JP3407309B2 - 座標入力方法及び装置 - Google Patents
座標入力方法及び装置Info
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- JP3407309B2 JP3407309B2 JP05475292A JP5475292A JP3407309B2 JP 3407309 B2 JP3407309 B2 JP 3407309B2 JP 05475292 A JP05475292 A JP 05475292A JP 5475292 A JP5475292 A JP 5475292A JP 3407309 B2 JP3407309 B2 JP 3407309B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ装置等に備
えた表示装置の表示画面上における位置座標を入力する
と共に、その入力位置を確定する座標入力方法及び装置
に関する。
えた表示装置の表示画面上における位置座標を入力する
と共に、その入力位置を確定する座標入力方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置等においては、データ
の入出力等のために表示装置を備えている。そして、こ
の表示装置の表示画面のどの位置が処理対象位置である
かを示すマークとしてカーソル、あるいはアイコンと呼
ばれる表示記号等(以下、これらを総称してカーソルと
いう。)が使用される。このカーソルを表示画面の任意
の座標位置に移動するためには、種々の座標入力手段が
使用される。中でも、一般的に、マウス、ジョイスティ
ック、トラックボール等と呼ばれるものは、操作部の移
動操作により、カーソルを表示画面上の任意の方向に移
動可能であることから、実用上その操作が容易である。
の入出力等のために表示装置を備えている。そして、こ
の表示装置の表示画面のどの位置が処理対象位置である
かを示すマークとしてカーソル、あるいはアイコンと呼
ばれる表示記号等(以下、これらを総称してカーソルと
いう。)が使用される。このカーソルを表示画面の任意
の座標位置に移動するためには、種々の座標入力手段が
使用される。中でも、一般的に、マウス、ジョイスティ
ック、トラックボール等と呼ばれるものは、操作部の移
動操作により、カーソルを表示画面上の任意の方向に移
動可能であることから、実用上その操作が容易である。
【0003】マウスとは、一般的に、底に3つのベアリ
ングのついた装置で、これを机上で転がしながら操作
し、ベアリングの回転角より座標値を得るものである。
ジョイスティックとは、一般的には、操作棒のついた装
置で、この操作棒を握り、これを前後左右等任意の位置
に傾けることにより座標値を得るものである。更に、ト
ラックボールとは、いずれの方向にも回転可能なボール
を備え、このボールを手のひらや指先で回転し、このボ
ールの回転角より座標値を得るものである。これらのも
のは、その移動操作により、カーソルの移動方向と移動
量を決定するX軸移動量信号とY軸移動量信号とを同時
に出力する。コンピュータ本体はこれら各軸の移動量信
号を入力し、これに見合った分だけ表示画面上における
カーソルを移動制御する。
ングのついた装置で、これを机上で転がしながら操作
し、ベアリングの回転角より座標値を得るものである。
ジョイスティックとは、一般的には、操作棒のついた装
置で、この操作棒を握り、これを前後左右等任意の位置
に傾けることにより座標値を得るものである。更に、ト
ラックボールとは、いずれの方向にも回転可能なボール
を備え、このボールを手のひらや指先で回転し、このボ
ールの回転角より座標値を得るものである。これらのも
のは、その移動操作により、カーソルの移動方向と移動
量を決定するX軸移動量信号とY軸移動量信号とを同時
に出力する。コンピュータ本体はこれら各軸の移動量信
号を入力し、これに見合った分だけ表示画面上における
カーソルを移動制御する。
【0004】そして、この種のものは、1つ、あるいは
それ以上のスイッチを備え、マウス等により所望の座標
位置を指定し、このスイッチを押すとこの時点でカーソ
ルにより指定された座標位置が入力位置として確定され
る。座標入力装置として前記したマウス等の座標入力装
置は、取り扱いが手軽であることからコンピュータ装置
の分野ではよく使用されている。
それ以上のスイッチを備え、マウス等により所望の座標
位置を指定し、このスイッチを押すとこの時点でカーソ
ルにより指定された座標位置が入力位置として確定され
る。座標入力装置として前記したマウス等の座標入力装
置は、取り扱いが手軽であることからコンピュータ装置
の分野ではよく使用されている。
【0005】しかしながら、この種のものは机上で転が
しながら等の連続した操作をする必要があるため、微妙
な座標位置の入力指示には操作性に問題があった。この
ため、近年はペン方式による座標入力手段が使用される
ようになってきている。一般的にペン方式による座標入
力装置は、表示装置の表示画面と対応して構成したタブ
レットと、このタブレットの表面にその先端を接触させ
ることによって座標を指定する入力ペンとによって構成
されている。そして、入力ペンの先端をタブレットの表
面の任意の目的位置に接触させることによって、この位
置と対応する表示画面上の任意の目的の位置にカーソル
が移動制御されるものである。なお、ペンをタブレット
の表面から離し、すなわちペンアップ時点から再びタブ
レットの表面に接触する、すなわちペンダウン時点まで
の間、表示画面上のカーソルはペンを離した位置に表示
された状態を保つよう制御される。勿論、ペンをタブレ
ット上に接触した状態で連続的に移動すれば、カーソル
はこの移動に追従して連続的に移動するよう制御され
る。したがって、この種のものは前記したマウス等とは
異なり、他の座標にカーソルを移動する際、机上等に接
触して連続的に移動する必要がなく、離間した座標位置
を不連続に指定可能となり、操作性は良好となる。
しながら等の連続した操作をする必要があるため、微妙
な座標位置の入力指示には操作性に問題があった。この
ため、近年はペン方式による座標入力手段が使用される
ようになってきている。一般的にペン方式による座標入
力装置は、表示装置の表示画面と対応して構成したタブ
レットと、このタブレットの表面にその先端を接触させ
ることによって座標を指定する入力ペンとによって構成
されている。そして、入力ペンの先端をタブレットの表
面の任意の目的位置に接触させることによって、この位
置と対応する表示画面上の任意の目的の位置にカーソル
が移動制御されるものである。なお、ペンをタブレット
の表面から離し、すなわちペンアップ時点から再びタブ
レットの表面に接触する、すなわちペンダウン時点まで
の間、表示画面上のカーソルはペンを離した位置に表示
された状態を保つよう制御される。勿論、ペンをタブレ
ット上に接触した状態で連続的に移動すれば、カーソル
はこの移動に追従して連続的に移動するよう制御され
る。したがって、この種のものは前記したマウス等とは
異なり、他の座標にカーソルを移動する際、机上等に接
触して連続的に移動する必要がなく、離間した座標位置
を不連続に指定可能となり、操作性は良好となる。
【0006】この種のものも、一般的には入力ペンに、
1つ、あるいはそれ以上のスイッチを備え、入力ペンに
より所望の座標位置を指定し、このスイッチを押すと、
この時点でカーソルにより指定された座標位置が入力位
置として確定される。
1つ、あるいはそれ以上のスイッチを備え、入力ペンに
より所望の座標位置を指定し、このスイッチを押すと、
この時点でカーソルにより指定された座標位置が入力位
置として確定される。
【0007】また、タブレット表面の予め定めた領域を
確定指示領域とし、この領域を入力ペンによって指示す
ることにより、座標位置等を確定するようにしたものも
ある。
確定指示領域とし、この領域を入力ペンによって指示す
ることにより、座標位置等を確定するようにしたものも
ある。
【0008】この種の技術の参考となるものには、特開
昭61−131025号、特開平2−110621号を
挙げることができる。
昭61−131025号、特開平2−110621号を
挙げることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したペン方式によ
る座標入力装置は、前記のような利点がある半面、座標
の確定に際して、スイッチの押圧操作により座標指定が
不安定となってしまう。すなわち、一般的に、この種の
ものの場合、このスイッチは、操作性を考慮し、入力ペ
ンを手で持ったとき、指の位置に配置されるよう構成し
てある。したがって、入力ペンにより所望の座標を指定
し、このスイッチを押すと、その押圧力により入力ペン
の先端位置が微妙に移動し、所望の位置とは異なった位
置を指定してしまう恐れがある。特に、その座標の分解
能が高ければ、高いほどこの現象は著しく、これが操作
性に支障を与えてしまう。
る座標入力装置は、前記のような利点がある半面、座標
の確定に際して、スイッチの押圧操作により座標指定が
不安定となってしまう。すなわち、一般的に、この種の
ものの場合、このスイッチは、操作性を考慮し、入力ペ
ンを手で持ったとき、指の位置に配置されるよう構成し
てある。したがって、入力ペンにより所望の座標を指定
し、このスイッチを押すと、その押圧力により入力ペン
の先端位置が微妙に移動し、所望の位置とは異なった位
置を指定してしまう恐れがある。特に、その座標の分解
能が高ければ、高いほどこの現象は著しく、これが操作
性に支障を与えてしまう。
【0010】一方、タブレットの予め定めた領域を確定
指示領域とし、この領域を入力ペンによって指示するよ
うにしたものにおいては、その領域の位置が固定、ある
いは規制されてしまう。したがって、操作に当たって、
操作者は常にその領域を意識しなければならない。ま
た、確定指示の度毎に、定められた位置にある確定領域
にまで入力ペンを運ばなければならず、この点からも操
作上の問題があった。
指示領域とし、この領域を入力ペンによって指示するよ
うにしたものにおいては、その領域の位置が固定、ある
いは規制されてしまう。したがって、操作に当たって、
操作者は常にその領域を意識しなければならない。ま
た、確定指示の度毎に、定められた位置にある確定領域
にまで入力ペンを運ばなければならず、この点からも操
作上の問題があった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みて成されたもので
あり、その目的とするところは、操作性を向上できる座
標入力方法および装置を得ることにある。
