に閉じられる前に載置態様特定処理が完了する。その後、読取制御部は、移動照射部152を移動モーター(174)の逆駆動によって図中矢印A方向に移動させて第1コンタクトガラス154の直下のホームポジションHPに位置させる。その直後に、原稿画像の読み取りのために、LEDアレイ152における全てのLED素子を点灯させてから、移動照射部152を移動モーターの正転駆動によって図中矢印B方向に移動させる。この際、移動照射部152を白色板190の直下に位置させたタイミングで、CCD(153)の複数の撮像素子によって白色板190の白色ベタ像を読み取らせながら、それら撮像素子からの出力に基づいてシェーディング補正データを構築する。以下、このシェーディング補正データを原稿画像用シェーディングデータという。原稿画像用シェーディングデータを構築したら、移動照射部152を原稿読取開始位置SPまで移動させたタイミングで、原稿画像の読み取り処理を開始する。そして、複数の撮像素子からの出力を原稿画像用シェーディングデータに基づいてシェーディング補正しながら、補正後の出力値をそれぞれ記憶する。その後、原稿の後端部までの出力値を取得したら、それら出力値に基づいて原稿画像の画像情報を構築する。
図16は、読取制御部170の内部構成を示すブロック図である。読取制御部170は、CPU(Central Processing Unit)170a、記憶手段たるRAM(Random Access Memory)170b、記憶手段たるROM(Read Only Memory)170cなどを有している。また、画像処理回路170d、シェーディング補正回路170e、A/D変換回路170fなども有している。A/D変換回路170fは、CCD153の複数の撮像素子から出力されるアナログの電圧値をそれぞれ個別にデジタルの値に変換し、変換後の値(以下、デジタル出力値という)をシェーディング補正回路170eに出力するものである。シェーディング補正回路170eは、図示しない記憶手段たる記憶回路を具備しており、その記憶回路の中にシェーディング補正データを記憶している。そして、A/D変換回路170fから受信した、複数の撮像素子についてのデジタル出力値をシェーディング補正した後に、それぞれの補正後の出力値(以下、S補正後出力値という)画像処理回路170dに出力する。画像処理回路170dは、複数の撮像素子についてそれぞれ個別にシェーディング補正回路170eから出力されるS補正後出力値に基づいて、原稿画像の画像情報を構築する(シェーディング補正)。
このようにシェーディング補正を行うことで、第1ブロックB1、第2ブロックB2、及び第3ブロックB3のLED素子152aを傾けていても、画像の明度を正しく読み取ることができる。
なお、図10において、LEDアレイ152aの表面は、ガラスなどの透明な材料からなる導光層Laで被覆されている。傾斜した姿勢のLED素子152aから発せられた光を、透明な材料からなる基層Lbと、導光層152bとの界面に通す際に屈折させないように、図17に示されるような構成を採用してもよい。この構成では、導光層Laの主走査方向における全域のうち、傾斜した姿勢のLED素子152a’と対向する領域を、そのLED素子152a’の表面と同じ角度で傾斜させ、その傾斜面をLED素子152a’の表面に密着させている。かかる構成では、光の屈折を抑えることができる。
また、図18に示されるように、通常の画像読取処理で用いるLED素子152a’とは別に、載置態様特定処理のためだけに用いるLED素子152”を、LEDアレイ152に設けてもよい。この場合、通常の画像読取処理で用いるLED素子152a’については、全て鉛直方向上向きの姿勢で配設することにより、傾けることに起因する読取画質の劣化の発生を回避することができる。
また、ADF(51)を閉じる速度はユーザーによって個人差があるため、ADFの角度ではなく、ADFが閉じられ始めてからの経過時間に基づいて載置態様特定処理を開始させるようにしてもよい。この場合、経過時間をユーザーの入力操作によって自由に設定できるようにしてもよい。
また、載置態様特定処理において、移動照射部152を原稿サイズ検知位置DPからホームポジションHPに向けて移動させながら、CCD153による画像読取を行わせるようにしてもよい。この場合、各ブロックのLED素子152a’を処理開始時に偶然に原稿の黒ベタ画像に対向させていたとしても、処理の実施中に、移動照射部152の移動によって非画像部との対向位置に移動させて、画像の明度を閾値以上にすることが可能になる場合がある。これにより、原稿に黒ベタ画像が存在することによる原稿の存否の誤判定を低減することができる。
また、本複写機では、定型サイズとして、B5、A5、B4、A4、及びA3のサイズに対応するようになっているが、対応できる定型サイズの種類を更に多くしてもよい。この場合、基本ブロックとは別に点灯させるLED素子152a’のブロック数を3つよりも増やすことで、より多くの種類の定型サイズでも区別することが可能になる。
また、載置態様特定処理において、各ブロックのLED素子152a’の点灯と、原稿の存否の判定とを、時間をずらして個別に行うようにしてもよい。例えば、まず、第1ブロックB1のLED素子152a’だけを点灯させ、CCD153によって読み取られた画像における第1ブロックB1に対応する箇所の明度に基づいて、第1ブロックB1上での原稿の存否を判定する。そして、原稿なしという判定結果になった場合には、その判定結果と、副走査サイズセンサー161による原稿の存否の判定結果と、表1のデータテーブルとに基づいて、第2コンタクトガラス155上の原稿の載置態様を特定する。これに対し、原稿ありという判定結果になった場合には、次に、第2ブロックB2のLED素子152a’だけを点灯させる。そして、CCD153によって読み取られた画像における第2ブロックB2に対応する箇所の明度に基づいて、第2ブロックB2上での原稿の存否を判定する。これにより、原稿なしという判定結果になった場合には、これまでの判定結果と、副走査サイズセンサー161による原稿の存否の判定結果と、表1のデータテーブルとに基づいて、第2コンタクトガラス155上の原稿の載置態様を特定する。これに対し、原稿ありという判定結果になった場合には、次に、第3ブロックB3のLED素子152a’だけを点灯させる。そして、CCD153によって読み取られた画像における第3ブロックB3に対応する箇所の明度に基づいて、第3ブロックB3上での原稿の存否を判定する。その後、これまでの判定結果と、副走査サイズセンサー161による原稿の存否の判定結果と、表1のデータテーブルとに基づいて、第2コンタクトガラス155上の原稿の載置態様を特定する。かかる構成では、載置態様特定処理において、第1ブロックB1、第2ブロックB2、第差ブロックB3のLED素子152a’を同時に点灯させずに、順に点灯させることで、光の漏れ量をより低減して、ユーザーの眩しさ感をより軽減することができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
[態様A]
原稿を載置する原稿台(例えば第2コンタクトガラス155)と、前記原稿台の表面に向けて原稿を押さえる原稿押さえ手段(例えばADF51)と、前記原稿台の表面に沿った主走査方向に並ぶ複数の分割光源(例えばLED素子152a’)を具備する光源(例えばLEDアレイ152a)のそれぞれの分割光源から発した光を前記原稿台上の原稿に向けて照射して原稿面での反射光を得ながら、前記表面に沿いつつ主走査方向に直交する方向である副走査方向に移動する移動照射手段(例えば移動照射部152)と、前記移動照射手段からの反射光を受光して原稿の画像を読み取る画像センサー(例えばCCD153)と、複数の前記分割光源のうち、一部だけを点灯させながら前記画像センサーによる受光量を取得した結果に基づいて、前記原稿の主走査方向の長さを特定するための長さ特定処理を実施する制御手段(例えば読取制御部170)とを有する原稿読取装置(例えばスキャナ150)において、前記光源における複数の前記分割光源のうち、前記長さ特定処理で点灯される分割光源の向きを、鉛直方向上方よりも装置本体の背面側に傾けたことを特徴とするものである。
[態様B]
態様Bは、態様Aにおいて、前記長さ特定処理で点灯される前記分割光源の向きの鉛直方向上方に対する傾き角度を、半値角以上にしたことを特徴とするものである。
[態様C]
態様Cは、態様A又はBであって、鉛直方向上方によりも装置本体の背面側に傾けられる前記分割光源が、前記原稿台に載置された定型サイズの原稿における主走査方向の端部に対向する分割光源であることを特徴とするものである。
[態様D]
態様Dは、原稿の画像を読み取る原稿読取装置と、前記原稿読取装置による画像の読取結果に基づいて記録部材に画像を形成する画像形成手段(例えば画像形成部1)とを備える画像形成装置において、前記原稿読取装置として、態様A〜Cの何れかを用いたことを特徴とするものである。
1:画像形成部(画像形成手段)
51:ADF(原稿押さえ手段)
150:スキャナ(原稿読取装置)
152:移動照射部(移動走者手段)
152a:LEDアレイ(光源)
152a’:LED素子(分割光源)
153:CCD(画像センサー)
155:第2コンタクトガラス(原稿台)
170:読取制御部(制御手段)
特許第4006417号公報

