JPS6156710B2 - - Google Patents

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JPS6156710B2
JPS6156710B2 JP56012482A JP1248281A JPS6156710B2 JP S6156710 B2 JPS6156710 B2 JP S6156710B2 JP 56012482 A JP56012482 A JP 56012482A JP 1248281 A JP1248281 A JP 1248281A JP S6156710 B2 JPS6156710 B2 JP S6156710B2
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frequency
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JP56012482A
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JPS57129181A (en
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Takeji Uchida
Hajime Kudo
Terumi Niimura
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6156710B2 publication Critical patent/JPS6156710B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current
    • H02P7/18Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power
    • H02P7/24Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P7/28Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P7/281Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices the DC motor being operated in four quadrants
    • H02P7/2815Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices the DC motor being operated in four quadrants whereby the speed is regulated by measuring the motor speed and comparing it with a given physical value

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、三相交流タコジエネレータを適用し
た可逆の電動機速度制御装置の改良に関する。
従来、可逆可変速電動機制御の回転数検出方式
としては、直流タコジエネレータが一般に広く使
用されているが(第1図)、これは回転数に比例
した直流電圧が得られるのみでなく、回転方向に
よつて直流電圧の極性が変ることを利用したもの
であり、次のような問題点がある。
○ア ブラシを有するため寿命的に問題があり、ま
たブラシの保守点検、交換という比較的高度な
保守技術が必要である。
○イ 直流タコジエネレータは交流タコジエネレー
タに比較して価格的に高価である。
○ウ タコジエネレータの回転リツプルのために電
動機負荷トルクにリツプルが現われて望ましく
ない影響を与えることがある。
かゝる直流タコジエネレータの不具合を解消す
るために、メンテナンス上および価格的に有利な
三相交流タコジエネレータを使用した電動機可逆
可変速度制御装置を、本発明は考究しようとして
いる。
次に、従来の三相交流タコジエネレータを使用
して、その位相関係から回転方向を検出し、タコ
ジエネレータの発生電圧を三相全波整流して得ら
れる直流電圧の極性を回転方向によつて切換える
方式(第2図)が実施されているが、これには下
記のような問題点がある。
○カ タコジエネレータの回転リツプルのために、
電動機負荷トルクにリツプルが現われ好まざる
影響を与える。
○キ 三相全波整流をしているのでダイオード順方
向電圧降下のため、低速時において非直線性が
