JPH0130416Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130416Y2 JPH0130416Y2 JP1984076032U JP7603284U JPH0130416Y2 JP H0130416 Y2 JPH0130416 Y2 JP H0130416Y2 JP 1984076032 U JP1984076032 U JP 1984076032U JP 7603284 U JP7603284 U JP 7603284U JP H0130416 Y2 JPH0130416 Y2 JP H0130416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller body
- shaft
- roller
- hole
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004699 Ultra-high molecular weight polyethylene Substances 0.000 claims description 4
- 229920000785 ultra high molecular weight polyethylene Polymers 0.000 claims description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、ベルトコンベアまたはローラコンベ
ヤに用いられるローラ装置に関するものである。
ヤに用いられるローラ装置に関するものである。
(従来の技術)
第1図および第2図に示されるように、例えば
土砂移送等に使用されるベルトコンベヤ1は、上
側ベルト2aの下面に対してV形に配置されたキ
ヤリヤローラ3および下側ベルト2bの下面に対
して配置されたリターンローラ4を有する。
土砂移送等に使用されるベルトコンベヤ1は、上
側ベルト2aの下面に対してV形に配置されたキ
ヤリヤローラ3および下側ベルト2bの下面に対
して配置されたリターンローラ4を有する。
上記キヤリヤローラ3は、V形に配置されてい
るので、ローラ本体をシヤフトに回動自在に嵌合
しただけでも、そのローラ本体は一応シヤフトに
保たれる。
るので、ローラ本体をシヤフトに回動自在に嵌合
しただけでも、そのローラ本体は一応シヤフトに
保たれる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、ベルトコンベヤ1の使用状況によつて
は、ローラ本体がシヤフトから外れるおそれもあ
る。上記キヤリヤローラ3のシヤフトがローラ本
体を貫通している場合は、そのシヤフトの突出先
端部に割ピンを挿入し、この割ピンによつてロー
ラ本体のシヤフトからの抜け止めと図ることも行
われているが、このようにシヤフトがローラ本体
を貫通する構造には、例えばローラ本体のシヤフ
ト挿入孔に上側ベルト2aからこぼれ落ちた土砂
等が侵入し、ローラ本体の回転を妨げるおそれを
生ずる等の不都合がある。
は、ローラ本体がシヤフトから外れるおそれもあ
る。上記キヤリヤローラ3のシヤフトがローラ本
体を貫通している場合は、そのシヤフトの突出先
端部に割ピンを挿入し、この割ピンによつてロー
ラ本体のシヤフトからの抜け止めと図ることも行
われているが、このようにシヤフトがローラ本体
を貫通する構造には、例えばローラ本体のシヤフ
ト挿入孔に上側ベルト2aからこぼれ落ちた土砂
等が侵入し、ローラ本体の回転を妨げるおそれを
生ずる等の不都合がある。
本考案は、ローラ本体がこのローラ本体内に内
蔵された簡単な抜け止め手段によつてシヤフトに
確実に保たれるコンベヤ用ローラ装置を提供する
ことを目的とするものである。
蔵された簡単な抜け止め手段によつてシヤフトに
確実に保たれるコンベヤ用ローラ装置を提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、ローラ本体11の軸孔12にシヤフ
ト13を挿入し、このシヤフト13によりローラ
本体11を回動自在に支持するコンベヤ用ローラ
装置において、上記シヤフト13に横孔14を穿
設し、この横孔14にローラ本体11の軸孔12
の内径よりやや長くスプリング性のあるローラ本
体移動防止ピン15を遊嵌し、このピン15の両
端をローラ本体11の軸孔12の内壁に係合して
ローラ本体11の軸方向移動を防止するものであ
る。
ト13を挿入し、このシヤフト13によりローラ
本体11を回動自在に支持するコンベヤ用ローラ
