JP3308366B2 - 太陽エネルギー変換パネルの継目の防水構造 - Google Patents
太陽エネルギー変換パネルの継目の防水構造Info
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Description
エネルギー変換装置を備えた太陽エネルギー変換パネル
の継目の防水構造に係り、屋根に太陽エネルギー変換パ
ネルを設置した住宅等の建物に利用できる。
いエネルギーとして太陽エネルギーが知られており、こ
の太陽エネルギーを変換して電気や温水として利用でき
るようにする太陽電池や太陽熱コレクター等の太陽エネ
ルギー変換装置がある。このような装置は、住宅等の屋
根に設置するのが一般的である。このうち太陽電池は、
屋根に設置するにあたり、水による漏電や短絡等の事故
を未然に防止する必要があり、太陽電池であるソーラー
セルを平板状の完全防水ケースの内部に収めて太陽電池
パネルとして設置するのが好ましい。太陽電池パネル
は、一枚の太陽電池パネルで所定の電圧および電力が得
られるように、所定枚数のソーラーセルを有するものと
なっている。このような太陽電池パネルの設置構造とし
ては、図3に示されるように、屋根1に張り付けた野地
板2により形成される野地板面3に、細長い一対のレー
ル状の支持部材20を傾斜方向に沿って敷設し、この一対
の支持部材20で太陽電池パネル10の両端縁を支持させる
設置構造が考えられる。このような設置構造によれば、
太陽電池パネル10と野地板面3との間に隙間4が形成さ
れ、この隙間4を外部と連通すれば、隙間4内部の空気
が外部と循環可能となり、太陽光線で熱せられる太陽電
池パネル10を循環する空気で冷やし、温度上昇による太
陽電池パネル10の電圧低下を防止できる。また、太陽電
池パネル10には、軒5側に延びる鍔部11が設けられてい
るので、鍔部11を他の太陽電池パネル10の上面に重ね合
わせるとともに、太陽電池パネル10の両端縁を支持部材
20に密着させた状態で太陽電池パネル10の取付けを行え
ば、屋根1のほぼ全体を太陽電池パネル10で覆うことに
より、太陽電池パネル10で雨水等の侵入を防げるように
なり、防水性能の確保を図ることができる。
は、隣接する太陽電池パネル10を支持する支持部材20の
間の継目が外部に露出しているので、この継目から雨水
等が侵入するおそれがあり、屋根1の防水性能を確保す
ることができないという問題がある。この問題を解決す
るために、太陽電池パネル10の両端縁に鍔部を設け、隣
接する太陽電池パネル10の鍔部を互いに重ね合わせて支
持部材20の継目を覆い、防水性能を確保することが考え
られる。しかし、防水性能を充分確保するためには鍔部
の重なり部分を充分広くしなければならない。このた
め、鍔部で防水性能を確保しようとすると、太陽電池パ
ネル10の受光面に鍔部が重なって受光面積が減少し、太
陽エネルギーを最大限活用することができないという問
題や、鍔部により太陽電池パネル10と支持部材20との固
定部分も隠れてしまうので、太陽電池パネル10の取付作
業が阻害され、太陽電池パネル10の取付けが困難になる
という問題が生じる。
き、受光面積を減らさないうえ、取付作業を阻害しない
太陽エネルギー変換パネルの継目の防水構造を提供する
ことにある。
ー変換パネルの屋根の傾斜方向に沿った両端縁を支持す
るレール状の支持部材と、この支持部材に隣接する別の
太陽エネルギー変換パネルを支持する支持部材との間に
形成される継目から雨水等が屋根の内部に侵入するのを
防止する太陽エネルギー変換パネルの継目の防水構造で
あって、前記一方の支持部材および前記他方の支持部材
の互いに突き合わされる側面の間に可撓性を有するパッ
キング部材を介装するとともに、これらの支持部材にま
たがって防水テープを張り付けたことをを特徴とする。
前記太陽エネルギー変換パネルをねじ止めするための固
定部と、この固定部よりも上方に立ち上がった立ち上が
り部とを有し、かつ、この立ち上がり部の側面が他の支
持部材と突き合わされる側面となっているものを採用す
るのが好ましい。また、前記パッキング部材としては、
弾力性を有する発泡プラスチックで形成されたものを採
用するのが望ましい。
面の間に介装されるパッキング部材と、これらの支持部
材にまたがって張り付けられた防水テープとにより、二
重の防水構造が形成され、良好な防水性能が得られる。
また、防水構造を構成するものは、支持部材の側面およ
び上面を覆うもので足り、太陽エネルギー変換パネルの
上面を覆うものは一切必要ないので、太陽エネルギー変
換パネルの受光面積を減らすことがなくなるうえ、同パ
ネルの取付けを阻害するものもなくなり、これにより前
