JPS6037991A - 抗生物質ss8228c及びその製造法 - Google Patents
抗生物質ss8228c及びその製造法Info
- Publication number
- JPS6037991A JPS6037991A JP58146058A JP14605883A JPS6037991A JP S6037991 A JPS6037991 A JP S6037991A JP 58146058 A JP58146058 A JP 58146058A JP 14605883 A JP14605883 A JP 14605883A JP S6037991 A JPS6037991 A JP S6037991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibiotic
- culture
- methanol
- neutral
- spectrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な抗生物質888228 C及びその製造
法に関する。
法に関する。
本発明者らは天然の土壌より数多くの微生物を単離しそ
の生産物について種々研究を行なっていたところ、群馬
糸探名山の土壌から分離した菌株がダラム陽性菌に対し
優れた抗菌力を有する新規な抗生物質8882280を
生産する仁とを見出し、本発明を完成した。
の生産物について種々研究を行なっていたところ、群馬
糸探名山の土壌から分離した菌株がダラム陽性菌に対し
優れた抗菌力を有する新規な抗生物質8882280を
生産する仁とを見出し、本発明を完成した。
本発明の抗生物質5S8228Cを産生する88228
株の−l学的性状Vi次のとおりである。
株の−l学的性状Vi次のとおりである。
l 形 態
気菌糸の分枝は単純分枝で車軸分枝は認められない。そ
の先端の形態はかき状、ループ状及びオープンスパイラ
ル状をなしている。
の先端の形態はかき状、ループ状及びオープンスパイラ
ル状をなしている。
との形態は、チロシン寒天培地及びシュクロース硝酸塩
寒天培地で主に観察される。胞子のう、鞭毛胞子、菌核
はいずれも認められない。また、基土菌糸の分断も通常
は認められない。電子顕微鏡観察によると、通常10個
以上の胞子が連鎖し、胞子の形はだ円形〜円筒形であり
、その大きさUo、6〜0.8X0.9〜1.2μmで
、胞子の表面はとけ状ないしは毛状である。
寒天培地で主に観察される。胞子のう、鞭毛胞子、菌核
はいずれも認められない。また、基土菌糸の分断も通常
は認められない。電子顕微鏡観察によると、通常10個
以上の胞子が連鎖し、胞子の形はだ円形〜円筒形であり
、その大きさUo、6〜0.8X0.9〜1.2μmで
、胞子の表面はとけ状ないしは毛状である。
2 各種培地における生育状態
88228株の各種培地上での生育状態は次表のとおり
である。観察Vi27℃、14日培養後に行った。なお
、色の記載には日本色灯事業(株)発行の「色名小辞典
」を用い、その系統名で表示した2 以下余白 3 生理的性質 (1)生育温度範囲(ベネット寒天培地 14日培養) 生育可能温度 10〜33℃ 生育至適温度 27〜30℃ (2)ゼラチンの液化 陽性(弱い) (3)スターチの加水分解 陰性 (4) 脱脂乳の縦向 陰性 脱脂乳のペプトン化 陽性(弱い) (5) メラニン様色素の生成 陰性 トリプトン・イースト培地とべ1トン・イースト鉄寒天
培地では全くメラニン様色素の生成を認めず、チルシン
寒天培地でわずかに赤みのブラウンヲ認めるが、この色
はメラニン様色素ではないと判断し、メラニン様色素生
成を陰性とした。
である。観察Vi27℃、14日培養後に行った。なお
、色の記載には日本色灯事業(株)発行の「色名小辞典
