JPS6160538A - 織物ピツクアツプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野ン 本発明は、織物ピックアップ装置に関する。衣料産業に
おいて新規に使用されている大量生産方法においては、
織物層の積重ねを形成し１次にその積重ねを所望の形状
の衣装の部分を作り出すためのさまざまな方法の中のい
ずれか１方法によって同時に裁断することは一般的であ
る。それ等の部分は次に該衣装の組立て用の積重ねから
分けられなければならない。この分は方はごく普通に人
手によって行われている。吸い込み方法を利用する方法
や、粘着テープを利用する方法およびさまざまな形状の
針を使用する方法等が試みられて来ている。

（従来の技術） 後者、即ちさまざまな針を使用する方法の１例としての
西ドイツ特許２１６０４３７号の明細書には、２枚のプ
レートの下面に針を備えていて、その針の先端は前記２
枚のプレートの１つの面の上のものが、他の面上のもの
から離れるように曲げられている。それ等のプレートは
、織物層の積重ねの最上のものに触れるように垂直に動
くことができ。

かつプレートは次に互いに水平に動かされて針の先端部
が織物の最上層と接触し、当該最上層は２枚のプレート
の間に伸ばされる。次に、プレートは、織物の最上層の
ものを持ち上げるために上昇され、それがプレート上に
枢着されているフィンガによってプレートから取り除か
れ針の間に置かれる。この際のフィンガの上下運動は針
の先端に必要な動きを与えるようになっている。数多く
の織物を処理する場合に適しているが、この装置は、軽
いまたは薄い織物を扱う場合には頼りにならない、と云
う欠点がある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記の様な織物の積重ねから織物の型、サイ
ズまたは重さに関係なく織物の１層１層確実にかつ繰り
返すと云う問題を解決することを目的としだものある。

この動作を間違いなく行う機構は、衣料製造産業を自動
化するための要点の１つであり、かつ本発明は、これま
で提案されたどれよりも遥かに効果的な装置を提供する
ためものである。

本発明によれば、織物ピックアップ装置はキャリアと、
当該キャリアの各側に１枚づつ置かれている２枚のピッ
クアッププレートであってキャリアに隣接した内縁と外
縁とからなる下面を有しているものと、前記プレートが
大体平行でかつ概ね水平な軸の周りに反対方向の枢動運
動を行うため゛にそれぞれのプレートの内縁部に隣接し
たキャリア上に各プレートを設けている装置と、各プレ
ートの下面上に設けられている複数の針であって、プレ
ート上のすべての頂部が概ね平行であり、それぞれのプ
レートの下面に対して鋭角でかつ各プレートの外縁に向
ってあり、かつ１枚のプレート上のすべての針の先端部
は概ね同一平面上にあるものと、２枚のプレート間のキ
ャリア上に置かれていて当該プレートの間を下方に空気
の吹き込みを行うためのノズルと、１枚のプレート上の
針の先端部が、他のプレート上の針の先端部と下方に向
って鋭角に、かつノズルのレベルの下方にある待機位置
の間に２枚のプレートを回動させるための装置と、プレ
ートが待機位置から上方に回動されているピックアップ
位置であって、前記鋭角が増大し、かつ両方のプレート
上の針の先端部が前記ノズルのレベル以下にない位置と
、各プレート上の針の先端部が概ね垂直でありかつ前記
ノズルのレベル以下である位置とから成っている。

待機位置におけるプレートによって使用の際に、それら
のプレートは下降されて頂部の上面と接触するようにさ
れる。織物と接すると直ちに、プレートは待機位置から
ピックアップ位置へ回動し、非常にゆっくり針の先端と
織物とが係合しかつ僅かに織物がエアノズルに対して横
方向に張るように２枚のプレートの間に張設される。プ
レートが持ちあげられる時に、−吹きの空気がノズルか
ら与えられ、その空気が織物の前記張られた頂部の層を
通り抜けて、下部の層に衝突して、頂部の層が持ち上げ
られた時に、それ等の下部の層を押えつける。次に、プ
レートは、織物の層が針の先端部から落下するかまたは
押されるかされる釈放位置まで回動され得る。回動可能
なプレートの組合せによって、エアノズルを横切織物が
延ばされ、ノズルからのエアの作用とともに効果的に分
離されるようになっている。

