JPS6165405A - 膜抵抗体の保護膜製造方法 - Google Patents
膜抵抗体の保護膜製造方法Info
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- JPS6165405A JPS6165405A JP59187566A JP18756684A JPS6165405A JP S6165405 A JPS6165405 A JP S6165405A JP 59187566 A JP59187566 A JP 59187566A JP 18756684 A JP18756684 A JP 18756684A JP S6165405 A JPS6165405 A JP S6165405A
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- Japan
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- film
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- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、膜抵抗体の保護膜製造方法に係り、特に絶
縁基体上に形成された抵抗体に損閏を与えることなく保
護膜を形成するようにしたものに関する。
縁基体上に形成された抵抗体に損閏を与えることなく保
護膜を形成するようにしたものに関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
周知のように、近時では、電子機器等の小形軽ω化を図
るために、混成集積回路が多く使用されるようになって
きている。この混成集積回路は、一般に、絶縁基板に導
体材料及び抵抗材料を印す11してなる厚膜基板に、リ
ード線のないチップタイプの受動素子や能動素子を半田
付けして構成されるものである。
るために、混成集積回路が多く使用されるようになって
きている。この混成集積回路は、一般に、絶縁基板に導
体材料及び抵抗材料を印す11してなる厚膜基板に、リ
ード線のないチップタイプの受動素子や能動素子を半田
付けして構成されるものである。
第4図は、このような厚膜基板の従来の製造方法を説明
するためのものである。すなわち、第4図(a)に示す
ような例えばアルミナ等のセラミック材料で形成された
絶縁基板11に、第4図(b)に示すように、一対の配
線導体層12.13を形成する。この配線導体層12.
43は、例えば銀−パラジウム粉末を含む導体ペースト
を、スクリーン印刷法を用いて印刷し焼成させることに
より形成されるものである。
するためのものである。すなわち、第4図(a)に示す
ような例えばアルミナ等のセラミック材料で形成された
絶縁基板11に、第4図(b)に示すように、一対の配
線導体層12.13を形成する。この配線導体層12.
43は、例えば銀−パラジウム粉末を含む導体ペースト
を、スクリーン印刷法を用いて印刷し焼成させることに
より形成されるものである。
そして、第4図(C)に示すように、上記一対の配線導
体層12.13間に、例えば酸化ルテニウム粉末及びカ
ラスフリットを含む抵抗ペースト(例えば変性ニトリル
ゴム)を、スクリーン印刷法を用いて印刷し焼成させる
ことにより、抵抗体14を形成する。その後、第4図(
d)に示すように、上記配線導体層12.13と、抵抗
体14との重なり合う部分にYAGレーザ光を照射し、
抵抗体14を炭化させて、配線導体層12.13と抵抗
体14とを導通させる接続部15.16を形成する。
体層12.13間に、例えば酸化ルテニウム粉末及びカ
ラスフリットを含む抵抗ペースト(例えば変性ニトリル
ゴム)を、スクリーン印刷法を用いて印刷し焼成させる
ことにより、抵抗体14を形成する。その後、第4図(
d)に示すように、上記配線導体層12.13と、抵抗
体14との重なり合う部分にYAGレーザ光を照射し、
抵抗体14を炭化させて、配線導体層12.13と抵抗