Claims (4)

  1. 原稿を載置する原稿台と、前記原稿台の表面に向けて原稿を押さえる原稿押さえ手段と、前記原稿台の表面に沿った主走査方向に並ぶ複数の分割光源を具備する光源のそれぞれの分割光源から発した光を前記原稿台上の原稿に向けて照射して原稿面での反射光を得ながら、前記表面に沿いつつ主走査方向に直交する方向である副走査方向に移動する移動照射手段と、前記移動照射手段からの反射光を受光して原稿の画像を読み取る画像センサーと、複数の前記分割光源のうち、一部だけを点灯させながら前記画像センサーによる受光量を取得した結果に基づいて、前記原稿の主走査方向の長さを特定するための長さ特定処理を実施する制御手段とを有する原稿読取装置において、
    前記光源における複数の前記分割光源のうち、前記長さ特定処理で点灯される分割光源の向きを、鉛直方向上方よりも装置本体の背面側に傾けたことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 請求項1の原稿読取装置において、
    前記長さ特定処理で点灯される前記分割光源の向きの鉛直方向上方に対する傾き角度を、半値角以上にしたことを特徴とする原稿読取装置。
  3. 請求項1又は2の原稿読取装置であって、
    鉛直方向上方によりも装置本体の背面側に傾けられる前記分割光源が、前記原稿台に載置された定型サイズの原稿における主走査方向の端部に対向する分割光源であることを特徴とする原稿読取装置。
  4. 原稿の画像を読み取る原稿読取装置と、前記原稿読取装置による画像の読取結果に基づいて記録部材に画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置において、
    前記原稿読取装置として、請求項1乃至3の何れかの原稿読取装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019041257A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像読取装置を備えた画像形成装置

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