分離作業は、もし装置が針の先端部のレベル以下に設け
られたブレードと、プレートの直下の領域から離隔して
いる引き出し位置およびプレートの直下にある分離位置
との間の当該プレートの枢軸に平行な第１の水平方向に
前記ブレードを動かす装置と、前記ブレードを第１の水
平方向に対して直角な第２の水平方向に動かす装置とを
含むようにすれば、さらに高めることが可能である。

最初のピックアップおよび空気の吹き込みの後に、頂部
の層とノズルの直下の次の層との間の空間が常に作られ
るようになって°、）る。この空間部にブレードを第１
の水平方向に動かすことによって挿入し、次にそれを第
２の水平方向に動かす事によって、第２の方向ブレード
の走行の全長に亘って２つの層の間をはっきり分離する
ことができる。もしこの走行の長さが、持ち上げられて
いる織物部の幅よりも大きく作られているならば、織物
の２つをともに持ち上げると云うケースは非常に減少す
る。この様なケース、即ち２つの織物が同時に持ち上げ
られるような場合を、挟持される面に対して持ち上げら
れる層に挟持手段を設けることによってさらに減するこ
とが可能であり、望ましい方法は以下にさらに述べられ
ている通りである。

（実施例） 以下、添附の図面を参照して１本発明の好適実施例を詳
しく説明する。

本発明による装置は、取り付はプレート（１）を有して
おり、取り付はプレート（１）によって、織物層が積み
重なっているテーブル（２）の上方に位はする適当な支
持体に固着されるようになっている。この支持体及びテ
ーブルは、水平方向及び垂直方向のどちらか一方又は両
方向に相対的に移動して、テーブルに織物が、ＩＩ！［
Ｚされ、かつ装置の方向に移動するようになっており、
その結果、本装置によるテーブルにより持ち上げられた
層が、第２の支持体の表面上の同じ位置又は異なる位置
に置かれるようになっている。この配列に関しては、当
業物には周知であって、本発明にはあまり関係がないの
で、説明を省略する。

取り付はプレート（１）には、ブロック（３）が固定さ
れており、ブロック（３）には、プレート（１）よりも
幅広の下部部材（５）を有するブラケット（４）が締着
されている。ＭＷの全幅の沿って伸びているＬ字形のブ
ラケッ１〜（６）は、部材（５）に締着されている垂直
ウェブと、装置の全幅に沿って伸びているベースプレー
ト（７）に締着されている水平のウェブを有している。

ベースプレート（７）の一端には、ピックアップアセン
ブリ（８）が設けられている。このアセンブリ（８）は
、その頂部に圧縮空気コネクタ（１０）と下方への延長
部（１１）とを有する主要ボディ（９）から成る。

ボディ及び延長部内の通路は、延長部の下方部において
、空気入口をノズル（１２）へ接続させている。ガイド
（１３）は、ボルト（１４）によってボディ部へ固着さ
れており、ネジ（１６）によってＬ字形ブラケットに固
定されている垂直方向の案内ロッド（１５）上に滑動可
能なように設けられている。クランプバー（１７）（１
８）及びボルト（１９）によって、３組の二重空圧シリ
ンダ（２０）　（２１）　（２２）がボディ（９）に設
けられており、各シリンダは連結された上方及び下方の
圧縮空気接続線を有している。接続線（２３）　（２４
）はシリンダ（２０）へ、接続線（２５）　（２６）は
シリンダ（２２）へ連結されている。