体14とを導通させる接続部15.16を形成する。
この場合、抵抗体14としては、最終的に所望の抵抗値
(以下R終低抗圃という)を得るために、適切なシート
抵抗値を有する抵抗ペーストが用いられ、形成後の抵抗
値(以下初期抵抗値という)が上記最終抵抗値以下にな
るように、その幅W及び長さLがあらかじめ設計されて
形成されるものである。そして、その後、第4図(e)
に示すように、抵抗体14の成分であるガラスフリット
と導体粒子つまり上記酸化ルテニウム粉末とを飛散させ
得る高出力のレーザ光をパルス状に抵抗体14の側部か
ら内方に向けて照射してW−だけ裁断する、いわゆるレ
ーザトリミング工程を施し、抵抗体14の幅Wを減少さ
せ抵抗値を増加させて、上記最終抵抗値を得るようにし
ている。
(以下R終低抗圃という)を得るために、適切なシート
抵抗値を有する抵抗ペーストが用いられ、形成後の抵抗
値(以下初期抵抗値という)が上記最終抵抗値以下にな
るように、その幅W及び長さLがあらかじめ設計されて
形成されるものである。そして、その後、第4図(e)
に示すように、抵抗体14の成分であるガラスフリット
と導体粒子つまり上記酸化ルテニウム粉末とを飛散させ
得る高出力のレーザ光をパルス状に抵抗体14の側部か
ら内方に向けて照射してW−だけ裁断する、いわゆるレ
ーザトリミング工程を施し、抵抗体14の幅Wを減少さ
せ抵抗値を増加させて、上記最終抵抗値を得るようにし
ている。
なお、第5図は、低抗体14の幅Wに対する裁断量W′
の割合W′/W%と抵抗値の変化率P%との関係を示し
ているもので、抵抗体14の幅Wが減少する程、抵抗値
が増加することがわかるものである。
の割合W′/W%と抵抗値の変化率P%との関係を示し
ているもので、抵抗体14の幅Wが減少する程、抵抗値
が増加することがわかるものである。
しかしながら、上記のような従来の膜抵抗体の製造方法
では、抵抗体14を形成する際に、その膜厚にばらつき
が生じ易く、上記初期抵抗値を一定にすることが極めて
困難なものである。すなわち、上述したレーザトリミン
グ工程による抵抗値の増加を見込んで最終抵抗値以下の
抵抗値となるように抵抗体14の幅Wや長さしを設計し
ても、スクリーン製版条件や印刷条件の違いにより、最
終抵抗値に対して初期抵抗値が低下しすぎたり、高くな
ってしまったりすることが多々あるものである。
では、抵抗体14を形成する際に、その膜厚にばらつき
が生じ易く、上記初期抵抗値を一定にすることが極めて
困難なものである。すなわち、上述したレーザトリミン
グ工程による抵抗値の増加を見込んで最終抵抗値以下の
抵抗値となるように抵抗体14の幅Wや長さしを設計し
ても、スクリーン製版条件や印刷条件の違いにより、最
終抵抗値に対して初期抵抗値が低下しすぎたり、高くな
ってしまったりすることが多々あるものである。
そして、初期抵抗値が最終抵抗値よりも低下しすぎると
、必然的に上記レーザトリミング工程による裁断量W′
を大きくする必要が生じるが、この裁断量W−を大きく
しすぎると、抵抗体14の電気的特性が劣化し、信号に
ドリフト現象が生じたり、ノイズが混入され易くなると
いう問題が生じる。また、初期抵抗値が最終抵抗値より
も高い場合には、簡単に抵抗値を減少させる手段がない
ため、このような厚膜基板は不良品として処理せざるを
得す極めて歩留りが悪く量産性に欠けるという問題を有
している。
、必然的に上記レーザトリミング工程による裁断量W′
を大きくする必要が生じるが、この裁断量W−を大きく
しすぎると、抵抗体14の電気的特性が劣化し、信号に
ドリフト現象が生じたり、ノイズが混入され易くなると
いう問題が生じる。また、初期抵抗値が最終抵抗値より
も高い場合には、簡単に抵抗値を減少させる手段がない
ため、このような厚膜基板は不良品として処理せざるを
得す極めて歩留りが悪く量産性に欠けるという問題を有
している。
そこで、近時では、第6図に示すような手段を用いて膜
抵抗体を形成するようにしている。すなわち、第6図(
a>に示すような例えばアルミナ等のセラミック材料で
