JPS6150976A - 新規物質ac5y - Google Patents
新規物質ac5yInfo
- Publication number
- JPS6150976A JPS6150976A JP17129084A JP17129084A JPS6150976A JP S6150976 A JPS6150976 A JP S6150976A JP 17129084 A JP17129084 A JP 17129084A JP 17129084 A JP17129084 A JP 17129084A JP S6150976 A JPS6150976 A JP S6150976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ac5y
- culture
- strain
- properties
- antitumor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明は、新規物質に、さらに詳しくiエストレプトミ
セス・カポアムスに属する菌株ff1Z3−41株によ
って産生される抗腫瘍性並びに抗菌性を有する新規抗生
物質AC5Yに、関する。
セス・カポアムスに属する菌株ff1Z3−41株によ
って産生される抗腫瘍性並びに抗菌性を有する新規抗生
物質AC5Yに、関する。
!rL肺鳥性物質並びに抗凶注物買に関しては、弐に多
数のものが医薬として実用化されている。一般に、化学
物質の生理活性はその化学構造に依存するところが大き
いから、抗B瘍性または抗菌ヶを有する新規な化合物に
対しては不断の希求があるといえよう。
数のものが医薬として実用化されている。一般に、化学
物質の生理活性はその化学構造に依存するところが大き
いから、抗B瘍性または抗菌ヶを有する新規な化合物に
対しては不断の希求があるといえよう。
発明の概要
本発明は、上記の希求に応えるものである。
すなわち、本発明(よる新規物質AC5Yは、下式側で
示されるものである。
示されるものである。
1)化学構造
本発明による新規物質AC5Yは、上記の式(A)で示
される化学構造を有する。
される化学構造を有する。
この化学構造は、次のようにして決定された。
AC5YG工、 H−NMR(第3図)の解析によリ、
部分構造として、2位に置換基を持つ4,5−ジヒドロ
キシ−6−メチルテトラヒドロピラン、2.4−デカ・
クエン酸、およびキノン・クロモフォア構造を有するこ
とが明らかとなった。また、2′位のプロトン(δH4
,87)と10位のプロトン(δH7,84)がロング
・レンジ・カップリングを持つことから、テトラヒドロ
ピラン環の2′位がキノン・クロモ7オアの9位と結合
し、5′位のプロトンのケミカル・シフトが比較的低磁
場側(δH4,64) にあることから、デカツエン酸
はテトラヒドロピラン環の5′位のヒドロキシル基にエ
ステル結合しているものと考えられた。
部分構造として、2位に置換基を持つ4,5−ジヒドロ
キシ−6−メチルテトラヒドロピラン、2.4−デカ・
クエン酸、およびキノン・クロモフォア構造を有するこ
とが明らかとなった。また、2′位のプロトン(δH4
,87)と10位のプロトン(δH7,84)がロング
・レンジ・カップリングを持つことから、テトラヒドロ
ピラン環の2′位がキノン・クロモ7オアの9位と結合
し、5′位のプロトンのケミカル・シフトが比較的低磁
場側(δH4,64) にあることから、デカツエン酸
はテトラヒドロピラン環の5′位のヒドロキシル基にエ
ステル結合しているものと考えられた。
さらに、AC5Yの13C−NMRをセレクティヴ・プ
ロトン・デカップリング法およびロング・レンジ・セレ
クティグ・プロトン・デカンプリング法を用いて解析し
た結果、キノン・クロモフォア部分は4m、12b−ジ
ヒドロ−4a、8,12b−)ジヒドロキシ−3−メチ
ル−ベンズ(a)7ントラ七ンー1.7.12(4)I
)−トリオ/構造と判明した。
ロトン・デカップリング法およびロング・レンジ・セレ
クティグ・プロトン・デカンプリング法を用いて解析し
た結果、キノン・クロモフォア部分は4m、12b−ジ
ヒドロ−4a、8,12b−)ジヒドロキシ−3−メチ
ル−ベンズ(a)7ントラ七ンー1.7.12(4)I
)−トリオ/構造と判明した。
また、AC5Yを0.1規定水酸化ナトリウム中で室温