シリンダ（２２）へ連結されているピストン（２７）は
、ネジ（２８）によってベースプレー１〜へ固着されて
いる。シリンダ及びピストンの連結体（２２）　（２７
）の伸び縮みによって、ボディは、ブラケット（６）及
びベースプレート（７）に対して状面方向に移動する。

延長部（１１）の下端部には、２本のピックアッププレ
ート（２９）　（３０）が設けられ、このプレートはそ
れぞれ延長部（１１）によって形成されるキャリアの各
側部へ接続されている。

両ピックアッププレート（２９）及び（３０）は、それ
ぞれ、底面（３１）及び（３２）とキャリアに隣接する
内縁部（３３）及び（３４）と、外縁部（３５）及び（
３６）を有している。内縁部に近接するキャリアに設け
られているプレートは、平行で水平方向の軸（３７）　
（３８）を中心に旋回し得るものである。プレート（２
９）及び（３０）はその底面に１　ａｎ？当たり少なく
とも１６本の針という針密度を有する針布ワイヤパッド
の形状を有する複数の針（３９）及び（４０）を担持し
ている。

プレート上の全ての針の先端であるベンド又はエルボの
外側を向いている部分は、互いに概ね平行であって、各
プレートの底面に対して鋭角を成し、かつプレートの外
縁部の方向を向いている。プレート上の全ての針の先端
は概ね同一平面上にあり。

かつプレートは、ベースプレート（７）内の開口（４１
）を経て露出している。

シリンダ（２０）及び（２１）と連結されているピスト
ン（５０）及び（５１）は、バー（５２）に固着されて
おり、カムスロット（５４）を有するプレート（５３）
がバー（５２）に固定されている。プレート（２９）及
び（３０）は、その背部に回転可能なように設けられて
いてかつカムスロット（５４）と係合しているローラ（
５５）及び（５６）を有している。

ピストン（５０）及び（５１）出入によってカムプレー
ト（５３）は、垂直方向へ移動し、それによって第６図
乃至第１１図を参照して以下説明するようにプレートは
、待機位置とピックアップ位置と釈放位置の間に旋回す
る。

鏡板（６０）は、ピックアップアセンブリ（８）に近接
するその端部において、Ｌ字形ブラケット（６）とベー
スプレート（７）に固着されている。チェーンホイール
（６２）を駆動させるモータ（６１）は、鏡板（６０）
上に設けられている。

プレー１−には、２本の平行なバー（６３）　（６４）
の一端が取り付けられており、他端は、ベースプレート
（７）の対向端に固定されている取り付は部材（６５）
に止着されている６取り付は部材（６５）は支持部材（
６６）をも担持しており、支持部材（６６）には、他の
チェーンホイール（６８）のためのベアリング（６７）
が設けられている。チェーン（６９）は、スライドバー
に対して概ね平行なチェーンホイール（６２）及び（６
８）の間を伸びている。

第１ブレードアセンブリ（７０）は、鏡板（６０）へ固
定されており、第２ブレードアセンブリ（７１）は、ス
ライドバー上を滑動するように設けられているブロック
（７２）によって担持されている。

ブレードアセンブリ（７０）は、固定されていて、かつ
アセンブリ（７１）は移動可能である点は異なるが１両
アセンブリはその構造は似ているので、以下アセンブリ
（７０）のみを詳しく説明する。アセン′ブリ（７０）
に対するアセンブリ（７１）の相応部分は、同じ符号に
添字を付けて示している。

アセンブリ（７０）は、アーム（７３）を有しており、
アーム（７３）には、２本のガイドカラー（７４）　（
７５）が設着されており、かつ上下の空気接続線（７７
）　（７Ｂ）を有する二重作動空圧シリンダ（７６）が
設けられている。シリンダと連結されているピストン（
７９）は。

