JP2005282124A - パネルの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐漏水性を高めて確実に防水することができるパネルの取付構造を提供する。
【解決手段】 パネルの取付構造は、一様の凹字状横断面をもつ弾性ガスケット1と、固定金物2と、一様の横断面をもつパネル取付部材4と、躯体側の固定部材7を表側から覆って配置される太陽電池パネル5などを備え、固定部材7に固定した固定金物2に弾性ガスケット1を嵌め込み、この弾性ガスケット1の凹部1Dにパネル取付部材4の脚部4Aを嵌め込んで取付け、脚部4Aの下端部を樋として機能する凹部1Dにおける下側の幅広部1d1に臨ませる。そして、パネル取付部材4のパネル取付溝4Bにより、弾性ガスケット11を介して、太陽電池パネル5の端縁5aを支持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽電池モジュール、液晶パネル、電波吸収パネル、ガラス板、建築用パネル、緑化マット、タイル(陶板)、ボードおよび看板などの板材の取付けに好適なパネルの取付構造に関するものである。
従来より、建物の屋根や外壁を構成して設けられる太陽光発電装置として、ベース板と、これを覆う太陽電池パネルと、これらを一体化する取付け部材とを具備し、前記ベース板は、凸部と溝部とを交互に有する波形金属板によって構成され、このベース板の凸部上に中継部材を介して支持される弾性材製の取付け部材を有し、この取付け部材のパネル結合溝にパネルの辺部を挿入して該パネルを支持するように構成したものが提案されている(たとえば、特許文献1)。
特開2002−13266号公報(図3)
前記特許文献1の太陽光発電装置では、中継部材を波形金属板の凸部上面に載置し、該中継部材および波形金属板の凸部を貫通したボルト(ねじ)によって中継部材と波形金属板とを躯体側の固定部材である野地板に固定している。しかし、太陽電池パネルを野地板に固定するアンカーとして機能しているボルトが中継部材と波形金属板の凸部とを貫通している構造では、ボルトの貫通部に高い止水性を期待することができない。このため、ボルトを伝って雨水が波形金属板と野地板との隙間に漏水するおそれがある。
したがって、本発明の目的は、耐漏水性を高めて確実に防水することができるパネルの取付構造を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明に係るあるパネルの取付構造は、一様の略凹字状横断面をもつ弾性ガスケットと、この弾性ガスケットを嵌め込んで構造物(躯体側の固定部材)に固定する固定金物と、前記構造物を表側から覆って配置されるパネルと、前記弾性ガスケットの凹部に嵌合されて前記パネルを取付ける一様の横断面をもつパネル取付け部材とを備え、該パネル取付け部材には、前記弾性ガスケットの凹部に嵌め込まれる脚部と、前記パネルの端縁を嵌め込むパネル取付溝部が設けられている。
なお、本発明において、弾性ガスケットとは、ゴムおよび/または樹脂などのエラストマーからなるガスケットをいう。
本パネルの取付構造によれば、弾性ガスケットの凹部にアンカーとして機能するパネル取付け部材の脚部が嵌め込まれているので、たとえ、雨水がパネル取付け部材の脚部を伝って弾性ガスケットの凹部に浸水したとしても、この凹部を樋として速やかに排水することができる。
本発明の一態様においては、金属屋根材または金属壁材が構造物とパネルの間に設けられ、これら金属屋根材または金属壁材の折り曲げられた端縁が弾性ガスケットの凹部に嵌まり込んでパネル取付け部材の脚部により該弾性ガスケットに固定されている。これによると、太陽光線を受けやすい金属屋根材の上側または金属壁材の前側にパネルを取付けることができる。