で1時間加水分解して、2,4−デカジエン酸を得た。
で1時間加水分解して、2,4−デカジエン酸を得た。
これを1H−NMRで解析した結果、二個のオレフィン
はともにE配位であった。
はともにE配位であった。
AC5Yについて最近普及しつつある3econdar
yionマススペクトル分析により分子イオノピークを
求めた結果、ジェタノールアミン(DEA ) ヲマト
リックスとして用いてm/z 724 (M+DEA+
1 )のピークを示したことから、AC5Yの分子式は
C35’3801Oと決定された。
yionマススペクトル分析により分子イオノピークを
求めた結果、ジェタノールアミン(DEA ) ヲマト
リックスとして用いてm/z 724 (M+DEA+
1 )のピークを示したことから、AC5Yの分子式は
C35’3801Oと決定された。
以上の結果より、AC5Yの化学構造は(A)のように
決定された。
決定された。
2)物理化学的性状
(1)外 観:黄橙色粉末
(2)元素分析: 旦 旦 旦分析値 68
.03 6.26 25.71計算値 67.95
6,19 25.86(C35H38010) (3)分子量: 618.7 (4)融 点:明確な融点は示さない。70℃付近か
ら分解し始める。
.03 6.26 25.71計算値 67.95
6,19 25.86(C35H38010) (3)分子量: 618.7 (4)融 点:明確な融点は示さない。70℃付近か
ら分解し始める。
(6)紫外部可JArr収スペクトル:第2図(メタノ
ール中)λrna工(F、1%) 0m 235(704)、257(782)、305(139
)、442(100)(71溶解性:メタノール、エタ
ノール、n−ブタノール、アセトン、クロロホルム、酢 酸エチル、ベンゼンに可溶 水、n−へキサンに千尋 (8)Rf値(メルク社[シリカゲル−F254使用)
クロロホルム:メタノール=20:1 0.62ベンゼ
ン :メタノール=2041 O,33(9)赤外吸
収スペクトル(K)Br: ディスク法)第2図 (10) gm気共鳴スペクトル(400メガヘルツ、
重クロロホルム中) 第3図 AC5Yの製造 概要 抗生物質AC5Yは現在のところ微生物の培養によって
のみしか得られていないが、類縁化合物の合成化学的ま
たは微生物学的修飾によって製造することも、あるいは
全合成化学的に製造することもできよう。
ール中)λrna工(F、1%) 0m 235(704)、257(782)、305(139
)、442(100)(71溶解性:メタノール、エタ
ノール、n−ブタノール、アセトン、クロロホルム、酢 酸エチル、ベンゼンに可溶 水、n−へキサンに千尋 (8)Rf値(メルク社[シリカゲル−F254使用)
クロロホルム:メタノール=20:1 0.62ベンゼ
ン :メタノール=2041 O,33(9)赤外吸
収スペクトル(K)Br: ディスク法)第2図 (10) gm気共鳴スペクトル(400メガヘルツ、
重クロロホルム中) 第3図 AC5Yの製造 概要 抗生物質AC5Yは現在のところ微生物の培養によって
のみしか得られていないが、類縁化合物の合成化学的ま
たは微生物学的修飾によって製造することも、あるいは
全合成化学的に製造することもできよう。
微生物の培養による場合の菌株としCは、ストなしたス
トレプトミセス・カボアムス14Z3−41株がAC5
Yを生産することが本発明者らによって明らかにされて
いるが、その他の菌株については抗生物質生厘笛単離の
常法によって過半なものを自然界より分離することが可
能である。また、S。
トレプトミセス・カボアムス14Z3−41株がAC5
Yを生産することが本発明者らによって明らかにされて
いるが、その他の菌株については抗生物質生厘笛単離の
常法によって過半なものを自然界より分離することが可
能である。また、S。
カボアムスNnZ3−41株を含めてAC5Y生産菌を
放射線照射その他の処理に付して、AC5Y生産能を高
める余地も残されている。
放射線照射その他の処理に付して、AC5Y生産能を高
める余地も残されている。
Nh23−41株
AC5Y生成能を有するストレプトミセス属の菌株とし
て本発明者らの見ぺ出しているNnZ3−41株舎工、
下記の内容のものである。
て本発明者らの見ぺ出しているNnZ3−41株舎工、
下記の内容のものである。
1)由来および寄託番号
h Z3−41株は、群馬県藤岡市金井の桑畑で採取し