装置において、上記シヤフト13に横孔14を穿
設し、この横孔14にローラ本体11の軸孔12
の内径よりやや長くスプリング性のあるローラ本
体移動防止ピン15を遊嵌し、このピン15の両
端をローラ本体11の軸孔12の内壁に係合して
ローラ本体11の軸方向移動を防止するものであ
る。
(作用)
本考案は、シヤフト13をローラ本体11の軸
孔12に挿入したとき、ローラ本体移動防止ピン
15が横孔14内で撓んで、そのピン15の両端
がローラ本体11の軸孔12の内壁に押付けら
れ、ローラ本体11の軸方向移動が防止される。
孔12に挿入したとき、ローラ本体移動防止ピン
15が横孔14内で撓んで、そのピン15の両端
がローラ本体11の軸孔12の内壁に押付けら
れ、ローラ本体11の軸方向移動が防止される。
(実施例)
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
第3図に示すように、前記キヤリヤローラ3
は、超高分子量ポリエチレン(商品名Saxinニユ
ーライトまたはタキロンウルモラー)によつて成
形された円柱状のローラ本体11に軸孔12を穿
設し、このローラ本体11の軸孔12にこの軸孔
12よりやや小径の丸棒状鋼材シヤフト13を挿
入し、このシヤフト13によりローラ本体11を
回動自在に支持する。
は、超高分子量ポリエチレン(商品名Saxinニユ
ーライトまたはタキロンウルモラー)によつて成
形された円柱状のローラ本体11に軸孔12を穿
設し、このローラ本体11の軸孔12にこの軸孔
12よりやや小径の丸棒状鋼材シヤフト13を挿
入し、このシヤフト13によりローラ本体11を
回動自在に支持する。
上記超高分子量ポリエチレンは、耐摩耗性、耐
衝撃性、耐腐蝕性(耐薬品性)および耐久性に富
み、滑り面の摩擦抵抗が極めて小さい特性を有す
る。したがつて、シヤフト13との間にベアリン
グを設けなくてもローラ本体11を円滑に回転で
き、構造が簡単になるとともに、ベアリングのよ
うに土砂、水分等の侵入によつて円滑な回転を妨
げられるおそれがなく、寿命が延長された。さら
に、ローラ本体11の耐摩耗性能を向上させるこ
とで、広範囲のコンベヤに使用できる。また仮に
ローラ本体11が回転できない状態となつてもロ
ーラ本体11の偏摩耗を鉄製のものより数倍で寿
命延長でき、さらにこの移動防止ピンの表面が偏
摩耗しても上記材質のローラ本体11は金属と違
つて刃物となることがなく、コンベヤベルトを切
断するおそれがないことなどから、メインテナン
スが不要である。さらにローラ本体11を超高分
子量ポリエチレンで成形したから、従来の鉄製の
ものに比べ軽く取扱いが容易であり、外周面等に
土砂等が附着することも少なく、さらにローラ本
体11の摩耗係数が小さいため、このローラ本体
11に衣服等が巻きこまれても体が巻きこまれる
おそれがない。
衝撃性、耐腐蝕性(耐薬品性)および耐久性に富
み、滑り面の摩擦抵抗が極めて小さい特性を有す
る。したがつて、シヤフト13との間にベアリン
グを設けなくてもローラ本体11を円滑に回転で
き、構造が簡単になるとともに、ベアリングのよ
うに土砂、水分等の侵入によつて円滑な回転を妨
げられるおそれがなく、寿命が延長された。さら
に、ローラ本体11の耐摩耗性能を向上させるこ
とで、広範囲のコンベヤに使用できる。また仮に
ローラ本体11が回転できない状態となつてもロ
ーラ本体11の偏摩耗を鉄製のものより数倍で寿
命延長でき、さらにこの移動防止ピンの表面が偏
摩耗しても上記材質のローラ本体11は金属と違
つて刃物となることがなく、コンベヤベルトを切
断するおそれがないことなどから、メインテナン
スが不要である。さらにローラ本体11を超高分
子量ポリエチレンで成形したから、従来の鉄製の
ものに比べ軽く取扱いが容易であり、外周面等に
土砂等が附着することも少なく、さらにローラ本
体11の摩耗係数が小さいため、このローラ本体
11に衣服等が巻きこまれても体が巻きこまれる
おそれがない。
上記キヤリアローラ3は、第1図および第2図
に示すようにV形に配置されローラ本体11がシ
ヤフト13より上側にあるためローラ本体11が
シヤフト13に対し軸方向移動したり外れたりす
るおそれは少ないが、次のようなローラ本体移動
防止手段によつて、ローラ本体11が移動したり
外れたりするおそれが確実に防止されている。
に示すようにV形に配置されローラ本体11がシ
ヤフト13より上側にあるためローラ本体11が
シヤフト13に対し軸方向移動したり外れたりす
るおそれは少ないが、次のようなローラ本体移動
