JPS61500826A - ハ−ドキヤンデイ組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ハードキャンディ組成−物 発明の分野 本発明は１０〜９０重量％の水素化デンプン氷解沈殿物と、グルコースまたはマ ルトースのポリマー全少くとも１種１重量にして９０−１０％に主成分とするハ ードキャンディ組成物に関する。本発明のキャンディ組成物は砂糖を含まず、好 ましくは低カロリーで虫歯にならない組成物である。

今日は甘くて、カロリーの高いキャンディが大量に消費されるので、甘味がある が砂糖全含まないキャンディ組成物を生産する必要が高まっている。またカロリ ーの低いキャンディもめられている。典型的な組成のキャンディは虫歯につなが る次め、虫歯にならない組成のキャンディを生産する必要もある。

近年、砂糖の代替物がいくつか開発され、キャ／デ（組成物にも使われている。

とりわけ水素化デンプン氷解沈殿物が、キャンディや他の砂糖を含有する食品に おいて、スクロースの代替物とし′て用いられてい゛る。このような水素化デン プン氷解沈殿物の典型例は米国特許第４．２７９，９３１号、同第４，２７１， １９７号およびこれらにおける引用例に示されている。

水素化デンプン氷解沈殿物は、無砂糖低カロリーキャンディ組成物、とりわけハ ードキャンディ組成物の製造に使用する際、二つの大きな欠点がちる。

より詳しくいうと、水素化デンプン氷解沈殿物は典型的には１グラム当り約４カ ロリーの熱量を有するが、これは米国食品薬事局が１減力ロリー１食品として認 定した量をはるかに上回り、少くともその１７３以上は多いことになる。即ち水 素化デンプン氷解沈殿物を含有する減カロリー製品は１グラム２．６７カロリー を超える熱量を有してはならない。

水素化デンプン氷解沈殿物の第二番目の欠点は、高温（例えば８０″Ｆ、ｔ７’ ｅはこれ以上）高湿の下でやや不安定なことである。即ち水素化デンプン氷解沈 殿物−を生じやすいのである。

この問題を回避するには、水素化デンプン氷解沈殿物を含むキャンディを注意深 く制御された条件下で包装しなければならない。例えば包装時にキャイディ中の 水分を最大でも約１重量％以下１．好ましくは９．５重量％以下にとどめねばな らない。この九めにキャンディ組成物を製造後すぐに、まだ暖かいうちに、好ま しくは９詞された環境下で包装することが必要である。

ｔｅこのキャンディは湿気を防止する容器に入れなければならない。このような 手続にはみな、時間と費用がかかる。

そこで本発明者は、特定量のグルコースま７’Ｃはマルトースのポリマーと水素 化デンプン氷解沈殿物の混合物を主成分とするキャンディ組成物は、高温、高湿 下でも安定なことを見い出し友。本発明のキャンディ組成物は従来例における包 装と貯蔵の間Ｍを解決するものである。

デンプン氷解沈殿物と５重量％以下の水分を含む食用酸からなる混合物を加熱し て得られる消化されない食品添加物の製造方法が、米国特許第４，２４７，５６ ８号において開示されている。この製品は修飾され７ｔポリデキストロースを含 む九〈さんの添加＊　ｋ　含むことができる。

しかしこれらの参照例は本発明の水素化デンプン氷解沈殿物と特定量のグルコー スまたはマルトースのポリマー（例えばポリデキトストロース）の混合を示唆す るものではない。これらの参照例には高温高湿下に曝露したときのノ飄−Ｙキャ ンディのコールドフローの問題を解決する方法や、グルコース″！ｉ声はマルト ースのポリマーを使うとこの問題が解消されるという発見について何の示唆もな い。

高湿の条件下で安定な！−−）　Ｑセフ２４組成物を提供することにある。

そして本発明のもう一つの目的は無砂糖でカロリ−が低く、また従来の水素化デ ンプン氷解沈殿物含有キャンディ組成物につきものの時間がががり費用がかさむ たくさんの包装手続を解消するハードキャンディ組成物を提供することである。

さらに虫歯にならないハードキャンディ組成ｌＦＩを提供することも本発明の目 的である。

発明の概要 本発明は１０−９０重量％の水素化デンプン水解沈ｍ物とグルコースまｆｃハマ ルトースのポリマーに少くとも１種、重量にして９０〜１ｏチを主成分とするハ ードキャンディ組成物に関する。好ましくは水素化デンプン氷解沈殿物とグルコ ースまｆｃはマルトースのポリマーをそれぞれ４５ないし５５重量％含む。

