JPS61274693A - 新規抗生物質ss21020cおよびその製造法 - Google Patents
新規抗生物質ss21020cおよびその製造法Info
- Publication number
- JPS61274693A JPS61274693A JP11560985A JP11560985A JPS61274693A JP S61274693 A JPS61274693 A JP S61274693A JP 11560985 A JP11560985 A JP 11560985A JP 11560985 A JP11560985 A JP 11560985A JP S61274693 A JPS61274693 A JP S61274693A
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- JP
- Japan
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- ss21020c
- antibiotic
- culture
- medium
- formula
- Prior art date
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な抗生物質5S21020Cおよびその製
造法に関する。
造法に関する。
従来、微生物が産生ずる種々の抗生物質、例りばfルラ
マイシンム、ネオグルラマイシンム、ルビフラビンA等
が知られている。
マイシンム、ネオグルラマイシンム、ルビフラビンA等
が知られている。
本発明者らは有用な新規物質を得るべく、天然の土壌よ
り数多くの微生物を分離し、その生産物について種々検
討を行なった結果、東京都足立区の土壌から分離したス
トレプトミセス ニスぎ−(8tr@ptomyasa
sp、 )821020株(微工研菌寄第7798号
)と命名された新菌株が種々の抗生物質 SS21020ム、B、D及びΣを産生することを見出
し、先に特許出願した(4!F願昭59−187831
号、同59−202826号、同59−236481号
、同60−65574号)。
り数多くの微生物を分離し、その生産物について種々検
討を行なった結果、東京都足立区の土壌から分離したス
トレプトミセス ニスぎ−(8tr@ptomyasa
sp、 )821020株(微工研菌寄第7798号
)と命名された新菌株が種々の抗生物質 SS21020ム、B、D及びΣを産生することを見出
し、先に特許出願した(4!F願昭59−187831
号、同59−202826号、同59−236481号
、同60−65574号)。
本発明者は、更に当該培養物について検討を行なってい
たところ、七の中に、上記抗生物質以外の新規抗生物質
が存在することを見出し、これを抗生物質SS2102
0Cと命名した。本発明者は、更に、七の培養条件を検
討した結果、培養を特定のアントラキノンスルホン酸類
若しくはその塩の存在下行なえば、抗゛生物質SS21
020Cの生産量が著しく増大することを見出した。
たところ、七の中に、上記抗生物質以外の新規抗生物質
が存在することを見出し、これを抗生物質SS2102
0Cと命名した。本発明者は、更に、七の培養条件を検
討した結果、培養を特定のアントラキノンスルホン酸類
若しくはその塩の存在下行なえば、抗゛生物質SS21
020Cの生産量が著しく増大することを見出した。
従って、本発明は、優れた抗腫瘍作用及び抗菌作用を有
する新規抗生物質SS21020Cを提供するものであ
る。更にまた、本発明は抗生物質SS21020Cを得
るための新規な製造法を提供するものである。
する新規抗生物質SS21020Cを提供するものであ
る。更にまた、本発明は抗生物質SS21020Cを得
るための新規な製造法を提供するものである。
本発明で使用される微生物は、ストレf)ミセス属に属
する抗生物質5S21020C生産能を有するものであ
れば何れでもよく、その代表的なものとしては、次の菌
学的性質を有するストレットミセス エスピー8210
20株が挙げられる。
する抗生物質5S21020C生産能を有するものであ
れば何れでもよく、その代表的なものとしては、次の菌
学的性質を有するストレットミセス エスピー8210
20株が挙げられる。
(1)形態
胞子形成菌糸は気菌糸よ抄単純分枝し、車軸分枝は認め
られない。気菌糸の先端部は直状でまれに波状ft認め
る。胞子のう、鞭毛胞子、菌核は何れも認められない。
られない。気菌糸の先端部は直状でまれに波状ft認め