あり、その目的とするところは、操作性を向上できる座
標入力方法および装置を得ることにある。
【0012】本発明の他の目的は、所望の座標を容易に
確定することのできる座標入力方法および装置を得るこ
とにある。
確定することのできる座標入力方法および装置を得るこ
とにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、安定して所望の
座標を正確に確定できる座標入力方法および装置を得る
ことにある。
座標を正確に確定できる座標入力方法および装置を得る
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の特徴とするところは、予め定めた短時間内に
おける座標指示入力を検出し、これにより座標を確定す
ることにある。
め本発明の特徴とするところは、予め定めた短時間内に
おける座標指示入力を検出し、これにより座標を確定す
ることにある。
【0015】すなわち、離間した座標を不連続に指定可
能な座標指定手段による任意の座標位置の指定により、
対応する表示画面上の対応座標位置にカーソルを移動制
御するものにおいて、前記座標指定手段による指定座標
を順次取り込んで記憶し、予め定めた短時間内における
前記座標指定手段による座標指示入力を検出し、当該検
出に応答して前記短時間内の座標指示入力の直前の前記
記憶した指示座標を確定座標とすることを特徴とするも
のである。
能な座標指定手段による任意の座標位置の指定により、
対応する表示画面上の対応座標位置にカーソルを移動制
御するものにおいて、前記座標指定手段による指定座標
を順次取り込んで記憶し、予め定めた短時間内における
前記座標指定手段による座標指示入力を検出し、当該検
出に応答して前記短時間内の座標指示入力の直前の前記
記憶した指示座標を確定座標とすることを特徴とするも
のである。
【0016】また、本発明は、予め定めた短時間内にお
ける前記座標指定手段による座標指示入力を複数回連続
して検出したことにより、この検出に応答して前記短時
間内の座標指示入力の直前の前記記憶した指示座標を確
定座標とすることを特徴とする。
ける前記座標指定手段による座標指示入力を複数回連続
して検出したことにより、この検出に応答して前記短時
間内の座標指示入力の直前の前記記憶した指示座標を確
定座標とすることを特徴とする。
【0017】更に、本発明は、座標指定手段による予め
定めた短時間以上の連続した座標指定後における座標指
定解除時の座標を確定座標の対象としたことを特徴とす
る。
定めた短時間以上の連続した座標指定後における座標指
定解除時の座標を確定座標の対象としたことを特徴とす
る。
【0018】また、本発明によれば、離間した座標を不
連続に指定可能な座標指定手段による任意の座標位置の
指定により、対応する表示画面上の対応座標位置にカー
ソルを移動制御する座標移動制御手段を備えたものにお
いて、前記座標指定手段による指定座標を順次取り込ん
で記憶する座標記憶手段と、前記座標指定手段による予
め定めた短時間内における座標指示入力を検出する座標
短時間指定検出手段と、当該検出手段の座標短時間指定
検出に応答して前記短時間内の座標指示入力の直前の前
記座標記憶手段に記憶した指示座標を確定座標とする座
標確定手段とを具備して成る座標入力装置が提供され
る。
連続に指定可能な座標指定手段による任意の座標位置の
指定により、対応する表示画面上の対応座標位置にカー
ソルを移動制御する座標移動制御手段を備えたものにお
いて、前記座標指定手段による指定座標を順次取り込ん
で記憶する座標記憶手段と、前記座標指定手段による予
め定めた短時間内における座標指示入力を検出する座標
短時間指定検出手段と、当該検出手段の座標短時間指定
検出に応答して前記短時間内の座標指示入力の直前の前
記座標記憶手段に記憶した指示座標を確定座標とする座
標確定手段とを具備して成る座標入力装置が提供され
る。
【0019】更には、座標指定手段による指定座標を順
次取り込んで記憶する座標記憶手段と、前記座標指定手
段による予め定めた短時間内における複数回の座標指示
入力を検出する座標短時間指定検出手段と、当該検出手
段の座標短時間指定検出に応答して前記短時間内の座標
指示入力の直前の前記座標記憶手段に記憶した指示座標
を確定座標とする座標確定手段とを具備して成る座標入
力装置が提供される。
次取り込んで記憶する座標記憶手段と、前記座標指定手
段による予め定めた短時間内における複数回の座標指示
入力を検出する座標短時間指定検出手段と、当該検出手
段の座標短時間指定検出に応答して前記短時間内の座標
指示入力の直前の前記座標記憶手段に記憶した指示座標
を確定座標とする座標確定手段とを具備して成る座標入
力装置が提供される。
【0020】また、本発明によれば、座標指定手段によ
る予め定めた短時間以上の連続した座標指定後における
座標指定の解除を検出する検出手段と、当該検出に応答
して、前記座標指定の解除時における指定座標を仮確定
座標として記憶する記憶手段と、前記座標指定手段によ
る予め定めた短時間内における座標指定入力を検出する
座標短時間指定検出手段と、当該検出に応答して前記記
憶した仮確定座標を確定座標とする座標確定手段とを具
備して成る座標入力装置が提供される。
る予め定めた短時間以上の連続した座標指定後における
座標指定の解除を検出する検出手段と、当該検出に応答
して、前記座標指定の解除時における指定座標を仮確定
座標として記憶する記憶手段と、前記座標指定手段によ
る予め定めた短時間内における座標指定入力を検出する
座標短時間指定検出手段と、当該検出に応答して前記記
憶した仮確定座標を確定座標とする座標確定手段とを具
備して成る座標入力装置が提供される。
【0021】また、本発明における好適な実施態様とし
て、座標指定手段はタブレットと当該タブレットの座標
指示面の任意の座標を指定する入力ペンとを備えること
を特徴とする。
て、座標指定手段はタブレットと当該タブレットの座標
指示面の任意の座標を指定する入力ペンとを備えること
を特徴とする。
【0022】
【作用】上記のようにすれば、座標指定手段により所望
の座標を指定し、その後、予め定めた短定時間以内に、
すなわち瞬時的に座標指定すれば、前記の指定した座標
が自動的に確定座標となる。
の座標を指定し、その後、予め定めた短定時間以内に、
すなわち瞬時的に座標指定すれば、前記の指定した座標
が自動的に確定座標となる。
【0023】したがって、座標を確定するに当たり、例
えばスイッチの押圧等の外力を作用させる必要がなく、
また座標入力に当たりその操作性を向上することができ
る。
えばスイッチの押圧等の外力を作用させる必要がなく、
また座標入力に当たりその操作性を向上することができ
る。
【0024】また、所望の座標の確定が極めて容易とな
り、安定して所望の座標を確定することができる。
り、安定して所望の座標を確定することができる。
【0025】
【実施例】以下、図に示す本発明の一実施例について説
明する。図2は本発明の一実施例の全体のハードウエア
構成を示すブロック図であり、この装置は比較的小型の
コンピュータ装置、一般的にはパーソナルコンピュータ
装置あるいはビジネスコンピュータ装置等と呼ばれる種
類のコンピュータ装置COMに座標入力装置を接続する
ことによって構成される。2aはこの座標入力装置であ
り、本実施例においては後述するようにタブレットと、
このタブレットの座標指示面で座標を入力指示する入力
ペンとを備える。2b、2c、2d、2eはコンピュー
タ装置COMを構成する中央処理装置、メモリ、表示装
置、および入力装置としてのキーボードである。
明する。図2は本発明の一実施例の全体のハードウエア
構成を示すブロック図であり、この装置は比較的小型の
コンピュータ装置、一般的にはパーソナルコンピュータ
装置あるいはビジネスコンピュータ装置等と呼ばれる種
類のコンピュータ装置COMに座標入力装置を接続する
ことによって構成される。2aはこの座標入力装置であ
り、本実施例においては後述するようにタブレットと、
このタブレットの座標指示面で座標を入力指示する入力
ペンとを備える。2b、2c、2d、2eはコンピュー
タ装置COMを構成する中央処理装置、メモリ、表示装
置、および入力装置としてのキーボードである。
【0026】座標入力装置2aは図3にその外観を示す
ように、タブレットTBと、このタブレットTBの座標
指示面3b上で座標を入力指示する入力ペン3aとを備
える。この種のタブレットTBは一般的にその座標指示
面3b上に入力ペン3aの先端が接触しているか否かを
示すステータス情報と、その接触位置を示すX座標情
報、Y座標情報とを必要に応じ順次出力し、これらの情
報はコンピュータ装置COMに入力される。一般的にス
テータス情報は、入力ペン3aがタブレットTBの座標
指示面3bに接触していることを示すペンダウン情報
と、入力ペン3aがタブレットTBの座標指示面3bか
ら離れていることを示すペンアップ情報とを含んでい
る。
ように、タブレットTBと、このタブレットTBの座標
指示面3b上で座標を入力指示する入力ペン3aとを備
える。この種のタブレットTBは一般的にその座標指示
面3b上に入力ペン3aの先端が接触しているか否かを
示すステータス情報と、その接触位置を示すX座標情
報、Y座標情報とを必要に応じ順次出力し、これらの情
報はコンピュータ装置COMに入力される。一般的にス
テータス情報は、入力ペン3aがタブレットTBの座標
指示面3bに接触していることを示すペンダウン情報
と、入力ペン3aがタブレットTBの座標指示面3bか
ら離れていることを示すペンアップ情報とを含んでい
る。
【0027】タブレットTBの座標指示面3bは表示装
置2dの表示画面と対応しており、座標指示面3b上の
目的位置を入力ペン3aで順次接触指示すると、各目的
位置に関するデータとしてのX、Y座標値情報が順次出
力される。コンピュータ装置COMはこれらの情報を順
次入力し、これらの情報に基づいて表示装置2dの表示
画面上のカーソルを対応する座標位置に順次移動制御す
る。この種の機能を達成するカーソル移動制御手段はプ
ログラムの形でコンピュータ装置COMのメモリ2cに
格納されており、中央処理装置2bがこのプログラムを
順次読み出し、これを実行することによって所定の機能
が達成される。
置2dの表示画面と対応しており、座標指示面3b上の
目的位置を入力ペン3aで順次接触指示すると、各目的
位置に関するデータとしてのX、Y座標値情報が順次出
力される。コンピュータ装置COMはこれらの情報を順
次入力し、これらの情報に基づいて表示装置2dの表示
画面上のカーソルを対応する座標位置に順次移動制御す
