JPH0550843B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0550843B2 JPH0550843B2 JP60014270A JP1427085A JPH0550843B2 JP H0550843 B2 JPH0550843 B2 JP H0550843B2 JP 60014270 A JP60014270 A JP 60014270A JP 1427085 A JP1427085 A JP 1427085A JP H0550843 B2 JPH0550843 B2 JP H0550843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular core
- secondary winding
- conductor
- circumferential surface
- current transformer
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 32
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 26
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 10
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/20—Instruments transformers
- H01F38/22—Instruments transformers for single phase ac
- H01F38/28—Current transformers
- H01F38/30—Constructions
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/20—Instruments transformers
- H01F38/22—Instruments transformers for single phase ac
- H01F38/28—Current transformers
- H01F38/30—Constructions
- H01F2038/305—Constructions with toroidal magnetic core
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は2次巻線の配置を改良した変流器に関
する。
する。
一般に変流器は、環状鉄心に2次巻線を巻回
し、環状鉄心内に挿通した1次導体に流れる電流
の磁束は、環状鉄心内を循環する。磁束は2次巻
線で誘起電圧に変更され、電流として検出され
る。検出電流の大小は、磁束の大小に比例する。
このため、環状鉄心内を循環する磁束が漏洩しな
ければ、1次導体の電流を誤差なく正確に2次巻
線で検出できる。
し、環状鉄心内に挿通した1次導体に流れる電流
の磁束は、環状鉄心内を循環する。磁束は2次巻
線で誘起電圧に変更され、電流として検出され
る。検出電流の大小は、磁束の大小に比例する。
このため、環状鉄心内を循環する磁束が漏洩しな
ければ、1次導体の電流を誤差なく正確に2次巻
線で検出できる。
しかしながら、環状鉄心に2次巻線を巻回する
時、たとえば特開昭55−162211号公報の第3図に
示すように、環状鉄心の外周側の2次巻線と2次
巻線との外周間〓は、内周面側の2次巻線と2次
巻線との間の内周間〓より大きく形成され、外周
間〓より磁束が環状鉄心外に漏洩し、一次導体の
電流は2次巻線で正確に測定できず誤差を生ず
る。また内周面側で2次巻線を巻回する巻回長が
外周面側のそれより、大幅に短く、2次巻線を多
く巻回するには、巻回した2次巻線に絶縁部材を
介して更に2次巻線を積み重ねて巻回するか、或
いは環状鉄心を大形化するか、いずれにしても変
流器の大形化は避けることができなかつた。
時、たとえば特開昭55−162211号公報の第3図に
示すように、環状鉄心の外周側の2次巻線と2次
巻線との外周間〓は、内周面側の2次巻線と2次
巻線との間の内周間〓より大きく形成され、外周
間〓より磁束が環状鉄心外に漏洩し、一次導体の
電流は2次巻線で正確に測定できず誤差を生ず
る。また内周面側で2次巻線を巻回する巻回長が
外周面側のそれより、大幅に短く、2次巻線を多
く巻回するには、巻回した2次巻線に絶縁部材を
介して更に2次巻線を積み重ねて巻回するか、或
いは環状鉄心を大形化するか、いずれにしても変
流器の大形化は避けることができなかつた。
本発明の目的は、検出電流の誤差を少なくして
正確に電流を検出できる変流器を提供することに
ある。
正確に電流を検出できる変流器を提供することに
ある。
本発明の変流器は、環状鉄心に2次巻線を巻回
した変流器において、前記2次巻線の断面積を縦
部の寸法が縦部の略直角方向の幅部の寸法より長
い形状の長丈状導体を環状鉄心に巻回する時に、
前記環状鉄心外周面に幅部を接触させて複数の縦
部同志を互いに周方向に沿つて対向配置し、前記
長丈状導体を山部を形成するようにして変形し
て、縦部の一方側頂点が環状鉄心内周面に接触す
るように巻回し、複数の縦部の一方側頂点を環状
鉄心内周面の周方向に沿つて配置した2次巻線に
ある。
した変流器において、前記2次巻線の断面積を縦
部の寸法が縦部の略直角方向の幅部の寸法より長
い形状の長丈状導体を環状鉄心に巻回する時に、
前記環状鉄心外周面に幅部を接触させて複数の縦
部同志を互いに周方向に沿つて対向配置し、前記
長丈状導体を山部を形成するようにして変形し
て、縦部の一方側頂点が環状鉄心内周面に接触す
