JPS6156142A - フィチン及びフィチン酸の製造法 - Google Patents
フィチン及びフィチン酸の製造法Info
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- JPS6156142A JPS6156142A JP59177303A JP17730384A JPS6156142A JP S6156142 A JPS6156142 A JP S6156142A JP 59177303 A JP59177303 A JP 59177303A JP 17730384 A JP17730384 A JP 17730384A JP S6156142 A JPS6156142 A JP S6156142A
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- inositol
- phytic acid
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- resin
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F9/00—Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic System
- C07F9/02—Phosphorus compounds
- C07F9/06—Phosphorus compounds without P—C bonds
- C07F9/08—Esters of oxyacids of phosphorus
- C07F9/09—Esters of phosphoric acids
- C07F9/117—Esters of phosphoric acids with cycloaliphatic alcohols
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C35/00—Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring
- C07C35/02—Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring monocyclic
- C07C35/08—Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring monocyclic containing a six-membered rings
- C07C35/14—Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a ring other than a six-membered aromatic ring monocyclic containing a six-membered rings with more than one hydroxy group bound to the ring
- C07C35/16—Inositols
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はイノシトールの原料として有用なフィチンの工
業的に有利な製造法並びに、フィチンよりフィチン酸、
あるいはイノシトールを製造する方法に関するものであ
る。
業的に有利な製造法並びに、フィチンよりフィチン酸、
あるいはイノシトールを製造する方法に関するものであ
る。
フィチンは植物体の殆どすべての部位に存在するが、特
に種子に多く含まれるイノシトールのリン酸エステル(
フィチン酸)のカルシウム、マグネシウム複塩である。
に種子に多く含まれるイノシトールのリン酸エステル(
フィチン酸)のカルシウム、マグネシウム複塩である。
また、イノシトールは動物体の筋肉、心臓、肝臓等に遊
離の状態で存在するほか、リン脂質の構成成分として哺
乳動物の肝臓、脳及び卵黄、大豆。
離の状態で存在するほか、リン脂質の構成成分として哺
乳動物の肝臓、脳及び卵黄、大豆。
小麦胚芽等に存在する物質である。
イノシトールは、高等動物においてビタミンの一種とし
て重要な物質で、脂肪、コレステロールの代謝に重要な
役割を努め、抗脂肝作用を現わし、肝硬変症、過コレス
テロール血症等に有効とされている。このため、近年は
米国などで栄養食品に使用されるなど、注目を浴びつつ
ある有用な物質である。
て重要な物質で、脂肪、コレステロールの代謝に重要な
役割を努め、抗脂肝作用を現わし、肝硬変症、過コレス
テロール血症等に有効とされている。このため、近年は
