JPS6155165B2 - - Google Patents

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JPS6155165B2
JPS6155165B2 JP54145268A JP14526879A JPS6155165B2 JP S6155165 B2 JPS6155165 B2 JP S6155165B2 JP 54145268 A JP54145268 A JP 54145268A JP 14526879 A JP14526879 A JP 14526879A JP S6155165 B2 JPS6155165 B2 JP S6155165B2
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JP
Japan
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flutter
wow
signal
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pulse
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JP54145268A
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Seisuke Hirakuri
Taku Uchiumi
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPS5668906A publication Critical patent/JPS5668906A/ja
Publication of JPS6155165B2 publication Critical patent/JPS6155165B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワウ・フラツタ改善装置に係り、ワ
ウ・フラツタ検出信号を再生し、この再生ワウ・
フラツタ検出信号に基づいて、テープ長手方向に
記録されているトラツクの再生信号に現われるワ
ウ・フラツタの影響を電気的信号処理にて実質的
に改善しうる装置を提供することを目的とする。
近年の実庭用磁気記録再生装置は記録再生時間
の長時間化の傾向があり、そのため従来に比しト
ラツクピツチの狭小化のみならず磁気テープ走行
速度も小にされる一方である。しかし、磁気テー
プ走行速度を小にするため、キヤプスタンの回転
数度を小にすると、外乱やキヤプスタン偏芯等に
よるテープ走行変化量が一定だとしてもテープ走
行速度が大の場合に比し相対的な速度変化が大と
なり、また同一の磁気テープの伸び、又は縮みの
長さに対するワウ・フラツタ(回転むら)の影響
が大となり、機械的にワウ・フラツタを小さくす
ることは極めて困難となつた。このワウ・フラツ
タは磁気テープ上の記録トラツクのうちテープ長
手方向に対して傾斜して形成されるビデオトラツ
クよりもテープ長手方向に形成されるオーデイオ
トラツクやコントロールトラツクよりの固定ヘツ
ドの再生信号に与える影響が大であることは周知
の通りである。
本発明はテープ長手方向に対して形成されたト
ラツクの再生信号に与えるワウ・フラツタの影響
を電気的に改善するようにしたものであり、以下
その各実施例について図面と共に説明する。
第1図Aは本発明装置の一部であるワウ・フラ
ツタ検出信号の発生回路の一実施例のブロツク系
統図、同図Bは本発明に使用されるワウ・フラツ
タ検出信号の再生系のブロツク系統図を示す。第
1図Aにおいて、入力端子1には例えば記録され
るべき映像信号より分離した垂直同期信号を1/2分 周して得た第2図Aに示す如き2ヘツドヘリカル
スキヤンニングVTRのコントロールパルスaが
入来し、波形整形回路2に供給されてその立ち上
がり部分に同期した細いパルスとされる。この細
いパルスはサンプリングホールド回路3に供給さ
れると同時に、後述のフリツプフロツプ10のセ
ツト端子に印加される。
サンプリングホールド回路3はのこぎり波発生
器7よりののこぎり波を波形整形回路2よりの細
いパルスでサンプリングホールドし、その出力を
低域フイルタ4を介して電圧制御発振器(以下
「VCO」と記す)5に印加し、その出力発振周波
数を制御する。このVCO5の出力信号は1/n分周器 6により1/n分周された後のこぎり波発生器7に供 給されのこぎり波を発生せしめ、一方、VCO5
の出力は波形整形回路8に供給される。サンプリ
ングホールド回路3、低域フイルタ4、VCO
