JP2001510343A - ラクチトールに基づいた液体透明混合物 - Google Patents

ラクチトールに基づいた液体透明混合物

Info

Publication number
JP2001510343A
JP2001510343A JP53417498A JP53417498A JP2001510343A JP 2001510343 A JP2001510343 A JP 2001510343A JP 53417498 A JP53417498 A JP 53417498A JP 53417498 A JP53417498 A JP 53417498A JP 2001510343 A JP2001510343 A JP 2001510343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
lactitol
mixture
hydrogenated
polyhydric alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP53417498A
Other languages
English (en)
Inventor
ブランケルス、イザク・ヘンドリック
エヴェルス、インゲ
プトケル、ヨハヌス・ヨセヒュス・マリア
テルロウ、バスチアアン
Original Assignee
プラク・ビオケム・ベー・フェー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by プラク・ビオケム・ベー・フェー filed Critical プラク・ビオケム・ベー・フェー
Publication of JP2001510343A publication Critical patent/JP2001510343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/34Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
    • A23G3/346Finished or semi-finished products in the form of powders, paste or liquids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21DTREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
    • A21D2/00Treatment of flour or dough by adding materials thereto before or during baking
    • A21D2/08Treatment of flour or dough by adding materials thereto before or during baking by adding organic substances
    • A21D2/14Organic oxygen compounds
    • A21D2/18Carbohydrates
    • A21D2/181Sugars or sugar alcohols
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G9/00Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor
    • A23G9/52Liquid products; Solid products in the form of powders, flakes or granules for making liquid products ; Finished or semi-finished solid products, frozen granules
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/30Artificial sweetening agents
    • A23L27/33Artificial sweetening agents containing sugars or derivatives
    • A23L27/34Sugar alcohols
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/30Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing carbohydrate syrups; containing sugars; containing sugar alcohols, e.g. xylitol; containing starch hydrolysates, e.g. dextrin
    • A23L29/37Sugar alcohols
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G2200/00COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF containing organic compounds, e.g. synthetic flavouring agents
    • A23G2200/06COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF containing organic compounds, e.g. synthetic flavouring agents containing beet sugar or cane sugar if specifically mentioned or containing other carbohydrates, e.g. starches, gums, alcohol sugar, polysaccharides, dextrin or containing high or low amount of carbohydrate

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Seasonings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 透明な液状混合物であって、(a)一方では、ラクチトールおよび、他方では、他の多価アルコールおよび/または水素添加されたポリデキストロースを含み、ラクチトール:他の多価アルコールおよび/または水素添加されたポリデキストロースの重量比が40:60〜80:20である、重量で60〜80%(重量%)、好適には65〜75重量%の溶解された固体、および(b)20〜40重量%、好適には25〜35重量%の水を含み、他の多価アルコールおよび/または水素添加されたポリデキストロースの少なくとも80重量%は、2またはそれ以上のデキストロース単位から構成される水素添加された炭化水素から成り、前記割合は他の多価アルコールの全重量に基づく。混合物は、固い甘味料、柔らかい糖菓、アイスクリーム製品、デザート製品および焼き物製品のような食品中の甘味料として使用するのに非常に適している。

