JPH0534038Y2 - - Google Patents

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JPH0534038Y2
JPH0534038Y2 JP1989056769U JP5676989U JPH0534038Y2 JP H0534038 Y2 JPH0534038 Y2 JP H0534038Y2 JP 1989056769 U JP1989056769 U JP 1989056769U JP 5676989 U JP5676989 U JP 5676989U JP H0534038 Y2 JPH0534038 Y2 JP H0534038Y2
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track ball
switch
keyboard
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ラツプトツプコンピユータの周辺装
置に係わり、特に位置入力装置に関する。
[従来の技術] コンピユータを用いて特に画像処理などを行う
場合には、表示装置上のカーソルを素早く操作
し、命令を入力したいとの要請がある。そこで、
従来から第6図に示されるように、コンピユータ
31には、データを入力するためのキーボード3
2の他に、デイスプレイ33上のカーソルを操作
するためにポインテイングデバイス(位置入力装
置)としてのマウス34をケーブル40にて接続
し、マウス34に備えられたコントロールキー3
5,36によつて命令の入力を行つていた。この
マウス34は一部が底面から突出した回転自在な
ボール状体(トラツクボール)を有し、机50等
の平面上にてマウス34を移動操作することによ
り、ボール状体が回転し、その回転量と方向を回
転センサにより検出し、カーソルの座標値を得る
ことができるものであつて、このマウス34を使
うことでカーソルの素早い操作が可能となる。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記のような構成によるコンピユー
タ31においては、マウス34を机50上等の平
面上で操作する必要がある。そのため、特にラツ
プトツプタイプのようなコンピユータに、このよ
うなマウスを用いたのでは、ラツプトツプタイプ
の大きな特性である狭い場所、あるいは平面状で
はない所(例えば、膝の上)にても使用できると
いう特性が損なわれる。また、マウスを外付けと
することは、ラツプトツプタイプのコンピユータ
の持つコンパクト性を失わせて、持運びを不便な
ものにしていた。
なお、デスクトツプタイプのコンピユータ等に
用いられるキーボード上にトラツクボールを設け
ることが、例えば、特開昭62−165232号公報、実
開昭63−135423号公報等に示されている。しかし
ながら、これらの公報に示される装置は、トラツ
クボールを操作しながら操作されるスイツチの配
置には何等の工夫が成されていないため、3本の
指を合理的に素早く動かせるようになつておら
ず、操作性で難点がある。
本考案は、上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、ラツプトツプコンピユータの特
性である使用場所を選ばないことや、移動の容易
性等を損なうことなく、素早くカーソルを操作
し、かつ命令等の処理命令を入力することができ
る位置入力装置を備えたラツプトツプコンピユー
タを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本考案は、データ
を入力するためのキーボードと、デイスプレイ上
に表示されたデータの入力位置を移動操作するト
ラツクボールおよび該データの処理命令を入力す
るスイツチからなる位置入力装置とを備えたラツ
プトツプコンピユータにおいて、前記トラツクボ
ールをキーボードの周辺にキーボードと一体的に
設けると共に、前記スイツチを同トラツクボール
に近接して配置し、前記スイツチの全てをトラツ
クボールの中心位置よりも手前側に設け、かつ、
命令選択スイツチはトラツクボール上に人指し指
と中指を添えた時に親指位置に、命令実行スイツ
チは小指位置に、命令中断スイツチは薬指位置に
配置したものである。
[作用] 上記の構成によれば、マウス等の位置入力装置
を外付けすることなく、片手にてトラツクボール
を操作してカーソルを移動し、かつ、同時に、各
種スイツチを操作して命令等の処理を入力するこ
とができる。しかも、トラツクボールに人差し指
と中指を添えて操作する時に、使用頻度の最も高
い命令選択スイツチを一番力の入れ易い親指で、
次に使用頻度の高い命令実行スイツチを次に力の
入れ易い小指で、最も使用頻度の低い命令中断ス
イツチを最も力の入れ難い薬指で操作することが
できる。
[実施例] 以下、本考案の前提となる構成について第1
図、第2図を参照して説明する。第1図は位置入
力装置を装備したラツプトツプコンピユータを、
第2図は同位置入力装置の機構を示す。
ラツプトツプコンピユータ1はデータ入力装置
であるキーボード2と、このデータを表示するデ
イスプレイ3とを備え、さらに、キーボード2に
近接した右手上部には、位置入力装置を形成する
一部が穴部より突出するように保持されたトラツ
クボール4がキーボードと一体的に設けられてい
る。また、キーボード右側面部の、上記のように
設置されたトラツクボール4から片手の範囲内
に、コントロールキスイツチ5,6および7が設
けれている。これらのスイツチ5,6および7
は、それぞれ画面に表示された命令を選択ための
プツシユスイツチ、命令を実行させるためのプッ
シユスイツチ、命令を中止するためのプツシユス
イツチなどの機能を有したものである。
位置入力装置は、第2図に示されているように
回転自在に保持されたトラツクボール4と、この
トラツクボールに摺接し同ボールを保持する3つ
のローラ部材8,9,10と、これらローラ部材
の内、部材8,9の軸の端部にそれぞれ固定され
たX方向回転板11およびY方向回転板12と、
これらX方向ローラ11およびY方向ローラ12
に対向して設けられ、それらの回転角を光学的手
法などにより検出するX方向センサ13およびY
方向センサ14とから構成されている。
次に、上記構成の動作を第3図と共に説明す
る。
右手Hの親指をトラツクボール4に起き、中指
をプツシユスイツチ5、薬指をプツシユスイツチ
6、小指をプツシユスイツチ7(第3図では図示
なし)に置くような手の形を作る。親指でトラツ
クボール4を回転させると、トラツクボール4の
回転角は第2図に示した構成でなるX方向センサ
13、Y方向センサ14にて検出され、この検出
された信号に基づいてX座標成分、Y座標成分の
値がそれぞれ読取られて、カーソルのデイスプレ
イ3上の座標位置が決定される。いま、CAD等
