JPS6159423B2 - - Google Patents
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- JPS6159423B2 JPS6159423B2 JP8057981A JP8057981A JPS6159423B2 JP S6159423 B2 JPS6159423 B2 JP S6159423B2 JP 8057981 A JP8057981 A JP 8057981A JP 8057981 A JP8057981 A JP 8057981A JP S6159423 B2 JPS6159423 B2 JP S6159423B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B17/00—Fire alarms; Alarms responsive to explosion
- G08B17/10—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means
- G08B17/117—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means by using a detection device for specific gases, e.g. combustion products, produced by the fire
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は都市ガス、プロパンガス等による爆発
事故、中毒事故等の発生を防止するガス事故防止
装置に関するもので、特に一般家庭におけるこの
種事故の発生を未然に防止するためのガス事故防
止装置に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 ガス事故の多くは未然ガスの漏洩に起因してお
り、未然ガスの漏洩には故意と過失及び器具や配
管上の問題がある。 従来に於ける未然ガスの漏洩に伴う事故の防止
策としては、ガス警報器により漏洩を検知して警
報を出すとか、コツクを介して過流出があるとガ
スコツク内に組み込んだヒユーズ(ボール)を自
動的に作動させてガスの流れを止めてしまうと
か、つぶれたり切断したり、外れたりしないガス
ホースを使用するということであるが、故意に未
然ガスを流出させる行為(自殺)に対しては有効
な防止策がない。又、ガス警報器等の器具につい
ては、需要家がこれを取り付ける積極的な意志が
ないと普及しない欠点がある。 〔本発明の目的〕 本発明は斯かる点に鑑みて提案されるもので、
ガス器具の消し忘れ、ガス自殺等による爆発事故
とこの爆発による近隣への人的、物的被害の発生
防止を図り、更に安価な費用で簡単に取り付け使
用の出来るガス事故防止装置を提案するのが目的
である。 〔本発明の構成〕 先ず本発明の考え方について説明する。本発明
は制御装置に所謂マイコン等を使用し、このマイ
コン等により供給ガスの流れを監視し、異常と判
定されるときには供給ガスの停止を指示し遮断弁
を作動させるものである。 供給ガスの流れは、いわゆる流量センサーを用
いて、マイコン等に流量信号を送ることで計測及
び監視されるよう構成されている。 供給ガスの流れが正常であるか、異常であるか
の判断方法として次にような判定方法も考えられ
る。 まず、一般的にガス器具はそれぞれその器具固
有のインプツト(ガス消費量)が決つており、通
常家庭内で使われる器具は、下記のような範囲で
ある。(6Bガスの場合) 大型器具の口火 0.02〜0.06m3/h 炊飯器 0.2〜0.4m3/h ストーブ 0.3〜0.7m3/h 湯沸器 1.5〜6.0m3/h 風呂釜 1.2〜2.4m3/h 一方それぞれの器具が連続的に使用される時間
は、ストーブのように10間程度も使われるものか
ら、湯沸器のように長くても15〜30分程度しか使
われないものまであるが、やはり器具の種類によ
つておおよその範囲が定まつている。 従つて例えば全体で3m3/hの流量が計測され
ていると、通常それは湯沸器であると判断される
ため、それがなんらの流量変化なく15〜30分流れ
ている場合は正常であるが、それをこえて60分も
流れている場合は器具が正常に使用されておら
ず、ガス栓からガスが流出しているような異常が
発生しているのでガスを遮断すべきであると判断
できる。 3m3/h程度の流量が計測されていても、その
流量に変動が観察される場合は他の器具が使用開
始、あるいは使用停止されたことを意味するため
正常な家庭生活が営なまれていると判断できるの
でガスを遮断する必要がない。 以上のようにその時点の全体流量で判定を行な
う方法は比較的単純で技術的にも容易であるが、
2台以上の器具が同時に連続使用された場合、正
常、異常の判断を間違える危険性がある。 例えば、2m3/hの風呂釜と0.5m3/hのスト
ープを2台、計3台の器具を同時に1時間以上使