る。胞子のう、鞭毛胞子、菌核は何れも認められない。
また基中菌糸の分断も認められない。電子顕微鏡観察に
よると胞子の表面は平滑L smooth )であり、
形は円筒形である。胞子の大きさは0.5〜0.7X0
.7〜1. Opmであ抄、通常10個以上が連鎖して
いる。
よると胞子の表面は平滑L smooth )であり、
形は円筒形である。胞子の大きさは0.5〜0.7X0
.7〜1. Opmであ抄、通常10個以上が連鎖して
いる。
(2) 各種培地における生育状態(27℃、14日
間培養)821020株の各種培地上での生前状態は次
表のとおりである。色の記載には日本色研事業■発行の
「色名率辞典」を用い、その系統名で表示した。なお、
表中括弧内は色標番号を示す。
間培養)821020株の各種培地上での生前状態は次
表のとおりである。色の記載には日本色研事業■発行の
「色名率辞典」を用い、その系統名で表示した。なお、
表中括弧内は色標番号を示す。
以下余白
4(3) 生理的性質
■ 生育温度範囲(イースト・麦芽寒天培地。
14日間培養)
生育至適温度 27〜30℃
生育可能温度 10〜37℃
■ ゼラチンの液化 陽性
■ スターチの加水分解 陽性
■ 脱脂乳の凝固 陰性
脱脂乳のペグトン化 陽性
■ メラニン様色素の生成 陰性
■ 硝酸塩の還元 陽性
■ セルロースの分解 陰性
(4) 炭素源の同化性(fリドハム・ゴドリープ寒
天培地、27℃、14日 間培養) L−アラビノース、D−キシロース、D −グルコース
、D−7ラクトース、L−ラムノース、D−マンニット
、ガラクトース、サリシンを利用する。シュクロース、
イノシトール、ラフィノースを利用しない。
天培地、27℃、14日 間培養) L−アラビノース、D−キシロース、D −グルコース
、D−7ラクトース、L−ラムノース、D−マンニット
、ガラクトース、サリシンを利用する。シュクロース、
イノシトール、ラフィノースを利用しない。
(5) 菌体中のシア之ノピメリン酸全菌体中のシア
ミノピメリン酸を分析した結果LL−シアミノピメリン
酸を検出した。
ミノピメリン酸を分析した結果LL−シアミノピメリン
酸を検出した。
本発明の抗生物質5S210200は、例えば上記菌株
を栄養源含有培地に接種し、好気的に培養することによ
抄製造される。抗生物質SS21020C生産株として
は上記821020株はもとよ抄、その人工変異株ある
いは自然変異株であっても抗生物質19821020C
を生産する能力を有するものであれば、すべて本発明に
使用することができる。上記521020株の人工変異
株は、他の放線菌の場合同様、例えば紫外線、コバルト
60照射、化学変異誘起剤等により容易に得ることがで
きる。
を栄養源含有培地に接種し、好気的に培養することによ
抄製造される。抗生物質SS21020C生産株として
は上記821020株はもとよ抄、その人工変異株ある
いは自然変異株であっても抗生物質19821020C
を生産する能力を有するものであれば、すべて本発明に
使用することができる。上記521020株の人工変異
株は、他の放線菌の場合同様、例えば紫外線、コバルト
60照射、化学変異誘起剤等により容易に得ることがで
きる。
次に、抗生物質5s21020cの製造における菌株の
培養について説明する。すなわち、ストレプト之セス属
に属する抗生物質 5S21020C生産株の培養には、通常の放線菌の培
養法が用いられる。
培養について説明する。すなわち、ストレプト之セス属
に属する抗生物質 5S21020C生産株の培養には、通常の放線菌の培
養法が用いられる。
栄養培地としては、資化しうる炭素源、窒素源、無機物
などを適当に含有する限り、合成培地、半合成培地ある
いけ天然培地の何れでも使用可能である。
などを適当に含有する限り、合成培地、半合成培地ある
いけ天然培地の何れでも使用可能である。
炭素源としては、例えば、グルコース、7ラクトース、
グリセリン、マンニット、澱粉、糖蜜等が単独または組
合せて用いられる。更に菌の資化性によっては、炭化水
素、アルコール類、有機績等も用い得る。窒素源として
は、無機若しくは有機窒素化合物、例えば塩化アンモニ
ウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、硝
酸ナトリウム、グルタミン酸す) IJウム等;天然物
、例えば大豆粉、酵母エキス、ペグトン、肉エキス、乾
燥酵母、綿実粕、グロテオースペデトン、カザミノ酸、
コーン・スチーグ・リカー等が単独又は組合せて用いら
