JPS6160118A

JPS6160118A - ピツチ切替可能なマウス

Info

Publication number: JPS6160118A
Application number: JP59181935A
Authority: JP
Inventors: Kenkichi Kubo; 久保　健吉
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1984-08-31
Filing date: 1984-08-31
Publication date: 1986-03-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はピッチ切替可能なマウス、特にマウスの操作移
動距離と画像表示部でのカーソルの移動量との比を可変
にしたマウスに関するものである。

〔従来技術〕

パーソナルコンピュータ、或は各種ＯＡ　（オフィス・
オートメーション）機器において、ディスプレイ装置の
カーソルを、マウスと一般に呼称される移動子の操作で
移動させる方式のものがあるが、このようなマウスの従
来例としては、例えば第４図及び第５図に示すようなも
のがある。第４図はマウス１を上方から見た図であり、
このマウス１は、上面側に画像表示部におけるカーソル
移動の始点と終点の決定、その他者種操作を行うための
第１のスイッチ２及び第２のスイッチ３を有し、下面側
には、第５図に示すように、マウス１の移動量を検出す
る第１及び第２の転動子４，５が取付けられている。第
１の転動子４と第２の転動子５とは、例えば互いに直交
関係にあるシャフトによって支持され、第１の転動子４
はマウスのＸ方向の移動を検出する一方、第２の転動子
５はマウスのＹ方向の移動を検出するようになっている
。そして、第３図に示すように、マウスｌを手のひらで
持って始点位置ａから始点位置すまで操作ベース゛６上
を距＊ｉだけ移動させると、この移動のＸ’Ｊ＆分、−
Ｙ成分が第１の転動子・４及び第２の転動子５によって
検出され、その検出値がシャフトを介してロータリエン
コーダに伝達される。その後マウスｌの検出値に対して
一定の比率の乗算が行われ、先□のマウス１の移□動量
文は画像表示部７ではＬのカーソル８の移動となって現
れる。即ち、マウス１が始点位置ａにあるときはカーソ
ル８は、これに対応して位置Ａにあり、マウスｌが終点
位置すに達した・時にはカーソル８は位置Ｂに来、る−
０そして上記移動量りとすどの関係は、Ｌ＝ａｕ（ａは装置によって定まる定数）となっている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような従来のマウス１を使ったカー
ソル８移動方式にあっては、マウスｌの移動量文をカー
ソル８の移動量に比べて少なくするために定数ａを大き
く定めると、カーソル８を正確に位置合わせするための
微小移動がやりにくくなる。逆に定数ａを小さくする１
、と、カーソル８を動かすのにマウス１の移動にを大き
くしなければならず、ひいては手の連動が多く必要とな
って疲労の原因となり−１また操作ベース６のスペース
を大きくする必要がある等の問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、その目的は、画像表示部に、おいて必要とする
カーソルの移動量に応じてピ、ツチ切替えを行い、移動
量の比を可変し得るマウスを提供することにより、大き
なカーソル移動を迅速に行え、しかも微小移動もスムー
ズに行わせることができるようにし、上記従来の問題点
を解決することである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記目的を達成するために、画像表示部と、
画像表示部に写されるカーソルを移動させるためのマウ
スと、画像表示部近辺に設けられ、且つマウスを上面で
摺動移動させるマ″ウス操・・作ペースとを有するディ
スプレイ装置において、上記マウスにピッチ切替スイッ
チを設け、マウス操作ベース面」二での゛マウスの移動
距離と、これに対応して移動する゛功−ソルの画像表示
部内での移動距離との比を変化さ□せ得るようにし・た
ことを要旨とする゛ものである。

〔作用〕

”・　かかる構成によって、ディスプレイ装置の画像表
示部に写し出されたカーソルを移動させる・には、マウ
スを操作ベース−ｈ’で所定の方向へ動かす。このとき
、操作ベースにおけるマウスの位置と゛、画像表示部」
−におけるカーソル移位置との対応をどるために、始点
及び終点位置決め用スイッチ　（上記第１のスイッ′チ
友び承′２のスイ・ンチがこれに当る）をオン・オフ操
作す□る。

″そして、゛本発明においては：カーソルを大きく動か
したいときはピッチ切替スイッチを操作して大比率とし
、マウスの移動量（こ対するカーソルの移動量を矢きく
する。□他方、カーソルを微小移動させたいときは、ピ
ンチ切替７インチを操作して小比率とし、マウスの移動
量に対するカーソルの移動層を小さくする。これによっ
てカーソルの移動到達点を微調整することができ・る。