また、本発明の一態様においては、弾性ガスケットの裏面に、固定金物を構造物に固定する固定子(ビスなどの固定部材)の露出部を入り込ませる溝が設けられている。これによると、固定金物に嵌め込まれている弾性ガスケットの邪魔にならないように、固定子によって固定金物を構造物に強固に固定して、固定金物と、該固定金物に嵌め込まれている弾性ガスケットの揺動や位置ずれを防止するとともに、固定金物と構造物とを密着させて、両者間の止水性を高めて防水することができる。
本発明によれば、弾性ガスケットの凹部にパネル取付け部材の脚部が嵌め込まれているので、たとえ、雨水がパネル取付け部材の脚部を伝って弾性ガスケットの凹部に浸水したとしても、弾性ガスケットの凹部を樋として速やかに排水されることになるので、耐漏水性を高めて確実に防水することができる。
以下、本発明に係るパネルの取付構造の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1はパネルの取付構造の実施形態を示す断面図である。
図1に示すパネルの取付構造は、弾性ガスケット1、固定金物2、一対の平坦な金属屋根材3、パネル取付け部材4、太陽電池パネル5、ビスなどの締結部材からなる固定子6などを備え、野地板などの屋根や壁の下地材(構造物の一例)7の上面に防水シート8を介して軒棟方向にのびて配置される。
弾性ガスケット1は、ゴムおよび/または樹脂などの弾性に富み、かつ比較的硬質の高分子化合物(エラストマー)の押出し成形によって製造されており、一様の凹字状横断面をもち建物の棟部から軒先にいたる長尺のもので、図2にも示されているように、底部1aと、この底部1aの幅方向両端部で略平行に立ち上がって互いに対向する一対の側壁部1b,1bとを備え、底部1aの幅方向中央部の下面には、一様の半円形横断面の下向きの溝1cを設けてある。また、上向きの凹部1Dは、下側の幅広部1d1と、この幅広部1d1の上側に互いに連通して設けられた幅狭部1d2とを備え、幅広部1d1と幅狭部1d2との境界部には、幅方向内側に突出して互いに対向する一対の下向きの係止段部1e,1eが設けられ、幅狭部1d2には、幅方向外側へ弓形に凹入して互いに対向する一対の横向き逃げ用凹部1f,1fを設けてある。この逃げ用凹部1f,1fは、後述する金属屋根材3の位置決め凹部3dに対応して設けられたものである。さらに、一対の側壁部1b,1bにおける高さ方向の略中央部の外面には、上向きの係止段部1hを設けてある。
固定金物2は、薄鋼板を曲げ加工することによって、弾性ガスケット1の嵌め込みが可能な大きさに成形されたもので、図3にも示されているように、底部2aと、この底部2aの幅方向両端縁端から上広がり状に立ち上がって互いに対向する一対の側壁部2b,2bとを備え、これら側壁部2b,2bの上端部には、幅方向内側へ斜め下向きに折り曲げられた係止部2cを設けてある。そして、建物の棟部から軒先にいたる長尺仕様の固定金物2と、前記棟部から軒先にいたる間に適当な間隔を隔てて複数個配置できるようにした短寸仕様の固定金物2との長さが異なる種類の固定金物2が用意される。
一対の金属屋根材3は、薄鋼板(たとえばカラー鋼板)によって構成され、建物の棟部から軒先にいたる長尺のもので、図4にも示されているように、平坦な屋根本体部3aと、この屋根本体部3aの幅方向両端部で下向きに折り曲げられた一対の端縁3b,3bとを備え、これら端縁3b,3bには、その下端部に幅方向内側へ斜め上向きに折り曲げられた係止部3cが設けられ、上下方向の略中央部に幅方向外側へ半円状に凹んだ位置決め凹部3dを設けてある。
図1、図5において、パネル取付け部材4は、例えば、アルミまたはアルミ系合金の押出し成形によって一様の横断面に製造されており、弾性ガスケット1の凹部1Dに嵌め込まれる脚部4Aと、この脚部4Aの上側に連設されたパネル取付溝部4Bとを備え、該パネル取付溝部4Bに太陽電池パネル5の端縁5aが嵌め込まれる。このパネル取付部材4を、前記アルミまたはアルミ系合金に代えて、硬質樹脂などの剛性の大きい材料で形成してもよい。
パネル取付け部材4の脚部4Aは、弾性ガスケット1の凹部1Dに嵌め込まれることで、該パネル取付け部材4を弾性ガスケット1に対して揺動および抜脱不能に保持するアンカーとして機能するもので、上下方向に均等な肉厚で板状にのびており、その下端から上方に向けて所定の間隔を隔てて幅方向の両側へ斜め上向きに張り出す一対2組の張出片4a1,4a2を設けてある。
