JPS6160602A - 揮散性防黴防虫剤 - Google Patents

揮散性防黴防虫剤

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JPS6160602A
JPS6160602A JP18119584A JP18119584A JPS6160602A JP S6160602 A JPS6160602 A JP S6160602A JP 18119584 A JP18119584 A JP 18119584A JP 18119584 A JP18119584 A JP 18119584A JP S6160602 A JPS6160602 A JP S6160602A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な揮散性防黴防虫剤、更に詳細には、不飽
和ジカルボン酸エステルを有効成分として含有するか、
あるいはこれを担体に保持せしめた、密閉空間において
使用される防黴防虫剤に関する。
〔従来の技術〕
我々の日常生活においては、防黴や防虫についての関心
が高く、事実、これらに対する配慮を怠ると、多大の被
害を受けることが多い。
近年、家屋構造の変化によって室内の気密性が高くなっ
たためK、黴による被害の発生場所は、台所や風呂場の
ような水が関与するところのみならず、タンス、押入れ
、衣裳箱、ゲタ箱のようなところにも及ぶようになった
従来、黴の発生を防止するためには、家屋の建材や木材
にちっては、サイアベンダゾールなどの防黴剤を含有す
る液剤が塗布される。また、衣類、カバン、靴などの繊
維・皮革製品におっては、バラジクロルベンゼン、ナフ
タリン、樟脳などの衣料用防虫剤が転用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 前記のサイアベンダゾールは、高い防黴性を有するもの
であるが、これは常温ではほとんど揮散しないので、こ
れが塗布された部分の防黴は期待できるが、塗布されな
い部分の防黴はまず期待できない。そこで、サイアベン
ダゾールを用いる場合は、防黴を行うすべての部分にま
んべんなく塗布する必要があるが、毒性の面を考えると
問題がアシ、実際に使用する人も抵抗を感じるものでち
る。サイアベンダゾールにかわって、α−ブロムシンナ
ミックアルデヒドやパラクロロメタキシレノールが使用
されることがあるが、これらも常温での揮散性が小さく
、サイアベンダゾールと同様の問題がおる。またこれら
の防黴剤には防虫効果はほとんど期待できない。さらに
、前記のバラジクロルベンゼン、ナフタリン、樟脳の防
黴効果はそれ程大きくない。
一方、防虫剤としては、バラジクロルベンゼン、ナフタ
リン、樟脳が多用されているが、これらの化合物は臭気
が強く、人によっては不快に感じることもある。
以上のように、従来の防黴剤は、常温ではほとんど揮散
しないので、防黴を行う部分すべてに塗布しなければな
らないものであり、防虫効果もほとんど期待できない。
また、防虫剤は、臭気も強く、防黴剤としての効果はあ
ま〕期待できない・。
結局、防黴と防虫の両方の効果を有し、常温で揮散性の
ものは未だ見出されていない。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる実情において、本発明者らは、防黴と防虫の両方
の作用を有し、安全で、臭気が少なく、しかも常温で揮
散性の製剤を提供すべく、鋭意研究を行った結果、本発
明を完成した。
すなわち、本発明は、アルコール残基が炭素数1〜5の
炭化水素基である不飽和ジカルボン酸エステルを有効成
分として含有し、密閉空間において使用する揮散性防黴
防虫剤を提供するものでおる。更に、本発明は、当該不
飽和ジカルボン酸エステルを担体に保持せしめた揮散性
防黴防虫剤を提供するものである。
本発明において、「揮散性」とは常温、すなわち日常生
活における通常の気温で揮散することをいい、「密閉空
間」とは、完全にあるいはほぼ完全に気密性を保った空
間や空気の流通が悪くガスが滞留できるような空間を意
味し、たとえば、タンス、押入れ、衣裳箱、ゲタ箱、机
の引き出し、書棚、輸送用梱包箱、クリーニングした衣
類を入れる袋、ハンドバックやカバン等がここで言う密
閉空間に該当する。
本発明の有効成分の不飽和ジカルボン酸エステルとして
は、例えば次式で表わされるマレイン酸エステル(T)
、フマル酸エステル(II)、イタコン酸エステル(l
[l)等が挙げられる。
(I)           (n) (II) C式中、R,及び島は同−又は異って、それぞれ炭素数
1〜5の炭化水素基又は水素原子を示す。・但し、R1
及びR2が同時に水素原子となることはなへ)これらの
不飽和ジカルボン酸エステルの中でも、特にジメチルマ
レエートが好ましい。これらの不飽和ジカルボン酸エス
テルは、常温で揮散性が高く、毒性及び臭気が低く、し
かも効果の持続性が優れている。
