JPS6166786A - 青色発光蛍光体 - Google Patents

青色発光蛍光体

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JPS6166786A
JPS6166786A JP19000984A JP19000984A JPS6166786A JP S6166786 A JPS6166786 A JP S6166786A JP 19000984 A JP19000984 A JP 19000984A JP 19000984 A JP19000984 A JP 19000984A JP S6166786 A JPS6166786 A JP S6166786A
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JP
Japan
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phosphor
fluorescent substance
activated
blue
lanthanum
Prior art date
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Pending
Application number
JP19000984A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Tsuda
信之 津田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は青色発光蛍光体に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、電子計算機の端末器機、システム制御機器系の覗
測用として高f#測度表示カラー受像管が広く用いられ
ている。
現在、多くの高精細度表示カラー受像管は、その蛍光面
が通常のカラーテンビジ、ン受像管の蛍光面を形成する
P 22m蛍大体計ユーロピウムで付活された酸硫化イ
ツ) IJウム)%P22G蛍光体(銅と金で付活され
た硫化亜鉛)、P22B蛍光体(銀で付活された硫化亜
鉛)から4成され、フレーム周波数60 Hz程度で使
用されている。
しかしながら、多数の漢字表示、高級グラフィ、り表示
などのように一層優れた高Jn!#1度表示する場合に
は、解像度を更に向上させるために水平走査速度t−あ
げ、かつ走食線故を増加せしめてフレーム周波数t−4
0Hz程度にまで下げることが必要となる。この時、上
述したP221L、P22G。
P22□蛍光体からなる蛍光面では、画面のちらつき(
フリッカ−)が生じる。これは、蛍光面を形成する蛍光
体の残光時間が短いことに起因するものである。
したがって、高精細度表示能力を有するカラー受像管を
作製する場合、蛍光面を形成する蛍光体は長残光のもの
であることが必要である。
しかしながら、単に長残光であるというだけでは実用化
し得す、更に加えて発光4度が犬きく、かつ電子線照射
によって劣化しないということが必要である。
このような条件を満たす蛍光体として、赤色蛍光体には
P27蛍光体(マンガンで付活されたリン酸亜鉛蛍光体
)’、P13蛍光体(マンガンで付活されたケイ酸マグ
ネシウム蛍光体)、緑色蛍光体にはP59蛍光体(マン
ガンと砒素で付活されたケイ酸亜鉛蛍光体)が知られて
おシ、かつ実用化されている。
しかしながら、上記条件を満たす適当な青色発光蛍光体
は見い出されていない。例えば、長残光の青色発光蛍光
体として、ニオブで付活されたフ、化亜鉛蛍光体が知ら
れているが、これは発光色が宵白色であり、かつ電子線
照射下にあっては劣化が激しいという欠点を有している
しかも、この蛍光体は発明者らの実験によれば、長い電
子線パルス刺激下では長残光であるが、カラー受像管に
おけるような走査電子線の短い刺激下ではその残光時間
が短いという欠点もあったG また、本出願人は電子線照射下で劣化が小さく、残光時
間が長いマンガン及びアルカリ金属で付活したフッ化カ
ルシウム蛍光体を提案した(%願昭56−37259号
)。しかし、この蛍光体は青緑色発光を呈するため、カ
ラーディスプレイ管の青色成分としての採用は困難であ
る。
一万、セリウム付活希土類オキシ臭化物蛍光体はX線照
射時で青色の発光効率が高いという利点を有することか
ら、X線増感紙に開用することが提案されている(t!
