JPS6159805A - 電磁線輪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁場発生装置に係シ、特に、核融合装置の数
条巻きコイルの不整磁場を極小とするのに好適な電磁線
輪に関する。

〔発明の背景〕

一般に磁場によってプラズマを閉じ込める方式の核融合
装置では、強磁場を発生させるコイルを核融合装置内に
配置し、プラズマ特性を向上させるために不整磁場を極
小とする必要がある。

第３図に示す二条巻きのコイルは、コイル中心軸に対し
一層目、二層目に２８，２ｂを配して二条巻きしたもの
であるが、コイルを展開した時の電流Ｉ＊　、Ｉ２は、
第４図、第５図に示すように、それぞれＩＩＸ　ｇ　Ｉ
ｔア、　Ｉ２ｘ　１　Ｉｚア成分に分けられる。この場
合、コイル全体の電流Ｉｚ＋Ｉｚは、１１、＋Ｉ２−と
１凰、＋Ｉｚｙの二方向になる。

コイルとして必要とされる電流方向は、コイル中心軸に
対する垂直平面上の電流成分工１□＋Ｉ２１１だけであ
り、コイル中心軸方向の電流成分工１．＋Ｉ２．は、不
整磁場を引き起こす要因となる。従って、第４図に示す
ように、一層目と二層目を二条巻きとしたコイルは、満
足なプラズマ特性を得ることが出来ない欠点がある。

またー、二層目を二条巻きしても、さらに三。

四層目を二条巻きし−、二ノー目と段落しが逆方向にな
るように巻くことも考えられるが、この場合、径方向に
四層ピッチで巻くことが必要で、寸法的制約の厳しい高
占積率の磁場発生装置の場合には対応がむずかしく、採
用することが出来ない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、二条巻ねコイルの場合の不整磁場を極
小とした、電磁線輪を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明はコイル中心軸方向に二条巻きとじ一層目と二層
目では段落し方向が逆方向となるように巻いたことを特
徴とする。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図によシ説明す
る。

本発明の実施例が従来例と異なるところは、コイル中心
軸方向に１ａ、２ａを二条巻きとしさらに径方向の一層
目と二層目では段落し方向が逆になるように巻いている
。このため、電流成分は、一層目丁ｌは、Ｉ’ｌｘ　Ｉ
　ＩＩア、Ｉ２は、１２ｘ　＋　Ｉｚｙ二層目Ｉ＋は−
ＩＩＸＩ　　Ｉｌｙ、１２はＮ　　Ｉ２ｚ　　＋−■２
．に分けられる。従って、このコイルの電流Ｉ＋＋Ｉｚ
は、２　Ｉｔ　ｘ　＋　２　Ｉ２　ｘとなシ、コイル中
心軸方向の電流成分エアは、打ち消されてＯとなる。

この結果、コイル中心軸に対して垂直平面上を流れる電
流Ｉ８だけを得ることが出来るため不整磁場を極小とし
た電磁線輪となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、コイル中心軸に対して垂直平面上だけ
の電流を得ることが出来る。従って、不整磁場を極小と
し満足のいくプラズマ特性が得られる。さらに、本発明
は、径方向に寸法的制約があっても二層ピッチで寸法に
対応して前記効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の内周側（一層目）のコイル展開図、
第２図は、同上外周側（二層目）のコイル展開図、第３
図は、従来の斜視図、第４図は、第３図の内周側（一層
目）展開図、第５図は、第３図の外周側（二層目）展開
図である。 １　ａ、２ａ、ｌｂ、２ｂ・・　ｒイル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、口出し線およびリード線を介してコイルに電流を流
   して磁場を発生させる磁場発生装置で、直列および並列
   回路を可能とした数条巻きのコイルにおいて、 前記コイルの中心軸方向に数条巻きとし、一層目と二層
   目の段落し方向を逆にしたことを特徴とする電磁線輪。