」を用い、その系統名で表示した2 以下余白 3 生理的性質 (1)生育温度範囲(ベネット寒天培地 14日培養) 生育可能温度 10〜33℃ 生育至適温度 27〜30℃ (2)ゼラチンの液化 陽性(弱い) (3)スターチの加水分解 陰性 (4) 脱脂乳の縦向 陰性 脱脂乳のペプトン化 陽性(弱い) (5) メラニン様色素の生成 陰性 トリプトン・イースト培地とべ1トン・イースト鉄寒天
培地では全くメラニン様色素の生成を認めず、チルシン
寒天培地でわずかに赤みのブラウンヲ認めるが、この色
はメラニン様色素ではないと判断し、メラニン様色素生
成を陰性とした。
(6) 硝酸塩の還元 陽性(弱い)
(7) セルロースの分W4 陰性
4 炭素源の利用性(プリトノ・ム・ゴツト1)−プ寒
天培地、27℃、14 日培養) (ただし、+は利用する、−は利用しない)5 細胞壁
組成 細胞壁成分中のジアミノピメリン酸を分析した結果、L
L型であった。
天培地、27℃、14 日培養) (ただし、+は利用する、−は利用しない)5 細胞壁
組成 細胞壁成分中のジアミノピメリン酸を分析した結果、L
L型であった。
以上の菌学的性状を要約すると、88228株はIMF
培地の中のチロシン寒天培地とシュクp−ス硝酸塩寒天
培地で主にかぎ状、ループ状、オープンスパイラル状の
気菌糸を形成し、輪生子は認められず、胞子のう、鞭毛
胞子、菌核はいずれも認められず、基土菌糸の分断も認
められない、−1θ個以上の胞子が連鎖し、胞子の表面
柱とけ状ないしは、毛状であり、形はだ円形〜円筒形で
ある。気菌糸の色はダレイカラージリーズ、裏面の色ハ
無色〜黄みのブラウン−灰みのブラウンで可溶性色素は
黄みのブラウン−赤みのブラウンがわずかに認められる
。いずれの色もpH指示色ではない。メラニン様色素を
生成せず、蛋白分解力は弱く、スターチの氷解性は陰性
である、生育至適温度Fi、27〜30℃で36℃以上
では生育しない。炭素源としてD−グルコース、D−フ
ラクトース、イノシトール、L−ラフィノース、ガラク
トースを利用するが、特にイノシトールの利用能が高い
。イノシトールでの生育はD−グルコースのそれよりも
旺盛である。L−アラビノース、D−キシロース、シュ
クロース、ラフィノース、D−マンニット、サリシンは
利用しない。また、細胞壁成分中にLL−ジアミノピメ
リン酸が含まれている。以上の菌学的性状より8822
8株はストレプトミセス属に属する一菌檀であると判断
シ、ストレプトミセス・sp 、88228(Stre
ptomya@s sp 88228 )と命名し、工
業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第7180
号(FERM P −7180)として寄託した。
培地の中のチロシン寒天培地とシュクp−ス硝酸塩寒天
培地で主にかぎ状、ループ状、オープンスパイラル状の
気菌糸を形成し、輪生子は認められず、胞子のう、鞭毛
胞子、菌核はいずれも認められず、基土菌糸の分断も認
められない、−1θ個以上の胞子が連鎖し、胞子の表面
柱とけ状ないしは、毛状であり、形はだ円形〜円筒形で
ある。気菌糸の色はダレイカラージリーズ、裏面の色ハ
無色〜黄みのブラウン−灰みのブラウンで可溶性色素は
黄みのブラウン−赤みのブラウンがわずかに認められる
。いずれの色もpH指示色ではない。メラニン様色素を
生成せず、蛋白分解力は弱く、スターチの氷解性は陰性
である、生育至適温度Fi、27〜30℃で36℃以上
では生育しない。炭素源としてD−グルコース、D−フ
ラクトース、イノシトール、L−ラフィノース、ガラク
トースを利用するが、特にイノシトールの利用能が高い
。イノシトールでの生育はD−グルコースのそれよりも
旺盛である。L−アラビノース、D−キシロース、シュ
クロース、ラフィノース、D−マンニット、サリシンは
利用しない。また、細胞壁成分中にLL−ジアミノピメ
