JPS6168016A

JPS6168016A - 電気掃除機のフイルタ装置

Info

Publication number: JPS6168016A
Application number: JP18906984A
Authority: JP
Inventors: 達夫吉川
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-09-10
Filing date: 1984-09-10
Publication date: 1986-04-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕本発明は電動送風機を内蔵する電気掃除
機に関するものである。この種の電気掃除機においては
、電動送風機の吸気側にフィルタを設けて塵埃を捕獲す
るクリーンファンタイプ（４）と、電動送風機の排気側
にフィルタを設けて塵埃を捕獲するダーティファンタイ
プβ）とがある。人は塵埃の除去された空気が電動送風
機によって吸引されるので電動送風機をクリーンに保つ
ことができるが、空気流が電動送風機に集中するため、
フィルタの面積を大きくとっても、電動送風機の吸気口
と対向する部分に塵埃が集中するのでフィルタ全体が目
づまりをする前に、部分的な目づまシによって電動送風
機の吸引力が低下する。そのためにちり落しの機構が必
要となり、かつちり落しの操作に手間のか＼る欠点があ
る。また、Ｂは、電動送風機によって吸引された塵埃を
含む空気は分散してフィルタを通過するのでフィルタの
面積および構造を適当に設計すればちシ落しの機構およ
び操作を省略することができるが、塵埃を含む空気を電
動送風機が直接、吸引するので、騒音が大きく、かつフ
ァンが汚染するので清掃を必要とするなどの欠点がある
。本発明はこの問題を解決することを意図するものであ
って、前記ＡＢのもつ欠点を排除したクリーンファンタ
イプの電気掃除機を提供することを目的とするものであ
る。

〔発明の構成〕本発明の電気掃除機のフィルタ装置は、
電動送風機を収容する送風室に隣接して設けたフィルタ
室に、その円周面に複数個の仕切板と風受板とを設けた
円筒状のフィルタと、円盤状の両側板と、回転軸とより
なるフィルタ装置を回転自在に設け、前記フィルタの円
筒の内部を隔壁によって吸込室と吐出室とに区分し、円
筒の外部は前記仕切板によって集塵室を形成し、前記吸
込室と吐出室は前記送風室に連通し、前記集塵室は床ノ
ズルおよび集塵袋に連通していることを特徴とする。

本発明の実施例を図面について説明する。第１図、第２
図および第８図において、ｌは電動送風機２およびフィ
ルタ装置８を収容する本体、４は本体１の前方に設けた
床ノズル、５は本体１の後方に上枠６と下枠７とによっ
て着脱自在に取付けられた集塵袋、８は移動用車輪、９
は把手である。本体ｌの内部は電動送風機２を収容する
送風室ｌＯと、フィルタ装置８を収容するフィルタ室１
）とよシなシ、フィルタ室１）は隔壁１ｚにより吸込室
１８と吐出室１４とに区分されている。１５は隔壁１２
の延長部で空気流のガイドをする。

フィルタ装置は円筒状のフィルタ１６と、円盤状の両側
板１７．１８と、回転軸１９とよシなり、回転軸１９は
本体ｌに設けた軸受２０に回転自在に支持されている。

両側板１７．１８は本体１に摺接してフィルタ装置の軸
方向の位置を規正する。吸込室１８と吐出室１４は円筒
状のフィルタ１６の内部に形成されておシ、フィルタ１
６の外側には回転方向に円弧形に傾斜した複数個の仕切
板２１と風受板２２が一定のピッチで設けである。仕切
板２１はフィルタ１６と本体１との間に集塵室２Ｂを形
成し、風受板２２は吸込まれる空気および吐出される空
気の空気流によってフィルタ１６に回転力を与える。フ
ィルタ１６の内部に形成される吸込室１８と吐出室１４
の容積は、吐出室１４の方が吸込室１３よりも大きく、
また、吐出室１４の吐出口は吸込室１８の吸込口よシも
巾広く形成されている。フィルタ１６の外側に両側板１
？、　１８と仕切板２１とによって形成される集塵室ｚ
８は、床ノズル４に連通すると共に、集塵袋５の口枠２
４に設けた開口ｚ５に連通する。