現われる。従つて広範囲の高精度制御には適さ
ない。
○ク 温度によりタコジエネレータの発生電圧がド
リフトする。
○ケ 回転方向検出方法に安価な方式がなく、実用
化された例が少ない。
ここにおいて本発明は、これらの欠点を解決し
た三相交流タコジエネレータによる可逆の回転数
フイードバツク信号を有する改良された電動機速
度可逆制御装置を得ようとするものである。
すなわち、○カ、○キ、○クを解決するために、三相
交流タコジエネレータの周波数を電圧信号に変換
して回転リツプルおよび低速における非直線を改
良する方法が考えられているが、低コストかつ高
精度の周波数電圧変換器が実現困難で実用化され
た例は少ない。本発明の目的の一つは低コスト高
精度の周波数電圧変換器回路を求めるにある。
また、高精度の可逆運転を実現するためには、
回転数の正確な検出つまり温度ドリフト、回転リ
ツプルのない広範囲の直線性が行なわれたとして
も、速度指令電圧が高安定なものでなければなら
ない。高安定の直流電源を実現するためには、指
令電源回路が複雑となり、かつ高価となる。本発
明の他の目的は市販の低価格のIC化電源にて得
られる程度の安定性(1%程度)を有する電源に
て、電源変動の影響を直接受けない回路方式を採
用し、低価格化、高精度化を実現した電動機速度
可逆制御装置を提供することにある。
第1図は、従来一般に使用されている直流タコ
ジエネレータを回転速度検出器として使用した可
逆電動機速度制御装置のブロツク図である。
1は指令器、2は速度増幅器、3は符号反転
器、4は電流増幅器、5は移相器、6はパワ変換
器、7は電流検出器、8は電動機、91は直流タ
コジエネレータ、10は速度フイードバツク部、
11は切換ロジツク部である。
指令器1からの正転、逆転の速度に対応する指
令電圧が速度増幅器2で速度フイードバツク部1
0からの帰還電圧と演算され、速度制御電圧とし
て電流増幅器4へ与えられ、移相器5を介してパ
ワ変換器6のサイリスタの点弧位相を調整し、そ
の負荷の電動機8の速度を制御している。
なお、指令器1が正転から逆転へ転換したとき
切換ロジツク部11は次のように動作する。
速度増幅器2の出力電圧が半転したことを検出
し、移相器5に信号を送り、サイリスタ点弧パル
スを遮断する。つぎに、電流検出器7の信号が零
になつたことを検出して、符号反転器3の出力に
接続された電流増幅器4の中のスイツチSWをオ
ンすると同時に、移相器5に信号を送り逆転側の
パワー変換器6のゲートブロツクを解除する。
第2図は、従来の三相交流タコジエネレータを
回転速度検出器として使用した可逆電動機速度制
御装置のブロツク図である。
9は三相交流タコジエネレータ、101は全波
整流フイルタ、21は符号反転器、22は回転方
向検出器、23はアナログスイツチである。
三相交流タコジエネレータ9の回転方向を検出
器22で検出し、その出力によりアナログスイツ
チ23の極性を制御し、速度増幅器2への速度帰
還電圧を調整している。
第3図は本発明の一実施例の構成を示すブロツ
ク図である。
つまり、第3図は、本発明の三相交流タコジエ
ネレータを回転速度検出器として使用し、周波数
信号を回転数検出信号としているために、タコジ
エネレータの発生電圧の温度ドリフト、回転リツ
プルの悪影響がなく、かつ低速まで直線性の良い
フイードバツク信号を有し、さらに指令電圧の温
度ドリフトの影響のない電動機速度可逆制御装置
のブロツク図である。
第4図は、この実施例の構成の詳細を示す回路
接続図である。
第5図は、第4図の動作を説明する動作波形図
で、第4図のA〜Jの各点における電圧波形が第
5図のそれらに対応する。
では、第3図に従つて本発明の構成を示す。
1は速度指令器であり、正転時には正の電圧+
Sを摺動抵抗1RHにて分圧したK1ESを、逆転時
には負の電圧−ESを分圧した電圧−K1ESを速度
増幅器2の指令電圧として供給する。27は正転
指令電圧から逆転指令電圧を作るための符号反転
器である。
2は速度増幅器であり、その指令信号は抵抗R
を通して演算増幅器のサミングポイント〓〓に接
続され、帰還信号は周波数電圧変換器26の信号
を抵抗1/2RおよびスイツチS3を通してサミング
ポイントSAに接続されたものと、前記周波数電
圧変換器の電圧を符号反転器21を通し抵抗Rを
介してサミングポイント〓〓に接続されたものと
を有している。増幅器の構成はこの実施例では
RI制御で示しているが、これはP制御またはPID
制御であつてもよい。
符号反転器3、電流増幅器4、移相器5、パワ
変換器6、電流検出器7、電動機8、切換ロジツ