形成された絶縁基板17に、第6図(1))に示すよう
“に、一対の配線導体層18゜19を形成する。この配
線導体層18.19は、例えば銀−パラジウム粉末を含
む導体ペーストを、スクリーン印刷法を用いて印刷し、
ピーク温度850℃もとて10分間焼成することにより
形成されるものである。
抵抗体を形成するようにしている。すなわち、第6図(
a>に示すような例えばアルミナ等のセラミック材料で
形成された絶縁基板17に、第6図(1))に示すよう
“に、一対の配線導体層18゜19を形成する。この配
線導体層18.19は、例えば銀−パラジウム粉末を含
む導体ペーストを、スクリーン印刷法を用いて印刷し、
ピーク温度850℃もとて10分間焼成することにより
形成されるものである。
そして、第6図(C)に示すように、上記一対の配線導
体層18.19間に、例えば酸化ルテニウム粉末及びガ
ラスフリットを含む抵抗ペースト(例えば変性ニトリル
ゴム)を、スクリーン印刷法を用いて印刷し、ピーク温
度850℃のもとて10分間焼成することにより、抵抗
体20を形成する。その後、第6図(d)に示すように
、上記配線導体層ia、 19と、抵抗体20との重な
り合う部分にYAGレーザ光を照射し、抵抗体20を炭
化させて、配線導体層18.19と抵抗体20とを導通
させる接続部2)゜22を形成する。
体層18.19間に、例えば酸化ルテニウム粉末及びガ
ラスフリットを含む抵抗ペースト(例えば変性ニトリル
ゴム)を、スクリーン印刷法を用いて印刷し、ピーク温
度850℃のもとて10分間焼成することにより、抵抗
体20を形成する。その後、第6図(d)に示すように
、上記配線導体層ia、 19と、抵抗体20との重な
り合う部分にYAGレーザ光を照射し、抵抗体20を炭
化させて、配線導体層18.19と抵抗体20とを導通
させる接続部2)゜22を形成する。
ここて、第6図(e)にハツチングで示すように、上記
抵抗体20に対して、そのガラス成分と導体粒子つまり
酸化ルテニウム粒子とを飛散させない程度の低出力のY
AGレーザ光を、配線導体層18、19間を往復させる
ように照射していくと、レーザ照射回数に応じて抵抗体
20の抵抗値(初期抵抗値)を減少させることができる
ものである。この理由は、絶縁基板17上に一旦焼結さ
れた抵抗体20に、上記のような低出力のYAGレーザ
光を照射すると、導体粒子である酸化ルテニウム粒子と
ガラス成分とが分離し、導体粒子同志が互いに集結して
、抵抗体20の導体化が促進されるようになるからであ
る。
抵抗体20に対して、そのガラス成分と導体粒子つまり
酸化ルテニウム粒子とを飛散させない程度の低出力のY
AGレーザ光を、配線導体層18、19間を往復させる
ように照射していくと、レーザ照射回数に応じて抵抗体
20の抵抗値(初期抵抗値)を減少させることができる
ものである。この理由は、絶縁基板17上に一旦焼結さ
れた抵抗体20に、上記のような低出力のYAGレーザ
光を照射すると、導体粒子である酸化ルテニウム粒子と
ガラス成分とが分離し、導体粒子同志が互いに集結して
、抵抗体20の導体化が促進されるようになるからであ
る。
このため、上記のような低出力YAGレーザ光照射によ
る抵抗体20の抵抗値減少工程と、前述したレーザトリ
ミングによる裁断工程とを選択的に使用することにより
、絶縁基板17に印刷・焼成された抵抗体20の初期抵
抗値が最終抵抗値より高くても低くても、抵抗体20の
抵抗値を容易に最終抵抗値に一致させることができるよ
うになるものである。
る抵抗体20の抵抗値減少工程と、前述したレーザトリ
ミングによる裁断工程とを選択的に使用することにより
、絶縁基板17に印刷・焼成された抵抗体20の初期抵
抗値が最終抵抗値より高くても低くても、抵抗体20の
抵抗値を容易に最終抵抗値に一致させることができるよ
うになるものである。
そして、上記のようにして抵抗体20の抵抗値を最終抵
抗値に調整した後、第7図に示すように、抵抗体20上
にメツシュスクリーン印刷法により保護膜用ペーストを
印刷し、加熱硬化させて保護膜23を形成するようにし
ているものである。