米国などで栄養食品に使用されるなど、注目を浴びつつ
ある有用な物質である。
従来、イノシトールの製造には、米糠などの原料から無
機あるいは有機の酸類を用いてフィチンを抽出し、次い
で抽出液中の蛋白質、炭水化物等を除去するため、一旦
フィチンを沈澱させて分別、分離し、後に加圧加水分解
してイノシトールを遊離させ、後精製、濃縮、結晶化な
どの工程を経てイノシトールを得る方法が一般的である
。
機あるいは有機の酸類を用いてフィチンを抽出し、次い
で抽出液中の蛋白質、炭水化物等を除去するため、一旦
フィチンを沈澱させて分別、分離し、後に加圧加水分解
してイノシトールを遊離させ、後精製、濃縮、結晶化な
どの工程を経てイノシトールを得る方法が一般的である
。
以上の方法において、フィチンを沈澱させる手段として
、有機溶剤を用いる方法、水溶性金属塩(塩化鉄、硫酸
マンガン等)を用いる方法、水溶性アルカリを用いる方
法などが採用されていた。
、有機溶剤を用いる方法、水溶性金属塩(塩化鉄、硫酸
マンガン等)を用いる方法、水溶性アルカリを用いる方
法などが採用されていた。
(発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の方法において、フィチンを製造する際にフィ
チンと不純物とを十分に分離することは極めて困難であ
った。例えば、米糠がら酸抽出した抽出液にアルカリ剤
例えば水酸化ナトリウム。
チンと不純物とを十分に分離することは極めて困難であ
った。例えば、米糠がら酸抽出した抽出液にアルカリ剤
例えば水酸化ナトリウム。
アンモニア水等を加え、−を7.5以上とした後濾t
別する方法では、フィチンの沈澱物がコロ
イダルなペースト状を呈し、その分別濾過は極めて)ツ
しい。この他、前記抽出液に水酸化カルシウム、/1゛
石灰などを加え、フィチン酸のカルシラノ、塩として沈
澱させる方法も行われているが、この場合には蛋白系の
不純物が多量に共沈し、その除去が極めて困難となる。
別する方法では、フィチンの沈澱物がコロ
イダルなペースト状を呈し、その分別濾過は極めて)ツ
しい。この他、前記抽出液に水酸化カルシウム、/1゛
石灰などを加え、フィチン酸のカルシラノ、塩として沈
澱させる方法も行われているが、この場合には蛋白系の
不純物が多量に共沈し、その除去が極めて困難となる。
その」二、フィチン酸カルシウム自体もペースト状を呈
するので、例えばこれを遠心分離機により濃縮する場合
には、そのノズルが詰まり易いなどの障害があり、ある
いはこれをフィルターなどで洗浄分離するに際しては極
めて作業能率が悪いなどの欠点があった。
するので、例えばこれを遠心分離機により濃縮する場合
には、そのノズルが詰まり易いなどの障害があり、ある
いはこれをフィルターなどで洗浄分離するに際しては極
めて作業能率が悪いなどの欠点があった。
このような理由で、いずれの場合にも蛋白質等は製造工
程中で十分に除去できず、このためイノシトール製品中
の蛋白含有が多くなって、その品質低下を招くことが多
かった。また、これらの方法において、フィチンの加圧
加水分Mi&の工程で副産物として発生するリン酸カル
シウムの量はイノシトールの数倍にも及び、しかもその
結晶は細かい。このため、その分別処理に際し、これと
共に無視できない量のイノシトールが失われるので、収
率低下による経済上の不利益は免れることができない。
程中で十分に除去できず、このためイノシトール製品中
の蛋白含有が多くなって、その品質低下を招くことが多
かった。また、これらの方法において、フィチンの加圧
加水分Mi&の工程で副産物として発生するリン酸カル
シウムの量はイノシトールの数倍にも及び、しかもその
結晶は細かい。このため、その分別処理に際し、これと
共に無視できない量のイノシトールが失われるので、収
率低下による経済上の不利益は免れることができない。
同時に、副産物自体の純度も高くないため、この面から
も十分な経済性を得ることは難しかった。
も十分な経済性を得ることは難しかった。
本発明者らは、上記の従来技術の問題点について検討を
重ねた結果、フィチンを含む溶液を陰イオン交換樹脂を
用いて処理し、フィチンをこの陰イオン交換樹脂に吸着
せしめ、次いでアルカリ剤でフィチンを1gMtlする
方法を見出した。この方法によって、フィチンの抽出液
からフィチンを沈澱分別する工程が全く不要になるので
、製造工程を省力化し得ると同時に、沈澱分別の際混入
する蛋白質などの不純物を極めて僅かにすることができ
た。
重ねた結果、フィチンを含む溶液を陰イオン交換樹脂を
用いて処理し、フィチンをこの陰イオン交換樹脂に吸着
せしめ、次いでアルカリ剤でフィチンを1gMtlする