5、1/n分周器6、のこぎり波発生器7はフエー ズ・ロツクド・ループ(PLL)を構成しており、
周波数が入力端子1よりのコントロールパルスa
のn逓倍(例えば5逓倍)の周波数の第2図Bに
示す如き矩形波bをVCO5より出力する。
波形整形回路8は矩形波bの立上り部分に同期
した細いパルス幅のパルスc(第2図Cに示す)
を発生出力し、のこぎり波発生器9及びフリツプ
フロツプ10のリセツト端子に夫々印加する。の
こぎり波発生器9は上記パルスcが入来した時点
より徐々に電圧が上昇する第2図Dに示す如きの
こぎり波dを発生して加算器11に供給する。一
方、フリツプフロツプ10は前記したようにコン
トロールパルスaの立上がりでセツトされ、その
あと最初に入来するパルスcによりリセツトされ
るため、フリツプフロツプ10の出力は第2図E
に示す如くコントロールパルスaと同一繰り返し
周波数のパルスeとなる。加算器11はのこぎり
波発生器9の出力のこぎり波dとフリツプフロツ
プ10の出力パルスeとを夫々加算して第2図F
に示す如き波形の加算信号fを得、これをワウ・
フラツタ検出信号として例えばコントロールヘツ
ド(図示せず)に供給して磁気テープの長手方向
に形成されるコントロールトラツクに記録され
る。
なお、のこぎり波dとパルスeの位相は第2図
D,Eよりも明らかなように、パルスeの立上が
り部分がのこぎり波dの傾斜部の中央にくるよう
にVCO5を調整してある。これにより、コント
ロールトラツクの記録信号は、第2図Fに示す如
く加算信号fの立上り部分がVTRのヘツドサー
ボ、又はキツプスタンサーボのための既存のコン
トロールパルスとして、また加算信号fの立下り
部分がワウ・フラツタ検出信号として同一のコン
トロールヘツド(図示せず)にて再生されること
になる。
このように加算信号fのエツジの立上りの箇所
は、コントロールパルスと等価であり、エツジの
立下りの箇所はワウ・フラツタ検出信号と等価で
あるため、再生時コントロールパルスとワウ・フ
ラツタ検出信号との分離が容易であるようになつ
ている。
次に再生系の動作につき説明するに、第1図B
の入力端子12には、コントロールトラツク(図
示せず)に記録されている前記加算信号fを固定
のコントロールヘツド(図示せず)により再生し
て得た第2図Gに示す如き波形の再生信号gが入
来する。ここで再生信号gは前記したように正極
性部分がコントロールパルスとして用い得るので
既存のVTRのヘツドサーボ回路又はキヤプスタ
ンサーボ回路は何ら変更する必要はなく、その負
極性部分がワウ・フラツタ検出のために使用され
る。
入力端子12よりの再生信号gは反転増幅器1
3により反転増幅された後エミツタフオロワ14
で低インピーダンスに変換されて微分回路15、
コンパレータ19、ピークホールド回路20に
夫々供給される。微分回路15の出力信号は第2
図Iに示す如く再生信号gの極性反転信号を微分
して得た信号iとなり、コンパレータ16により
その正負が判別される。すなわち、コンパレータ
16の基準電圧入力端子は図示は省略したが接地
されており、微分信号iの零電位を検出すること
により、微分する前の信号のピーク点、再生信号
gのピーク点を検出する。コンパレータ16は微
分信号iが正から負に変化する時に出力はローレ
ベルからハイレベルに変化する。
コンパレータ16の出力は波形整形回路17に
供給され、ここでローレベルからハイレベルに変
化する時点で細いパルス幅の第2図Jに示す如き
パルスjに変換された後フリツプフロツプ18の
セツト端子に印加されこれをセツト状態とする。
一方、ピークホールド回路20は再生信号gと
は極性が反転された信号の正極性部分のピーク電
圧を検出保持し、その検出ピーク電圧を分圧用可
変抵抗器21を介してコンパレータ19の基準電
圧入力端子に供給する。コンパレータ19はこの
基準電圧とエミツタフオロワ14の出力信号、す
なわち再生信号gの反転増幅信号とを電圧比較し
て第2図Hに示す如き波形のパルスhを出力し、
フリツプフロツプ18のリセツト端子に印加し、
その立上がりでこれをリセツトする。従つて、フ
リツプフロツプ18の出力信号は第2図Kに示す
如く再生信号gの負極性部分(微分信号iが正か
ら負へ変化する時に横切る零電位)に同期したパ
ルスkとなり、これがワウ・フラツタ検出信号と
して後述するワウ・フラツタ改善装置に供給され
る。なお、パルスhを生成した目的は、ワウ・フ
ラツタ検出信号を作るために必要とする微分信号
iが正から負へ変化する部分以外にも微分信号i
が零電位となる期間が存在し、それを除去するた
めである。
フリツプフロツプ18より取り出されるワウ・