IP公昭54−38996号、特開昭53−13198
7号)。しかしながら、この蛍光体は電子線照射下でも
効率が高いが、残光時間が短く、シかも空気中の水分を
容易に吸着して初期の発光効率が低下するという欠点が
ある。
〔発明の目的〕
本発明は、長残光で電子線照射下における発光効率が高
く、かつ化学的に安定なランタンガドリニウムオキシ臭
化物のW色発光蛍光体を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
本発明者らは、所定のモル組成をもつランタンガドリニ
ウムオキシ臭化物蛍光体が化学的に安定で発光効率の高
い青色発光を呈し、かつ製造も容易であることを見い出
し、既に出願した。
こうした蛍光体を基に、更に鋭意研究した結果、該蛍光
体の調製時にツリウムを添加することによって、既述し
た特性の他に残光時間の長い青色蛍光体を見い出した。
即ち、本発明はセリウムとツリウムで付活されたランタ
ンガドリニウムオキシ臭化物からなり、該ランタンとガ
ドリニウムのモル組成比が0.5〜30であることを特
徴とするt色発光蛍゛光体である。
上記ランタンとガドリニウムのモル組成比を限定した理
由は、その比を0.5未満にすると、輝度低下を生じ、
かといってその比が30ft越、えると、輝度低下のみ
ならず水洗時に蛍光体が溶解するという化学的不安定要
素を生じる。
上記セリウムの付活量はランタンガドリニウムオキシ臭
化物100重量部に対し0.05〜3重量部の範囲にす
ることが望ましい。この理由は、前記範囲を逸脱すると
、輝度低下を招く恐れがある。また、上記ツリウムの付
活量はランタンガドリニウムオキシ臭化物100]ii
部に対し0.001〜0.05重量部の範囲にすること
が望ましい。この理由は、ツリウムの付活量を0.00
1重量部未満にすると、得られた蛍光体の残光時間を十
分に長くすることが謔しく、かといってその付活量が0
.05重量部を越えると、輝度が低下するばか夛か、発
光色が変化する恐れがある。
次に、本発明のt色発光蛍光体の製造方法を説明する。
まず、酸化ランタン(La2O3)のようなランタン源
及び酸素源、酸化ガドリニウム(Gd203)のような
がトリニウム源及び酸素源、酸化セリウム(CeO2)
のようなセリウム源及び酸素源、酸化ツリウム(Tm0
3 )のようなツリウム源及び酸素源、並びに臭化アン
モニウム(NH4Br)のような臭素源を各々所定量秤
量し、これらをゴールミルで充分に混合する。つづいて
、この混合粉末を石英ルツ?に収容し、ここに適当量の
炭素(例えば活性炭)を載せた後、800〜1500℃
で30分間〜5時間程度焼成する。炭素を滅せない場合
には、全体を還元性雰囲気(例えば2〜5%の水素を含
んだ窒素ガス中)で焼成する。次いで、焼成物を冷却し
た後、例えばナイロンメツシュの袋に入れて水篩を行な
い、充分に水洗し、更にエタノールで水を置換して口過
し、最後に80〜130℃の温度で乾燥して青色発光蛍
光体を製造する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1〜6 酸化ランタン(La2O5) 、酸化ガドリニウム(G
d203)、臭化アンモニウム(NH4Br ) 、酸
化セリウム(CeO2)及び酸化ツリウム(Tm2O3
)を下記第1表に示す址に夫々秤量し、これらをゴール
ミルで十分に混合した。つづいて、これら混合粉末を石
英ルツざに入れ、更にその上に適当量の炭素を載せてか
ら蓋をし、1200℃で2時間焼成した。次いで、各焼
成物をナイロンメツシュの袋に入れて水筒を行ない、更
に純水で洗浄し、エタノールで水を置換して口過し、最
後に約120℃で乾燥して6種のセリウムとツリウム付
活したランタンガドリニウムオキシ臭化物蛍光体を製造
した。
実施例7〜11 下記第1表中の実施例4のTm205量を下記第2表に
示すように変えた混合粉末を用いた以外、実施例1と同
様な方法により5種の蛍光体を製造した。
しかして、本実施例1〜6の蛍光体について溶解度を測
定した。その結果を同第1表に併記した。本実施例7〜
11の蛍光体についてフリッカ−の有無を調べた。その
結果を同第2表に併記した。但し、各表中には比較例を
併記した。
なお、前記蛍光体の溶解′度及びフリッカ−は以下に示
す方法により評価した。
■ 蛍光体の溶解度 焼成後の蛍光体の重量(Wl)と純水で洗#後の蛍光体
の重t(Wo )を計量し、(Wt −Wo )/ W
t X 100(チ)を算出し、この値より蛍光体の溶
解度とした。
■ フリッカ− 常用のスラリー法を適用して蛍光体を内面に塗布した1
8インチカラー受像管を製造し、このカラー受像管を4
0 Hzのフレーム周波数の電子線刺激下で作動させ、
その時のラスタ4度5ft−Lでフリッカ−(ちらつき
)の有l#11it−肉眼で判定した。
また、セリウムとツリウムで付活したランタンガドリニ