た上場から分離されたものであり、昭和59年8月13
日に工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されて「g
工研菌寄第7771号」の番号を得ている。
た上場から分離されたものであり、昭和59年8月13
日に工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されて「g
工研菌寄第7771号」の番号を得ている。
2)菌学的性状および生理学的性質
本菌株はAC5Yを生産する放線−であって、菌学的諸
性状は次のとおりである。なお、遅ルー=i1株の各種
培地上の性状は、特許庁産業別審査基準「応用微生物工
業」に従って各種培地を調製して観察して得たものであ
る。また、以下の各試験は、シャーリングらの方法(I
nt、 J、 5yst、 Back、止、313−3
40(1960) )により行なったものである。
性状は次のとおりである。なお、遅ルー=i1株の各種
培地上の性状は、特許庁産業別審査基準「応用微生物工
業」に従って各種培地を調製して観察して得たものであ
る。また、以下の各試験は、シャーリングらの方法(I
nt、 J、 5yst、 Back、止、313−3
40(1960) )により行なったものである。
(1)形態
気菌糸は、玉軸を長く伸し、短板を不規則に分枝する単
純分枝で、胞子鎖は、その先端に鉤状(hook )
または不完全ならせん状(retinaculiap
er−ti : RA )に形成される。胞子舎工10
−50個の連鎖をなし、その形状は円筒形ないし卵形で
あって、大ざさは0.7〜0.9μ×0.8〜1.2μ
であり、その表面は平滑である。V毛胞子、胞子浪およ
び運動性胞子は有さない。
純分枝で、胞子鎖は、その先端に鉤状(hook )
または不完全ならせん状(retinaculiap
er−ti : RA )に形成される。胞子舎工10
−50個の連鎖をなし、その形状は円筒形ないし卵形で
あって、大ざさは0.7〜0.9μ×0.8〜1.2μ
であり、その表面は平滑である。V毛胞子、胞子浪およ
び運動性胞子は有さない。
(2)各種培地上の生育状態
各種培地上でn℃で3週間培黛したときの性状は、第1
表に示すとおりである。
表に示すとおりである。
(3)生理的性質
嵐Z3−41株の生理的性質は、第2表に示すとお第
2 表 (4)炭素源の利用性 h23−41株の炭素源の利用性(プリドハム・ゴトリ
ープ寒天培地)は、第3表に示すとおりである。
2 表 (4)炭素源の利用性 h23−41株の炭素源の利用性(プリドハム・ゴトリ
ープ寒天培地)は、第3表に示すとおりである。
第3表
以上の性状を要約してNnZ3−41株の特徴をあげれ
ば、下記の通りである。
ば、下記の通りである。
■気菌糸は、鉤状または不完全ならせん状を呈する。
■胞子は、円筒形ないい工卵形で、その表面を工平滑で
ある。
ある。
■気歯糸の色調は、灰色ないし赤色である。
■集落の裏面の色調は、茶色から暗橙色ないし赤味をお
びた紫色である。
びた紫色である。
■本菌株は、メラニン様色素を産生ずる。
上記性状より、へ23−41株は明らかにストレプトミ
セス属に属しており、l5P(インターナショナル・ス
トレプトミセス・プロジェクト)の記載(Int、 J
、 5yst、Bae318.69−189、Z72−
392(1968)、炬、391−512(1969)
および芽、265−394(1972))およびパーシ
イの細菌同定便覧(Bergey’s Manual
of Determinmtne Haeteriol
ory、8 th Ed、 (1974))を参考にし
て既知菌種を検索したところ、8g4表に示すようにス
トレプトミセス・カボアムス(5Lreptorr+y
ees capoamus )およびストレプトミセス
・シネレオルーパー・サブスペシイズ・シネレオルーバ
ー(Streptomyees cinereorub
ersuhsp、cinereoruber ) に
類似している。l’41Z3−41株とこれら2近R種
とを比較すると、裏面の色調ではS、cinereor
uber 5ubsp、 cinereoruber
に近いが、胞子鎖の形態および胞子の形態からはむしろ
S、 capoarr+usに近いといえる。次表源の
利用性で若干の相違点が見られるが、その他基本的性状
の同一性から、1Z4−41株kl S、 capoa
musの一菌株を同定するのが妥当である。
セス属に属しており、l5P(インターナショナル・ス
トレプトミセス・プロジェクト)の記載(Int、 J
、 5yst、Bae318.69−189、Z72−
392(1968)、炬、391−512(1969)
および芽、265−394(1972))およびパーシ
イの細菌同定便覧(Bergey’s Manual
of Determinmtne Haeteriol
ory、8 th Ed、 (1974))を参考にし
て既知菌種を検索したところ、8g4表に示すようにス
トレプトミセス・カボアムス(5Lreptorr+y
ees capoamus )およびストレプトミセス
・シネレオルーパー・サブスペシイズ・シネレオルーバ
ー(Streptomyees cinereorub
ersuhsp、cinereoruber ) に
類似している。l’41Z3−41株とこれら2近R種
とを比較すると、裏面の色調ではS、cinereor
uber 5ubsp、 cinereoruber
に近いが、胞子鎖の形態および胞子の形態からはむしろ
S、 capoarr+usに近いといえる。次表源の
利用性で若干の相違点が見られるが、その他基本的性状
の同一性から、1Z4−41株kl S、 capoa
musの一菌株を同定するのが妥当である。
したがって、本発明者はNnZ3−41株をストレプト
ミセス・カボアムス(5trepto+yces ca
poamus )と同定した。
ミセス・カボアムス(5trepto+yces ca
poamus )と同定した。
培養/ A C5Yの生−汚
抗生物質AC5Yは、ストレプトミセス属に属するAC
5Y生産菌を適当な培地で好気的に培安し、培養物から
目的物を採取することによって製造することができる。
5Y生産菌を適当な培地で好気的に培安し、培養物から
目的物を採取することによって製造することができる。
培地シュ、AC5Y生産菌が利用し5る任意の栄養源を
含有するものでありうる。具体的には、例えば、炭素源
としてグルコース、シュークロース、マルトース、スタ
ーチ、および油脂類などが使用でき、窒素源として大豆
粉、綿実粕、乾燥酵母、酵母エキス、およびコー/スチ
ープリカーなどの有機物並びにアンモニウム塩または硝
酸塩、たとえば硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、お
よび塩化アンモニウム等の無機物が使用できる。また、
必要に応じて、食塩、塩化カリウム、リン酸塩、l金属
塩なと無機塩類を添加することができる。
含有するものでありうる。具体的には、例えば、炭素源
としてグルコース、シュークロース、マルトース、スタ
ーチ、および油脂類などが使用でき、窒素源として大豆
粉、綿実粕、乾燥酵母、酵母エキス、およびコー/スチ
ープリカーなどの有機物並びにアンモニウム塩または硝
酸塩、たとえば硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、お
よび塩化アンモニウム等の無機物が使用できる。また、
必要に応じて、食塩、塩化カリウム、リン酸塩、l金属
塩なと無機塩類を添加することができる。
発酵中の発泡を抑制する為に、常法に従って適当な消泡
剤、たとえばシリコーンを添加することもできる。
剤、たとえばシリコーンを添加することもできる。
培養方法としては、一般に行われている抗生物質の生産
の方法と同じく、好気的液体深部培養法が最も適してい
る。培養@夏はw℃〜37℃がj適当であるが、δ℃〜
刀℃が好ましい。この方法でAC5Yの生産期は、振盪
培養、通気攪拌培養共に2日〜3日で最高に達する。
の方法と同じく、好気的液体深部培養法が最も適してい
る。培養@夏はw℃〜37℃がj適当であるが、δ℃〜
刀℃が好ましい。この方法でAC5Yの生産期は、振盪
培養、通気攪拌培養共に2日〜3日で最高に達する。
このようにしてAC5Yの蓄積された培養物が得られる
。培養物中では、AC5Y!’j−その一部は培養F液
中に存在するが、その大部分は菌体中に存在する。
。培養物中では、AC5Y!’j−その一部は培養F液
中に存在するが、その大部分は菌体中に存在する。
このような培養物からAC5Yを採取するには、合目的
的な任意の方法が利用可能である。その一つの方法は、
抽出の原理に基くものであって、具体的にt工、たとえ
ば、培養F液中のAC5Yについてはこれを水不混和性
のAC5Y用浴媒(前記参照)例えば酢酸エチル等で抽
出する方法、あるいは菌体内のAC5Yについては濾過
、遠心分離等で得た菌体集体をメタノール、エタノール
、ア化トノなどで処理して回収する方法等がある。菌体
を分雄七丁に培養物そのヱまを上記の抽出操作に付すこ
ともできる。適当な溶媒を用いた向流分配法も抽出の範
切に入れることができる。
的な任意の方法が利用可能である。その一つの方法は、
抽出の原理に基くものであって、具体的にt工、たとえ
ば、培養F液中のAC5Yについてはこれを水不混和性
のAC5Y用浴媒(前記参照)例えば酢酸エチル等で抽
出する方法、あるいは菌体内のAC5Yについては濾過
、遠心分離等で得た菌体集体をメタノール、エタノール
、ア化トノなどで処理して回収する方法等がある。菌体
を分雄七丁に培養物そのヱまを上記の抽出操作に付すこ
ともできる。適当な溶媒を用いた向流分配法も抽出の範
切に入れることができる。
培養物からAC5Yを採取する他の方法の一つは、吸着
の原理に基くものであって、既に液状となっているAC
5Y含有物、例えば培養戸液あるいは上記のよ5にして
抽出操作を行なうことによって得られる抽出液、全対象
として、適当な吸着4]ないしゲルー過剤、例えばシリ
カゲル、「セファデックスL、H20J (ファルマシ
ア社製)、「トヨ、e−ルHW4(JJ(東浮四達社裂
)等、を用いたカラムクロマトグラフィー、「ヌクレオ
シル:)C18J(西独ナーゲル社11)等を用いた扁
運液体クロマトグラフィー、その他によって目的AC5
Yをa看させ、その後溶離させることによって、AC5
Yを得ることができる。このようにして得られたAC5
Y浴孜を戚圧貞縮乾固丁れば、AC5Yの粗標品が得ら
れる。
の原理に基くものであって、既に液状となっているAC
5Y含有物、例えば培養戸液あるいは上記のよ5にして
抽出操作を行なうことによって得られる抽出液、全対象
として、適当な吸着4]ないしゲルー過剤、例えばシリ
カゲル、「セファデックスL、H20J (ファルマシ
ア社製)、「トヨ、e−ルHW4(JJ(東浮四達社裂
)等、を用いたカラムクロマトグラフィー、「ヌクレオ
シル:)C18J(西独ナーゲル社11)等を用いた扁
運液体クロマトグラフィー、その他によって目的AC5
Yをa看させ、その後溶離させることによって、AC5
Yを得ることができる。このようにして得られたAC5
Y浴孜を戚圧貞縮乾固丁れば、AC5Yの粗標品が得ら
れる。
このようにし℃得られるAC5Yの粗標品をさらK n
t製するためには、上記の抽出法および吸着法を必要に
応じて組合せて必要回収行なえばよい。
t製するためには、上記の抽出法および吸着法を必要に
応じて組合せて必要回収行なえばよい。
17+1えば、シリカゲル、「セファデックスLH20
Jなとの吸着剤またシエゲル濾過剤を用いたカラムクロ
マトグラフィー、「ヌクレオシル5 Cl8J 等を用
いた高速履体クロマトグラフィー、および向流分配法t
−i4宜組合わせて実施することができる。
Jなとの吸着剤またシエゲル濾過剤を用いたカラムクロ
マトグラフィー、「ヌクレオシル5 Cl8J 等を用
いた高速履体クロマトグラフィー、および向流分配法t
−i4宜組合わせて実施することができる。
具体的には、例えば、AC5Y粗標品’t/J)量のメ
タノールに浴解し、「トヨ/2−ル1(W40Jカラム
を用いて、適当な溶媒で展開して活性成分を浴出させ、
索線・乾固するとAC5Y(7)黄橙色粉末が得られる
。
タノールに浴解し、「トヨ/2−ル1(W40Jカラム
を用いて、適当な溶媒で展開して活性成分を浴出させ、
索線・乾固するとAC5Y(7)黄橙色粉末が得られる
。
AC5Yの用途
本発明による抗生物質AC5Yは、制癌活性および抗菌
活性を有するという点で有用である。
活性を有するという点で有用である。
生卵活性
l)抗腫瘍性
AC5Yは、実験動物の腹水癌に対して著しい抗腫瘍作
用を示した。例えば、ddYマウスに対し、エーリツヒ
腹水癌Jff+胞の、懸濁液lXl0’ケ/マウスを腹
腔内に1多植し、移イπ後1日目および5日目にAC5
Yを腹腔内投与し、生理0塩水を投与した対照群のマウ
スの生存日数を100とした延命ぶ(チ)で効果分示す
と、下記の通りであった。
用を示した。例えば、ddYマウスに対し、エーリツヒ
腹水癌Jff+胞の、懸濁液lXl0’ケ/マウスを腹
腔内に1多植し、移イπ後1日目および5日目にAC5
Yを腹腔内投与し、生理0塩水を投与した対照群のマウ
スの生存日数を100とした延命ぶ(チ)で効果分示す
と、下記の通りであった。
1.25 104
2・5 102
2)抗菌性
AC5Yは独々の微生物に対して抗ω作用を示す物質で
あり、寒天平板希釈法により求めた最小増殖阻止嬢良(
MIC)は下記の通りであった。
あり、寒天平板希釈法により求めた最小増殖阻止嬢良(
MIC)は下記の通りであった。
(1)検定間の接種及び培養
1061固/mlK調製した検定ビ白の自体懸濁液ある
いを工胞子愁濁l夜とミクロプランタ−を用いて接種し
、下記の温度及び時間培養後、生育の有無を判定した。
いを工胞子愁濁l夜とミクロプランタ−を用いて接種し
、下記の温度及び時間培養後、生育の有無を判定した。
@)恢定函が細口の場合 ;17°C/20時間(ロ
)検定間が偕母の場合 δ℃748時間(ハ)検定函
がカビの場合 δ”C15日上記のように、本発明の
AC5Yは抗菌作用を百し、特にペニシリウム・クリソ
ゲナム等に対して抗M注を示すので、・−Jtらに起因
する。感染症に対して有効な抗生物質として使用するこ
とができる。
)検定間が偕母の場合 δ℃748時間(ハ)検定函
がカビの場合 δ”C15日上記のように、本発明の
AC5Yは抗菌作用を百し、特にペニシリウム・クリソ
ゲナム等に対して抗M注を示すので、・−Jtらに起因
する。感染症に対して有効な抗生物質として使用するこ
とができる。
3)急性毒性(LD5U )
AC5Yのマウスリ腔内江射によるLD50は、15
mg/kgであった。
mg/kgであった。
4)抗生物質
上記のように、本発明のAC5Yk工抗庇瘍性および抗
ω性士示すことが明らかにされた。
ω性士示すことが明らかにされた。
したがって、本発明のAC5Yは抗腫瘍剤ないし抗ta
ff Mllとして使用することかでざる。
ff Mllとして使用することかでざる。
実験例
以下におい℃「チ」讐工「W/■悌」である。
実施例1
1)種eの調製
使用した培地は、下記の組成の成分をl IJントルの
水に浴解してp)L 7,0に調整したものである。
水に浴解してp)L 7,0に調整したものである。
グルコース 0.4%
麦芽エキス 1.0%
酵母エキス 0.4%
上記培地15 ml ′f!:50 mlの人捜試験管
へ分注し、殺菌後、ストレプトミセス・カボアムスff
123−41分ス2ントより1白金耳凄禎しI″CKて
48時間振盪培養したもの全種母とした。
へ分注し、殺菌後、ストレプトミセス・カボアムスff
123−41分ス2ントより1白金耳凄禎しI″CKて
48時間振盪培養したもの全種母とした。
2)培養
使用した培地は、下肥の組成の成分を1リツトルの水に
俗解して、pH7,0に調整したものである。
俗解して、pH7,0に調整したものである。
グルコース 2,5チ
大豆粉 1.5%
乾燥酵母 0.2%
炭酸カルシウム 0.4%
上記培地を100 mlずつ500 mlの三角フラス
コへ分圧殺菌したものへ、上記a82ml を添加し
、ロータリーシ毒−カーを用いてZ7 ”CKて回転理
髪を行なった。3日後に培養を工終了し、戸別した泊体
を500 ml のア七トンで2回抽出する。
コへ分圧殺菌したものへ、上記a82ml を添加し
、ロータリーシ毒−カーを用いてZ7 ”CKて回転理
髪を行なった。3日後に培養を工終了し、戸別した泊体
を500 ml のア七トンで2回抽出する。
抽出7夜を0稲し、200 ml の酢酸エチルで2
回抽出する。抽出fLを無水1匝改ナトリウムで脱水し
、濃縮乾固した後、10rr、l のクロロホルムに
溶解する。60m1 のn−ヘキサンを加え、生じた沈
殿を除き、再び濃縮乾固する。これをLOnil のメ
タノールに浴解し、メタノールで平衡化した[トヨ・ξ
−ルHW 40 Jカラム(5amφX50cm)を通
過させる。得られた活性フラクション″5r:濃縮乾固
すると、AC5Yの黄澄色X!f宋140 rug
が得られた。
回抽出する。抽出fLを無水1匝改ナトリウムで脱水し
、濃縮乾固した後、10rr、l のクロロホルムに
溶解する。60m1 のn−ヘキサンを加え、生じた沈
殿を除き、再び濃縮乾固する。これをLOnil のメ
タノールに浴解し、メタノールで平衡化した[トヨ・ξ
−ルHW 40 Jカラム(5amφX50cm)を通
