JPS61274693A - 新規抗生物質ss21020cおよびその製造法 - Google Patents

新規抗生物質ss21020cおよびその製造法

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JPS61274693A
JPS61274693A JP11560985A JP11560985A JPS61274693A JP S61274693 A JPS61274693 A JP S61274693A JP 11560985 A JP11560985 A JP 11560985A JP 11560985 A JP11560985 A JP 11560985A JP S61274693 A JPS61274693 A JP S61274693A
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JP
Japan
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ss21020c
antibiotic
culture
medium
formula
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JP11560985A
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English (en)
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Masa Narita
雅 成田
Takemitsu Asaoka
浅岡 健光
Kenichi Yano
矢野 憲一
Kenichi Kukita
茎田 憲一
Koichi Yokoi
横井 好一
Toshiaki Nakajima
中島 利章
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SSP Co Ltd
Original Assignee
SSP Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な抗生物質5S21020Cおよびその製
造法に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、微生物が産生ずる種々の抗生物質、例りばfルラ
マイシンム、ネオグルラマイシンム、ルビフラビンA等
が知られている。
本発明者らは有用な新規物質を得るべく、天然の土壌よ
り数多くの微生物を分離し、その生産物について種々検
討を行なった結果、東京都足立区の土壌から分離したス
トレプトミセス ニスぎ−(8tr@ptomyasa
 sp、 )821020株(微工研菌寄第7798号
)と命名された新菌株が種々の抗生物質 SS21020ム、B、D及びΣを産生することを見出
し、先に特許出願した(4!F願昭59−187831
号、同59−202826号、同59−236481号
、同60−65574号)。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、更に当該培養物について検討を行なってい
たところ、七の中に、上記抗生物質以外の新規抗生物質
が存在することを見出し、これを抗生物質SS2102
0Cと命名した。本発明者は、更に、七の培養条件を検
討した結果、培養を特定のアントラキノンスルホン酸類
若しくはその塩の存在下行なえば、抗゛生物質SS21
020Cの生産量が著しく増大することを見出した。
従って、本発明は、優れた抗腫瘍作用及び抗菌作用を有
する新規抗生物質SS21020Cを提供するものであ
る。更にまた、本発明は抗生物質SS21020Cを得
るための新規な製造法を提供するものである。
本発明で使用される微生物は、ストレf)ミセス属に属
する抗生物質5S21020C生産能を有するものであ
れば何れでもよく、その代表的なものとしては、次の菌
学的性質を有するストレットミセス エスピー8210
20株が挙げられる。
(1)形態 胞子形成菌糸は気菌糸よ抄単純分枝し、車軸分枝は認め
られない。気菌糸の先端部は直状でまれに波状ft認め
る。胞子のう、鞭毛胞子、菌核は何れも認められない。
また基中菌糸の分断も認められない。電子顕微鏡観察に
よると胞子の表面は平滑L smooth )であり、
形は円筒形である。胞子の大きさは0.5〜0.7X0