るように巻回し、複数の縦部の一方側頂点を環状
鉄心内周面の周方向に沿つて配置した2次巻線に
ある。
この結果、内周面側および外周面側で幅部同志
を互いに重なり合うよう配置すると共に、外周面
側に配置した縦部と縦部との間の間〓を縮少で
き、環状鉄心外に漏洩する漏洩磁束をより少なく
して、一次導体の電流を2次巻線でより正確に検
出することができるようになつた。
を互いに重なり合うよう配置すると共に、外周面
側に配置した縦部と縦部との間の間〓を縮少で
き、環状鉄心外に漏洩する漏洩磁束をより少なく
して、一次導体の電流を2次巻線でより正確に検
出することができるようになつた。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図に
より説明する。
より説明する。
変流器1は環状鉄心2の内部に絶縁層3を有す
る一次導体4を挿通する中空部5を有し、環状鉄
心2に2次巻線6を巻回している。2次巻線6は
第3図に示すように、ボビン7に巻回された円形
型導体8が一対の押圧ローラ9間を通過すると、
第1図に示す楕円導体10に成形され、これを環
状鉄心2に巻回する。楕円導体10の断面積形状
は、縦部11Aの長さ寸法l1が縦部の略直角方向
の幅部11Bの長さ寸法l2より長く形成されてい
る。尚、矩形導体を使用してもよい。
る一次導体4を挿通する中空部5を有し、環状鉄
心2に2次巻線6を巻回している。2次巻線6は
第3図に示すように、ボビン7に巻回された円形
型導体8が一対の押圧ローラ9間を通過すると、
第1図に示す楕円導体10に成形され、これを環
状鉄心2に巻回する。楕円導体10の断面積形状
は、縦部11Aの長さ寸法l1が縦部の略直角方向
の幅部11Bの長さ寸法l2より長く形成されてい
る。尚、矩形導体を使用してもよい。
楕円導体10は環状鉄心2に1回巻回して第1
コイル12を形成したら、第1コイル12に隣接
して第2コイル13を形成する。これらを順次繰
り返して2次巻線6を完成する。
コイル12を形成したら、第1コイル12に隣接
して第2コイル13を形成する。これらを順次繰
り返して2次巻線6を完成する。
そして、楕円導体10が環状鉄心2に巻回する
時、幅部11Bおよび縦部11Aが環状鉄心2の
外周面2Aおよび内周面2Bに接触する。外周面
2Aには幅部11Bが接触させ、この状態で楕円
導体10を半捻してコイル側面に山部11Cを形
成するように変形し、縦部11Aの一方側頂点を
内周面2Bに接触させように巻回し、複数の縦部
11Aが環状鉄心外周面2Aの周方向に沿つて順
次配置されている。また、複数の縦部11Aの一
方側頂点が環状鉄心内周面2Bの周方向に沿つて
順次配置されている。単に外周面側面には、複数
の幅部同志が接触しながら周方向に傾斜状に配置
されているとも云える。
時、幅部11Bおよび縦部11Aが環状鉄心2の
外周面2Aおよび内周面2Bに接触する。外周面
2Aには幅部11Bが接触させ、この状態で楕円
導体10を半捻してコイル側面に山部11Cを形
成するように変形し、縦部11Aの一方側頂点を
内周面2Bに接触させように巻回し、複数の縦部
11Aが環状鉄心外周面2Aの周方向に沿つて順
次配置されている。また、複数の縦部11Aの一
方側頂点が環状鉄心内周面2Bの周方向に沿つて
順次配置されている。単に外周面側面には、複数
の幅部同志が接触しながら周方向に傾斜状に配置
されているとも云える。
このように、本発明の2次巻線6は環状鉄心2
の内周面2Bに縦部11Aが接触すると共に、複
数の幅部同志が互いに重合うように配置して、外
周面配置した縦部11Aと縦部11Aとの間の外
周間〓G1は、第4図に示す従来の円形導体8を
使用した変流器の外周間〓G2に比べて、大幅に
縮少できる。この結果、環状鉄心2を循環する磁
束Φの一部は、外周間〓G1、G2より外部に漏洩
するが、この時の漏洩磁束ΦR1は漏洩磁束ΦR2に
比べて大幅に少ないので、一次導体4を流れる電
流は、2次巻線6より誤差が少なく正確に検出す
ることができる。また誤差を縮少した分だけ環状
鉄心2を小型化できるか、又は、縮少分だけ性能
を向上した高性能の変流器を製作することができ
る。
の内周面2Bに縦部11Aが接触すると共に、複
数の幅部同志が互いに重合うように配置して、外
周面配置した縦部11Aと縦部11Aとの間の外
周間〓G1は、第4図に示す従来の円形導体8を
使用した変流器の外周間〓G2に比べて、大幅に
縮少できる。この結果、環状鉄心2を循環する磁
束Φの一部は、外周間〓G1、G2より外部に漏洩
するが、この時の漏洩磁束ΦR1は漏洩磁束ΦR2に
比べて大幅に少ないので、一次導体4を流れる電
流は、2次巻線6より誤差が少なく正確に検出す
ることができる。また誤差を縮少した分だけ環状
鉄心2を小型化できるか、又は、縮少分だけ性能
を向上した高性能の変流器を製作することができ
る。
また、内周面2Bの巻回長寸法l3は、外周面2
Aのそれl4より短いにもかかわらず、楕円導体1
0の縦部11Aが円周面2Bに接触し、かつ巻回
長方向の断面積の小さい幅部同志が互いに接触す
るように配置して、内周面に多くのコイル12,
13を巻回することができたので、この分環状鉄
心2を縮少化できる。
Aのそれl4より短いにもかかわらず、楕円導体1
0の縦部11Aが円周面2Bに接触し、かつ巻回
長方向の断面積の小さい幅部同志が互いに接触す
るように配置して、内周面に多くのコイル12,
13を巻回することができたので、この分環状鉄
心2を縮少化できる。
更に、楕円導体10は内周面2Bで縦部11A
が接触し、かつ幅部同志が互いに傾斜状態で接触
するように巻回すれば、半捻した時に形成される
山部11Cは一定の規則正しい円形を示し、各コ