フラツタ検出信号kは、VTRの磁気テープのワ
ウ・フラツタに応じて周波数変化をするから、ワ
ウ・フラツタ検出信号kの周波数変化を検出する
ことにより、ワウ・フラツタを検出することがで
きる。
本発明装置は一例として上記のワウ・フラツタ
検出信号kを用いて磁気テープ長手方向に記録さ
れているトラツクの再生信号のワウ・フラツタに
よる変動を低減するように構成したものであり、
以下その各実施例について説明する。
第3図は本発明装置の第1実施例のブロツク系
統図、第4図は第3図の具体的回路図を示し、両
図中、同一構成部分には同一符号を付す。第3図
及び第4図において、図示を省略したVTRの磁
気テープの長手方向に形成されたオーデイオトラ
ツクより再生されたオーデイオ信号は、入力端子
30より低域フイルタ31に供給され、ここで不
要高域成分が除去された後、可変遅延素子の一例
としてのバケツト・プリゲート・デバイス
(BBD)32に供給される。BBD32は周知のよ
うに、クロツク周波数とその段数で決まる遅延時
間を入力再生オーデイオ信号に付与するが、後述
する如くワウ・フラツタ検出信号の量子化ノイズ
を低域フイルタを用いることなく除去するため、
その平均遅延時間がワウ・フラツタ検出信号の周
期と一致せしめられるように制御され、かつ、ワ
ウ・フラツタの周波数に応じて遅延時間が可変制
御される。
BDD32により遅延されて取り出された再生
オーデイオ信号は、低域フイルタ33によりクロ
ツク周波数等の不要周波数成分が除去されて出力
端子4へ送り出される。BBD32は第4図に示
す如く例えば1024段のBBD IC43等より構成さ
れており、可変抵抗器VR1はBBD IC43のバイ
アス調整用、可変抵抗器VR2はBBD IC43のク
ロツクもれバランス調整用の可変抵抗器である。
一方、入力端子35に入来したコントロールト
ラツクより再生した前記ワウ・フラツタ検出信号
はコントロールトラツクがオーデイオトラツクと
同様に磁気テープ長手方向に形成されており、ま
た固定ヘツドで再生されることから、再生オーデ
イオ信号と同一のワウ・フラツタ周波数で変動
し、このワウ・フラツタ周波数は位相比較器36
及びVCO37よりなるPLLにより検出される。
なお、第3図に示すブロツク系統図では、第4図
のパルス整形用単安定マルチバレブレータ44の
図示は省略してある。
位相比較器36は第4図に示す如く2個の演算
増幅器45及び46等より構成されており、
VCO37を構成するIC47の3番端子より取り
出された信号とワウ・フラツタ検出信号とを位相
比較し、演算増幅器46よりIC47の5番端子
へ位相差に応じたエラー電圧を出力する。第4図
に示すVCO37内の可変抵抗器VR3はVCO37
の出力周波数調整用のものである。この位相比較
器36及びVCO37よりなるPLLはワウ・フラ
ツタ周波数(ワウ・フラツタ検出信号の周波数変
化分)を勘案してループゲインを小さくすること
により1Hzのワウ・フラツタ周波数には応答しな
いように構成されている。
第5図はワウ・フラツタ周波数検出用の上記
PLLの周波数特性の一例を示す図で、カツトオフ
周波数0.8Hzの低域フイルタ特性を示し、縦軸の
エラー電圧は位相比較器36の出力エラー電圧で
ある。
位相比較器36の出力エラー電圧はワウ・フラ
ツタの情報を表わす電気信号であり、位相補正回
路38で位相補正された後増幅器39で増幅され
てVCO40に制御電圧として印加される。ここ
で、位相補正回路38は第4図に示す如く抵抗
R1,R2及びコンデンサC1よりなる所謂ラグリー
ドフイルタ構成とされており、上記位相比較器3
6及びVCO37よりなるPLLの低域での位相特
性の補正を目的として設けられており、第6図に
,で示す如き周波数−ゲイン特性、同図に
,で示す如き周波数−位相特性を有してい
る。なお、第6図中、実線で示す特性,は抵
抗R1が22kHz、R2が10kHz、C1が10μFのとき
の特性、破線で示す特性,はR1が39kHz、
R2が15kHz、C1が8.2μFのときの特性を示す。
なお、増幅器39は第4図に示す如く2個の演
算増幅器48,49が縦続接続された構成とされ
ており、VR4は演算増幅器49のゲイン調整用可
変抵抗器である。またVCO40はIC50及びそ
の自走発振周波数調整用可変抵抗器VR5等より構
成されており、増幅器39よりの電圧が第4図に
示す如く抵抗R3,R4で分圧された後IC50の5
番端子に入力され、その3番端子より出力される
発振周波数信号の周波数が可変される。従つて、
VCO40の出力発振周波数はワウ・フラツタに
応じて変化することとなる。
このVCO40の出力発振周波数信号は、クロ