.7〜1. Opmであ抄、通常10個以上が連鎖して
いる。
(2)  各種培地における生育状態(27℃、14日
間培養)821020株の各種培地上での生前状態は次
表のとおりである。色の記載には日本色研事業■発行の
「色名率辞典」を用い、その系統名で表示した。なお、
表中括弧内は色標番号を示す。
以下余白 4(3)  生理的性質 ■ 生育温度範囲(イースト・麦芽寒天培地。
14日間培養) 生育至適温度 27〜30℃ 生育可能温度 10〜37℃ ■ ゼラチンの液化  陽性 ■ スターチの加水分解  陽性 ■ 脱脂乳の凝固   陰性 脱脂乳のペグトン化  陽性 ■ メラニン様色素の生成  陰性 ■ 硝酸塩の還元  陽性 ■ セルロースの分解  陰性 (4)  炭素源の同化性(fリドハム・ゴドリープ寒
天培地、27℃、14日 間培養) L−アラビノース、D−キシロース、D −グルコース
、D−7ラクトース、L−ラムノース、D−マンニット
、ガラクトース、サリシンを利用する。シュクロース、
イノシトール、ラフィノースを利用しない。
(5)  菌体中のシア之ノピメリン酸全菌体中のシア
ミノピメリン酸を分析した結果LL−シアミノピメリン
酸を検出した。
本発明の抗生物質5S210200は、例えば上記菌株
を栄養源含有培地に接種し、好気的に培養することによ
抄製造される。抗生物質SS21020C生産株として
は上記821020株はもとよ抄、その人工変異株ある
いは自然変異株であっても抗生物質19821020C
を生産する能力を有するものであれば、すべて本発明に
使用することができる。上記521020株の人工変異
株は、他の放線菌の場合同様、例えば紫外線、コバルト
60照射、化学変異誘起剤等により容易に得ることがで
きる。
次に、抗生物質5s21020cの製造における菌株の
培養について説明する。すなわち、ストレプト之セス属
に属する抗生物質 5S21020C生産株の培養には、通常の放線菌の培
養法が用いられる。
栄養培地としては、資化しうる炭素源、窒素源、無機物
などを適当に含有する限り、合成培地、半合成培地ある
いけ天然培地の何れでも使用可能である。
炭素源としては、例えば、グルコース、7ラクトース、
グリセリン、マンニット、澱粉、糖蜜等が単独または組
合せて用いられる。更に菌の資化性によっては、炭化水
素、アルコール類、有機績等も用い得る。窒素源として
は、無機若しくは有機窒素化合物、例えば塩化アンモニ
ウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、硝
酸ナトリウム、グルタミン酸す) IJウム等;天然物
、例えば大豆粉、酵母エキス、ペグトン、肉エキス、乾
燥酵母、綿実粕、グロテオースペデトン、カザミノ酸、
コーン・スチーグ・リカー等が単独又は組合せて用いら
れる。無機物としては、例えば炭酸カルシウム、塩化ナ
トリウム、硫酸鋼、塩化マンガン、塩化亜鉛等が単独又
は組合せて用いられる。七の他821020株の発育を
助け、5S21020Cの生産を促進する物質あるいは
シリコン油又はアデカノール(商品名)等の一般的消泡
剤を適宜培地に添加することもできる。
本発明の5821020Cの生産量は、上記培地に次の
一般式(1) (式中、Rは6位又は7位に置換し、水素原子又はスル
ホン酸基を示す) で表わされるβ−アントラキノンスルホン酸類若しくは
その塩の1種又は2種以上を添加することにより、著し
く増大する。β−アントラキノンスルホン酸類としては
、例えばアントラキノン−β−スルホン酸、アントラキ
ノン−2,6−ジスルホン酸、アントラキノン−2,7
−ジスルホン酸が挙げられ、これらのナトリウム若しく
はカリウム塩が水溶性であり、使用に適している。アン
トラキノンスルホン酸類には、一般式(冨)で示される
ものの他に、アントラキノン−α−スルホン酸、アント
ラキノン−1,5−ジスルホン酸、アントラキノン−1
,8−ジスルホン酸等のα−アントラキノンスルホン酸
類があるが、これら又はその塩類を基礎培地に添加して
もSS21020Cの生産量の増大はみられない。
β−アントラキノンスルホン酸の添加量は、使用する生
産菌の種類や、基礎培地の種類によっても異なるが、一
般には培地の0.1〜2、0 w /マ%が好ましい。
添加時期は、一般には培養開始前に添加するが、培養開
始後l〜3日目に添加した場合もSS21020Cの生
産に好ましい結果を与える。
培養法としては一般の抗生物質の生産に用いられる方法
