JPS6150167A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、少なくとも画＆形成工俣上にコロナ放電手段
を設けた画像形成装置の改良に関する。

（発明の技術的背景とその問題点〕 近年、情報ｍの増大に伴って複写圀、電子プリンタ等の
画像形成装置が多観種開発、実用化されている。

また、カールソンプロセスを用いた画像形成装置におい
ては、少なくとも画像担持体としての感光体の帯電およ
び転写材への現像剤像（トナー像）の転写プロセスにお
いて、コロナ放電プロセスを用いている。また、転写材
の感光体からの剥離や残留トナーの感光体からのクリー
ニングの補助としても用いられる事もある。

一方、コロナ放電手段を用いた場合の問題点の一つとし
エコロナ放電により発生した物質により感光体が劣化し
たり、感光体上に付着して感光体の表面抵抗を低下させ
、コピー画像にボケがｌｔ生することがある。

このとき、感光体に３ｅや５ｅ−Ｔｅを用いたものにあ
っては、プラス帯電、プラス転写であるため比較的その
問題の発生は少ない。

これは上記発生物質が主としてオゾンおよびオゾン生成
物（たとえばＮ０ｘ）であるためプラス放電での発生は
マイナスのそれと比較して少ないものである。

しかしながら、発生は無いわけではないし、剥離にＡＣ
コロナ放電を用いた場合はさらに発生しやずくなる。ま
た、反転現像においてはＳｅ系感光体を用いたとしても
転写はマイナス放電となるため、この問題はより発生し
易くなる。ざらに○ＰＣ等に多い負帯電感光体を用いた
場合に於いては帯電、転写ともにマイナスとなるため非
常に問題が発生し易くなる。

つぎに、第４図を参照してオゾンおよびオゾン生成物に
よる感光体の劣化および付着による画像ボケの発生１幾
構について説明する。第４図は電子複写機の主要部のイ
ｌり成を示すもので、図中１は像担持体としてのドラム
状感光体であり、このドラム状感光体１の周囲には、帯
電チャージャ２、露光装置３、現像装＠４、転写チャー
ジャ５、剥ｒ：（［チャージャ６、清（吊装＠７、およ
び除電ランプ８が順次その回転方向に沿って配置されて
いる。

なお、９は感光体１と転写チャージャ５との間を通過す
べく形成された用紙Ｐの搬送路であり、１０は排気ファ
ンである。

コロナ放電手段としては、帯電、転写、剥離の働きをす
る帯電チャージャ２、転写チャージ１７５、剥離チャー
ジトロがあるが、これらのコロナ放電に伴って各々オゾ
ン雰囲気（イ）、（ロ）、（ハ）、を発生する。

そして、過剰のオゾンは感光体１の劣化を引起こす。ま
た、感光体１の静止時においては感光体１上のＡｌＢの
部分にオゾン生成物が付着することとなり、特にマシン
を高温中に放置するとその付着物を核として水分が付着
して、表面抵抗の部分的低下を引起こし、そのため画像
ボケが発生する。

後者の画像ボケに対しては感光体７の静止時に十分排気
すればよいわけであり、通常のマシンにおいては第５図
の如くコピー動作終了後も一定時間排気フアン１０を回
している。

しかしながら、例えばＯＰＣ感光体を使用したものの如
く多爪のオゾンを発生するマシンにおいてはこれでも不
足であり、マシンの小型化等によりマシン内部の空間に
余裕が無くなってくると画像ボケがより発生しやすくな
る。

つぎに、第６図を参照して本発明の基となった実訣結果
を説明する。これは、チャージャ位置での空気の流石と
画像ボケ、感光体劣化、及び画質の関係を示したもので
ある。

まず、領域ａにおいては流口が少な過ぎることにより、
オゾン雰囲気のａ度が非常に高くなり感光体１の劣化を
引起こす。

領域すでは感光体１の劣化は無くなるが、やはり濃度が
高過ぎ、感光体１の静止時におけるオゾン生成物の付着
による画像ボケが発生する。

領域Ｃでもやはり同様であるが、さらにこの領域では空
気の流れによりオゾンの流れが不安定となって帯電のム
ラが発生し、特にハーフト−ンのムラが発生してくる。

さらに、領域ｄにおいては、湯度は十分に下げられるた
めボケの発生は無くなるが、ハーフトーンのムラの発生
がひどくなってくる。

以上の結果により、従来の如き方法ではボケ発生を無く
し、かつ画質も良くすることがかなり困難であった。

以上を基に２つのトラブルを発生しない方法としては、 条件１）コピ一時には画質上問題なく、感光体劣化の無
い領域すを用い、コピー後はボケ発生を生じない領域を
用いる。

条件２）空気の流れを均一にすることによりムラを発生
させない。

が考えられる。

〔発明の目的〕

本発明は、前記事情にもとずきなされたもので、その目
的とプるどころは、簡単な（ｖ；成でありながら、コロ
ナ放電によって発生したオゾンおよびオゾン生成物等に
よる感光体の劣化、およびその付着による画像ボケを防
止し、長期に亙って良好かつ安定した画像形成が行なえ
るようにした画像形成装置を提供しようとするものでお
る。

