JPH0683535A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH0683535A
JPH0683535A JP4233972A JP23397292A JPH0683535A JP H0683535 A JPH0683535 A JP H0683535A JP 4233972 A JP4233972 A JP 4233972A JP 23397292 A JP23397292 A JP 23397292A JP H0683535 A JPH0683535 A JP H0683535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
pressure sensor
cursor
output
ball
Prior art date
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Pending
Application number
JP4233972A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Karatsu
靖司 唐津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4233972A priority Critical patent/JPH0683535A/ja
Publication of JPH0683535A publication Critical patent/JPH0683535A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基面上を転動させるときの、その押圧力に応じ
て、カーソルの移動速度を自動的に変化させ、操作性の
向上と位置決め精度の向上を図る。 【構成】ボール1と、各移動センサ2X,2Yと、スイ
ッチ9とは一般従来例と同じである。4は押圧センサ
で、ケース7側の保持台6に固着され、ボール1と連結
されて上下に弾性変形する可動底板8と当接するように
構成される。5はA/D変換器で、押圧センサ4の出力
のアナログ信号をディジタル信号に変換し、3X,3Y
は分周器で、移動センサ2X,2Yに対応する周波数変
換器として機能し、各移動センサ2X,2Yの周波数を
1/N(整数)にし、Nが押圧センサ4の出力により決
められ、たとえば押圧力が増すほど段階的にNが増し
て、各移動センサ2X,2Yの周波数を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主にCRTディスプ
レイに対し、その画面上でカーソルの移動,位置決めを
おこなうための位置指令用座標データを入力する装置で
あって、とくに基面上を転動させるときの、その基面に
対する押圧力つまり押し加減に応じてカーソルの移動速
度を自動的に変化させ、操作性の向上と位置決め精度の
向上を図る、いわゆるマウスとしての座標入力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】CRTディスプレイ画面におけるカーソ
ルの移動,位置決めをおこなうための座標入力装置とし
ては、従来一般に、マウスが用いられる。マウスは、平
面ないし平面に近い基面を操作面として、この面上をオ
ペレータの手で押されながら移動する。そのときマウス
は、その移動方向と移動距離とに応じた信号を、カーソ
ル位置を指令するX,Yの各軸方向の座標入力として出
力する。
【0003】従来例について、その断面図である図2を
参照しながら説明する。図2において、1はボールで、
ケース10によって、あらゆる方向に回転可能に案内さ
れ、二点鎖線で表した基面を操作面として、オペレータ
によってケース10を介して押されながら基面上を転動
する。2X,2Yは、それぞれX,Yの各軸方向に係る
パルス発生器としての移動センサで、ボール1に近接し
て設けられ、ボール1が転動される基面上に設定された
互いに直角なX,Yの各軸方向、たとえばX軸が紙面で
横方向、Y軸が紙面と直角方向の移動速度に応じた周波
数の、矢印表示のパルス信号を出力する。
【0004】このパルス信号が、その周波数に応じた
X,Yの各軸方向の移動速度で、かつそのパルス個数に
応じた各移動距離だけカーソルを移動させる。このパル
ス信号は、詳しく言えば、A相とB相との二つのパルス
波形からなり、ボール1の回転方向つまりマウスの移動
方向に応じて、A相がB相より位相が90度だけ進み、
または逆に遅れることになり、図示してない回転方向判
別回路によって、各方向のパルス信号が判別,検出され
て出力される。また、ケース10の上面やや左側に位置
するスイッチ9は、カーソル位置に応じてオペレータに
よってオン・オフ操作される処理指令用スイッチで、通
常2個ないし3個が設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、一般的に