本発明の揮散性防黴防虫剤は、不飽和ジカルボン酸エス
テルを含む液剤、ゲル、固形剤の形態に調製することが
できる。
液剤は不飽和ジカルボン酸エステルを溶剤に溶解するこ
とにより調製される。この溶剤としては、例えば、水、
メチルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類
、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ヘキサン、
ケロシン、パラフィン、石油ベンジン等の脂肪族炭化水
素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、酢酸
エチル等のエステル類、ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類等が使用される。この液剤には、通常の塗膜
形成剤、乳化剤、分散剤、展着剤、湿潤剤、安定剤、噴
射剤等を加えて、塗料形態、接着剤形態、乳剤、分散剤
、懸濁剤、噴射剤、エアゾール剤等とすることができる
。これらの添加剤としては、例えばニトロセルロース、
アセチルセルロース、アセチルブチリルセルロース、メ
チルセルロース等のセルロース誘導体、酢酸ビニル樹脂
等のビニル系樹脂、アルキッド系樹脂、エリア系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂
、シリコン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ゴム、ポリビ
ニルアルコール等の塗膜形成剤;石けん類、ポリオキシ
エチレンオレイルエーテルなどのポリオキシエチレン脂
肪アルコールエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、脂肪酸
グリセリド、ンルビタン脂肪酸エステル、高級アルコー
ルの硫酸エステル、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
などのアルキルアリルスルホン酸塩等の界面活性剤;液
化石油ガス、ジメチルエーテル、フルオロカーボン等の
噴射剤:カゼ、イン、ゼラチン、アルギン酸、CMC等
を例示できる。
ゲル剤はベンジリデン−D−ンルビトール、カラギーナ
ン等のゲル化剤を使用して調製される。
また、固形剤は、例えばポリビニルアルコールやCMC
等を用いたスプレードライ法、ゼラチン、ポリビニルア
ルコール、アルギン酸等を用いた液中硬化法、コアセル
ベーション法等に従いマイクロカプセル化することによ
り調製される。
更に、不飽和ジカルボン酸エステルを塗布、含浸、滴下
、混線等により担体に保持せしめた形態の本発明揮散性
防黴防虫剤は、防黴防虫を行いたい場所に載置したり、
粘りつけて使用するのに便利である。この際用いられる
担体としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステ
ル等の合成樹脂シート、動植物質又は無機質繊維体シー
ト(紙、布、不織布、皮革等)、これら合成樹脂と無機
質繊維または粉体との混合シートまたは混紡布、上記合
成樹脂と動植物繊維との混紡布または不織布、アルミニ
ウム、ステンレス、亜鉛等の金属の箔乃至フィルム及び
上記各種シートのfjtffiシート;尿臭部材である
キリ、ペンシルシダ、クス、スギ等が挙げられる。更に
また、ケイ酸、カオリン、活性炭、ベントナイト、珪藻
土、メルク、クレー、炭酸カルシウム、陶磁器粉等の鉱
物質粉末や、木粉、大豆粉、小麦粉、でん粉等の植物質
粉末等やシクロデキストリン等の包装化合物等を担体と
して使用することもできる。
本発明の揮散性防黴防虫剤には、上記不飽和ジカルボン
酸エステルの他に、公知の防黴剤、防虫剤、殺虫剤、げ
つ歯動物駆除及び忌避剤、殺菌剤、酸化防止剤、着香料
、着色料等を配合することができる。
防黴剤としては、α−プロモシンナミ′ツクアルデヒ)
”、N−ジメチル−N−フェニル−N’ −(フルオロ
ジクロロメチル)チオスルファミド等が;防虫剤として
は、バラジクロルベンゼン、ナフタリン、樟脳等の昇華
性のもの、あるいはN、N−ジエチル−メタ−トルアミ
ド(DET)、2,3゜4 、 s−ヒス(Δ2−ブチ
レン)−テトラヒドロフルフラール、シーn−7’ロピ
ル、インシンコメロネート、ジ−n−ブチルサクシネー
ト、2−ヒドロキシエチルオクチルサルファイド等が;
殺虫剤としては、ピレスロイド類が;げつ歯動物駆除及
び忌避剤としては、α−ナフチルチオウレア、シクロヘ
キシミド等が;殺菌剤としては、サリチル酸、p−クロ
ロ−m−キシレノール、2−(4’−チアゾイル)ベン
ズイミダゾール等が;酸化防止剤としては、プチルヒド
ロキシアニゾール、ジブチルヒドロキシトルエン、トコ
フェロール、r−オリザノール等が挙げられる。
本発明揮散性防黴防虫剤の有効成分である不飽和ジカル
ボン酸エステルの含有量は、その剤型、適用方法、適用
