JP3222669B2 - 太陽熱コレクタの設置構造 - Google Patents

太陽熱コレクタの設置構造

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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/30Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽熱コレクタの設置
構造に係り、ソーラーシステムを備えた住宅等の建物に
利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、環境や生態系に悪影響を与えな
いエネルギーとして太陽エネルギーが知られており、こ
の太陽エネルギーを変換して電気や温水として利用でき
るようにする太陽電池や太陽熱コレクタ等の太陽エネル
ギー変換装置がある。このような装置は、住宅等の屋根
に設置するのが一般的であり、このうち太陽熱コレクタ
は、その構成部品である熱線吸収板や熱媒管等が直接風
雨にさらされないようにする必要がある。このため、太
陽熱コレクタを防水ボックスの内部に収納した状態で屋
根に設置するボックス方式、あるいは、屋根の構造面を
形成する野地板等に透明板を嵌め込めこんだ開口を開け
て太陽熱コレクタを屋根内に内蔵する屋根内蔵方式等、
太陽熱コレクタを密閉状態にして設置する構造が採用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボック
ス方式では、防水ボックスが屋根の上面から突出するう
え、太陽熱コレクタに接続される配管等も外部に露出す
るので、建物の外観を損なうという意匠上の問題があ
る。一方、屋根内蔵方式によれば、意匠上の問題は解決
できる。しかし、屋根内蔵方式では、屋根の構造面と透
明板との隙間を塞ぐために、湿式のシール剤を用いる防
水処理が必要となるので、この防水処理に手間がかか
り、施工が煩雑になるという施工上の問題がある。しか
も、この屋根内蔵方式では、太陽熱コレクタが故障した
場合に、屋根の内部で修理しようとすれば、狭い場所で
作業しなけらばならず、屋根の外部で修理しようとすれ
ば、透明板を取外す必要があるため、再度煩雑な防水処
理を行う必要があり、何れにしても保守作業が困難とな
るという保守上の問題がある。さらに、同じ太陽エネル
ギーを利用する太陽電池パネルを併設すると、設置構造
の相違から、施工が面倒となるという問題もある。
【0004】本発明の目的は、太陽電池パネルを併設し
ても、建物の外観を損なわないうえ、施工および保守が
容易になる太陽熱コレクタの設置構造を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽の放射熱
を吸収して内部に流通される熱媒体を加熱する太陽熱コ
レクタを屋根に設置するための太陽熱コレクタの設置構
造であって、屋根の構造面にレール状となった複数の
持部材を互いに平行となるように敷設し、これらの支持
部材の間に太陽熱コレクタを配置し、この太陽熱コレク
タを覆う透明パネルを前記複数の支持部材に架け渡して
取付け、前記支持部材には、上方が開口された断面コ字
形の樋部と、この樋部の下方に一体的に設けられた断面
四角形状のパイプ部とが備えられ、かつ、太陽光を電力
に変換する太陽電池パネルを前記複数の支持部材に架け
渡して取付け、前記太陽電池パネルおよび前記太陽熱コ
レクタを前記屋根の構造面に併設したことを特徴とす
る。
【0006】以上において、前記各支持部材は、傾斜屋
根の傾斜方向に沿って敷設するのが好ましい。また、
記太陽電池パネルと前記透明パネルとが同一サイズであ
ることが望ましい。
【0007】
【作用】このような本発明では、構造面の上に太陽熱コ
レクタを配置し、この太陽熱コレクタの上方を透明パネ
ルで覆って防水性能を確保するので、屋根の構造面に開
口を開ける必要がない。また、支持部材に、上方が開口
された断面コ字形の樋部と、この樋部の下方に一体的に
設けられた断面四角形状のパイプ部とを設けたので、透
明パネルを支持部材の樋部にねじで取り付けために、ね
じ孔が形成されても、ねじ孔から浸入した雨水が、樋部
の下方に設けられたパイプ部に受け止められ、それ以
上、屋根の内部に向かって浸入することがなくなり、屋
根の防水性能が確保されるようになる。このため、湿式