抗値に調整した後、第7図に示すように、抵抗体20上
にメツシュスクリーン印刷法により保護膜用ペーストを
印刷し、加熱硬化させて保護膜23を形成するようにし
ているものである。
ところで、上記のように、抵抗体20に低出力のY A
、 Gレーザ光を照射して抵抗体20の抵抗値を減少さ
せることに対しては何等問題なく、むしろ抵抗値の調整
を容易にし得る利点があるものであるが、保護1!23
の形成時にメツシュスクリーン印刷法を用いているため
、第8図に示すように、スクリーンメツシュ24または
スキージ25等が抵抗体20に接触されるので該抵抗体
20が損傷され、抵抗体20の抵抗値が大幅に増加され
たり、抵抗体20が切断されてしまうという問題を有し
ている。なお、第8図において、26は保護膜用ペース
ト、27はコーテイング膜である。
、 Gレーザ光を照射して抵抗体20の抵抗値を減少さ
せることに対しては何等問題なく、むしろ抵抗値の調整
を容易にし得る利点があるものであるが、保護1!23
の形成時にメツシュスクリーン印刷法を用いているため
、第8図に示すように、スクリーンメツシュ24または
スキージ25等が抵抗体20に接触されるので該抵抗体
20が損傷され、抵抗体20の抵抗値が大幅に増加され
たり、抵抗体20が切断されてしまうという問題を有し
ている。なお、第8図において、26は保護膜用ペース
ト、27はコーテイング膜である。
第9図は、上記のようにレーザ光で調整された後の抵抗
体20の抵抗値(初期値)に対する、保護膜23形成後
及び260℃で5秒間半田付は後における、抵抗値変動
率ΔRを示すものである。すなわち、第9図から明らか
なように、保r!!膜23形成後に抵抗値変動率ΔRが
40%でばらつきが50%となり、半田付は後には抵抗
値変動率ΔRが60%でばらつきが70%にもなるもの
である。
体20の抵抗値(初期値)に対する、保護膜23形成後
及び260℃で5秒間半田付は後における、抵抗値変動
率ΔRを示すものである。すなわち、第9図から明らか
なように、保r!!膜23形成後に抵抗値変動率ΔRが
40%でばらつきが50%となり、半田付は後には抵抗
値変動率ΔRが60%でばらつきが70%にもなるもの
である。
[発明の目的]
この発明は上記事情を考慮してなされたもので、抵抗体
の抵抗値を変動させることなく保護膜を形成し得る極め
て良好な膜抵抗体の保護膜製造方法を提供することを目
的とする。
の抵抗値を変動させることなく保護膜を形成し得る極め
て良好な膜抵抗体の保護膜製造方法を提供することを目
的とする。
[発明の概要コ
すなわち、この発明に係る膜抵抗体の保護膜製造方法は
、絶縁基体上に配線導体層を形成する第1の工程と、こ
の第1の工程の後前記配線導体層に接続される低抗体を
形成する第2の工程と、この第2の工程の後前記抵抗体
に該抵抗体中の導電粒子及びガラス粒子を飛散させない
程度の出力のレーザ光を照射して前記抵抗体の抵抗値を
調節する第3の工程と、この第3の工程の後前記抵抗体
に対して非接触状態を保って該抵抗体を保護膜用ペース
トで覆う第4の工程とを具備することにより、抵抗体の
抵抗値を変動させることなく保護膜を形成し得るように
したものである。
、絶縁基体上に配線導体層を形成する第1の工程と、こ
の第1の工程の後前記配線導体層に接続される低抗体を
形成する第2の工程と、この第2の工程の後前記抵抗体
に該抵抗体中の導電粒子及びガラス粒子を飛散させない
程度の出力のレーザ光を照射して前記抵抗体の抵抗値を
調節する第3の工程と、この第3の工程の後前記抵抗体
に対して非接触状態を保って該抵抗体を保護膜用ペース
トで覆う第4の工程とを具備することにより、抵抗体の
抵抗値を変動させることなく保護膜を形成し得るように
したものである。
〔発明の実施例]−
以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第1図及び第2図において、第6図と同一
部分には同一記号を付して示し、ここでは異なる部分に
ついてのみ説明する。すなわち、上記配線導体層18.