れる。無機物としては、例えば炭酸カルシウム、塩化ナ
トリウム、硫酸鋼、塩化マンガン、塩化亜鉛等が単独又
は組合せて用いられる。七の他821020株の発育を
助け、5S21020Cの生産を促進する物質あるいは
シリコン油又はアデカノール(商品名)等の一般的消泡
剤を適宜培地に添加することもできる。
グリセリン、マンニット、澱粉、糖蜜等が単独または組
合せて用いられる。更に菌の資化性によっては、炭化水
素、アルコール類、有機績等も用い得る。窒素源として
は、無機若しくは有機窒素化合物、例えば塩化アンモニ
ウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、硝
酸ナトリウム、グルタミン酸す) IJウム等;天然物
、例えば大豆粉、酵母エキス、ペグトン、肉エキス、乾
燥酵母、綿実粕、グロテオースペデトン、カザミノ酸、
コーン・スチーグ・リカー等が単独又は組合せて用いら
れる。無機物としては、例えば炭酸カルシウム、塩化ナ
トリウム、硫酸鋼、塩化マンガン、塩化亜鉛等が単独又
は組合せて用いられる。七の他821020株の発育を
助け、5S21020Cの生産を促進する物質あるいは
シリコン油又はアデカノール(商品名)等の一般的消泡
剤を適宜培地に添加することもできる。
本発明の5821020Cの生産量は、上記培地に次の
一般式(1) (式中、Rは6位又は7位に置換し、水素原子又はスル
ホン酸基を示す) で表わされるβ−アントラキノンスルホン酸類若しくは
その塩の1種又は2種以上を添加することにより、著し
く増大する。β−アントラキノンスルホン酸類としては
、例えばアントラキノン−β−スルホン酸、アントラキ
ノン−2,6−ジスルホン酸、アントラキノン−2,7
−ジスルホン酸が挙げられ、これらのナトリウム若しく
はカリウム塩が水溶性であり、使用に適している。アン
トラキノンスルホン酸類には、一般式(冨)で示される
ものの他に、アントラキノン−α−スルホン酸、アント
ラキノン−1,5−ジスルホン酸、アントラキノン−1
,8−ジスルホン酸等のα−アントラキノンスルホン酸
類があるが、これら又はその塩類を基礎培地に添加して
もSS21020Cの生産量の増大はみられない。
一般式(1) (式中、Rは6位又は7位に置換し、水素原子又はスル
ホン酸基を示す) で表わされるβ−アントラキノンスルホン酸類若しくは
その塩の1種又は2種以上を添加することにより、著し
く増大する。β−アントラキノンスルホン酸類としては
、例えばアントラキノン−β−スルホン酸、アントラキ
ノン−2,6−ジスルホン酸、アントラキノン−2,7
−ジスルホン酸が挙げられ、これらのナトリウム若しく
はカリウム塩が水溶性であり、使用に適している。アン
トラキノンスルホン酸類には、一般式(冨)で示される
ものの他に、アントラキノン−α−スルホン酸、アント
ラキノン−1,5−ジスルホン酸、アントラキノン−1
,8−ジスルホン酸等のα−アントラキノンスルホン酸
類があるが、これら又はその塩類を基礎培地に添加して
もSS21020Cの生産量の増大はみられない。
β−アントラキノンスルホン酸の添加量は、使用する生
産菌の種類や、基礎培地の種類によっても異なるが、一
般には培地の0.1〜2、0 w /マ%が好ましい。
産菌の種類や、基礎培地の種類によっても異なるが、一
般には培地の0.1〜2、0 w /マ%が好ましい。
添加時期は、一般には培養開始前に添加するが、培養開
始後l〜3日目に添加した場合もSS21020Cの生
産に好ましい結果を与える。
始後l〜3日目に添加した場合もSS21020Cの生
産に好ましい結果を与える。
培養法としては一般の抗生物質の生産に用いられる方法
が採用されるが、液体培養法、特に深部攪拌培養法が最
も適している。培養は好気的な条件で行なわれ、培養に
適当な温度は25〜30℃であるが一般に27℃付近で
培養するのが好ましい。抗生物質 5S21020Cは振盪培養、深部攪攪培養の何れの場
合もその生産量はβ−アントラキノンスルホン酸類の添
加後、3〜7日間の培養で最高に達する。培養液中の抗
生物質 8S21020Cの蓄積量が最高に達した時に培養を停
止し、培養液中から目的物質を単離して精製する。
が採用されるが、液体培養法、特に深部攪拌培養法が最
も適している。培養は好気的な条件で行なわれ、培養に
適当な温度は25〜30℃であるが一般に27℃付近で
培養するのが好ましい。抗生物質 5S21020Cは振盪培養、深部攪攪培養の何れの場
合もその生産量はβ−アントラキノンスルホン酸類の添