本発明で用いた水素化デンプン氷解沈殿物は米国４Ｉ許第４．２７９．９３１及 びアクタ・オドントトギヵ・スカンジナビア、第３２巻４号、２３０−２５３頁 （１９−７４年）において開示されている。水素化デンプン氷解沈殿物はデンプ ン（例えばじゃがいもデンプン）を部分的に加水分解して氷解物を得、これをさ らに、典型的には高温高圧下で水素化することによって得られる。水素化ゾンデ ／氷解沈殿物の製造方法は米国特許第４，２７９，９３１号に開示されているが 、これを参考までにここに含めておく。

水素化デンプン氷解沈殿物は、典型的には数種の構成要素から成る混合物を含む 、この混合物は通常、例えば水素化多糖類、２ないし６個のグルコース単位から なる少糖類および６個を超えるグルコース単位を含・む多糖類の他に少量の避難 Ｄ−ンルビトールを含有する。好ましい水素化デンプン氷解沈殿物はソルビトー ル４〜１４重量嘔、少くとも２０を起える重合匿の水素化多糖類４５〜６０重量 ％および残部が重合度３ないし２０の水素化多糖類の混合物から構成されている ものである。

本発明に従え、ば、最も好ましい水素化デンプン氷解沈殿物は、Ｄ−ソルビトー ル６〜８重量％、水素化多糖類５０〜５５″１量チ、水素化された王ないし六糖 類を２０〜２５重“量チ及び六糖類を超える水素化多糖類ｔ−１５−２０重量％ 含むものである。この組成をもつ製品はロケット・・フレール社によってリカシ ン（ＬＹＣＡＳＩＮ　）　という商標を用いて製造されている。リカシンは虫歯 にもならない（アクタ・オンドトトギヵ・スカンジナビア、第３２巻４号２３０ −２３５頁（１９７４年）参照〕友め、特に適している。

本発明のハードキャンディ組成物はまたグルコース又はマルトースのポリマーｆ Ｃ９，０〜１０重量％含む。

この化合物は甘味１も九ず、熱量もＩＩｊ当たり約１カロリーである。発−間者 は、本発明のハードキャンディ組成物において、このポリマーが水素化デンプン 氷解沈殿物を安定化させる九め、高温高湿下でもコールドフローが生じないこと を確認した。このポリマーは熱量が１グラム当九９１カロリーしかないため、キ ャンディ組成物全体の熱量を低くするという利点も有する。

本発明の好ましい例は水素化デンプン氷解沈殿物とポリマーがそれぞれ４５〜５ ５．５５〜４５重量％のもので、この場合キャンディ組成物の熱量は滅カロリー 食品の基準を満几す。

本発明に適し次グルコース又はマルトースの−りマーは米国特許第３．７６６． １６５号および同第３，８７６．７９４号１ｃ開示されている。このポリマーの 適当な製造方法も上記の文献に開示されている。

これらポリマーは水溶性、がっテキストロースの不規則に縮合しｍポリマーで、 例えばプファイデー社製ポリデキストロースのように通常増量剤として用いられ ているものを含む。

本発明のハードキャンディ組成物は一種以上の食用酸を含んでもよい。このよう な酸は果実の風味をつけたキャンディ組数物をつくる場合に通常用いられている ・この例としては、クエン酸、インクエン酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸 、アジピン酸、リンゴ酸及び酒石酸がちる。クエン酸が好ましい。

不発明の組５Ｘ、物に含有可能な他の添加物は香味料、着色料及び塩でありが、 これらはキャンディ組成物の製造に通常使用されている。

次の実施例は本発明の具体例を示しｔもので、説明のたφにのみ供゛しｔもので ある。本実施例は、本願発明の適用例の一′Ｓを構成する請求の範囲において述 べた本発明の範囲で制限する几めのものではない。

実施例 果実（いちご）５Ｌ味のハードキャンディ組成物を以下の組成により゛てりくり 几。

リカシン８０７５５　７３．５５ボンド（約２５チの水を含む湿量基準） ポリデキストロ−Ｘ４５　ｆ！ン１’　（乾ｉｔ　）クエン酸　（４オンス） いちご風味料　（２オンス） 亦色溜色料　（１オンス） リカシンＦｉｏケット・フレール社製のものを、ポリデキストロースはｆ７アイ デー社製のものを用いた。