記目的が達成される。
明する。なお、以下の説明では、既に説明した部材と同
じ部材には同一符号を付し、その説明を簡略または省略
する。図1には、本実施例の太陽エネルギー変換パネル
である太陽電池パネル10を屋根1に設置するための取付
構造6が示されている。この取付構造6は、屋根1の野
地板2に取付けられたレール状の支持部材20で太陽電池
パネル10を固定するものである。野地板2は、合板等の
面材であり、表面にアスファルトルーフィング等のシー
ト材2Aが張り付けられている。
ルを収めた平板状の完全防水ケース12と、ケース12の周
縁に取付けられた四角形状の枠材13とを有するものであ
る。これらのケース12および枠材13により防水および補
強がなされ、内部のソーラーセルは、雨水による漏電や
短絡等の事故、および、太陽電池パネル10の表面に加わ
る荷重等から保護されるようになっている。図中紙面の
垂直方向に延びる枠材13の縦枠部13A は、下方の部分が
図中左右方向に延びる横枠部13B の下面よりも下方に突
出し、太陽電池パネル10の脚部14となっている。この脚
部14により太陽電池パネル10の荷重が支持部材20に伝達
されるようになっている。脚部14には、外側の側面の下
端部分に外側へ突出する固定用鍔部15が設けられてい
る。
面コ字形の樋部21と、この樋部21の下方に一体的に設け
られた断面四角形状のパイプ部22とを有するものであ
る。樋部21は、太陽電池パネル10の脚部14を受けるとと
もに、太陽電池パネル10に降り注いだ雨水等を集めて軒
5へ排水するものである。樋部21の底部23には、脚部14
が載せられるとともに、脚部14の固定用鍔部15を貫通し
たタッピングねじ24が螺合されている。この底部23が太
陽電池パネル10を固定する固定部となっている。なお、
図中紙面に垂直方向に配列された太陽電池パネル10の間
の継目部分には、断面クランク形状の固定具16が配置さ
れている。固定具16は、下端が樋部21の底部23に固定さ
れるとともに、上端で支持部材20に固定された太陽電池
パネル10の鍔部11を上方から押さえ付けるものである。
パイプ部22は、太陽電池パネル10側の側面が傾斜して底
面側がすぼんだ筒状のものであり、タッピングねじ24と
螺合する樋部21の底部23のねじ孔から侵入する雨水等を
軒5へ排水するようになっている。パイプ部22の傾斜し
た側面には、下端付近に取付用鍔部25が突設されてい
る。この取付用鍔部25を貫通するねじ26を野地板2に螺
合させることにより、支持部材20の固定がなされてい
る。
本発明に基づく防水構造30が設けられている。この防水
構造30は、隣接する支持部材20の互いに突き合わされる
側面の間に介装されるパッキング部材31, 32と、これら
の支持部材20にまたがって張り付けられる防水テープ33
とを有するものとなっている。パッキング部材31, 32
は、弾力性を有する発泡プラスチックで形成されたもの
である。このうちパッキング部材31は、各支持部材20の
前記側面の上端側に粘着テープ等により張り付けられて
いる。一方、パッキング部材32は、各支持部材20の前記
側面の下端側にパッキング部材31とは所定の間隔をあけ
て粘着テープ等により張り付けられている。防水テープ
33は、裏面に粘着剤が塗布されたものである。防水テー
プ33を支持部材20の太陽電池パネル10が固定される底部
23よりも上方に立ち上がった立ち上がり部27に張り付け
ることにより、隣接する二つの立ち上がり部27の隙間が
塞がれている。防水テープ33の両端は各立ち上がり部27
の内側の側面に沿って垂れ下がった状態で張り付いてい
る。なお、目地部7には、図中上下方向に三段に重なっ
た舌部8Aを水平に突出させた化粧目地ガスケット8が挿
入されている。
ネル10および支持部材20等を製作しておく。この際、支
持部材20には、パッキング部材31, 32を張り付けてお
く。そして、屋根1に野地板2を張り付ける作業が完了
したら、支持部材20を所定位置に敷設した後、隣接する
支持部材20にまたがって防水テープ33を張り付けるとと
もに、対になる支持部材20に太陽電池パネル10を固定
し、これにより防水構造30を完成させる。
な効果がある。すなわち、隣接する支持部材20の側面の
間にパッキング部材31, 32を介装するとともに、これら
の支持部材20にまたがって防水テープ33を張り付け、二
重の防水構造30を形成したので、良好な防水性能を得る
ことができる。
持部材20の立ち上がり部27の内側の側面に沿って垂れ下
がった状態で張り付いているので、仮に防水テープ33の
一部が剥がれて隙間ができても、雨水等が立ち上がり部