が採用されるが、液体培養法、特に深部攪拌培養法が最
も適している。培養は好気的な条件で行なわれ、培養に
適当な温度は25〜30℃であるが一般に27℃付近で
培養するのが好ましい。抗生物質 5S21020Cは振盪培養、深部攪攪培養の何れの場
合もその生産量はβ−アントラキノンスルホン酸類の添
加後、3〜7日間の培養で最高に達する。培養液中の抗
生物質 8S21020Cの蓄積量が最高に達した時に培養を停
止し、培養液中から目的物質を単離して精製する。
培養液中からの5S21020Cの単離は、後記実施例
に示す如く、本抗生物質の理化学的性状を考慮して種々
の方法を単独で、あるいは適宜組合せることによって行
なわれる。すなわち、抗生物質5321020Cは通常
培養液及び菌体中に存在するので、培養物を遠心分離・
又は濾過等によって、菌体を分離し、その菌体及び培養
p液から通常の分離手段、例えば溶媒抽出法、イオン交
換樹脂法、グル濾過法、吸着又は分配カラムクロマト法
、透析法、沈澱法等を単独で、又は適宜組合せて、抗生
物質5S21020Cを分離精製する。
好ましい分離・精製の例としては、次の方法が挙げられ
る。発酵を終了した培養物を遠心分離し、p液と菌体に
分ける。菌体はクロロホシム、メタノール等の後記本物
質溶解性溶剤で抽出した抽出液とし、更にこれを減圧下
に濃縮して溶媒を除き、水溶液とする。前述の菌体を除
去した液と、菌体を処理して得られた液とを、非イオン
性多孔性樹脂、例えばgp −204三菱化成製)等で
処理して活性成分を吸着させた後、メタノール、アセト
ンなどを用いて溶出式せる。この溶出液を減圧留去し、
残渣にp■8〜9の水とクロウホルムを加えて振り混ぜ
、クロロホルム層に活性成分を移行させる。水層を除き
クロロホルム溶液を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付す。
5S21020CはSS21020Bの溶出後、直ちに
溶出するので、これを注意深〈集め、分離が不充分な場
合には再度シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分
離する。得られた〇82102oc画分を減圧留去し、
残渣をセファデックスLH20カラムクロマトグラフィ
ーに付す。活性画分を集め、減圧濃縮後、適轟lWI媒
、例えばエチルエーテルで再結晶すると5S21020
Cの黄赤色結晶が得られる。
以上の如くして得られた5S21020Cは、次のよう
な理化学的性質を有する。
く理化学的性質〉 0)元素分析 CHN 実験値FA  67.48  ?、06 3.51理論
値(へ) 67.19 7.15 3.82■ 分子量
及び分子式 %式% ■ 紫外線吸収スペクトル 第1図 (27,200)、426(9,500)■ 赤外線吸
収スペクトル(KBr法)第2図 <y  1g−NMRスペクトル(90MHz )第3
図 重クロロホルム溶液中、TMSを基準物質として測定し
た。
■ l”c−NMRスペクトル(22,5MFls )
重クロロホルム溶液中、?’M8を基準物質として測定
した。
δ(PPm) : 1SS.3(s)、 183.0(
a)、 178.7(sL 170.6(s)。
159.8(s)、 156.1(sL 149.9(
a)、 139.9(m)。
138.5(m)、 137.0(m)、 133.3
(dL 130.4(aL127.7(a)、 126
.0(s)、 125.8(ml、 125.6(dl
118.8(s)、 l l 5.9(s)、 112
.2(dL 77.2(d)。
75.0(a)、 71.8(d)、 70.8(j)
、 69.6(j)。
68.8(d)、 67.3(d)、 67.0(ω*
 57.t(a)。
44.9(a)、 40.3(q)、 40.3(q)
、 36.7(q)。
36.7(q)、 33.4(t)、 28.3(t)
、 24.0(q)。
18.9(ql、 17.6(q)、 13.3(q)
、 12.7(q) 。
12.2(q) (1Φ 溶解性 クロロホルム、エーテル、アセトン、メタノール、ビリ
シン、酸性水に可溶。n−ヘキサンに不溶。
0 塩基性、酸性、中性の区別 塩基性 @ 物質の色及び性状 黄赤色結晶 0 呈色反応 ドラーゲンドルフ試薬に陽性。
O多 薄層クロマドグ2フイー 担体ニジリカグルデレー)F*sa(メルク社製)以下
余白 0 構造式 上記理化学的性質及び構造式から明らかなように、本発