Description

【発明の詳細な説明】 ラクチトールに基づいた液体透明混合物 本発明は、ラクチトールに基づいた、液状の透明な混合物であって、甘味料と して使用するのに非常に適しており、砂糖よりも明らかにカロリーが低い混合物 に関する。 このような混合物がWO 95/26644に開示され、1〜56重量%のラクチトール、30 〜95重量%のポリデキストロース、0〜10重量%の液体および4〜69重量%の水を 含み、ポリデキストロースは、ソルビトールおよびクエン酸の存在下でグルコー スの重縮合により得られるポリマーであって、可能ならば例1に従い、ラクチト ール:ポリデキストロースの割合が60:40であるところのシロップが説明されて いる。しかし、ポリデキストロースは、混合物および/またはこの混合物から調 製される生成物を茶色くする可能性がある残留砂糖をまだ含んでいるため、ポリ デキストロースの使用は不利である。 このような液状混合物はまた、John A.Van Velthuijsenにより、J.Agric.,Foo d Chem.のVol.27、No.4の680〜686ページに開示されており、ここでは、温度と 圧力を上昇させ、ラネーニッケル触媒の存在下でラクトース溶液に水素添加する ことによるラクチトール・シロップの調製が説明されている。この方法では、結 晶化後に、ラクチトール一水和物および64%の濃度を有するラクチトール・シロ ップが得られる。ソルビトールと混合した場合 は、70%の濃度を有するラクチトール・シロップが得られる。 しかし、上記で説明した方法で調製されたラクチトール・シロップは、不安定 であり、溶解されたラクチトールの結晶化を起こすことなく、かなりの長時間貯 蔵することができないことが分かっている。さらに、上記で説明した方法で調製 されたラクチトール・シロップは、ラクトースの水素添加の副産物の形態で、非 常に多くの不純物を含むことが分かっている。加えて、説明されたラクチトール /ソルビトール・シロップは、ソルビトールの吸湿性が高く、また甘味料の外側 で水の吸収が起こり、この結果、甘味料はべとべとし、ますます扱いにくくなっ てしまうため、例えば酸性のあめ玉のような固めた(hard-boiled)甘味料に混 合するには、不適当であることが分かっている。このような固めた甘味料は、従 って、長時間貯蔵しておくことができない。さらに、ソルビトールの感覚プロフ ィール(sensory profile)は最適ではない。例えば、ラクチトールおよびマル チトールの方が、より良い味がする。 従って、本発明の目的は、高いラクチトール含量を有し、ラクチトールの結晶 化を起こすことなく、かなり長時間貯蔵することができる、安定的なシロップを 提供することである。 比較的高いラクチトール濃度を有するシロップはま た、大量のラクチトールを液状形態で輸送することができるという経済的な観点 からも魅力的である。さらに、低い溶解された固体(ラクチトール)濃度を有す る溶液はまた、より急速に微生物減衰しやすい。従って、本発明の目的はまた、 微生物学的に安定なラクチトール含有シロップを提供することである。さらに、 本発明の目的は、特に固めた甘味料について、完全な感覚プロフィールを有し、 食料品の甘味料として使用するのに非常に好ましい、甘味および湿気の吸収に対 する抵抗に関して、食料品の品質および安定性が、長時間に渡って非常に良好で ある、ラクチトール含有シロップを提供することである。 上記の目的は、以下のものを含む、透明で液体状の混合物に関する本発明によ り達成される。 (a)一方では、ラクチトール、および、 他方では、その他の多価アルコールおよび/または水素添加されたポリデキス トロース、 を含み、 ラクチトール:その他の多価アルコールおよび/または水素添加されたポリデ キストロースの重量比が、40:60〜80:20である、 重量で60〜80%(重量%)、好適には65〜80重量%の溶解された固体、および (b)20〜40重量%、好適には25〜35重量%の水。 先の(上記の)他の多価アルコールおよび/または水素添加されたポリデキスト ロースの少なくとも80重量%が、2つまたはそれ以上のデキストロース単位から 構成される水素添加された炭水化物から成り、前記の比は他の多価アルコールの 全量に基づく。 ラクチトールは、二糖類ラクトースのグルコース部分の水素添加により得られ る糖アルコールまたは多価アルコールとして知られている。本発明に従った混合 物中での使用について、水和ラクチトールおよび無水ラクチトールの両方を使用 することができる。水和された形態のラクチトールに関して、非吸湿性結晶質ラ クチトール一水和物が特に好ましい。このラクチトール一水和物は、例えば商品 名LACTYの名で販売されている、非常に純粋な形態で商業的に入手することがで きる。しかし、ラクチトール二水和物またはラクチトール無水化物を使用するこ とができる。 