加後、3〜7日間の培養で最高に達する。培養液中の抗
生物質 8S21020Cの蓄積量が最高に達した時に培養を停
止し、培養液中から目的物質を単離して精製する。
培養液中からの5S21020Cの単離は、後記実施例
に示す如く、本抗生物質の理化学的性状を考慮して種々
の方法を単独で、あるいは適宜組合せることによって行
なわれる。すなわち、抗生物質5321020Cは通常
培養液及び菌体中に存在するので、培養物を遠心分離・
又は濾過等によって、菌体を分離し、その菌体及び培養
p液から通常の分離手段、例えば溶媒抽出法、イオン交
換樹脂法、グル濾過法、吸着又は分配カラムクロマト法
、透析法、沈澱法等を単独で、又は適宜組合せて、抗生
物質5S21020Cを分離精製する。
に示す如く、本抗生物質の理化学的性状を考慮して種々
の方法を単独で、あるいは適宜組合せることによって行
なわれる。すなわち、抗生物質5321020Cは通常
培養液及び菌体中に存在するので、培養物を遠心分離・
又は濾過等によって、菌体を分離し、その菌体及び培養
p液から通常の分離手段、例えば溶媒抽出法、イオン交
換樹脂法、グル濾過法、吸着又は分配カラムクロマト法
、透析法、沈澱法等を単独で、又は適宜組合せて、抗生
物質5S21020Cを分離精製する。
好ましい分離・精製の例としては、次の方法が挙げられ
る。発酵を終了した培養物を遠心分離し、p液と菌体に
分ける。菌体はクロロホシム、メタノール等の後記本物
質溶解性溶剤で抽出した抽出液とし、更にこれを減圧下
に濃縮して溶媒を除き、水溶液とする。前述の菌体を除
去した液と、菌体を処理して得られた液とを、非イオン
性多孔性樹脂、例えばgp −204三菱化成製)等で
処理して活性成分を吸着させた後、メタノール、アセト
ンなどを用いて溶出式せる。この溶出液を減圧留去し、
残渣にp■8〜9の水とクロウホルムを加えて振り混ぜ
、クロロホルム層に活性成分を移行させる。水層を除き
クロロホルム溶液を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付す。
る。発酵を終了した培養物を遠心分離し、p液と菌体に
分ける。菌体はクロロホシム、メタノール等の後記本物
質溶解性溶剤で抽出した抽出液とし、更にこれを減圧下
に濃縮して溶媒を除き、水溶液とする。前述の菌体を除
去した液と、菌体を処理して得られた液とを、非イオン
性多孔性樹脂、例えばgp −204三菱化成製)等で
処理して活性成分を吸着させた後、メタノール、アセト
ンなどを用いて溶出式せる。この溶出液を減圧留去し、
残渣にp■8〜9の水とクロウホルムを加えて振り混ぜ
、クロロホルム層に活性成分を移行させる。水層を除き
クロロホルム溶液を減圧留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付す。
5S21020CはSS21020Bの溶出後、直ちに
溶出するので、これを注意深〈集め、分離が不充分な場
合には再度シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分
離する。得られた〇82102oc画分を減圧留去し、
残渣をセファデックスLH20カラムクロマトグラフィ
ーに付す。活性画分を集め、減圧濃縮後、適轟lWI媒
、例えばエチルエーテルで再結晶すると5S21020
Cの黄赤色結晶が得られる。
溶出するので、これを注意深〈集め、分離が不充分な場
合には再度シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて分
離する。得られた〇82102oc画分を減圧留去し、
残渣をセファデックスLH20カラムクロマトグラフィ
ーに付す。活性画分を集め、減圧濃縮後、適轟lWI媒
、例えばエチルエーテルで再結晶すると5S21020
Cの黄赤色結晶が得られる。
以上の如くして得られた5S21020Cは、次のよう
な理化学的性質を有する。
な理化学的性質を有する。
く理化学的性質〉
0)元素分析
CHN
実験値FA 67.48 ?、06 3.51理論
値(へ) 67.19 7.15 3.82■ 分子量
及び分子式 %式% ■ 紫外線吸収スペクトル 第1図 (27,200)、426(9,500)■ 赤外線吸
収スペクトル(KBr法)第2図 <y 1g−NMRスペクトル(90MHz )第3
図 重クロロホルム溶液中、TMSを基準物質として測定し
た。
値(へ) 67.19 7.15 3.82■ 分子量
及び分子式 %式% ■ 紫外線吸収スペクトル 第1図 (27,200)、426(9,500)■ 赤外線吸