のシール剤が不要となり、透明パネルを支持部材にねじ
止めすることにより、透明パネルの取付けおよび取外し
が容易に行えるようになることから、施工および保守が
容易となる。また、前記支持部材または他の間隔保持材
を介して屋根の表面を形成する屋根葺材料を張り付けれ
ば、屋根葺材料と透明パネルとが同一面に配置可能とな
り、屋根の表面から突出するものがなくなるうえ、透明
パネルの内側で配管が可能となるので、配管等が露出せ
ず、建物の外観が良好となる。さらに、太陽電池パネル
は、支持部材に取付けるにあたり、透明パネルと同様
に、ねじで取付けられるようになるので、電力搬送用の
電線が接続されているために重くなって、太陽電池パネ
ルが支持部材に沿ってスライドしにくくなっても、太陽
電池パネルを支持部材の所定位置に設置すれば、それ以
上移動させる必要がなく、太陽電池パネルの取付が容易
に行え、太陽電池パネルを透明パネルと同様の要領で取
付ることができ、これらにより前記目的が達成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1および図2には、本実施例の太陽熱コレク
タ10が設置された屋根1が示されている。屋根1は、構
造面2を形成する野地板3を傾斜させて張り付けた傾斜
屋根であり、野地板3は、合板等の面材であり、その表
面にはアスファルトルーフィング等のシート材3Aが張り
付けられている。太陽熱コレクタ10は、環りヘッダ11お
よび往きヘッダ12とを結ぶ複数の細長い銅管13を並列に
配置したものである。環りヘッダ11は、建物内から送ら
れてきた熱媒体である水を受ける円筒状の容器であり、
一端側がU字形に折れ曲がって延び、さらにその先端が
屋根内へとL字形に折り曲がって延びた形状を有してい
る。往きヘッダ12は、各銅管13で熱せられた水を受ける
円筒状の容器であり、環りヘッダ11と同様の形状を有し
ている。銅管13は、内部に熱媒体である水が通されるも
のであり、その長手方向に沿って熱線吸収板14が取付け
られている。熱線吸収板14は、照射される太陽光線を吸
収して得た熱を銅管13に与えるものである。熱線吸収板
14の一端縁15A は無加工のままであるのに対し、他端縁
15Bは断面コ字形状に加工されている(図2参照)。こ
れらの端縁15A, 15Bにより、隣接する熱線吸収板14を互
いに連結する連結構造15が形成されている。
【0009】このような太陽熱コレクタ10は、本発明に
基づく設置構造20により、屋根1に設置されている。す
なわち、設置構造20は、太陽熱コレクタ10の上方を覆う
複数の透明パネル21と、透明パネル21の両端縁を支持す
る一対の支持部材22とを含んで構成されたものであり、
太陽熱コレクタ10は、一対の支持部材22の間に敷かれた
断熱面材23の上に置かれている。なお、太陽熱コレクタ
10の下端部分は、図3に示されるように、野地板3に釘
10A 等で固定された落下防止具10B により、屋根1の構
造面2の上を滑り落ちないように滑り止めされている。
また、各ヘッダ11, 12(ヘッダ11のみ示す) の一端は、
野地板3を貫通するパイプ部材10C の内部に挿通されて
いる。このパイプ部材10C は、屋根1の構造面2よりも
上方へ立ち上がった立ち上がり部10D を有している。
【0010】図1および図2に戻って、透明パネル21
は、ガラス等の透明面材24を、その周縁に設けた四角形
状の枠材25で補強したものである。枠材25は、図2中紙
面の垂直方向に延びる縦枠部25A の下部が図2中左右方
向に延びる横枠部25B よりも下方に延長されている。こ
の延長された部分が透明パネル21の脚部25C となってい
る。この脚部25C には、外側の側面の下端部分に外側へ
突出する固定用鍔部25D が設けられている。また、枠材
25の屋根1の軒4側に配置された縦枠部25A には、外側
に延びる鍔部25E が設けられいる。透明パネル21は、こ
の鍔部25E を他の透明パネル21の端縁の上に重ね合わせ
るとともに、その間にパッキング材を介装した状態で配
列される。この鍔部25E およびパッキング材により、隣
接配置された透明パネル21の継目が塞がれ、この継目か
ら雨水等の侵入が防止されるようになっている。
【0011】支持部材22は、屋根1の傾斜方向に沿って
平行に敷設されるレール状のものであり、図2中上方が
開口となった断面コ字形の樋部26と、樋部26の下方に一
体的に設けられた断面四角形状のパイプ部27とを有して