〔発明の概要〕

本発明は、前記目的を達成ずべく、少なくとも画像形成
工程上にコロナ放電手段を設けた画像形成装置において
、前記コロナ放電手段の周辺の空気を排気する排気手段
をもうけるとともに前記コロナ放電手段が画像形成に寄
与しない非動作時において該コロナ放電手段周辺の空気
の流れを逆行させる空気流制御手段を設け、コロナ放電
手段周辺に発生したオゾンおよびオゾン生成物を画像担
持体の周囲から吹き飛ばすように構成したものである。

〔発明の実価例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。ま
ず、第１図を参照して画像形成装置としての電子複写殴
の基本（を成を説明する。図中２０は複写標本体であり
、この複写橢木体２０のほぼ中央部には象担持体として
のドラム状感光体２１が設けられており、この感光１ホ
２１の周囲には帯電装置としての帯電チャージャ２２、
露光装置２３、現像装置２４、転写装置としての転写チ
ャージャ２５、剥離装置としての剥離チャージャ２６、
清帰装置２７、および残漁消去装置としての除電ランプ
２８が順次回転方向に沿って配置されている。

また、複写薇本体２０内には給紙カセット３Ｑから給紙
ローラ３１を介して自助的に取出された用紙Ｐを前記感
光体２１と転写装置２５との間の画像転写部３２を経て
排紙トレイ３３に導く用紙搬送路３４が形成されている
。

この用紙搬送路３４の画像転写部３２よりも上流側には
アライニングローラ対３５および搬送ローラ対３６が、
また、下流側には定着装置３７および排紙ローラ対３８
が配置されている。

また、用紙搬送路３４のアライニングローラ対３５の手
前側に位置する搬送部には、手差し給紙台３つから手差
し供給された用紙Ｐを搬送する手差し給紙路４０が合流
された状態となっている。

また、上記露光装置２３は、背部をリフレクタ４１で囲
繞された露光ランプ４２、集束性光伝送体（セルホック
レンズ）４３を有した（１り成となっており、原稿台４
４にセットされた原稿面を走査して感光体２１上に設備
露光するようになっている。

なお、４５はコロナ放電手段でおるチャージャ２２．２
５．２６の周辺に空気の流れを発生させる排気手段とし
ての排気ファンであり、）１ンモータ４６によって駆動
されるようになっている。

そして、排気ファン４５の□□□きによって投写ｑ本体
２ｏ内には図中右から左方向の空気流が生じた状態とな
っており、複写の本体２０内の冷却、および帯電チャー
ジャ２２、転写チャージャ２５、剥離チャージャ２６の
コロナ放電に伴って生じたオゾンおよびオゾン生成物を
強制的に所定方向に導出するとともに、この空気流路に
設けられたオゾン収集用フィルタ４７によりオゾンおよ
びオゾン生成物を除去して装置本体２ｏ外に導出するよ
うになっている。

なお、５５・・・は制御回路基板であり、全体を制即す
る制御部を構成している。

しかして、上記構成において、前記感光体２１は図示し
ない駆動截溝により原稿台４４の移動動作に同期して矢
印方向駆動される。そして、まず最初に帯電チャージｔ
２２により一條に帯電された後、露光装置２３により原
稿台４４に保持された原稿が走査され、感光体２１上に
結像されることにより、その潜像が形成される。

ついで、この感光体２１上の潜像は回転に伴って現僚装
置２４に対向し現像される。また、このように現像され
た現像剤像は、さらに感光体２１の回転に伴って転写チ
ャージャ２５側に送られる。

一方、このとき自動もしくは手差しされた用紙Ｐはアラ
イニングローラ対３５で先端傾き（スキュー）などが修
正された状態で一旦侍低した状態にある。そして、この
用紙Ｐは上記画像形成動作に同期して感光ｆホ２１上の
現（９剤象に重なる状態に送り込まれ、現像剤像が転写
チャージャ２５の動きによって用紙Ｐに転写される。

ついで、この用紙Ｐは剥離チロ−ジャ２６により静電的
に感光体２１から剥離され、用紙搬送路３４を１１１２
送され、定着装置３７の加熱ローラ５０と加圧ローラ５
１との間に送り込まれ、ここで、現像剤像が用紙Ｐに溶
融定着される。

この後、用紙Ｐは、排紙ローラ対３８を介して排紙ｌ・
レイ３３に排紙されることになる。

なお、現代剤像転写後の感光体２１の表面は清）ｍ装置
２７に対向することによりブレード５２によって残留現
茜剤（トナー）が除去された後、除電ランプ２８によっ
て残像消去され、清浄な状態となってり次のコピー動作
に陥える。

一方、前述したように帯電チャージャ２２、転写チャー
ジャ２５、刊隙チャージャ２６のコロナ放電に伴って、
その周辺にはオゾンおよびオゾン生成物が発生ずる。こ
れらは第５図を参照して説明したようにコピー動作の終
了後も単に排気ファン４５を動作し続けただけでは完全
に感光体２１の周囲から除去することができない。

そこで、本発明にあっては、第２図に示すように、帯電
チャージャ２２のシールドケース２２ａの背部に開口率
６０を形成するとともに排気ダクト６１内の空気流路６
２と開口率６３を介して連通された状態となっている。

そこで、本発明にあっては、第２図および第３図に示す
ように、帯電チャージャ２２のシールドケース２２ａの
背部に間口部６０を形成するとともに排気ダクト６１内
の空気流路６２と開口部６３を介して連通された状態と
なっている。また、排気ダクト６１内の空気流路６２の
上流側は露光ランプ４２の背部を四組するリフレクタ４
１の下面が対向していて幅狭状態となっており、間口部
６３から所定ｍの空気が流れるようになっている。

なお、６４は装置本体２０の外部に臨む排気用開口部で
あり、６５は露光ランプ４２の背部を囲繞するリフレク
タ４１に形成された空気亦通用スリットである。

しかして、コピー１ＦＩＩＶＦ一時には排気ファン４５
の正回転動作によって矢印Ｅ方向に排気され、また、画
像形成に影πしないときには排気ファン４５の回転を反
転させることによって空気の流れを矢印Ｆ方向へど変化
させる。これにより矢印Ｅ方向の流れの時に浦っていた
オゾンおよびオゾン生成物を吹飛ばすことができる。こ
れにより、チャージャ位置での空気の流口をコピ一時に
は画質上問題がなく、感光体２１の劣化のない第６図の
領域すになるような　条１’ｌ’ｌ）と同様の効果を生
じることができる。また、帯電チャージｖ２２の場合と
同様に、転写チャージャ２５、および剥離チャージャ２
６のシールドケース２５ａ、２６ａの背面にも開口部が
形成されていて、図示しないダクトを介して空気稈通路
６２に連通しており、帯電チャージャ２２の円台と同様
な空気の流れの影響を受けるようになっている。

これらの実施によりドラム径が５０ｍｍの感光体を用い
たプロセスにおいても１ｏ○００枚コピーで実用可１ｊ
ヒなレベルになったことが確認された。

なお、前述の一実施例において電子複写薇に適用したも
のについて説明したが、これに限らず、たとえば電子写
真プリンタなどであっても良く、要は少なくとも画像形
成上にコロナ放電手段を設けたものであれば良いことは
勿論である。その他、本発明は本発明の要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。

（発明の効果） 本発明は１以上説明したように、少なくとも画像形成工
程上にコロナ放電手段を設けた画像形成装置において、
前記コロナ放電手段の周辺の空気を排気する排気手段を
設けるとともに前記コロナ放電手段が画像形成に奇与し
ない非動作時において該コロナ放電手段周辺の空気の流
れを逆行させる空気流制御手段を設け、コロナ放電手段
周辺に発生したオゾンおよびオゾン生成物を画像担持体
の周囲から吹き飛ばずように溝成したものである。

したがって、簡単な溝底でありながら、コロナ放電によ
って発生したオゾンおよびオゾン生成物等による感光体
の劣化、およびその付着による画像ボケを防止し、長期
に亙りで良好かつ安定した画像形成が行なえるようにし
た画（３；形成装置を提供できるといった効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示ずもので、第１
図は画像形成装置としての電子復写（幾の概略的縦断正
面図、第２図は主要部の（を成を示す概略的縦断正面図
、第３因は排気ｍ調整状態を示す説明図、第４図はオゾ
ンおよびオゾン生成物による感光体の劣化および付着に
よる画像ボケの発生改植を説明するための説明図、第５
図は従来例の主要部の動作を示ずタイミングチャート、
第６図は本発明の基となった実験結果を説明するための
説明図である。 °２］・・・・・・画像担持体（感光体）、２２．２５
゜２６・・・・・・コロナ放電手段（チャージャ）、４
５・・・・・・空気流発生手段（排気ファン）、５６・
・・・・・制御部、６２・・・・・・空気流路。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第３図 コピー初イ午の外ゴ ｊＩ　４　図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも画像形成工程上にコロナ放電手段を設
   けた画像形成装置において、前記コロナ放電手段の周辺
   の空気を排気する排気手段と、前記コロナ放電手段が画
   像形成に寄与しない非動作時において該コロナ放電手段
   周辺の空気の流れを逆行させる空気流制御手段とを設け
   たことを特徴とする画像形成装置。
2. （２）空気流制御手段は、コロナ放電手段周辺に発生し
   たオゾンおよびオゾン生成物が画像担持体側に行かない
   ように空気流を制御する構成としたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の画像形成装置。
3. （３）画像担持体が感光体であることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項記載の画像形成装置。
4. （４）排気手段が排気ファンで構成され、空気流制御手
   段がこの排気ファンを逆転させる構成としたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の画像形成装置。