過させる。得られた活性フラクション″5r:濃縮乾固
すると、AC5Yの黄澄色X!f宋140 rug
が得られた。
第1図は、AC5Yの紫外部吸収スペクトル(メタノー
ル中)を模写したものである。 第2図は、A、c5Yの赤外吸収スペクトルを模写した
ものである。 第3図は、AC5YのlH−NMRスペクトル金模写し
たものである。 出願人代耽人 猪 股 τ111手続主13
正書 昭和59年10月;を日 特許9長g 志賀 学 殿 1 事件の表示 昭和59年 特許願 第17129’O号2 発明の名
称 新規物質AC5Y 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 falt 悶 麦 酒 株 式 会
社4 代 理 人 7 ?+[i正の対象 ′ 明111 ?!fの「特許請求の範囲」の;閑。 810正の内容 VI許二11求の範囲を、別紙の通り補正する。 ゛特許請求の範囲
ル中)を模写したものである。 第2図は、A、c5Yの赤外吸収スペクトルを模写した
ものである。 第3図は、AC5YのlH−NMRスペクトル金模写し
たものである。 出願人代耽人 猪 股 τ111手続主13
正書 昭和59年10月;を日 特許9長g 志賀 学 殿 1 事件の表示 昭和59年 特許願 第17129’O号2 発明の名
称 新規物質AC5Y 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 falt 悶 麦 酒 株 式 会
社4 代 理 人 7 ?+[i正の対象 ′ 明111 ?!fの「特許請求の範囲」の;閑。 810正の内容 VI許二11求の範囲を、別紙の通り補正する。 ゛特許請求の範囲
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次式で示される新規物質AC5Y ▲数式、化学式、表等があります▼
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17129084A JPS6150976A (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 新規物質ac5y |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17129084A JPS6150976A (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 新規物質ac5y |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6150976A true JPS6150976A (ja) | 1986-03-13 |
Family
ID=15920565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17129084A Pending JPS6150976A (ja) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | 新規物質ac5y |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6150976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117106624A (zh) * | 2023-06-29 | 2023-11-24 | 西北农林科技大学 | 一株上升岛链霉菌dl138及其在耐盐碱和解磷中的应用 |
-
1984
- 1984-08-17 JP JP17129084A patent/JPS6150976A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117106624A (zh) * | 2023-06-29 | 2023-11-24 | 西北农林科技大学 | 一株上升岛链霉菌dl138及其在耐盐碱和解磷中的应用 |
CN117106624B (zh) * | 2023-06-29 | 2024-04-02 | 西北农林科技大学 | 一株上升岛链霉菌dl138及其在耐盐碱和解磷中的应用 |
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