JPS6146366Y2 - - Google Patents

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JPS6146366Y2
JPS6146366Y2 JP1981064438U JP6443881U JPS6146366Y2 JP S6146366 Y2 JPS6146366 Y2 JP S6146366Y2 JP 1981064438 U JP1981064438 U JP 1981064438U JP 6443881 U JP6443881 U JP 6443881U JP S6146366 Y2 JPS6146366 Y2 JP S6146366Y2
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JP1981064438U
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JPS57177036U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

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  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は太陽熱集熱器に関し、殊に太陽熱線透
過板の取付け構造に関する。
従来から使用されるこの種の構造には例えば実
開昭55−87463号公報に示す如く透過板1′の外縁
部の上下に水密性タイト材2′及び3′をサンドイ
ツチ状に配設し、上部のタイト材の3′の上方か
ら透過板押え材4′で被覆し、ビス5′等を用いて
集熱器枠体6′に取付けて透過板1′の雨仕舞をす
るものがあつた(第1図)。
一般に集熱器は条件の悪い設置場所、即ち建物
の高所上に傾斜状又は垂直状に配設される。又強
風を受けた場合に脈動的な風(風圧が高くなつた
り低くなつたりする)が雨水を混えて吹付けるこ
とがあるので水密的に極めて悪条件にさらされて
いるものである。
集熱器外部の圧力をa1、押え材4′と枠体6′間
の空間部の内圧をa2、集熱器内部の内圧をa3とす
ると、風の脈動によつて外圧a1が一時的に高くな
り、外圧a1と枠体内圧a2との圧力差によつて(風
が雨水を伴つている時)、上部タイト材3′が成形
ゴム等よりなる場合は水密性が完全ではないため
押え材4′と枠体6′間の空間部に雨水が侵入す
る。この雨水は該空間部が密閉状であるために容
易に排水されない。またビス等の取付部から雨水
が侵入して上記と同様の問題を生ずる。
これを改良して上部タイト材3′と透過板1′と
の間から侵入した雨水を排水するために、実公昭
53−28130号公報に開示の太陽熱集熱器の排水装
置(第2図)では透過板押え材4′と枠体6′とで
形成される空間部に排水樋7′と外部への排水管
8′とを形成することが公知である。このような
排水管8′の開口面積は一般に外気導入のために
は充分に大きなものでなく又上述したように雨水
を混えた風に脈動がある時には、風向きに向つて
いるため排水管8′の開口が一時的に雨水で塞が
れる。この場合空間部の内圧a2は外圧a1より低い
ので排水管8′からの排水が断絶し従つて空間部
内に漏水が滞留する欠点があつた。
又上記空間部の内圧a2は集熱器内部の内圧a3
りも若干大きいので空間部に侵入した上記の雨水
は圧力差によつてさらに集熱器内部に侵入する。
このように集熱器は雨水侵入に対して条件が悪
く、集熱器内部に僅かでも漏水があると集熱器内
外の温度差によつて結露を生じて透過板1′に曇
りができる。透過板に曇りができると、太陽熱線
の透過性が悪くなつて集熱効率が低下するばかり
でなく、熱媒体として水を使用する集熱器の場合
には曇り発生がタイト材2′,3′の欠陥によるも
のか或は媒体水の漏洩によるものかの判断がつか
ない。そのため集熱器全体を不良品として取替え
る必要がある等の不都合があつた。
上記の欠点は主として上記タイト材3′に基因
するものとして、この部分にシリコン系、ポリサ
ルフアイド系等の不定形シール材を使用し、外圧
a1と内圧a2間に圧力差を生じても上部シール材か
らの雨水侵入を防止することが考えられている。
しかしながら上述したように集熱器は常時風雨、
日光(特に紫外線及び赤外線)にさらされている
ので不定形シール材が経時変化して劣化し亀裂を
生じ遂には剥離を起す。又不定形シール材の施工
は熟練を要する等の欠点がある。
本考案は、上部タイト材を介しての雨水の侵入
は主として該タイト材の内外の圧力差に起因する
ことに着目し、防水をタイト材のみに依存するこ
となく従来から知られている等圧原理をたくみに
応用して、普通の塩化ビニル樹脂クロロブレンゴ
ム等の成形されたタイト材を使用し乍ら太陽熱集
熱器における水密性の優れた太陽熱線透過板の取
付け構造を提供するものである。
上記の等圧原理とは、雨仕切りの一部に外気を
導入する開口部を設けて積極的に外気を導入する
ことにより、雨仕切りの裏にある空間部を外気圧
に等しくし、風圧による圧力差による漏水をなく
し、何んらかの原因により空間部に侵入する雨水
も外部との圧力差がない為重力によりただちに排
水され、これにより気圧の差による室内への漏水
を防ぐものである。
一方集熱器はその設置場所を考慮する必要があ
る。即ち高層ビル等の高所(例えば35m以上)に
設置する場合は上述したように強風を受けるの
で、空間部内の圧力が急速に外圧と等しくなるよ
うな等圧原理を応用した高水密性能の集熱器を必
要とする。
本考案は、このように強風を受けた場合でも等
圧原理を充分に活用できる高水密性能の集熱器を
経済的に提供するものである。即ち本考案の目的
は、雨仕切りの背後に直接強風を受けない大型の
外気導入開口を設け、またそれらの構造を組付け
た手間のかからずかつ雨水侵入の怖れのない係合
構造で解決することである。以下実施例について
本考案を説明する。
第3図は集熱器1を傾斜状に配設した場合であ
る。集熱器1の枠体2は留め接合されている。留
め接合とは隅角部の接合方式の一種で、角稜と上