は操作性が良好であるが、その移動速度に応じた移動速
度でカーソルも移動されるから、逆に言えばマウスを同
じ移動速度で移動させても、カーソルをあるときには速
く、あるときには遅く速度を変えて移動させることがで
きない。しかし実際には、カーソルを第1点から遠距離
にある第2点まで移動させるときには移動速度を速く
し、位置決めすべき第2点近くになると移動速度を落と
して位置決め精度を高める、しかもこのことをマウス自
体の移動速度は同じレベルでおこないたい、という希望
点がある。このような、マウスの移動速度は同じで、し
かも目的に応じてカーソル側の移動速度を変化させるこ
とが可能なら、操作性の向上と位置決め精度の向上とが
両立できて非常に望ましい。そこで、マウスの移動速度
以外で、オペレータによって比較的簡単に変化させうる
要素として、マウスの基面に対する押圧力つまり押し加
減に着目した。
【0006】この発明の課題は、従来の技術がもつ以上
の問題点を解消し、基面上を転動させるときの、その基
面に対する押圧力つまり押し加減に応じて、位置指令に
係る対象物の移動速度を自動的に変化させ、操作性の向
上と位置決め精度の向上を図る座標入力装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る座標入力
装置は、あらゆる方向に回動可能に案内されて基面上で
転動されるボールと;このボールの転動時の、基面に対
する押圧力を検出する押圧センサと;ボールに対応して
設けられ、このボールが回動されるときの、基面上に設
定された互いに直角なX,Yの各軸の方向に係る移動速
度成分に応じた周波数のパルス信号を出力する移動セン
サと;この各移動センサの出力周波数を、押圧センサの
出力に応じて変化させる周波数変換器と;を備え、この
各周波数変換器の出力が、対象物に対する位置指令とな
る。
【0008】請求項2に係る座標入力装置は、請求項1
に記載の装置において、周波数変換器の変換率が、押圧
センサ出力の増加に応じて増加する。請求項3に係る座
標入力装置は、請求項1に記載の装置において、周波数
変換器の変換率が、押圧センサ出力の増加に応じて減少
する。
【0009】
【作用】請求項1に係る座標入力装置では、ボールが転
動されるときの基面に対する押圧力が、押圧センサによ
って検出され、この検出された押圧力に応じて、周波数
変換器によって、移動センサからのパルス信号の周波数
が変化し、この変化した周波数のパルス信号に基づい
て、対象物の位置が指令される。
【0010】とくに請求項2に係る座標入力装置では、
周波数変換器の変換率が、押圧センサ出力の増加に応じ
て増加するから、強く押圧されるほど、位置指令に係る
対象物の移動速度が速くなる。とくに請求項3に係る座
標入力装置では、周波数変換器の変換率が、押圧センサ
出力の増加に応じて増加するから、強く押圧されるほ
ど、位置指令に係る対象物の移動速度が遅くなる。
【0011】
【実施例】この発明に係る座標入力装置の実施例につい
て、以下に図1の構成図を参照しながら説明する。この
実施例は、従来例を基本とし、マウスを基面に対して押
圧するときの押圧力を検出する押圧センサを付設し、こ
の押圧センサの出力に基づいて移動センサのパルス信号
の周波数を変化させる変換回路を設けて構成してある。
図1において、ボール1と、各移動センサ2X,2Y
と、スイッチ9とは従来例と同じである。4は押圧セン
サで、ケース7側の保持台6に固着され、ケース7の底
部に相当する、上下に弾性変形する可動底板8と当接す
るように構成される。この可動底板8は、ボール1と構
造的に連結され、オペレータが実施例を基面に対して押
圧するとき、その押圧力つまり力の入れ具合に応じて上
下方向に弾性変形し、このときの押圧力が、押圧センサ
4によって検出される。
【0012】5はA/D変換器で、押圧センサ4の出力
のアナログ信号をディジタル信号に変換する。3X,3
Yは、それぞれ移動センサ2X,2Yに対応する周波数
変換器としての分周器である。本来、分周器は、ある周
波数より、それと整数比の関係をもつ低い周波数を取り
出すものである。この場合、各移動センサ2X,2Yの
出力周波数を、1/1,1/2,1/3,1/4…、一
般には1/N(整数)にする。この分母のNを決めるの
が押圧センサ4の出力であり、たとえば押圧力の増大に
応じて段階的にNが増して、各移動センサ2X,2Yの
出力周波数を減少させる。各分周器3X,3Yの矢印表
示の出力によって、カーソルが移動操作されることにな
る。ここで、一点鎖線の枠で囲んだ部分は、周波数変換
回路であり、実際にはケース7に内蔵される形で設置さ
れる。
【0013】したがって、基面上を転動させるときの、
基面に対する実施例の押圧力つまり力の入れ具合に応じ
て、カーソルの移動速度が自動的に変化するから、移動
段階と位置決め段階とで押圧力を変化させ、カーソルの
移動速度を速く、逆に遅くすることによって、操作性の
向上と、位置決め精度の向上が図れる。たとえば、強く
押圧されるほど、カーソルの移動速度が速くなり、逆に