場所によっても異なるが、ゲル又は固形剤の場合には1
〜90ttチ(以下単にチで示す)、好ましくは2〜2
0チ、液剤の場合には1〜80%、好ましくは5〜40
%、担体に保持させる場合には、担体の飽和含没世のほ
ぼ%量がよい。
〔効果〕
このようにして調製された本発明の揮散性防黴防虫剤は
、密閉された空間に載置するだけで、揮散して当該空間
を充滴して防黴と防虫を一挙に行うことができるので、
その空間の全体に散布する必要がない。しかもその有効
成分は臭気が少なく、安全性も高いと共に、持続性も優
れているという特長を有する。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて説明する。尚実施例中の部は重量部
で示した。
実施例1 マレイン酸ジメチルエステル50部、揮散調整剤として
のインプロピルミリステート49.5部、香料0.5部
を混合攪拌後、その5部を100X50X20 (単位
ミリメートル)のパルプ製マットニ注入し、シート状の
揮散性防黴防虫剤を得た。
実施例2 マレイン酸ジメチルエステル5部、エタノール60部、
水31部、ポリオキシエチレン(I0・モル付加)オレ
イルエーテル3部およびジプロピレングリコール1部を
混合攪拌して液剤形態の防黴防虫剤を得た。
実施例3 イタコン酸ジエチルエステル5部、エタノール60部、
インプロピルミリステート5部及びLPGガス30部を
用いてエアゾール型の揮散性防黴防虫剤を得た。
実施例4 フマル酸ジエチルエステル5部、エタノール60部、着
香料1部、それにゲル化剤としてジベンジリデンソルビ
トール1部を混合して加熱攪拌して゛冷却し、ゲル状の
揮散性防黴防虫剤を得た。
実施例5 7マル酸ジメチル工ステル3部、昇華剤としてインプロ
ピルトリオキサン97部を混合攪拌後打錠して錠剤型揮
散性防黴防虫剤を得た。
試験例1(防黴試験−1) 形状、大きさが同一のシャーレを多数用意する。
このシャーレに一定量のポテトデキストロース寒天培地
を流し込み、次いで培地の表面に一定量のカビ胞子懸濁
液を塗り、フタをする。
一方、表−1に示す各々の供試化合物を用意し、各化学
物50rqを10X10X2.6mのパルプ製マットに
含浸させる。
つぎに、前記のフタ付きシャーレをさかさにして平面に
置き、フタの中央部に前記のマットを置き、37℃恒温
槽内でこれを120時間保持し、培地上のカビの発育状
況を肉眼で観察した。肉眼観察の判定基準は次のとおり
でちる。
(+)))  カビが培地の全面に繁殖している。
(++)  マットの上部のみカビ繁殖が阻害されてい
る。
(+)  繁殖阻害はマットの上部及びその周辺でおる
が全面ではない。
(±) はぼシャーレの全面でカビ繁殖が阻害されてい
る。
(−)  カビの繁殖が完全に阻害されている。
結果は表−1に示す。
また、比較のため、バラジクロルベンゼン(、p−DC
B)、ナフタリン(NAPH) 、樟脳(CAMP)、
α−プロムシンナミンクアルデヒド(α−BCA)及び
パラクロロメタキシレノール(PCMX)についても同
一条件で防黴効果を調べ、これらの結果も合わせて表−
1に示す。ただし、これらの化合物はすべて固体なので
、これらの細かい粉末50岬をシャーレの7タの中央の
10×10馴の範囲に散布して試験を行った。
表−1の1 供試化合物(I) II H−C−C−OR。
H−C−C−ORx 表−1の2 供試化合物(II) RIO−C\/H HC70Rz II 表−1の3 供試化合物(III) c−c−oat 黛 I(zc−C−ORz 表−1の4 比較化合物 試験例2(防黴試験−2) 試験例1に示した供試化合物随1、随12及び磁23を
各々752とり、これにイソプロピルミリステート25
?と微量の香料を添加して表−2に示す防黴剤A、B及
びCを作シ、これを5X10x2.5mのバルブ製シー
トに各々41含浸させた。
一方、65X63X125αのほぼ密閉されたガラスケ
ースの天井部、底部及び一方の側壁に1試験例1で使用
したカビ懸濁液シャーレを、そのフタをとって処理面が
ガラスケース内の空間を向くように各々1つ(合計では
3個)取り付けた。
次いで、表−20A、BおよびCの液を含浸させたマッ
トを、それぞれのガラスケースの天井につるし、それを
25℃の恒温室に120時間保有し、シャーレ面のカビ
の発育状況を肉眼で観察した。
なお、ガラスケース内には、乾燥防止のために、水を入
れた1tのビーカーを入れて実験を行った。
なお比較のために、バラジクロルベンゼン1201入シ
の市販品について同様に試験した。肉眼観察の判定基準
は次のとおりである。
(−)  はぼ完全にカビの繁殖を阻害している。
(±) 部分的にカビの繁殖を阻害している。
(+)  はぼ全面にカビが繁殖している。
結果は表3のとお夛である。
表−2 表−3 試験例3(防黴試験−3) 試験例1に示した供試化合物Nll、N11L12およ
び)&L23を各々0.52とシ、それらに対して、タ
ルク2.51と香料を微量配合し表−4に示゛すD、E