原色着色料はホーンスタム社製のものを用いた。リカシンと一すテキストロース を容器に入れ、２９インチＨｇの気圧下で３１０下に加熱した。生成物を容器か ら取り出し２５０下に冷却し次。クエン酸、香味料および着色料をこの冷却物に 添加し友。この冷却物を冷却し之スラブの上に広げて、クエン酸、香味料および 着色料を均一に混じり合せ、これを更に冷却した。生成し次冷却ｖＪをラティニ ディエポップ社（イリノイ州シカゴ）製禅付さくポツプ）ハードキャンディ製造 機に入れた、本発明の組成によるポツプキャンプ＜　’ｋ　１００″Ｆ′、湿度 ８０チの下で包装せずに３０日間貯蔵した。ポツプキャンディは固いままで、コ ールドクローのようすは見られなかった。

一一一一−＾鐸−−−肱ＰＣ〒１ロＳＲａ／６１６１フ□４−６“１０′　ウＭ ／ｌＴｅり□ノ。１０１７

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．ａ）水素化デンプン水解沈殿物１０〜９０重量％と、ｂ）グルコール又はマ ルトースのポリマーを少くとも１種、９０〜１０重量％の構成からなるハードキ ャンディ組成物。
2. ２．前記水素化デンプン水解沈殿物が４５〜５５重量％で、前記少くとも１種の ポリマーが５５〜４５重量％の組成からなる請求の範囲第１項記載のハードキャ ンディ組成物。
3. ３．前記水素化デンプン水解沈殿物がソルビトールを４〜１４重量％、水素化二 糖類を４５〜６０重量％、２０を超える重合度を有する水素化多糖類を３重量％ まで含み、３〜２０の重合度をもつ水素化多糖類を残部とする請求の範囲第１項 記載のハードキャンディ組成物。
4. ４．前記水素化デンプン水解沈殿物が、Ｄ−ソルビトール６〜８重量％、水素化 二糖類５０〜５５重量％、三糖類ないし六糖類２０〜２５重量％および六糖類を 超える水素化多糖類１５〜２０重量からなる請求の範囲第３項記載のハードキャ ンディ組成物。
5. ５．前記少くとも１種のポリマーカ、水溶性でデキストロースが不規則に縮合し たポリマーから選ばれる請求の範囲第１項記載のハードキャンティ組成物。
6. ６．クエン酸、イソクエン酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、アジピン酸、 リンゴ酸及び酒石酸からなる群より選はれた少くとも一種の食用酸をさらに含有 する請求の範囲第１項記載のハードキャンディ組成物。
7. ７．前記少くとも一種の食用酸がクエン酸である請求の範囲第６項記載のハード キャンディ組成物。
8. ８．香味料、着色料および塩から選ばれた少くとも一種の添加物をさらに含有す る請求の範囲第１項記載のハードキャンディ組成物。
9. ９．熱量が１ダラム当たり２．６７カロリーを超えない請求の範囲第２項記載の ハードキャンディ組成物。
10. １０．前記少くとも一種のポリマーがポリデキストロースである請求の範囲第５ 項記載のハードキャンディ組成物。
11. １１．ａ）Ｄ−ソルビトール６〜８重量％、水素化ニ糖類５０〜５５重量％、水 素化した三ないし六糖類２０〜２５重量％および六糖類を超える重合度を有する 水素化多糖類１５〜２０重量からなる水素化デンプン水解沈殿物４５〜５５重量 ％と、ｂ）ポリデキストロース５５〜４５重量％からなるハードキャンディ組成 物。
12. １２．クエン酸、イソクエン酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、アジピン酸 および酒石酸からなる群より選ばはれた少くとも１種の食用酸をさらに含有する 請求の範囲第１１項記載のハードキャンディ組成物。
13. １３．前記少くとも一種の食用酸がクエン酸である請求の範囲第１２項記載のハ ードキャンディ組成物。
14. １４．香味料、着色料および塩から選ばれた少くとも一種の添加物をさらに含有 する請求の範囲第１１項記載のハードキャンディ組成物。
15. １５．香味料、着色料および塩から選ばれた少くとも一種の添加物をさらに含有 する請求の範囲第１３項記載のハードキャンディ組成物。
16. １６．熱量が１グラム当たり２．６７カロリーを超えない請求の範囲第１１項記 載のハードキャンディ組成物。