方法を見出した。この方法によって、フィチンの抽出液
からフィチンを沈澱分別する工程が全く不要になるので
、製造工程を省力化し得ると同時に、沈澱分別の際混入
する蛋白質などの不純物を極めて僅かにすることができ
た。
そして、このフィチンを常法により脱塩処理等を施すこ
とによって高純度のフィチン酸を得ることができ、また
常法により加圧加水分解、リン酸除去、精製等の手段を
行って、イノシトールとすると極めて高純度のイノシト
ールを得ることができた。
とによって高純度のフィチン酸を得ることができ、また
常法により加圧加水分解、リン酸除去、精製等の手段を
行って、イノシトールとすると極めて高純度のイノシト
ールを得ることができた。
本発明はフィチン含有液を陰イオン交換樹脂で処理し、
フィチンを吸着せしめ、後アルカリ剤で溶離してフィチ
ンを製造する方法、このフィチンを更に陽イオン交換樹
脂などで脱塩処理してフィチン酸を製造する方法、並び
にフィチン含有液を陰イオン交換樹脂で処理し、フィチ
ンを吸着せしめ、後アルカリ剤で溶離してフィチンを得
、このフィチンを常法により加圧加水分解、リン酸の除
去、精製等の手段を行ってイノシト−ルを得るイノシト
ールを製造する方法である。
フィチンを吸着せしめ、後アルカリ剤で溶離してフィチ
ンを製造する方法、このフィチンを更に陽イオン交換樹
脂などで脱塩処理してフィチン酸を製造する方法、並び
にフィチン含有液を陰イオン交換樹脂で処理し、フィチ
ンを吸着せしめ、後アルカリ剤で溶離してフィチンを得
、このフィチンを常法により加圧加水分解、リン酸の除
去、精製等の手段を行ってイノシト−ルを得るイノシト
ールを製造する方法である。
本発明でフィチンを含むf6液というのは、常法による
フィチンの酸抽出液、あるいはコーンスヂーブリカー等
をはじめ、これらに適宜li製・濃縮その他の処理を加
えたものを指す。コーンスチーブリカーはとうもろこし
の亜硫酸浸漬液であり、−mの酸抽出液であって、イノ
シト−ルの工業的製造には常用される原料である。これ
には通常、およそ2%(対固形分)のイノシトールに相
当するフィチン酸またはその塩類が含まれている。はか
に、脱脂米糠などもイノシトール製造に好適な原料であ
り、これをたとえば1%硫酸水溶液で抽出し、残渣を除
いたものを用いる。
フィチンの酸抽出液、あるいはコーンスヂーブリカー等
をはじめ、これらに適宜li製・濃縮その他の処理を加
えたものを指す。コーンスチーブリカーはとうもろこし
の亜硫酸浸漬液であり、−mの酸抽出液であって、イノ
シト−ルの工業的製造には常用される原料である。これ
には通常、およそ2%(対固形分)のイノシトールに相
当するフィチン酸またはその塩類が含まれている。はか
に、脱脂米糠などもイノシトール製造に好適な原料であ
り、これをたとえば1%硫酸水溶液で抽出し、残渣を除
いたものを用いる。
これらフィチンを含む液を、陰イオン交換樹脂を通し、
フィチンをこれに吸着せしめる。ここで用いる陰イオン
交換樹脂は、COa形、CH3COO形、α形、SO3
形、もしくはOH形の交換基のいずれかに再生したもの
が適当であり、特にα形、S03形のものがフィチン吸
着能。
フィチンをこれに吸着せしめる。ここで用いる陰イオン
交換樹脂は、COa形、CH3COO形、α形、SO3
形、もしくはOH形の交換基のいずれかに再生したもの
が適当であり、特にα形、S03形のものがフィチン吸
着能。
選択性等の点から好適である。これら以外のものであっ
ても、本発明の目的に使用は可能であるが、フィチン吸
着能、蛋白等不純物の除去効果等の面では前記のものに
及ばず、実用上は前記以外の使用は有利とはいえない。
ても、本発明の目的に使用は可能であるが、フィチン吸
着能、蛋白等不純物の除去効果等の面では前記のものに
及ばず、実用上は前記以外の使用は有利とはいえない。
陰イオン交換樹脂の種類によるフィチン回収率等の差に
ついては、後記実験例に示す通りである。なお、前記の
うちOH形のものは、前記の効果に加えて処理工程を簡
略化できる利点がある。
ついては、後記実験例に示す通りである。なお、前記の
うちOH形のものは、前記の効果に加えて処理工程を簡
略化できる利点がある。
本発明に使用しうる陰イオン交換樹脂としては、市販品
では、たとえばアンバーライトIR−45,IRA−6
8、IRA−93,IRA−410,TI?A−411
(以上オルガノ株式会社製)、ダイヤイオン5A2OA
、 Sへ21八、闇30゜WAIO,WALL (以上
日本線水株式会社製)、ダウエックスMSA−1,MS
A−266(以上ダウエックス株式会社製)等がある。
では、たとえばアンバーライトIR−45,IRA−6
