JPS6164640A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子写真複写機等の記録装置における原稿自動
送り装置の改良に関するものである。

［従来の技術］ 自動原稿送り装置は、−役に複写機等の原稿台上に固定
し、あるいは取外し可能のように装着して使用する。シ
ート状原稿（以後単に原稿と称す」を・１配置した原（
１，４給送台から自動原稿送り装置によって１枚ずつ繰
出された原稿は、搬送ベルトによって原稿載置台ガラス
上に給送され、ここで複写機本体内の露光ランプにより
露光された後、更に原稿排紙台上に搬出される。

このような自動原稿送り装置には、各動作を行なうため
フレーム側板に支持された多数のローラ、例えばベルト
枢動ローラ、従動ローラ、テンションローラ、押えロー
ラからなる搬送ローラ、および給紙ローラ、排紙ローラ
等が回転自在に設けられている。また原稿搬送に用いら
れる１本または複数本からなる搬送ベルトは前記搬送ロ
ーラ間に張架されている。

このような自動原稿送り装置の俤構においては、上記多
数のローラの一端には歯付プーリ又は歯車が取り付けら
れていて、歯付ベルト又ハ歯車列によって接続され、少
なくとも１個のモータによって駆動されている。これら
歯付プーリと歯付ベルト、又は歯車列から成る鳴動力伝
達系は原稿搬送用エンドレスベルト（以下搬送ベルトと
称す］の後方に配列されている。駆動力伝達系の後方配
置は、安全性・操作性等の点から一般に用いられている
。

駆動力伝達系の駆動源であるモータの配置位置としては
、上記搬送ベルトの駆動用ローラの軸方向とモータの駆
動軸とか平行するよう配置されるか、又は直交するよう
に、あるいはある角度をなして配置される。

しかし、モータ軸と駆動用ローラ軸とを平行方向以外に
配置した場合には、駆動力伝達手段として傘歯車（ベベ
ルギヤ）又はウオーム歯車を使用するが、伝達系が複雑
になったり、伝達の不安定、伝達力のロス、摩擦熱の発
生、騒音発生やコストアップ等の欠点がある〇 また、モータ軸と駆′ｍ１用ローラ軸とを平行配置する
場合には、駆動力伝達手段として平歯車、歯付ヘルド、
チェーン等が使用されるか、モータの設置位置ハその種
類と大きさによって配置の制約を受けることが多い。例
えばモータとして始動トルクが大きく制御し易いＤ○サ
ーボモータを使用し、該モータの軸上にエンコーダ又は
タコゼネレータを接続し一体化した場合には、モータの
全長が長くなり、モータの配置位置によっては、自動原
稿送り装置の幅、奥行、高さに影響を受ける。

例えは全長の長い該モータを前記伝達系の更に後方位置
に軸平行に配置すると、装置の後方に大きく突出して装
置が大型となり、この装置を搭載する複写機本体も大型
化する欠点がある。これを避けるため、前記モータを自
動原稿送り装置の上方、即ち搬送ベルトのノー上方に配
置すると、装ｑ１−の全高の高くなったり、搬送系の組
立・保守かやり峙くなる等の欠点を生じる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の自動原稿送り装置においては、モータの配置位置
によっては、装置の全高又は奥行か増して装置が大型化
する。また、モータ軸と搬送ベルトの駆動ローラ軸とを
直交又は傾斜角をもって配置すると、動力伝達手段が複
雑になりコストアップにもなる欠点がある。

本発明は自動原稿送り装置における上記の欠点に関し、
改善することを目的とするもので、自動原稿送り装置を
薄型で小型なコンパクトな構造となし、信頼性と保守点
検の容易な装置を提供するものである。

口問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成する本発明の自動原稿送り装置は、シー
ト状原稿を画像露光部に搬送し、露光後に原稿排紙台に
搬出する自動原稿送り装置において、前記シート状原稿
を搬送する搬送ベルト及び搬送ローラを駆動するモータ
の駆動軸が搬送ベルトの駆動ローラ軸と平行をなし、且
つ該モータを搬送ベルトの外側方に設置したことを特徴
とするものである。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は自動原稿送り装置の搬送部の内部の搬送系と駆
動系を示す斜視図、第２図は原稿の搬送経路を示す構Ｖ
１２図、第３図は駆動系（＃Ｊ力伝達系）を示す構成図
、第４図はその平面図である。更に第５図は本発明に係
る自動原稿送り装置を装着した複写機上部の外観斜視図
である。