〔発明の効果〕本発明の電気掃除機は以上の構成を有す
るので、電動送風機２の駆動によって床ノズル４から吸
込まれた塵埃を含む空気は収車室２８においてフィルタ
１６によって塵埃が除去されて清浄な空気となり、吸込
室１８送風室１０および吐出室１４を通過して再びフィ
ルタ１６を通る。このときフィルタ１６に付着している
塵埃および収車室２８内の塵埃は吐出される空気流によ
って集塵袋５に送られる。集塵袋５はフィルタ性を有す
るので、清浄力空気が室内に放出される。フィルタ１６
は空気流によって自動的に回転する。

本発明は以上の作用を有するので以下述べるような効果
がある。（１）電動送風機２に吸込まれる空気はフィル
タ１６を通過した清浄な空気であるから送風ファンが汚
染されることがなく、また騒音の発生もない。（２１フ
イルタ１６に付着した塵埃は空気流によって自動的に除
去されるので、ちり落しの機構およびその操作の必要が
ない。

（８）上記（１）　（２）の作用効果によって従来のク
リーンファンタイプ人およびダーティファンタイプＢの
もつ長所をとり、欠点の排除された電気掃除機とするこ
とができるが、さらに、下記の付加的な効果がある。（
４）風受板２２は回転方向すなわち空気の排出方向とは
ソ平行に傾斜しているのでフィルタ１６の回転が円滑に
行なわれる。また、吐出室１４の吐出口は吸込室１８の
吸込口よシも巾が広いので空気の流れが円滑に行なわれ
る。

（５）風受板２２は吸込室１８の吸込側においては気流
を妨げる方向に傾斜しているので塵埃を含む空気がフィ
ルタ１６に直接衝突するのを防ぎ、目づまシを軽減する
。また、吐出室１４の吐出側においては下向きに傾斜し
ているので塵埃を排出するガイドとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図二本発明の電気掃除機の全体斜視図第２図：本発
明の電気掃除機の平面断面図第８図：本発明の電気掃除
機の側面断面図１・・・本体、２・・・電動送風機、８
・・・フィルタ装置、４・・・床ノズル、５・・・集塵
袋、６・・・上枠、７・・・下枠、８・・・移動用車輪
、９・・・把手、１０・・・送風室、　　１）・・・フ
ィルタ室、１２・・・隔壁、１８・・・吸込室、　１４
・・・吐出室、１５・・・延長部、１６・・・フィルタ
、１７．１８・・・側板、１９・・・回転軸、２０・・
・軸受、２１・・・仕切板、２２・・・風受板、２８・
・・集塵室、２４・・・口枠、２５・・・開口晃２図馬３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電動送風機を収容する送風室に隣接して設けたフ
ィルタ室に、その円周面に複数個の仕切板と風受板とを
設けた円筒状のフィルタと、円盤状の両側板と、回転軸
とよりなるフィルタ装置を回転自在に設け、前記フィル
タの円筒の内部を隔壁によつて吸込室と吐出室とに区分
し、円筒の外部は前記仕切板によつて集塵室を形成し、
前記吸込室と吐出室は前記送風室に連通し、前記集塵室
は床ノズルおよび集塵袋に連通していることを特徴とす
る電気掃除機のフィルタ装置
（２）前記複数個の仕切板および風受板は前記フィルタ
の外周面に、一定の間隔をおいて回転方向に円弧形に傾
斜して設けてあることを特徴とする特許請求の範囲（１
）の電気掃除機のフィルタ装置
（３）前記吐出室の容積および吐出口の大きさは、前記
吸込室の容積および吸込口の大きさよりも大にしてある
ことを特徴とする特許請求範囲（１）の電気掃除機のフ
ィルタ装置