JPS6146483Y2 - - Google Patents

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JPS6146483Y2
JPS6146483Y2 JP2753281U JP2753281U JPS6146483Y2 JP S6146483 Y2 JPS6146483 Y2 JP S6146483Y2 JP 2753281 U JP2753281 U JP 2753281U JP 2753281 U JP2753281 U JP 2753281U JP S6146483 Y2 JPS6146483 Y2 JP S6146483Y2
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JP
Japan
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optical fiber
ridge
fiber cable
protrusions
substrate
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JP2753281U
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JPS57142707U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、損失が少なく、作業性,保守性に優
れ、かつ、十分な引抜強度を有する光フアイバケ
ーブルのクランプ装置に関する。
近年、光フアイバの研究開発の進展に伴い光通
信も実用化が進みつつある。しかし、光フアイバ
を長距離の伝送路として用いる場合、限られた長
さの光フアイバしか製造できない現在の技術で
は、複数本の光フアイバを継ぎ足していく方法が
採用される。この光フアイバの接続手段として
は、接続後でも任意に分離することが可能なクラ
ンプによる方法と、接続後では分離することがで
きない永久接続による方法との二つに分類でき
る。
後者の方法は、光フアイバケーブルの固定を主
として接着剤によつて行なう。従つて、接着剤の
硬化によつて十分な強度が得られるまで早くても
10分〜1時間,遅ければ一日位を必要としてい
た。このため作業上の難点があり、又、一度固定
すると取り外しができないという欠点があつた。
一方、光フアイバケーブルを機械的に固定する
クランプ装置も提案されているが、平板状の金具
で挾み込むタイプのものは板と光フアイバケーブ
ルとの摩擦によつて固定する原理のため十分な耐
引抜力が得られない。更に両端部を締結する構造
であることから、板のたわみによつて中央部の固
定が不十分になるという欠点があつた。また、く
さび形とした畝状突出部を有する板で挾み込むタ
イプのものは、突出部が光フアイバケーブルに加
える側圧により光フアイバのいわゆるマイクロベ
ンデイングを発生させ、これに起因する光フアイ
バの伝送損失増加が生じるという欠点があつた。
本考案は、かかる欠点を解消し、増加損失が少
なく、十分な引抜強度を確保できる光フアイバケ
ーブルのクランプ装置を提供するもので、その構
成は光フアイバケーブルを挾持固定する基板の内
側対向面に複数列の畝状突出部を設けると共に該
畝状突出部を光フアイバケーブルの長手方向と略
直角にかつ対向面の畝状突出部の稜線が互いに対
向しないように形成したことを特徴とする。
次に本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
本考案に係る光フアイバケーブルのクランプ装
置は、単に畝状突出部を複数列有する2枚の板で
光フアイバケーブルを挾んで固定するというので
はなく、双方の基板に設けた畝状突出部の稜線を
互いに対向させないようにずらして形成されるこ
とを特徴とする。その一実施例を第1図に示す。
第1図において本考案に係るクランプ装置は、第
1基板4と第2基板5から形成される。第1基板
4は直方体の形状を有し、その上部に光フアイバ
ケーブル1を嵌入する凹部8が設けられ、該凹部
8の中央は光フアイバ素線2を支持するため高く
なつており、V溝7が設けられている。前記光フ
アイバケーブル1を嵌入する凹部8には光フアイ
バケーブル抜け止め用の畝状突出部4aが設けら
れる。該畝状突出部4aは、本実施例においては
直角三角形のくさび形断面形状を有し、固定時の
光フアイバケーブル1の長手方向と略直角に複数
列設けられる。次に光フアイバケーブル1を上か
ら挾んで固定するための第2基板5が設けられ
る。該第2基板5は長方形の板状で、下面に畝状
突出部5aが設けられる。該畝状突出部5aは前
記第1基板4の畝状突出部4aと同様であり、本
実施例においては直角三角形の断面形状を有す
る。そして前記畝状突出部4aと同方向に複数列
設けられる。そして重要なことは、第1基板4と
第2基板5は固定時に夫々の畝状突出部4a,5
aの稜線4b,5bが互いに対向しないように形
成されることである〔第2図a参照〕。又、この
とき稜線4bと5bの稜間ギヤツプGは、光フア
イバケーブル1の外径Dよりも僅かに小さくなる
ように形成される〔第2図a参照〕。ギヤツプG
の大きさは、光フアイバケーブルの外径その他の
条件により決めればよい。又、前記畝状突出部の
断面形状は、本実施例に示した直角三角形の他に
第4図イ〜ニに示すうな形状のものが考えられ
る。
このように形成されたクランプ装置を使用する
場合は、まず、光フアイバケーブル1を第1の基
板4と第2の基板5の間に挿入した後固定用ネジ
6を締め付ける。すると、先に述べたように、G
>Dの関係から畝状突出部4a,5aの先端が
