JP3212914B2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP3212914B2
JP3212914B2 JP20488697A JP20488697A JP3212914B2 JP 3212914 B2 JP3212914 B2 JP 3212914B2 JP 20488697 A JP20488697 A JP 20488697A JP 20488697 A JP20488697 A JP 20488697A JP 3212914 B2 JP3212914 B2 JP 3212914B2
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隆雄 金子
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群馬日本電気株式会社
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63F—CARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00—Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/10—Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals
    • A63F2300/1068—Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals being specially adapted to detect the point of contact of the player on a surface, e.g. floor mat, touch pad

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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は入力装置に関し、特
に情報処理装置において表示画面上に表示されたポイン
タ、カーソル等の指示記号を制御するための入力装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にパーソナルコンピュータ、ワーク
ステーションおよび画像処理装置においては、画面上の
カーソルやポインタ等の指示記号を移動させるための移
動命令入力装置が必要とされる。現在、この種の入力装
置でタッチパネルを用いているものには以下の２方式が
存在する。
【０００３】１つはタッチパネル上を入力ペンや指など
で押圧しながら移動させることで移動命令の入力を行い
カーソルを指の移動の軌跡にあわせ相対的に移動させる
方式である。
【０００４】もう１つは、特開昭６３ー７３４１５号公
報記載のようにタッチパネル上の任意の１点を任意の時
間押圧することで移動命令の入力を行うものであり、タ
ッチパネルの中心点に対する該押圧点の方向と距離を求
め、カーソルを求められた方向に且つ該距離に応じた移
動速度で押圧され続けている間だけ移動させる方式のも
のが存在している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のよう
に、タッチパネル上を指等で押圧しながら移動させて移
動量を入力する方式はカーソルを多く移動しようとした
場合、指を一方向に移動させる作業を何度も繰り返し行
わなければならない。
【０００６】一方、この問題を解消するために指等によ
って入力された移動量に対するカーソルの移動の割合を
多くしてしまうと移動量の入力精度が悪化してしまう。
またタッチパネル上を指等で任意の時間押圧し、その押
圧された点とタッチパネルの中心点との方向及び距離に
より移動命令を入力する方式のものは、カーソルを一方
向へ多く移動させる場合は少ない労力で移動量の入力が
行えるが、その反面図５の従来の入力方法による押圧位
置の変化と指示記号の位置の変化の関係を示す図に示す
ようにタッチパネル１上の押圧経路ａと表示画面２上の
カーソルの移動経路ｂが異なるため、図形の描写は非常
に困難となる。
【０００７】さらに、前記２種類の移動命令の入力方式
を切り替えて使用する場合、機械的スイッチによる切り
替え等の切り替え作業が必要となる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の入力装置は、表
示画面上に表示されたポインタ、カーソル等の指示記号
を制御するためのタッチパネルを用いた入力装置におい
て、タッチパネル上を入力ペンや指などで押圧しながら
移動させることで移動命令の入力を行いカーソルを指の
移動の軌跡にあわせ相対的に移動させる方式のものと、
タッチパネル上の任意の１点を任意の時間押圧すること
で移動命令の入力を行い、タッチパネルの中心点に対す
る該押圧点の方向と距離を求め、カーソルを求められた
方向に且つ該距離に応じた移動速度で移動させる方式の
２つの入力方式をタッチパネル上の任意の１点に対する
押圧時間の長さによって切り替える。
【０００９】［作用］本発明によれば、カーソルを移動
させるための２種類の入力方式を特別な操作を行わずに
切り替えて使用出来るため、カーソルを移動させるため
の入力作業を少なくできる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【００１１】図１は本発明の入力装置の一実施の形態を
示す斜視図、図２は本発明のタッチパネル上を入力ペン
や指などで押圧しながら移動させることで移動命令の入
力を行った場合の実施の形態を示す図、図３は本発明の
タッチパネル上の任意の１点を押圧することで移動命令
の入力を行った場合の実施の形態を示す図であり、また
図４は本発明の入力装置の一実施の形態の動作を示す流
れ図である。
【００１２】図１はタッチパネル３を有し、タッチパネ
ル３上を指などで押圧することで表示画面上のカーソル
を上下左右に移動させるための命令を入力するためのも
のである。
【００１３】このタッチパネル３に移動命令が入力され
た場合の処理について図２，図３，図４に基づいて説明
する。
【００１４】図１のタッチパネル３は中央部に中心点４
を設けている。前記タッチパネル３に対し指などにより