ク回路11は従来より構成されているから、その
説明は省略する。
本発明はさきに述べたごとく回転速度の検出回
路およびその信号の処理に特長があるので、この
点についての構成を詳細に説明する。
9は回転数検出および回転方向検出用に使用さ
れる三相交流タコジエネレータである。
22は三相交流タコジエネレータ9の2相の信
号を受けて、タコジエネレータ9が正転している
か逆転しているかを検出する回転方向判別器であ
り、この出力でもつて前記スイツチS3をオン、オ
フするように構成される。
24は周波数逓倍器で三相交流タコジエネレー
タ9から得られる三相の周波数から3倍の周波数
を作り出す回路であり、この回路24の目的は第
2図の三相全波整流フイルタ回路10と同程度の
応答性およびリツプル率を有する周波数電圧変換
器26を構成するために設けたもので、応答性が
厳しく要求されない場合は必ずしも必要なもので
はない。
周波数逓倍器24の回転数に比例する周波数信
号は、パルス分配器25に与えられる。このパル
ス分配器25は、周波数電圧変換器26のスイツ
チS1およびS2が同時にオンとなることを避けるた
めにパルス間に僅かのデツドタイムTdを入れる
ことを目的としたものである。
周波数電圧変換器26はパルス分配器25の周
波数信号を受けて1周期間の半サイクルだけスイ
ツチS1をオンし、コンデンサCに−ESCなる電
荷を蓄積し、次の半サイクルの間にスイツチS1
オフ、スイツチS2をオンしてコンデンサCに蓄積
された電荷をコンデンサCfに移すことによつ
て、周波数電圧変換を行なう定電荷スイツチ方式
の周波数電圧変換器である。スイツチS1がオンし
た時にコンデンサCに蓄積される電荷の電源とし
て、逆転信号−ESを使用することによつて本発
明の目的が達成される。
周波数電圧変換器26の出力は1/2Rの抵抗お
よびスイツチS3を通して速度増幅器2のサミング
ポイント〓〓に接続されると同時に、符号反転器
21を介し抵抗Rを通して、速度増幅器2のサミ
ングポイント〓〓に接続されている。
スイツチS3は正転時にはオフされ、逆転時には
オンされるように動作する。従つて速度増幅器2
のフイードバツク信号は等価的に正転時は−EBf
が、逆転時には+EBfがフイードバツクされるこ
とになる。
第4図のこの実施例の具体的回路構成図および
第5図の動作波形図によつて、その動作原理を説
明する。第4図においては、本発明と直接関係の
ある設定器1、速度増幅器2、三相交流タコジエ
ネレータ9、回転方向検出器22、周波数逓倍回
路24、パルス分配器25、周波数電圧変換器2
6、符号変換器27について詳しく示してあり、
その他の部分については省略している。
では、第4図の動作について説明する。
速度指令電源は正転時指令として正極性の電圧
Sが、また逆転時指令としては負極性の電圧−
Sが設定器1の抵抗1RHに加えられる。27は
正極性電源の電圧ESから負極性電源の電圧−ES
を作るための極性反転器である。
速度指令は指定器1の抵抗1RHにて分圧され、
正転速度信号としてK1ESが逆転速度信号として
−K1ESが速度増幅器2の演算増幅器A1のサミン
グポイント〓〓に加えられる。
電動機8の回転数検出は三相交流タコジエネレ
ータ9によつて検出され、絶縁用トランス23
0,231,232に与えられる。トランスの2
次出力は増幅整形回路220,221,222に
加えられ矩形波信号に変換される。この実施例で
は演算増幅器を使用した整形回路例を示している
が、これはIC化コンパレータ等を使用したもの
でも溝わない。要するに三相交流タコジエネレー
タ9の正弦波波形を矩形波に整形できる機能を有
するものであればよい。
この出力信号は第5図での波形D,E,Fとし
て表わされ、その中の一相のこの実施例ではu相
の信号をエツヂトリガDタイプフリツプフロツプ
のD入力に与える。また、他の一相のこの実施例
ではv相の信号をエツヂトリガDフリツプフロツ
プのクロツク(CLK)信号に加える。
このエツヂトリガDタイプフリツプフロツプ2
2は、クロツク信号の立上り時にDに与えられる
信号を読み取つて、出力Qおよびにその出力を
保持するものである。
以上の動作波形を第5図のA,B,C,D,
E,F,G,に正転時および逆転時について示
す。第5図からも明らかなように、には次のよ
うな信号が現われる。すなわち、正転時において
はE信号の立上りのときにD信号を読み取つてい
るので、Gには“0”の信号(−VSS)を保持す
る。逆転時にはGは“1”(零ボルト)信号を保
持することになる。従つて、回転方向検出器22
