JP2013026740A - 画像読取装置、および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストを上昇させることなく、原稿サイズ検知時に光源からの直接光が見えないようにし、オペレーターがまぶしさを感じることを防止する。
【解決手段】画像読取装置16のコンタクトガラス35に奥側基準マーク121と手前側基準マーク122とを設け、原稿を設置する際操作パネル112からどちらの基準マークに基づいて設置したかを入力する。圧板が所定の位置まで閉められたとき光源37を発光する。サイズ判定手段113は、奥側基準マークに原稿が設置されたとき、CCDイメージセンサー44の位置A、B、Cおよび反射型センサー114により位置Dで原稿の有無を検出することにより、また、手前側基準マークに原稿が設置されたとき、位置E、F、Gおよび位置Dでの原稿の有無により原稿のサイズを検知する。原稿を手前側基準マークに設置すると、原稿で光源が遮られ、まぶしさが低減できる。
【選択図】図3
【解決手段】画像読取装置16のコンタクトガラス35に奥側基準マーク121と手前側基準マーク122とを設け、原稿を設置する際操作パネル112からどちらの基準マークに基づいて設置したかを入力する。圧板が所定の位置まで閉められたとき光源37を発光する。サイズ判定手段113は、奥側基準マークに原稿が設置されたとき、CCDイメージセンサー44の位置A、B、Cおよび反射型センサー114により位置Dで原稿の有無を検出することにより、また、手前側基準マークに原稿が設置されたとき、位置E、F、Gおよび位置Dでの原稿の有無により原稿のサイズを検知する。原稿を手前側基準マークに設置すると、原稿で光源が遮られ、まぶしさが低減できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像読取装置および画像形成装置に係り、特に原稿台のコンタクトガラス上に配置された原稿のサイズを自動判別する機能を備える画像読取装置、およびこの画像読取装置を備えた画像形成装置に関する。
上述の画像読取装置を備えたデジタル複写機、スキャナー、ファクシミリでは、コンタクトガラスに設置された原稿のサイズを圧板開閉時等に自動的に検知し、オペレーターが原稿を指定しなくとも適切なサイズの記録媒体を用いて印刷等を行う機能が求められる。
原稿のサイズを自動的に検知するため、圧板の開閉時等にコンタクトガラスの下側に配置した光源を点灯して、原稿からの反射光を画像データとして読み取る反射型のセンサーを配置し、この画像データに基づいて原稿のサイズを判断するものがある。図8は従来の画像読取装置における原稿サイズとセンサーの配置箇所を示す平面図、図9は原稿サイズ判定に使用する判定表である。この例に係る画像読取装置にあっては、複数の反射型センサー、この例では4台の反射型センサー201、202、203、204を、図8中のA、B、C、Dの位置に配置している。そして、コンタクトガラス上に配置された原稿からの反射光を各センサー201、202、203、204が検知したかをインデックスとして判定表210を参照して原稿のサイズを判定する。
ここで、センサー201、202、203、204は、図8に示すように、原稿のサイズ(A5(タテ、ヨコ)、B5(タテ、ヨコ)、A4(タテ、ヨコ)、B4(タテ)、A3(タテ)を識別するのに適切な位置A、B、C、Dに配置される。そして、これらセンサー201、202、203、204での検出の有無により原稿のサイズを判定する。
また、近年、画像読取用の光源を点灯させてコンタクトガラスに配置された原稿からの反射光を電荷結合素子(CCD)ラインセンサー等の画像読取手段で取り込み、原稿サイズを判断する画像読取装置がある。この画像読取装置では、原稿のサイズ検出のため、原稿の画像読取用の光源と画像読取手段を使用できるため、原稿サイズ検知専用のセンサーの数を減らすことができ、コストを低減できる。
図10は原稿読取用の画像読取手段を用いて原稿サイズを検知する画像読取装置を説明するものであり、(a)は原稿の大きさと検出箇所とを示す平面図、(b)は読取データの状態を示す模式図である。このような画像読取装置では、オペレーターが原稿をコンタクトガラス上に配置し、圧板が途中まで閉じ、圧板が所定の角度になったとき、初期位置に配置された画像読取用の光源が点灯し、CCDラインセンサー210で画像データを取得する。すると、原稿がある範囲では反射光が多いため読取データの値は高くなり、原稿がない範囲では反射光が来ないため読取データの値は低くなる。また、検知箇所Dには、反射型のセンサーを配置して、この箇所における原稿の有無を検出する。
しきい値を所定値に設定すると、図10(b)に示すように原稿が配置された範囲ではハイ(H)、原稿が配置されない範囲ではロー(L)の信号を取得できる。そして、原稿サイズ検知判定用の検知箇所を図10(a)に示すA、B、Cに設定し、それぞれの検知箇所A、B、Cでの出力を取得する。そして、これら値と検知箇所Dでの検出結果に基づいて、図6に示した表に基づいて原稿のサイズを判定する。
ここで、前述した反射型センサーの多くは赤外領域の光を使用するため動作時に見えないが、原稿読取用の光源は可視光を使用しており、しかも画像読取品質を確保するためには大光量を必要とする。このため、画像読取用の光源からの光を直接見た場合、オペレーターはまぶしさを感じることが多い。