ツクドライブ回路41に供給され、ここで波形整
形されて第3図及び第4図に示すBBD32にク
ロツクパルスとして印加される。従つて、VCO
40の出力発振周波数がワウ・フラツタに応じて
変化するから、上記のクロツクパルスの周波数も
ワウ・フラツタに応じて変化し、その結果BBD
32の遅延時間もワウ・フラツタに応じて可変制
御せしめられることとなる。なお、クロツクドラ
イブ回路41は第4図に示す如くVCO40より
の信号がベースに供給されこれを増幅してそのコ
レクタよりクロツクドライバIC51の7番端子
に出力するNPNトランジスタQと、クロツクド
ライバIC51とよりなり、クロツクドライバIC
51により入力信号周波数を1/2分周して互いに逆 極性の矩形波をクロツクドライバIC51の2番
端子と4番端子より夫々出力し、BBD IC43の
6番端子と2番端子に印加する。
ここで、ワウ・フラツタは周波数変化であるか
ら、VCO40に正弦波を加え、その正弦波にワ
ウ・フラツタが生じたと同様の周波数変化を与え
たとき、BBD32に供給されるオーデイオ信号
(ここでは特性を得るための都合上、ワウ・フラ
ツタのない3kHzの正弦波としている)がBBD3
2より取り出されるときの信号周波数変化は、第
7図に示す如くになる。第7図の特性はクロツク
周波数の平均値を85kHz、BBD32の段数を1024
段としたときの例で、BBD32の平均庭延時間
は6.02msとなり、その結果平均遅延時間6.02m
sと等しい周期をもつ周波数165.9Hzとその自然
数倍の周波数331.8Hz、497.5Hz、663.3Hz、………
のワウ・フラツタはBBD32の出力信号中に生
じないことが第7図よりわかる。そこで本実施例
ではこの事実に鑑み、第8図に示す如き位相比較
器36の出力波形中のワウ・フラツタ検出信号の
周期でサンプルしていることによる量子化ノイズ
をとるために、低域フイルタを用いないでワウ・
フラツタ検出信号の周期とBBD32の平均遅延
時間とを夫々一致させている。また、位相比較器
36及びVCO37よりなるPLLで検出したワ
ウ・フラツタと逆極性のワウ・フラツタをオーデ
イオ信号に与えるために、BBD32のクロツク
周波数が可変制御される。
BBD32の遅延時間とワウ・フラツタの周期
とが一致した場合、オーデイオ信号がBBD32
を通過中にクロツク周波数が高いときと低いとき
が同じ長さ現われ、結果的に一定のクロツク周波
数の場合と等しくなる。
ワウ・フラツタは周波数変化であり、BBD3
2により与えられる時間変化を微分した関係にあ
る。これはPLL内の位相比較器36で周波数変化
を検出するのと丁度逆となり、第5図示の特性の
PLLと第7図示特性のBBD32の制御とを組合わ
せることにより、PLLのカツトオフ周波数0.8Hz
以上の周波数で改善特性は平坦となる。また、位
相補正回路38を設けたため、位相補正回路38
を設けない場合の第9図示のワウ・フラツタ補正
回路の周波数−ゲイン特性及び周波数−位相特性
に対し、第10図に示す如く周波数−ゲイン特性
と周波数−位相特性が改善される。
第11図は横軸に示す周波数のワウ・フラツタ
を有するオーデイオ信号がBBD32を通過する
間に、その中のワウ・フラツタ成分の位相がどれ
だけ変化するかを図示した特性図で、実線はオー
デイオ信号3kHzに対して遅延時間3.4ms(クロ
ツク周波数150kHz)を与えたときの特性、破線
はオーデイオ信号3kHzに対して遅延時間6.8ms
(クロツク周波数75kHz)を与えたときの特性を
示す。すなわち第11図はBBD32に、ここで
は3kHzの搬送波をワウ・フラツタ周波数で周波
数変調した如き信号が供給された場合の位相特性
を示す。第10図示の周波数−位相特性は、ワ
ウ・フラツタを改善しようとする系の特性である
から、第11図の同じクロツク周波数の時の位相
特性と丁度180゜ずれた特性となるのが理想的で
ある。ここにワウ・フラツタ改善の系とは、ワ
ウ・フラツタ検出信号入力端子35、位相比較器
36及びVCO37よりなるPLL、位相補正回路
38、増幅器39、VCO40、クロツクドライ
ブ回路41、BBD32、低域フイルタ33を経
て出力端子34に到る伝送系をいう。
ところで、ワウ・フラツタ検出信号の周波数の
ドリフトを検出してVCO40の平均発振周波数
を制御するよう構成することが理想であるが、こ
の周波数のドリフトは非常に小さく、またVCO
40の発振周波数対制御電圧の関係も比較的安定
であるので、本実施例ではVCO40に印加する
電圧を積分し、その平均直流電圧を一定値とする
ように制御する周波数安定化回路42が設けられ