の出力Gは正転時は“0”、逆転時は“1”の信
号が現われる。
周波数逓倍回路24の回路構成は次のようにな
つている。前述のとおり増幅整形された矩形波信
号の2相を排他論理和に加え、その出力と他の一
相の信号の排他論理和をとることにより、その出
力Hには三相の入力周波数の3倍の矩形波信号が
得られ、この波形を第5図Hに示す。
この信号Hはパルス分配器25に与えられる。
これは第4図からも明らかなように抵抗4個、コ
ンデンサ2個および2入力NOR回路1個ならび
に2入力NAND回路2個のICよりなる簡単なもの
である。この回路25の出力信号は第5図I,J
に示されるようにHの入力信号の立上り立下り時
に、僅かの時間差Tdをおいて、Hの半周期毎に
交互に“1”の信号を出す。この信号I、Jが周
波数電圧変換器26のスイツチS1,S2にそれぞれ
加えられる。
そして周波数電圧変換器26の動作を説明す
る。
Iの信号が“1”の時スイツチS1がオンし、コ
ンデンサCには−ESOなる電荷が蓄積される。
次にJの信号が“1”、Iの信号が“0”の時、
コンデンサCに蓄積された電荷はコンデンサCf
に移される。
従つて、周波数電圧変換器26の出力電圧E0
は次式で与えられる。
E0=ESff・f=K2ES・Nrpn ……(1式) Rfは周波数電圧変換器26の帰還抵抗であ
り、fはパルス分配器25の出力I、Jの周波数
で電動機8の回転数Nrpnに比例する。
この信号(E0)は1/2Rの抵抗とスイツチS3
通して、速度増幅器2のサミングポイント〓〓に
加えられる。一方、周波数電圧変換器26の出力
は符号反転器21を介し抵抗Rを通して速度増幅
器2のサミングポイント〓〓に接続される。
スイツチS3は前述の回転方向検出信号Gによつ
て動作し、正転時にオフ、逆転時にオンとなるよ
うに動作する。従つて、速度増幅器2へのフイー
ドバツク信号はサミングポイント〓〓に流れる電
流ifで求めると次のようになる。
正転時は、 if=−K・Nrpn/R ……(2式) 逆転時は、 if=−Krpn/R+Krpn
〓R =Krpn/R ……(3式) 速度増幅器2の指令信号iSは演算増幅器入力
電流換算で示すと、 正転時は、 iS=K/R ……(4式) 逆転時は iS=−K/R ……(5式) となる。
いま、速度増幅器2の演算増幅器が理想的なも
のとし速度制御ループ利得が十分高いものとする
と、回転数制御の定常値は、速度増幅器2のサミ
ングポイント〓〓に流れる電流の総和が零になる
ように回転数が制御される。従つて次式が成立す
る。
正転時は K/R−Krpn/R=0 ゆえに K1=K2Nrpn ……(6式) 逆転時は −K/R+Krpn/R=0 ゆえに K1=K2Nrpn ……(7式) ここに、(6式)、(7式)は指令電源の電圧ES
の要素は打消されているから、電圧ESの温度ド
リフトの影響は回転数変動しては現われない。
このようにして本発明の要旨とするところは ○サ Dタイプフリツプフロツプによる簡単な回転
方向検出と、 ○シ 定電荷スイツチ方式の電源と指令電源を同一
にすることによる指令電源の温度ドリフトの無
視化と、 ○ス 周波数逓倍器、パルス分配器の簡単な回路構
成にある。
本発明の他の実施例のブロツク図を第6図に示
す。動作波形は第5図と同等である。
第6図の第3図と異る点は、回転方向検出回路
22の正転逆転信号Gの信号によつて、定電荷ス
イツチ回路29の基準電源の極性を切換えるよう
にした点、および定電荷スイツチ回路29のフイ
ードバツク電流を直接速度増幅器2の演算増幅器
のサミングポイント〓〓に接続した点である。
かゝる接続を行なうことによつて、第3図の実
施例に比較してさらに次のような効果が発生す
る。
○タ 演算増幅器の個数を減少することによつて低
コスト化ができる。
○チ 演算増幅器のドリフトによる回転速度のドリ
フト分の減少となる。
○ツ 演算インピーダンスの構成要素を減少するこ
とにより、演算インピーダンスのドリフトによ
る回転速度のドリフトの減少となる。
では、第6図の他の実施例の動作原理の説明を
する。
速度指令としては、正転信号のK1ES、逆転信
号−K1ESを速度増幅器2のサミングポイント〓
〓に抵抗Rを介して接続する。従つて指令電流i
Sは次のように与えられる。
正転時は iS=K/R ……(8式) 逆転時は iS=−K/R ……(9式) 一方、回転数のフイードバツク信号として次の
よに動動作する。すなわち、正転時にスイツチS3
はオフ、逆転時にスイツチS3はオンとなるよう
に、回転方向検出信号によつてスイツチS3を切替
える。従つて、定電荷スイツチ回路29の基準電