収スペクトル(KBr法)第2図 <y 1g−NMRスペクトル(90MHz )第3
図 重クロロホルム溶液中、TMSを基準物質として測定し
た。
■ l”c−NMRスペクトル(22,5MFls )
重クロロホルム溶液中、?’M8を基準物質として測定
した。
重クロロホルム溶液中、?’M8を基準物質として測定
した。
δ(PPm) : 1SS.3(s)、 183.0(
a)、 178.7(sL 170.6(s)。
a)、 178.7(sL 170.6(s)。
159.8(s)、 156.1(sL 149.9(
a)、 139.9(m)。
a)、 139.9(m)。
138.5(m)、 137.0(m)、 133.3
(dL 130.4(aL127.7(a)、 126
.0(s)、 125.8(ml、 125.6(dl
。
(dL 130.4(aL127.7(a)、 126
.0(s)、 125.8(ml、 125.6(dl
。
118.8(s)、 l l 5.9(s)、 112
.2(dL 77.2(d)。
.2(dL 77.2(d)。
75.0(a)、 71.8(d)、 70.8(j)
、 69.6(j)。
、 69.6(j)。
68.8(d)、 67.3(d)、 67.0(ω*
57.t(a)。
57.t(a)。
44.9(a)、 40.3(q)、 40.3(q)
、 36.7(q)。
、 36.7(q)。
36.7(q)、 33.4(t)、 28.3(t)
、 24.0(q)。
、 24.0(q)。
18.9(ql、 17.6(q)、 13.3(q)
、 12.7(q) 。
、 12.7(q) 。
12.2(q)
(1Φ 溶解性
クロロホルム、エーテル、アセトン、メタノール、ビリ
シン、酸性水に可溶。n−ヘキサンに不溶。
シン、酸性水に可溶。n−ヘキサンに不溶。
0 塩基性、酸性、中性の区別
塩基性
@ 物質の色及び性状
黄赤色結晶
0 呈色反応
ドラーゲンドルフ試薬に陽性。
O多 薄層クロマドグ2フイー
担体ニジリカグルデレー)F*sa(メルク社製)以下
余白 0 構造式 上記理化学的性質及び構造式から明らかなように、本発
明の抗生物質8S21020Cは前記公知のデルラマイ
シン人(分子量ニア72、分子式: c4aastNt
Ot1) 、ネオデルラマイシンA(分子量ニア30、
分子式: Ca1fI*。N、0.。)、ルビフラビン
ム(分子量ニア30、分子式:C41H1l。N、01
゜)とは相違する新規な化合物である。
余白 0 構造式 上記理化学的性質及び構造式から明らかなように、本発
明の抗生物質8S21020Cは前記公知のデルラマイ
シン人(分子量ニア72、分子式: c4aastNt
Ot1) 、ネオデルラマイシンA(分子量ニア30、
分子式: Ca1fI*。N、0.。)、ルビフラビン
ム(分子量ニア30、分子式:C41H1l。N、01
゜)とは相違する新規な化合物である。
本発明の抗生物質5S21020Cは次のような生物学
的性質を有する。
的性質を有する。
■ 抗菌作用
抗生物質SS21020Cの各種微生物に対する最小発
育阻止濃度(MIC)を第1表に示す、−以下余白 ■ 抗腫瘍作用 抗生物質5szto2ocのマウス白血病P−3SSに
対する治療効果を下記方法により試験した。結果を第2
表に示す。なお、表中の延命効果は無処理群の生存日数
(C)に対する治療群の生存日数(T)の比を百分基を
以って表わした。
育阻止濃度(MIC)を第1表に示す、−以下余白 ■ 抗腫瘍作用 抗生物質5szto2ocのマウス白血病P−3SSに
対する治療効果を下記方法により試験した。結果を第2
表に示す。なお、表中の延命効果は無処理群の生存日数
(C)に対する治療群の生存日数(T)の比を百分基を
以って表わした。
実験方法: IX I O’個のP−3SS細胞をCD
F1マウス(♂1日本チャールズ・リバー)の腹腔内に
移植し、24時間後より 5S21020Cを1日1回、計10回腹腔内に投与し
た。
F1マウス(♂1日本チャールズ・リバー)の腹腔内に
移植し、24時間後より 5S21020Cを1日1回、計10回腹腔内に投与し
た。
以下余白
第2表
■ 腫瘍細胞増殖阻止作用
抗生物質5S21020Cの各種腫瘍細胞に対する増殖
阻止作用を下記方法によし試験した。
阻止作用を下記方法によし試験した。
結果を50%阻止濃度(IC,。)として第3表に示す
。
。
実験方法: L5178Y%P−3SS、P−815、
エーリツヒカルシノーマ(Ehrlieh Carcl