防止手段によつて、ローラ本体11が移動したり
外れたりするおそれが確実に防止されている。
すなわち、第4図乃至第7図に示すように、上
記シヤフト13の先端部に横孔14を穿設し、こ
の横孔14に上記ローラ本体11の軸孔12の内
径よりやや長くスプリング性のある鋼製のローラ
本体移動防止ピン15を遊嵌し(第5図)、この
シヤフト13をローラ本体11の軸孔12に挿入
するときは、上記ピン15が横孔14内でたわむ
ようにし(第6図)、そしてこのシヤフト13を
軸孔12の奥まで挿入した後にこのシヤフト13
かローラ本体11を相対的に回転させると、上記
ピン15のスプリング性により軸孔12の内壁に
圧接されているピン15の両端が軸孔12の内壁
の一部に円環凹溝16を削設してこの凹溝16と
係合するため(第7図)、ローラ本体11はシヤ
フト13に対し移動したり抜けたりすることがな
い。このようにして、ローラ本体11の軸方向移
動防止手段を極めて簡単に構成できる。
記シヤフト13の先端部に横孔14を穿設し、こ
の横孔14に上記ローラ本体11の軸孔12の内
径よりやや長くスプリング性のある鋼製のローラ
本体移動防止ピン15を遊嵌し(第5図)、この
シヤフト13をローラ本体11の軸孔12に挿入
するときは、上記ピン15が横孔14内でたわむ
ようにし(第6図)、そしてこのシヤフト13を
軸孔12の奥まで挿入した後にこのシヤフト13
かローラ本体11を相対的に回転させると、上記
ピン15のスプリング性により軸孔12の内壁に
圧接されているピン15の両端が軸孔12の内壁
の一部に円環凹溝16を削設してこの凹溝16と
係合するため(第7図)、ローラ本体11はシヤ
フト13に対し移動したり抜けたりすることがな
い。このようにして、ローラ本体11の軸方向移
動防止手段を極めて簡単に構成できる。
さらに、上記ローラ本体11とシヤフト13と
の関係において、第8図に示すうに、真上から見
てローラ本体11がベルトコンベア1の移送方向
Aとは逆方向にやや傾斜するように、シヤフト1
3を折曲し、このシヤフト13の根元部分13a
をこれまでと同様に移送方向Aと直角のブラケツ
ト17に取付けると、コンベヤ1の移送方向Aの
力Fはローラ本体11に作用して分力f1とf2とに
分解され、分力f1によつてローラ本体11が回転
するとともに、分力f2によつてローラ本体11が
シヤフト13の根元方向に押されるため、このロ
ーラ本体11はシヤフト13から抜けることがな
い。なお上記ローラ本体11の後方への傾斜角
は、例えば全長150mm程のローラ本体11の先端
の開きBが5〜10mm程度となるように設定する。
の関係において、第8図に示すうに、真上から見
てローラ本体11がベルトコンベア1の移送方向
Aとは逆方向にやや傾斜するように、シヤフト1
3を折曲し、このシヤフト13の根元部分13a
をこれまでと同様に移送方向Aと直角のブラケツ
ト17に取付けると、コンベヤ1の移送方向Aの
力Fはローラ本体11に作用して分力f1とf2とに
分解され、分力f1によつてローラ本体11が回転
するとともに、分力f2によつてローラ本体11が
シヤフト13の根元方向に押されるため、このロ
ーラ本体11はシヤフト13から抜けることがな
い。なお上記ローラ本体11の後方への傾斜角
は、例えば全長150mm程のローラ本体11の先端
の開きBが5〜10mm程度となるように設定する。
なお、本考案にかかるローラ本体移動防止ピン
15は、ローラ本体を片持ち支持するシヤフトた
けでなく、ローラ本体を両持ち支持するシヤフト
にも設けることができることは言うまでもない。
15は、ローラ本体を片持ち支持するシヤフトた
けでなく、ローラ本体を両持ち支持するシヤフト
にも設けることができることは言うまでもない。
本考案によれば、シヤフトに横孔を穿設し、こ
の横孔にローラ本体の軸孔の内径よりやや長くス
プリング性のあるローラ本体移動防止ピンを遊嵌
したから、シヤフトをローラ本体の軸孔に挿入し
たとき、このピンが横孔内で撓んで、そのピンの
両端がローラ本体の軸孔の内壁に押付けられ、ロ
ーラ本体の軸方向移動を防止でき、ローラ本体を
このローラ本体内に内蔵された簡単な抜け止め手
段によつてシヤフトに確実に保つことができる。
の横孔にローラ本体の軸孔の内径よりやや長くス
プリング性のあるローラ本体移動防止ピンを遊嵌
したから、シヤフトをローラ本体の軸孔に挿入し
たとき、このピンが横孔内で撓んで、そのピンの
両端がローラ本体の軸孔の内壁に押付けられ、ロ
ーラ本体の軸方向移動を防止でき、ローラ本体を