特許文献1には、対向する2つの光源のうち、1つだけを点灯させて、光量を低下させることによりまぶしさを低減する画像読取装置が記載されている。すなわち、特許文献1に記載の画像読取装置は、原稿を配置するコンタクトガラスと、コンタクトガラスの下方において副走査方向に移動可能に設けられ、コンタクトガラスに配置された原稿を照射するキャリッジと、CPUとを備えている。そして、キャリッジは、主走査方向に沿って互いに平行に設けられた一対のLEDアレイ光源を備えている。それぞれのLEDアレイ光源の光軸は、コンタクトガラスの設置面に垂直な方向に対して他方のLEDアレイ光源側に傾斜している。CPUは、LEDアレイ光源のうち片方のLEDアレイ光源を消灯し、他方のLEDアレイ光源を点灯するように制御して、オペレーターにまぶしさを感じさせないようにする。
このような原稿サイズ検知時の光源点灯は圧板が所定の角度まで閉じられたときに行われる。そのときに光源の光が直接見えるかどうかは、例えばオペレーターの身長や立つ位置等にもよる。また、まぶしいと感じるかどうかも個人差がある。
通常、圧板の開閉支点は、装置のオペレーターが立つ手前側と反対に位置する奥側にあり、オペレーターは、装置の手前側から原稿の設置、圧板の開閉操作を行う。ここで、原稿設置の基準位置は、装置の奥側とすることが多い。これは、読取可能なサイズを超えた原稿の一部を読み取るような場合に、はみ出して配置された原稿が装置の手前側に飛び出るように配置する方が使いやすいという理由による。この基準位置を装置の手前側にすると、はみ出した原稿が圧板開閉支点に干渉するため、操作性が悪くなる。
このように、原稿の設置の基準位置が奥側とされ、最大サイズよりも小さい原稿を設置した場合、原稿サイズ検知時に光源を点灯させた場合に、オペレーターに光源からの直接光が目に入るため、まぶしさを感じる。
原稿設置の基準位置を奥側から手前側に変更できる技術が提案されている。特許文献2、特許文献3には、原稿設置の基準位置を手前側に変更できる技術が記載されている。特許文献2に記載の複写機はユーザーが原稿基準位置を任意に設定できるものである。また、特許文献3に記載の画像形成装置は、車いすに座っている人でも容易に原稿の設置ができるように、原稿設置の基準位置を手前側に変更できるものである。これらの技術は、原稿のサイズを認識することとは、直接の関連を有するものではない。
しかしながら、特許文献1に記載の画像読取装置は、対向する2つの光源のうち1つだけを点灯させて、光量を低下させることによりまぶしさを低減するものであるが、光源の直接光が見えてしまうことには変わりがなく、根本的な解決にはならない。
本発明は上述の点にかんがみてなされたものであり、コストを上昇させることなく、原稿サイズ検知時に光源からの直接光が見えないようにし、オペレーターがまぶしさを感じることを防止できる画像読取装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、副走査方向に沿う両辺のうち一方の辺側を支点軸として他辺側を上方に向け原稿台に回転動可能に保持され、コンタクトガラス上に配置された原稿をコンタクトガラスに押し付ける圧板と、前記圧板が所定角度だけ開かれたことを検出する圧板検出手段と、主走査方向の両端位置に設定され、配置される原稿の設置基準位置を表示する2つの原稿配置基準マークと、前記圧板検出手段が前記圧板が所定角度だけ開かれたこと検出したとき、配置された原稿にサイズ検出用の読取光を原稿の主走査方向に沿う領域に照射する光源と、前記配置された原稿からの反射光を、前記主走査方向に沿う複数の箇所で読み取る反射光読取手段と、外部からの操作で原稿が前記2つの原稿配置基準マークのうちいずれの原稿配置基準マークを基準として配置されたかを特定するマーク特定信号を発生するマーク特定信号発生手段と、前記マーク特定信号と、前記読取手段の検出結果とに基づいて原稿のサイズを判定するサイズ判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の画像読取装置は、副走査方向に沿う両辺のうち一方の辺側を支点軸として他辺側を上方に向け原稿台に回転動可能に保持され、コンタクトガラス上に配置された原稿をコンタクトガラスに押し付ける圧板と、前記圧板が所定角度だけ開かれたことを検出する圧板検出手段と、主走査方向の両端位置に設定され、配置される原稿の設置基準位置を表示する2つの原稿配置基準マークと、前記圧板検出手段が前記圧板が所定角度だけ開かれたこと検出したとき、配置された原稿にサイズ検出用の読取光を原稿の主走査方向に沿う領域に照射する光源と、前記配置された原稿からの反射光を、前記主走査方向に沿う複数の箇所で読み取る反射光読取手段と、前記読取手段の出力結果に基づいて前記コンタクトガラス上原稿台上の前記支点軸側の原稿配置基準マークにおける原稿の有無を判定して原稿の基準配置位置を判定するとともに、前記読取手段の検出結果に基づいて原稿サイズの判定を行うサイズ判定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像読取装置によれば、原稿サイズ検知時の光源のまぶしさを解消するため、原稿をコンタクトガラスの手前側の原稿基準位置に配置したとき、その旨を装置に設定して、光源のまぶしさを防止しつつ自動的に原稿のサイズを判定することができる。