パネル取付溝部4Bは、脚部4Aの上側に連続して立ち上がるリブ4b1と、このリブ4b1の下端部から幅方向両側に略水平にのびる下側フランジ4b2と、リブ4b1の上端部から幅方向両側に略水平にのびて下側フランジ4b2と上下方向で互いに対向する上側フランジ4b3とを備えた横断面H形に構成され、上側フランジ4b3は、ビスなどの締結部材4Cによってリブ4b1の上端に着脱可能に取付けられている。そして、建物の棟部から軒先にいたる長尺仕様のパネル取付け部材4と、前記棟部から軒先にいたる間に適当な間隔を隔てて複数個配置できるようにした短寸仕様のパネル取付け部材4との長さが異なる種類のパネル取付け部材4が用意される。
太陽電池パネル5は、周知のもので、たとえば、アモルファスシリコンなど非晶質の光電変換要素を有しており、ガラス基板などの透明絶縁基板とは反対側の面側に、光電変換要素と、この要素で得た電力を取り出す電極とを設けるとともに、これら光電変換要素および電極を保護する封止部材を被着し、かつ、封止部材上に電極と電気的に接続される端子ボックスを取付けた構造になっている。
前記構成の施工手順について説明する。
図1において、野地板などの下地材7を覆っている防水シート8の上面に、建物の棟部から軒先にいたる長尺仕様の固定金物2を屋根幅方向の間隔を隔てて複数本載置し(ただし、図1には1本の固定金物2のみが示されている)、接着剤(図示省略)を介して、防水シート8に固定金物2の底部2a下面を接着して位置決めしたのち、軒棟方向に所定の間隔を隔てて、ビスなどの締結部材からなる固定子6を、底部2aおよび防水シート8を貫通して下地材7にねじ込むことで、防水シート7を介して、固定金物2を下地材7に固定する。
つぎに、建物の棟部から軒先にいたる長尺の弾性ガスケット1を上側から固定金物2に嵌め込む。これによって、弾性ガスケット1の係止段部1hに固定金物2の係止部2cが係合して、弾性ガスケット1が固定金物2から脱落するのを確実に防止した状態で、固定金物2によって弾性ガスケット1を強固に保持することができる。
つぎに、固定金物2の幅方向両側に該固定金物2の高さと略同じ厚さの発泡樹脂からなる第1の断熱材9を配置し、第1の断熱材9に隣接して該第1の断熱材9と略同じ厚さのロックウールなどの第2の断熱材10を配置する。
つぎに、一対の金属屋根材3を第1の断熱材9と第2の断熱材10の上に敷き、一方の金属屋根材3の右側の端縁3bと、他方の金属屋根材3の左側の端縁3bとを弾性ガスケット1の凹部1Dに嵌め込んで互いに対向させる。これら端縁3b,3bの上下方向の寸法を、弾性ガスケット1の凹部1Dにおける上側の幅狭部1d2の深さよりも若干長く形成しておくことで、端縁3b,3b側の係止部3c,3cが弾性ガスケット1側の係止段部1e,1eに仮係合されて、金属屋根材3が弾性ガスケット1から脱落するのを防止する。端縁3b,3bの位置決め凹部3d,3dが弾性ガスケット1の逃げ用凹部1f,1fに仮係合される。
このように、一対の金属屋根材3の折り曲げられた端縁3bを弾性ガスケット1の凹部1Dに嵌め込むことで、互いに対向する端縁3b,3bの間隔が小さくなって一対の金属屋根材3の目地幅を小さくすることができる。
つぎに、建物の棟部から軒先にいたる長尺のパネル取付け部材4を用意し、このパネル取付け部材4のパネル取付溝部4Bから上側フランジ4b3を取り外した状態で、脚部4Aを前記互いに対向している端縁3b,3b間に上側から嵌め込み、該端縁3b,3bを介して脚部4Aを弾性ガスケット1の凹部1Dに嵌合する。これにより、パネル取付溝部4Bにおける下側フランジ4b2の下面が一対の金属屋根材3の端縁3b,3bおよびその近傍の屋根本体部3aの上面に密着する。