押圧が行われているか一定間隔で確認を行い（ステップ
Ｓ１）、押圧を確認した場合は入力の受付を開始する
（ステップＳ１ ＹＥＳ）。タッチパネル３への押圧が
確認された場合（ステップＳ１ ＹＥＳ）、押圧された
位置座標を検出し（ステップＳ２）、検出した座標につ
いて押圧位置の変化の有無の検証を行う（ステップＳ
４）。
【００１５】タッチパネル３上の入力点Ｐ１から入力点
Ｐ２まで間を指等で押圧しながら移動した場合、前記押
圧座標の検証において押圧された位置座標に変化が確認
され（ステップＳ４ ＹＥＳ）、検出したＸ方向及びＹ
方向の変化量を各々Ｘ１，Ｙ１として設定し（ステップ
Ｓ６）、前記Ｘ１，Ｙ１に対し定数Ｚを乗算することで
カーソルの移動量を算出し（ステップＳ７）、算出結果
を移動命令として出力する（ステップＳ８）。
【００１６】また、タッチパネル３上の入力点Ｐ３を任
意の時間押圧した場合、前記押圧座標の検証において押
圧された位置座標に変化が確認されないため（ステップ
Ｓ４ＮＯ）、同一点の押圧時間の計時を行い（ステップ
Ｓ１０）、前記計時した押圧時間とカーソルの移動命令
の入力方法を切り替える基準となる規定時間との検証を
行う（ステップＳ１１）。
【００１７】前記計時した押圧時間の検証において押圧
時間が規定時間を越えたと判断した場合（ステップＳ１
１ ＹＥＳ）、タッチパネル３の中心点４に対するタッ
チパネル３上の入力点Ｐ３の角度θよりＸ方向及びＹ方
向への移動量の係数Ｘ３，Ｙ３を設定し（ステップＳ１
２）、前記係数Ｘ３，Ｙ３に対してタッチパネル３の中
心点４とタッチパネル３上の入力点Ｐ３の距離Ｌを乗算
することでカーソルの移動量を算出し（ステップＳ１
３）、算出結果を移動命令として出力する（ステップＳ
８）。
【００１８】前記押圧時間の検証において押圧時間が規
定時間を越えなかった場合（ステップＳ１１ ＮＯ）、
及びカーソルの移動命令出力（ステップＳ７）後は、現
押圧位置を座標移動の検証用データとして記憶し（ステ
ップＳ１４）、タッチパネル３への押圧の確認（ステッ
プＳ１）に戻るものである。
【００１９】この動作により２種類の異なるカーソルの
移動命令の入力方法をタッチパネル上の押圧時間により
切り替えることが可能となるため、カーソルの操作性を
向上させることができる。
【００２０】
【発明の効果】表示画面上に表示されたカーソルの移動
命令の入力を行うに際し、タッチパネル上を入力ペンや
指などで押圧しながら移動させることで移動命令の入力
を行いカーソルを指の移動の軌跡にあわせ相対的に移動
させる方式のものと、タッチパネル上の任意の１点を押
圧することで移動命令の入力を行い、タッチパネルの中
心点に対する該押圧点の方向と距離を求め、カーソルを
求められた方向に且つ該距離に応じた移動速度で移動さ
せる方式のものを、特別な操作を行わずに切り替えて使
用出来るため、カーソルを移動させるための入力作業を
少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の入力装置の一実施の形態を示す斜視図
である。
【図２】本発明のタッチパネル上を入力ペンや指などで
押圧しながら移動させることで移動命令の入力を行った
場合の実施の形態を示す図である。
【図３】本発明のタッチパネル上の任意の１点を押圧す
ることで移動命令の入力を行った場合の実施の形態を示
す図である。
【図４】本発明の入力装置の一実施の形態の動作を示す
流れ図である。
【図５】従来の入力方法による押圧位置の変化と指示記
号の位置の変化の関係を示す図である。
【符号の説明】
１，３ タッチパネル ２ 表示画面 ４ 中心点 Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３ 入力点

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 表示画面上に表示されたポインタ、カー
    ソル等の指示記号を制御するためのタッチパネルを用い
    た入力装置において、タッチパネル上を入力ペンや指な
    どで押圧しながら移動させることで移動命令の入力を行
    いカーソルを指の移動の軌跡にあわせ相対的に移動させ
    る方式のものと、タッチパネル上の任意の１点を任意の
    時間押圧することで移動命令の入力を行い、タッチパネ
    ルの中心点に対する該押圧点の方向と距離を求め、カー
    ソルを求められた方向に且つ該距離に応じた移動速度で
    移動させる方式の２つの入力方式をタッチパネル上の任
    意の１点に対する押圧時間の長さによって切り替えるこ
    とを特徴とする入力装置
  2. 【請求項２】 タッチパネルに対し押圧が行われている
    か一定間隔で確認を行い、押圧を確認した場合は入力の
    受付を開始し、押圧された位置座標を検出し、検出した
    座標について押圧位置の変化の有無の検証を行い、タッ
    チパネル上の１つの入力点から別の入力点Ｐまで間を押
    圧しながら移動した場合、前記押圧座標の検証において
    押圧された位置座標に変化が確認され、カーソルの移動
    量を算出し、算出結果を移動命令として出力し、また、
    タッチパネル上の入力点を任意の時間押圧した場合、前
    記押圧座標の検証において押圧された位置座標に変化が
    確認されないため、同一点の押圧時間の計時を行い、前
    記計時した押圧時間とカーソルの移動命令の入力方法を
    切り替える基準となる規定時間との検証を行い、前記計
    時した押圧時間の検証において押圧時間が規定時間を越
    えたと判断した場合、タッチパネルの中心点に対するタ
    ッチパネル上の入力点の角度より移動量を算出し、算出
    結果を移動命令として出力し、前記押圧時間の検証にお
    いて押圧時間が規定時間を越えなかった場合、及びカー
    ソルの移動命令出力後は、現押圧位置を座標移動の検証
    用データとして記憶し、タッチパネルへの押圧の確認に
    戻ることにより２種類の異なるカーソルの移動命令の入
    力方法をタッチパネル上の押圧時間により切り替えるこ
    とを特徴とする入力装置。
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