先ず自動原稿送り装置の構造と動作について説明する。

自動原稿送り装置の上面左方には原稿ｔ２置台１が設け
られていて、所定位置に１枚以上の原稿を載置可能とす
る。複写機上面のコントロールパネル１００に設けられ
たコピー釦の操作によって、送りローラ２は下降手段を
用いて下降して原稿面に接し同時に回動を始め原稿が送
り出される。

同時に回動を始めた送りベルト３とその下方に位置する
重送防止ローラ４との共働によって最上位にある原稿１
枚のみか送り出される。

送り出された１枚の原稿は、一対の中間搬送ローラ５に
よって湾曲するガイド板６０間を通って搬送される。次
いで、回動する搬送ベルト７および複写機本体上面の原
稿画″３．露光用ガラス台（以下原槁台ガラスと称す）
１０１の１−に挟圧されて搬送され、原稿ストッパ１０
２に原稿の先端１５ｂか突き当る位置で停止する。

搬送ベルト７は、駆動ローラ８、従動ローラ９、３　閏
ノＮ　稿押えローラ１ｏ１テンシヨンローラ１１　（７
）　出ｊに張架されている。

原稿は原稿台ガラスｌｏｌ上の停止位置において複写機
本体内の露光ランプによって露光され、光学系の走査に
よって原稿画像が記録体上に形成される。

原稿に対する一連のコピープロセスがｇ了したとき、前
記原稿ストッパ１０２の突当部が退避して原り、ｉｉの
先端を解放し、再び回動を始めた搬送ベルト７および一
対の排紙ローラ１ｚによって原稿は搬出され、排紙トレ
イ（原稿排紙台）１３上に排出・載置される。

この排紙動作と同時に、前記原稿載置台１上に積層状に
截置された原稿のうち最上位にある１枚の原稿が上記説
明した原稿搬送と同様に原稿台ガラス１０１上に送り出
され露光・排紙か反復して行なわれる。

次に上記ローラ群及びベルトの動力駆動系について説明
する。２０はＤＣモータと速度制御用装置（エンコーダ
又はタコゼネレータ等）を一体化したサーボモータであ
る。サーボモータ２０の駆動、軸Ｇば中間軸（アイドラ
軸）２１を介して前記駆動ローラ８を回転せしめる。Ｉ
：こでＰｌはサーボモータ２０の駆動軸と一体となる歯
付プーリ、Ｂ２とＢ３は中ＩＲｉ　＠１１２１に固定さ
れた歯付プーリ、Ｂ４は駆動ローラ８の軸上に固定した
歯付プーリであり、ＢＩＳＢ２Ｇｊこれら３本の軸上の
各プーリに張架された歯付ベルトである。

又、駆動ローラ８の軸端に固定された歯付プーリＰ　４
に歯合する歯付ベル）Ｂ３は巻回されて歯付ブーＩＪ　
Ｐ　５、Ｂ６に歯合して回転せしめる。なおＡＦＬは歯
付ベル）Ｂ３の外周に外接して緊張せしめるアイドラー
プーリである。歯付プーリＰ５は前記中間搬送ローラ５
の軸端に固定されているか、中間搬送ローラ５はサーボ
モータ２ｏにより駆動ローラ８と共に回転する。また、
歯句ブーＩＪ　Ｐ　６と一本をなす軸２２は歯車Ｇ１、
Ｇ２を介して前記送りベルト３を回動せしめ、更に歯付
プーリｐ９、ＰＩＱおよび歯付ベルトＢ４により、送り
ブー９２を回転せしめる。一方、軸２２の他端にはマグ
ネットクラッチ２３が取付けられていて、入力信号に基
づいて制御され、上記送りベルト３および送りプーリ２
を回動せしめて原稿給紙を行なう。

駆動ローラ８の回転により搬送ベルト１を介して従動ロ
ーラ９か回転し、従動ローラ９の軸端に固定した歯付プ
ーリは歯付ベル）Ｂ５を介して歯付ブーＩＪ　Ｐ　８に
歯合し、排紙ローラ１２を回転せしめる。