また、本発明に係る他の画像読取装置によれば、原稿サイズ検知時の光源のまぶしさを解消するため、原稿をコンタクトガラスの手前側の原稿基準位置に配置したとき、装置は原稿の配置位置を自動的に認識するので、光源のまぶしさを防止しつつ自動的に原稿のサイズを判定することができる。
次に本発明を実施するための形態(以下では単に実施形態と記載する)に係る画像読取装置および画像形成装置について説明する。
<実施形態1>
以下実施形態1に係る画像形成装置について説明する。図1は実施形態1に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。複写機である画像形成装置11は、記録媒体にトナー像を形成する画像形成手段12と、画像形成手段12によって形成された記録媒体上のトナー像を、その記録媒体に定着する定着装置13と、画像形成手段12に記録媒体を搬送する記録媒体搬送装置14とを備える。また、画像形成装置11は、画像形成手段12、定着装置13および記録媒体搬送装置14を収容する第1の装置本体15と、原稿画像を読み取る画像読取装置16と、画像読取装置16を収容する第2の装置本体17とを備える。
以下実施形態1に係る画像形成装置について説明する。図1は実施形態1に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。複写機である画像形成装置11は、記録媒体にトナー像を形成する画像形成手段12と、画像形成手段12によって形成された記録媒体上のトナー像を、その記録媒体に定着する定着装置13と、画像形成手段12に記録媒体を搬送する記録媒体搬送装置14とを備える。また、画像形成装置11は、画像形成手段12、定着装置13および記録媒体搬送装置14を収容する第1の装置本体15と、原稿画像を読み取る画像読取装置16と、画像読取装置16を収容する第2の装置本体17とを備える。
さらに、画像形成装置11は、原稿を搬送する開閉体として圧板の機能を有する自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)18を備える。ADF18は第2の装置本体17に図示していない支点軸を備えたヒンジ機構で連結され、第2の装置本体17に開閉自在に配置される。ADF18は主走査方向に沿う2辺のうちオペレーターの立ち位置である手前側の辺側が開くよう、奥側(反オペレーター側)の辺側に支点軸を備える。
ADF18は、原稿束を配置可能な原稿配置台20と、原稿配置台20に配置された原稿束の上面に当接して原稿束を送り出す接触位置および原稿束から離隔する離隔位置の間で移動するピックアップローラ21とを備える。また、ADF18は、ピックアップローラ21によって送り出された原稿束から原稿を1枚ずつ分離して読取位置であるスリットガラス36に向かって搬送する給紙ベルト22を備える。またADF18は、リバースローラ23、搬送ローラ対24からなる原稿搬送手段25を備える。さらにADF18は、読取位置で読み取りが終了した原稿を原稿排紙台26に排紙する搬送ローラ対27および排紙ローラ対28からなる原稿排紙手段29と、を備える。
排紙ローラ対28は、駆動ローラ28aと、駆動ローラ28aに摺接する従動ローラ28bおよび従動ローラ28cとを備える。排紙ローラ対28の近傍には切換爪30が設けられている。切換爪30は、第1の切換位置と第2の切換位置との間で移動するようになっており、切換爪30が第1の切換位置に切り換えられると、駆動ローラ28aおよび従動ローラ28bによって原稿が原稿排紙台26に排紙される。
また、切換爪30が第2の切換位置に切り換えられると、駆動ローラ28aおよび従動ローラ28cによって原稿がスイッチバック通路31に搬送される。スイッチバック通路31には正逆回転自在なスイッチバックローラ対32が設けられる。スイッチバック通路31に搬送される原稿は、スイッチバックローラ対32によって図1中、右方向に搬送された後、スイッチバックローラ対32が逆転駆動することにより、再搬送経路を介して搬送ローラ対24に搬送される。このため、原稿が反転されて読取位置に搬送される。
また、画像読取装置16は、それ自体周知のように、光学系34を収容した第2の装置本体17と、第2の装置本体17の上部に固定配置されたコンタクトガラス35およびスリットガラス36とを備える。
この画像読取装置16にあっては、閉じられた原稿や本等からなる原稿をコンタクトガラス35上に原稿を配置して、その原稿PをADF18によって押し付けることにより、原稿を読み取ることができる。また、ADF18によって自動搬送される原稿はスリットガラス36の読取位置で読み取られる。
すなわち、画像読取手段としての光学系34は、光源37と第1ミラー38とを有する第1走行体39と、第2ミラー40および第3ミラー41を有する第2走行体42と、結像レンズ43と、CCDイメージセンサー44とを備える。第1走行体39および第2走行体42は、図1に示した位置から右方に移動し、このとき、光源37から出射する光によって原稿を照明し、その反射光を第1ミラー38、第2ミラー40および第3ミラー41の順に反射した後、結像レンズ43を通してCCDイメージセンサー44に入射する。このようにして原稿画像がCCDイメージセンサー44に結像されることにより、原稿の画像が読み取られる。