用する場合にも、合計流量3m3/hのガス流量が
計測されるため、これを湯沸器の異常使用と判断
してガスを遮断してしまう可能性がある。 本発明は、このような誤りの発生しない判定を
行なつて危険なときのみガスを遮断する装置を提
案するもので、以下にその理論を説明する。 まず、制御装置のマイコン等のガス器具記憶手
段には、ガス器具ごとに想定されるガス消費量と
継続使用安全時間をあらかじめ記憶させておく。
その値としては通常考えられる使用状況を包含す
るような例えば、表1及び第6図に示すような流
量区分(ガス器具)の継続使用安全時間を記憶さ
せておくものとする。
事故、中毒事故等の発生を防止するガス事故防止
装置に関するもので、特に一般家庭におけるこの
種事故の発生を未然に防止するためのガス事故防
止装置に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 ガス事故の多くは未然ガスの漏洩に起因してお
り、未然ガスの漏洩には故意と過失及び器具や配
管上の問題がある。 従来に於ける未然ガスの漏洩に伴う事故の防止
策としては、ガス警報器により漏洩を検知して警
報を出すとか、コツクを介して過流出があるとガ
スコツク内に組み込んだヒユーズ(ボール)を自
動的に作動させてガスの流れを止めてしまうと
か、つぶれたり切断したり、外れたりしないガス
ホースを使用するということであるが、故意に未
然ガスを流出させる行為(自殺)に対しては有効
な防止策がない。又、ガス警報器等の器具につい
ては、需要家がこれを取り付ける積極的な意志が
ないと普及しない欠点がある。 〔本発明の目的〕 本発明は斯かる点に鑑みて提案されるもので、
ガス器具の消し忘れ、ガス自殺等による爆発事故
とこの爆発による近隣への人的、物的被害の発生
防止を図り、更に安価な費用で簡単に取り付け使
用の出来るガス事故防止装置を提案するのが目的
である。 〔本発明の構成〕 先ず本発明の考え方について説明する。本発明
は制御装置に所謂マイコン等を使用し、このマイ
コン等により供給ガスの流れを監視し、異常と判
定されるときには供給ガスの停止を指示し遮断弁
を作動させるものである。 供給ガスの流れは、いわゆる流量センサーを用
いて、マイコン等に流量信号を送ることで計測及
び監視されるよう構成されている。 供給ガスの流れが正常であるか、異常であるか
の判断方法として次にような判定方法も考えられ
る。 まず、一般的にガス器具はそれぞれその器具固
有のインプツト(ガス消費量)が決つており、通
常家庭内で使われる器具は、下記のような範囲で
ある。(6Bガスの場合) 大型器具の口火 0.02〜0.06m3/h 炊飯器 0.2〜0.4m3/h ストーブ 0.3〜0.7m3/h 湯沸器 1.5〜6.0m3/h 風呂釜 1.2〜2.4m3/h 一方それぞれの器具が連続的に使用される時間
は、ストーブのように10間程度も使われるものか
ら、湯沸器のように長くても15〜30分程度しか使
われないものまであるが、やはり器具の種類によ
つておおよその範囲が定まつている。 従つて例えば全体で3m3/hの流量が計測され
ていると、通常それは湯沸器であると判断される
ため、それがなんらの流量変化なく15〜30分流れ
ている場合は正常であるが、それをこえて60分も
流れている場合は器具が正常に使用されておら
ず、ガス栓からガスが流出しているような異常が
発生しているのでガスを遮断すべきであると判断
できる。 3m3/h程度の流量が計測されていても、その
流量に変動が観察される場合は他の器具が使用開
始、あるいは使用停止されたことを意味するため
正常な家庭生活が営なまれていると判断できるの
でガスを遮断する必要がない。 以上のようにその時点の全体流量で判定を行な
う方法は比較的単純で技術的にも容易であるが、
2台以上の器具が同時に連続使用された場合、正
常、異常の判断を間違える危険性がある。 例えば、2m3/hの風呂釜と0.5m3/hのスト
ープを2台、計3台の器具を同時に1時間以上使
用する場合にも、合計流量3m3/hのガス流量が
計測されるため、これを湯沸器の異常使用と判断
してガスを遮断してしまう可能性がある。 本発明は、このような誤りの発生しない判定を
行なつて危険なときのみガスを遮断する装置を提
案するもので、以下にその理論を説明する。 まず、制御装置のマイコン等のガス器具記憶手
段には、ガス器具ごとに想定されるガス消費量と
継続使用安全時間をあらかじめ記憶させておく。
その値としては通常考えられる使用状況を包含す
るような例えば、表1及び第6図に示すような流
量区分(ガス器具)の継続使用安全時間を記憶さ
せておくものとする。
以下実施例図に基づき本発明を詳記すると、第
2図は本発明装置の概略を示したもので、1はガ
スの供給管(ガス供給ライン)にして、2はメー
ターコツク、3はガスメーター、4はガスメータ
ー3から内管に至るガスの供給管1′に取り付け
た電磁弁(緊急遮断弁)にして、この実施例の電
磁弁は電力消費を避けるため、瞬時電流で閉弁