圧は正転時には−ES、逆転時には+ESになる。
スイツチS1,S2はパルス分配器25の出力にて
交互にオン、オフされるので、速度増幅器のサミ
ングポイント〓〓に流れるフイードバツク電流信
号の平均値fに次のようになる。
正転時はf =−ESCf=−ESK2Nrpn ……(10式) 逆転時はf =+ESCf=+ESK2Nrpn ……(11式) 従つて、正転時の回転数制御は K/R−ESK2Nrpn=0 K1=K2RNrpn ……(12式) 逆転時の回転数制御は −K/R+ESK2Nrpn K1=K2RNrpn ……(13式) となり、指令電源電圧ESには無関係に回転数が
制御されることになる。
次に第6図の方式が第3図の方式と比較してす
ぐれている点として、演算インピーダンスの影響
について検討してみる。
第3図の回路においてドリフトの発生するアナ
ログ系について第7図a、第6図の回路において
ドリフトの発生するアナログ系について第7図b
に示す。
第7図aにおいて演算増幅器は理想的なものと
すると、速度増幅器2への指令電流信号は、 正転時 iSF=K/R21 ……(14式) 逆転時 iSR=−1/R2112/R11K1ES ……(15式) 周波数電圧変換器26の出力電圧は正転逆転時
ともに E1F=+R12/R11SCR261・f ……(16式) 符号反転器21の出力電圧は E2F=−R12/R11SCR261f・R212/R21
……(17式) 従つて速度制御は次のように行なわれる。
正転時は iSF−E2F/R23=0 K/R21−1/R23・R12/R1121
/R211・CR261ES・f=0 K1=R21/R23・R12/R11・R212/R
11
・C・R260・f f=K・Nrpnであるから K1=R11/R23・R12/R11・R212/R
11
・C・R261・KNrpn……(18 式) 逆転時は、 −1/R21・R12/R11K1ES−R12/R11・R212/R211・ESCR261・f・1/R23+R12
/R11SCR261f・1/R22=0 K1=R11/R12・R21(R12/R11・1/R22−R12/R11212/R2111/R23)CR261
・f=(R21/R22−R21/R23212/R211)CR261・f K1=(R21/R22−R21/R23・R212/R
211)CR261・KNrpn……(19 式) すなわち設定値K1を一定とした時、回転数Nrp
のドリフトは、 正転時は抵抗比R21/R23、R12/R11、R
212/R211、および抵抗と コンデンサの積C・R261のドリリフトの影響をう
ける。
一方、逆転時は抵抗比R21/R22、R21/R
、R212/R211および抵 抗とコンデンサの積C・R261のドリフトの影響を
うける。
第7図bにおいては次式が成立する。
正転時の指令電流iSFは iSF=K/R21 ……(20式) 逆転時の指令電流iSRは iSR=−1/R21・R12/R11K1ES……(21式) 正転時のフイードバツク電流ifSは、スイツチ
S3はオフであるから ifS=−R283/R282SCf ……(22式) 逆転時のフイードバツク電流ifRは、 ifR=(R12/R11・R283/R281−R28
/R282)ESCf……(23式) 従つて正転時には次式が成立する。
/R21=R283/R282SCf K1=R283/R282・CR21KNrpn ……(24式) 逆転時には次式が成立する。
1/R2112/R11K1ES=(R12/R11
83
/R281−R283/R282)ESCf K1=(R283/R281−R11/R12283/R282)C・R21・f=(R283/R281−R11
/R12・R283/R282)C・R21・KNrpn……(25式) (24式)、(25式)からも明らかなように、設定
値K1が一定の時に回転数Nrpnは次の演算インピ
ーダンスの影響をうける。
正転時は、抵抗比R283/R282、コンデンサと
抵抗の積 C・R21の影響を受け、 逆転時は、抵抗比R283/R281、R12/R
、R283/R282および抵抗 とコンデンサの積C・R21の影響を受ける。
すなわち、第3図の回路方式では抵抗比4種と
コンデンサ抵抗積の温度ドリフトの影響を受ける
のに対し、第6図の回路方式では抵抗比3種とコ
ンデンサ抵抗積の温度ドリフトの影響を受けるこ
とになり、第6図の方がドリフトの要因が少くな
る。
また、第3図の回路方式では演算増器4個のド
リフトが問題になるのに対して、第6図の回路方
式では演算増幅器3個のドフトが問題となるのみ