る。この種の機能を達成するカーソル移動制御手段はプ
ログラムの形でコンピュータ装置COMのメモリ2cに
格納されており、中央処理装置2bがこのプログラムを
順次読み出し、これを実行することによって所定の機能
が達成される。
【0028】図1は本実施例による動作の一例を示した
説明図であり、2dは表示装置であり、SCはその表示
画面である。CSはこの表示画面SC上に表示されたカ
ーソルである。TBはタブレットであり、3bは座標指
示面、3aは入力ペンである。
説明図であり、2dは表示装置であり、SCはその表示
画面である。CSはこの表示画面SC上に表示されたカ
ーソルである。TBはタブレットであり、3bは座標指
示面、3aは入力ペンである。
【0029】本実施例によれば、入力ペン3aによりタ
ブレットTBの座標指示面3bのa点を指示している状
態から所望の座標位置b点に向けて、座標指示面3bに
入力ペン3aの先端をを接触した状態で移動すると、こ
の移動に追従しカーソルCSは、a点に対応する位置
a’点からb点に対応するb’点に向かって移動制御さ
れる。カーソルCSが所望の位置、すなわち表示画面S
C上のb’点に到達したところで、この位置を確定する
ため入力ペン3aの移動を予め定めた時間以上停止し、
この位置で入力ペン3aの先端をタブレットTBの座標
指示面3bから離す。次に、座標指示面3bの任意の位
置を入力ペン3aで2回連続して間欠的に指示する。す
なわち、ペンダウン、ペンアップを2回連続して繰り返
す。ペンダウンからペンアップまでの時間は、予め定め
た短時間内に行う。この予め定めた時間は、操作員がこ
の動作を容易に実行可能な時間、例えば1秒以内、ある
いは0.5秒以内程度が望ましい。以上のような操作に
より、この位置、すなわちb’点が入力座標位置として
確定される。したがって、この状態で、例えば、キーボ
ードから文字を入力すれば、入力された文字はこの確定
された座標位置から順次表示されることになる。また、
この位置が直線、図形等を描く場合の開始位置、あるい
は終了位置として確定される。更には、この座標位置に
処理メニュー等が表示されている場合には、当該メニュ
ーに対応する処理が実行される。
ブレットTBの座標指示面3bのa点を指示している状
態から所望の座標位置b点に向けて、座標指示面3bに
入力ペン3aの先端をを接触した状態で移動すると、こ
の移動に追従しカーソルCSは、a点に対応する位置
a’点からb点に対応するb’点に向かって移動制御さ
れる。カーソルCSが所望の位置、すなわち表示画面S
C上のb’点に到達したところで、この位置を確定する
ため入力ペン3aの移動を予め定めた時間以上停止し、
この位置で入力ペン3aの先端をタブレットTBの座標
指示面3bから離す。次に、座標指示面3bの任意の位
置を入力ペン3aで2回連続して間欠的に指示する。す
なわち、ペンダウン、ペンアップを2回連続して繰り返
す。ペンダウンからペンアップまでの時間は、予め定め
た短時間内に行う。この予め定めた時間は、操作員がこ
の動作を容易に実行可能な時間、例えば1秒以内、ある
いは0.5秒以内程度が望ましい。以上のような操作に
より、この位置、すなわちb’点が入力座標位置として
確定される。したがって、この状態で、例えば、キーボ
ードから文字を入力すれば、入力された文字はこの確定
された座標位置から順次表示されることになる。また、
この位置が直線、図形等を描く場合の開始位置、あるい
は終了位置として確定される。更には、この座標位置に
処理メニュー等が表示されている場合には、当該メニュ
ーに対応する処理が実行される。
【0030】なお、この際、b’点での座標確定が適当
でない場合は、再度入力ペン3aにより座標指示面3b
に予め定めた時間より長くペンダウンし、所望の座標を
指定後、再度上記の操作を繰り返せば、間欠座標指定直
前の座標、すなわち前記変更指定した所望の座標が確定
座標となる。
でない場合は、再度入力ペン3aにより座標指示面3b
に予め定めた時間より長くペンダウンし、所望の座標を
指定後、再度上記の操作を繰り返せば、間欠座標指定直
前の座標、すなわち前記変更指定した所望の座標が確定
座標となる。
【0031】図4は本実施例におけるコンピュータ装置
COMの全体の処理手順を示すフローチャートであり、
このフローチャートで示した処理手段が図2に示すメモ
リ2cにプログラムの形で記憶格納してある。この処理
手段が実行されることによって、まず、ステップ4aで
はコンピュータ装置COM各部が初期設定され、コンピ
ュータ装置COMが動作可能に設定される。そして、続
くステップ4bでは、入力装置例えばキーボード2eか
ら入力されたコマンド、あるいはデータの入力処理を実
行する。ステップ4cではステップ4bにて入力された
コマンドがコンピュータ処理の終了を指令するコマンド
であるか否かを判定し、これが終了を指令するコマンド
であればコンピュータ処理を終了する。終了を意味する
コマンドでなければ、処理を続くステップ4dへ移す。
このステップ4dはステップ4bで入力したコマンドを
実行する前処理であり、このコマンドを分析、解釈し、
このコマンドがペン入力指令、あるいはペン入力指令を
伴う場合には、これをステップ4eで判定する。そし
て、ペン入力指令を伴う場合には、処理をステップ4f
へ写し、ペン入力がない場合には、処理をステップ4g
へ移す。
COMの全体の処理手順を示すフローチャートであり、
このフローチャートで示した処理手段が図2に示すメモ
リ2cにプログラムの形で記憶格納してある。この処理
手段が実行されることによって、まず、ステップ4aで
はコンピュータ装置COM各部が初期設定され、コンピ
ュータ装置COMが動作可能に設定される。そして、続
くステップ4bでは、入力装置例えばキーボード2eか
ら入力されたコマンド、あるいはデータの入力処理を実
行する。ステップ4cではステップ4bにて入力された
コマンドがコンピュータ処理の終了を指令するコマンド
であるか否かを判定し、これが終了を指令するコマンド
であればコンピュータ処理を終了する。終了を意味する
コマンドでなければ、処理を続くステップ4dへ移す。
このステップ4dはステップ4bで入力したコマンドを
実行する前処理であり、このコマンドを分析、解釈し、
このコマンドがペン入力指令、あるいはペン入力指令を
伴う場合には、これをステップ4eで判定する。そし
て、ペン入力指令を伴う場合には、処理をステップ4f
へ写し、ペン入力がない場合には、処理をステップ4g
へ移す。
【0032】ステップ4fは本実施例の主要部を成すペ
ン入力処理手段PEN_INの実行であり、この手段P
EN_INの実行により図1にて示した処理動作の実行
が成される。これについては、後記詳述する。ステップ
4gではステップ4fで確定された座標入力を受けて、
あるいはステップ4fによるコマンドの解析結果を受
け、それに対応する処理を実行し、その後処理を再びス
テップ4bへ移す。以後、ステップ4b、4c、4d、
4e、4f、4gの処理を、終了コマンドの入力がある
まで繰り返し実行する。
ン入力処理手段PEN_INの実行であり、この手段P
EN_INの実行により図1にて示した処理動作の実行
が成される。これについては、後記詳述する。ステップ
4gではステップ4fで確定された座標入力を受けて、
あるいはステップ4fによるコマンドの解析結果を受
け、それに対応する処理を実行し、その後処理を再びス
テップ4bへ移す。以後、ステップ4b、4c、4d、
4e、4f、4gの処理を、終了コマンドの入力がある
まで繰り返し実行する。
【0033】図5は図4に示す処理を実行するに必要な
各種一時記憶部の構成を示すメモリマップである。この
種の一時記憶部は、コンピュータ装置COMのメモリ2
cにその初期設定時に予め割り付け設定するようにす
る。以下、各一時記憶部を説明するが、この説明に当た
り、一時記憶部をON、あるいはセットするとは、実施
例において、当該一時記憶部に「1」を記憶することで
あり、OFF、あるいはクリアするとは、当該一時記憶
部に「0」を記憶することである。
各種一時記憶部の構成を示すメモリマップである。この
種の一時記憶部は、コンピュータ装置COMのメモリ2
cにその初期設定時に予め割り付け設定するようにす
る。以下、各一時記憶部を説明するが、この説明に当た
り、一時記憶部をON、あるいはセットするとは、実施
例において、当該一時記憶部に「1」を記憶することで
あり、OFF、あるいはクリアするとは、当該一時記憶
部に「0」を記憶することである。
【0034】1.PDNF:ペンダウンフラグ
入力ペン3aのペンダウン中はONが設定され、入力ペ
ン3aのペンアップでOFFが設定される。 2.ZRJF:座標読取準備フラグ 予め定めた一定時間以上、入力ペン3aのペンダウンが
続いた場合にはONが設定され、確定座標が読み取られ
た時点で、OFFが設定される。 3.ZREF:確定座標読取完了フラグ 確定座標が読み取られた時点でONに設定され、座標読
取準備フラグZRJFがON設定された時にOFFに設
定される。また、座標確定一次フラグZDF1がONに
設定された時点でOFFに設定される。 4.ZDF1:座標確定一次フラグ 確定座標読取完了フラグZREFがONに設定されてい
る状態でペンダウン時間が一定時間より短い時間でペン
アップされた時にONに設定される。また、座標読取準
備フラグZRJFがONされた時点でOFFされる。更
に、座標確定二次フラグZDF2がONされた時点でO
FFされる。 5.ZDF2:座標確定二次フラグ 座標確定一次フラグZDF1がONされている状態でペ
ンダウン時間が一定時間より短い時間でペンアップされ
た時にONされる。座標読取準備フラグZRJFがON
された時点でOFFされる。 6.TDC:ペンダウン時間計測カウンタ 入力ペン3aが連続してペンダウンしている時間を計測
するためのカウンタで、ペンダウンの期間中は更新され
る。そして、ペンアップ時にペンアップ処理を行った
時、クリアされる。 7.XREAD,YREAD:ペン座標読取り位置記憶部 入力ペン3aによる指示位置の読み取り座標位置データ
を記憶する。XREADは読取り座標のX座標を記憶し、Y
READは読取り座標のY座標を記憶する。 8.XPEN,YPEN:確定座標位置記憶部 入力ペン3aによる指示位置の確定座標位置データを記
憶する。XPENは確定座標のX座標を記憶し、YPENは確
定座標のY座標を記憶する。 9.PUPF:ペンアップ処理指令フラグ 入力ペン3aがペンダウン状態からペンアップ状態に変
化した時にONされる。すなわち、入力ペン3aがペン
アップされた時点を検出する。また、ペンアップ時の処
理が完了した時点でクリアされる。