プレート（８０）に固着されており、その上部表面よリ
カラー（７４）及び（７５）とそれぞれ係合している垂
直ロッド（８１）及び（８２）が突出しており、それに
よって、プレート（８０）を垂直方向へ案内させるよう
になっている。

他の二重作動空気シリンダが、クランプ（８４）によっ
て、プレート（８０）の下部表面に設着されており、そ
の各端部は、空気接続線（８５）　（８６）を有してい
る。シリンダと連結しているピストン（８７）は、クラ
ンプ（８４）の一部に固着されている滑り面（９０）内
を移動できるようになっているすべり部材（８９）に固
定されているアーム（８８）に結合されている６すべり
部材（８９）は、ブレード（９１）を担持している。

２つのブレード（９１）及び（９１ａ）は、互いに平行
であり、概ね同一平面上に設けられている。ブレード（
９１ａ）は、第４図示のように、ブレード（９１）より
も厚く、ブレード（９１ａ）の縁部（９２）は、ブレー
ド（９１）の縁部（９３）を受容できるような溝によっ
て形成されている。

本装置の作動方法を以下説明するが１本装置の作動は、
適当な連続的制御システムによる制御によって行なわれ
るものである。一 本装置の開始状態においては、ボディ（９）は。

ベースプレート（７）に対して下方位置にあり、２つの
プレート（２９）及び（３０）は、第６図示の待期位置
にあり、一方のプレート上の針の先端は、他方のプレー
１〜上の針の先端に対して下方へ鋭角αを成すものであ
る。また、全ての針の先端は、ノズル（１２）の高さよ
りも低い位置にあり、ベースプレート ブレードアセンブリ（７１）は、第３図示の位置から、
ブレード（９１ａ）がノズル（１２）と−直線上になる
ような位置まで移動し、両ブレード（９１）（９１ａ）
は、ベースプレート（７）の縁部の空隙へ引っ張られる
。このように、両ブレード（９１）（９１ａ）は、第３
図示の位置（９４）及び（９４ａ）間を移動するもので
ある。さらに、ブレードは、第１図内の実線で示す位置
から、破線で示す位置まで下がり、ベースプレートの下
方表面よりもはるかに下へ下る。

本装置は、積重ねた層の縁部がベースプレート（７）の
前縁（７ａ）よりも下に位置し、かつ積重ねた層の他の
縁部がブレードアセンブリ（７ｏ）が設けられているベ
ースプレートの端部よりも下に位置するようにテーブル
（２）上に置かれている織物層の積み重ねの上方に位置
している。

第６図示の位置より、最上位の織物層が針の先端と接触
し、かつ２つのプレート（２９）及び（３ｏ）が第７＠
示の位置まで反対の方向に上方へ旋回するように、開始
位置からテーブル（２）が上方へ上げられるか若しくは
ピック装置が下方へ下る。

この旋回作用によって、針の先端の間の角度は、αから
βへ増加し、針の先端と織物はしだいに係合し、織物が
空気ノズルを横切って引っ張られるように２つのプレー
トの間の織物をわずかに引っ張るものである。

第７図示のピックアップ位置においては、針の先端は、
ノズルの高さより低くなくて、その高さよりわずかに高
いことが望ましい。

次の段階は、ノズルから空気の送風を同時に送出してい
る間、テーブルを下げるが若しくは、第８図示の位置ま
でピックアップ装置を上げる。空気が織物の引っ張られ
た最上位の層を通過し、かつ、それより下方の層に対し
て当たるようにするため、下位の届は下方へ維持され、
最上位の層は持ち上げられる。このようにして、最上位
の層とそれより下の層の間に空隙ができ、シリンダ（８
３ａ）と連結しているピストン（８７ａ）は、引っ込み
、ブレード（Ｏｌａ）をこの間隙に挿入させる。