リン酸が含まれている。以上の菌学的性状より8822
8株はストレプトミセス属に属する一菌檀であると判断
シ、ストレプトミセス・sp 、88228(Stre
ptomya@s sp 88228 )と命名し、工
業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第7180
号(FERM P −7180)として寄託した。
本発明の抗生物質888228Cの製造は、上記菌株を
栄養源含有培地に接種し、好気的に培養することよりお
こなわれる。抗生物質5S8228c生産株としては上
記菌株はもとより、その人工並びに自然変異株も同様に
使用出来る。
栄養源含有培地に接種し、好気的に培養することよりお
こなわれる。抗生物質5S8228c生産株としては上
記菌株はもとより、その人工並びに自然変異株も同様に
使用出来る。
培養に用いられる培地としては、当該菌が利用する栄養
源を含有する培地であれは合成培地、半合成培地、ある
いは天然培地のいずれであってもよい。栄養源のうち、
炭素源としては、例えばグルコース、イノシトール、グ
リセリン、テンプン、糖蜜等が用いられる0さらに菌の
資化性によっては炭化水素、アルコール類、有機酸等も
用い得る。窒素源として社、例えば塩化アンモニウム、
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、硝酸ナト
リウム、グルタミン酸ナトリウムなどの無機もしくは有
機窒素化合物及び例えは大豆抽出物、大豆粉、酵母エキ
ス、乾燥酵母、綿実粕、魚粉、オートミール、カサミノ
酸、ペプトン、ソイトン等の天然物が単独または組合せ
て用いられる。その他88228株の発育を助け888
228Cの生産を促進する物質及び培養中発泡の著しい
時にはシリコン油又はアテカノ−ル(商品名)等の一般
的消陶剤等を適宜培地に添加することもできる。
源を含有する培地であれは合成培地、半合成培地、ある
いは天然培地のいずれであってもよい。栄養源のうち、
炭素源としては、例えばグルコース、イノシトール、グ
リセリン、テンプン、糖蜜等が用いられる0さらに菌の
資化性によっては炭化水素、アルコール類、有機酸等も
用い得る。窒素源として社、例えば塩化アンモニウム、
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、硝酸ナト
リウム、グルタミン酸ナトリウムなどの無機もしくは有
機窒素化合物及び例えは大豆抽出物、大豆粉、酵母エキ
ス、乾燥酵母、綿実粕、魚粉、オートミール、カサミノ
酸、ペプトン、ソイトン等の天然物が単独または組合せ
て用いられる。その他88228株の発育を助け888
228Cの生産を促進する物質及び培養中発泡の著しい
時にはシリコン油又はアテカノ−ル(商品名)等の一般
的消陶剤等を適宜培地に添加することもできる。
培養法としては一般の抗生物質の生産に用いられる方法
が用いられるが、通常は、液体培地による振盪培養ある
いは深部培養が好ましい。培養は好気的条件下で行なわ
れ、培養に適当な温度は25〜30℃であるが、一般に
27℃付近で培養するのが好ましい。抗生物質5S82
28Cは振盪培養、深部培養のいずれの場合もその生産
量は3〜7日間の培養で最高に達する。抗生物質5s8
228CVi通通常鉢体び培養液中に存在するので、そ
の分離、精製処理は培養物を濾過または遠心分離などに
よって菌体と培養F液に分けた後、菌体及び培養F液か
ら通常の分離法、例えは、溶媒抽出法、沈澱法、イオン
交換樹脂法、ゲル濾過法、吸着または分配カラムクロマ
ト法、透析法等の方法を適宜組合せておこなうのが良い
。好ましい分離・精製法の例としては、次の方法が挙け
られる。すなわち、まず培養物を遠心分離に付し、菌体
及び培養F液を得る。
が用いられるが、通常は、液体培地による振盪培養ある