本発明に従った混合物が液体であるため、ラクトースの水素添加後に得られる ラクチトール反応混合物からスタートすることが好適である。先の反応は、通常 、適当な水素添加触媒の存在下において、水性媒体中で行われる。ろ過、精製お よびできる限りの蒸発による濃化後に得られるラクチトール水溶液は、本発明に 従った混合物の調製のためのラクチトールの源として、非常に好ましい。しかし 、このような溶液を使用するための条件は、 ラクチトール溶液が十分に純粋であること、すなわち溶解された固体の含量の少 なくとも90重量%、好適には95重量%がラクチトールから成ることである。この ようなラクチトールを使用することの利点は、次に再溶解しなければならない結 晶化ラクチトール一水和物または結晶化ラクチトール二水和物を得るための結晶 化工程が必要ないということである。結晶化ラクチトール水和物を使用すること の利点は、高い純度である(通常、97重量%以上のラクチトール)。 ラクチトール形成成分(a)に加えて、他の多価アルコール全体の重量に基づ いて少なくとも80重量%、好適には85重量%の他の多価アルコールであり得る多 価アルコールは、2つまたはそれ以上のデキストロース単位から構成される水素 添加された炭化水素から成る。この結合において、水素添加されたデキストロー ス単位および水素添加されていないデキストロース単位の両方を、デキストロー ス単位として数える。このような水素添加された炭化水素は、従って、マルチト ール(水素添加されたマルトースであって、2デキストロース単位から成る)、 3〜6のデキストロース単位から構成されるオリゴ糖類および7またはそれ以上の デキストロース単位を含む多糖類を含む。それとは別に、この結合において使用 されているような“水素添加された”の語は特に、関連の炭水化物の末端(還元 し得る)デキストロース単位に関 連する。水素の添加は通常、この末端デキストロース単位において起こる。2ま たはそれ以上のデキストロース単位から構成される水素添加された炭化水素から 成っていない他の多価アルコールの、100重量%までのあらゆる残りの割合は主 に、ソルビトールまたはマンニトールのような、水素添加された単糖類により主 に形成される。 上記の他の多価アルコールが、他の多価アルコールの全重量に対して、少なく とも5重量%のマンニトールを含む場合、特に利点があることが分かっている。 マンニトールは、実際、魅力的な甘味性を有し、水素添加されたオリゴ糖類およ び多糖類よりも大きな甘味つけ力を有する。一方、マンニトールは、オリゴ糖類 および多糖類よりも吸湿性が大きい。2またはそれ以上のデキストロース単位か ら構成される水素添加された炭化水素の量内で、一方、マンニトールと、他方、 3またはそれ以上のデキストロース単位から構成される水素添加された炭化水素 (Dex3+)との間の重量比を、広い範囲内で変化させることができる。マンニト ール:Dex3+の重量比は、1:20〜15:1、好適には1:10〜12:1で、適当に変化 し得る。本発明に従った混合物の構成要素(a)のラクチトールに加えて、他の 多価アルコールとして使用され得る商業的に入手できる炭化水素混合物または多 価アルコール混合物の例は、HYSTARの商品名で販売されている、例えばHYSTAR 3 375およびHYSTAR 6075、並びに MALTIDEXの商品名で販売されている、MALTIDEX 080、MALTIDEX 085およびMALTID EX 100のようなものである。 上記の水素添加されたオリゴ糖類および多糖類または多価アルコールの代わり に、またはこれらに加えて、本発明に従った混合物はまた、水素添加された形態 のポリデキストロースを含むこともできる。水素添加されたポリデキストロース は、通常、水素添加に続く、デキストロースと、可能なコモノマーとしてのクエ ン酸および/またはソルビトールとの重合により得られ、商業的に入手すること ができる。水素添加されたポリデキストロースの、水素添加されていないポリデ キストロースを超える利点は、水素添加されたポリデキストロースは、混合物ま たは混合物から調製された製造物を茶色くし得る残存砂糖をもはや含まないこと である。 先述のように、ラクチトール(一方)と、他の多価アルコールおよび/または 水素添加されたポリデキストロース(他方)の間の重量比は、40:60〜80:20の 値を有するべきである。これらの範囲の間の重量比により、本発明に従った混合 物は、良好な安定性を有する。しかし、40:60〜80:20、好適には68:32〜76: 24の重量比が、混合物の最適な安定性を導くことが分かっている。 本発明に従った混合物は、既知の方法により製造することができる。このよう に、本発明に従った混合物は、 例えば一水和物である結晶化ラクチトール水和物を、ラクチトール:他の多価ア ルコールの重量比が40:60〜80:20の値で、溶解された固体の全量が60〜80重量 %で変化するような値の量で、他の多価アルコールおよび/または水素添加され たポリデキストロースおよび水と混合することにより製造される。有利に使用さ れ得る方法が、ろ過、精製および蒸発による可能な限りの濃化に続く、水性媒体 中のラクトースの水素添加から得られるラクチトール溶液から始まる。他の多価 アルコールは次に、先のラクチトール溶液に添加される。 本発明に従った混合物は、原則的に、相当長時間貯蔵しておくことができるよ うな、非常に安定的な、粘性があり、無色で液状の溶液またはシロップである。 本発明に従った混合物は特に、多くの食品、特に固めた甘味料(固い甘味料、酸 性のあめ玉、ロリーズ等)、柔らかい糖菓(中でもかんぞうおよびチューイング ガム)、アイスクリーム製品、デザート製品および焼き物製品(ビスケット、ケ ーキ、パイ等)の甘味料として、非常に適している。このような食品への混合の ため、固体形状の甘味料よりも、液体形状の甘味料が好ましい。低カロリー値を 有するため、ラクチトールは砂糖よりも甘味料として利点がある。 食品、特に固めた甘味料に混合する間、本発明に従った混合物は、通常、他の 成分と一緒に加熱され、その結 果、混合物に存在する水は蒸発し、ラクチトールおよび他の多価アルコールおよ び/または水素添加されたポリデキストロースが上記で特定した割合で後に残る 。様々な炭化水素成分間の選択された割合の利点は、最終生成物において、生成 物を白くどんより曇らせ、そのため魅力的でない外観にしてしまう炭化水素成分 の完全な結晶化が起こらないことである。一方、選択された割合は、わずかな結 晶または薄く透明な結晶の層のみの生成を引き起こし、このことが、湿気の吸収 に対する抵抗という意味において、最終生成物に魅力的な外観と良好な安定性と を与える。さらに、選択された割合は、コールドフローが起こらないという利点 を有する。すなわち非変形能が高く、炭化水素成分のフローが起こらない。 本発明はまた最終的に、本発明に従った混合物を混合した食品にも関する。 本発明は、次の例に基づいて、さらに説明される。例1 5重量%の水を含むラクチトール一水和物(商品名LACTY)が、混合物が、溶解 された固体含量が65〜70重量%を有し、ラクチトール:他の多価アルコール比が 70:30〜60:40の量にあるように、MALTIDEX 100(乾燥物質含量74.2重量%であ って、このうち72重量%がマルチトール、約25重量%が水素添加されたオリゴデ キストロースおよび水素添加されたポリデキストロースおよび 2.5重量%がソルビトール)および水と混合された。このように得られた混合物 は透明で、粘性がある液体であった。 様々な混合物に対する様々な構成要素の量は、表Iに特定している。 表I 混合物A−D 混合物A、B、CおよびDは、次に安定性を試験された。この目的のために、 結晶化作用を検査するように、混合物のサンプルは8週間4℃、20℃および50℃に 保たれた。 8週間後、全てのサンプルは、3つの全ての温度において、まだ透明なままで、 結晶がなかった。従って、このことから、本発明に従った液状混合物は、全ての 場合において非常に安定性がある、すなわち、4〜50℃の間で、ラクチトールお よび他の多価アルコールの結晶化が起こらないと結論づけることができる。混合 物の貯蔵は、通 常、先の温度範囲内で行われ、さらに、混合物を混合した最終生成物の貯蔵およ び使用は、先の温度範囲内で行われる。例2 5重量%の水を含むラクチトール一水和物(商品名LACTY)が、溶解された固体 の含量が70重量%を有し、一方のラクチトール:他の多価アルコール比が70:30 (混合物E)であり、もう一方のラクチトール:他の多価アルコール比が60:40 (混合物F)の量であるようにして2つの混合物が得られるように、HYSTAR 6075 (乾燥物質含量75重量%であって、このうち8重量%がマルチトール、約78重量 %が水素添加されたオリゴデキストロースおよび水素添加されたポリデキストロ ースおよび14重量%がソルビトール)および水と混合された。両方の混合物とも 、透明で粘性がある液体であった。 混合物EおよびFは、固い甘味料を製造するために処理された。この目的のた めに、それぞれの混合物は170℃に加熱され、次に120℃に冷却され、ガラス型に 導入された。こうして得られた混合物を、ガラス型において20℃、大気湿度60ま たは70%(それぞれ”60%RH、20℃“および”70%RH、20℃“)に保つことによ り、次に水の吸収(吸湿性)が測定された。サンプルの重量の増加が、14日間規 則的に測定された。相対湿気吸収(RMA)は、吸湿性の尺度として、湿気吸収の 重量%で表現されてい る。サンプルはまた、安定性があり透明な結晶層が形成されたかどうか、または どんよりした曇りを生じる、ラクチトールの完全な結晶化が起こり得たかどうか も、視覚的に評価された。コールドフローがあったかどうかも試験された。結果 は、表IIに示されている。 表II 相対湿気吸収(%)および外観 *) :遷移状態* :いくらかの小さい結晶** :薄い透明な結晶層*** :完全な結晶化 - :コールドフローが起こる 表より、両方の混合物が、固い甘味料においてコールドフローを示さず、さら に、望ましくない完全な結晶化を引き起こさないが、薄い透明な結晶層を甘味料 上に生成することが明らかである。さらに、表IIはり、本発明に従った混合物を 含む甘味料の相対湿気吸収が非常に低く、甘味料が良好な安定性を示し、このた め一定時間貯 蔵しても、甘味料がくっつかないことが明らかである。例3 5重量%の水を含むラクチトール一水和物(商品名LACTY)が、混合物が、溶解 された固体含量が70重量%を有し、ラクチトール:他の多価アルコール比が70: 30(混合物G)の量であるようにして得られるように、水素添加されたポリデキ ストロースおよび水と混合された。混合物は、透明で粘性がある液体であった。 混合物Gは、固い甘味料を製造するために、先述の例2と同様の方法で処理さ れた。RMAは、相対湿度60%、温度20℃(60%RH、20℃)においてと、相対湿度7 0%、温度30℃(70%RH、30℃)において、サンプルの重量の増加を11日間規則 的に測定することにより決定された。コールドフローがあったかどうかも試験さ れた。結果は、表IIIに示されている。例4 水素添加されたポリデキストロースの代わりに、ここでは、MALTIDEX 85(乾 燥物質含量69.5重量%であって、そのうち87重量%がマンニトール、約8.5重量 %が水素添加されたオリゴデキストロースおよびポリデキストロース、および4 重量%がソルビトール)を使用するという条件で、例3の手順が繰り返された。 得られた混合物(混合物H)はこのため、溶解された固体含量が70重量%であり 、70:30の重量比でラクチトールおよび他の 多価アルコールを含んでいた。混合物は、透明で粘性がある液体であった。 混合物Hは次に、固い甘味料を製造するために、例2で述べた方法で処理され た。RMAは、相対湿度60%、温度20℃(60%RH、20℃)においてと、相対湿度70 %、温度30℃(70%RH、30℃)において、サンプルの重量の増加を11日間規則的 に測定することにより決定された。コールドフローがあったかどうかも試験され た。結果は、表IIIに示されている。比較例1 水素添加されたポリデキストロースの代わりに、ここでは、ソルビトールを使 用するという条件で、例3の手順が繰り返された。得られた混合物(混合物K) はこのため、溶解された固体含量が70重量%であり、70:30の重量比でラクチト ールおよびソルビトールを含んでいた。 混合物Kは次に、固い甘味料を製造するために、例2で述べた方法で処理され た。RMAは、サンプルの重量の増加を11日間規則的に測定することにより決定 された。コールドフローがあったかどうかも試験された。結果は、表IIIに示さ れている。 表IIIより、本発明に従った混合物(GおよびH)は、固い甘味料において、 相対湿度60%、20℃の標準状態の下で、コールドフローを示さず、さらに、望ま しくない 完全な結晶化を引き起こさないが、大抵、薄い透明な結晶層を甘味料上に生成す ることが明らかである。本発明に従った混合物を含む甘味料の相対湿気吸収もま た比較的低く、甘味料が良好な安定性を示す。先述のように、このことは、一定 時間貯蔵しても、甘味料がくっつかないことを示す。いくらかのコールドフロー が起こるのは、相対大気湿度70%で温度が30℃のときのみである。 さらに、表IIIより、本発明に従わない混合物Kは、同じ条件の下で、2つの 混合物GおよびHよりも高い相対湿度を有するが(このため貯蔵の際にくっつい てしまう)、さらに、はるかにずっとコールドフローの度合いが高く示されてい る。コールドフローは、相対大気湿度60%で温度が20℃という緩やかな条件の下 でも既に起きている。このような甘味料の安定性は、多少望まれたままであり、 本発明に従った混合物に基づいた甘味料の安定性と比較して、どの場合でも低い 。*) :遷移状態* :いくらかの小さい結晶** :薄い透明な結晶層*** :完全な結晶化 - :わずかにコールドフローが起こる -- :コールドフローが起こる --- :コールドフローがかなり起こる
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 プトケル、ヨハヌス・ヨセヒュス・マリア オランダ国フォオルブルグ エヌ・エル― 2271 フェー・エー、シェリングラアン16 (72)発明者 テルロウ、バスチアアン オランダ国ショオンレヴールト エヌ・エ ル―4145 エヌ・エム、コルトゲレヒト62

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.透明な液状混合物であって、 (a)一方では、ラクチトール、および 他方では、他の多価アルコール、 を含み、 ラクチトール:他の多価アルコールの重量比が40:60〜80:20である、重量 で60〜80%(重量%)の溶解された固体、および (b)20〜40重量%の水、 を含み、 存在するならば、他の多価アルコールの少なくとも80重量%が、2またはそ れ以上のデキストロース単位から構成される水素添加された炭化水素から成り、 前記割合は他の多価アルコールの全重量に基づく、 ところの混合物。 2.請求項1に記載の混合物であって、 溶解された固体の量は65〜75重量%であり、水の量は25〜35重量%である、 ところの混合物。 3.請求項1または2に記載の混合物であって、 ラクチトール:他の多価アルコールの重量比は、60:40〜80:20である、 ところの混合物。 4.先の請求項のいずれかに記載の混合物であって、 他の多価アルコールの全重量に基づいて、少なくとも85重量%の多価アルコ ールは、2またはそれ以上のデキストロース単位から構成される水素添加された 炭化水素から成る、 ところの混合物。 5.先の請求項のいずれかに記載の混合物であって、 他の多価アルコールにおいて、マルチトール:3またはそれ以上のデキスト ロース単位から構成される水素添加された炭化水素の値は、1:20〜15:1である 、 ところの混合物。 6.請求項1から5のいずれかに記載の混合物を調製する方法であって、 他の多価アルコールの量がラクチトール:他の多価アルコールが40:60〜80 :20の値であって、溶解された固体の全量が60〜80重量%で変化するように、ろ 過、精製および可能な限りの蒸発による濃化に続いて、水性媒体中でのラクトー スの水素添加により得られるラクチトール溶液に添加される、 ところの方法。 7.請求項1から5のいずれかに記載の混合物の使用方法であって、 食品の甘味料としての使用方法。 8.請求項1に記載の混合物の使用方法であって、 固い甘味料、柔らかい糖菓、アイスクリーム製品、 デザート製品および焼き物製品における使用方法。 9.請求項1から5のいずれかに記載の混合物を混合した食品。
JP53417498A 1997-02-06 1998-02-05 ラクチトールに基づいた液体透明混合物 Pending JP2001510343A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL1005201A NL1005201C2 (nl) 1997-02-06 1997-02-06 Vloeibare, transparante samenstelling op basis van lactitol.
NL1005201 1997-02-06
PCT/NL1998/000072 WO1998034500A1 (en) 1997-02-06 1998-02-05 Liquid, transparent mixture based on lactitol