モータ（６１）はブレード（９１ａ）が第９図示−の位
置へ移動し、最上位の層とその直ぐ下の層の間の空間を
大きくさせるように、ブレードアセンブリ（７１）を左
へ移動させるように駆動する。その後ブレード（９１）
はシリンダ（８３）内のピストン（８７）を引くことに
よって、この空隙へ入り込み、ブレード（９１ａ）の縁
部（９３）は、ブレード（９１ａ）の縁部内の溝（９２
）内に係合して、織物がブレード間にとられれないよう
にするものである。このように置くと、ブレードは低く
なり、ベースプレート（７）の空隙は消滅する。第１１
図示のように各プレート上の針の先端が概ね垂直でノズ
ル（１２）の高さよりも低くなるように、シリンダ（２
０）　（２１）はプレート（２９）（３０）を下方へ旋
回させるように駆動される。針の先端がベースプレート
の下面の高さよりも高くなるように、シリンダとプレー
１−　（２９）　（３０）を担持するボディ（９）がベ
ースプレート（７）に対して持ち上げられるように操作
される。このように、Ｗ４物層は、針から正確に分離さ
れ表面（９６）上に置かれる。

その後ピックアップ装置は表面より持ち上げられ、全て
の部分が元の位置へ戻る。

以上説明した装置は、織物層の積重ねから正確に単一の
層を分離し得ることを特徴とするものである。しかし、
偶発的に層をピックアップできなかったり２層以上をピ
ックアップしてしまうこともあるので、検知するための
装置も必要である。

届の欠落を検知する便利な方法としては、ブレード（９
１）の直ぐ上方にあるベースプレートと、２つの絶縁部
（９８）及び（９９）の間に位置する導電性のストリッ
プ（９７）とによる部分を金属製のブレード（９１）を
用いることによって、上記の２つの部分の間に層が存在
しないことを指示するために、ブレードがストリップ（
９７）と接触したときに、電流が流れるように配置され
ている。装置は、再び作動を始めるために織物層の積み
重ね部分へ戻るように制御される。

装置がピックアップ作動をしている間ブレード（９１）
が引っ込んだ位置にあるときは、ストリップ（９７）と
金属製のテーブル間が接触することによって、織物層の
積み重ねの消耗を表示し信号を発生させる。

キャリア上に１以上のプライがあることを検知するのに
用いられるプライ検知器は、ピックアップ装置によって
担持される織物層の間を真空にし、かつ織物の空気透過
率を測定する装置より成る。

ＩＪ’Ｚ又は２層以上の吸込みによって空気透過率には
著しい違いがあり、この違いが検知され適当な信号を発
生させる。

以上説明した装置に種々の変更を加えて実施してもよい
。特に、種々の部品を相対的に移動させるために他の様
々な機械的、電気的、流体力学的装置を用いてもよいし
、二重作動空圧式シリンダの使用に限定しなくてもよい
。針としてカーディングワイヤを使用することは、最も
好都合な方法ではあるが、それに拘わらなくてもよい。

針の先端が一定の適当な角度を成す針ならば、いかなる
種類のものでもよい。尚、針の先端とプレートの下部表
面との間の角度は、２０度乃至８０度が好ましい。

以上述べた実施例においては、針から織物を取り除くの
にプレートを用いている。すなわち、ベースプレートに
対して、プレートを全体に移動させてベースプレート内
の開口部を経て突出させ、若しくは、ベースプレート上
に移動し解放される。