8、IRA−93,IRA−410,TI?A−411
(以上オルガノ株式会社製)、ダイヤイオン5A2OA
、 Sへ21八、闇30゜WAIO,WALL (以上
日本線水株式会社製)、ダウエックスMSA−1,MS
A−266(以上ダウエックス株式会社製)等がある。
イオン交換樹脂処理の条件は、フィチンを含む液の性状
、目的とするイノシト−ルの品質、あるいは使用するイ
オン交換樹脂の種類・性質等によって適宜選択しなけれ
ばならないが、一般的には温度5〜20℃、pH1〜5
、液の濃度1〜40%、通液速度(SV;1時間当り通
液量/イオン交換樹脂容量)0.5〜20の範囲で選ば
れる。
、目的とするイノシト−ルの品質、あるいは使用するイ
オン交換樹脂の種類・性質等によって適宜選択しなけれ
ばならないが、一般的には温度5〜20℃、pH1〜5
、液の濃度1〜40%、通液速度(SV;1時間当り通
液量/イオン交換樹脂容量)0.5〜20の範囲で選ば
れる。
このようにして吸着処理したフィチン吸着樹脂を、適宜
温水などを用いて洗浄した後、これにアルカリ剤を通し
てフィチンを溶離する。アルカリ剤としては、通常水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムあるいはアンモニア等の
水溶液が用いられるが、これら以外のアルカリ剤を使用
しても差支えない。溶離処理の条件は、用いるアルカリ
剤の種類・水溶液濃度、イオン交換樹脂の種類、原料液
の性状その他で変動することは言うまでもないが、例え
ばアルカリ剤として水酸化ナトリウムを選ぶ場合は、濃
度およそ1〜30%の水溶液を使用し、室温〜70°C
1通液速度(SV) 0.5〜10で、溶離液のPHを
9〜12に維持するような条件で処理するのが適当であ
る。このようにして得られる溶離液は、主としてフィチ
ン酸のナトリウム塩からなるもので、蛋白質や炭水化物
等の不純物はごく僅かしか含まないから、これら不純物
が以後の工程にかける負担は極めて軽減される。
温水などを用いて洗浄した後、これにアルカリ剤を通し
てフィチンを溶離する。アルカリ剤としては、通常水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムあるいはアンモニア等の
水溶液が用いられるが、これら以外のアルカリ剤を使用
しても差支えない。溶離処理の条件は、用いるアルカリ
剤の種類・水溶液濃度、イオン交換樹脂の種類、原料液
の性状その他で変動することは言うまでもないが、例え
ばアルカリ剤として水酸化ナトリウムを選ぶ場合は、濃
度およそ1〜30%の水溶液を使用し、室温〜70°C
1通液速度(SV) 0.5〜10で、溶離液のPHを
9〜12に維持するような条件で処理するのが適当であ
る。このようにして得られる溶離液は、主としてフィチ
ン酸のナトリウム塩からなるもので、蛋白質や炭水化物
等の不純物はごく僅かしか含まないから、これら不純物
が以後の工程にかける負担は極めて軽減される。
このようにして得たフィチン溶離液は、以後、常法によ
り加圧加水分解、脱リン酸塩、精製、濃縮、結晶化等の
工程を経て処理され、製品としてイノシトールを、副産
物としてリン酸塩を得る。
り加圧加水分解、脱リン酸塩、精製、濃縮、結晶化等の
工程を経て処理され、製品としてイノシトールを、副産
物としてリン酸塩を得る。
アルカリ剤として水酸化ナトリウムを用いた場合は、副
産物としてリン酸2ナトリウムが得られる。
産物としてリン酸2ナトリウムが得られる。
また、上記フィチン溶離液をイオン交換樹脂処理などに
より脱塩すればフィチン酸を得ることもできる。
より脱塩すればフィチン酸を得ることもできる。
次に本発明の実施例を示す。
〔実施例1〕
コーンスチーブリカー(3,5ボーメ、−4,1、換算
イノシトール含量2.0 kg/ n?) 150リツ
トルを、中塩基性陰イオン交換樹脂(オルガノ株式会社
製IRA−68)を塩酸でα形に再生したちの7.5リ
ツトルにSV4で通液し、フィチンを吸着せしめた。
イノシトール含量2.0 kg/ n?) 150リツ
トルを、中塩基性陰イオン交換樹脂(オルガノ株式会社
製IRA−68)を塩酸でα形に再生したちの7.5リ
ツトルにSV4で通液し、フィチンを吸着せしめた。
このフィチン吸着樹脂を温水で逆洗洗浄したのち、これ
に15%水酸化ナトリウム水溶液をSV 1で通液し、
フィチン酸すトリウムの溶離液約12リツトルを得た。
に15%水酸化ナトリウム水溶液をSV 1で通液し、
フィチン酸すトリウムの溶離液約12リツトルを得た。
次いでこの溶離液を、フィチン酸すl・リウム含量が4
3〜48%(換算イノシトール含量として8.5〜9.