し、閉弁、閉弁保持に電力を消費しないものであ
る。 5はガスの流量測定装置にして、この装置は第
3図に示すようにガスメーター3内の回転軸6に
永久磁石8を円周の一部に取り付けた円盤7を固
定し、この円盤7の外周に沿つた方向の一部にホ
ールIC13を臨ませ、円盤7が一回転するごと
に一パルスのデジタル信号を発信する構成であ
る。 なお、本明においてこの流量測定手段、信号発
信手段は特に限定しない。 9は制御装置(マイクン等)にして、この構成
は、 a ガスの供給ライン内に取り付けらた供給ガス
の流量測定装置と、 b ガスの供給ライン内に取り付けられた供給ガ
スの緊急遮断弁と、 c 個々のガス器具のガス消費量及びこれに対応
する継続使用安全時間を記憶させておくことの
できるガス器具記憶手段と、 d 前記流量測定装置により一定の時間間隔ごと
の供給ガスの全体流量を測定し、この全体流量
に増加が認められた場合、この増加分に相当す
る一台のガス器具がその使用を開始したものと
伴断してこのガス器具の消費量を順次登録し、
全体流量に減少が認められた場合、この減少分
に相当するガス消費量のガス器具の使用が停止
されたものとしてガス器具の使用状況を登録す
る器具別ガス流量記憶手段と、 e 前記流量測定装置により測定している供給ガ
スの全体流量に変化が認められた場合に時間の
計測を開始し、次に変化が認められるまでこの
時間の計測を続行し、この続行している時間が
前記器具別ガス流量記憶手段に記憶されている
現在使用中のガス器具の消費量のうち、最も大
きい消費量のものに対応する継続使用安全時間
を超えたとき前記緊急遮断弁に閉止の信号を送
る判定手段と、 から成る。 10は制御装置9用の電源にして、3〜5年以
上交換せずに使用できるようにリチウム電池が採
用されている。11は電磁弁4用の電池、12は
マニアル解除ボタンを示す。 第4図1,2は本発明装置をガスメーター及び
この近傍に取り付けた実施例を示し、第5図は本
発明装置をガスメーター内に組み込んだ状態の実
施例図である。 本発明に係る実施例は以上の如きもので、次に
その作動例を説明すると、ガス器具の使用がある
場合にはガスの供給管1を介してガスメーター3
内にガスが入るので、ガスメーター3が作動す
る。この作動があると、回転軸6が回転し、一回
転ごとに一パルスの信号を流量測定装置6から発
信する。 発信信号は制御装置9内において受け、カウン
トし、およそ一分ごとに平均流量を計算する。 そして、平均流量が何分変化せず継続するかを
追跡し、この平均流量を構成している個別器具の
流量と、制御装置9内にあらかじめ記憶させてお
いたプログラムの判定基準即ち流量区分ごとに定
められた継続時間を比較し、オーバーした場合に
は異常使用すなわち未然ガスの放出或いは器具の
消し忘れ等と判定して電磁弁4に対して閉止信号
を発し、この信号を受けて電磁弁4は直ちにガス
の流れを止める。 以上の作動により、異常の場合には確実に未然
ガスの流出を防止できるが、万一の誤作動の場合
にはマニアル解除ボタン12を操作する。この操
作が行われると、実施例は122秒間だけ電磁弁4
が開放するようになつており、この122秒間のう
ち最初の2秒を除いた残りの120秒以内に流量が
検出されると再び電磁弁4は閉じる。一方、流量
が検出されないと異常(未然ガスの流出、器具の
消し忘れ等)は無いものと判断されるので、電磁
弁4は開を保持する。この結果、再びガス器具の
正常使用が可能となる。 本発明は以上のように、制御装置9において、
あらかじめガスの流量区分別の継続使用安全時間
を記憶させておき全体のガス量に変動がなく使用
されている継続時間がその全体ガス量を構成する
使用ガス器具の中の最大流量器具の継続使用安全
時間を超えたときガスの流れを止めるので、万一
未然ガスが流出しているような場合に、この流出
を危険な濃度に達する前に止めることができ、未
然ガスの流出による爆発は確実に防止できると共
に未然ガスによる中毒事故の防止が図れ、更に2
台以上の器具の同時使用の際にも早切れすること
はなく使用上不便はない。 次に、本発明装置は一定の時間一パルスの信号
の発信もない(流量がない)ことの確認ができる
ので、常時内管からのガスの漏洩状況を監視でき
る。 又、ガス器具の正常使用時の諸現象をガスの流
量変化でとらえ、異常時と区別する方式のため、
通常使用時におけるガス器具の使用には何等の支
障がない。 次に本発明は安価なマイコン等を使用して正
常、異常の判定を行う方式のため、取り付け経費
の負担は少なく、故障等の心配も殆んどないの
で、ガス事故防止装置として普及を図ることがで
き、安全対策上極めて有効である。 次に本発明装置の他の火災報知器、CO検出
器、地震感知器等と組み合わせて使用することも
可能である。
2図は本発明装置の概略を示したもので、1はガ
スの供給管(ガス供給ライン)にして、2はメー
ターコツク、3はガスメーター、4はガスメータ
ー3から内管に至るガスの供給管1′に取り付け
た電磁弁(緊急遮断弁)にして、この実施例の電