以上はサーボモータ２０により動力伝達される駆動系の
概略であるが、第３図および第４図に示すように、上記
歯付プーリＰ１〜８および歯付ベル）Ｂｌ〜Ｂ５は搬送
ベルト７の後面側に配列されていて、側板（不図示ンに
設けられた各軸受により支持されている。ここでサーボ
モータ２０は原稿搬送糸にある搬送ベルト７およびガイ
ド板６より外側方に位置する。

２４は上記Ｗ、稿搬送系（１〜１３）と駆動系（２０〜
２３．ＰＩ　〜Ｐ８．Ｂｌ　〜Ｂ５）とを被覆し、開閉
操作する搬送部カバーであり、駆動系の後方に設けられ
た水平方向の軸受（不図示）により、複写機の上面後方
に取付けられた固定部に対し開閉自在となっている。

前記駆動系をなすサーボモータ２０．中間軸２１、駆動
ローラ８、中間搬送ローラ５、アイドラプーリＡＦＬの
軸、マグネットクラッチ２３、従動ローラ９、排紙ロー
ラ１２は搬送部内部の骨格構造をなすフレーム２５に支
持されている。こ、れらサーボモータ２０から歯付プー
リ列、歯付ベルト列により動力伝達される駆動系の各部
材は何れも軸平行配列をなしていて、フレーム２５の後
方側板２５Ａに軸支されている。このように配列し、た
駆動系は構造が簡単で、走行安定性に優れ、奥行も少な
くて済み、且つ低コストにできる等の利点かある。

また、サーボモータ２０はＤＣモータと速度制御装置（
タフゼネレータ又はエンコーダ等）を一体化したもので
、比佼的小さい直径と長い全長を有する円筒状をなす。

該サーボモータ２０を駆動ローラ８の側方で搬送ベルト
７の外方に設置し、且つ後方側板２５Ａに沿ってＦｉＹ
付ベルト列！？、列した駆動系を描戊することにより、
全編を低く抑えた薄型形状で、奥行を少なくした小型な
自動原稿送り装置を形成することが可能となった。

なお上記実施例では動力伝達用として歯付ベルトを用い
、低騒音化と伝達の確実化を計っているか、この他の手
段として歯車列やチェーン又はワイヤ等を用いてもよい
。

［発明の効果］ 以上述べたように、本発明の自動原稿送り装置によれば
、搬送ベルト、送りベルト、排紙ローラ等を駆動するサ
ーボモータを搬送ベルトの外側方に設置し、動力伝達用
の歯付ベルトを原稿搬送部の後方位置に配列したことに
より、装置の奥行を短かくし、全高を低くして小型化す
ることを可能にした。また駆動用のサーボモータ及び動
力伝達用の歯付プーリ軸等を平行に配室することにより
、駆動系が簡単になり、組立・保守も容易で、走行安定
性や動力損失も少ない効果を生じる。

【図面の簡単な説明】

第１　ｊ３は本発明による目εＩＪ東稿送り該ｆ７．の
卯モ、１搬送部の搬送系と駆動系を示す斜視図、第２図
！Ｊ原稿末送経路を示す構成図、第８図は駆動系を示す
梅収図、第４図はその平面図である。第５図を４本発明
に係る自動原稿送り装置を装着した夕写西上部の外観斜
視図である。 ７・・・搬送ベルト、　　　８・・・駆動ローラ、幻・
・・サーボモータ、　　＆・・・搬送部力、＜−１δ・
・・フレーム、 １０上・・吻像露光部（原稿台ガラスラ、Ｂｌ、　Ｂ２
．　Ｂ３．　Ｂ４．　Ｂ５・・・歯付ベルト、ＰＬ、　
Ｂ２．　Ｂ３．　Ｂ４．　Ｂ５．　Ｂ６．　Ｐ’７．　
Ｂ８．　Ｂ９．　Ｉ’ｌＯ・・・歯付プーリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シート状原稿を画像露光部に搬送し、露光後に原稿排紙
   台に搬出する自動原稿送り装置において、前記シート状
   原稿を搬送する搬送ベルト及び搬送ローラを駆動するモ
   ータの駆動軸が搬送ベルトの駆動ローラ軸と平行をなし
   、且つ該モータを搬送ベルトの外側方に設置したことを
   特徴とする自動原稿送り装置。