弾性ガスケット1の凹部1Dに対する脚部4Aの嵌合は、下側の張出片4a1が端縁3b,3bに摺接しながら凹部1Dの幅狭部1d2を通過するときに、該幅狭部1d2の上端開口部の互いに対向している内面および係止段部1e,1eに干渉して、一旦、幅狭部1d2を幅方向に弾性拡開させることによって行われ、下側の張出片4a1が上側の幅狭部1d2を通過して下側の幅広部1d1に挿入された時点で、上側の幅狭部1d2が原形に弾性復帰する。この下側の張出片4a1の幅方向の寸法を凹部1Dの幅狭部1d2よりも大きく形成しておくことで、パネル取付部材4の脚部3Aが弾性ガスケット1の凹部1Dから脱落するのを防止する。上側の張出片4a2が端縁3b,3bに摺接しながら上側の幅狭部1d2の上端開口部を通過するときに、該上端開口部の互いに対向している内面に干渉して、一旦、上側の幅狭部1d2を幅方向に弾性拡開させることによって行われ、上側の張出片4a2が端縁3b,3bの幅方向外側に半円状に凹んで設けた位置決め凹部3dの外面に係合する。かかる係合により、パネル取付部材4の脚部4Aが、端縁3b,3bの間において、所定の位置に位置決めされる。上側の張出片4a2は位置決め凹部3dの外面に圧接して幅方向に突っ張り、端縁3b,3bを上側の幅狭部1d2の内面側に押圧して、端縁3b,3bに設けられている位置決め凹部3dを弾性ガスケット1側の横向きの逃げ用凹部1f,1fに強固に係合させてもよい。
つぎに、ゴムおよび/または樹脂などの弾性に富み、かつ前記弾性ガスケット1よりも軟質の高分子化合物(エラストマー)の押出し成形によって製造された一対の横断面コ字形の弾性ガスケット11を用意し、これら弾性ガスケット11の開口部をパネル取付け部材4におけるリブ4b1の反対側に指向させた状態で、パネル取付溝部4Bの下側フランジ4b2の上面に弾性ガスケット11を載置する。
つぎに、一対の太陽電池パネル5における幅方向で互いに対向する端縁5aを弾性ガスケット11に嵌め込む、つまり図1の左側の太陽電池パネル5の右側の端縁5aを左側の弾性ガスケット11に嵌め込み、図1の右側の太陽電池パネル5の左側の端縁5aを右側の弾性ガスケット11に嵌め込む。ついで、上側フランジ4b3を一対の弾性ガスケット11の上面に載置し、この上側フランジ4b3をビスなどの締結部材4Cによってリブ4b1の上端に締結して固定することで施工が完了する。すなわち、太陽光線を受けやすい金属屋根材3の上側に太陽電池パネル5を取付けることができる。かかる弾性ガスケット11を介して太陽電池パネル5をパネル取付溝部4Bに嵌め込むことで、太陽電池パネル5が、パネル取付部材4に安定して保持されると共に、太陽電池パネル5とパネル取付部材4との間の止水性が向上する。
一方、前記実施形態の金属屋根材3に代えて一対の金属壁材12を垂直に配置するとともに、壁の下地材7を垂直に配置し、弾性ガスケット1、固定金物2などを垂直に配置することで、太陽光線を受けやすい金属壁材12の前側に太陽電池パネル5を取付けることができる。
前記施工手順で説明しているように、弾性ガスケット1の凹部1Dにアンカーとして機能するパネル取付け部材4の脚部4Aが嵌め込まれているので、たとえ、雨水がパネル取付け部材4の脚部4Aを伝って弾性ガスケット1の凹部1Dに浸水したとしても、この凹部1Dにおける下側の幅広部1d1を樋として速やかに排水されることになるので、耐漏水性を高めて確実に防水することができる。
また、弾性ガスケット1の底部1aの幅方向中央部の下面に、ビスなどの締結部材からなる固定子6の頭部6aを入り込ませる一様の半円形横断面の下向きの溝1cが設けられているので、固定金物2に嵌め込まれている弾性ガスケット1の邪魔にならないように、固定子6によって固定金物2を下地材7に強固に固定して、固定金物2と、該固定金物2に嵌め込まれている弾性ガスケット1の揺動や位置ずれを防止するとともに、固定金物2と躯体側の下地材7とを密着させて、両者間の止水性を高めて確実に防水することができる。