明の抗生物質8S21020Cは前記公知のデルラマイ
シン人(分子量ニア72、分子式: c4aastNt
Ot1) 、ネオデルラマイシンA(分子量ニア30、
分子式: Ca1fI*。N、0.。)、ルビフラビン
ム(分子量ニア30、分子式:C41H1l。N、01
゜)とは相違する新規な化合物である。
〔作用〕
本発明の抗生物質5S21020Cは次のような生物学
的性質を有する。
■ 抗菌作用 抗生物質SS21020Cの各種微生物に対する最小発
育阻止濃度(MIC)を第1表に示す、−以下余白 ■ 抗腫瘍作用 抗生物質5szto2ocのマウス白血病P−3SSに
対する治療効果を下記方法により試験した。結果を第2
表に示す。なお、表中の延命効果は無処理群の生存日数
(C)に対する治療群の生存日数(T)の比を百分基を
以って表わした。
実験方法: IX I O’個のP−3SS細胞をCD
F1マウス(♂1日本チャールズ・リバー)の腹腔内に
移植し、24時間後より 5S21020Cを1日1回、計10回腹腔内に投与し
た。
以下余白 第2表 ■ 腫瘍細胞増殖阻止作用 抗生物質5S21020Cの各種腫瘍細胞に対する増殖
阻止作用を下記方法によし試験した。
結果を50%阻止濃度(IC,。)として第3表に示す
実験方法: L5178Y%P−3SS、P−815、
エーリツヒカルシノーマ(Ehrlieh Carcl
noraa )の各細胞をlθ%牛脂児血清及び5XI
O″″Sモルのメルカプトエタノール添加RPMI培地
(GIBCO製)にて2 X 10’個/−とし、これ
に5S21020Cを0.01.0.1.1.0.10
μf/−の終濃度となるように添加した。
5%炭酸ガス培養器中で37℃、48時間(但し、P−
3SSは72時間)培養後、生細胞数を数えた。各濃度
における細胞増殖阻止車から、ゾロビット・ダイアダラ
ム法により50%阻止濃度(IC寝。)を決定した。
第3表 〔発明の効果〕 これらの抗菌及び抗腫瘍作用からみて、抗生物質gs2
1020cは医療用の抗菌剤及び抗癌剤として有用なも
のである。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 β−アントラキノンスルホン酸類の添加効果ニ ガラクトース2%、デキストリン2%、ソイトン1%、
コーン・スチーデ・リカー0.5%、硫酸アンモニウム
0.3%、炭酸カルシウム0.3%の組成を有する液体
培地(pH7,0)を基礎培地とし、これに各種アント
ラキノンスルホン酸類の塩を一定量添加し、500−容
坂ロフラスコに120tIIlずつ分注して滅菌した。
これに予め基礎培地にて2日間前培養したストレットミ
セス エスピー821020株(微工研菌寄第7798
号)の培養液を各坂ロフラスコにl−ずつ接種し、27
℃で5日間振盪培養した。培養終了後、それぞれの培養
液中のSS21020Cの量を、高速液体クロマトグラ
フィーを用いて測定し、その生産量を調べた。結果を第
4表に示す。
以下余白 実施例2 実施例1の基礎培地と同じ組成を有する液体培地をp1
117.oとし、50011d容坂ロフラスコに12(
letZ分注して滅菌した。これに、ストレプトミセス
 エスピー821020株(微工研菌寄第7798号)
を接種し、27℃で2日間振盪培養して種培養液を作成
した。同じ培地組成からなる液体培地16Lに、アント
ラキノン−β−スルホン酸ナトリウム8゜fを加え、3
0L容シヤー7アーメンターに仕込み、これに前記の種
培養液200−を接種し、培養温度27℃攪拌数45 
Or、p、m0通気量16 t/分の条件下で5日間培
養した。
培養終了後、培養液を遠心分離し、得られたF液(14
2)を2tの非イオン性多孔性樹脂EIP−20(商品
名、三菱化成製)に通塔して活性物質を吸着させ、水洗
後、メタノールで溶出した。溶出したメタノール画分を
減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解させ、水溶液のpi
tをpH9,0とし、クロロホルムで抽出した。抽出し
たクロロホルム溶液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに供した。予め、クロロホルム
・メタノール・水・酢酸(7:4:1:1)の混液で充
填したキーゼルゲル60(メルク社製)のカラム(直径
4 tx :長さ30CIL)に前記の残渣を同様の少
量の混液に溶解させ、これをシリカゲルカラムに通導し