19及び抵抗体20の形成された絶縁基板11上に、上
記抵抗体20に接触されないように例えば厚みo、 1
savのメタルマスクスクリーン28を設置する。この
メタルマスクスクリーン28には、上記抵抗体20と対
向する位置に、該抵抗体20よりも大きな矩形状の透孔
28aが形成されている。
に説明する。第1図及び第2図において、第6図と同一
部分には同一記号を付して示し、ここでは異なる部分に
ついてのみ説明する。すなわち、上記配線導体層18.
19及び抵抗体20の形成された絶縁基板11上に、上
記抵抗体20に接触されないように例えば厚みo、 1
savのメタルマスクスクリーン28を設置する。この
メタルマスクスクリーン28には、上記抵抗体20と対
向する位置に、該抵抗体20よりも大きな矩形状の透孔
28aが形成されている。
そして、例えばエポキシ樹脂等でなる保護膜用ペースト
29を印刷して保護膜30を形成する際、スキージ31
の硬度と印圧とを、スキージ31がメタルマスクスクリ
ーン28の透孔28aの形状にしたがつて変形されるも
、抵抗体20には接触されない程度に設定する。この場
合、スキージ31の硬度を806、印圧を2.5に9に
設定したときが、抵抗体20を損傷することなく良好な
結果を得ることができた。
29を印刷して保護膜30を形成する際、スキージ31
の硬度と印圧とを、スキージ31がメタルマスクスクリ
ーン28の透孔28aの形状にしたがつて変形されるも
、抵抗体20には接触されない程度に設定する。この場
合、スキージ31の硬度を806、印圧を2.5に9に
設定したときが、抵抗体20を損傷することなく良好な
結果を得ることができた。
ここで、第3図は、上記のようにして保護膜30を形成
した場合の抵抗体20の抵抗値(初期値)に対する、保
3pA30形成後及び260℃で5秒間半田付は債にお
ける、抵抗値変動率ΔRを示すもので、平均変動率は±
2%以下で、標準偏差も5%以下になり、大幅な改善を
実現させることができるものである。
した場合の抵抗体20の抵抗値(初期値)に対する、保
3pA30形成後及び260℃で5秒間半田付は債にお
ける、抵抗値変動率ΔRを示すもので、平均変動率は±
2%以下で、標準偏差も5%以下になり、大幅な改善を
実現させることができるものである。
ここにおいて、上記実施例ではメタルマスクスクリーン
28を用いて保護膜30を形成するようにしたが、この
外にも、抵抗体20を非接触状態を保って保;!1ll
l用ペースト29で覆う手段としては、例えば保護膜用
ペーストを溶剤によって希釈し粘度を低下させ例えば0
.2mmΦ程度の細いノズルの先端から抵抗体20上に
滴下するいわゆるディスペンサー方式や、保護膜用ペー
ストをより細いノズルの先端から抵抗体20に吹き付け
るいわゆる塗装方式等によっても、実施することができ
るものである。
28を用いて保護膜30を形成するようにしたが、この
外にも、抵抗体20を非接触状態を保って保;!1ll
l用ペースト29で覆う手段としては、例えば保護膜用
ペーストを溶剤によって希釈し粘度を低下させ例えば0
.2mmΦ程度の細いノズルの先端から抵抗体20上に
滴下するいわゆるディスペンサー方式や、保護膜用ペー
ストをより細いノズルの先端から抵抗体20に吹き付け
るいわゆる塗装方式等によっても、実施することができ
るものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもので4はな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
[発明の効果]
したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、抵
抗体の抵抗値を変動させることなく保護膜を形成し得る
極めて良好な膜抵抗体の保護膜製造方法を提供すること
ができる。
抗体の抵抗値を変動させることなく保護膜を形成し得る
極めて良好な膜抵抗体の保護膜製造方法を提供すること
ができる。
第1図及び第2図はそれぞれこの発明に係る膜抵抗体の
保護膜製造方法の一実施例を示す平面図及び側断面図、
第3図は同実施例の効果を説明するための特性図、第4
図及び第5図はそれぞれ従来の膜抵抗体の製造方法を説
明するための平面図及び特性曲線図、第6図及び第7図
はそれぞれ抵抗体の抵抗値をレーザ光照射によって低下
させる手段を説明するための平面図及び側断面図、第8
図及び第9図はそれぞれ従来の保護膜製造方法の問題点
を説明するための側断面図及び特性図である。 11・・・絶縁基板、12.13・・・配線導体層、1
4・・・抵抗体、15.16・・・接続部、17・・・
絶縁基板、18.19・・・配線導体層、20・・・抵
抗体、2).22・・・接続部、23・・・保護膜、2
4・・・スクリーンメツシュ、25・・・スキージ、2
6・・・保護躾用ペースト、27・・・コーテイング膜
、28・・・メタルマスクスクリーン、29・・・保;
!!Ml用ペースト、30・・・保護膜、31・・・ス