磁弁は電力消費を避けるため、瞬時電流で閉弁
し、閉弁、閉弁保持に電力を消費しないものであ
る。 5はガスの流量測定装置にして、この装置は第
3図に示すようにガスメーター3内の回転軸6に
永久磁石8を円周の一部に取り付けた円盤7を固
定し、この円盤7の外周に沿つた方向の一部にホ
ールIC13を臨ませ、円盤7が一回転するごと
に一パルスのデジタル信号を発信する構成であ
る。 なお、本明においてこの流量測定手段、信号発
信手段は特に限定しない。 9は制御装置(マイクン等)にして、この構成
は、 a ガスの供給ライン内に取り付けらた供給ガス
の流量測定装置と、 b ガスの供給ライン内に取り付けられた供給ガ
スの緊急遮断弁と、 c 個々のガス器具のガス消費量及びこれに対応
する継続使用安全時間を記憶させておくことの
できるガス器具記憶手段と、 d 前記流量測定装置により一定の時間間隔ごと
の供給ガスの全体流量を測定し、この全体流量
に増加が認められた場合、この増加分に相当す
る一台のガス器具がその使用を開始したものと
伴断してこのガス器具の消費量を順次登録し、
全体流量に減少が認められた場合、この減少分
に相当するガス消費量のガス器具の使用が停止
されたものとしてガス器具の使用状況を登録す
る器具別ガス流量記憶手段と、 e 前記流量測定装置により測定している供給ガ
スの全体流量に変化が認められた場合に時間の
計測を開始し、次に変化が認められるまでこの
時間の計測を続行し、この続行している時間が
前記器具別ガス流量記憶手段に記憶されている
現在使用中のガス器具の消費量のうち、最も大
きい消費量のものに対応する継続使用安全時間
を超えたとき前記緊急遮断弁に閉止の信号を送
る判定手段と、 から成る。 10は制御装置9用の電源にして、3〜5年以
上交換せずに使用できるようにリチウム電池が採
用されている。11は電磁弁4用の電池、12は
マニアル解除ボタンを示す。 第4図1,2は本発明装置をガスメーター及び
この近傍に取り付けた実施例を示し、第5図は本
発明装置をガスメーター内に組み込んだ状態の実
施例図である。 本発明に係る実施例は以上の如きもので、次に
その作動例を説明すると、ガス器具の使用がある
場合にはガスの供給管1を介してガスメーター3
内にガスが入るので、ガスメーター3が作動す
る。この作動があると、回転軸6が回転し、一回
転ごとに一パルスの信号を流量測定装置6から発
信する。 発信信号は制御装置9内において受け、カウン
トし、およそ一分ごとに平均流量を計算する。 そして、平均流量が何分変化せず継続するかを
追跡し、この平均流量を構成している個別器具の
流量と、制御装置9内にあらかじめ記憶させてお
いたプログラムの判定基準即ち流量区分ごとに定
められた継続時間を比較し、オーバーした場合に
は異常使用すなわち未然ガスの放出或いは器具の
消し忘れ等と判定して電磁弁4に対して閉止信号
を発し、この信号を受けて電磁弁4は直ちにガス
の流れを止める。 以上の作動により、異常の場合には確実に未然
ガスの流出を防止できるが、万一の誤作動の場合
にはマニアル解除ボタン12を操作する。この操
作が行われると、実施例は122秒間だけ電磁弁4
が開放するようになつており、この122秒間のう
ち最初の2秒を除いた残りの120秒以内に流量が
検出されると再び電磁弁4は閉じる。一方、流量
が検出されないと異常(未然ガスの流出、器具の
消し忘れ等)は無いものと判断されるので、電磁
弁4は開を保持する。この結果、再びガス器具の
正常使用が可能となる。 本発明は以上のように、制御装置9において、
あらかじめガスの流量区分別の継続使用安全時間
を記憶させておき全体のガス量に変動がなく使用
されている継続時間がその全体ガス量を構成する
使用ガス器具の中の最大流量器具の継続使用安全
時間を超えたときガスの流れを止めるので、万一
未然ガスが流出しているような場合に、この流出
を危険な濃度に達する前に止めることができ、未
然ガスの流出による爆発は確実に防止できると共
に未然ガスによる中毒事故の防止が図れ、更に2
台以上の器具の同時使用の際にも早切れすること
はなく使用上不便はない。 次に、本発明装置は一定の時間一パルスの信号
の発信もない(流量がない)ことの確認ができる
ので、常時内管からのガスの漏洩状況を監視でき
る。 又、ガス器具の正常使用時の諸現象をガスの流
量変化でとらえ、異常時と区別する方式のため、
通常使用時におけるガス器具の使用には何等の支
障がない。 次に本発明は安価なマイコン等を使用して正
常、異常の判定を行う方式のため、取り付け経費
の負担は少なく、故障等の心配も殆んどないの
で、ガス事故防止装置として普及を図ることがで
き、安全対策上極めて有効である。 次に本発明装置の他の火災報知器、CO検出
器、地震感知器等と組み合わせて使用することも
可能である。
第1図は本発明の理論説明図、第2図は本発明
の概略図、第3図は流量測定装置の原理説明図、
第4図〜5図は本発明をガスメーターに取り付け
る実施例図、第6図は器具別継続使用安全時間を