夫々光フアイバケーブル1のジヤケツト3の外周
に食い込み、光フアイバケーブル1を固定する。
このため光フアイバケーブル1に引抜力が加わつ
ても光フアイバ素線2に影響することを防止でき
る。更に、畝状突出部の稜線4b,5bが夫々対
向していないので、畝状突出部4a,5aによる
力が加わつても光フアイバケーブル1は夫々反対
側の畝状突出部の間(5aと5aの間,4aと4
aの間)へ逃げることができる。したがつて、側
圧を受けることがなく、マイクロベンデイング損
失を少なくすることができる。
次に本考案に係る光フアイバケーブルのクラン
プ装置の優れた効果を実験結果に基づいて詳細に
説明する。実験に用いたクランプ装置の断面図を
第2図に示す。aは本考案に係るクランプ装置、
b,cは本考案の効果を明らかにするための比較
装置でありbは畝状突出部の稜線が互いに対向し
ているクランプ装置、cは基板の一方が平面であ
るクランプ装置である。図中Gは畝状突出部の稜
間のギヤツプを示し、Dは光フアイバケーブルの
外径を示す。光フアイバケーブルは光フアイバ
(石英),緩衝層(シリコン樹脂)、二次被覆(ナ
イロン)の3層構造のもので12心光フアイバケー
ブルを用いた。実験結果による「ケーブルクラン
プの稜間のギヤツプ」に対する「増加損失」の関
係を第3図に示す。図中a,b,cのグラフは第
2図のクランプ装置a,b,cに対応する。又、
各値は平均を示し上下の矢印は最大値,最小値を
示す。いずれの場合も稜間ギヤツプGが小さくな
るとマイクロベンデイング損失が増加するが、G
=0.5以上では本考案に係るクランプ装置の損失
が常にb,cよりも小さく良好な結果となつてい
る。特にG=0.7以上においては0.1dB以下の損失
しかなく、実用に供することが十分可能な結果が
得られている。
また、本考案のクランプ装置で固定した光フア
イバケーブルの心線1本当りの引抜力をプツシユ
プルゲージで測定した結果引抜力は2Kg/心〜3
Kg/心の間であり、十分な引抜強度を有してい
る。
これまでの説明は光フアイバ心線を結合したリ
ボン状ケーブルについて述べてきたが、単心光フ
アイバケーブルあるいはリボン状ケーブルの外部
にさらにケーブル外被をかぶせた構造のケーブル
にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクランプ装置の一部分を
示す説明図、第2図は実験例を示しaは本考案に
係るクランプ装置の断面図、bは畝状突出部の稜
線が互いに対向するクランプ装置の断面図、cは
基板の一方が平板の場合のクランプ装置の断面
図、第3図は第2図の各クランプ装置の実験結果
を示すグラフでa〜cは第2図におけるa〜cに
対応する。第4図のイ〜ニは本考案に係る畝状突
出部断面図の実施例を示す。 図面中、1はリボン状光フアイバケーブル、2
は光フアイバ素線、3は光フアイバケーブルのジ
ヤケツト、4は第1基板、4a,5aは畝状突出
部、4b,5bは稜線、5は第2基板、6は固定
用ねじである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光フアイバケーブルを挾持固定する基板の内側
    対向面に複数列の畝状突出部を設けると共に該畝
    状突出部を光フアイバケーブルの長手方向と略直
    角にかつ対向面の畝状突出部の稜線が互いに対向
    しないように形成したことを特徴とする光フアイ
    バケーブルのクランプ装置。
JP2753281U 1981-02-28 1981-02-28 Expired JPS6146483Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2753281U JPS6146483Y2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28

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JP2753281U JPS6146483Y2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS57142707U JPS57142707U (ja) 1982-09-07
JPS6146483Y2 true JPS6146483Y2 (ja) 1986-12-27

Family

ID=29825231

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JP2753281U Expired JPS6146483Y2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28

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JP2017051860A (ja) * 2016-12-26 2017-03-16 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643763Y2 (ja) * 1989-02-03 1994-11-14 住友電気工業株式会社 光ファイバの固定具
JP5067971B2 (ja) * 2008-12-22 2012-11-07 日本航空電子工業株式会社 光コネクタ

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JPS57142707U (ja) 1982-09-07

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