ン3aのペンアップでOFFが設定される。 2.ZRJF:座標読取準備フラグ 予め定めた一定時間以上、入力ペン3aのペンダウンが
続いた場合にはONが設定され、確定座標が読み取られ
た時点で、OFFが設定される。 3.ZREF:確定座標読取完了フラグ 確定座標が読み取られた時点でONに設定され、座標読
取準備フラグZRJFがON設定された時にOFFに設
定される。また、座標確定一次フラグZDF1がONに
設定された時点でOFFに設定される。 4.ZDF1:座標確定一次フラグ 確定座標読取完了フラグZREFがONに設定されてい
る状態でペンダウン時間が一定時間より短い時間でペン
アップされた時にONに設定される。また、座標読取準
備フラグZRJFがONされた時点でOFFされる。更
に、座標確定二次フラグZDF2がONされた時点でO
FFされる。 5.ZDF2:座標確定二次フラグ 座標確定一次フラグZDF1がONされている状態でペ
ンダウン時間が一定時間より短い時間でペンアップされ
た時にONされる。座標読取準備フラグZRJFがON
された時点でOFFされる。 6.TDC:ペンダウン時間計測カウンタ 入力ペン3aが連続してペンダウンしている時間を計測
するためのカウンタで、ペンダウンの期間中は更新され
る。そして、ペンアップ時にペンアップ処理を行った
時、クリアされる。 7.XREAD,YREAD:ペン座標読取り位置記憶部 入力ペン3aによる指示位置の読み取り座標位置データ
を記憶する。XREADは読取り座標のX座標を記憶し、Y
READは読取り座標のY座標を記憶する。 8.XPEN,YPEN:確定座標位置記憶部 入力ペン3aによる指示位置の確定座標位置データを記
憶する。XPENは確定座標のX座標を記憶し、YPENは確
定座標のY座標を記憶する。 9.PUPF:ペンアップ処理指令フラグ 入力ペン3aがペンダウン状態からペンアップ状態に変
化した時にONされる。すなわち、入力ペン3aがペン
アップされた時点を検出する。また、ペンアップ時の処
理が完了した時点でクリアされる。
【0035】図6は座標入力装置2aによる座標指示を
常時監視する座標指示監視手段T_INTを示すフロー
チャートである。当該T_INTは、コンピュータ装置
COMにタイマー割込みにて予め定めた一定時間間隔で
起動実行される。この時間間隔は、一般的には数十ミリ
秒、例えば20ミリ秒から50ミリ秒間隔で起動実行さ
れる。この手段T_INTは起動されることにより、ま
ずステップ6aで座標入力装置2aからペン座標位置を
読み取る。続く、ステップ6bでは、ペン座標位置が読
み取れたか否かを判定、すなわち入力ペン3aの先端が
座標指示面3bに接触しているペンダウン状態か否かを
判定する。ここで入力ペン3aが接触していれば、ステ
ップ6cでステップ6aで読み取った座標位置情報をペ
ン座標読取り位置記憶部XREAD,YREADに記憶する。そ
して、次にステップ6dでペンダウンフラグPDNFを
セット、すなわち「1」を記憶し、現在ペン状態にある
ことを記憶する。ステップ6eではペンダウン時間計測
フラグTDCの記憶内容を「+1」だけ更新する。
常時監視する座標指示監視手段T_INTを示すフロー
チャートである。当該T_INTは、コンピュータ装置
COMにタイマー割込みにて予め定めた一定時間間隔で
起動実行される。この時間間隔は、一般的には数十ミリ
秒、例えば20ミリ秒から50ミリ秒間隔で起動実行さ
れる。この手段T_INTは起動されることにより、ま
ずステップ6aで座標入力装置2aからペン座標位置を
読み取る。続く、ステップ6bでは、ペン座標位置が読
み取れたか否かを判定、すなわち入力ペン3aの先端が
座標指示面3bに接触しているペンダウン状態か否かを
判定する。ここで入力ペン3aが接触していれば、ステ
ップ6cでステップ6aで読み取った座標位置情報をペ
ン座標読取り位置記憶部XREAD,YREADに記憶する。そ
して、次にステップ6dでペンダウンフラグPDNFを
セット、すなわち「1」を記憶し、現在ペン状態にある
ことを記憶する。ステップ6eではペンダウン時間計測
フラグTDCの記憶内容を「+1」だけ更新する。
【0036】一方、ステップ6aにおいて、座標入力装
置2aからペン座標位置が読み取れない、すなわち入力
ペン3aの先端が座標指示面3bに接触していないペン
アップ状態が検出されると、処理はステップ6fに移
る。ステップ6fでは、ペンダウンフラグPDNFがO
Nか否かを判定し、これがONであれば、続くステップ
6gでペンアップ処理指令フラグPURFをONに設定
する。すなわち、ステップ6fは入力ペン3aがペンダ
ウン状態からペンアップ状態に移行したその時点を検出
するための処理であり、これが検出されるとペンアップ
処理指令フラグPUPFにその状態が記憶される。そし
て、ステップ6hでペンダウンフラグPDNFがクリア
され、ペンアップ状態であることが記憶される。ステッ
プ6fにて、ペンダウンフラグPDNFがOFF、すな
わち前回の座標読み取り時にペンアップ状態であったな
らば、処理を直接ステップ6hに移し、ペンダウンフラ
グPDNFを再びクリアする。この座標指示監視手段T
_INTは前記したようにタイマ−割込みにより一定の
時間間隔で実行されるため、ペンダウン時間計測カウン
タTDCの記憶内容からペンダウン状態の継続時間を計
測することができる。
置2aからペン座標位置が読み取れない、すなわち入力
ペン3aの先端が座標指示面3bに接触していないペン
アップ状態が検出されると、処理はステップ6fに移
る。ステップ6fでは、ペンダウンフラグPDNFがO
Nか否かを判定し、これがONであれば、続くステップ
6gでペンアップ処理指令フラグPURFをONに設定
する。すなわち、ステップ6fは入力ペン3aがペンダ
ウン状態からペンアップ状態に移行したその時点を検出
するための処理であり、これが検出されるとペンアップ
処理指令フラグPUPFにその状態が記憶される。そし
て、ステップ6hでペンダウンフラグPDNFがクリア
され、ペンアップ状態であることが記憶される。ステッ
プ6fにて、ペンダウンフラグPDNFがOFF、すな
わち前回の座標読み取り時にペンアップ状態であったな
らば、処理を直接ステップ6hに移し、ペンダウンフラ
グPDNFを再びクリアする。この座標指示監視手段T
_INTは前記したようにタイマ−割込みにより一定の
時間間隔で実行されるため、ペンダウン時間計測カウン
タTDCの記憶内容からペンダウン状態の継続時間を計
測することができる。
【0037】なお、処理フローチャートは省略したが、
ステップ6cでペン座標読取り位置記憶部XREAD,YREA
Dに記憶した記憶内容に基づき、対応する表示画面SC
上のカーソルの表示位置を計算する。そして、この算出
した表示画面SC上の座標位置にカーソルが表示制御さ
れる。したがって、入力ペン3aをタブレットTBの座
標指示面3bに接触させた状態で移動すると、カーソル
はこの移動に追従して表示画面SC上を連続して移動す
る。
ステップ6cでペン座標読取り位置記憶部XREAD,YREA
Dに記憶した記憶内容に基づき、対応する表示画面SC
上のカーソルの表示位置を計算する。そして、この算出
した表示画面SC上の座標位置にカーソルが表示制御さ
れる。したがって、入力ペン3aをタブレットTBの座
標指示面3bに接触させた状態で移動すると、カーソル
はこの移動に追従して表示画面SC上を連続して移動す
る。
【0038】図7は図4にステップ4fで示したペン入
力処理手段PEN_INを示す処理フローチャートであ
る。このペン入力処理手段PEN_INは起動されるこ
とにより、まずステップ7aでペン状態初期化手段PE
N_INITを起動する。この手段PEN_INITは
後記詳述するように、図5に示した各種一時記憶部を初
期化する。続く、ステップ7bでは、入力ペン3aによ
って入力した座標が確定されたか否かを判定する。これ
は座標確定二次フラグZDF2がONされているか否か
によって判定する。このフラグZDF2がONされてい
なければ、まだ座標は確定していないことであり、この
場合は処理をステップ7cヘ移す。ステップ7cでは座
標読取確定処理手段READ_ENDを起動する。この
手段READ_ENDは後記詳述するが、指定された座
標、および間欠操作の有無を検出し、最終的には座標確
定二次フラグZDF2をONするとともに、間欠操作の
直前の座標を確定座標位置記憶部XPEN,YPENにセット
して出力する。したがって、ステップ7b、7cは、操
作者によって間欠操作がなされ、これを検出して座標確
定二次フラグZDF2がONにセットされるまで繰り返
し実行される。座標確定二次フラグZDF2がONにセ
ットされ、これがステップ7bで判定されると、処理は
ステップ7dに移される。このステップ7dでは、ペン
入力確定フラグ、すなわち座標確定二次フラグZDF2
をOFFし、このペン入力処理手段PEN_INの実行
を終了する。したがって、図4において、ステップ4f
からステップ4gには確定座標が渡されることになり、
この確定座標に基づいてステップ4gは前記した所定の
処理を実行する。
力処理手段PEN_INを示す処理フローチャートであ
る。このペン入力処理手段PEN_INは起動されるこ
とにより、まずステップ7aでペン状態初期化手段PE
N_INITを起動する。この手段PEN_INITは
後記詳述するように、図5に示した各種一時記憶部を初
期化する。続く、ステップ7bでは、入力ペン3aによ
って入力した座標が確定されたか否かを判定する。これ
は座標確定二次フラグZDF2がONされているか否か
によって判定する。このフラグZDF2がONされてい
なければ、まだ座標は確定していないことであり、この
場合は処理をステップ7cヘ移す。ステップ7cでは座
標読取確定処理手段READ_ENDを起動する。この
手段READ_ENDは後記詳述するが、指定された座
標、および間欠操作の有無を検出し、最終的には座標確
定二次フラグZDF2をONするとともに、間欠操作の
直前の座標を確定座標位置記憶部XPEN,YPENにセット
して出力する。したがって、ステップ7b、7cは、操
作者によって間欠操作がなされ、これを検出して座標確
定二次フラグZDF2がONにセットされるまで繰り返
し実行される。座標確定二次フラグZDF2がONにセ
ットされ、これがステップ7bで判定されると、処理は
ステップ7dに移される。このステップ7dでは、ペン
入力確定フラグ、すなわち座標確定二次フラグZDF2
をOFFし、このペン入力処理手段PEN_INの実行
を終了する。したがって、図4において、ステップ4f
からステップ4gには確定座標が渡されることになり、
この確定座標に基づいてステップ4gは前記した所定の
処理を実行する。