端・下端面以外には継ぎ目を表わさぬ方法で角稜
に至る上面の継目は隅角のほぼ2等分線となる。
従つて角形集熱器を用いた本案の場合45゜に接合
される。尚3は後に述べる外気連通隙間を設ける
場所を示す。
第4図及び第5図は高所に傾斜状に配設した高
水密性能型集熱器1を示す。そのうち第4図は中
間部の断面を又第5図は隅角部の断面を示す。図
において枠体2の上部の突条に下部タイト材4を
装着し、その上に透過板5を載置する。この場合
下部タイト材4を枠2の最上位に配設する。透過
板5を上部水密性タイト材6を介した透過板押え
材7で枠体2に取付ける。枠体2に押え材7を取
付けるには、下部タイト材4よりも下位の枠体2
上に形成した係合部8A,8Bとピース状ブロツ
ク12A及び12Bの係合部9A,9Bとを夫々
係合し、このブロツク12A,12Bに押え材7
を係合する。又枠体2、透過板5及び押え材7と
によつて空間部10を形成すると共に押え材7に
は該空間部10に侵入した雨水を外気側に排水す
る為切欠き隙間11を設ける。この押え材7の切
欠き隙間11は下方に向つて開口すると共に開口
面積を大にして性能向上を計り、さらに外方に鉛
直状の水切り部13を形成して雨水の侵入を防止
する。14は枠体2の隅角部の防水のために押え
材7とブロツク12B間に挿入した水密シートで
ある。
本考案で下部タイト材4を枠体2の最上位の位
置に設けたのは、萬一空間部10内に侵入した雨
水があつた場合に該雨水が毛管現象によつて集熱
器1の内部に伝わり難くしたためである。
第6図は枠体の留め接合部におけるブロツク1
2B及び水密シート14を示す図で、ブロツクと
水密シートは夫々平面形をL形に形成されてい
る。
本考案は上記のように構成して、枠体の上面に
複数のピース状ブロツクを相互に適宜の間隔をあ
けて係合し、このピース状のブロツクの係合部と
枠体外側面の係合部間に亘つて押え材を係合して
透過板を取付け、上記の係合が掛外し自在である
ので、使用条件に対応して一つの枠体を基にしな
がらピース状ブロツク、押え材を取換えることに
より種々の仕様の空間部及び隙間を構成すること
ができる。また、ピース状ブロツクが押え材の垂
直辺部と支持部の中間に設けられるので、内部に
幅広い空間を形成しても押え材を安定して取付け
ることができる。尚、空間部内に設けたピース状
ブロツクが互に適宜の間隔をあけているので、空
間部内の空気及び排水の流通に支障を来たすこと
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の取付構造を示す断面
図、第3図は本考案の集熱器の全体を示す概略斜
視図、第4図及び第5図は第2図のA−A線につ
いて示した本考案の実施例の断面図で、そのうち
第4図は中間部を又第5図は隅角部を示し、第6
図は上面図である。 1……太陽熱集熱器、2……枠体、4……支持
部(下部タイト材)、5……太陽熱透過板、7…
…透過板押え材、8A,8B……係合部、10…
…空間部、11……隙間、13……水切り部、1
2A,12B……ピース状ブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 太陽熱集熱器1を構成する枠体2の最上位に配
    設された支持部4上に太陽熱線透過板5を担持
    し、断面L形の透過板押え材7によつて上記透過
    板5を上記支持部4上に圧着し、上記枠体2、透
    過板5及び押え材7間に集熱器1の四周を巡る連
    通空間部10を形成すると共に上記押え材7の垂
    直辺部からなる水切り部13を枠体2の外側壁よ
    りも外方に配設して水切り部13と該外側壁間に
    上記空間部10の下方に位置する水平方向の隙間
    11を形成した構造において、上記支持部4より
    も低位の枠体2の上面に適宜の間隔をあけてピー
    ス状ブロツク12A,12Bを係合し、上記押え
    材7が該ピース状ブロツク12A,12Bと上記
    枠体2の外側壁面に亘つて掛外し自在に係合され
    ていることを特徴とする太陽熱集熱器における透
    過板の取付け構造。
JP1981064438U 1981-05-06 1981-05-06 Expired JPS6146366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981064438U JPS6146366Y2 (ja) 1981-05-06 1981-05-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981064438U JPS6146366Y2 (ja) 1981-05-06 1981-05-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177036U JPS57177036U (ja) 1982-11-09
JPS6146366Y2 true JPS6146366Y2 (ja) 1986-12-26

Family

ID=29860507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981064438U Expired JPS6146366Y2 (ja) 1981-05-06 1981-05-06

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JP (1) JPS6146366Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647485Y2 (ja) * 1977-09-08 1981-11-06

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Publication number Publication date
JPS57177036U (ja) 1982-11-09

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