いは深部培養が好ましい。培養は好気的条件下で行なわ
れ、培養に適当な温度は25〜30℃であるが、一般に
27℃付近で培養するのが好ましい。抗生物質5S82
28Cは振盪培養、深部培養のいずれの場合もその生産
量は3〜7日間の培養で最高に達する。抗生物質5s8
228CVi通通常鉢体び培養液中に存在するので、そ
の分離、精製処理は培養物を濾過または遠心分離などに
よって菌体と培養F液に分けた後、菌体及び培養F液か
ら通常の分離法、例えは、溶媒抽出法、沈澱法、イオン
交換樹脂法、ゲル濾過法、吸着または分配カラムクロマ
ト法、透析法等の方法を適宜組合せておこなうのが良い
。好ましい分離・精製法の例としては、次の方法が挙け
られる。すなわち、まず培養物を遠心分離に付し、菌体
及び培養F液を得る。
培養F液は有機溶媒、例えば酢酸エチルを用いて抽出す
る。菌体はメタノール、アセトンなどの親水性溶媒で抽
出し、この抽出液を減圧濃縮し、蒸留水を加えて溶解さ
せ濃厚水溶液とし、これを培養r液と同様に酢酸エチル
などを用いて抽出し、培養p液の酢酸エチル抽出液と合
せる。こうして得られた抽出液を無水硫酸す) IJウ
ムで脱水した後減圧濃縮し、*褐色油状物質を得る、こ
れをシリカゲルカラムクロマトグラフィー、セファデッ
クスLH−20カラムクロマトグラフイ等により分画・
精製し、活性画分を集め減圧濃縮後、適当な溶媒例えは
インプロヒルエーテルで再結晶すると5S8228Cの
無色柱状結晶が得られる。
る。菌体はメタノール、アセトンなどの親水性溶媒で抽
出し、この抽出液を減圧濃縮し、蒸留水を加えて溶解さ
せ濃厚水溶液とし、これを培養r液と同様に酢酸エチル
などを用いて抽出し、培養p液の酢酸エチル抽出液と合
せる。こうして得られた抽出液を無水硫酸す) IJウ
ムで脱水した後減圧濃縮し、*褐色油状物質を得る、こ
れをシリカゲルカラムクロマトグラフィー、セファデッ
クスLH−20カラムクロマトグラフイ等により分画・
精製し、活性画分を集め減圧濃縮後、適当な溶媒例えは
インプロヒルエーテルで再結晶すると5S8228Cの
無色柱状結晶が得られる。
以上のようにして得られた5S8228Cは次のような
理化学的性質及び生物学的性質を有する。
理化学的性質及び生物学的性質を有する。
(1) 理化学的性質
■外観
無色柱状晶(インプロヒルエーテルよす再結晶)
■融点
222〜224℃(分解)
■ 酸性、中性、塩基性の区別
中性
■ 溶解性
ベンゼン、ジエチルエーテル、クロロホルム、酢酸エチ
ル、アセトン、エタノール、メタノールに可溶、水、n
−ヘキサンに難溶。
ル、アセトン、エタノール、メタノールに可溶、水、n
−ヘキサンに難溶。
■ 元素分析(040H58NBO7として)CHN
理論値% 62.97 7.66 14.69実験値細
62.78 7.68 14.69■ 薄層クロマト
グラフィー 担体ニジリカケルプレートF254 (メルク社製)■
アミノ酸分析 6N塩酸、105℃、20時間の条件で加水分解した結
果フェニルアラニンとプロリンが1:1の割合で検出さ
れfr、e ■ 旋光度 ・〔α)2G= 27℃(C=0.5.メタノール)■
紫外線吸収スペクトル 末端吸収 [相] 赤外線吸収スペクトル(xnr法)第1図 ■ I H−NMRスペクトル(90tuz;重クロロ
ホルム溶液中TM3 f:基準物質とじ画定)第2図 ($ 13c −NMRスペクトル(1クロロホルム溶
液中TM8を基準物質として測定) δ(ppm): 173.5,173.1,171.6
,171.0゜170.7,170.3,136.9,
132.2゜130.4,129.3,129.3,1
28.3゜128.3,126.5.61.7,59.
7゜53.3.49.7,48.9,47.1,46.
7゜46.4,46.3,37.5,37.3.37.
2゜34.2,31.7,31.0,28.9.27.
