JPS6151828A - シンクロトロン放射光利用露光装置 - Google Patents
シンクロトロン放射光利用露光装置Info
- Publication number
- JPS6151828A JPS6151828A JP59173267A JP17326784A JPS6151828A JP S6151828 A JPS6151828 A JP S6151828A JP 59173267 A JP59173267 A JP 59173267A JP 17326784 A JP17326784 A JP 17326784A JP S6151828 A JPS6151828 A JP S6151828A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflecting mirror
- synchrotron radiation
- mask
- minute
- mirror
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はシンクロトロン放射光を利用して半導体基板上
にマスクのパターンを転写する露光装置に関するもので
ある。
にマスクのパターンを転写する露光装置に関するもので
ある。
従来、シンクロトロン放射光から得られるxaを用いて
マスクのパターンをウェーハ上に投影露光する装置では
、シンクロトロン放射光の指向性が強くマスク上には水
平方向に帯状の放射光が得られるだけで、2次元的な広
がりを持つマスクパターン転写を一括に行なうことがで
きない欠点があった。そこで、垂直方向での放射光の拡
大を行なうためにマスクとウェーハの被露光試料を帯状
の放射光と垂直な方向(鉛直方向)に往復走査すること
が考えられる。この被露光試料を走査する方式ではマス
クとウェーハの位置合せ機構と、上記移動機i、X7が
個別に必要となり、装置構造が複雑となる。露光中の上
記移動機構作動によりマスク。
マスクのパターンをウェーハ上に投影露光する装置では
、シンクロトロン放射光の指向性が強くマスク上には水
平方向に帯状の放射光が得られるだけで、2次元的な広
がりを持つマスクパターン転写を一括に行なうことがで
きない欠点があった。そこで、垂直方向での放射光の拡
大を行なうためにマスクとウェーハの被露光試料を帯状
の放射光と垂直な方向(鉛直方向)に往復走査すること
が考えられる。この被露光試料を走査する方式ではマス
クとウェーハの位置合せ機構と、上記移動機i、X7が
個別に必要となり、装置構造が複雑となる。露光中の上
記移動機構作動によりマスク。
ウェーハが回動し、精密なパターン転写が行なえない、
ことなど新たな問題が生ずる。また、公知文献にも記載
されているように(NuclearInstrumen
ts and Methods 208 (1983)
281〜286)光路中に反射鏡を設は反射箕を微小
揺動させ帯状の放射光を鉛直方向に往復走査するという
手段も考えられている。この?iF状の放射光形状は例
えば高さ5m、幅50〜1oOrrtnaliである。
ことなど新たな問題が生ずる。また、公知文献にも記載
されているように(NuclearInstrumen
ts and Methods 208 (1983)
281〜286)光路中に反射鏡を設は反射箕を微小
揺動させ帯状の放射光を鉛直方向に往復走査するという
手段も考えられている。この?iF状の放射光形状は例
えば高さ5m、幅50〜1oOrrtnaliである。
また、反射鏡への入射角度は完配公知の文献にも記載さ
れているように1.5度以下の浅い角度でなければ、露
光波長として使用されるX線に対して十分な反射率が得
られない、それゆえ、反射鏡形状は例えば幅50m+長
さは100−以上となり、重量の大きな反射鏡の駆動が
必要とされる。
れているように1.5度以下の浅い角度でなければ、露
光波長として使用されるX線に対して十分な反射率が得
られない、それゆえ、反射鏡形状は例えば幅50m+長
さは100−以上となり、重量の大きな反射鏡の駆動が
必要とされる。
以上のごとく、被露光試料の往復走査方式あるいは反射
鏡の揺動方式の実現を図るとき、両者いずれの駆動の場
合も被駆動部材の重量は大きく高速駆動が困難であると
いう欠点がある。
鏡の揺動方式の実現を図るとき、両者いずれの駆動の場
合も被駆動部材の重量は大きく高速駆動が困難であると
いう欠点がある。
一方、集積回路等製造装置においてはウェーハ等の半導
体基板の高速処理が必要不可欠である6xan光装置に
おいてもX線用レジストの高感度化、シンクロトロン放
射光利用によるX線強度の増加等が図られており、その
結果ウェーハ上の露光時間は従来1秒以上のものが1秒