である。従つて、第6図の回路方式の方が第3図
に比してよりドリフトの少い速度制御が可能とな
る。
第6図の方式で注意を要する点は、定電荷スイ
ツチ回路29の基準電圧が+ES、−ESに切換ら
れるので、スイツチS1,S2はこの電圧レベルで十
分にオン、オフするようにしなければならない点
である。
かくして本発明によれば、 ○ナ 速度検出用として三相交流タコジエネレータ
の適用によるコストの低減となり、 ○ニ 回転数フイードバツク信号として周波数信号
を使用しているため、タコジエネレータの温度
ドリフトの要因がない。
○ヌ 周波数電圧変換使用により広範囲の直線性が
得られる。
○ネ タコジエネレータの回転リツプルの要因が含
まれない。
○ノ 指令電源電圧の温度ドリフトが回転数のドリ
フトとして現われない。
従つて、以上のように特長ある電動機速度可逆
制御装置が構成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来装置のブロツク図、第3
図は本発明の一実施例のブロツク図、第4図はそ
の具体的詳細図、第5図はその動作波形図、第6
図は本発明の他の実施例のブロツク図、第7図a
および第7図bは第3図および第6図の実施例に
おける演算インピーダンスの説明図である。 1……指令器、2……速度増幅器、3,21,
27……符号反転器、4……電流増幅器、5……
移相器、6……パワ変換器、7……電流検出器、
8……電動機、9……三相交流タコジエネレー
タ、91……直流タコジエネレータ、10……速
度フイードバツク部、101……全波整流フイル
タ、11……切換ロジツク部、22……回転方向
検出器、23,28……アナログスイツチ、24
……周波数逓倍器、25……パルス分配器、26
……周波数電圧変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基準電源と、この基準電源電圧をもとに電動
    機の速度指令信号を送出する正逆転速度指令器
    と、前記電動源の回転速度を検出する3相交流タ
    コジエネレータと、この3相交流タコジエネレー
    タの出力から前記電動機の回転方向を検出する回
    転方向検出器と、前記3相交流タコジエネレータ
    の出力周波数の整数倍の周波数で前記基準電源電
    圧に対応した電圧を入切し前記周波数と前記基準
    電源電圧との積に比例した電圧を送出する周波数
    電圧変換器と、この周波数電圧変換器の出力信号
    を前記回転方向検出器の出力信号に応じて入切す
    るスイツチと、前記周波数電圧変換器の出力信号
    を反転する符号反転器と、前記正逆転速度指令器
    の出力信号および前記符号反転器の出力信号は抵
    抗を介し前記周波数電圧変換器の出力信号は前記
    抵抗の1/2の抵抗値をもつ抵抗および前記スイツ
    チを介してそれぞれ演算増幅器の加算点に入力す
    るようにした前記演算増幅器を具備した速度増幅
    器とを備え、この速度増幅器の出力信号によつて
    前記電動機の速度を調整するようにしたことを特
    徴とする電動機速度可逆制御装置。 2 基準電源と、この基準電源電圧をもとに電動
    機の速度指令信号を送出する正逆転速度指令器
    と、前記電動機の回転速度を検出する3相交流タ
    コジエネレータと、この3相交流タコジエネレー
    タの出力から前記電動機の回転方向を検出する回
    転方向検出器と、前記基準電源電圧に対応した電
    圧を入力し前記回転方向検出器の出力に応じて前
    記基準電源電圧に対応した電圧の極性を反転した
    電圧を出力するアナログスイツチと、前記3相交
    流タコジエネレータの出力周波数の整数倍の周波
    数で前記アナログスイツチの出力電圧を入切する
    定電荷スイツチ回路と、前記正逆転速度指令器の
    出力信号および前記定電荷スイツチ回路の出力信
    号を演算増幅器の加算点に入力するようにした前
    記演算増幅器を具備した速度増幅器とを備え、こ
    の速度増幅器の出力信号によつて前記電動機の回
    転速度を調整するようにしたことを特徴とする電
    動機速度可逆制御装置。
JP56012482A 1981-01-30 1981-01-30 Reversible controller for motor speed Granted JPS57129181A (en)

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