【0039】図8は図7にステップ7aで示したペン状
態初期化処理手段PEN_INITを示す処理フローチ
ャートである。このペン状態初期化処理手段PEN_I
NITは起動されることにより、まずステップ8aで座
標読取準備フラグZRJFをクリアし、ステップ8bで
確定座標読取完了フラグZREFをクリアし、ステップ
8cで座標確定一次フラグZDF1をクリアし、ステッ
プ8dで座標確定二次フラグZDF2をクリアし、ステ
ップ8eでペンダウン時間計測カウンタTDCをクリア
し、最後にステップ8fでペンアップ処理指令フラグP
UPFをクリアし、このペン状態初期化処理手段PEN
_INITの実行を終了する。
態初期化処理手段PEN_INITを示す処理フローチ
ャートである。このペン状態初期化処理手段PEN_I
NITは起動されることにより、まずステップ8aで座
標読取準備フラグZRJFをクリアし、ステップ8bで
確定座標読取完了フラグZREFをクリアし、ステップ
8cで座標確定一次フラグZDF1をクリアし、ステッ
プ8dで座標確定二次フラグZDF2をクリアし、ステ
ップ8eでペンダウン時間計測カウンタTDCをクリア
し、最後にステップ8fでペンアップ処理指令フラグP
UPFをクリアし、このペン状態初期化処理手段PEN
_INITの実行を終了する。
【0040】図9は図7にステップ7cで示した座標読
取確定処理手段READ_ENDを示す処理フローチャ
ートであり、本実施例の主要部を構成する。この座標読
取確定処理手段READ_ENDは起動されることによ
り、まずステップ9aで座標読取準備確認処理手段RE
AD_RYを起動する。この手段READ_RYは、図
10に詳述するように、入力ペン3aが一定時間ペンダ
ウン状態にあることを確認し、座標が指定される状態で
あることを検出し、座標読取りの準備処理を実行する。
続く、ステップ9bでは確定座標位置セット処理手段P
OJ_SETを起動する。この手段POJ_SETは、
図11に詳述するように、ステップ9aで座標読取準備
確認処理手段READ_RYにより、入力ペン3aが一
定時間ペンダウン状態にあることを確認後、入力ペン3
aがペンアップされたことを検知し、このペンアップの
直前における入力ペン3aの指定座標を仮に確定座標と
して確定座標位置記憶部XPEN,YPENに記憶する。ステ
ップ9cは座標確定一次処理手段DEF1の起動、ステ
ップ9dは座標確定二次処理手段DEF2の起動であ
る。この手段DEF1、DEF2は、図12、図13に
詳述するように、前記した間欠操作の検出を実行するも
のである。座標確定一次処理手段DEF1は1回目のペ
ンダウン、ペンアップを、座標確定二次処理手段DEF
2はこれに連続した2回目のペンダウン、ペンアップを
検出し、最終的に座標確定二次処理手段DEF2は座標
確定二次フラグZDF2をONする。そして、このフラ
グZDF2は前記したように図7のステップ7bで判定
され、このときの確定された座標は、ステップ9bで仮
に確定し、確定座標位置記憶部XPEN,YPENに記憶した
座標となる。
取確定処理手段READ_ENDを示す処理フローチャ
ートであり、本実施例の主要部を構成する。この座標読
取確定処理手段READ_ENDは起動されることによ
り、まずステップ9aで座標読取準備確認処理手段RE
AD_RYを起動する。この手段READ_RYは、図
10に詳述するように、入力ペン3aが一定時間ペンダ
ウン状態にあることを確認し、座標が指定される状態で
あることを検出し、座標読取りの準備処理を実行する。
続く、ステップ9bでは確定座標位置セット処理手段P
OJ_SETを起動する。この手段POJ_SETは、
図11に詳述するように、ステップ9aで座標読取準備
確認処理手段READ_RYにより、入力ペン3aが一
定時間ペンダウン状態にあることを確認後、入力ペン3
aがペンアップされたことを検知し、このペンアップの
直前における入力ペン3aの指定座標を仮に確定座標と
して確定座標位置記憶部XPEN,YPENに記憶する。ステ
ップ9cは座標確定一次処理手段DEF1の起動、ステ
ップ9dは座標確定二次処理手段DEF2の起動であ
る。この手段DEF1、DEF2は、図12、図13に
詳述するように、前記した間欠操作の検出を実行するも
のである。座標確定一次処理手段DEF1は1回目のペ
ンダウン、ペンアップを、座標確定二次処理手段DEF
2はこれに連続した2回目のペンダウン、ペンアップを
検出し、最終的に座標確定二次処理手段DEF2は座標
確定二次フラグZDF2をONする。そして、このフラ
グZDF2は前記したように図7のステップ7bで判定
され、このときの確定された座標は、ステップ9bで仮
に確定し、確定座標位置記憶部XPEN,YPENに記憶した
座標となる。
【0041】以下、図10、図11、図12、図13を
参照し、各処理手段の詳細を説明する。図10は図9の
ステップ9aにて起動される座標読取準備確認処理手段
READ_RYの詳細を示したフローチャートである。
この手段READ_RYは、起動されることにより、ま
ずステップ10aで入力ペン3aがペンダウン状態か、
ペンアップ状態かを判定する。これは図6のステップ6
d、6hにてON、OFFされるペンダウンフラグPD
NFがONかOFFかの判定を実行することにより判定
する。ここで、このフラグPDNFがONでない、すな
わちペンダウン状態でなければ、本処理手段READ_
RYの処理は終了する。ペンダウン状態であれば、処理
をステップ10bへ移す。ステップ10bではペンダウ
ン状態が一定時間T1継続したか否かを判定する。これ
はこの時点におけるペンダウンが座標確定のための間欠
操作に伴うペンダウンなのか、あるいは座標指定に伴う
ペンダウンなのかを判定する処理であり、この実施例で
はこれをペンダウンが一定時間T1継続したか否かによ
って判定している。すなわち、ペンダウンが一定時間T
1に満たない継続であれば、これを間欠操作に伴うペン
ダウンと判定し、ペンダウンが一定時間T1以上の継続
であれば、これを座標指定に伴うペンダウンなのかを判
定する。これは図6のステップ6eで更新されるペンダ
ウン時間計測カウンタTDCの記憶内容が一定時間T1
以上か否かによって判定する。この時間T1は1秒以下
程度が望ましく、例えば0.5秒程度が選ばれる。
参照し、各処理手段の詳細を説明する。図10は図9の
ステップ9aにて起動される座標読取準備確認処理手段
READ_RYの詳細を示したフローチャートである。
この手段READ_RYは、起動されることにより、ま
ずステップ10aで入力ペン3aがペンダウン状態か、
ペンアップ状態かを判定する。これは図6のステップ6
d、6hにてON、OFFされるペンダウンフラグPD
NFがONかOFFかの判定を実行することにより判定
する。ここで、このフラグPDNFがONでない、すな
わちペンダウン状態でなければ、本処理手段READ_
RYの処理は終了する。ペンダウン状態であれば、処理
をステップ10bへ移す。ステップ10bではペンダウ
ン状態が一定時間T1継続したか否かを判定する。これ
はこの時点におけるペンダウンが座標確定のための間欠
操作に伴うペンダウンなのか、あるいは座標指定に伴う
ペンダウンなのかを判定する処理であり、この実施例で
はこれをペンダウンが一定時間T1継続したか否かによ
って判定している。すなわち、ペンダウンが一定時間T
1に満たない継続であれば、これを間欠操作に伴うペン
ダウンと判定し、ペンダウンが一定時間T1以上の継続
であれば、これを座標指定に伴うペンダウンなのかを判
定する。これは図6のステップ6eで更新されるペンダ
ウン時間計測カウンタTDCの記憶内容が一定時間T1
以上か否かによって判定する。この時間T1は1秒以下
程度が望ましく、例えば0.5秒程度が選ばれる。
【0042】ステップ10bにおいて、ペンダウン状態
が一定時間T1継続していなければ、本処理手段REA
D_RYの処理は終了する。一定時間T1継続していれ
ば、ステップ10cで座標読取準備フラグZRJFをO
Nし、入力ペン3aにより座標指定の状態であることを
記憶する。続いて、ステップ10dにより確定座標読取
完了フラグZREFをOFFし、ステップ10eで座標
確定一次フラグZDF1をOFFし、ステップ10fで
座標確定二次フラグZDF2をOFFする。このステッ
プ10d、10e、10fは、座標指定後に発生する間
欠操作を検出するための前準備処理である。
が一定時間T1継続していなければ、本処理手段REA
D_RYの処理は終了する。一定時間T1継続していれ
ば、ステップ10cで座標読取準備フラグZRJFをO
Nし、入力ペン3aにより座標指定の状態であることを
記憶する。続いて、ステップ10dにより確定座標読取
完了フラグZREFをOFFし、ステップ10eで座標
確定一次フラグZDF1をOFFし、ステップ10fで
座標確定二次フラグZDF2をOFFする。このステッ
プ10d、10e、10fは、座標指定後に発生する間
欠操作を検出するための前準備処理である。
【0043】図11は図9のステップ9bにて起動され
る確定座標位置セット処理手段POJ_SETの詳細を
示したフローチャートである。この手段POJ_SET
は、起動されることにより、まずステップ11aでペン
アップ処理指令フラグPUPFがONか否かを判定す
る。このフラグPUPFは、図6のステップ6gでO
N、すなわち入力ペン3aがペンダウン状態からペンア
ップになった時点でONにセットされるフラグであり、
この状態であることを記憶している。このフラグPUP
FがONでなければ、入力ペン3aはペンアップ状態、
あるいはペンダウン状態を維持していることであり、本
処理手段POJ_SETの処理は終了する。すなわち、
ペンダウン状態からペンアップ状態に変化した場合にの
み、以下の処理が実行される。ステップ11aにおい
て、ペンアップ処理指令フラグPUPFがONにセット
されていれば、処理をステップ11bヘ移す。このステ
ップ11bでは、座標読取準備フラグZRJFがONか
否かを判定する。このフラグZRJFは、図10のステ
ップ10cでセットされるものであり、入力ペン3aの
ペンダウン時間が一定時間T1継続したことによりON
にセットされるものである。したがって、これが継続し
ていなければ、本処理手段POJ_SETの処理は終了
する。座標読取準備フラグZRJFがON、すなわち入
力ペン3aのペンダウン時間が一定時間T1継続したこ
とにより、続くステップ11cで、図6のステップ6c
で現在のペン座標読取位置記憶部XREAD,YREADに記憶
された座標値が、確定座標位置記憶部XPEN,YPENに確
定座標として記憶される。すなわち、ステップ11a、
11bの判定条件から明らかなように、確定座標位置記
憶部XPEN,YPENには、ペンダウン状態が一定時間T1
以上継続し、その後ペンアップになった時点の座標値が
記憶される。ステップ11dでは確定座標読取完了フラ
グZREFをONし、確定座標位置記憶部XPEN,YPEN
に確定座標を記憶したことを記憶すると共に、ステップ
11eでは座標読取準備フラグZRJFをOFFとす
る。そして、次にステップ11fでは次回の準備のため
に、ペンアップ終了処理手段PENUP_Eを起動す
る。この手段PENUP_Eは、図14に示すように、
次回の処理のため、その起動によりステップ14aでペ
ンアップ処理指令フラグ14aをOFFし、続くステッ
プ14bでペンダウン時間計測カウンタTDCをクリア
する。
る確定座標位置セット処理手段POJ_SETの詳細を
示したフローチャートである。この手段POJ_SET
は、起動されることにより、まずステップ11aでペン
アップ処理指令フラグPUPFがONか否かを判定す
る。このフラグPUPFは、図6のステップ6gでO
N、すなわち入力ペン3aがペンダウン状態からペンア
ップになった時点でONにセットされるフラグであり、
この状態であることを記憶している。このフラグPUP
FがONでなければ、入力ペン3aはペンアップ状態、
あるいはペンダウン状態を維持していることであり、本
処理手段POJ_SETの処理は終了する。すなわち、
ペンダウン状態からペンアップ状態に変化した場合にの
み、以下の処理が実行される。ステップ11aにおい
て、ペンアップ処理指令フラグPUPFがONにセット
されていれば、処理をステップ11bヘ移す。このステ
ップ11bでは、座標読取準備フラグZRJFがONか
否かを判定する。このフラグZRJFは、図10のステ
ップ10cでセットされるものであり、入力ペン3aの
ペンダウン時間が一定時間T1継続したことによりON
にセットされるものである。したがって、これが継続し
ていなければ、本処理手段POJ_SETの処理は終了
する。座標読取準備フラグZRJFがON、すなわち入
力ペン3aのペンダウン時間が一定時間T1継続したこ
とにより、続くステップ11cで、図6のステップ6c
で現在のペン座標読取位置記憶部XREAD,YREADに記憶
された座標値が、確定座標位置記憶部XPEN,YPENに確
定座標として記憶される。すなわち、ステップ11a、
11bの判定条件から明らかなように、確定座標位置記
憶部XPEN,YPENには、ペンダウン状態が一定時間T1
以上継続し、その後ペンアップになった時点の座標値が
記憶される。ステップ11dでは確定座標読取完了フラ
グZREFをONし、確定座標位置記憶部XPEN,YPEN
に確定座標を記憶したことを記憶すると共に、ステップ
11eでは座標読取準備フラグZRJFをOFFとす
る。そして、次にステップ11fでは次回の準備のため
に、ペンアップ終了処理手段PENUP_Eを起動す
る。この手段PENUP_Eは、図14に示すように、
次回の処理のため、その起動によりステップ14aでペ
ンアップ処理指令フラグ14aをOFFし、続くステッ
プ14bでペンダウン時間計測カウンタTDCをクリア
する。
【0044】図12は図9のステップ9cにて起動され
る座標確定一次処理手段DEF1の詳細を示したフロー
チャートである。この手段DEF1は、前記したよう
に、間欠操作における1回目のペンダウン、ペンアップ
を検出する処理である。このDEF1は起動されること
により、まずステップ12aでペンアップ処理指令フラ
グPUPFがONか否かを判定する。このフラグPUP
Fは、図6のステップ6gでON、すなわち入力ペン3
aがペンダウン状態からペンアップになった時点でON
にセットされるフラグであり、この状態であることを記
憶している。このフラグPUPFがONでなければ、入
力ペン3aはペンアップ状態、あるいはペンダウン状態
を維持していることであり、本処理手段DEF1は終了
する。すなわち、ペンダウン状態からペンアップ状態に
変化した場合にのみ、以下の処理が実行される。ステッ
プ12aにおいて、ペンアップ処理指令フラグPUPF
がONにセットされていれば、処理をステップ12bへ
移す。ステップ12bでは、確定座標読取フラグZRE
FがONかを判定する。このフラグZREFは、図11
のステップ11dでONにセットされるものであり、確
定座標位置記憶部XPEN,YPENに確定座標が記憶される
ことによりONにセットされる。したがって、この記憶
部XPEN,YPENに確定座標がセットされていなければ、
本処理手段DEF1の処理は終了する。ペンアップ処理
指令フラグPUPFがON、すなわち入力ペン3aがペ
ンアップされ、しかも確定座標位置記憶部XPEN,YPEN
に確定座標が記憶されていることを条件として、続くス
テップ12cで、座標確定一次フラグZDF1をONす
る。これにより、間欠操作による1回目のペンダウン、
ペンアップの操作が実行されたことを記憶する。次に、
ステップ12dでは確定座標読取完了フラグZREFを
OFFし、次の操作の検出に備える。そして、ステップ
12eでは前記したペンアップ終了処理手段PENUP
_Eを起動実行し、ペンアップ処理指令フラグPUPF
をOFFし、ペンダウン時間計測カウンタTDCをクリ
アする。
る座標確定一次処理手段DEF1の詳細を示したフロー
チャートである。この手段DEF1は、前記したよう
に、間欠操作における1回目のペンダウン、ペンアップ
を検出する処理である。このDEF1は起動されること
により、まずステップ12aでペンアップ処理指令フラ
グPUPFがONか否かを判定する。このフラグPUP
Fは、図6のステップ6gでON、すなわち入力ペン3
aがペンダウン状態からペンアップになった時点でON
にセットされるフラグであり、この状態であることを記
憶している。このフラグPUPFがONでなければ、入
力ペン3aはペンアップ状態、あるいはペンダウン状態
を維持していることであり、本処理手段DEF1は終了
する。すなわち、ペンダウン状態からペンアップ状態に
変化した場合にのみ、以下の処理が実行される。ステッ
プ12aにおいて、ペンアップ処理指令フラグPUPF
がONにセットされていれば、処理をステップ12bへ
移す。ステップ12bでは、確定座標読取フラグZRE
FがONかを判定する。このフラグZREFは、図11
のステップ11dでONにセットされるものであり、確
定座標位置記憶部XPEN,YPENに確定座標が記憶される
ことによりONにセットされる。したがって、この記憶
部XPEN,YPENに確定座標がセットされていなければ、
本処理手段DEF1の処理は終了する。ペンアップ処理
指令フラグPUPFがON、すなわち入力ペン3aがペ
ンアップされ、しかも確定座標位置記憶部XPEN,YPEN
に確定座標が記憶されていることを条件として、続くス
テップ12cで、座標確定一次フラグZDF1をONす
る。これにより、間欠操作による1回目のペンダウン、
ペンアップの操作が実行されたことを記憶する。次に、
ステップ12dでは確定座標読取完了フラグZREFを
OFFし、次の操作の検出に備える。そして、ステップ
12eでは前記したペンアップ終了処理手段PENUP
_Eを起動実行し、ペンアップ処理指令フラグPUPF
をOFFし、ペンダウン時間計測カウンタTDCをクリ
アする。
【0045】図13は図9のステップ9dにて起動され
る座標確定二次処理手段DEF1の詳細を示したフロー
チャートである。この手段DEF2は、前記したよう
に、間欠操作における2回目のペンダウン、ペンアップ
を検出する処理である。この手段DEF2は起動される
ことにより、まずステップ13aでペンアップ処理指令
フラグPUPFがONか否かを判定する。このフラグP
UPFは、図6のステップ6gでON、すなわち入力ペ
ン3aがペンダウン状態からペンアップになった時点で
ONにセットされるフラグであり、この状態であること
を記憶している。このフラグPUPFがONでなけれ
ば、入力ペン3aはペンアップ状態、あるいはペンダウ
ン状態を維持していることであり、本処理手段DEF2
は終了する。すなわち、ペンダウン状態からペンアップ
状態に変化した場合にのみ、以下の処理が実行される。
ステップ12aにおいて、ペンアップ処理指令フラグP
UPFがONにセットされていれば、処理をステップ1
3bへ移す。このステップ13bでは、座標確定一次フ
ラグZDF1がONか否かを判定する。このフラグZD
F1は、図12のステップ12cでONにセットされる
ものであり、間欠操作における1回目のペンダウン、ペ
ンアップ操作が実行されることによりONにセットされ
る。したがって、1回目のペンダウン、ペンアップ操作
が実行されていなければ、本処理手段DEF2の処理は
終了する。ペンアップ処理指令フラグPUPFがON、
すなわち入力ペン3aがペンアップされ、しかも1回目
のペンダウン、ペンアップ操作が成されたことを条件と
して、続くステップ13cで、座標確定二次フラグZD
F2をONする。これにより、間欠操作による2回目の
ペンダウン、ペンアップの操作が実行されたことを記憶
する。次に、ステップ13dでは座標確定一次フラグZ
DF1をOFFし、次の操作の検出に備える。そして、
ステップ13eでは前記したペンアップ終了処理手段P
ENUP_Eを起動実行し、ペンアップ処理指令フラグ
PUPFをOFFし、ペンダウン時間計測カウンタTD
Cをクリアする。
る座標確定二次処理手段DEF1の詳細を示したフロー
チャートである。この手段DEF2は、前記したよう
に、間欠操作における2回目のペンダウン、ペンアップ
を検出する処理である。この手段DEF2は起動される
ことにより、まずステップ13aでペンアップ処理指令
フラグPUPFがONか否かを判定する。このフラグP
UPFは、図6のステップ6gでON、すなわち入力ペ
ン3aがペンダウン状態からペンアップになった時点で
ONにセットされるフラグであり、この状態であること
を記憶している。このフラグPUPFがONでなけれ
ば、入力ペン3aはペンアップ状態、あるいはペンダウ
ン状態を維持していることであり、本処理手段DEF2
は終了する。すなわち、ペンダウン状態からペンアップ
状態に変化した場合にのみ、以下の処理が実行される。
ステップ12aにおいて、ペンアップ処理指令フラグP
UPFがONにセットされていれば、処理をステップ1
3bへ移す。このステップ13bでは、座標確定一次フ
ラグZDF1がONか否かを判定する。このフラグZD
F1は、図12のステップ12cでONにセットされる
ものであり、間欠操作における1回目のペンダウン、ペ
ンアップ操作が実行されることによりONにセットされ
る。したがって、1回目のペンダウン、ペンアップ操作