ADF18によって原稿を読み取る場合には、図1中、右方に示す位置に第1走行体39および第2走行体42を固定した状態で上述した手順で走行する原稿を読み取る。
画像形成手段12は、ドラム状の感光体からなる第1像担持体45Y、第2像担持体45C、第3像担持体45Mおよび第4像担持体45BKを備えており、これら第1〜第4像担持体45Y〜45BKには、複数の支持ローラに巻き掛けられた無端ベルトからなる中間転写ベルト46が対向配置される。
第1〜第4像担持体45Y〜45BKは、それぞれ図1における時計方向に回転駆動されるようになっており、中間転写ベルト46は図1中、矢印A方向に回転駆動される。このとき、第1像担持体45Yは、帯電ローラ47によって所定の極性に帯電される。
光書き込みユニット48からは、上述した原稿の読み取り結果に応じた画信号に基づいて光変調されたレーザービームLが射出される。第1像担持体45Yの帯電面にそのレーザービームLが照射されることによって第1像担持体45Yに静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置49によってイエロートナー像として可視像化される。
1次転写ローラ50には、転写電圧が印加されることによって、第1像担持体45Y上に形成されたトナー像が図1中、矢印A方向に回転する中間転写ベルト46上に1次転写される。
トナー像転写後の第1像担持体45Y上に付着する転写残トナーは、クリーニング装置52によって除去される。本実施の形態の画像形成装置11においては、第1像担持体45Yと、その周囲に設けられた帯電ローラ47と、現像装置49と、クリーニング装置52とによって一体的なプロセスカートリッジが構成される。
現像装置49は、粉体状のトナーを収容した現像容器53を有し、そのトナーによって静電潜像が可視像化される。また、現像容器53内のトナー量が減少したとき、トナーボトル54Yから現像容器53にトナーが補給される。
一方、クリーニング装置52は、第1像担持体45Yから除去されたトナーを受け入れるクリーニング容器55を備える。クリーニング容器55内のトナーは、トナー搬送装置によって、図示していない廃トナー容器に搬送される。このように、現像容器53、トナーボトル54Y、クリーニング容器55および廃トナー容器にはトナーが収容される。
上述した動作と同様にして、第2像担持体45C、第3像担持体45Mおよび第4像担持体45BK上にシアントナー像、マゼンタトナー像およびブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がイエロートナー像の転写された中間転写ベルト46上に順次重ねて1次転写される。
これらの第2像担持体45C、第3像担持体45M、第4像担持体45BKにトナー像を形成する現像装置が備える現像容器内のトナー量が減少したときも、各トナーボトル54C、54M、54BKから、その各現像容器にトナーが補給される。
このようにして、中間転写ベルト46上に転写された重ねトナー像は、2次転写ローラ56の作用によって記録媒体に2次転写され、その転写後の中間転写ベルト46上に付着する転写残トナーは、ベルト用のクリーニング装置52により除去される。クリーニング装置52のクリーニング容器55にもトナーが収容され、そのトナーは図示していない廃トナー容器に搬送される。
記録媒体搬送装置14は、中間転写ベルト46の下方に配置されている。記録媒体搬送装置14は、転写紙または樹脂シート等からなる記録媒体Sを収容した給紙カセット57と、最上位の記録媒体Sに接触する給紙ローラ58と、レジストローラ対59とを有する。記録媒体搬送装置14においては、給紙ローラ58の回転によって最上位の記録媒体Sが図1中、矢印B方向に送り出される。送り出された記録媒体Sは、レジストローラ対59の回転によって、所定のタイミングで中間転写ベルト46と、中間転写ベルト46に対向配置された2次転写ローラ56との間に搬送される。
記録媒体Sが中間転写ベルト46と2次転写ローラ56との間を通過するとき、2次転写ローラ56には転写電圧が印加されることによって、中間転写ベルト46上の重ねトナー像が記録媒体に2次転写される。このようにして、画像形成手段12により、記録媒体上にトナー像が形成される。
トナー像が形成された記録媒体は定着装置13を通過し、このとき画像形成手段12によって形成された記録媒体上のトナー像がその記録媒体に定着される。また、定着装置13によって画像が定着された記録媒体Sは排紙ローラ対60によって記録媒体排紙台61上に排紙される。
記録媒体排紙台61は、画像形成手段12を収納する第1の装置本体15と、画像読取装置16を収納する第2の装置本体17との間に形成される。実施形態1では、画像形成装置11は、排紙ローラ対60による記録媒体Sの排紙方向下流側に位置する第1の装置本体15および第2の装置本体17の間が開放される胴内排紙型の装置である。