27の側面を登って防水テープ33の内部に入ることがない
ことから、さらに防水性能を向上できるうえ、防水構造
30の耐久性を向上できる。
定の間隔をあけて配置し、パッキング部材31, 32の間に
空気層を設け、支持部材20の間に侵入しようとする雨水
等が空気層の空気の圧力により押し戻されるようにした
ので、この点からも防水構造30の防水性能を向上でき
る。
て、支持部材20に張り付けるパッキング部材31, 32およ
び防水テープ33を採用したので、構成部材のなかには太
陽電池パネル10の上面を覆うものがなくなり、太陽電池
パネル10の受光面積を減らすことがなく、屋根のほぼ全
面を太陽光の受光面として最大限に活用できるうえ、太
陽電池パネル10の取付けを阻害するものもないので、そ
の取付作業を容易にできる。
全く用いないので、支持部材の取付け作業等を容易かつ
迅速に行うことができる。
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、太陽エネル
ギー変換パネルとしては、太陽電池を備えた太陽電池パ
ネルに限らず、内部に水等の熱媒体を流通させる太陽熱
コレクタ等を備えたパネルでもよく、要するに、太陽エ
ネルギーを家庭等で利用できるように変換可能なもので
あればよい。
部21の下方にパイプ部22を設けた支持部材20に限らず、
図2に示されるように、断面コ字状の樋部21A の側方に
パイプ部22A を設けた支持部材20A でもよい。
を充分確保でき、受光面積を減らさないので屋根全面を
活用できるうえ、取付作業を何ら阻害しない。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】太陽エネルギー変換パネルの屋根の傾斜方
向に沿った両端縁を支持するレール状の支持部材と、こ
の支持部材に隣接する別の太陽エネルギー変換パネルを
支持する支持部材との間に形成される継目から雨水等が
屋根の内部に侵入するのを防止する太陽エネルギー変換
パネルの継目の防水構造であって、前記一方の支持部材
および前記他方の支持部材の互いに突き合わされる側面
の間に可撓性を有するパッキング部材を介装するととも
に、これらの支持部材にまたがって防水テープを張り付
けたことを特徴とする太陽エネルギー変換パネルの継目
の防水構造。 - 【請求項2】請求項1に記載の太陽エネルギー変換パネ
ルの継目の防水構造において、前記各支持部材は、前記
太陽エネルギー変換パネルをねじ止めするための固定部
と、この固定部よりも上方に立ち上がった立ち上がり部
とを有し、かつ、この立ち上がり部の側面が他の支持部
材と突き合わされる側面となっていることを特徴とする
太陽エネルギー変換パネルの継目の防水構造。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の太陽エネ
ルギー変換パネルの継目の防水構造において、前記パッ
キング部材は弾力性を有する発泡プラスチックから形成
されていることを特徴とする太陽エネルギー変換パネル
の継目の防水構造。
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| JP32755693A JP3308366B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 太陽エネルギー変換パネルの継目の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JPH07180310A JPH07180310A (ja) | 1995-07-18 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
| Country | Link |
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Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014118768A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd | 水害避難タワーの太陽光パネル設置構造及び太陽光パネル設置方法 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32755693A patent/JP3308366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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