表わした説明図である。 1……ガスの供給管、2……メーターコツク、
3……ガスメータ、4……電磁弁、5……流量測
定装置、6……固定軸、7……円盤、8……永久
磁石、9……制御装置、10,11……電池、1
2……マニアル解除ボタン、13……ホール
IC。
の概略図、第3図は流量測定装置の原理説明図、
第4図〜5図は本発明をガスメーターに取り付け
る実施例図、第6図は器具別継続使用安全時間を
表わした説明図である。 1……ガスの供給管、2……メーターコツク、
3……ガスメータ、4……電磁弁、5……流量測
定装置、6……固定軸、7……円盤、8……永久
磁石、9……制御装置、10,11……電池、1
2……マニアル解除ボタン、13……ホール
IC。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 a ガスの供給ライン内に取り付けられた供
給ガスの流量測定装置と、 b ガスの供給ライン内に取り付けられた供給ガ
スの緊急遮断弁と、 c 個々のガス器具のガス消費量及びこれに対応
する継続使用安全時間を記憶させておくことの
できるガス器具記憶手段と、 d 前記流量測定装置により一定の時間間隔ごと
の供給ガスの全体流量を測定し、この全体流量
に増加が認められた場合、この増加分に相当す
る一台のガス器具がその使用を開始したものと
判断してこのガス器具の消費量を順次登録し、
全体流量に減少が認められた場合、この減少分
に相当するガス消費量のガス器具の使用が停止
されたものとしてガス器具の使用状況を登録す
る器具別ガス流量記憶手段と、 e 前記流量測定装置により測定している供給ガ
スの全体流量に変化が認められた場合に時間の
計測を開始し、次に変化が認められるまでこの
時間の計測を続行し、この続行している時間が
前記器具別ガス流量記憶手段に記憶されている
現在使用中のガス器具の消費量のうち、最も大
きい消費量のものに対応する継続使用安全時間
を超えたとき前記緊急遮断弁に閉止の信号を送
る判定手段と、 f から成るガス事故防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057981A JPS57195978A (en) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | Gas accident preventing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057981A JPS57195978A (en) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | Gas accident preventing apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57195978A JPS57195978A (en) | 1982-12-01 |
JPS6159423B2 true JPS6159423B2 (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=13722250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8057981A Granted JPS57195978A (en) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | Gas accident preventing apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57195978A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010175125A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Panasonic Corp | ガス遮断装置 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112123A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 遠隔制御装置 |
JPS59122819A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料遮断制御装置 |
JPS59122818A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガス遮断装置 |
JPS60207675A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | 東邦瓦斯株式会社 | ガス警報遮断装置 |
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