排紙ローラ対60の上流側には切換レバー62が設けられる。切換レバー62は記録媒体の表面の複写が終了したときに、記録媒体Sの裏面に複写を行う場合、反転通路63側に切り換えられる。すなわち、記録媒体Sの後端が排紙ローラ対60に挟まれると、排紙ローラ対60が逆転駆動するとともに、切換レバー62が反転通路63に連通する位置に切り換えられ、記録媒体Sが反転通路63に向かって搬送される。
反転通路63には反転ローラ対64が設けられ、反転ローラ対64によって反転通路63を搬送される記録媒体は、2次転写ローラ56側に搬送される。一方、スリットガラス36上には反射ガイド板65が設けられ、反射ガイド板65は原稿の読取時の白基準を構成するとともに、光源37からの光を反射する。
また、コンタクトガラス35とスリットガラス36の間にはガイド部材71が設けられ、ガイド部材71は、スリットガラス36を通過した原稿をすくい上げて搬送ローラ対27に向かって案内するよう制御される。
次に画像形成装置11における画像読取装置16を詳細に説明する。図2は同画像形成装置における画像読取装置を示すブロック図、図3は同画像読取装置における原稿サイズの検知を説明するものであり、(a)は原稿のサイズ、基準位置および原稿検知位置を示す平面図、(b)は読取データの状態を示す模式図である。実施形態1に係る画像読取装置16は、原稿のサイズ検知動作時にオペレーターがまぶしさを感じるような場合に、原稿の基準位置を変更することにより光源を直接見なくてもすむようにでき、この場合にも原稿のサイズを自動的に検出できるようにする。
画像読取装置16は、図2に示すように、前述した光源37、CCDイメージセンサー44の他に、圧板検出手段111と、操作パネル112と、サイズ判定手段113と、反射型センサー114とを備える。また、実施形態1に係る画像読取装置16において、コンタクトガラス35には、図3(a)に示すように、圧板としての機能を備えるADF18の開閉支点がある奥側の基準マークである奥側基準マーク121を配置している。また画像読取装置16は、奥側と反対側であるオペレーターの立ち位置側(手前側)の基準マークである手前側基準マーク122を配置している。両基準マーク121、122は、コンタクトガラス35の外周縁に配置した原稿スケールに原稿の角部の位置を示すものとできる。
圧板検出手段111は、圧板の機能を備えるADF18が所定角度になったことを検出する。これは、例えばADF18に接触してスイッチがオンオフ状態となるマイクロスイッチを配置し、ADF18が所定の角度になったことを検出することで実現される。ADF18が開状態から所定角度になったとき、画像読取装置16は、光源37を点灯して、原稿のサイズ検出を実行する。なお、圧板検出手段111として、光学式のセンサー等非接触式のセンサーを使用することができる。
操作パネル112は、オペレーターの操作により、原稿がいずれの原稿配置基準マークを基準として配置されたかを特定するマーク特定信号を発生する。実施形態1に係る画像読取装置16では、操作パネル112の液晶タッチパネルに奥側基準マーク121、手前側基準マーク122に対応する2つの表示を備え、いずれかの表示に触れることにより、指定する。なお、マーク特定信号発生手段としては、液晶タッチパネルの他、電気的なスイッチを使用することができる。
反射型センサー114は、図2に示すように、光源37の初期位置から副走査方向に離間して方向に配置され、原稿の副走査方向の所定位置(位置D)での有(H)、無(L)を検出する。反射型センサー114は、各基準マーク121、122から副走査方向にB5サイズの長手寸法(257mm)の内側、主走査方向の中央位置に配置されこの位置での原稿の有無を検出する。なお、反射型センサー114としては公知の赤外線を使用したものを使用することができる。
サイズ判定手段113は、操作パネル112からのマーク特定信号と、CCDイメージセンサー44における6カ所の検出位置(位置A、B、C、E、F、G(図2(a)参照)における検出信号と、反射型センサー114の検出信号から原稿のサイズを判定する。サイズ判定手段113は、CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピューターとして構成され、ROMに格納したプログラムをCPUで実行することによりサイズ判定処理を行う。また、サイズ判定手段113は、画像形成装置11の制御装置をなすマイクロコンピューターでその機能を実現することができる。
CCDイメージセンサー44における原稿の検出位置について説明する。サイズ判定手段113は、光源37が初期位置に配置された状態でCCDイメージセンサー44が取得する画像データのうち、主走査方向に1列に配置された位置A、B、C、E、F、Gにおいて画像データを取得する。そして、サイズ判定手段113は、しきい値を所定値に設定することにより、図3(B)に示すように各位置A、B、C、E、F、Gにおいて原稿が配置されたときにハイ(H)、原稿が配置されないときにロー(L)の信号を取得する。
位置Aは、奥側基準マーク121から182mmから210mmの間に設定される。位置Bは、奥側基準マーク121から210mmから257mmの間に設定される。位置Cは、奥側基準マーク121から257mmから297mmの間に設定される。
同様に、位置Eは、手前側基準マーク122から182mmから210mmの間に設定される。位置Fは、手前側基準マーク122から210mmから257mmの間に設定される。位置Gは、手前側基準マーク122から257mmから297mmの間に設定される。
オペレーターが、まぶしさを防止したい場合には、原稿を手前側基準マーク122に基づいてコンタクトガラス35上に配置する。これにより、光源37の光は、原稿で遮られて減少し、オペレーターが視認する光量が減じる。一方、オペレーターが、光を気にしない場合には、原稿を奥側基準マーク121に基づいて配置する。そして、サイズ判定手段113は、この原稿が配置された状態で光源を点灯して、CCDイメージセンサー44の各位置A、B、C、E、F、Gにおける原稿の有無と、位置Dにおける反射型センサー114による原稿の有無の検出結果に基づいて原稿のサイズを判定する。
すなわち、サイズ判定手段113は、操作パネル112からのマーク特定信号、各位置A、B、C、D、E、F、Gにおける検出値をインデックスとして、ROMに格納した2つの判定表、判定表210(図9参照)および判定表120(図4参照)を参照することにより原稿のサイズを判定する。
判定表210は従来例で示した画像読取装置に使用したものと同じである。判定表210は、図9に示すように、操作パネル112から奥側基準マーク121に原稿を配置した旨の信号が入力されたとき使用される。判定表210の位置A、B、C、Dにおける信号のH、L(有、無)と原稿のサイズ(A5(タテ、ヨコ)、B5(タテ、ヨコ)、A4(タテ、ヨコ)、B4(タテ)、A3(タテ)とを対応づける。
判定表120は、図4に示すように、操作パネル112から手前側基準マーク122に原稿を配置した旨の信号が入力されたとき使用される。判定表120の位置E、F、G、Dにおける信号のHL(有無)と原稿のサイズ(A5(タテ、ヨコ)、B5(タテ、ヨコ)、A4(タテ、ヨコ)、B4(タテ)、A3(タテ)とを対応づける。
次にサイズ判定手段113のサイズの検出手順について詳細に説明する。図5は同画像読取装置の動作を示すフローチャートである。まずオペレーターが操作パネル112を使用して、原稿の基準位置を指定する(SA1)。奥側基準マーク121に原稿を設置する場合には、画像取得できる最大サイズよりも大きなサイズの原稿の一部にある画像を取得したい場合等は、原稿のうちはみ出した部分が手前に延びてくるので、通常は奥側基準マーク121に原稿を設置する方が使いやすい。
一方手前基準マーク122に原稿を設置する場合には、原稿サイズ検出時において、光源37の光が原稿で遮られ、光源からの光が原稿で遮られ、オペレーターへの光量は減少する。
操作パネル112で奥側基準マーク121が指定されると(SA3の「奥側」)、主走査方向における原稿検出のため、CCDイメージセンサー44の位置A、B、Cでの検出結果、および位置Dにおける反射型センサー114の検出結果に基づいて判定表210を使用して原稿のサイズ判定を行う。
実施形態1に係る画像読取装置16では、原稿のサイズ判別は、圧板がいったん開いた状態から閉じた状態になる途中で実行する。なお、圧板は、ADF18に装着されたブック原稿を押さえる部分を含む。
ここで、圧板は閉じた状態から開かれ、原稿が配置されたあと、さらに閉じられる。このため、圧板検出手段111は、閉状態から開かれるときにオフ状態からオン状態となり、さらにオフ状態となる。そして、この開状態から閉じられるときにオフ状態からオン状態になりさらにオフ状態になる。
実施形態1に係る画像読取装置16では、圧板検出手段111が開かれるとき圧板検出手段111は圧板を検出し(SA6のyes)、原稿が設置された後、圧板を閉じられるときに圧板検出手段111が再度圧板を検出する(SA7のyes)。サイズ判定手段113は、このタイミングで光源37を点灯させ(SA8)、CCDイメージセンサー44から画像データを取り込む他、反射型センサー114からデータを取り込む(SA9)。そして、位置A、B、Cにおける原稿の有無、および位置Dにおける原稿の有無に基づいて判定表210を参照して原稿サイズを判別する(SA10)。
一方、手前側基準マーク122が指定されると(SA3の「手前側」)、主走査方向における原稿検出のため、CCDイメージセンサー44の位置E、F、Gでの検出結果、および位置Dにおける反射型センサー114の検出結果に基づいて判定表120を使用して原稿のサイズ判定を行う(SA5、SA6〜SA10)。
実施形態1に係る画像読取装置16では、まぶしさが気になるオペレーターは、操作パネル112から、手前側基準マーク122を選択して、手前側基準マーク122を基準に原稿を設置して原稿を読み取ることができる。この状態で、光源からの射出光は原稿を通してしか目に入らないため、まぶしさが低減される。また、奥側の光は圧板によって遮られるため、直接目に入らない。またこの状態で原稿のサイズも自動的に判定される。
<実施形態2>
以下実施形態2に係る画像読取装置130について説明する。画像読取装置130では、オペレーターは原稿設置の基準マークの位置を操作パネル112等で指定する必要はない。すなわち、画像読取装置130は、オペレーターが設置した原稿を読み取り、どちらの基準マークに基づいて原稿を設置したかを判断し、適切な原稿サイズ検知を行う。
以下実施形態2に係る画像読取装置130について説明する。画像読取装置130では、オペレーターは原稿設置の基準マークの位置を操作パネル112等で指定する必要はない。すなわち、画像読取装置130は、オペレーターが設置した原稿を読み取り、どちらの基準マークに基づいて原稿を設置したかを判断し、適切な原稿サイズ検知を行う。
図6は実施形態2に係る画像読取装置の制御系を示すブロック図、図7は同画像読取装置の動作を示すフローチャートである。画像読取装置130は、コンタクトガラス35上に奥側基準マーク121と、手前側基準マーク122とを配置している。
また、画像読取装置130は、図6に示すように、サイズ判定手段131を備え、サイズ判定手段131には、圧板検出手段111、反射型センサー114、CCDイメージセンサー44、光源37を接続している。
画像読取装置130は、CCDイメージセンサー44で取得した画像から、実施形態1と同様に、主走査方向に沿って6カ所、すなわち位置A、B、C、E、F、Gで原稿の有無を検出する(図3参照)。従って、サイズ判定手段131は、CCDイメージセンサー44の位置A、B、C、E、F、Gにおける原稿の有無情報、および反射型センサー114による位置Dでの原稿の有無の検出情報を取得する。
そして、サイズ判定手段131は、原稿サイズの判定時、取得したCCDイメージセンサー44の画像データから、圧板の支点軸に最も近い位置G(最も奥側)における原稿の有無に基づいて原稿が配置された基準マークを判定する。すなわち、位置Gで原稿ありと判断した場合、原稿は奥側基準マーク121に基づいて設置されていると判断し、奥側基準用の位置A、B、Cおよび位置Dに基づいて判定表210を参照して原稿のサイズを判別する。
一方、位置Gで「原稿無し」を取得した場合には、原稿は手前側基準マーク122に基づいて設置されていると判断し、手前側基準用の位置E、F、Gおよび位置Dの原稿有無情報に基づいて判定表120を参照して原稿サイズを判定する。
このとき、最大サイズの原稿を設置する場合、奥側基準マーク121、手前側基準マーク122のいずれの基準マークに基づいて原稿を設置しても、その位置は結果的に同じ位置となる。オペレーターが最大サイズの原稿を手前側基準で設置した場合、実施形態2に係る画像読取装置130では、位置Gで原稿ありの判断になるため、奥側基準マーク121に基づいて原稿サイズを判定するが、判別結果としては同じになるため問題はない。
次に実施形態2に係る画像読取装置130の動作について説明する。図7は同画像読取装置の動作を示すフローチャートである。
オペレーターが原稿を設置するに際して(SB1)、圧板が開かれ、圧板が圧板検出手段111で検出される(SB2のyes)。そして、原稿が設置された後、圧板が閉じられて、所定位置まで回動されたことを検出する(SB3のyes)と、サイズ判定手段113は、光源37を点灯する。そして、CCDイメージセンサー44から画像データを取り込み(SB5)、サイズ判定手段131は、位置Gにおける原稿の有無を判定する(SB6)。
位置Gに原稿があると判断したとき(SB6のyes)、原稿は奥側基準マーク121に基づいて設置されたものとして、位置A、B、C、Dでの原稿の有無に基づいて判定表210を参照して原稿のサイズを判定する(SB9)。
一方、 位置Gに原稿がないと判断したとき(SB6のno)、原稿は手前側基準マーク122に基づいて設置されたものとして、位置E、F、G、Dでの原稿の有無に基づいて判定表120を参照して原稿のサイズを判定する(SB9)。
以上のように、実施形態2に係る画像読取装置130では、オペレーターは原稿設置の基準位置を画像読取装置に設定する必要はない。原稿サイズ検知時の光源のまぶしさを避けたい場合は、原稿を手前側基準で設置すれば装置が適切な方法で原稿サイズを判別してくれるため、操作の煩わしさが低減できる。
なお、各実施形態においてはCCDイメージセンサー44における原稿の検出位置は6カ所としたが、この原稿の検出位置はその数を必要に応じて増やすことができる。これに対応して判定表も変更する。原稿の検出位置の数を増やすと、より多くのサイズを細かく検知することができる。
また、実施形態1としてオペレーターは原稿基準位置を指定する場合を、また、実施形態2としてオペレーターが原稿位置基準を指定しなくても自動的に原稿の設置位置を判定する場合について説明した。しかし、画像読取装置として、奥側基準マーク、手前側基準マーク、自動判別の3種類から任意の処理を選定して設定するものとできる。
さらに、基準マークとしては、コンタクトガラスの外周部に設置基準位置を表示した原稿スケールを配置することができる。そして、外周部のうち直交する2方向、例えば奥側端と左側端にコンタクトガラスに対して段差を設けた形状のスケールを設け、このスケールの段差に原稿の端面を突き当てて原稿を設置しやすくできる。
また、手前側と右側は段差をなくすことができ、この場合コンタクトガラスよりも大きいサイズの原稿をはみ出して設置する場合に作業がしやすくなる。
さらに、手前側基準で原稿を設置する場合の操作性を向上させるため、手前側にも段差を設けて、原稿を突き当てて設置できるようにすることができる。
11 画像形成装置
16 画像読取装置
18 ADF(自動原稿搬送装置:圧板)
37 光源
44 CCDイメージセンサー(反射光読取手段)
111 圧板検出手段
112 操作パネル(マーク特定信号発生手段)
113 サイズ判定手段
114 反射型センサー
121 奥側基準マーク
130 画像読取装置
131 サイズ判定手段
L レーザービーム
P 原稿
S 記録媒体
16 画像読取装置
18 ADF(自動原稿搬送装置:圧板)
37 光源
44 CCDイメージセンサー(反射光読取手段)
111 圧板検出手段
112 操作パネル(マーク特定信号発生手段)
113 サイズ判定手段
114 反射型センサー
121 奥側基準マーク
130 画像読取装置
131 サイズ判定手段
L レーザービーム
P 原稿
S 記録媒体
Claims (8)
- 副走査方向に沿う両辺のうち一方の辺側を支点軸として他辺側を上方に向け原稿台に回転動可能に保持され、コンタクトガラス上に配置された原稿をコンタクトガラスに押し付ける圧板と、
前記圧板が所定角度だけ開かれたことを検出する圧板検出手段と、
主走査方向の両端位置に設定され、配置される原稿の設置基準位置を表示する2つの原稿配置基準マークと、
前記圧板検出手段が前記圧板が所定角度だけ開かれたこと検出したとき、配置された原稿にサイズ検出用の読取光を原稿の主走査方向に沿う領域に照射する光源と、
前記配置された原稿からの反射光を、前記主走査方向に沿う複数の箇所で読み取る反射光読取手段と、
外部からの操作で原稿が前記2つの原稿配置基準マークのうちいずれの原稿配置基準マークを基準として配置されたかを特定するマーク特定信号を発生するマーク特定信号発生手段と、
前記マーク特定信号と、前記読取手段の検出結果とに基づいて原稿のサイズを判定するサイズ判定手段と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 副走査方向に沿う両辺のうち一方の辺側を支点軸として他辺側を上方に向け原稿台に回転動可能に保持され、コンタクトガラス上に配置された原稿をコンタクトガラスに押し付ける圧板と、
前記圧板が所定角度だけ開かれたことを検出する圧板検出手段と、
主走査方向の両端位置に設定され、配置される原稿の設置基準位置を表示する2つの原稿配置基準マークと、
前記圧板検出手段が前記圧板が所定角度だけ開かれたこと検出したとき、配置された原稿にサイズ検出用の読取光を原稿の主走査方向に沿う領域に照射する光源と、
前記配置された原稿からの反射光を、前記主走査方向に沿う複数の箇所で読み取る反射光読取手段と、
前記読取手段の出力結果に基づいて前記コンタクトガラス上原稿台上の前記支点軸側の原稿配置基準マークにおける原稿の有無を判定して原稿の基準配置位置を判定するとともに、前記読取手段の検出結果に基づいて原稿サイズの判定を行うサイズ判定手段と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 前記光源は、原稿読取用の光源であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記反射光読取手段は、原稿読取用のイメージセンサーであることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の画像読取装置。
- 前記光源および反射光読取手段の動作は、原稿読取動作における初期位置において行われることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の画像読取装置。
- 前記マーク特定信号発生手段は、手動スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記光源の照射位置から副走査方向に離間した位置に、当該位置における原稿の有無を検出する反射型センサーを備えることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の画像読取装置。
- 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の画像読取装置と、この画像読取装置で読み取った原稿の画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108696668A (zh) * | 2017-03-30 | 2018-10-23 | 佳能株式会社 | 图像读取装置和图像形成装置 |
Citations (2)
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JP2004007110A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成装置 |
JP2010130631A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Canon Inc | 画像読取装置及びその原稿サイズ検知方法 |
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- 2011-07-19 JP JP2011158267A patent/JP2013026740A/ja active Pending
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