ている。この周波数安定化回路42は、位相比較
器36、VCO37、位相補正回路38及び増幅
器39を十分安定な回路で構成することにより不
要とし得るが、本実施例のように周波数安定化回
路42を設けた構成とした方が設計が楽で安価な
部品で作ることができる。
また前記したように位相比較器36及びVCO
37よりなるPLLで検出されたワウ・フラツタと
180゜位相のずれた(逆極性の)ワウ・フラツタ
をオーデイオ信号に与えるために、増幅器39は
位相反転の機能を持つており、VCO37と40
に夫々逆極性の制御電圧が印加される構成とされ
ている。
第12図は本実施例装置のワウ・フラツタ改善
特性の一例を示す図で、横軸はワウ・フラツタの
周波数、縦軸は第3図、第4図示の出力端子34
をF−V変換器であるワウ・フラツタ・メータに
接続し、そのワウ・フラツタ・メータの実測値を
示す。第12図より明らかなように、本実施例装
置によれば、ワウ・フラツタ周波数0.6〜40Hzま
で6dB以上、4Hzで20dB以上の改善結果が得られ
る。
また第13図A〜Cは夫々ワウ・フラツタを有
する信号をF−V変換器、低域フイルタを順次通
して得た波形で、同図A,B,Cは上記F−V変
換器の後段に設けた低域フイルタの上限遮断周波
数が120Hz、40Hz、20Hzの場合の夫々の波形を示
す。また第13図A〜C中、T1の期間の波形は
本実施例装置を通すことなく観測したワウ・フラ
ツタを有する信号波形、T2の期間は本実施例装
置の出力端子34を上記F−V変換器に接続した
場合の波形図を示し、本実施例装置によりワウ・
フラツタの改善がなされていることがわかる。な
お、家庭用VTRではワウ・フラツタは実際には
通常数Hz程度までしか問題とならないが、本実施
例装置によれば第13図A,Bに示す120Hz以
下、40Hz以下の比較的高域のワウ・フラツタの改
善検果は勿論のこと、更にこれらよりも20Hz以下
の実際に問題となるワウ・フラツタ改善は同図C
に示す如くワウ・フラツタ1%RMSの目盛から
もわかるように大であり、特に有効である。
なお、上記の実施例では第8図に示すような量
子化ノイズを除去するために、低域フイルタを使
わないでワウ・フラツタ検出信号の周期とBBD
32の平均遅延時間を一致させることにより行な
つているが、低域フイルタを位相比較器36より
VCO40に到る伝送路に設けて上記量子化ノイ
ズを除去しても良い。この場合、低域フイルタは
周波数が高くなるほど位相が遅れる特性を示すの
で、入力端子30より低域フイルタ31、BBD
32、低域フイルタ33を夫々経て出力端子34
に到る伝送系であるオーデイオ信号の通る系より
も上記低域フイルタを挿入した前記ワウ・フラツ
タ改善の系の方が、より多く高域ほぼ位相が遅れ
ることになる。しかし、この位相遅れについては
BBD32と低域フイルタ31との間に固定遅延
時間をもつ遅延素子を挿入接続することにより、
上記オーデイオ信号の通る系の高域の位相遅れ量
を多くすると共にその遅延量を適当に選定するこ
とにより、オーデイオ信号の通る系とワウ・フラ
ツタ改善の系との間の位相特性を合わせることが
できるので問題はない。
また上記実施例では、ワウ・フラツタを第3図
及び第4図示の位相比較器36及びVCO37よ
りなるPLLで検出したがこれをF−V変換器で検
出することもでき、その場合はワウ・フラツタ周
波数対検出出力電圧特性は入力端子35に特定周
波数(例えば3kHz)に10Hz程度までのワウ・フ
ラツタがある信号が入来したとすると第14図に
示す如く平坦な特性となるため、BBD32によ
るワウ・フラツタ改善特性と合致させるため検出
後の位置に周波数特性補正回路を付加する必要が
ある。この周波数特性補正回路の一例としては、
上限遮断周波数0.2Hzで−6dB/octの傾斜をもつ
低域フイルタ特性の回路が考えられ、この場合は
位相補正回路38の機能をも併せもつので、位相
補正回路38を省略できる。
次に本発明装置の第2実施例について説明す
る。第15図は本発明装置の第2実施例のブロツ
ク系統図を示す。同図中、第3図と同一構成部分
には同一番号を付してある。第15図において、
入力端子30に入来したオーデイオ信号は低域フ
イルタ(図示せず)で高域成分が除去された後サ
ンプルホールド回路(図示せず)でサンプルホー
ルドされ、更にAD変換器60に供給され、ここ
で後に詳述するメモリ制御部63よりのコマンド
パルスによりアナログ−デイジタル変換される。
ただし、AD変換器60の代りに△変調器を用い
た場合は、上記の図示を省略した低域フイルタ及
びサンプルホールド回路は不要となる。
