JPH05168488A - マクロライド系抗生物質の製造法 - Google Patents

マクロライド系抗生物質の製造法

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JPH05168488A
JPH05168488A JP35774291A JP35774291A JPH05168488A JP H05168488 A JPH05168488 A JP H05168488A JP 35774291 A JP35774291 A JP 35774291A JP 35774291 A JP35774291 A JP 35774291A JP H05168488 A JPH05168488 A JP H05168488A
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culture
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macrolide
hansenula
antibiotic
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JP35774291A
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Yoji Yamaguchi
洋司 山口
Mitsuji Shibazaki
充至 柴▲崎▼
Koji Nagai
浩二 永井
Toshio Sasaki
敏夫 佐々木
Yoshimitsu Imai
美光 今井
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
Mikio Morioka
幹夫 森岡
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 マクロライド系抗生物質生産菌とハンセヌラ
(Hansenula)属に属する酵母とを混合培養す
ることを特徴とするマクロライド系抗生物質の製造法 【効果】 マクロライド系抗生物質の生産性を顕著に高
めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,医薬品として殊に抗菌
剤として有用なマクロライド系抗生物質の新規製造法に
関する。更に詳しくは,本発明は,マクロライド系抗生
物質生産菌とハンセヌラ(Hansenula)属に属する酵母
とを混合培養することを特徴とするマクロライド系抗生
物質の製造法及び,該酵母に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,マクロライド系抗生物質は,各種
の微生物より生産されることが知られている。このう
ち,16員環マクロライドであるロザミシンは,ミクロ
モノスポラ ロザリア(Micromonospora rosaria)N
RRL3718により(フランス特許第2,081,4
48号),また14員環マクロライドであるエリスロマ
イシンは,ストレプトマイセス属に属する菌株より得ら
れることが知られている(米国特許第2,653,89
9号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は,天然に
存在する多くの微生物が生産する物質について研究を行
う過程で,ハンセヌラ(Hansenula)属に属する酵母
で,他のマクロライド系抗生物質生産菌と混合培養する
ことにより,マクロライド系抗生物質の発酵生産性を大
幅に向上させることができる微生物を単離し本発明を完
成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はハンセ
ヌラ(Hansenula)属に属する酵母とマクロライド系抗
生物質生産菌と混合培養することによるマクロライド系
抗生物質の製造法及びハンセヌラ(Hansenula)属に属
する該酵母に関する。
【0005】本発明におけるマクロライド系抗生物質と
しては14員環マクロライドとしてエリスロマイシン,
または,YL−02107Q物質(特願平2−1438