の画像処理を行うソフトウエアを実行中で、デイ
スプレイ3上に直線を引くものとすると、トラツ
クボール4を親指で回転させてカーソルを動かせ
て直線作図命令を示すシンボルに重ねて、プツシ
ユスイツチ5を中指でクリツクさせる。これで直
線作図命令が選択されたので、トラツクボール4
を親指で回転させてカーソルを所望の直線の始点
(これをAとする)に動かし、再びプツシユスイ
ツチ5をクリツクさせる。次に、カーソルを直線
の終点(これをBとする)に移動させ、プツシユ
スイツチ6を薬指でクリツクさせるとAを始点、
Bを終点とする直線がデイスプレイ3上に作図さ
れる。この直線命令を中断したいときはプツシユ
スイツチ7を小指にてクリツクさせることによつ
て行う。このようにして、マウスを外付けするこ
となく、片手にてカーソルを素早く操作させ、か
つ命令処理を入力することができる。
上記前提を基に、以下に本考案の実施例による
構成について第4図に示し、その動作について第
5図を参照して説明する。
本実施例では、トラツクボール24とコントロ
ールスイツチ15,16,17とが、ラツプトツ
プコンピユータ21のキーボード22の右上部に
ボードと同一平面上に配置されており、さらに、
右手Hの中心線とトラツクボール24の中心とを
結ぶ直線に対して90度をなす線上の右方位置にプ
ツシユスイツチ17が、45度をなす線上の左右手
前側位置にプツシユスイツチ15,16が配され
ている。そして、各スイツチの配置は、トラツク
ボール24に人差し指と中指を添えて操作する時
に、使用頻度の最も高い命令選択スイツチ15を
親指で、次に使用頻度の高い命令実行スイツチ1
6を小指で、最も使用頻度の低い命令中断スイツ
チ17を薬指で操作できるような関係にしてい
る。
この位置入力装置を操作するときは、第5図に
示されているように、右手Hの人指し指および中
指でトラツクボール24を回転させてカーソルを
移動させ、命令を選ぶ時は一番力の入れ易い親指
でプツシユスイツチ15をクリツクさせ、命令を
実行する時はプツシユスイツチ16を次に力の入
れ易い小指でクリツクさせ、命令を中断する時は
プツシユスイツチ17を最も力の入れ難い薬指で
クリツクさせる。かくして、片手であつても素早
く位置入力操作を行うことができる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、マウス等の位置
入力装置を外付けすることなく、キーボードと一
体的にマウス相当の位置入力装置を設けたので、
片手にて素早くカーソルを操作し、かつ命令処理
を入力する。したがつて、ラツプトツプコンピユ
ータの特性である使用場所が机上等に限られるこ
とがなくなり、かつ、携帯に便利であるという優
れた特性を損なうことなく位置入力操作を行うこ
とができる。しかも、人差し指および中指でトラ
ツクボールを回転させてカーソルを移動させ、使
用頻度の高い命令選択スイツチを一番力の入れ易
い親指でクリツクし、次に使用頻度の高い命令実
行スイツチを次に力の入れ易い小指でクリツク
し、使用頻度の低い命令中スイツチを最も力の入
れ難い薬指でクリツクするので、片手であつても
素早く合理的に位置入力操作を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の前提となる位置入力装置を装
備したラツプトツプコンピユータの概略斜視図、
第2図は前記位置入力装置の機構を示す概略斜視
図、第3図は前記位置入力装置の操作要領を説明
するための平面図、第4図は本考案の実施例によ
る位置入力装置の平面図、第5図は同装置の操作
要領を説明するための平面図、第6図は従来のマ
ウスを接続したラツプトツプコンピユータの概略
斜視図である。 21……ラツプトツプコンピユータ、22……
キーボード、3……デイスプレイ、24……トラ
ツクボール、15,16,17……コントロール
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 データを入力するためのキーボードと、デイス
    プレイ上に表示されたデータの入力位置を移動操
    作するトラツクボールおよび該データの処理命令
    を入力するスイツチからなる位置入力装置とを備
    えたラツプトツプコンピユータにおいて、 前記トラツクボールをキーボードの周辺にキー
    ボードと一体的に設けると共に、前記スイツチを
    同トラツクボールに近接して配置し、前記スイツ
    チの全てをトラツクボールの中心位置よりも手前
    側に設け、かつ、命令選択スイツチはトラツクボ
    ール上に人指し指と中指を添えた時に親指位置
    に、命令実行スイツチは小指位置に、命令中断ス
    イツチは薬指位置に配置したことを特徴とするラ
    ツプトツプコンピユータ。
JP1989056769U 1989-05-17 1989-05-17 Expired - Lifetime JPH0534038Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989056769U JPH0534038Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17

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JPH02149437U JPH02149437U (ja) 1990-12-20
JPH0534038Y2 true JPH0534038Y2 (ja) 1993-08-30

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ID=31580891

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62165232A (ja) * 1986-01-17 1987-07-21 Mitsubishi Electric Corp キ−入力装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135423U (ja) * 1987-02-23 1988-09-06
JPS63135431U (ja) * 1987-02-26 1988-09-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62165232A (ja) * 1986-01-17 1987-07-21 Mitsubishi Electric Corp キ−入力装置

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JPH02149437U (ja) 1990-12-20

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