JP3909368B2 - ポインティングディバイス - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はポインティングディバイスに関するものである。
近年、コンピュータ等の情報処理装置には、グラフィカルなユーザインターフェイスをもったオペーレーティングシステムを有するものも多く、従来のキャラクタベースのインターフェイスを持つものより使いやすさ、分かりやすさという面での優位性が認識されつつある。
【0002】
かかるグラフィカルインターフェイスを備えた情報処理装置への入力手段としては、画面上の任意の点を位置をポイントするための、マウス、トラックボール、ライトペン、ジョイスティック等のポインティングディバイスが使用される。
【0003】
【従来の技術】
ポインティングディバイスとしては、従来、マウス装置が多用されているが、ノートパソコン等、携帯型あるいは小型の情報処理装置においては、操作空間が必要なために、あまり使用されることはなく、装置組み込み型のポインティングディバイスが多用される。この種のポインティングディバイスとしては、装置内に回転自在に保持された回転操作体の装置表面からの露出部を回転操作し、該回転操作体の回転角度をエンコーダ部により検出するように構成されるトラックボールがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、トラックボールは、回転操作体を操作するための面積が回転操作体の表面積に比べて小さく、回転操作体を思い通りに操作するには、指先に微妙な力加減が必要となるという欠点を有するもので、加えて、装置の薄型化に伴って回転操作体の大きさを小さくすると、さらに、操作性が悪くなるという欠点を有する。すなわち、小型の回転操作体を使用した場合には、微少な回転角の操作を行うための回転操作体への回転操作量は微少なものとなり、指先に微妙な力加減が必要となり、この現象を回避するために、回転角に対する表示面上でのポイント移動量を小さくした場合には、隔たった位置にポイントを移動するのに、回転操作体の回転操作数を増加させなければならなくなる。
【0005】
本発明は以上の欠点を解消すべくなされたものであって、操作性の良好なポインティングディバイスの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、図1に示すように、
球状の回転操作体10と、
前記回転操作体10の回転角度を検出するエンコーダ部30と、
細長直方体形状であり、その一方の端部寄りに前記回転操作体10が組み込まれ、前記回転操作体10の回転操作を可能とするために該回転操作体10を露出した第1の箇所と、微細な操作時に前記第1の箇所での該回転操作体10の露出部と共に指で挟んで操作可能とするために該第1の箇所と対向する位置で該回転操作体10を露出した第2の箇所とを有する保持体20と、
を備えたことを特徴とするポインティングディバイスを提供することにより達成される。
【0007】
【作用】
本発明において、操作用の回転操作体10は、保持体20の対向する第1の箇所と第2の箇所から表面を露出させた状態で装着されており、回転操作体10を指で摘んだ微細な操作を可能とする。また、保持体20が薄くなった場合にも、一定程度の大きさを確保することが可能となり、操作性の向上が図られる。
【0008】
【実施例】
図1に本発明の参考例を示す。図示の例は、ノートパソコン等の携帯型情報処理装置に適用された場合を示すもので、情報処理装置40は、キーボードマトリックスが表面に形成された本体41と、本体41に回動操作可能に装着されるディスプレイ部42とから構成される。
【0009】
ディスプレイ部42は、液晶等の表示素子、およびそのドライブ回路をカバー体により覆って形成され、該カバー体を保持体20として球状の回転操作体10が回転操作可能に装着される。この回転操作体10は、ディスプレイ部42の表裏両面からその一部が露出した状態で装着される。回転操作体10の装着位置は、表示面に干渉しない位置に任意に設定可能であるが、望ましくは、指で上下を摘むことが容易なように、ディスプレイ部42の辺縁部に配置される。
【0010】
さらに、ディスプレイ部42は、上記回転操作体10の回転角を検出するためのエンコーダ部30を備える。エンコーダ部30としては、回転角度検出用として提供されている種々の周知の構成を採用することが可能である。
【0011】
なお、以上の参考例においては、情報処理装置40のディスプレイ部42側にポインティングディバイスを組み込む場合を示したが、本体41側に組み込むことも可能であり、この場合、未使用時においては保持体20を本体41側に折り畳むことができるように構成することも可能である。
【0012】
図2に本発明の実施例を示す。この実施例は、情報処理装置40に組み込むことなく、単体のポインティングディバイスとして構成した場合を示すもので、保持体20は、握り易さを考慮して細長直方体状に形成され、保持体20の辺縁には、クリックボタン43が配置される。回転操作体10は、表面部の一部を保持体20の表裏面から露出された状態で保持体20に組み込まれており、該回転操作体10を指で挟み付けて操作することにより、図示しないエンコーダ部30により回転角が検出される。なお、図2において44は装置40に接続するための接続コードを示す。
【0013】
したがってこの実施例において、保持体20を握った状態で通常のマウス装置40のように机上等を移動させることによる操作も可能であり、さらに、回転操作体10の上下を指で挟んだ操作も可能となり、使い勝手の融通性を向上させることができる。
【0014】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、回転操作体の対向部位を指で挟んだ状態での操作が可能となるので、ポインティング操作性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例を示す図で、(a)は側面図、(b)は要部断面図である。
【図2】 本発明の実施例を示す図で、(a)は全体斜視図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
10 回転操作体
20 保持体
30 エンコーダ部
Claims (3)
- 球状の回転操作体と、
前記回転操作体の回転角度を検出するエンコーダ部と、
細長直方体形状であり、その一方の端部寄りに前記回転操作体が組み込まれ、前記回転操作体の回転操作を可能とするために該回転操作体を露出した第1の箇所と、微細な操作時に前記第1の箇所での該回転操作体の露出部と共に指で挟んで操作可能とするために該第1の箇所と対向する位置で該回転操作体を露出した第2の箇所とを有する保持体と、
を備えたことを特徴とするポインティングディバイス。 - 前記2箇所は前記保持体の表裏の位置であることを特徴とする前記請求項1記載のポインティングディバイス。
- 前記保持体の辺縁に設けられた操作ボタンを備えたことを特徴とする前記請求項1または2記載のポインティングディバイス。
Priority Applications (1)
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JP2002305154A JP3909368B2 (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | ポインティングディバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002305154A JP3909368B2 (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | ポインティングディバイス |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24787994A Division JP3398229B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | ポインティングディバイスおよび情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003122499A JP2003122499A (ja) | 2003-04-25 |
JP3909368B2 true JP3909368B2 (ja) | 2007-04-25 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3909368B2 (ja) |
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JP4311254B2 (ja) | 2004-03-31 | 2009-08-12 | 日本電気株式会社 | 携帯型電子機器 |
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2002
- 2002-10-18 JP JP2002305154A patent/JP3909368B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2003122499A (ja) | 2003-04-25 |
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