、同様の混液で溶出した。
81121020Cは、キダマイシン、ルビフラビンム
に続いて溶出するSS21020Bと一部混じ抄ながら
、51921020Bの直後に溶出した。
なお、5S21020Cの溶出後、EiB2LO20D
と人の混液及びEの順で溶出した。SS21020Cの
含まれる両分を集め、これを減圧濃縮後、再度クロロホ
ルム・メタノール・水・酢酸(7:4:1:l)のキー
セルグル600カラム(直径25L:長さ50信)で分
画し、5s21020cと5s21020Bを分離した
SS21020Cの含まれる両分を集め、減圧濃縮し、
残渣を少量のメタノールに溶解させ、これを予めメタノ
ールで充填したセファデックスLl(−20のカラム(
直径2 cm :長さ50(X)に通導し、メタノール
で溶出した。
5S21020Cの含まれる画分を集め、減圧濃 4゜
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供
した。予めクロロホルム・メタノール・濃アンモニア水
(7:l:0.1)の混液で充填したキーセルグル60
0カラム(直径2信:長さ50ffi)に前記の残渣を
同様の少量の混液に溶解させ、これをシリカゲルカラム
に通導し、同様の混液で溶出した。
5821020cの含まれる画分を集め、減圧濃縮し、
残渣を少量の0.5モルのpH9,0の緩衝液(炭酸ナ
トリウム・ホウ酸)に溶解させ、クロロホルムで抽出し
た。抽出したクロロホルム溶液を減圧濃縮し、残渣をエ
チルエーテルによね再結晶をし、5S21020Cの黄
赤色結晶1soqを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の抗生物質5S21020Cの紫外線吸
収スペクトル、第2図は同赤外線吸収スペクトル、第3
図は同’[1−NMRスペクトルである。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I )、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる抗生物質SS21020C。 2、ストレプトミセス属に属する抗生物質 SS21020C生産菌を培養し、その培養物から抗生
    物質SS21020Cを採取することを特徴とする抗生
    物質SS21020Cの製造法。 3、培養を一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Rは6位又は7位に置換し、水素原子又はスル
    ホン酸基を示す) で表わされるβ−アントラキノンスルホン酸類若しくは
    その塩の1種又は2種以上の存在下で行うことを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の製造法。 4、β−アントラキノンスルホン酸類若しくはその塩の
    添加量が培地の0.1〜2w/v%である特許請求の範
    囲第3項記載の製造法。 5、β−アントラキノンスルホン酸類若しくはその塩を
    、培養開始時から開始後3日目までに培地に添加するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項又は第4項記載の
    製造法。 6、抗生物質SS21020C生産菌が、ストレプトミ
    セス エスピー(Strlptomycese sp.
    )S21020株(微工研菌寄第7798号)である特
    許請求の範囲第2〜5項の何れか一項記載の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988000591A1 (en) * 1986-07-21 1988-01-28 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Novel substances dc-92b and dc-92d, and process for their preparation
US5066817A (en) * 1989-05-08 1991-11-19 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Dc115a compounds produced by streptomyces sp.

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