ウムオキシ臭化物蛍光体におけるランタン、とガドリニ
ウムの組成比と粉体輝度上昇率(%)との関係を調べた
ところ、第1図に示す特性図を得た。この粉体輝度上昇
率はランタンとガ)F リニウムのモル組成比の異なる
長残光のセリウムとツリウム付活したランタンガドリニ
ウムオキシ臭化物蛍光体を皿詰めし、これに10 kV
 、 1μA 7cm 2の電子線照射し、その時の輝
度(Ll)を測光し、−万がドIJ =ラムを含まない
セリウムとツリウム付活したランタンオキシ臭化物蛍光
体についても同様にして輝度(Lo)を測光し、(Lt
 −Lo )/ Lo X 100 (%)を算出し、
この値をもって粉体輝度上昇率とした。
なお、第1図中にガドリニウムを含まないセリウムとツ
リウムで付活したランタンオキシ臭化物蛍光体の輝度水
準をSとして示した。
更に、第2表中の実施例9及び比較例5の蛍光体の発光
エネルギー特性を調べたところ、第2図に示す結果を得
た。なお、第2図中のA、Bは夫々実施例9.比較例5
の蛍光体の特性線である。
上記第1表及び第1図、第2図から明らかな如く1本発
明の青色発光蛍光体は電子線照射において426 nm
にピーク波長を有し、がトリニウムt+tまないセリウ
ムとツリウムで付活したランタンオキシ臭化物蛍光体に
比べて溶解度が20チも小さくなり、かつ粉体輝度上昇
率も最高120係の特性改善効果を示していることがわ
かる。また、上記第2表から明らかな如く、本発明のw
色発光蛍光体の蛍光面をもつカラー受像管でのフリ、カ
ーは、比較例に比べて著しく減少していることがわかる
なお、本発明の青色発光蛍光体を通常の方法で珪酸亜鉛
、珪酸アルミニウム、ホウ酸塩、リン酸塩で被覆してな
る蛍光体も同様な効果を有する。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明の青色発光蛍光体は長残光で
電子線照射下における発光効率が高く、かつ化学的に安
定であるという特性を備えて、ひいては該青色発光蛍光
体t−宵古色成分し、マンガンと砒素で付活した珪酸亜
鉛蛍光体を緑色成分とし、マンガンで付活したリン酸亜
鉛蛍光体を赤色成分として用いれば、良好な蛍光面を有
するカラーディスデVイ用受像管を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のw色発光蛍光体におけるランタンとガ
ドリニウムのモル組成比と、粉体輝度上昇率との関係を
示す特性図、第2図は本実施例9及び比較例5の電子線
照射下における発光ヌ(クトルを示す特性図である。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 2第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セリウムとツリウムで付活されたランタンガドリ
    ニウムオキシ臭化物からなり、該ランタンとガドリニウ
    ムのモル組成比が0.5〜30であることを特徴とする
    青色発光蛍光体。
  2. (2)セリウムの付活量がランタンガドリニウムオキシ
    臭化物100重量部に対し0.05〜3重量部であり、
    かつツリウムの付活量がランタンガドリニウムオキシ臭
    化物100重量部に対し0.001〜0.05重量部で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の青色
    発光蛍光体。
JP19000984A 1984-09-11 1984-09-11 青色発光蛍光体 Pending JPS6166786A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4793944A (en) * 1986-09-30 1988-12-27 Veb Mikroelektronik, Leuchtstoffwerk Bad Liebenstein Crystalline lanthanum-oxy-halide phosphor activated with rare earths
CN108822606A (zh) * 2017-11-02 2018-11-16 王小琴 一种涂料

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US4793944A (en) * 1986-09-30 1988-12-27 Veb Mikroelektronik, Leuchtstoffwerk Bad Liebenstein Crystalline lanthanum-oxy-halide phosphor activated with rare earths
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