以下となり、これに対応するためにも放射光の高速走査
技術が要求されている。
体基板の高速処理が必要不可欠である6xan光装置に
おいてもX線用レジストの高感度化、シンクロトロン放
射光利用によるX線強度の増加等が図られており、その
結果ウェーハ上の露光時間は従来1秒以上のものが1秒
以下となり、これに対応するためにも放射光の高速走査
技術が要求されている。
本発明の目的は、シンクロトロン放射光の■速走査手段
を得ることにある。
を得ることにある。
〔発明の4111要〕
上記の目的を達成するために本発明では光路中に設ける
反射鏡を微小反射鏡の集合体として形成し各微小反射鏡
を電磁力あるいは静電力により高速揺動させ、マスクの
広い範囲にシンクロトロン放射光を照射してマスクのパ
ターンを半導体等のウェアに露光する。
反射鏡を微小反射鏡の集合体として形成し各微小反射鏡
を電磁力あるいは静電力により高速揺動させ、マスクの
広い範囲にシンクロトロン放射光を照射してマスクのパ
ターンを半導体等のウェアに露光する。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明するlit
子スヒストレージリング得られるシンクロトロン放射光
ビーム1はスリット2を通して輝度分布の不均一な部分
の光束がカットされ、帯状の矩形になり反射鏡3により
反射光束5となる0反射光束5は保持台8に固定された
X線用マスク7を対して試料台10上に固定された試料
9を露光する。このとき、前述のごとく反射光束5は帯
状なので反射鏡3をも育成する各微小反射鏡を矢印4の
方向に回転させ2反射光束5をマスク上方6の方向に移
動させマスク全面の露光がなされる。逆に、第2図に示
すように微小反射鏡を矢印4′の方向に回転させると反
射光束5は6′の方向に移動する。このように反射光束
5をマスク7上に往復走査してマスク上のパターンをウ
ェーハ上に転写する。このとき、反射鏡3は微小反射鏡
の集合体より構成されているので、第1図、第2図に示
すような各微小反射鏡の揺動により反射光束5の高速走
査が実現される。
子スヒストレージリング得られるシンクロトロン放射光
ビーム1はスリット2を通して輝度分布の不均一な部分
の光束がカットされ、帯状の矩形になり反射鏡3により
反射光束5となる0反射光束5は保持台8に固定された
X線用マスク7を対して試料台10上に固定された試料
9を露光する。このとき、前述のごとく反射光束5は帯
状なので反射鏡3をも育成する各微小反射鏡を矢印4の
方向に回転させ2反射光束5をマスク上方6の方向に移
動させマスク全面の露光がなされる。逆に、第2図に示
すように微小反射鏡を矢印4′の方向に回転させると反
射光束5は6′の方向に移動する。このように反射光束
5をマスク7上に往復走査してマスク上のパターンをウ
ェーハ上に転写する。このとき、反射鏡3は微小反射鏡
の集合体より構成されているので、第1図、第2図に示
すような各微小反射鏡の揺動により反射光束5の高速走
査が実現される。
反射鏡を構成する微小反射鏡の1例を第3図。
第4図、第5図に示す。@3図は一般にガルバノミラ−
と呼ばれるものである。回転部材11の片面12に金属
蒸着を施して反射面とし、入射光13を14の方向に反
射する。このとぎ、例えば磁界を有する磁性体部材15
にはさまれたコイル状の配線16に電流を流すことによ
り、電磁力が発生し、電流に応じて回転部材11は、4
の方向に微小量回転し反射光の角度が14から14′に
変化する。
と呼ばれるものである。回転部材11の片面12に金属
蒸着を施して反射面とし、入射光13を14の方向に反
射する。このとぎ、例えば磁界を有する磁性体部材15
にはさまれたコイル状の配線16に電流を流すことによ
り、電磁力が発生し、電流に応じて回転部材11は、4
の方向に微小量回転し反射光の角度が14から14′に
変化する。
第4図および第5図は微小反射鏡の回転部材として静゛
雀力II 支+によるマイクロメカニズムを採用した実
施例である。ガルバノミラ−と同様に回転部材1]の表
面12に金属蒸着を施しである。反射面12ばi’+f
撓性部付性部材20’ に支持され、支持台19を回輯
中心として矢印4′の方向に揺動される。Tヒ極17.
18には交番電界が与えられ、その結果生ずる静電力に
よって反射面12が揺動される。第5図はこれら可撓性
部材に支持された回転部材11の揺動機構を示す断面図
である。
雀力II 支+によるマイクロメカニズムを採用した実
施例である。ガルバノミラ−と同様に回転部材1]の表
面12に金属蒸着を施しである。反射面12ばi’+f
撓性部付性部材20’ に支持され、支持台19を回輯
中心として矢印4′の方向に揺動される。Tヒ極17.