noraa )の各細胞をlθ%牛脂児血清及び5XI
O″″Sモルのメルカプトエタノール添加RPMI培地
(GIBCO製)にて2 X 10’個/−とし、これ
に5S21020Cを0.01.0.1.1.0.10
μf/−の終濃度となるように添加した。
エーリツヒカルシノーマ(Ehrlieh Carcl
noraa )の各細胞をlθ%牛脂児血清及び5XI
O″″Sモルのメルカプトエタノール添加RPMI培地
(GIBCO製)にて2 X 10’個/−とし、これ
に5S21020Cを0.01.0.1.1.0.10
μf/−の終濃度となるように添加した。
5%炭酸ガス培養器中で37℃、48時間(但し、P−
3SSは72時間)培養後、生細胞数を数えた。各濃度
における細胞増殖阻止車から、ゾロビット・ダイアダラ
ム法により50%阻止濃度(IC寝。)を決定した。
3SSは72時間)培養後、生細胞数を数えた。各濃度
における細胞増殖阻止車から、ゾロビット・ダイアダラ
ム法により50%阻止濃度(IC寝。)を決定した。
第3表
〔発明の効果〕
これらの抗菌及び抗腫瘍作用からみて、抗生物質gs2
1020cは医療用の抗菌剤及び抗癌剤として有用なも
のである。
1020cは医療用の抗菌剤及び抗癌剤として有用なも
のである。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1
β−アントラキノンスルホン酸類の添加効果ニ
ガラクトース2%、デキストリン2%、ソイトン1%、
コーン・スチーデ・リカー0.5%、硫酸アンモニウム
0.3%、炭酸カルシウム0.3%の組成を有する液体
培地(pH7,0)を基礎培地とし、これに各種アント
ラキノンスルホン酸類の塩を一定量添加し、500−容
坂ロフラスコに120tIIlずつ分注して滅菌した。
コーン・スチーデ・リカー0.5%、硫酸アンモニウム
0.3%、炭酸カルシウム0.3%の組成を有する液体
培地(pH7,0)を基礎培地とし、これに各種アント
ラキノンスルホン酸類の塩を一定量添加し、500−容
坂ロフラスコに120tIIlずつ分注して滅菌した。
これに予め基礎培地にて2日間前培養したストレットミ
セス エスピー821020株(微工研菌寄第7798
号)の培養液を各坂ロフラスコにl−ずつ接種し、27
℃で5日間振盪培養した。培養終了後、それぞれの培養
液中のSS21020Cの量を、高速液体クロマトグラ
フィーを用いて測定し、その生産量を調べた。結果を第
4表に示す。
セス エスピー821020株(微工研菌寄第7798
号)の培養液を各坂ロフラスコにl−ずつ接種し、27
℃で5日間振盪培養した。培養終了後、それぞれの培養
液中のSS21020Cの量を、高速液体クロマトグラ
フィーを用いて測定し、その生産量を調べた。結果を第
4表に示す。
以下余白
実施例2
実施例1の基礎培地と同じ組成を有する液体培地をp1
117.oとし、50011d容坂ロフラスコに12(
letZ分注して滅菌した。これに、ストレプトミセス
エスピー821020株(微工研菌寄第7798号)
を接種し、27℃で2日間振盪培養して種培養液を作成
した。同じ培地組成からなる液体培地16Lに、アント
ラキノン−β−スルホン酸ナトリウム8゜fを加え、3
0L容シヤー7アーメンターに仕込み、これに前記の種
培養液200−を接種し、培養温度27℃攪拌数45
Or、p、m0通気量16 t/分の条件下で5日間培
養した。
117.oとし、50011d容坂ロフラスコに12(
letZ分注して滅菌した。これに、ストレプトミセス
エスピー821020株(微工研菌寄第7798号)
を接種し、27℃で2日間振盪培養して種培養液を作成
した。同じ培地組成からなる液体培地16Lに、アント
ラキノン−β−スルホン酸ナトリウム8゜fを加え、3
0L容シヤー7アーメンターに仕込み、これに前記の種
培養液200−を接種し、培養温度27℃攪拌数45
Or、p、m0通気量16 t/分の条件下で5日間培
養した。
培養終了後、培養液を遠心分離し、得られたF液(14
2)を2tの非イオン性多孔性樹脂EIP−20(商品
名、三菱化成製)に通塔して活性物質を吸着させ、水洗
後、メタノールで溶出した。溶出したメタノール画分を
減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解させ、水溶液のpi
tをpH9,0とし、クロロホルムで抽出した。抽出し
たクロロホルム溶液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに供した。予め、クロロホルム