AD変換器60は取り出されたデイジタルデー
タはメモリ61に印加され、データセレクタ64
よりのアドレス指定信号により指定された書き込
みアドレスに、メモリ制御回路63の出力メモリ
書き込みパルスにより書き込まれる。AD変換器
60のアナログ−デイジタル変換とメモリ61の
書き込みの行なわれる速度とは、入力端子35に
入来するワウ・フラツタ検出信号のワウ・フラツ
タ(周波数変化)に応じた速度で行なわれる。
一方、入力端子35に入来したワウ・フラツタ
検出信号は位相比較器65、VCO66、カウン
タ67よりなるPLL68によりそのワウ・フラツ
タが検出される。PLL68は十分ワウ・フラツタ
に応答できるように応答を速くしてあるので、
VCO66より上記ワウ・フラツタに応答して周
波数の変わるクロツクパルスをアドレスカウンタ
69及びメモリ制御回路63に夫々出力する。
なお、ワウ・フラツタに応答して周波数の変化
するクロツクパルスを発生する回路としては、上
記のPLL68を用いる代りに、第16図に示す如
く、ワウ・フラツタ検出回路75、位相、ゲイン
補正回路76、VCO77よりなる回路を用いて
もよく、第16図示回路を用いた場合は第1実施
例と同様のオープンループである。
一方、メモリ61の読み出しは周波数の高いク
ロツクパルスを発振するVCO70の出力により
コントロールされており、VCO70の出力クロ
ツクパルスはカウンタ71でVCO66の出力ク
ロツクパルスと同一周波数となるように分周され
た後読み出しアドレスカウンタ72に印加され
る。アドレスカウンタ69の最上位ビツトとアド
レスカウンタ72の最上位ビツトの各出力は夫々
位相比較器73にて位相比較され、それらの位相
エラー電圧はループフイルタ74を通つてVCO
70に制御電圧として印加され、これによりアド
レスカウンタ72より出力される読み出しアドレ
ス指定信号が、アドレスカウンタ69より出力さ
れる書き込みアドレス指定信号より少し遅れるよ
うにするPLLが構成される。このPLLはカツトオ
フ周波数が十分低く設定されており、ワウ・フラ
ツタに応答しないでVCO70の出力は一定周波
数となつており、カウンタ71よりメモリ制御回
路63には一定速度のデイジタル信号が供給され
る。
この結果、アドレスカウンタ72よりデータセ
レクタ64を経てメモリ61に印加される読み出
しアドレス指定信号で指定されたアドレスの記憶
デイジタルデータが、一定速度で読み出され、か
つ、DA変換器62でデイジタル−アナログ変換
されてワウ・フラツタの無い元のアナログオーデ
イオ信号に戻される。このアナログオーデイオ信
号は低域フイルタ(図示せず)により不要な高域
成分が除去されて出力端子34より出力される。
次にメモリ制御回路63の動作について更に詳
細に説明する。第17図はメモリ制御回路63及
びその周辺回路の一実施例のブロツク系統図を示
す。同図中、第15図と同一構成部分には同一番
号を付し、その説明を省略する。5ビツトのカウ
ンタ71はVCO70の出力クロツクパルスをカ
ウントダウンし、その最下位ビツト、最下位より
2番目のビツト、最下位より3番目のビツト、最
下位より4番目のビツト及び最上位ビツトの各出
力端子より第18図Aに“1”、“2”、“4”、
“8”及び“16”に示す如きパルスを夫々出力
し、そのうち同図Aに“1”、“2”、“4”で示す
最下位ビツト、最下位より2番目のビツト、最下
位より3番目のビツトの各出力端子よりの出力パ
ルスはBCD10進変換回路84に供給される。そ
れにより、BCD10進変換回路84は周知のよう
に、その「0」〜「7」の出力端子のうち、
「0」→「1」→「2」→………→「6」→
「7」→「0」→………の出力端子の順序でハイ
レベルのパルスが順次巡回的に出力される。
BCD10進変換回路84の出力端子のうち「2」
の出力端子より取り出された第18図Bに示す如
きパルスbはゲート回路83に供給され、他方
「7」出力端子より取り出された同図Cに示す如
きパルスcはゲート回路85に供給される。パル
スbはメモリ61の書き込みクロツクパルスを作
るために、またパルスcはメモリ61の読み出し
クロツクパルスを作るために夫々用いられる。
また第18図Aに“4”で示すカウンタ71の
最下位より3番目のビツト出力はデータセレクト
タ64に印加され、ローレベルのときは第15図
示のアドレスカウンタ69の出力書き込みアドレ
ス指定信号を選択させてメモリ61へ印加せし
め、他方、ハイレベルのときはアドレスカウンタ
72の出力読み出しアドレス指定信号を選択させ
てメモリ61へ印加せしめるようデータセレクタ
64を制御する。