5%)程度となるまで濃縮した後、オートクレーブ中で
、180°c、3時間の加圧加水分解を行い、iMられ
た分解液を濾過して、分解液中に含まれるリン酸カルシ
ウム、マグネシウム等の水不溶性塩類を除去した。濾液
にはリン酸2ナトリウムが含まれるので、これを結晶操
作により分離、除去したのち、イオン交換樹脂により脱
色。
3〜48%(換算イノシトール含量として8.5〜9.
5%)程度となるまで濃縮した後、オートクレーブ中で
、180°c、3時間の加圧加水分解を行い、iMられ
た分解液を濾過して、分解液中に含まれるリン酸カルシ
ウム、マグネシウム等の水不溶性塩類を除去した。濾液
にはリン酸2ナトリウムが含まれるので、これを結晶操
作により分離、除去したのち、イオン交換樹脂により脱
色。
脱塩処理してイノシトール含量25%前後に濃縮し、更
に粉末活性炭処理を施したうえ、イノシトール2水塩と
して結晶させ、真空乾燥して無水イノシトール(水分0
.5%以下)約250 gを得た。製品は不純物を殆ど
含まないものであった。なお、工程中で得られたリン酸
2すI・リウムの結晶は約5゜6 kgであり、これは
副産物として利用しうるちのである。
に粉末活性炭処理を施したうえ、イノシトール2水塩と
して結晶させ、真空乾燥して無水イノシトール(水分0
.5%以下)約250 gを得た。製品は不純物を殆ど
含まないものであった。なお、工程中で得られたリン酸
2すI・リウムの結晶は約5゜6 kgであり、これは
副産物として利用しうるちのである。
〔実施例2〕
脱脂米糠10 kgの1%硫酸水溶液による抽出液に、
前記抽出残渣を再度0.3%硫酸水溶液で洗浄して得た
液を合した液約100リットルを、実施例1間様のα形
陰イオン交換樹脂にSV 2で通液してフィチンを吸着
させ、これを温水で洗浄した後、10%水酸化ナトリウ
ム1g液をSV1で通液してフィチン酸ナトリウムの溶
離液約15リツトルを得た。これを実施例1同様の操作
により、精製無水イノシトール約206gを得た。
前記抽出残渣を再度0.3%硫酸水溶液で洗浄して得た
液を合した液約100リットルを、実施例1間様のα形
陰イオン交換樹脂にSV 2で通液してフィチンを吸着
させ、これを温水で洗浄した後、10%水酸化ナトリウ
ム1g液をSV1で通液してフィチン酸ナトリウムの溶
離液約15リツトルを得た。これを実施例1同様の操作
により、精製無水イノシトール約206gを得た。
〔実施例3〕
コーンスチーブリ力−13リットルに35%塩酸100
ミリリツトルを加えた液を、○I]形陰イオン交換樹脂
(アンバーライトIRA−93) 1リツトルにsv
2で通液し、フィチンを吸着せしめた。以下実施例1同
様に処理し、精製イノシト−ル22gを得た。
ミリリツトルを加えた液を、○I]形陰イオン交換樹脂
(アンバーライトIRA−93) 1リツトルにsv
2で通液し、フィチンを吸着せしめた。以下実施例1同
様に処理し、精製イノシト−ル22gを得た。
〔実施例4〕
実施例1あるいは実施例2で得たフィチン酸ナトリウム
の溶離液を014形陽イオン交換樹脂(アンバーライト
IR−1208,ダイヤイオンS K ]、 El 、
ダウエックス88など)4リツトルにSV2で通液して
脱塩処理し、これを約55%に濃縮した。これを粉末活
性炭で脱色し、50%フィチン酸1340gを得た。
の溶離液を014形陽イオン交換樹脂(アンバーライト
IR−1208,ダイヤイオンS K ]、 El 、
ダウエックス88など)4リツトルにSV2で通液して
脱塩処理し、これを約55%に濃縮した。これを粉末活
性炭で脱色し、50%フィチン酸1340gを得た。
得られたフィチン酸は極めて高純度のものであった。
本発明においては、従来極めて処理の面倒であったフィ
チンの沈澱・分別工程が不要となり、簡単な吸着操作だ
けで、フィチン抽出液から直接フィチンを分離すること
ができる。この吸着工程では、CO3形、CH3COO
形、α形、so3形、OH形陰イオン交換樹脂を使用す
ることにより、フィチンを選択的に効率よく吸着・分離
できるので、従来法のようなコロイダルなペースト状沈
澱物を濾過処理するという繁雑さからは全く解放され、
しかも蛋白質等の不純物の殆どは、そのまま抽出液に残
ってフィチンに混入するものはごく僅かとなるから、以
後の工程での負荷は軽減されるとともに、高純度の高品
質のイノシトール製品を、経済的に得ることが可能とな
るのである。
チンの沈澱・分別工程が不要となり、簡単な吸着操作だ
けで、フィチン抽出液から直接フィチンを分離すること
ができる。この吸着工程では、CO3形、CH3COO
形、α形、so3形、OH形陰イオン交換樹脂を使用す
ることにより、フィチンを選択的に効率よく吸着・分離
できるので、従来法のようなコロイダルなペースト状沈
澱物を濾過処理するという繁雑さからは全く解放され、
しかも蛋白質等の不純物の殆どは、そのまま抽出液に残
ってフィチンに混入するものはごく僅かとなるから、以
後の工程での負荷は軽減されるとともに、高純度の高品
質のイノシトール製品を、経済的に得ることが可能とな
るのである。