04号)等であり,また,16員環マクロライドとして
は,ロザミシン,ピクロマイシン,YS−02930K
−D,E及びH物質(特開昭61−268176号)等
である。
【0006】従って,本発明におけるマクロライド系抗
生物質生産菌としては,上記のマクロライド系抗生物質
を生産することができる菌であれば特に制限することは
なく,エリスロマイシン生産菌であるサッカロポリスポ
ラ エリスラエ(Saccharopolyspora erythrae)NRR
L 3275株,YL−02107Q物質生産菌である
キブデロスポランギウム エス・ピー YL−0210
7Q株(Kibdelosporangium sp.YL−02107
Q),ロザミシン生産菌であるミクロモノスポラロザリ
ア(Micromonospora rosaria)NRRL 3718株,
ピクロマイシン生産菌であるストレプトマイセス エス
・ピー(Streptomyces sp.)AP183株,YS−0
2930K−D,E及びH物質生産菌であるミクロモノ
スポラ エス・ピー(Micromonospora sp.)YS−0
2930K株等が挙げられる。
【0007】更に,本発明におけるハンセヌラ属に属す
る酵母としては,ハンセヌラ属に属し,上記マクロライ
ド系抗生物質生産菌と混合発酵することによりマクロラ
イド系抗生物質の発酵生産性を高めることができる酵母
であれば特に制限はない。その例として本発明者等が東
京都板橋区内の土壌から新たに分離したハンセヌラエス
ピー(Hansenula sp.)UB−1株を挙げることができ
る。本菌株の菌学的特徴は以下の通りである。
【0008】1.各種培地における性状 1)MY液体培地 24℃で4〜7日間液体培養した。細胞は4〜7x2〜
3μmで長楕円形である。一つの細胞が単独かまたは2
つの細胞が連なる。多極出芽法で増殖する。皮膜はわず
かに形成される。
【0009】2)MY寒天培地 24℃で4〜7日培養後,コロニーの色調は茶白〜うす
茶色でその形状は楕円形または円形を呈する。表面は滑
らかである。仮性菌糸を形成する。 3.子嚢胞子の形成 改良ゴロドゴワ寒天培地で,1〜4個の球形の胞子を形
成する。 4.射出胞子の形成 MY寒天培地上では認められない。 5.生理的性質 1.生育温度 :20〜32℃ 至適生育温度 :20〜24℃ 2.硝酸塩の還元 :陽性 3.デンプンの加水分解 :陰性 4.脂肪の分解 :陰性 5.尿素の分解 :陰性 6.色素の生成 :陰性 7.ゼラチンの液化 :陰性 8.デンプン様物質の生成 :陰性 9.ビタミン要求性 :陰性 4)炭素源の利用性
【0010】
【表1】
【0011】+:陽性 ±:偽陽性 −:陰性 NT:
試験せず 上記諸性質より,本菌は子嚢菌酵母類に属し,N.J.W.Kreg
er-van Rij著「ザ・イーストアタキソノミック・スタ
ディ(The Yeasts A taxonomic Study,1984)」に
よれば,胞子の形状,硝酸塩の同化性などから,ハンセ
ヌラ(Hansenula)属に属するものと考えられる。そこ
で上記文献に記載されている既知菌種と比較検討を行な
ったが,本菌株と性状が一致するものは見いだせなかっ
た。従って本菌株をハンセヌラ(Hansenula)属の新種
と認めハンセヌラ エス・ピー(Hansenulasp.)UB−
1と命名した。なお本菌株は工業技術院工業技術研究所
(FRI)に受託番号12672号として寄託されてい
る。
【0012】本発明に係る酵母は,上記菌額的性状にお
ける特徴の他,マクロライド系抗生物質の発酵生産性を
高める点でも特徴づけられる。本発明に用いられる菌株
は,他の放線菌にも見られるごとく,人工的にまた自然
に変異をおこしやすいが,本発明のいうハンセヌラ エ
ス・ピー(Hansenula sp.)UB−1株は天然から分離
された酵母あるいはこれを紫外線,X線,化学薬剤など
で人工的に変異させた菌株及びそれらの自然変異株をも
包含するものである。本発明の新菌種に属する酵母は天
然の土壌より分離して取得したものであるが,前記微生
物工業技術研究所に寄託した菌株の凍結乾燥品を復元す