・メタノール・水・酢酸(7:4:1:1)の混液で充
填したキーゼルゲル60(メルク社製)のカラム(直径
4 tx :長さ30CIL)に前記の残渣を同様の少
量の混液に溶解させ、これをシリカゲルカラムに通導し
、同様の混液で溶出した。
2)を2tの非イオン性多孔性樹脂EIP−20(商品
名、三菱化成製)に通塔して活性物質を吸着させ、水洗
後、メタノールで溶出した。溶出したメタノール画分を
減圧濃縮し、残渣を少量の水に溶解させ、水溶液のpi
tをpH9,0とし、クロロホルムで抽出した。抽出し
たクロロホルム溶液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに供した。予め、クロロホルム
・メタノール・水・酢酸(7:4:1:1)の混液で充
填したキーゼルゲル60(メルク社製)のカラム(直径
4 tx :長さ30CIL)に前記の残渣を同様の少
量の混液に溶解させ、これをシリカゲルカラムに通導し
、同様の混液で溶出した。
81121020Cは、キダマイシン、ルビフラビンム
に続いて溶出するSS21020Bと一部混じ抄ながら
、51921020Bの直後に溶出した。
に続いて溶出するSS21020Bと一部混じ抄ながら
、51921020Bの直後に溶出した。
なお、5S21020Cの溶出後、EiB2LO20D
と人の混液及びEの順で溶出した。SS21020Cの
含まれる両分を集め、これを減圧濃縮後、再度クロロホ
ルム・メタノール・水・酢酸(7:4:1:l)のキー
セルグル600カラム(直径25L:長さ50信)で分
画し、5s21020cと5s21020Bを分離した
。
と人の混液及びEの順で溶出した。SS21020Cの
含まれる両分を集め、これを減圧濃縮後、再度クロロホ
ルム・メタノール・水・酢酸(7:4:1:l)のキー
セルグル600カラム(直径25L:長さ50信)で分
画し、5s21020cと5s21020Bを分離した
。
SS21020Cの含まれる両分を集め、減圧濃縮し、
残渣を少量のメタノールに溶解させ、これを予めメタノ
ールで充填したセファデックスLl(−20のカラム(
直径2 cm :長さ50(X)に通導し、メタノール
で溶出した。
残渣を少量のメタノールに溶解させ、これを予めメタノ
ールで充填したセファデックスLl(−20のカラム(
直径2 cm :長さ50(X)に通導し、メタノール
で溶出した。
5S21020Cの含まれる画分を集め、減圧濃 4゜
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供
した。予めクロロホルム・メタノール・濃アンモニア水
(7:l:0.1)の混液で充填したキーセルグル60
0カラム(直径2信:長さ50ffi)に前記の残渣を
同様の少量の混液に溶解させ、これをシリカゲルカラム
に通導し、同様の混液で溶出した。
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供
した。予めクロロホルム・メタノール・濃アンモニア水
(7:l:0.1)の混液で充填したキーセルグル60
0カラム(直径2信:長さ50ffi)に前記の残渣を
同様の少量の混液に溶解させ、これをシリカゲルカラム
に通導し、同様の混液で溶出した。
5821020cの含まれる画分を集め、減圧濃縮し、
残渣を少量の0.5モルのpH9,0の緩衝液(炭酸ナ
トリウム・ホウ酸)に溶解させ、クロロホルムで抽出し
た。抽出したクロロホルム溶液を減圧濃縮し、残渣をエ
チルエーテルによね再結晶をし、5S21020Cの黄
赤色結晶1soqを得た。
残渣を少量の0.5モルのpH9,0の緩衝液(炭酸ナ
トリウム・ホウ酸)に溶解させ、クロロホルムで抽出し
た。抽出したクロロホルム溶液を減圧濃縮し、残渣をエ
チルエーテルによね再結晶をし、5S21020Cの黄
赤色結晶1soqを得た。
第1図は本発明の抗生物質5S21020Cの紫外線吸
収スペクトル、第2図は同赤外線吸収スペクトル、第3
図は同’[1−NMRスペクトルである。 以上
収スペクトル、第2図は同赤外線吸収スペクトル、第3
図は同’[1−NMRスペクトルである。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I )、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる抗生物質SS21020C。 2、ストレプトミセス属に属する抗生物質 SS21020C生産菌を培養し、その培養物から抗生