弱く押圧されるほど、カーソルの移動速度が遅くなるよ
うに設計すれば(この設計はA/D変換器5の変換傾向
でおこなう)、この押圧力/カーソル移動速度の対応関
係が感覚的に適合する型のオペレータには好適である。
逆に、強く押圧されるほど、カーソルの移動速度が遅く
なり、逆に弱く押圧されるほど、カーソルの移動速度が
速くなるような、押圧力/カーソル移動速度の対応関係
の型が感覚的に適合するオペレータに対しては、そのよ
うに設計するのがよい。
【0014】ところで、実施例の適用対象はCRTディ
スプレイ画面におけるカーソルとして説明したが、適用
対象は、一般的に2次元的な作業領域内におけるロボッ
トの手先部の移動操作や、平面上における搬送台車など
の移動物体であってもよいわけで、その適用範囲は広
く、それだけ実施例の利用価値が高い。
【0015】
【発明の効果】請求項1に係る座標入力装置では、ボー
ルが転動されるときの基面に対する押圧力が、押圧セン
サによって検出され、この検出された押圧力に応じて、
周波数変換器によって、移動センサからのパルス信号の
周波数が変化し、この変化した周波数のパルス信号に基
づいて、対象物の位置が指令される。したがって、基面
上を転動させるときの、基面に対する押圧力つまり押し
加減に応じて、位置指令に係る対象物の移動速度が自動
的に変化するから、移動段階と位置決め段階とで押圧力
を変化させ、対象物の移動速度を速く、逆に遅くするこ
とによって、操作性の向上と、位置決め精度の向上が図
れるとともに、オペレータの操作疲労を軽減させること
ができる。
【0016】とくに請求項2に係る座標入力装置では、
強く押圧されるほど、位置指令に係る対象物の移動速度
が速くなり、逆に弱く押圧されるほど、位置指令に係る
対象物の移動速度が遅くなるから、この対応関係の型が
感覚的に適合するオペレータには好適である。とくに請
求項3に係る座標入力装置では、強く押圧されるほど、
位置指令に係る対象物の移動速度が遅くなり、逆に弱く
押圧されるほど、位置指令に係る対象物の移動速度が速
くなるから、この対応関係の型が感覚的に適合するオペ
レータには好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の構成図
【図2】従来例の断面図
【符号の説明】
1 ボール 2X,2Y 移動センサ 3X,3Y 分周器 4 押圧センサ 5 A/D変換器 6 保持台 7 ケース 8 可動底板 9 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらゆる方向に回動可能に案内されて基面
    上で転動されるボールと;このボールの転動時の、基面
    に対する押圧力を検出する押圧センサと;ボールに対応
    して設けられ、このボールが回動されるときの、基面上
    に設定された互いに直角なX,Yの各軸の方向に係る移
    動速度成分に応じた周波数のパルス信号を出力する移動
    センサと;この各移動センサの出力周波数を、押圧セン
    サの出力に応じて変化させる周波数変換器と;を備え、
    この各周波数変換器の出力が、対象物に対する位置指令
    となることを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、周波数変
    換器は、その変換率が押圧センサ出力の増加に応じて増
    加する構成であることを特徴とする座標入力装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の装置において、周波数変
    換器は、その変換率が押圧センサ出力の増加に応じて減
    少する構成であることを特徴とする座標入力装置。
JP4233972A 1992-09-02 1992-09-02 座標入力装置 Pending JPH0683535A (ja)

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JP4233972A JPH0683535A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 座標入力装置

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JP4233972A Pending JPH0683535A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 座標入力装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013080412A (ja) * 2011-10-05 2013-05-02 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

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