ることによって容易に取得することができる。
【0013】(製造法)本発明の製造法を実施するに当
たり,ハンセヌラ(Hansenula)属の菌株を接種し,好
気的に発育させることにより,本発明の目的微生物を生
育させることができる。栄養物としては公知のものを使
用すればよい。たとえば市販されているペプトン,肉エ
キス,コーン・スティープリカー,綿実粉,落花生粉,
大豆粉,酵母エキス,NZ−アミン,ガゼインの水解
物,魚粉,硝酸ソーダー,硝酸アンモニュウム等の無機
または有機の窒素源,市販されている糖蜜,澱粉,デキ
ストリン,蔗糖,グルコース,マルトース,フラクトー
ス,キシロース,ラムノース,マンニトール,グリセリ
ン等の炭水化物あるいは脂肪等の炭素源が使用できる。
【0014】また金属塩として,Na,K,Mg,C
a,Zn,Fe等の硫酸塩,塩酸塩,硝酸塩,燐酸塩,
炭酸塩等が必要に応じて添加または,培地から除去され
る。さらに必要に応じて,バリン,ロイシン,イソロイ
シン,スレオニン,フェニルアラニン,トリプトファ
ン,メチオニン,リジン,アルギニン,システイン,シ
スチン等の他,通常知られているアミノ酸類や,オレイ
ン酸メチル,ラード油,シリコン油,界面活性剤等が適
宜使用される。これらのもの以外でも,該微生物が利用
し,発酵生産に役立つものであれば何れでも使用するこ
とができる。培養法としては,一般の好気的方法と同様
に行えばよく,その培養方法は固体培養でも液体培養で
もよい。液体培養の場合は,静置培養,撹拌培養,振盪
培養等のいずれを実施してもよいが,特に通気撹拌培養
が好ましい。また,培養温度は生産菌が発育し,本発明
の化合物を生産する温度,すなわち10℃〜32℃の範
囲で適宜変更出来るが,およそ32℃の範囲が好まし
い。培地のpHは4〜9の範囲で適宜変更出来るが,で
きればpH6〜8が好ましい。培養時間は種々の条件に
よって異なり,10時間〜96時間であるが,通常24
時間〜72時間程度でよい。
【0015】次に二次代謝産物の生産力価向上を目的と
する微生物を各種の方法で発酵生産する際に,上記ハン
セヌラ(Hansenula)属に属する酵母と当該生物を発酵
培地に加えて混合培養を行なう。栄養物としては公知の
ものを使用すればよい。たとえば市販されているペプト
ン,肉エキス,コーン・スティープリカー,綿実粉,落
花生粉,大豆粉,酵母エキス,NZ−アミン,カゼイン
の水解物,魚粉,硝酸ソーダー,硝酸アンモニュウム等
の無機または有機の窒素源,市販されている糖蜜,澱
粉,デキストリン,蔗糖,グルコース,マルトース,フ
ラクトース,キシロース,ラムノース,マンニトール,
グリセリン等の炭水化物あるいは脂肪等の炭素源が使用
できる。
【0016】また金属塩として,Na,K,Mg,C
a,Zn,Fe等の硫酸塩,塩酸塩,硝酸塩,燐酸塩,
炭酸塩等が必要に応じて添加または,培地から除去され
る。さらに必要に応じて,バリン,ロイシン,イソロイ
シン,スレオニン,フェニルアラニン,トリプトファ
ン,メチオニン,リジン,アルギニン,システイン,シ
スチン等の他,通常知られているアミノ酸類や,オレイ
ン酸メチル,ラード油,シリコン油,界面活性剤等が適
宜使用される。これらのもの以外でも,該微生物が利用
し,発酵生産に役立つものであれば何れでも使用するこ
とができる。
【0017】培養法としては,一般に好気的方法と同様
に行えばよく,その培養方法は固体培養でも液体培養で
もよい。液体培養の場合は静置培養,撹拌培養,振盪培
養等のいずれを実施してもよいが,特に通気撹拌培養が
好ましい。また,培養温度は生産菌が発育し,本発明の
化合物を生産する温度,すなわち10℃〜32℃の範囲
で適宜変更出来るが,およそ32℃の範囲が好ましい。
培地のpHは4〜9の範囲で適宜変更できるが,できれ
ばpH6〜8が好ましい。培養時間は種々の条件によっ
て異なり,10時間〜192時間であるが,通常96時
間〜168時間程度で培養物に蓄積される目的化合物が
最高力価に達する。
【0018】培養物から目的とする化合物を採取するに
は,微生物の生産する代謝産物に用いる通常の抽出,分
離,精製の手段が適宜利用される。培養物中の目的化合
物は培養物をそのままか,又は遠心分離あるいは培養物
に濾過助剤を加え濾過して得られた培養濾液に,酢酸エ
チル,クロロホルム,ベンゼン,トルエン等の水と混和
しない有機溶媒を加えて抽出する。また培養濾液を適宜
の担体に接触させ,濾液中の目的化合物を吸着させ,次
いで適当な溶媒で溶出することにより目的化合物を抽出
することができる。酢酸エチル,クロロホルム等の有機
溶媒で摘出する場合には培養濾液にこれらの溶媒を加
え,よく振盪し,目的化合物を抽出する。
【0019】つぎに上記の各操作法を用いて得られた目
的化合物含有画分は常用の吸着担体,例えば活性炭,ア
ルミナ,シリカゲル,セルロース等を担体に用いたカラ
ムクロマトグラフィーや,シリカゲル系ODS逆相担体
のカラムを用いた高速液体クロマトグラフィー等の常法
により,更に純粋に分離精製することができる。この様
にして得られた目的化合物は水酸化カリウム,水酸化ナ
トリウム,水酸化カルシウム,水酸化バリウム等のアル
カリ物質と反応させることにより塩を形成させ,水溶性
を持たせることができる。
【0020】
【実施例】
実施例 1 ハンセヌラ(Hansenula)エス・ピーUB−1株をサブ
ロー寒天培養地(ディフコ社製)に育成させ,その菌体
をエーゼでかきとりサブロー液体培地(ディフコ社製)
に接種する。28℃で3日間振とう培養した。前述で得
られた酵母種培養液を以下の混合培養に用いる。一方,
ミクロモノスポラ エス・ピー(Micromonospora s
p.)YS−02930K株(特開昭61−26817
6号)をDSY培地(デキストリン 5.0%,エスサ
ンミート(味の素(株)製)3.0%,酵母エキス0.
5%,リン酸水素カリウム0.1%,硫酸マグネシウム
0.1%,pH8.0)に接種し,72時間種培養す
る。この種培養液4%を生産培地:コーンスターチ1
0.0%,ドライイースト(オリエンタル社製)2.0
%,硫酸マグネシウム7H2O0.2%,塩化コバルト
6H2O0.01%,炭酸カルシウム0.15%(pH
6.0〜6.5)を含む種培地を各30mlずつ500
mlの三角フラスコに分注した培地に接種する。この時
同時に,前述の酵母培養液を5%になるように上記のあ
らかじめ生産菌を接種した生産培地植菌し,28℃で1
68時間培養した。
【0021】このようにして培養した培養液を3000
rpmで10分間遠心して遠心上清を得た。得られた遠
心上清液1.5mlに1.5mlの炭酸水素ナトリウム
液を加えてpH8.5に調整した後,3mlの酢酸エチ
ルを加えてよく撹拌する。酢酸エチル層を分離して,こ
れに無水硫酸ナトリウムを加えて脱水する。次に無水硫
酸ナトリウムをろ別した後,2mlの酢酸エチル層を取
り,0.1M燐酸バッファー(pH3.2)1mlを加
えてよく撹拌し,上層をとりHPLC法で生産力価を調
べた。同じ試料を検定菌としてバチルス スブチリス
ATCC663を用い,ペーパーディスク(東洋製作所
社製)法で同時に検定した。結果を表2及び表3に示し
た。
【0022】
【表2】
【0023】 ハンセヌラ エスピーUB−1株無添
加培養, ハンセヌラ エスピーUB−1株との混合
培養
【0024】
【表3】
【0025】ハンセヌラ エスピーUB−1株無添加
培養 ハンセヌラ エスピーUB−1株との混合培養
【0026】実施例 2 ハンセヌラ(Hansenula)属に属する酵母の種培養培地
の調製及びその種培養液の作成法は実施例1と全く同様
の方法で行った。混合培養の対象とする二次代謝産物生
産菌としてエリスロマイシン生産菌:Saccharopolyspor
a erythreae,ロサミシン生産菌:Micromonospora ro
saria NRRL 3718,ピクロマイシン生産菌:S
treptomyces sp.AP−55を用いた。
【0027】種培養液としてデキストリン2.0%,グ
ルコース 0.5%,ポリペプトン0.5%,酵母エキ
ス 0.5%,ブレインハート・インフヒュージョンブ
イヨン(栄研化学)0.52%,コーンスチープリカー
0.5%,肉エキス 0.3%,炭酸カルシウム 0.
2%を含む培地(pH8.0)を作製し,これを500
ml三角フラスコに60mlずつ分注し,120℃で2
0分間滅菌したものにベネット寒天培地にあらかじめ生
育させた上記菌株の菌糸をかきとり接種し,28℃で7
2時間振とう培養を行い種培養液とする。
【0028】つぎにポテトスターチ 3.0%,大豆粉
1.5%,コーンスチープリカー0.5%,酵母エキ
ス 0.2%,硫酸マグネシウム・7水塩 0.002
%,アデカノール(旭電化製)0.03%を加えた培地
(pH7.1)を含む培地を500mlの三角フラスコ
に60mlずつ分注し,120℃,20分滅菌した後,
上記種培養液4%と酵母培養液5%を接種し,168時
間,28℃で培養した。実施例1に示したのと同じ方法
で培養液を処理し,それぞれの目的物質の生産性を,バ
チルス・ズブチリスATCC6633株に対する抗菌活
性を指標に検定した。同時に薄層クロマトグラフィー
(TLC)および高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)を用いて生産物の内容を調べた。培養結果の例を表
4に示す。
【0029】
【表4】
【0030】 ハンセヌラ エスピーUB−1株無添
加培養, ハンセヌラ エスピーUB−1株との混合培養
【0031】
【発明の効果】本発明によれば,マクライド系抗生物質
菌とハンセヌラ属に属する酵母とを混合発酵することに
より,マクロライド系抗生物質の生産性を顕著に向上さ
せることができる。また,マクロライド系抗生物質であ
れば14員環,16員環といった非糖部の環の大きさに
かかわりなく生産性を向上させることができる点,及び
その生産菌の種類の如何にかかわらず,生産性を向上さ
せることができる点で顕著な効果を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 17/08 C12R 1:78 1:465) (C12P 17/08 C12R 1:78 1:645) (C12N 1/16 C12R 1:78) (72)発明者 佐々木 敏夫 埼玉県浦和市文蔵5−22−12−504 (72)発明者 今井 美光 神奈川県川崎市中原区木月599 (72)発明者 鈴木 賢一 埼玉県北本市二ッ家1−67 (72)発明者 森岡 幹夫 埼玉県新座市あたご3−12−1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マクロライド系抗生物質生産菌とハンセ
    ヌラ(Hansenula)属に属する酵母とを混合培養するこ
    とを特徴とするマクロライド系抗生物質の製造法
  2. 【請求項2】 ハンセヌラ(Hansennula)属に属する酵
    母がハンセヌラ エスピー(Hansenula sp.)UB−1
    株(微工研菌寄第12672号)である請求項1記載の
    製造法
  3. 【請求項3】 マクロライド系抗生物質が14員環マク
    ロライド又は16員環マクロライドである請求項1記載
    の製造法
  4. 【請求項4】 マクロライド系抗生物質の増産能力を有
    するハンセヌラ エスピー(Hansenula sp.)UB−1
    株(微工研菌寄第12672号)。
JP35774291A 1991-12-25 1991-12-25 マクロライド系抗生物質の製造法 Pending JPH05168488A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051243A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Sansho Kk Mycinose生合成遺伝子を導入した微生物
CN109294933A (zh) * 2018-11-20 2019-02-01 北京工商大学 一株酿酒酵母及其与产酯酵母共培养提高传统发酵食品品质的方法

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