1 。
62.78 7.68 14.69■ 薄層クロマト
グラフィー 担体ニジリカケルプレートF254 (メルク社製)■
アミノ酸分析 6N塩酸、105℃、20時間の条件で加水分解した結
果フェニルアラニンとプロリンが1:1の割合で検出さ
れfr、e ■ 旋光度 ・〔α)2G= 27℃(C=0.5.メタノール)■
紫外線吸収スペクトル 末端吸収 [相] 赤外線吸収スペクトル(xnr法)第1図 ■ I H−NMRスペクトル(90tuz;重クロロ
ホルム溶液中TM3 f:基準物質とじ画定)第2図 ($ 13c −NMRスペクトル(1クロロホルム溶
液中TM8を基準物質として測定) δ(ppm): 173.5,173.1,171.6
,171.0゜170.7,170.3,136.9,
132.2゜130.4,129.3,129.3,1
28.3゜128.3,126.5.61.7,59.
7゜53.3.49.7,48.9,47.1,46.
7゜46.4,46.3,37.5,37.3.37.
2゜34.2,31.7,31.0,28.9.27.
1 。
25.9.25.1 、24.9 、24.9 、24
.6 。
.6 。
22.9 、22.5 、20.8 、20.3[相]
分子式 %式% 抗生物質5S8228Cの各種微生物に対する最小発育
阻止濃度(MIC)を第1表に示す。
分子式 %式% 抗生物質5S8228Cの各種微生物に対する最小発育
阻止濃度(MIC)を第1表に示す。
試験菌培養条件:イノキュラムサイズ106個/−バク
テリアの場合はミューラー・ヒントン・アガー(ディフ
コ)で37℃にて18〜20時間培養、酵母の場合はザ
ブロー寒天培地で28℃にて72時間培養、カビの場合
はサブロー寒天培地で28℃にて120時間培養。
テリアの場合はミューラー・ヒントン・アガー(ディフ
コ)で37℃にて18〜20時間培養、酵母の場合はザ
ブロー寒天培地で28℃にて72時間培養、カビの場合
はサブロー寒天培地で28℃にて120時間培養。
次に実施例を挙けて説明する。
実施例
グルコース1.0%、グリセロール1,0%、オートミ
ール1.0%、脱脂大豆粉2.0%、乾燥酵母1.0%
、カザミノ酸0.5%、炭酸カルシウム0.32%の組
成を有する液体培地をpH7,0とし、500d容坂ロ
フラスコに100−分注して滅菌する。これにストレプ
トミセス・エスピー・58228株(微工研菌寄第71
80号)を接種し、27℃で6日間振盪培養して種培養
液を作成する。溶性テンプン2.0%、グリセロール1
.0%、カザミノ酸0.5%、炭酸カルシウム0.1%
(pH7,0)の組成を肩する液体培地16tを301
容のジャーファーメンタ−に仕込み、これに前記の種培
養液200−を接種し、培養温度27℃攪拌数25Or
pm、通気量16t/分の条件下で72時間培養を行な
う。培養終了後培養液を遠心分離し菌体及び培養P液を
得る。培養F液を酢酸エチル16t@用いて2回抽出し
、酢酸エチル抽出液を得る。一方餉体にはメタノール1
,5t’に加えて抽出した後遠心分離し、抽出液を得る
。この操作を2回行なう。
ール1.0%、脱脂大豆粉2.0%、乾燥酵母1.0%
、カザミノ酸0.5%、炭酸カルシウム0.32%の組
成を有する液体培地をpH7,0とし、500d容坂ロ
フラスコに100−分注して滅菌する。これにストレプ
トミセス・エスピー・58228株(微工研菌寄第71
80号)を接種し、27℃で6日間振盪培養して種培養
液を作成する。溶性テンプン2.0%、グリセロール1
.0%、カザミノ酸0.5%、炭酸カルシウム0.1%
(pH7,0)の組成を肩する液体培地16tを301
容のジャーファーメンタ−に仕込み、これに前記の種培
養液200−を接種し、培養温度27℃攪拌数25Or
pm、通気量16t/分の条件下で72時間培養を行な
う。培養終了後培養液を遠心分離し菌体及び培養P液を
得る。培養F液を酢酸エチル16t@用いて2回抽出し
、酢酸エチル抽出液を得る。一方餉体にはメタノール1
,5t’に加えて抽出した後遠心分離し、抽出液を得る
。この操作を2回行なう。
メタノール抽出液を減圧濃縮し、これに蒸留水を加え溶
解し濃厚水溶液200−を得る。
解し濃厚水溶液200−を得る。
この濃厚水溶液200−をpH8とし、酢酸エチル20
01nlt用いて2回抽出し、酢酸エチル抽出液金得ゐ