イルたとえば12,13が設定通り巻回されてい
るか否かの基準になると共に、美しい模様とな
り、体裁がよい。また楕円導体10を半捻して変
形することは、導体が硬化され、機械的強度が増
加し、電磁力によつてコイルが変形しにくくなつ
た。
が接触し、かつ幅部同志が互いに傾斜状態で接触
するように巻回すれば、半捻した時に形成される
山部11Cは一定の規則正しい円形を示し、各コ
イルたとえば12,13が設定通り巻回されてい
るか否かの基準になると共に、美しい模様とな
り、体裁がよい。また楕円導体10を半捻して変
形することは、導体が硬化され、機械的強度が増
加し、電磁力によつてコイルが変形しにくくなつ
た。
以上のように、本発明の変流器によれば、一次
導体を流れる電流は、誤差が少なく、かつ正確に
2次巻線で検出することができるようになつた。
導体を流れる電流は、誤差が少なく、かつ正確に
2次巻線で検出することができるようになつた。
第1図は本発明の実施例である変流器の要部を
示す部分側断面図、第2図は本発明の実施例であ
る変流器の側面図、第3図は第1図の環状鉄心に
2次巻線を設ける工程の一部を示す部分説明図、
第4図は従来の変流器の要部を示す部分側断面図
である。 2……環状鉄心、2Aおよび2B……環状鉄心
の外周面および内周面、6……2次巻線、10…
…楕円導体、11Aおよび11B……楕円導体の
縦部および幅部。
示す部分側断面図、第2図は本発明の実施例であ
る変流器の側面図、第3図は第1図の環状鉄心に
2次巻線を設ける工程の一部を示す部分説明図、
第4図は従来の変流器の要部を示す部分側断面図
である。 2……環状鉄心、2Aおよび2B……環状鉄心
の外周面および内周面、6……2次巻線、10…
…楕円導体、11Aおよび11B……楕円導体の
縦部および幅部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 環状鉄心に2次巻線を巻回した変流器におい
て、前記2次巻線の断面積を縦部の寸法が縦部の
略直角方向の幅部の寸法より長い形状の略長丈状
導体を環状鉄心に巻回する時に、上記幅部を環状
鉄心外周面に接触した状態で、上記長丈状導体 に山部を形成するよう変形して、環状鉄心内周面
に上記縦部の一方側頂点が接触するように巻回
し、上記複数の縦部を環状鉄心外周面の周方向
に、複数の縦部一方側頂点を環状鉄心内周面の周
方向に沿つて、順次配置した2次巻線を備えてい
ることを特徴とする変流器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60014270A JPS61174609A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 変流器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60014270A JPS61174609A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 変流器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61174609A JPS61174609A (ja) | 1986-08-06 |
JPH0550843B2 true JPH0550843B2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11856395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60014270A Granted JPS61174609A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 変流器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61174609A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104122524B (zh) * | 2014-07-31 | 2017-05-10 | 国家电网公司 | 一种降低电流互感器测量误差的方法及系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162211A (en) * | 1979-06-05 | 1980-12-17 | Nissin Electric Co Ltd | Current transformer |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59149616U (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-06 | 日本フェライト株式会社 | ロ−タリ−トランスの巻線 |
-
1985
- 1985-01-30 JP JP60014270A patent/JPS61174609A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55162211A (en) * | 1979-06-05 | 1980-12-17 | Nissin Electric Co Ltd | Current transformer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61174609A (ja) | 1986-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |