JPS6149884A - 被記録材 - Google Patents

被記録材

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JPS6149884A
JPS6149884A JP15765084A JP15765084A JPS6149884A JP S6149884 A JPS6149884 A JP S6149884A JP 15765084 A JP15765084 A JP 15765084A JP 15765084 A JP15765084 A JP 15765084A JP S6149884 A JPS6149884 A JP S6149884A
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layer
recording
resin
recording material
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Hiromi Shibazaki
柴崎 弘美
Kazuo Iwata
岩田 和夫
Mamoru Sakaki
坂木 守
Ryuichi Arai
竜一 新井
Shigeo Togano
戸叶 滋雄
Hidemasa Mori
英正 毛利
Michiaki Hida
道昭 飛田
Naonobu Eto
直伸 江藤
Hirosuke Okura
大蔵 宏祐
Shunzo Kono
河野 俊三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、インクジェット記録法に好適に用いられる被
記録材に関し、特にインク受容性と記録画像の鮮明性等
に優れ、■一つ該被記録材が透光性被記録材であるとき
は、インク受容性とともに透光性に優れた被記録材に関
する。
(従来の技術) インクジェット記録法は、種々のインク(記録液)吐出
方式、例えば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記録液
に機械的振動また変移を与える方式、記録液を加熱して
発泡させ、その圧力を利用する方式等により、インクの
小滴を発生さて飛翔させ、それらの一部若しくは全部を
紙などの被記録材に付着させて記録を行うものであるが
、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の行なえる
記録法として注目されている。
インクジェット記録用のインクとしては、安全性、記録
特性の面から、主に水を主成分とするものが使用され、
ノズルの目詰り防Iヒおよび吐出特性の向上のために多
価アルコール等が添加されている場合が多い。
このインクジェット記録法に使用される被記録材として
は、従来、通常の紙やインクジェット記録用紙と称され
る基材上に多孔質のインク吸収層を設けてなる被記録材
が使用yれてきた。しかし、記録の高速化あるいは多色
化等、インクジェット記録装置の性能の向にと普及に伴
ない。
被記録材に対してもより高度で広範な特性が要求されつ
つある。すなわち、高解像度、高品質の記録画像を得る
ためのインクジェット記録法の被記録材としては、 (1)インクの被記録材への定着が可及的速やかである
こと、 (2)インクドツトが重複した場合でも、後、で付着し
たインクが前にイイ着したドツト中に波れ出さないこと
、 (3)インク液滴が被記録材上である程度拡散するが、
インクドツトの径が必要以上に大きくならず、所望の大
きさになること、 (4)インクドツトの形状が真円に近く、またその円周
が滑めらかであること、 (5)インクドツトのOD(光学濃度)が高く。
ドツト周辺がぼけないこと、 等のノ、(末的諸要求を満足させる必要がある。
更に、多色インクジェット記録法によりカラー写真に匹
敵する程度の高解像度の記録画質を得るには、−1−記
要求性能に加え、 (6)インクの着色成分の発色性に優れたものであるこ
と、 (7)インクの色の数と同数の液滴が同一筒所に重ねて
付着することがあるので、インク定着性が特に優れてい
ること、 (8)表面に光沢があること、 (9)白色度の高いこと、 等の性能が加重して要求される。
また、インクジェット記録法による記録画像は、従来は
専ら表面画像観察用に使用されてきたが、インクジェッ
ト記録装置の性能の向上や普及に伴ない表面画像観察用
以外の用途に適した被記録材が要求されつつある。表面
画像観察用以外の被記録材の用途としては、スライドや
0HP(オーバーヘットプロジェクタ−)等の光学機器
により、記録画像をスクリーン等へ投影して、それらの
画像を観察するのに用いるもの、カラー印刷のポジ版を
作成する際の色分解版、液晶等のカラーディスプレイに
用いるCMF(カラーモザイクフィルター)等が挙げら
れる。
被記録材が表面画像観察用に使用される場合には、主に
記録画像の拡散光が観察されるのに対し、これらの用途
における被記録材においては主に記録画像の透過光が問
題となる。従って、透光性、特に直線透光率に優れたも
のであることが前述の一般的なインクジェット記録用の
被記録材の要求性能に加重されて要求される。
(発明が解決しようとしている問題点)しかしながら、
これら要求性能を全て満たした被記録材は未だ知られて
いないのが実状である。
また、従来の表面画像観察用の被記録材の多くは、表面
に多孔性のインク吸収層を設け、その多孔性空隙中に記
録液を吸収させ記録剤を定着させる方式を用いている。
一方、インク吸収層の表面が非多孔性の場合には、記録
実施後インク中の多価アルコール等の不揮発性成分が被
記録材表面に長時間残存し、インクの乾燥定着時間が長
いために、記録画像に接触すると衣服が汚れたり、記録
画像が損なわれたりするという欠点があった。
本発明の目的は、特にインク受容性および記録画像の鮮
明性に優れたインクジェット記録用の被記録材を提供す
ることにある。
本発明の更にもう一つの目的は、スライドやOHP等の
光学機器により記録画像をスクリーン等への投影により
観察に用いるもの、カラー印刷のポジ版を作成する際の
色分解版、あるいは液晶等のカラーディスプレイに用い
るCMF等の透過光観測用に用いることのできるインク
ジェット記録用の透光性被記録材を提供することにある
上記および他の本発明の目的は、以下の本発明のよって
達成される。
(発明の開示) すなわち、本発明は、インク保持層とインク透過層とを
有してなり、インク保持層の厚さがインク透過層の厚さ
よりも大であることを特徴とする被記録材である。
本発明の詳細な説明すると1本発明の被記録材は、その
インク保持層の上に、該インク保持層の厚さより薄い厚
さの特定の性状のインク透過層を設けることを主たる特
徴としており、主としてそれにより本発明の目的が達成
された。
本発明の被記録材は、一般に支持体としての基材、その
表面に設けたインク保持層および該イン    ゛り保
持層」二に設けたインク透過層からなるものであり、例
えば特に好ましい主たる態様として、(1)基材、イン
ク保持層およびインク透過層のいずれも透光性であり、
被記録材全体として透光性である態様、 (2)基材、インク保持層およびインク透過層の少なく
とも1層が不透明であり、被記録材全体として不透明で
ある態様等があげられる。
尚、上記いずれの場合においても、インク保持層に支持
体としてめ機能を併せ持たせてもよい。
以1−の如き2種の好ましい態様を代表例として、発明
を更に詳L <説明すると、本発明で支持体として用い
ることのできる基材としては、透明性、不透明性等従来
公知の基材はいずれも使用でき、透明性基材として好適
な例としては、例えばポリエステル系樹脂、ジアセテー
ト系樹脂、トリアセテート系樹脂、アクリル系樹脂、ポ
リカーボネート系樹脂、ポリnI化ビニル系樹脂、ポリ
イミド系樹脂、セロハン、セルロイド等のフィルムもし
くは板およびガラス板等があげられる。また不透明性基
材として好ましいものとしては、例えば一般の紙、布、
木材、金属板、合成紙等の外、上記の透明性基材を公知
の手段により不透明性化処理したものがあげられる。こ
のような基材はその厚さが約10〜200Bm程度のも
のであるのが好ましい。
本発明において、1−記基材1−に設けるインク保持層
は、主として水性のインキを受容できる親水性の材料か
ら形成されるものであって、このような材料として好ま
しいものは、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、でん7
弧ん、カチオンでんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソ
ーダ等の天然vA脂、ポリアミド、ポリアクリルアミド
、ポリビニルピロリドン、四級化ポリビニルピロリドン
、ポリエチレンイミン、ポリビニルビリシリウムハライ
ド、メラミン樹脂、ポリウレタン、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビ
ニルアルコール、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ
等の合成樹脂があげられ、これらの材料の1種以上が所
望により使用される。
更に、インク保持層の強度補強および/または基材との
密着性を改善するために、必要に応じて、SBRラテッ
クス、NBRラッテクス、ポリビニルホルマール、ポリ
メチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリア
クリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、フ
ェノール樹脂、アルキド樹脂等の樹脂を併用してもよい
このようなインク保持層を形成する方法としては、上記
の如きポリマーの単独あるいは混合物を、適当な溶剤に
溶解または分散させて塗工液を調製し、該塗工液を、例
えばロールコーティング法、ロッドバーコーティング法
、エアナイフコーティング法、スプレーコーティング法
等の公知の方法により前記基材上に塗工し、その後述や
かに乾燥させる方法が好ましく、また、上記の如き材料
から、熱展伸法、Tダイ法等の公知の方法により、単独
のインク保持層を形成して、インク保持層に、支持体と
しての機能を併せ持つようにして用いるか、あるいは、
該シートを上記基材にラミネートする方法、」−記ポリ
マー材料をホットメルトコーティングする方法等により
、基材1−にインク保持層を形成してもよい。
このようにして形成されるインク保持層の厚さは、イン
クを保持できる範囲であればよく、記録するインクの歇
にもよるが、O,lJLmあれば、特に限定されるもの
ではない、実用的には、0.5〜30I1.mが好適で
あるが、後述のインク透過層の厚さより厚いことが必須
である。
本発明で使用し、本発明を主として特徴づけるインク透
過層とは、上記の如くして形成されたインク保持層上に
設けられた天然または合成樹脂製の薄層であって、その
表面にインクの小滴がイ・1着したときに、該小滴が、
互いに隣接する他の小滴と過大に重複しない程度に接触
面積を速やかに(例えば数秒間内)拡大させ、1つイン
ク保持層への浸透、およびインク保持層によるインクの
受容を促進させる機能を有するものである。
本発明者は、4:述の如き機能をインク保持層に賦与す
べく鋭意研究したところ、全く予想外にも、前記インク
保持層−Lへ、インク保持層を構成するポリマーと同程
度または親水性の程度の劣るポリマーからなり、インク
保持層より薄い薄層を形成することにより、上記の機能
が容易に達成されることを知見したものである。このよ
うな機能が、例えば氷に対して全く、あるいは殆ど溶解
しないポリマーの薄膜によっても達成されたことは、誠
に驚くべきことであった。
上記の如き機能を有するインク透過層は、インク保持層
を形成17ているポリマー材料と同程度または相対的に
親水性の劣るポリマーにより、インク保持層より薄い層
、例えば約10g、m以下、好ましくは約0.1〜5p
、mの厚さの薄膜を形成することにより達成された。こ
のような薄層の形成に有用なポリマー材料としては、酢
酸ビニル、アクリル酸エステル、エチレン、塩化ビニル
、その他のビニルモノマーからなるホモポリマーあるい
はコポリマー、および上記の如きビニルモノマーと各種
親水性ビニルモノマーとからなるポリマー、更に、ビニ
ロン、ポリウレタン、セルロース誘導体、ポリエステル
、ポリアミド等のポリマー、および前述のインク保持層
形成用親水性ポリマーの単独、あるいは混合物からイン
ク保持層に対比してインク保持層と同程度または親水性
の劣るものとして選択するのが好適である。
また、選択するポリマーは、有機溶剤の溶液でもよいが
、水性媒体中のエマルジョン、有機溶剤あるいは水性媒
体中の微分散体としての形状で使用するのが好ましい。
有機溶剤溶液として使用する場合は、比較的!li薄な
溶液あるいは形成される層が1−記範囲内となる濃度で
使用するのが好ましい。
上記の如き材料を使用して、インク透過層を形成する方
法は、前記のインク保持層を形成するのと同様な方法が
採用できる。
以−Lの如き基本的構成を有する本発明の被記録材は、
そのインク透過層の厚さがインク保持層よりも薄く、ま
たその親木性が、インク保持層の親水性と同程度または
劣るにもかかわらず、本発明の被記録材は、この様なイ
ンク透過層の存在しない従来の被記録材に比して、イン
ク受容性およびインク定着性が顕著に向上しているのは
驚くべきことである。現在、その理論的根拠は不明であ
るが、本発明者の単なる想像によれば(本発明は、この
ような巾なる想像によって、何ら限定されるものではな
い)、1−記インク透過層は、必ずしも連続被膜ではな
く、水性インクが、インク保持層へ浸透できる極微な間
隙がインク透過層中に無数に存在しているとともに、そ
の表面がミクロ単位で不規則であり、その結果、付着し
たインク小滴が素甲−くその表面で拡散して、それらの
接触面積が拡大し、従ってインク保持層によるインク吸
収性および定着性が顕著に促進されているものと考えら
れる。また、本発明の被記録材はそのインク透過層が、
インク保持層に比較して同程度または親水性の低いポリ
マーからインク保持層よりも薄い層として形成されてい
るので、表面に4=j着したインクは、インク保持能力
の低いインク透過層に留まらず、速やかにインク透過層
を透過し、インク保持能力の大であるインク保持層に保
持、定着yれる。また、親水性の劣るポリマーを使用す
れば、例えば高温高湿の雰囲気においても、−日、受容
されたインクが表面に浸出して、機器、オペレーターあ
るいは周囲を汚染することがなく、また、高温高湿下で
表面がベタついたりすることもない。
以上が本発明の基本的構成であるが、本発明の被記録材
が透光性である態様では、基材として透光性の材料を使
用し、インク保持層およびインク透過層の形成に際して
は、それらの層も透光性を損なわない様にする必要があ
る。しかしながら、その透光性を損なわない程度に、例
えばシリカ、クレー、タルク、ケイソウ上、炭酸カルシ
ウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミニ
ウム、合成ゼオライト、アルミナ、酸化亜鉛、リトポン
、サチンホワイト等の充填剤をインク保持層中に分散さ
せることもできる。
本発明で言う充分な透光性とは、被記録材の直線透光率
が、少なくとも2%以−L呈することを言い、好ましく
は直線透光率が10%以−Lであることが望ましい。
直線透光率が2%以−1−であれば、例えばOHPによ
り記録画像をスクリーンへ投影して観察することが可能
であり、更に記録画像の細部が鮮明に観察されるために
は、直線透光率が10%以上であることが望ましい。
ここで言う直線透光率T(%)とは、サンプルに垂直に
入射し、サンプルを透過し、サンプルから少なくとも8
c+w以上はなれた入射光路の延長線トにある受光側ス
リットを通過し、検出器に受光される直線光の分光透過
率を、例えば323型日立自記分光光度、it’ (F
l立製作所製)等を使用して測定し、更に測定された分
光透過率より、色の三刺激値のY値を求め、次式より求
められる値である。
T=Y/Y、X 100     ’ (1)T ;直
線透光率 Y ;サンプルのY値 Yo ニブランクのY値 従って、本発明で言う直線透光率は、直線光に対するも
のであり、拡散透光率(サンプルの後方に積分球を設け
て拡散光をも含めて透光率を求める。)や、不透明度(
サンプルの裏に、白および黒の裏当てを当ててそれらの
比から求める。)等の拡散光により透光性を評価する方
法とは異なる。
光学技術を利用した機器などで問題となるのは直線光の
挙動であるから、それらの機器で使用しようとする被記
録材の透光性を評価する1−で、被記録材の直線透光率
を求めることは、特に重要である。
例えば、0)(Pで投影画像を観察する場合、記録部と
非記録部とのコントラストが高く、鮮明で見やすい画像
を得るためには、投影画像における非記録部が明るいこ
と、すなわち被−記録材の直線透光率がある一定以上の
水準にあることが要求される。OHPでのテストチャー
トによる試験では、上記目的に適した画像を得るために
は、被記録材の直線透過率が2%以−し、より鮮明な画
像を得るためには、好ましくは、10%以1−であるこ
とが必要とされ、更に好適には、50%以上であること
が望ましい。従って、この目的に適した被記録材は、そ
の直線透過率が2%以−1−であることが必要である。
□ また、本発明の被記録材が不透明である態様では、基材
、インク保持層、およびインク透過層のうち少なくとも
一層を不透明性材料を使用すればよい。
この様な態様において使用する各層の形成方法は、L記
の透明性の態様におけると同様である。
この不透明のR(様においては、インク保持層およびイ
ンク透過層の形成に際し、成膜性を損なわない程度に、
多量の前記充填剤を使用し、更に優れたインク受容性お
よび定着性を向」ニさせることができる。
以上、本発明の被記録材の代表的な態様を例示して本発
明を説明したが、勿論本発明の被記録材はこれらの態様
に限定されるものではない。なお、いずれの態様の場合
においても、インク保持層には、分散剤、蛍光染料、p
H調節剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の公
知の各種添加剤を包含させることができる。
なお、本発明の被記録材は必ずしも無色である必要はな
く1着色された被記録材であってもよい。
以上の如き本発明の被記録材は、前述の説明の通り、ま
た後述の実施例において実証する通り、インクの受容お
よび定着が顕著に改善されており、例えば、モノカラー
の場合は勿論、フルカラーの記録に際して、異色の記録
液が短時間内に同一箇所に重複して41着した場合にも
記録液の流れ出しやしみ出し現象がなく、高解像度の鮮
明で優れた発色性のある画像が得られる。また、スライ
ドやOHP等の光学機器により記録画像をスクリーン等
への投影により観察に用いる場合にも、付着したインク
小滴が、従来の被記録材の場合と比較し、隣接する他の
領域と過度に重なり合わない程度に拡大されて定着して
いるので、透過光がより一層均−になり、すぐれた均一
濃度の投影画像を与えるものである。更に、カラー印刷
のポジ版を作成する際の色分解版、あるいは液晶等のカ
ラ−ディスプレイに用いるCMF等、従来の表(2)画
像観察用以外の用途に好適に適用することができる。
以下、実施例に従って本発明の方法を更に詳細に説明す
る。なお、文中、部とあるのは重昨基準である。
実施例1 透光性基材として厚さ1OOpL層のポリエチレンテレ
フタレートフィルム(東し製)を使用し、このフィルム
1−に下記の組成の塗工液Aを、乾燥後の膜厚がlOp
Lmとなるようにバーコーター法により塗工し、60℃
で20分間の条件で乾燥し、インク保持層を形成した。
次いで、下記塗工液Bをインク保持層1−に、乾燥膜厚
がIJi、mとなるように塗tri l、、60℃で1
5分間乾燥させて、インク透過層を形成し、本発明の透
光性被記録材を得た。
塗上液A組成; 水溶性アクリル樹脂(コーガム )(W−7、昭和高分子製)      20部ポリビ
ニルアルコール (PVA−420、クラレ製)     5部水   
                        7
5部塗工液B組成; 親水性ウレタン樹脂(トリコートG、 タイホー工業製)         10部アセトン、
            90部このようにして得られ
た本発明の被記録材は、無色透明なものであった。
実施例2 基材としてアート紙を用いたことを除き、実施例1と同
様な方法により本発明の被記録材を得た。
実施例3 厚さ10011.11のポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(音大製)を使用し、このフィルム−Lに下記の
組成の塗工液Aを、乾燥後の膜厚が1100p−となる
ようにバーコーター法により塗工し、80℃で1時間の
条件で乾燥し、インク保持層を形成した。次いで、下記
塗工液Bをインク保持層トに、乾燥膜厚が37部mとな
るキうに塗布し、80°Cで20分間乾燥させて、イン
ク透過層を形成し、更に、ポリエチレンテレフタレート
フィルムからインク保持層とインク透過層を併せて剥離
し′て、本発明の透光性被記録材を得た。
塗工液A組成; ポリビニルアルコール (PVA−220、’)ラレ製)     5部ポリビ
ニルピロリドン (PVP  K−90、GAF製)    5部水  
                         
90部塗工液BMI成: カルボキシメチルセルロース (セロゲンBS、第−工業製薬製)   2部水   
                        9
8部実施例4 基材として実施例1で用いたと同じものを使用し、この
基材にに下記の組成の塗工液Aを、乾燥後の膜厚が8p
LIlとなるようにバーコーター法により塗工し、50
°Cで20分間の条件で乾燥し、インク保持層を形成し
た。次いで、下記塗工液Bをインク保持層上に、乾燥膜
厚が21部mとなるように塗布し、70℃で10分間乾
燥させてインク透過層を形成し、本発明の不透光性被記
録材を得た。  、 塗工液A組成; ヒドロキシエチルセルロース (HECAH−15、フジ ケミカル製)            5部水    
                      95部
塗塗工B組r&ニ アクリル樹脂(ダイカラツク S−1235、大同化成工業製)、   5部エタノー
ル            95部比較例1〜2 インク透過層を形成しなかったことを除き、実施例1お
よび3と同様にして、比較用被記録材を作成した。
比較例3 実施例1において、インク保持層の厚さをlILm、イ
ンク透過層の厚さをlOjLmとしたことを除き、実施
例1と同様にして、比較用被記録材を作成した。
比較例4 実施例4において、インク保持層の厚さを2川m、イン
ク透過層の厚さを15JLmとしたことを除き、実施例
4と同様にして、比較用被記録材を作成した。
上記の実施例および比較例の被記録材に対して、下記の
4種のインクを用いて、ピエゾ振動子によってインクを
吐出させるオンデマンド型インクジェッI・記録ヘッド
(吐出オリフィス径65p、m、ピエゾ振動子駆動電圧
70V、周波数3KHz)を有する記録装置を使用して
インクジェット記録を実施した。
イエローインク(組成) C,1,ダイレクトイエロー86  2部N−メチル−
2−ピロリドン  10部ジエチレングリコール   
  20部ポリエチレングリコール#200 15部水
                       55
部マゼンタインク(組成) C,1,アシッドレッド35     2部N−メチル
−2−ピロリドン  1o部ジエチレングリコール  
   20部ポリエチレングリコール#200 15部
水                      55
部シアンインク(組成) C,1,ダイレクトブルー86   2部N−メチル−
2−ピロリドン  10部ジエチレングリコール   
  20部ポリエチレングリコール#200 15部水
                       55
部ブラックインク(組成) C,1,フードブラック2      2部N−メチル
−2−ピロリドン  10部ジエチレングリコール  
   20部ポリエチレングリコール#20o 15部
水                       5
5部上記実施例および比較例の被記録材の評価結果を第
1表に示した。第1表における各評価項目の測定は下記
の方法に従った。
(1)インク定着時間は、記録実施後被記録材を室温下
に放置し、記録画像に指触したときに、インクが乾燥し
て指に4=I着しなくなる時間を測定した。
(2)ドツト濃度は、JISK7505を印字マイクロ
ドツトに応用してサクラマイクロデンシドメーターPD
M−5(小西六写真工業製)を用いて黒ドツトにつき測
定した。
(3)OHI’適性は、光学機器の代表例として測定し
たもので、記録画像をOHPによりスクリーンに投影し
、目視により観察して判定したもので、非記録部が明る
く、記録画像のoD(オプチカルデンシティ)が高く、
コントラストの高い鮮明で見やすい投影画像の得られる
ものをO1非記録部がやや暗く、記録画像のODがやや
低く、ピッチ巾0.5+am、太さ0.25mmの線が
明瞭に判別できないものをΔ、非記録部がかなり暗く、
記録画像のODがかなり低く、ピッチ111■、太さ0
.3m層の線が明瞭に判別できないものあるいは非記録
部と記録画像の見分けがつかないものを×とした。
(4)直線透光率は、323型[1立自記分光光度計(
日立製作所製)を使用し、ナンブルから受光側のマドま
での距離を約9c+sに保ち、分光透過率を測定し、前
記(1)式により求めた。
(y人下朶白) −タ%  ]−g酎■ 耐0℃ 65XRH15秒    15秒   45秒
    15秒20℃ 85XR1115秒    1
5秒    45秒    30秒直重」」1y巳亨 
  78%         80%   81%下−
4」二1L度    0.9    1.2    1
.0    1.Oq二川用−jL性    ○   
       ○    020°C65zRII1分
  1分  3分  30分以上20℃ 85XRH記
録不能  記録不能   15分    30分直−線
−透−X工率     80%    78%    
72%    78%下二2−上−濃一度     1
.0     +、0    0.8    1.00
HP適性   oo、o。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インク保持層とインク透過層とを有してなり、インク保
    持層の厚さがインク透過層の厚さよりも大であることを
    特徴とする被記録材。
JP15765084A 1984-06-29 1984-07-30 被記録材 Pending JPS6149884A (ja)

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GB8516228A GB2162442B (en) 1984-06-29 1985-06-27 Ink jet recording medium
FR8509988A FR2566706B1 (fr) 1984-06-29 1985-06-28 Support et procede d'enregistrement
DE19853523269 DE3523269A1 (de) 1984-06-29 1985-06-28 Aufzeichnungsmaterial und aufzeichnungsverfahren
SG102590A SG102590G (en) 1984-06-29 1990-12-26 Recording medium
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06316146A (ja) * 1990-03-02 1994-11-15 Xerox Corp 透明体

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