物質SS21020Cを採取することを特徴とする抗生
物質SS21020Cの製造法。 3、培養を一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Rは6位又は7位に置換し、水素原子又はスル
ホン酸基を示す) で表わされるβ−アントラキノンスルホン酸類若しくは
その塩の1種又は2種以上の存在下で行うことを特徴と
する特許請求の範囲第2項記載の製造法。 4、β−アントラキノンスルホン酸類若しくはその塩の
添加量が培地の0.1〜2w/v%である特許請求の範
囲第3項記載の製造法。 5、β−アントラキノンスルホン酸類若しくはその塩を
、培養開始時から開始後3日目までに培地に添加するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第3項又は第4項記載の
製造法。 6、抗生物質SS21020C生産菌が、ストレプトミ
セス エスピー(Strlptomycese sp.
)S21020株(微工研菌寄第7798号)である特
許請求の範囲第2〜5項の何れか一項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11560985A JPS61274693A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 新規抗生物質ss21020cおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11560985A JPS61274693A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 新規抗生物質ss21020cおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61274693A true JPS61274693A (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=14666876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11560985A Pending JPS61274693A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 新規抗生物質ss21020cおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61274693A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988000591A1 (en) * | 1986-07-21 | 1988-01-28 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Novel substances dc-92b and dc-92d, and process for their preparation |
US5066817A (en) * | 1989-05-08 | 1991-11-19 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Dc115a compounds produced by streptomyces sp. |
-
1985
- 1985-05-29 JP JP11560985A patent/JPS61274693A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988000591A1 (en) * | 1986-07-21 | 1988-01-28 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Novel substances dc-92b and dc-92d, and process for their preparation |
US5066817A (en) * | 1989-05-08 | 1991-11-19 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Dc115a compounds produced by streptomyces sp. |
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