このローラ本体内に内蔵された簡単な抜け止め手
段によつてシヤフトに確実に保つことができる。
第1図はベルトコンベヤの斜視図、第2図はそ
の先端部の拡大斜視図、第3図は本考案のコンベ
ヤ用ローラ装置の一実施例を示す正面図、第4図
はその断面図、第5図はそのシヤフト先端部の斜
視図、第6図はそのシヤフト挿入時の断面図、第
7図はその完成時の拡大断面図、第8図はシヤフ
ト形状の変形例を示す平面図である。 11……ローラ本体、12……軸孔、13……
シヤフト、14……横孔、15……ローラ本体移
動防止ピン。
の先端部の拡大斜視図、第3図は本考案のコンベ
ヤ用ローラ装置の一実施例を示す正面図、第4図
はその断面図、第5図はそのシヤフト先端部の斜
視図、第6図はそのシヤフト挿入時の断面図、第
7図はその完成時の拡大断面図、第8図はシヤフ
ト形状の変形例を示す平面図である。 11……ローラ本体、12……軸孔、13……
シヤフト、14……横孔、15……ローラ本体移
動防止ピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ローラ本体の軸孔にシヤフトを挿入し、この
シヤフトによりローラ本体を回動自在に支持す
るコンベヤ用ローラ装置において、上記シヤフ
トに横孔を穿設し、この横孔にローラ本体の軸
孔の内径よりやや長くスプリング性のあるロー
ラ本体移動防止ビンを遊嵌し、このビンの両端
をローラ本体の軸孔の内壁に係合してローラ本
体の軸方向移動を防止することを特徴とするコ
ンベヤ用ローラ装置。 (2) ローラ本体を超高分子量ポリエチレンによつ
て成形したことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載のコンベヤ用ローラ装置。 (3) ローラ本体をコンベヤの移送方向とは逆方向
に傾斜させて設けたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項または第2項記載のコン
ベヤ用ローラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7603284U JPS60190726U (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | コンベヤ用ロ−ラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7603284U JPS60190726U (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | コンベヤ用ロ−ラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190726U JPS60190726U (ja) | 1985-12-17 |
JPH0130416Y2 true JPH0130416Y2 (ja) | 1989-09-18 |
Family
ID=30617796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7603284U Granted JPS60190726U (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | コンベヤ用ロ−ラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190726U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135884B2 (ja) * | 1973-11-19 | 1976-10-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135884U (ja) * | 1974-09-09 | 1976-03-17 |
-
1984
- 1984-05-24 JP JP7603284U patent/JPS60190726U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5135884B2 (ja) * | 1973-11-19 | 1976-10-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60190726U (ja) | 1985-12-17 |
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