JPS6162465A - 薬剤揮散具 - Google Patents

薬剤揮散具

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JPS6162465A
JPS6162465A JP59182403A JP18240384A JPS6162465A JP S6162465 A JPS6162465 A JP S6162465A JP 59182403 A JP59182403 A JP 59182403A JP 18240384 A JP18240384 A JP 18240384A JP S6162465 A JPS6162465 A JP S6162465A
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JP
Japan
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drug
volatile
volatilization
solid substance
compound
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JP59182403A
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泰輝 江口
幹夫 古川
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薬剤揮散具、更に詳細には、薬剤の残存の有無
を視覚によって知ることのできる、主として密閉された
あるいはある程度密閉された空間に設置して使用される
薬剤揮散具に関する。
〔従来の技術〕
一般の日常生活においては、揮散性の薬剤を用いて、環
境を保全し九り改善したりすることがしばしは行なわれ
る。たとえば、揮散性の防黴剤や防虫剤をタンスや押入
れ等に設置して、黴の発生や害虫の侵入を防止したり、
芳香剤をトイレに置いて、トイレ特有の臭いをマスクす
ることはほとんどの家庭で実施されている。そして、こ
れらの目的に適用される種々の剤が市販されている。し
かし、これらの剤を使用する場合、薬剤が残存している
のかしていないのかわからないことが多く、薬剤がすで
に失なわれているにもかかわらず、剤を取り替えなかっ
たということがよくある。これはひとえに、薬剤がまだ
残存しているのか、あるいはすでに失なわれてしまった
のかを明示する手段がとられていないからである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、薬剤の残存の有無を簡単に知ることができれば
、薬剤を無駄なく有効に利用することができ、極めて便
利である。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実情において、本発明者は鋭意研究を行った結果
、昇華性の固体物質をインジケータとして用いることに
よシ上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成
した。
すなわち、本発明は、揮散性の薬剤を保持せしめた担体
と昇華性の固体物質とを通気性の容器に収納したことを
特徴とする薬剤揮散具を提供するものである。
本発明で担体に保持せしめる薬剤としては、揮散性防黴
剤、揮散性防虫剤、揮散性防黴防虫剤、揮散性芳香剤等
があげられる。ここで揮散性とは常温において薬剤が蒸
気として目的とする効果を奏する程度に気化することを
意味する。
揮散性防黴剤としては、例えば、次式(I)、〔式中、
R1及びR2はそれぞれ別々に、炭素数1〜5の炭化水
素基又は水素原子を示す。ただしR,と馬が同時に水素
原子となることはない〕で示されるマレイン酸エステル
; 次式([)、〔式中、R,、R2は前記と同じ意味
を表わす〕で示されるフマル酸エステル;次式(I)(
式中、R,、R,は前記と同じ意味を表わす)で示され
るイタコン酸エステル等が例示される。
揮散性防虫剤としては、例えば、バラジクロルベンゼン
、ナフタリン、樟脳等の昇華性化合物、アネトール、サ
フロール、オイゲノール、シネオール、アニスアルデヒ
ドジメチルアセタール、シクロヘキサノンジエチルケタ
ール、p−イソプロピルアニソール等の環式エーテル化
合物、前記CI)、(旧及び(I)で示されるエステル
化合物等が例示される。
また、揮散性芳香剤としては、天然及び合成の各種香料
があげられる。
これらの揮散性薬剤を保持させるための担体としては、
紙、パルプ、布、糸、タルクやクレーの無機物質、プラ
スチック等が例示される。そして、これらの担体に揮散
性薬剤を保持させるには、当該薬剤が液体の場合には、
そのままあるいは適当な溶剤で希釈して担体に含浸させ
ればよく、また薬剤が固体の場合には溶剤に溶かして担
体に含浸させる。
この場合、当該薬剤の(it敗速度を調節するための揮
散調整剤(例えばイングロビルミリステート)、着色料
、更に芳香剤以外の場合には、香料、ペーパースリンの
ような殺虫剤を一緒に担体に保持させることもできる。
本発明のインジケータとしての昇華性の固体物質として
は、無臭性のサンサブIJ(2,4,6−ドリインブロ
ビルー1.3.5−トリオキサン)、シクロデカン等が
好ま、しいが、防黴剤、防虫剤等の場合にはバラジクロ
ルベンゼン、ナフタリン、樟脳等を使用することもでき
る。
本発明の薬剤揮散具は、例えば第1図に示す如く、通気
性容器(11に、揮散性の薬剤を保持せしめた担体(2
)及び昇華性の固体物質(3)を収納することによって
調製される。この場合、当該薬剤と昇華性固体物質の揮
散及び昇華時間がほぼ同じになるように調整するのが好
ましい。この調整法としては、揮散性の薬剤に別の成分
を加えてその揮散速度を昇華速度に合わせる方法、揮散
性の薬剤を保持する担体の表面積をかえることにより調
整する方法、あるいは、昇華性固体物質の量を増減する
ことにより調整する方法等が簡便である。
通気性容器の材質は特に限定されず、例えば紙、布、プ
ラスチックフィルム等が使用される。また該容器は気密