前記実施形態では、太陽電池パネルを取付けたパネルの取付構造について説明しているが、液晶パネルの取付構造、電波吸収パネルの取付構造、ガラス板、建築用パネル、緑化マット、タイル(陶板)、ボードおよび看板などの板材の取付構造に適用可能であることはいうまでもない。そして、金属屋根材3または金属壁材12を省略した構成であってもよい。前記タイルとしては、複数の小さなタイル板や石材をベース材に固着したモジュールを用いることもできる。また、植生基盤を備えた緑化マットを用いることでビルなどの屋上緑化が可能となる。
また、屋根や壁の全面に単一の板材を取り付けるのではなく、複数の種類の板材を用いることもできる。これにより、部分的なデザインの変更が可能になる。
また、パネル取付部材4におけるパネル取付溝部4Bの上側フランジ4b3を、ビスなどの締結部材4Cによってリブ4b1の上端に着脱可能に取付けた構成で説明しているが、リブ4b1、下側フランジ4b2および上側フランジ4b3を一体にして、パネル取付溝部4Bを構成してもよい。
さらに、前記実施形態では、長尺仕様の固定金物2を使用して説明しているが、短寸仕様の固定金物2を適当な間隔を隔てて複数個配置し、これら複数個の短寸仕様の固定金物2に弾性ガスケット1を嵌め込んで、下地材7に固定してもよい。
同様に、パネル取付部材4についても、短寸仕様のパネル取付部材4を適当な間隔を隔てて複数個配置するようにしてもよい。また、パネル取付部材4のうち上側フランジ4b3のみ短寸仕様のものを使用し、他の部分については長尺仕様のものを使用して、前記短寸仕様の上側フランジ4b3を適当な間隔を隔てて複数個配置するようにしてもよい。
また、種々のパネルの取付構造において、パネルと金属屋根材3や金属壁材12との間に空気層90(図1)を設ければ、外気に対する断熱の効果(外断熱)を得ることができる。これにより、金属屋根材3や金属壁材12と下地材7との間の断熱材9,10を薄くすることができ、コストダウンが可能となる。
本発明は、太陽電池パネルのほか、液晶パネル、電波吸収パネル、ガラス板、建築用パネル、緑化パネル、タイル(陶板)、ボード、看板等の種々のパネルの取付構造として利用することができる。
本発明に係るパネルの取付構造の実施形態を示す断面図である。 弾性ガスケットの実施形態を示す断面図である。 固定金物の実施形態を示す断面図である。 金属屋根材または金属壁材の端縁の実施形態を示す断面図である。 パネル取付部材の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1:弾性ガスケット
1D:弾性ガスケットの凹部
1c:弾性ガスケットの下面に設けた溝
2:固定金物
3:金属屋根材
3b:金属屋根材の端縁
4:パネル取付部材
4A:脚部
4B:パネル取付溝部
5:太陽電池パネル(パネル)
6:固定子
6a:固定子の頭部(露出部)
7:下地材
12:金属壁材

Claims (3)

  1. 一様の略凹字状横断面をもつ弾性ガスケットと、
    この弾性ガスケットを嵌め込んで構造物に固定するための固定金物と、
    前記構造物の少なくとも一部を表側から覆って配置されるパネルと、
    前記弾性ガスケットの凹部に嵌合されて前記パネルを取付ける概ね一様の横断面をもつパネル取付部材とを備え、
    該パネル取付部材には、前記弾性ガスケットの凹部に嵌め込まれる脚部と、前記パネルの端縁を嵌め込むパネル取付溝部とが設けられていることを特徴とするパネルの取付構造。
  2. 請求項1において、一対の金属屋根材または金属壁材が前記構造物と前記パネルの間に設けられ、これら金属屋根材または金属壁材の折り曲げられた端縁が、前記パネル取付部材の脚部および前記弾性ガスケットの間に挟み込まれた状態で、前記弾性ガスケットの凹部に嵌まり込んで、前記パネル取付部材の脚部により該弾性ガスケットに固定されていることを特徴とするパネルの取付構造。
  3. 請求項1もしくは2において、前記弾性ガスケットの裏面には、前記固定金物を前記構造物に固定する固定子の露出部を入り込ませる溝が設けられていることを特徴とするパネルの取付構造。
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