メモリ61の書き込みはVCO66よりの第1
8図Eに示すクロツクパルスeの立上がりよりシ
ーケンスに行なわれ、これにより単安定マルチバ
イブレータ(以下「MM」と記す)80がトリガ
ーされる。このMM80のトリガーによつてMM
80より第18図Fに示す如きコマンドパルスf
がAD変換器60に印加されてアナログ−デイジ
タル変換を行なわせる一方、MM81に印加され
てその立下がりでこれをトリガーする。これによ
りMM81はAD変換器60のアナログ−デイジ
タル変換に要する時間遅延して第18図Gに示す
如きパルスgを出力し、これを次段のフリツプフ
ロツプ(以下「FF」と記す)82に印加され
る。
FF82はパルスgの立下がりによつてトリガ
ーされ、第18図Hに示す如きパルスhをゲート
パルスとしてゲート回路83に印加し、パルスh
のハイレベルの期間ゲートを開く。従つて、ゲー
ト回路83より第18図Iに示す如きパルスiが
取り出され、このパルスiはFF82の出力を反
転させると同時に、書き込みパルスとしてメモリ
61に印加され、指定された書き込みアドレスに
デイジタルデータを書き込ませる。
一方、メモリ61の読み出しは前記したように
VCO70の出力クロツクパルスにより行なわれ
る。すなわち、メモリ61の指定された読み出し
アドレスよりその記憶デイジタルデータが常時読
み出され、ラツチ(図示せず)に一時保持され、
DA変換器62でデイジタル−アナログ変換して
得たアナログ信号が読み出し出力として取り出さ
れる。このDA変換器62には、VCO70の出力
クロツクパルスをカウントするカウンタ71の第
18図Aに“8”、“16”で夫々示す2つのビツト
出力と、前記パルスcとがすべてハイレベルのと
きハイレベルのパルスを出力するゲート回路85
の出力パルスd(第18図Dに示す)が読み出し
パルスとして印加される。
このように、AD変換、メモリ61の書き込み
はワウ・フラツタに応じた速度で行なわれ、メモ
リ61の読み出し、DA変換は一定速度で行なわ
れることにより、入力端子30に入来するオーデ
イオ信号中のワウ・フラツタの影響を改善でき
る。
なお、上記の第1及び第2実施例はいずれもコ
ントロールトラツクに記録された第2図Fに示す
如き信号を再生し、その再生信号の所定極性部分
を取り出したワウ・フラツタ検出信号を用いた
が、これに限らず磁気テープの長手方向上形成さ
れるトラツクに記録したワウ・フラツタ検出信号
を用いても同様に所期の目的を達成することがで
きる。またコントロール信号をそのまま用いて
も、実施例ほどの性能ではないがワウ・フラツタ
の改善を行なうことができる。
なお、前記第2図Fに示す如き波形の加算信号
fを再生して得た再生信号gのうち、コントロー
ルパルスとは逆極性で再生される信号に同期した
パルスkは、前記したようにワウ・フラツタ検出
信号として用いるようにしているが、かかるパル
スkのようにコントロールパルスとは逆極性で再
生されるような信号はこれに限らず、例えばテー
プ位置検出のためのアドレス信号、バツチ信号、
キユ−信号、テープの種類の判別信号、あるいは
音声多重信号内容識別のための信号等の信号に使
用することができるものである。
上述の如く、本発明になるワウ・フラツタ改善
装置は、ワウ・フラツタ検出信号は、再生時に回
転ヘツド型磁気記録再生装置の回転ドラム又はキ
ヤプスタンの回転位相を制御するためのサーボ回
路に供給されるコントロールパルスとの加算信号
と共にコントロールパルスが記録トラツクに記録
され、しかもワウ・フラツタ検出信号は加算信号
のエツジの立下がりとして、コントロールパルス
は加算信号のエツジの立上りとして生成されてい
るため、ワウ・フラツタ検出信号とコントロール
パルスとの分離が容離であり、正確な制御信号が
得られ、ワウ・フラツタ検出信号の周波数はコン
トロールパルスのn逓倍の周波数であるため、高
い周波数のフラツタまで改善できる特長がある。
更に、コントロールパルスと、ワウ・フラツタ検
出信号との加算信号は、従来の磁気記録再生装置
のサーボ回路を何ら変更することなく互換性をも
つてワウ・フラツタ検出信号を得ることができ、
またワウ・フラツタ検出信号専用の記録トラツク
及び再生ヘツドが不要なのでテープの利用効率や
装置のコストについて何らの悪影響を与えること
もなく、また前記制御回路により可変制御せしめ
られる可変遅延素子の平均遅延時間を、前記ワ
ウ・フラツタ検出信号の周期の自然数倍に選定し
たため、ワウ・フラツタ検出信号の周期でサンプ
ルしていることによる量子化ノイズが低域フイル
タを用いることなく除去でき、よつて、回路構成
を簡単にできると共に安価に構成できる等の特長