が実行されていなければ、本処理手段DEF2の処理は
終了する。ペンアップ処理指令フラグPUPFがON、
すなわち入力ペン3aがペンアップされ、しかも1回目
のペンダウン、ペンアップ操作が成されたことを条件と
して、続くステップ13cで、座標確定二次フラグZD
F2をONする。これにより、間欠操作による2回目の
ペンダウン、ペンアップの操作が実行されたことを記憶
する。次に、ステップ13dでは座標確定一次フラグZ
DF1をOFFし、次の操作の検出に備える。そして、
ステップ13eでは前記したペンアップ終了処理手段P
ENUP_Eを起動実行し、ペンアップ処理指令フラグ
PUPFをOFFし、ペンダウン時間計測カウンタTD
Cをクリアする。
【0046】このように、図4に示したペン入力処理手
段PEN_INは、図6、図7、図8、図9、図10、
図11、図12、図13、図14に示す各処理手段の実
行を経て、図1に示した座標確定操作を実現する。そし
て、図4からも明らかなように、ペン入力処理手段PE
N_INは実行結果である確定座標記憶部XPEN,YPEN
の記憶内容を確定座標としてステップ4gに引き渡し、
ステップ4gでこの確定座標につき所定の処理がなされ
る。
段PEN_INは、図6、図7、図8、図9、図10、
図11、図12、図13、図14に示す各処理手段の実
行を経て、図1に示した座標確定操作を実現する。そし
て、図4からも明らかなように、ペン入力処理手段PE
N_INは実行結果である確定座標記憶部XPEN,YPEN
の記憶内容を確定座標としてステップ4gに引き渡し、
ステップ4gでこの確定座標につき所定の処理がなされ
る。
【0047】ここで、図1との対応につき、更に説明を
加えると、次の通りとなる。すなわち、図6のタイマ割
込処理手段T_INTは入力ペン3aのペンダウン状
態、ペンアップ状態を常時、例えば20ミリ秒程度の時
間間隔で監視し、ペンダウン状態であればペンダウンフ
ラグPDNFをONにセットし、ペンアップ状態であれ
ばペンダウンフラグPDNFをクリアする。そして、ペ
ンダウン状態であれば、その継続時間をペンダウン計測
カウンタTDCで計測する。また、ペンダウンからペン
アップに変化した場合には、ペンアップ処理指令フラグ
PUPFをセットし、これを記憶すると共に、ペンダウ
ンフラグPDNFをクリアする。このようにして、入力
ペン3aの状態は、常時監視される。
加えると、次の通りとなる。すなわち、図6のタイマ割
込処理手段T_INTは入力ペン3aのペンダウン状
態、ペンアップ状態を常時、例えば20ミリ秒程度の時
間間隔で監視し、ペンダウン状態であればペンダウンフ
ラグPDNFをONにセットし、ペンアップ状態であれ
ばペンダウンフラグPDNFをクリアする。そして、ペ
ンダウン状態であれば、その継続時間をペンダウン計測
カウンタTDCで計測する。また、ペンダウンからペン
アップに変化した場合には、ペンアップ処理指令フラグ
PUPFをセットし、これを記憶すると共に、ペンダウ
ンフラグPDNFをクリアする。このようにして、入力
ペン3aの状態は、常時監視される。
【0048】操作者が一定時間T1以上継続して入力ペ
ン3aをタブレットTBの座標指示面3bに接触させて
いると、図10に示した座標読取準備確認処理手段RE
AD_ENDはこれを確定座標の入力指示であると判定
し、ステップ10cで座標読取準備フラグZRJFをセ
ットして、確定座標の読み取りの準備をする。その後、
ペンアップが成されると、図11の確定座標位置セット
処理手段POJ_SETはこのペンアップのタイミング
でペンアップされた位置の座標をステップ11cで確定
座標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定座標として記憶す
る。そして、その後における短時間の1回目のペンダウ
ン、ペンアップを図12の座標確定一次処理手段DEF
1が検出して座標確定一次フラグZDF1をセットし、
続いて2回目のペンダウン、ペンアップを図13の座標
確定二次処理手段DEF2が検出すると、図13のステ
ップ13で座標確定二次フラグZDF2がセットされ、
確定座標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定座標として記
憶された座標が確定座標として確定する。
ン3aをタブレットTBの座標指示面3bに接触させて
いると、図10に示した座標読取準備確認処理手段RE
AD_ENDはこれを確定座標の入力指示であると判定
し、ステップ10cで座標読取準備フラグZRJFをセ
ットして、確定座標の読み取りの準備をする。その後、
ペンアップが成されると、図11の確定座標位置セット
処理手段POJ_SETはこのペンアップのタイミング
でペンアップされた位置の座標をステップ11cで確定
座標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定座標として記憶す
る。そして、その後における短時間の1回目のペンダウ
ン、ペンアップを図12の座標確定一次処理手段DEF
1が検出して座標確定一次フラグZDF1をセットし、
続いて2回目のペンダウン、ペンアップを図13の座標
確定二次処理手段DEF2が検出すると、図13のステ
ップ13で座標確定二次フラグZDF2がセットされ、
確定座標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定座標として記
憶された座標が確定座標として確定する。
【0049】座標指定のペンアップ後における仮確定座
標が適当でない場合、操作者は再度ペンダウンして所望
の座標を指定する。この時点においては、ペンダウンの
継続時間が長くなることから図10のステップ10dで
確定座標読取完了フラグZREFがクリアされ、確定座
標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定座標として記憶した
座標は無効となる。そして、次のペンアップ時点におけ
る座標位置が確定座標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定
座標として記憶する。そして、間欠操作が実行される
と、この座標が確定座標となる。
標が適当でない場合、操作者は再度ペンダウンして所望
の座標を指定する。この時点においては、ペンダウンの
継続時間が長くなることから図10のステップ10dで
確定座標読取完了フラグZREFがクリアされ、確定座
標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定座標として記憶した
座標は無効となる。そして、次のペンアップ時点におけ
る座標位置が確定座標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定
座標として記憶する。そして、間欠操作が実行される
と、この座標が確定座標となる。
【0050】また、座標指定のペンアップ後において、
1回目のペンダウン、ペンアップを実行後、仮確定座標
が適当でないことに気づいた場合、操作者は再度ペンダ
ウンして所望の座標を指定する。この時点においても、
ペンダウンの継続時間が長くなることから前記と同様、
仮確定座標は無効となり、次のペンアップ時点における
座標位置が確定座標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定座
標として記憶される。そして、間欠操作が実行される
と、この座標が確定座標となる。
1回目のペンダウン、ペンアップを実行後、仮確定座標
が適当でないことに気づいた場合、操作者は再度ペンダ
ウンして所望の座標を指定する。この時点においても、
ペンダウンの継続時間が長くなることから前記と同様、
仮確定座標は無効となり、次のペンアップ時点における
座標位置が確定座標位置記憶部XPEN,YPENに仮確定座
標として記憶される。そして、間欠操作が実行される
と、この座標が確定座標となる。
【0051】以上、実施例のようにすれば、タブレット
TB上で入力ペン3aにより所望の座標を指示し、ペン
アップすればその座標位置が確定されるべき座標として
記憶される。そしてその後、この座標を確定するために
は、タブレットTB上の任意の座標位置を、入力ペン3
aにより瞬時的に2回座標指定すると、前記記憶した確
定されるべき座標が、正式な確定座標となる。したがっ
て、座標の確定に当たり、確定すべき座標位置が微妙に
移動するといった不安定さがなく、所望の座標を正確に
確定することができる。また、確定すべき座標位置の指
定は、当該座標位置でペンアップするという、極めて容
易な操作で可能となる。更に、確定操作は、入力ペン3
aによりタブレットTB上を瞬時的に2回座標確定する
という極めて簡単な操作となり、しかもその位置はタブ
レットTB上であれば任意の位置でよく、制約条件がな
いことからその操作性を向上することができる。
TB上で入力ペン3aにより所望の座標を指示し、ペン
アップすればその座標位置が確定されるべき座標として
記憶される。そしてその後、この座標を確定するために
は、タブレットTB上の任意の座標位置を、入力ペン3
aにより瞬時的に2回座標指定すると、前記記憶した確
定されるべき座標が、正式な確定座標となる。したがっ
て、座標の確定に当たり、確定すべき座標位置が微妙に
移動するといった不安定さがなく、所望の座標を正確に
確定することができる。また、確定すべき座標位置の指
定は、当該座標位置でペンアップするという、極めて容
易な操作で可能となる。更に、確定操作は、入力ペン3
aによりタブレットTB上を瞬時的に2回座標確定する
という極めて簡単な操作となり、しかもその位置はタブ
レットTB上であれば任意の位置でよく、制約条件がな
いことからその操作性を向上することができる。
【0052】以上、実施例においては、指示した座標の
確定操作に当たり、入力ペン3aによりタブレットTB
上を予め定めた短時間内に瞬時的に2回座標指定する場
合について説明したが、この回数には制限はなく、3回
以上でもよく、また1回であってもよい。すなわち、本
発明は原理的には、一定時間継続して座標を指定後、座
標指定を解除すると、この解除した位置における座標が
仮確定座標位置となり、その後における予め定めた短時
間内の任意座標の指定に応答して、この仮確定座標位置
を確定座標とするものであり、座標確定に伴う短時間内
の任意座標の指定の回数は1回以上であればその回数に
制限はない。実施例において、2回と決定したのは、ユ
ーザの不用意な短時間の座標指定を想定したものであ
り、このような状況を考慮しなくてもよい場合において
は、必要最小限の1回であるのが操作上においても望ま