しかし、それは必須の要件ではなく、先端が垂直になっ
たときに織物を針から落すだけでも織物を解放すること
ができる６補助的解除が必要なときには１以上説明した
方法以外の方法で実施してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明による装置の正面図である。 第２図は、本発明による装置の端面図である。 第３図は、本発明による装置の平面図である。 第４図は、本発明による装置の部分底面図である。 第５図は、本発明による装置の一部を示す拡大正面図で
ある。 第６図乃至第１１図は、本発明による装置の連続的操作
を示す模式図である。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）キャリアと、 前記キャリアの各側に１つづつ置かれている２枚のピッ
   クアッププレートであって、それぞれが前記キャリアに
   隣接した内縁と外縁とを有する下面部を有しているもの
   と、 前記各プレートの内縁に隣接して当該プレートの回動運
   動を平行でかつ概ね水平な軸の周りに反対方向にさせる
   ために前記キャリアに各プレートを設置している装置と
   、 前記各プレートの下面上に担持されている複数の針と、 プレート上の前記針のすべての先端部は概ね平行に、か
   つ前記それぞれのプレートに対して鋭角をなし、かつ各
   プレートの下面の方向を指しており、さらに前記プレー
   ト上の針のすべての先端部は、概ね同一平面をなしてい
   るものと、 前記２枚のプレートの間の前記キャリア上に設けられて
   いて前記プレートの間でエアの吹き込みを下方に向ける
   ためのノズルと、 １枚のプレート上の前記針の先端部が他のプレート上の
   針の先端部に対して下向に鋭角になり、かつ前記ノズル
   のレベル以下にある待機位置と、前記プレートが前記待
   機位置から上方に回動されると位置との間を前記プレー
   トを回動させる位置であって、前記下方に向っている鋭
   角は大きくなり、かつ前記両プレート上の針の先端部は
   前記ノズルのレベル以下でなく、さらに各プレート上の
   針の先縁部が概ね垂直でかつ前記ノズルのレベル以下で
   ある位置が釈放位置である、ことを特徴とする織物ピッ
   クアップ装置。
2. （２）キャリアおよびプレートの組合せ周辺を囲むフレ
   ームと、 一方において前記フレームおよび前記キャリアの間に相
   対的な垂直運動を行わせ、他方においてプレートを前記
   フレームの下面が針の先端部の上にあるような位置と、
   前記下面が前記針の先端部の下にある様な位置との間に
   おくようにさせる装置とを含むことを特徴とする特許請
   求の範囲第（１）項に記載の織物ピックアップ装置。
3. （３）各プレート上の針の密度は、少くとも１ｃｍ＾２
   当り１６本であることを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項または第（２）項に記載の織物ピックアップ装置
   。
4. （４）各プレートは、針を構成しているカーデングワイ
   ヤのパッドを担持していることを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）乃至第（３）項のいずれかに記載の織物ピ
   ックアップ装置。
5. （５）針の先端部のレベルの下に設けられているブレー
   ドと、 プレートの直下の領域から離隔した引き出し位置と前記
   プレートの直下にある分離位置との間の前記プレートの
   枢軸に平行な第１の水平方向にブレードを動かす装置と
   、 前記第１の水平方向に垂直な第２の水平方向に前記ブレ
   ードを動かすための装置とから成ることを特徴とする特
   許請求の範囲第（１）項乃至第（４）項のいずれかに記
   載の織物ピックアップ装置。
6. （６）ブレードを垂直方向に動かし、かつ第２の水平方
   向に前記ブレードの走行路上に延びている挟持面から離
   すための装置をさらに含むことを特徴とする特許請求の
   範囲第（５）項に記載の織物ピックアップ装置。
7. （７）針の先端部のレベル以下に設けられた第２のブレ
   ードと、 前記第２のブレードを引き出し位置と分離位置との間の
   プレートの枢軸に平行な第１の水平方向に動かす装置と
   、 前記第２のブレードを垂直方向へかつ挟持面から離すよ
   うに動かすための装置とから成ることを特徴とする特許
   請求の範囲第（５）項に記載の織物ピックアップ装置。
8. （８）第１のブレードは、その第２の水平方向の走行路
   の１つの限界において第２のブレードと並接しているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（５）項に記載の織物
   ピックアップ装置。
9. （９）１個のブレードの１縁は、２つのブレードが並接
   している時に、他のブレードの縁部に形成されている溝
   の中に受容されることを特徴とする特許請求の範囲第（
   ８）項に記載の織物ピックアップ装置。