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の一部分であるワウ・フラツ
タ検出信号発生回路の一実施例のブロツク系統
図、同図Bは本発明装置に使用されるワウ・フラ
ツタ検出信号の再生系の一例を示すブロツク系統
図、第2図A〜Kは夫々第1図A,Bの動作説明
用信号波形図、第3図は本発明装置の第1実施例
を示すブロツク系統図、第4図は第3図の一実施
例の具体的回路を示す図、第5図は第3図及び第
4図示装置の要部の周波数特性を示す図、第6図
は第3図及び第4図示装置の位相補正回路の周波
数−ゲイン特性、周波数−位相特性を示す図、第
7図はワウ・フラツタを有するクロツクパルスに
より遅延時間が可変される可変遅延素子
(BBD)の出力信号に生ずるワウ・フラツタ周波
数の特性を示す図、第8図は本発明装置の第1実
施例のワウ・フラツタ検出用PLLの出力波形を示
す図、第9図は第3図及び第4図示装置において
位相補正回路を設けないときの周波数−ゲイン特
性、周波数−位相特性を示す図、第10図は第3
図及び第4図示装置の周波数−ゲイン特性、周波
数−位相特性を示す図、第11図はワウ・フラツ
タを有する情報信号が可変遅延素子を通過する間
に位相がどれだけ変化するかを示す特性図、第1
2図は本発明装置の第1実施例のワウ・フラツタ
改善特性の一例を示す図、第13図A〜Cは夫々
本発明装置の第1実施例を設けたときと設けない
ときのワウ・フラツタを有する信号波形を示す
図、第14図は本発明装置の第1実施例の変形例
にて用いられるF−V変換器のワウ・フラツタ周
波数対検出出力電圧特性を示す図、第15図は本
発明装置の第2実施例を示すブロツク系統図、第
16図は第15図の要部の変形例を示すブロツク
系統図、第17図は第15図の要部の詳細なブロ
ツク系統図、第18図A〜Iは夫々第17図の動
作説明用信号波形図である。 1……コントロールパルス入力端子、3……サ
ンプリングホールド回路、4……低域フイルタ、
5……電圧制御発振器(VCO)、6……1/n分
周器、7,9……のこぎり波発生器、10……フ
リツプフロツプ、11……加算器、12……再生
信号入力端子、30……オーデイオ信号入力端
子、32……バケツト・プリゲード・デバイス
(BBD)、34……オーデイオ信号出力端子、3
5……ワウ・フラツタ検出信号入力端子、36,
65,73……位相比較器、37,40,66,
70,77……VCO、38……位相補正回路、
61……メモリ、63……メモリ制御回路、64
……データセレクタ、69,72……アドレスカ
ウンタ、84……BCD10進変換回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 再生時に磁気記録再生装置の回転ドラムまた
    はキヤプスタンの回転位相を制御するための磁気
    テープに記録するコントロールパルスをフエー
    ズ・ロツクド・ループ(PLL)により位相が合つ
    たコントロールパルスのn倍(nは正の整数)の
    周波数の矩形波に変換し、のこぎり波発生器より
    前記矩形波と同じ周波数の立下りのエツジを有
    し、かつ、傾斜の中央部が前記時間基準と一致す
    るワウ・フラツタ検出信号と等価であるのこぎり
    波を発生させ、こののこぎり波の立下りエツジに
    よりリセツトされ、前記時間基準で立上るパルス
    を発生させるフリツプ・フロツプ回路よりのパル
    ス信号と前記のこぎり波とを加算し、ワウ・フラ
    ツタ検出信号を含む加算信号が記録された磁気テ
    ープの長手方向に記録されているトラツクより再
    生抽出したワウ・フラツタに応じた周波数変化を
    有するワウ・フラツタ検出信号が供給され該ワ
    ウ・フラツタ検出信号の周波数変化(又は位相変
    化)を検出して該ワウ・フラツタを電気信号に変
    換して出力する回路と、上記磁気テープの長手方
    向に記録されている上記トラツクとは別のトラツ
    クより再生されたアナログ情報信号の伝送路の一
    部に設けられ、かつ、平均遅延時間が前記ワウ・
    フラツタ検出信号の周期の自然数倍に選定された
    可変遅延素子と、該可変遅延素子の遅延時間を該
    回路の出力信号により該ワウ・フラツタの周波数
    変化とは逆極性の周波数変化を上記情報信号に与
    えるよう可変制御する制御回路とより構成したこ
    とを特徴とするワウ・フラツタ改善装置。
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