、Fの3柵類の混合物を作り、それらを50 Kg/c
+4の圧力下で直径2c!nの錠剤にした。
一方、64X38X22crnのほぼ密閉されたプラス
チックケースを用意し、試験例1で用いたシャーレをフ
タを取ってケースの天井と底に1つずつ(合計2つン取
シ付けた。次いで、上記の錠剤を2個、ケースの底のほ
ぼ中央部にシャーレと重ならないように置き、ケースを
25℃の恒温槽に保存し、120時間後のカビの発育状
況を肉眼で観察した。プラスチックケースの内部には、
乾燥防止のために水を入れた1tのビーカーを入れて実
験を行った。肉眼観察の判定基準は試験例2と同一であ
る。なお、比較のために、市販のパラジクロルベンゼン
4?の錠剤4個を用いて実験を行った。結果は表−5の
とおりである。
表−4 以下余白 表−5 試験例4(防虫試験) 第1図に示す如く、ガラスII、(高さ150顛。
内径60朋、枝分れ部分の直径が10 JIJ )の上
と下にゴム栓2,3を取り付ける。上のゴム栓の中央に
穴をあけ、ここに内径5 agのガラス管4を入れる。
枝分れの部分には形状とサイズが同一のガラスびんA5
.B6を取シつける。取シつけ方は、このびんの口に穴
が2つあいたゴム栓7,8をつけ、一方の穴に分岐管1
0.11の部分を押し込むことによる。もう一方の穴に
は脱脂綿12.13を入れたガラス管14.15をさし
込む。このガラス管はビンの内部と外部に通じている。
(a)ブランク試験 ガラスびんA、Hには何も入れない。ガラス管の上部の
ゴム栓2をはずして、ここからヒメマルカッオブシムシ
5頭を、ガラス管の下部のゴム役上(ここの部分を中立
区と称する)に置く、1次いで上部のゴム栓2を取)つ
けて、このゴム栓のガラス管部分をわずかに吸引する。
この状態で14fI間放置し、ヒメマルカツオブシムシ
の、ガラスびんA、Bおよび中立区9における分布状況
を観察する。この実験を、ヒメマルカツオブシムシを取
り替えて8回行う。これによって、合計40頭のヒメマ
ルカツオブシムシの分布状況を見りことになる。結果は
表−6に示す。
[有]ンジメチルマレエートの防虫効果の試験30 ×
20 X 0.2 JIJIのパルプマット2枚にジメ
チルマレエート12を含浸させ、この2枚のマットをガ
ラスびんAに入れる。以下、前記(a)の方法に準じて
合計40頭のヒメマルカツオブシムシの分布状況を観察
した。結果は表−6に示す。
(C)バラジクロルベンゼンの防虫効果の試験約42の
固形のパラジクロルベンゼンをガラスびんAK入れ、以
下前記(a)の方法に準じて合計40頭のヒメマルカツ
オブシムシの分布状況を観察した。結果は表−6に示す
表−6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の揮散性防黴防虫剤の防虫試験に用いた
装置の概略説明図である。 以上。 手続補正書(自発) 昭和60年1 月 9日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルコール残基が炭素数1〜5の炭化水素基である
    不飽和ジカルボン酸エステルを有効成分として含有し、
    密閉空間において使用する揮散性防黴防虫剤。 2、不飽和ジカルボン酸エステルが次式( I )、▲数
    式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1及びR_2は同一又は異つて、それぞれ
    炭素数1〜5の炭化水素基又は水素原子を示す。 但し、R_1及びR_2が同時に水素原子となることは
    ない。) で表わされるマレイン酸エステルである特許請求の範囲
    第1項記載の揮散性防黴防虫剤。 3、不飽和ジカルボン酸エステルがジメチルマレエート
    である特許請求の範囲第2項記載の揮散性防黴防虫剤。 4、不飽和ジカルボン酸エステルが次式(II)、▲数式
    、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1及びR_2は前記と同じ意味を有する)
    で表わされるフマル酸エステルである特許請求の範囲第
    1項記載の揮散性防黴防虫剤。 5、不飽和ジカルボン酸エステルが次式(III)、▲数
    式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_1及びR_2は前記と同じ意味を有する)
    で表わされるイタコン酸エステルである特許請求の範囲
    第1項記載の揮散性防黴防虫剤。 6、アルコール残基が炭素数1〜5の炭化水素基である
    不飽和ジカルボン酸エステルを担体に保持せしめた、密
    閉空間において使用する揮散性防黴防虫剤。 7、不飽和ジカルボン酸エステルがジメチルマレエート
    である特許請求の範囲第6項記載の揮散性防黴防虫剤。
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