。これを培養p液からの酢酸エチル抽出液と合せ減圧濃
縮し酢酸エチル抽出液約300m1とする。これ’!k
o、IN塩酸溶液で洗った後、酢酸エチル抽出液を無水
硫酸ナトリウムで脱水し減圧濃縮すると黄褐色油状物質
約52が得られる。この油状物質をクロロホルム:メタ
ノール=100:1混液に溶解し、同じクロロホルム:
メタノール混液で調製したキーゼルゲル60(メルク社
製)3 cm X 40 crnのカラムに伺し、同じ
クロロホルム:メタノール混液で展開LSS8228C
溶出画分を集め減圧濃縮した。濃縮物を酢酸エチルに溶
解し、水飽和酢酸エチルで調製したキーゼルゲル60(
メルク社製) 2 cm X30crnのカラムに伺し
、水飽和酢酸エチル次いで水飽和酢酸エチル:エタノー
ル=100:5で展開し、5S8228C溶出画分を集
め減圧濃縮した。次いでこの5S8228C粗精製物を
りtlIlホロム:メタノール=1:l混液に溶解し、
同じクロロホルム:メタノールhaテ調製したセファデ
ックスLH−202cm×20anのカラムに付し、同
じクロロホルム:メタノール混液で展開し5s8228
C溶出画分を集め減圧濃縮した。これをイソプロピルエ
ーテルにより再結晶し588228Cの無色柱状結晶1
50mgを得た。
01nlt用いて2回抽出し、酢酸エチル抽出液金得ゐ
。これを培養p液からの酢酸エチル抽出液と合せ減圧濃
縮し酢酸エチル抽出液約300m1とする。これ’!k
o、IN塩酸溶液で洗った後、酢酸エチル抽出液を無水
硫酸ナトリウムで脱水し減圧濃縮すると黄褐色油状物質
約52が得られる。この油状物質をクロロホルム:メタ
ノール=100:1混液に溶解し、同じクロロホルム:
メタノール混液で調製したキーゼルゲル60(メルク社
製)3 cm X 40 crnのカラムに伺し、同じ
クロロホルム:メタノール混液で展開LSS8228C
溶出画分を集め減圧濃縮した。濃縮物を酢酸エチルに溶
解し、水飽和酢酸エチルで調製したキーゼルゲル60(
メルク社製) 2 cm X30crnのカラムに伺し
、水飽和酢酸エチル次いで水飽和酢酸エチル:エタノー
ル=100:5で展開し、5S8228C溶出画分を集
め減圧濃縮した。次いでこの5S8228C粗精製物を
りtlIlホロム:メタノール=1:l混液に溶解し、
同じクロロホルム:メタノールhaテ調製したセファデ
ックスLH−202cm×20anのカラムに付し、同
じクロロホルム:メタノール混液で展開し5s8228
C溶出画分を集め減圧濃縮した。これをイソプロピルエ
ーテルにより再結晶し588228Cの無色柱状結晶1
50mgを得た。
第1図はS 88228C(D KBr 錠剤法テ測定
した赤外線吸収スペクトル、第2図は 8S8228cの重りロ四ポルム中で測定した”H−N
MRスペクトルを示す図面である。 以上 出願人 ニスニス製薬株式会社
した赤外線吸収スペクトル、第2図は 8S8228cの重りロ四ポルム中で測定した”H−N
MRスペクトルを示す図面である。 以上 出願人 ニスニス製薬株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 下記の理化学的性質を有する抗生物質5S82
28C0 ■外観 無色柱状晶(イソプルピルエーテルよす再結晶) ■融点 222〜224℃(分解) ■ 酸性、中性、塩基性の区別 中性 ■ 溶解性 ベンセン、ジエチルエーテル、クロロホルム、酢酸エチ
ル、アセトン、エタノール、メタノールに可溶。水、n
−ヘキサンに難溶。 ■ 元素分析(04゜H511NllO)として)CH
N 理論値(至) 62,97 7.66 14.69実験
値% 62−78 7.68 14.69■ 薄層クロ
マトグラフィー 担体ニジリカゲルプレートF254(メルク社製)■
アミノ酸分析 6N−塩酸、105℃、20時間の争件で加水分解した
結果、フェニルアラニンとプロリンが1=1の割合で検
出された。 ■ 旋光度 〔α児0=−21(C=0.5.メタノール)■ 紫外
線吸収スペクトル 末端吸収 [相] 赤外線吸収スペクトル(KBr法)第1図 (O’n−NMnスペクトル(90MHz ; Nクロ
ロホルム溶液中TMS i基準物質として測定)第2図 (913C−NMRスペクトル(重クロロホルム溶液中