18には交番電界が与えられ、その結果生ずる静電力に
よって反射面12が揺動される。第5図はこれら可撓性
部材に支持された回転部材11の揺動機構を示す断面図
である。
このような微小反射鏡の形状は反射鏡3の表面形状を分
割した形状であれば、とくに制限はない。
割した形状であれば、とくに制限はない。
また、第1および2図の場合には各微小反射鏡の回転部
を同位相としたが、本発明はとくに位イ゛■を同一とす
ることに制限されることはない。また、反射鏡3は平面
鏡であっても凸面鏡であっても本発明効果は同等である
ことはいうまでもない。
を同位相としたが、本発明はとくに位イ゛■を同一とす
ることに制限されることはない。また、反射鏡3は平面
鏡であっても凸面鏡であっても本発明効果は同等である
ことはいうまでもない。
以上述べたように、本発明によれば非常に微小な反射鏡
を制御性の良い機械力、電磁力あるいは静電力にて直接
駆動できるので、疑1次元強度分布を有するシンクロト
ロン放射光を2次元的な広がりを持つマスク上に高速走
査することが可能となるので簡便にシンクロトロン放射
光を露光装置に利用することができる効果がある。
を制御性の良い機械力、電磁力あるいは静電力にて直接
駆動できるので、疑1次元強度分布を有するシンクロト
ロン放射光を2次元的な広がりを持つマスク上に高速走
査することが可能となるので簡便にシンクロトロン放射
光を露光装置に利用することができる効果がある。
第1図、第2図は本発明実施例によりマスクおよびウェ
ーハ上に放射光を投影することを示す原理図、第3図は
、微小反射鏡の1例として考えられるガルバノミラ−の
作動JfK運を示す図、第4図および第5図は可視性部
材に固定され、静電力にて駆動される微小反射光の1例
を示す図である。 1・・・シンクロトロン放射光、2・・・スリット、3
・・・反射鏡、4・・・反射鏡回転方向、5・・・反射
光束、6・・・反射光束走査方向、7・・・X線マスク
、8・・・保持台、9 試料、10・・・試料移動台、
11・・・回転部材、12・・反射面、13・・・入射
光、14および14′・・・反射光、15・・・磁性体
、17.18・・・電極、′L9・・・支持台、20お
よび20’ ・・・可撓性部寡 1 図 冨3図 z41!lI 第5図
ーハ上に放射光を投影することを示す原理図、第3図は
、微小反射鏡の1例として考えられるガルバノミラ−の
作動JfK運を示す図、第4図および第5図は可視性部
材に固定され、静電力にて駆動される微小反射光の1例
を示す図である。 1・・・シンクロトロン放射光、2・・・スリット、3
・・・反射鏡、4・・・反射鏡回転方向、5・・・反射
光束、6・・・反射光束走査方向、7・・・X線マスク
、8・・・保持台、9 試料、10・・・試料移動台、
11・・・回転部材、12・・反射面、13・・・入射
光、14および14′・・・反射光、15・・・磁性体
、17.18・・・電極、′L9・・・支持台、20お
よび20’ ・・・可撓性部寡 1 図 冨3図 z41!lI 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シンクロトロン放射光を利用して集積回路製造用の
半導体基板上にマスクのパターンを投影印刷する装置に
おいて、上記シンクロトロン放射光を基板上に投影する
光路中に微小な反射鏡の集合体からなる反射鏡を設け、
上記微小な反射鏡を微小回路およびまたは揺動させて上
記シンクロトロン放射光を、マスク上の広域に照射する
ことを特徴とするシンクロトロン放射光利用露光装置。 2、上記微小な反射鏡としてガルバノミラーを使用する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシンクロ
トロン放射光利用露光装置。 3、上記微小な反射鏡が可撓性部材に固定され静電力に
て駆動されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のシンクロトロン放射光利用露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59173267A JPS6151828A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | シンクロトロン放射光利用露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59173267A JPS6151828A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | シンクロトロン放射光利用露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6151828A true JPS6151828A (ja) | 1986-03-14 |
Family
ID=15957276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59173267A Pending JPS6151828A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | シンクロトロン放射光利用露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6151828A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9327084B2 (en) | 2006-05-10 | 2016-05-03 | Owen Mumford Limited | Injection device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54182104U (ja) * | 1978-06-12 | 1979-12-24 | ||
JPS5885730A (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-23 | Nissan Motor Co Ltd | リクライニングシ−ト |
JPS6052137U (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シ−トの取付構造 |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP59173267A patent/JPS6151828A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54182104U (ja) * | 1978-06-12 | 1979-12-24 | ||
JPS5885730A (ja) * | 1981-11-18 | 1983-05-23 | Nissan Motor Co Ltd | リクライニングシ−ト |
JPS6052137U (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シ−トの取付構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9327084B2 (en) | 2006-05-10 | 2016-05-03 | Owen Mumford Limited | Injection device |
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