以下に、本発明の効果を実験例により示す。
コーンスヂーブリカー各20リットルを用い、次の各方
法によりフィチンを分離して、それぞれのイノシトール
回収率、回収物中の蛋白質の含有率を比較した。ここで
使用したコーンスチーブリカーは、pH4,l濃度7.
7%で、約2%のイノシトールを含むものである。
法によりフィチンを分離して、それぞれのイノシトール
回収率、回収物中の蛋白質の含有率を比較した。ここで
使用したコーンスチーブリカーは、pH4,l濃度7.
7%で、約2%のイノシトールを含むものである。
イノシトールは、フィチン中の有機リンをフィチン酸(
CaH+θ024P6、分子量660)として算出し、
これをイノシトール(C6H1206、分子1180)
に換算して求めた。
CaH+θ024P6、分子量660)として算出し、
これをイノシトール(C6H1206、分子1180)
に換算して求めた。
+1.1 従来法 コーンスチープリカーに水酸化カ
ルシウム(15%)を加え、PH6,0に調整してフィ
チンのカルシウム塩を沈澱せしめ、これを分離した後5
0℃の温水1.5リツトルで洗浄してフィチン(フィチ
ン酸カルシウムとみなす) 249 g (イノ゛
シトールとして34.1g)を得た。
ルシウム(15%)を加え、PH6,0に調整してフィ
チンのカルシウム塩を沈澱せしめ、これを分離した後5
0℃の温水1.5リツトルで洗浄してフィチン(フィチ
ン酸カルシウムとみなす) 249 g (イノ゛
シトールとして34.1g)を得た。
(2)本発明法(1)陰イオン交換樹脂112A−4]
1(オルガノ株式会社製)OH形をCO2形に再生した
ちの1リツトルを用い、これにコーンスチープリカーを
SV4で通液してフィチンをこれに吸着させた。次いで
これを50℃の温水1.5リットルで洗浄した後、水酸
化ナトリウム水溶液(7%)をSV 1で通液してフィ
チンを溶離させ、フィチン(フィチン酸ナトリウムとみ
なす) 115 g (イノシトールとして、樹脂1
リットル当たり18.8g >を得た。
1(オルガノ株式会社製)OH形をCO2形に再生した
ちの1リツトルを用い、これにコーンスチープリカーを
SV4で通液してフィチンをこれに吸着させた。次いで
これを50℃の温水1.5リットルで洗浄した後、水酸
化ナトリウム水溶液(7%)をSV 1で通液してフィ
チンを溶離させ、フィチン(フィチン酸ナトリウムとみ
なす) 115 g (イノシトールとして、樹脂1
リットル当たり18.8g >を得た。
(3)本発明法(2)本発明fllと同じ陰イオン交換
樹脂の交換基をCH3COO形に再生したものを使用し
、同様に処理してフィチンを溶離させ、フィチン92g
(イノシトールとして、樹脂1リツトル当たり16.5
g )を得た。
樹脂の交換基をCH3COO形に再生したものを使用し
、同様に処理してフィチンを溶離させ、フィチン92g
(イノシトールとして、樹脂1リツトル当たり16.5
g )を得た。
(4)本発明法(3)陰イオン交換樹脂IRA−68(
オルガノ株式会社製)OH形をα形に再生゛したちの1
リットルを用い、本発明法(1)同様に処理してフィチ
ンを溶離させ、フィチン212 g (イノシトールと
して、樹脂1リットル当たり34.8g >を得た。
オルガノ株式会社製)OH形をα形に再生゛したちの1
リットルを用い、本発明法(1)同様に処理してフィチ
ンを溶離させ、フィチン212 g (イノシトールと
して、樹脂1リットル当たり34.8g >を得た。
(5)本発明法(4)本発明法(3)と同じ陰イオン交
換樹脂の交換基をso3形に再生したものを用い、同様
に処理してフィチン219 g (イノシトールとして
樹脂1リツトル当たり35.9g >を得た。
換樹脂の交換基をso3形に再生したものを用い、同様
に処理してフィチン219 g (イノシトールとして
樹脂1リツトル当たり35.9g >を得た。
(6)本発明法(5)陰イオン交換樹脂IRA−411
のOH形を用い、同様に処理してフィチン106g(イ
ノシトールとして、樹脂1リツトル当たり17.3g)
を得た。
のOH形を用い、同様に処理してフィチン106g(イ
ノシトールとして、樹脂1リツトル当たり17.3g)
を得た。
結果は次の通りである。
従来法 94.2% 73.5%本
発明法f1) 5]、9 1.7本
発明法(2145,61,4 本発明法+31 96 、1 0 、
’ 8本発明法(4) 99.2
1.2本発明法f5) 47.8
2.1以上の結果から明らかなように、本発明により陰
イオン交換樹脂を用いてフィチンを吸着・分離し、アル
カリ剤により溶離する方法で回収したフィチンは、従来
法よりも不純物である蛋白質含量が著しく低い。そして
、陰イオン交換樹脂の交換基をα、803等の形に再生
したものは、特に高いフィチン回収率(粗イノシト−ル
に換算)を示している。
発明法f1) 5]、9 1.7本
発明法(2145,61,4 本発明法+31 96 、1 0 、
’ 8本発明法(4) 99.2
1.2本発明法f5) 47.8
2.1以上の結果から明らかなように、本発明により陰
イオン交換樹脂を用いてフィチンを吸着・分離し、アル