しい。
確定操作に当たり、入力ペン3aによりタブレットTB
上を予め定めた短時間内に瞬時的に2回座標指定する場
合について説明したが、この回数には制限はなく、3回
以上でもよく、また1回であってもよい。すなわち、本
発明は原理的には、一定時間継続して座標を指定後、座
標指定を解除すると、この解除した位置における座標が
仮確定座標位置となり、その後における予め定めた短時
間内の任意座標の指定に応答して、この仮確定座標位置
を確定座標とするものであり、座標確定に伴う短時間内
の任意座標の指定の回数は1回以上であればその回数に
制限はない。実施例において、2回と決定したのは、ユ
ーザの不用意な短時間の座標指定を想定したものであ
り、このような状況を考慮しなくてもよい場合において
は、必要最小限の1回であるのが操作上においても望ま
しい。
【0053】なお、実施例において、座標確定に伴う短
時間内の任意座標の指定を1回とするためには、図12
において座標確定一次フラグZDF1がONされたこと
により確定座標位置記憶部XPEN,YPENに記憶した座標
を確定座標とするようにすればよい。
時間内の任意座標の指定を1回とするためには、図12
において座標確定一次フラグZDF1がONされたこと
により確定座標位置記憶部XPEN,YPENに記憶した座標
を確定座標とするようにすればよい。
【0054】また、以上の実施例においては、座標指定
手段としてタブレットと入力ペンを用いた場合について
説明したが、本発明は離間した座標を不連続に指定可能
な同種の座標指定手段についてもその応用は可能であ
る。
手段としてタブレットと入力ペンを用いた場合について
説明したが、本発明は離間した座標を不連続に指定可能
な同種の座標指定手段についてもその応用は可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、座標を確定するに当たり、例えばスイッチ等
の押圧等の外力を作用させる必要がないため、指示座標
の確定に当たり、その操作性を向上することができる。
によれば、座標を確定するに当たり、例えばスイッチ等
の押圧等の外力を作用させる必要がないため、指示座標
の確定に当たり、その操作性を向上することができる。
【0056】また、所望の座標の確定が極めて容易とな
り、安定して所望の座標を確定することができ、更に安
定して所望の座標をより正確に確定できる。
り、安定して所望の座標を確定することができ、更に安
定して所望の座標をより正確に確定できる。
【図1】本発明の一実施例の操作形態を説明するための
説明図である。
説明図である。
【図2】本発明の一実施例の全体のハードウエア構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例として採用した座標入力手段
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】実施例の全体の概略処理を示すフローチャート
である。
である。
【図5】図4に示す処理を実行するに必要な各種一時記
憶部の構成を示すメモリ構成図である。
憶部の構成を示すメモリ構成図である。
【図6】タイマ割込処理手段の一例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】ペン入力処理手段の一例を示すフローチャート
である。
である。
【図8】ペン状態初期化処理手段の一例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図9】座標読取確定処理手段の一例を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】座標読取準備確認処理手段の一例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図11】確定座標位置セット処理手段の一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】座標確定一次処理手段の一例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】座標確定二次処理手段の一例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図14】ペンアップ終了処理手段の一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
2d…表示装置、SC…表示画面、CS…カーソル、3
a,3b…座標入力手段を構成する入力ペン,タブレッ
ト、PDNF…ペンダウンフラグ、ZRJF…座標読取
準備フラグ、ZREF…確定座標読取完了フラグ、ZD
F1…座標確定一次フラグ、ZDF2…座標確定二次フ
ラグ、TDC…ペンダウン時間計測カウンタ、XREAD,
YREAD…ペン座標読取位置記憶部、XPEN,YPEN…確定
座標位置記憶部、PUPF…ペンアップ処理指令フラ
グ、MAIN…主処理手段、T_INT…タイマ割込処
理手段、PEN_IN…ペン入力処理手段、PEN_I
NT…ペン状態初期化処理手段、READ_END…座
標読取確定処理手段、READ_RY…座標読取準備確
認処理手段、POJ_SET…確定座標位置セット処理
手段、DEF1…座標確定一次処理手段、DEF2…座
標確定二次処理手段、PENUP_E…ペンアップ終了
処理手段
a,3b…座標入力手段を構成する入力ペン,タブレッ
ト、PDNF…ペンダウンフラグ、ZRJF…座標読取
準備フラグ、ZREF…確定座標読取完了フラグ、ZD
F1…座標確定一次フラグ、ZDF2…座標確定二次フ
ラグ、TDC…ペンダウン時間計測カウンタ、XREAD,
YREAD…ペン座標読取位置記憶部、XPEN,YPEN…確定
座標位置記憶部、PUPF…ペンアップ処理指令フラ
グ、MAIN…主処理手段、T_INT…タイマ割込処
理手段、PEN_IN…ペン入力処理手段、PEN_I
NT…ペン状態初期化処理手段、READ_END…座
標読取確定処理手段、READ_RY…座標読取準備確
認処理手段、POJ_SET…確定座標位置セット処理
手段、DEF1…座標確定一次処理手段、DEF2…座
標確定二次処理手段、PENUP_E…ペンアップ終了
処理手段
Claims (4)
- 【請求項1】表示装置の表示画面に対応した座標入力装
置によって前記表示装置に表示されるカーソルを移動制
御し座標を確定する座標入力方法において、 前記座標入力装置により指示された座標位置を第一の記
憶手段に格納し、 前記第一の記憶手段に格納された座標位置を前記表示装
置の表示画面の対応する位置に表示し、 座標指定を行なっている前記座標入力装置の移動が一定
時間以上継続して停止されたことを検出したことによ
り、前記座標入力装置による座標指定を解除し、 前記解除された際に指定されていた座標を仮確定座標と
して第二の記憶手段に格納し、 座標指定の解除後の前記座標入力装置による一定時間内
の入力により前記第二の記憶手段に格納した前記仮確定
座標を確定座標することを特徴とする座標入力方法。 - 【請求項2】離間した座標を不連続に指定可能な座標指
定手段による任意の座標位置の指定により、対応する表
示画面上の対応座標位置にカーソルを移動制御する座標
入力方法において、 前記座標指定手段による予め定めた時間以上の連続した
座標指定後における座標指定の解除を検出し、 当該検出に応答して、前記座標指定の解除時における指
定座標を仮確定座標として記憶し、 前記座標指定手段による予め定めた時間内における座標
指定入力を検出し、 当該検出に応答して前記記憶した仮確定座標を確定座標
とすることを特徴とする座標入力方法。 - 【請求項3】座標入力装置と、 前記座標入力装置による座標指示を検出する検出手段
と、 前記検出手段が検出した座標位置を格納する第一の記憶
手段と、 前記第一の記憶手段に格納された座標位置に対応する表
示画面上の位置にカーソルを表示する表示装置と、 座標位置を格納する第二の記憶手段と、 前記検出手段が座標指定中の前記座標入力装置の移動が
一定時間停止していることを検出したあと前記座標入力
装置の座標指定が解除された場合に解除される際に指定
されていた座標位置を仮確定座標として前記第二の記憶
手段に格納し、前記検出手段が座標指定の解除の後に前
記座標入力装置による一定時間内の座標入力を検出した
場合に前記第二の記憶手段に格納した前記仮座標を確定
座標とする制御手段を有することを特徴とする座標入力
装置。 - 【請求項4】離間した座標を不連続に指定可能な座標指
定手段による任意の座標位置の指定により、対応する表
示画面上の対応座標位置にカーソルを移動制御する座標
移動制御手段を備えたものにおいて、 前記座標指定手段による予め定めた時間以上の連続した
座標指定後における座標指定の解除を検出する検出手段
と、 当該検出に応答して、前記座標指定の解除時における指
定座標を仮確定座標として記憶する記憶手段と、 前記座標指定手段による予め定めた時間内における座標
指定入力を検出する座標短時間指定検出手段と、 当該検出に応答して前記記憶した仮確定座標を確定座標
とする座標確定手段とを具備して成ることを特徴とする
座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05475292A JP3407309B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 座標入力方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05475292A JP3407309B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 座標入力方法及び装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH05257605A JPH05257605A (ja) | 1993-10-08 |
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JP (1) | JP3407309B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP05475292A patent/JP3407309B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH05257605A (ja) | 1993-10-08 |
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