〔実・施例の説明〕

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す図である。

この実施例に係るマウス１０ば、−に記従来例のマウス
ｌにおけると同様、例えば画像表示部におけるカーソル
８移動の始点と終点との決定を行う第１のスイッチ２、
及び第２のスイッチ３を有し、下面側には、図には示さ
れていないが、マウス１０の移動方向及び移動量を検知
する第１及び第２の転動子４及び５が取付けられている
。しかし、従来と異なり、マウスｌＯ側面には第３のス
イッチ１３が設けられ、この第３のスイッチ１３の操作
によってピッチの切替えが行えるようになっている。

ディスプレイ装置内には第２図に示すような制御回路が
備えられている。この制御回路はブウヌ１０からの移動
情報、即ち第１及び第２の転勤子４．５の回転情報が入
力される移動量デコーダ１４と、マウスｌＯ移動に対す
るカーソル８の移動比率、即ちピッチａ１又はａ２の切
替えを行うセレクタ１５と、上記移動量デコーダ１４で
求められたマウスの移動量ｘｆｆｌとセレクタ１５にお
いて選択されたピッチとの間で演算処理を行う乗算器１
６とから成る。

かかる構成を有するマウス１０によって画像表示部７に
おけるカーソル８の移動で行わせるときは、先ず第３の
スイッチ１３を操作することによってピッチａ１又はａ
２を選択する。ここでａｌ＜ａ２とすれば、マウス１０の移動に対してカーソル８の移動
を大きくしたいときは、ピッチａ２を選択゛　する。こ
れによってマウスｌＯを移動操作すると、第３図と同様
に、マウス１０を距離文だけ移動させると、これに応じ
て移動するカーソル移動ｉＬは、乗算器１６での演算に
よって、Ｌ　＝　ａ２立となり、わずかなマウス１０の移動に対して大きなカー
ソル８の移動が得らえる。

次にカーソル８が到達点に近づいて来たために、！１′
３該カーソル８を微小移動させたときは、第３のスイ・
２チ１３を操作してピッチａ１を選択する。これによっ
てマウス１０を移動操作すると、−１−記と同様な状況
において、乗算器１６での演算によってＬ＝ａ１文となり、マウスｌＯの移動に対して小さなカーソル８の
移動が得られる。

このため、第３のスイッチ１３を巧妙に使いながらマウ
ス１０の移動操作をすれば、カーソル８の移動・位置直
しを効率的に行うことができる。

なお、上記実施例では、ピッチ切替用の第３のスイッチ
１３をマウス１０自体に取付けているが、この第３のス
イフチ１３はディスプレイ装置或はキーボードといった
他の部分に取伺けられてもよい。また、ピッチ切替用の
値とじてａｌ、ａ２の二種類を挙げたが、例えば三種類
似」−のピンチ値が設定できるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以」二説明したように、本発明によれば、マウスの移動
操作によってカーソルを移動させるディスプレイ装置に
おいて、ピッチ切替ができるようにしたためカーソルの
大きな動き、或は細かな動きを実現させることができる
ようになり、操作性の向上を図ることができる。また、
カーソルの大きな動きを実現できることから、マウス移
動操作のための作業スペースを縮小さ□せることができ
る等、種々の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るマウスの構造を示す上
面図、第２図は上記マウスからの信号処理を行う制御装
置を示すブロック図、第３図はマウスの移動量とカーソ
ルの移動量との対応関係を示す図、第４図は従来のマウ
スの構造例を示す上面図、第５図は従来のマウスの構造
例を示す下面図である。１．１０・・・マウス　　　　　２・・・第１のスイッ
チ３・・・第２のスイッチ　　４，５・・・転動子６・
・・操作ベース　　　　７・・・画像表示部８・・・カ
ーソル　　　　　１３・・・第３のスイッチ１４・・・
移動量デコーダ　　１５・・・セレクタ１６・・・乗算
器

Claims

【特許請求の範囲】

画像表示部と、画像表示部に写されるカーソルを移動さ
せるためのマウスと、画像表示部近辺に設けられ、マウ
スを上面で摺動移動させるマウス操作ベースとを有する
ディスプレイ装置において、上記マウスにピッチ切替ス
イッチを設け、マウス操作ベース面上でのマウスの移動
距離と、これに対応して移動するカーソルの画像表示部
内での移動距離との比を変化させ得るようにしたことを
特徴とするピッチ切替可能なマウス。