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001510343A true JP2001510343A (ja) 2001-07-31

Family

ID=19764364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53417498A Pending JP2001510343A (ja) 1997-02-06 1998-02-05 ラクチトールに基づいた液体透明混合物

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6444250B1 (ja)
EP (1) EP0967890B1 (ja)
JP (1) JP2001510343A (ja)
AT (1) ATE311117T1 (ja)
AU (1) AU5885398A (ja)
DE (1) DE69832596T2 (ja)
DK (1) DK0967890T3 (ja)
ES (1) ES2251070T3 (ja)
NL (1) NL1005201C2 (ja)
WO (1) WO1998034500A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7026008B2 (en) * 2001-09-13 2006-04-11 Spi Polyols Inc. Stable sugar-based hard candy having high index of whiteness
FI20021312A (fi) * 2002-07-03 2004-01-04 Danisco Sweeteners Oy Polyolikoostumusten kiteyttäminen, kiteinen polyolikoostumustuote ja sen käyttö
FI20022130A (fi) * 2002-12-03 2004-06-04 Danisco Sweeteners Oy Menetelmä syötävien päällystettyjen ytimien valmistamiseksi ja menetelmällä valmistetut ytimet
US10806743B1 (en) 2017-05-12 2020-10-20 Braintree Laboratories, Inc. Method of administering lactitol to reduce plasma concentration of lactitol
CN115671041B (zh) * 2022-08-24 2024-03-01 纽湃腾(北京)医药科技有限公司 一种浓缩型乳糖醇口服液及其制备方法与应用

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5144024A (en) * 1990-10-11 1992-09-01 Tammy Pepper Shelf stable liquid xylitol compositions
DE4411582C2 (de) * 1994-03-30 1996-11-14 Worlee Sweet E H Worlee & Co G Kristallsüße
DE4411595C1 (de) * 1994-03-30 1995-12-21 Worlee Sweet E H Worlee & Co G Nicht-auskristallisierender Sirup
US5527554A (en) * 1995-06-02 1996-06-18 Xyrofin Oy Bulk sweetener for frozen desserts

Also Published As

Publication number Publication date
US6444250B1 (en) 2002-09-03
DK0967890T3 (da) 2006-03-13
AU5885398A (en) 1998-08-26
EP0967890A1 (en) 2000-01-05
WO1998034500A1 (en) 1998-08-13
ES2251070T3 (es) 2006-04-16
EP0967890B1 (en) 2005-11-30
DE69832596T2 (de) 2006-07-27
NL1005201C2 (nl) 1998-08-07
ATE311117T1 (de) 2005-12-15
DE69832596D1 (de) 2006-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5629042A (en) Sugar-free hard boiled candy and process for its manufacture
JP3222538B2 (ja) 甘味料組成物
DE2829238A1 (de) Schaumsuesswaren
JP2007517527A (ja) マルチトール含有アイスクリーム及びアイスクリーム調合物
JP6305434B2 (ja) 非齲蝕原性ゼリー菓子
US3656973A (en) Non-nutritive functional sugar substitute
AU703326B2 (en) Sugar-free boiled sweet and process for its manufacture
CA2268826A1 (en) Sherbets and processes for the production thereof
KR100559644B1 (ko) 감미 조성물 및 이의 사용 방법
CA2022402A1 (en) Process for the preparation of a sweetener based on aspartame, which is in a dry form similar to that of a lump of sugar
JP2001510343A (ja) ラクチトールに基づいた液体透明混合物
RU2222960C2 (ru) Твердая карамель с улучшенной стабильностью при хранении
JP4077870B2 (ja) 硬質化した糖衣層及びその製造方法
AU770868B2 (en) Sugar-free, low-calorie base for hard-boiled confections
WO2021119273A1 (en) Low water activity marshmallow
JP3655965B2 (ja) 結晶ケストース含有キャンデー
JP2937904B2 (ja) 被膜ゼリー及びその製法
JPH01265852A (ja) 低カロリー・低う蝕性アイスクリーム
JP3350130B2 (ja) キャンデー用マルチトール組成物
KR100666608B1 (ko) 캔디제조용 말티톨 시럽 조성물 및 이를 이용한 무설탕캔디의 제조방법
Le Bot et al. Polyols from starch
KR102108426B1 (ko) 말토올리고당을 포함하는 하드 캔디
JPH0661228B2 (ja) 耐凍性ゼリー
WO2004084642A1 (en) A synergistic sugar-free syrup composition and a process for preparing the same
JPS5913173B2 (ja) ガゼインを基礎とするスナツク製品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080111

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080311

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080507

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080624