TMS ’i基準物質として測定) δ(ppm):173.5,173.1,171.6,
171.0゜170.7,170.3,136.9.1
.32.2゜130.4,129.3,129.3,1
28.3゜128.3,126.5.61.7,59.
7.53.3.49.7゜48.9,47.1 .46
.7,46.4.46.3.37.5゜37.3.37
.2.34.2,31.7,31.0,28.9゜27
.1 .25.9.25.1 .24.9,24.9.
24.6゜22.9 、22.5 、20.8 、20
.3@ 分子式 %式% (2) ヌトレプトミセス鵜に属する抗生物質5s82
28C生産菌を培養し、その培養物から次の理化学的性
質を壱する新規抗生物質5S8228Cを分離、採取す
ることを特徴とする抗生物質888228Cの製造法。 ■外観 無色柱状晶(イングロビルエーテルよす再結晶) ■融点 222〜224℃(分解) ■ 酸性、中性、塩基性の区別 中性 ■ 溶解性 ベンゼン、ジエチルエーテル、クロロポルム、酢酸エチ
ル、アセトン、エタノール、メタノールに可溶。水、n
−ヘキサンに難溶。 ■ 元素分析(040H58N807として)C’HN 理論値% 62.97 7.66 14.69実験値%
62.78 7.68 14.69■ 薄層クロマト
グラフィー ( 担体ニジリカゲルプレートF25a (メルク社製)■
アミノ酸分析 6N−塩酸、105℃、20時間の栄件で加水分解した
結果、フェニルアラニンドブロリンが1=1の割合で検
出された。 ■ 旋光度 〔α〕20=−21(C=0.5 、 メp)−ル)ρ
)紫外線吸収スペクトル 末端吸収 ゆ 赤外線吸収スペクトル(KBr法)第1図 Q IH−NMRスペクトル(90MH1;重クロロポ
ルム溶液中TMS ’i基準物質として測定)第2図 9 13C−NMRスペクトル(重クロロホルム溶液中
TMSを基準物質として測定) δ(ppm):173.5,173.1,171.6,
171.0゜170.7,170.3,136.9,1
32.2゜130.4,129.3,129.3,12
8.3゜128.3,126.5,61.7,59.7
゜53.3,49.7,48.9,47.1,46.7
゜46.4.46.3,37.5,37.3,37.2
゜34.2 、31.7 、31.0 、28.9 、
27.1 。 25.9,25.1.24.9,24.9.24.6゜
22.9 、22.5 、20.8 、20.30 分
子式 %式% (3) S S 8228 G物質生産菌がストレプト
ミセス・エスピー88228である特許請求の範囲第2
項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58146058A JPS6037991A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 抗生物質ss8228c及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58146058A JPS6037991A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 抗生物質ss8228c及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037991A true JPS6037991A (ja) | 1985-02-27 |
Family
ID=15399128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58146058A Pending JPS6037991A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 抗生物質ss8228c及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037991A (ja) |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP58146058A patent/JPS6037991A/ja active Pending
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