カリ剤により溶離する方法で回収したフィチンは、従来
法よりも不純物である蛋白質含量が著しく低い。そして
、陰イオン交換樹脂の交換基をα、803等の形に再生
したものは、特に高いフィチン回収率(粗イノシト−ル
に換算)を示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、フィチン含有液を陰イオン交換樹脂で処理し、フィ
チンを吸着せしめ、後アルカリ剤で溶離することを特徴
とするフィチンの製造法。 2、フィチン含有液を陰イオン交換樹脂で処理し、フィ
チンを吸着せしめ、後アルカリ剤で溶離し、得られたフ
ィチンを常法による脱塩処理、精製等の手段を行ってフ
ィチン酸を得ることを特徴とするフィチン酸の製造法。 3、フィチン含有液を陰イオン交換樹脂で処理し、フィ
チンを吸着せしめ、後アルカリ剤で溶離し、得られたフ
ィチンを常法による加圧加水分解、リン酸除去、精製等
の手段を行ってイノシトールを得ることを特徴とするイ
ノシトールの製造法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59177303A JPS6156142A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | フィチン及びフィチン酸の製造法 |
US06/832,239 US4668813A (en) | 1984-08-24 | 1986-02-24 | Method for obtaining phytin |
CN 86102238 CN1013438B (zh) | 1984-08-24 | 1986-03-01 | 植酸钙镁和植酸的制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59177303A JPS6156142A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | フィチン及びフィチン酸の製造法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24171486A Division JPS6296439A (ja) | 1986-10-11 | 1986-10-11 | イノシト−ルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6156142A true JPS6156142A (ja) | 1986-03-20 |
JPS6213358B2 JPS6213358B2 (ja) | 1987-03-25 |
Family
ID=16028633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59177303A Granted JPS6156142A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | フィチン及びフィチン酸の製造法 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US4668813A (ja) |
JP (1) | JPS6156142A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001026595A (ja) * | 1999-06-07 | 2001-01-30 | F Hoffmann La Roche Ag | L−アスコルビル2−モノホスファートを精製する方法 |
CN103130615A (zh) * | 2011-11-29 | 2013-06-05 | 唐雪 | 糠饼肌醇 |
CN113481251A (zh) * | 2021-08-12 | 2021-10-08 | 潍坊工程职业学院 | 植酸钙的制备方法 |
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---|---|---|---|---|
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TW211560B (ja) * | 1991-03-14 | 1993-08-21 | Peilly Ind Inc | |
US5292537A (en) * | 1992-11-12 | 1994-03-08 | Bran Tec, Inc. | Method for stabilizing rice bran and rice bran products |
US5593855A (en) * | 1992-12-08 | 1997-01-14 | Doosan Technical Center | Method of using yeast to recover phytin by precipitation from cornsteep liquor or light steep water |