性のプラスチック容器に通気孔をbけたものでもない。
本発明の薬剤律散具は、保存時空気不透過性材料で包装
しておき、使用時これを開放して、使用空間、例えば防
黴又は防虫を目的とするものは、ある程度密閉された空
間、たとえばタンス、押入れ、くつ箱、衣裳箱、机の引
き出し、書棚、梱包用の箱、クリーニングした衣類を入
れるポリ袋、ハンドバッグ等に、また芳香を目的とする
ものは、トイレ、車の中、玄関、部屋等に設置する。
〔発明の効果〕
本発明の薬剤揮散具は叙上の如く構成されているので、
昇華性の固体物質の量を視覚によって観察することによ
って、揮散性薬剤の残存量を知ることができ、その結果
薬剤の無駄及び無効使用を解消することができる。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 (防黴防虫剤) ジメチルマレエート240!n9、ペーパースリン60
1n9、イングロビルミリステート165mg、顔料及
び香料を混合して揮散性薬剤を調製する。
第1図に示すように、横45朋×縦40mmX厚さZ 
5 zmのパルプマットの長辺の一端を直径約9朋の半
円形に切りとった2枚の担体(2) (2+を用意する
。この担体(2) (2)に上記揮散性薬剤を注入して
含浸させる。担体(21(21の中央空部に直径18扉
薄、厚さ3韻のす/サプリを入れる。次いで、これを内
側が厚さ20μmのポリエチレンフィルム、外側カ秤i
 18 ’?/rr?のレーヨン不織布の二重フィルム
で包装する。
実施例2 (防虫剤) サフロール150 m9、シネオール150m9、イソ
プロピルミリステート100習及び顔料適量を混合し、
実施例1で用いたマットに注入した。そして、これら2
枚のマットと実施例1で用いたサンサプリを実施例1で
用いた二重フィルムで包装した。
実施例3 (芳香剤) 香料組成物(ローズの香り): フェニルエチルアルコール    to、o(itt部
)ゲラニオール          17.5シトロネ
ロール          15.5ゲラニルアセテー
ト        0.50シノール        
    25.5フエニル酢酸           
1.50−ズアプソリユート       20.0ロ
ジニルアセテート         5.0ミモサアプ
ソリユート       2.5フエニルエチルアセテ
ート     2.0この香料組成物31を7×7×0
.2CrnO紙マットに含浸させ、この紙マットを、細
孔を多数有する直方体のプラスチックケースに入れ、そ
のケースの上に実施例1と同じサンサプリを載置する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の薬剤揮散具の平面図である。 (1)容器、(2)薬剤を保持せしめた担体、(3)昇
華性の固体物質 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、揮散性の薬剤を保持せしめた担体と昇華性の固体物
    質とを通気性の容器に収納したことを特徴とする薬剤揮
    散具。 2、揮散性の薬剤が防黴効果を有する化合物である特許
    請求の範囲第1項記載の薬剤揮散具。 3、揮散性の薬剤が防虫効果を有する化合物である特許
    請求の範囲第1項記載の薬剤揮散具。 4、揮散性の薬剤が芳香を有する化合物である特許請求
    の範囲第1項記載の薬剤揮散具。 5、揮散性の薬剤の揮散時間と昇華性の固体物質の昇華
    時間とがほぼ同一になるようにした特許請求の範囲第1
    〜4項の何れか1項記載の薬剤揮散具。
JP59182403A 1984-08-31 1984-08-31 薬剤揮散具 Granted JPS6162465A (ja)

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JP59182403A JPS6162465A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 薬剤揮散具

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JP59182403A JPS6162465A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 薬剤揮散具

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JPS6162465A true JPS6162465A (ja) 1986-03-31
JPH0524795B2 JPH0524795B2 (ja) 1993-04-08

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ID=16117695

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JP59182403A Granted JPS6162465A (ja) 1984-08-31 1984-08-31 薬剤揮散具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306309A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置
JP2007318406A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665950U (ja) * 1979-10-24 1981-06-02

Patent Citations (1)

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JP2007318406A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

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