キージ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 □ 第3 図 第4!″7 (a) (b)第5図 P ’/。 第6図 (a) (b)(C)
(d)(e) 第 7− 第8図 第9 口
保護膜製造方法の一実施例を示す平面図及び側断面図、
第3図は同実施例の効果を説明するための特性図、第4
図及び第5図はそれぞれ従来の膜抵抗体の製造方法を説
明するための平面図及び特性曲線図、第6図及び第7図
はそれぞれ抵抗体の抵抗値をレーザ光照射によって低下
させる手段を説明するための平面図及び側断面図、第8
図及び第9図はそれぞれ従来の保護膜製造方法の問題点
を説明するための側断面図及び特性図である。 11・・・絶縁基板、12.13・・・配線導体層、1
4・・・抵抗体、15.16・・・接続部、17・・・
絶縁基板、18.19・・・配線導体層、20・・・抵
抗体、2).22・・・接続部、23・・・保護膜、2
4・・・スクリーンメツシュ、25・・・スキージ、2
6・・・保護躾用ペースト、27・・・コーテイング膜
、28・・・メタルマスクスクリーン、29・・・保;
!!Ml用ペースト、30・・・保護膜、31・・・ス
キージ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 □ 第3 図 第4!″7 (a) (b)第5図 P ’/。 第6図 (a) (b)(C)
(d)(e) 第 7− 第8図 第9 口
Claims (4)
- (1)絶縁基体上に配線導体層を形成する第1の工程と
、この第1の工程の後前記配線導体層に接続される抵抗
体を形成する第2の工程と、この第2の工程の後前記抵
抗体に該抵抗体中の導電粒子及びガラス粒子を飛散させ
ない程度の出力のレーザ光を照射して前記抵抗体の抵抗
値を調節する第3の工程と、この第3の工程の後前記抵
抗体に対して非接触状態を保つて該抵抗体を保護膜用ペ
ーストで覆う第4の工程とを具備してなることを特徴と
する膜抵抗体の保護膜製造方法。 - (2)上記第4の工程は、上記抵抗体に対向する位置に
透孔の形成されたメタルマスクスクリーンを用いた印刷
法であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
膜抵抗体の保護膜製造方法。 - (3)上記第4の工程は、上記抵抗体に保護膜用ペース
トを滴下するディスペンサー方式であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の膜抵抗体の保護膜製造方
法。 - (4)上記第4の工程は、上記抵抗体に保護膜用ペース
トを吹き付ける塗装方式であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の膜抵抗体の保護膜製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59187566A JPS6165405A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 膜抵抗体の保護膜製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59187566A JPS6165405A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 膜抵抗体の保護膜製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6165405A true JPS6165405A (ja) | 1986-04-04 |
Family
ID=16208329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59187566A Pending JPS6165405A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 膜抵抗体の保護膜製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6165405A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01283801A (ja) * | 1988-03-25 | 1989-11-15 | Richard E Caddock | フィルム型円筒形抵抗器及び製造方法 |
-
1984
- 1984-09-07 JP JP59187566A patent/JPS6165405A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01283801A (ja) * | 1988-03-25 | 1989-11-15 | Richard E Caddock | フィルム型円筒形抵抗器及び製造方法 |
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