US5248804A (en) * | 1992-12-08 | 1993-09-28 | Abbott Laboratories | Separation of phytate from plant protein using ion exchange |
EP1465988A4 (en) | 2001-03-19 | 2005-08-03 | Cargill Inc | Myo-inositol oxygenase |
CN1324979C (zh) * | 2002-01-24 | 2007-07-11 | 嘉吉有限公司 | 低磷动物饲料及其制造方法 |
DE102011105914A1 (de) | 2011-06-28 | 2013-01-03 | Süd-Chemie AG | Prozess zur Gewinnung von Phytinsäure aus Rapspresskuchen |
KR101468921B1 (ko) * | 2012-07-25 | 2014-12-05 | 전라남도 | 미강을 이용한 피틴산 제조방법, 상기 제조방법에 의해 제조된 피틴산 및 이를 함유한 기능성 화장품 조성물 |
DE102014104986A1 (de) * | 2014-04-08 | 2015-10-08 | Gea Mechanical Equipment Gmbh | Verfahren zur Gewinnung von eines oder mehrerer Wertstoffe aus Saaten |
EP3873229A4 (en) * | 2018-11-01 | 2022-09-07 | Florida Food Products, LLC | RICE MILK EXTRACT COMPOSITIONS, METHODS OF MAKING THEM AND USING THEM |
EP4015494A1 (en) | 2020-12-15 | 2022-06-22 | Sanifit Therapeutics S.A. | Processes for the preparation of soluble salts of inositol phosphates |
CN113307825B (zh) * | 2021-05-24 | 2023-03-28 | 浙江工业大学 | 一种从米糠废渣中提取植酸钙的方法 |
CN113735136B (zh) * | 2021-09-09 | 2023-09-01 | 诸城市浩天药业有限公司 | 一种利用玉米浸泡水制备钾盐并副产镁盐的工艺方法 |
CN113861236B (zh) * | 2021-10-18 | 2023-09-05 | 山东寿光巨能金玉米开发有限公司 | 一种提纯植酸制备植酸钙的方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2112553A (en) * | 1935-06-07 | 1938-03-29 | Bartow Edward | Manufacture of i-inositol |
US3410929A (en) * | 1965-06-08 | 1968-11-12 | Corn Products Co | Recovery of phytates from steepwater |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP59177303A patent/JPS6156142A/ja active Granted
-
1986
- 1986-02-24 US US06/832,239 patent/US4668813A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001026595A (ja) * | 1999-06-07 | 2001-01-30 | F Hoffmann La Roche Ag | L−アスコルビル2−モノホスファートを精製する方法 |
JP4545886B2 (ja) * | 1999-06-07 | 2010-09-15 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | L−アスコルビル2−モノホスファートを精製する方法 |
CN103130615A (zh) * | 2011-11-29 | 2013-06-05 | 唐雪 | 糠饼肌醇 |
CN113481251A (zh) * | 2021-08-12 | 2021-10-08 | 潍坊工程职业学院 | 植酸钙的制备方法 |
CN113481251B (zh) * | 2021-08-12 | 2022-12-16 | 潍坊工程职业学院 | 植酸钙的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6213358B2 (ja) | 1987-03-25 |
US4668813A (en) | 1987-05-26 |
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