JPS616422A - 樹脂メタル軸受装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転体に使用する樹脂メタル軸受装置に関する
ものである。

従来例の構成とその問題点 従来、この種の樹脂メタル軸受装置は、第１図に示すよ
うに、ポリアセタール等で形成された樹脂メタル１を回
転体２に固定し、軸３を固定部４に固定し使用する場合
があった。

上記構成においては、第２図のように微視的に見れば、
軸３と軸樹脂メタル１の嵌合状態は、軸３の」〕面が樹
脂メタル１と回転摺動し、鉛垂下部は空隙５が出来てい
る。

前記構成においては、樹脂メタル１の摩耗粉は空隙５に
堆積していき、回転摩擦力を増大させ、ついには、空隙
５は摩耗粉で詰まり、回転体２を停止せしめるといった
問題点があった。

発明の目的 本発明はこのように従来の問題を解消し、品質の向上を
はかった樹脂メタル軸受装置を提供するものヤある。

発明の構成 本発明の樹脂メタル軸受装置は、固定された軸と、前記
軸が遊嵌し、回転自在ｉ樹脂メタルを有し、前記軸の鉛
垂下部にすり割り部をほどこしたことにより、樹脂メタ
ルの摩耗粉を、前記軸のすり割り部と前記樹脂メタルの
空隙に溜めようとするものである。

実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例を説明する
。

アは回転体８に固定されたポリアセタール等の材料で形
成された樹脂メタルで、前記回転体８とともに回転する
。

９は固定部１０に固定された軸で、前記樹脂メタル７と
遊嵌し、樹脂メタル軸受装置を構成している。

軸９は鉛垂下部にすり割り部１１を形成しである。

ｍｉＪ記構成において、樹脂メタル７が回転体８ととも
に回転すると、固定された軸９とは上部で摺動する。回
転摩擦により生じた摩耗粉は前記軸９のすり割り部１１
と樹脂メタル７により形成された空隙１２に堆積するこ
とになり、軸９が円形断面な場合に比較してＡだけ広い
断面積となり、摩耗粉の堆積による摩擦力の増大および
停止を予防することが出来る。

捷だ、前記空隙１２にグリスを塗布すれば遠心力により
、回転摺動面の上部にグリスが移動し、より樹脂メタル
の耐久性を向−卜させることになる。

発明の効果 上記実施例からあきらかなように、本発明の樹脂メタル
軸受装置は、とくに固定された軸の鉛垂下部にすり割り
部を設けたことにより、樹脂メタルの摩耗粉の堆積によ
る摩擦力増大の予防と耐久性の向上をはかることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の樹脂メタル軸受装置の縦断面図、第２図
は同正面図、第３図は本発明の一実施例を示す樹脂メタ
ル軸受装置の縦断面図、第４図は同正面図である。 ７・・・・・・樹脂メタル、９・・・・・・軸、１１・
・・・すり割り部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固定された軸と、前記軸が遊嵌し、回転自在な樹脂メタ
   ルを有し、前記軸の鉛垂下部にすり割り部をほどこした
   樹脂メタル軸受装置。