いる。樋部26は、透明パネル21の脚部25C を受けるとと
もに、透明パネル21に降り注いだ雨水等を集めて軒4へ
排水するものである。樋部26の底部26A には脚部25Cの
固定用鍔部25D を貫通したタッピングねじ26B が螺合さ
れている。これにより、透明パネル21が支持部材22に固
定されている。また、底部26A には、透明パネル21の鍔
部25E を上方から押さえつける固定具28も固定されてい
る。この固定具28は、断面クランク形状のもので、下端
が樋部26の底部26A に固定される固定部とされ、上端が
透明パネル21の鍔部25E を上方から押さえ付ける押圧部
とされている。パイプ部27は、透明パネル21側の側面が
傾斜して底面側がすぼんだ筒状のものであり、タッピン
グねじ26B に貫通された樋部26の底部26A から侵入する
雨水等を軒4へ排水するようになっている。パイプ部27
の傾斜した側面には、下端付近に取付用鍔部29が突設さ
れている。この取付用鍔部29を貫通するねじ29A を野地
板3に螺合させることにより、支持部材22の固定がなさ
れている。
【0012】隣接する支持部材22の間の目地部5には、
目地部5から雨水等の侵入を防止する防水構造30が設け
られている。防水構造30は、隣接する支持部材22の互い
に突き合わされる立ち上がり部26Cを密閉するものであ
る。防水構造30には、立ち上がり部26C の間に介装され
るパッキング部材31, 32と、これらの立ち上がり部26C
にまたがって張り付けられる防水テープ33とが備えられ
ている。パッキング部材31, 32は、弾力性を有する発泡
プラスチックで形成されたものである。このうちパッキ
ング部材31は、各支持部材22の前記側面の上端側に粘着
テープ等により張り付けられている。一方、パッキング
部材32は、各支持部材22の前記側面の下端側にパッキン
グ部材31とは所定の間隔をあけて粘着テープ等により張
り付けられている。防水テープ33は、裏面に粘着剤が塗
布されたものであり、一対の立ち上がり部26C の内側面
に沿って垂れ下がった状態で同内側面に張り付けられて
いる。この防水構造30の上方には、図2中上下方向に三
段に重なった舌部6Aを左右に突出させた化粧目地ガスケ
ット6が設けられている。
【0013】ここで、太陽熱コレクタ10は、透明パネル
21により覆われているが、屋根1における太陽熱コレク
タ10の周囲の部分は、太陽電池パネル7および屋根葺面
材8により覆われている。太陽電池パネル7は、透明パ
ネル21の透明板24の代わりに太陽電池板7Aを備えたもの
で、透明パネル21と全く同一の固定構造により、レール
状の支持部材22に支持されるようになっている。屋根葺
面材8は、透明パネル21と同一の幅を有するもので、透
明パネル21と同様に、両端縁がレール状の支持部材22に
支持されるようになっている。支持部材22を介して構造
面2に張り付けることにより、透明パネル21、太陽電池
パネル7、および、屋根葺面材8は、各上面が同一面を
形成するようになっている。
【0014】このような本実施例では、予め、太陽熱コ
レクタ10、透明パネル21、および、支持部材22等を製作
しておく。この際、支持部材22には、パッキング部材3
1, 32を張り付けておく。そして、屋根1に野地板3を
張り付ける作業が完了したら、製作しておいた支持部材
22を所定位置に敷設し、これらの支持部材22の間に断熱
面材23を敷き、この断熱面材23の上に太陽熱コレクタ10
を載せる。この後、支持部材22に透明パネル21を固定し
て太陽熱コレクタ10の上面を全部覆い、これにより太陽
熱コレクタ10の設置作業を完成する。
【0015】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、屋根1の構造面2の上に太陽
熱コレクタ10を配置し、この太陽熱コレクタ10の上方を
透明パネル21で覆って防水性能を確保するので、屋根1
の構造面2に開口を開ける場合と異なり、湿式のシール
剤が不要となるため、透明パネル21の取付けおよび取外
しが容易に行えるようになり、施工および保守を容易に
行うことができる。
【0016】また、支持部材22を介して透明パネル21、
太陽電池パネル7、および、屋根葺面材8を取付けるよ
うにしたので、透明パネル21、太陽電池パネル7、およ
び、屋根葺面材8の上面が同一面を形成するようになる
ので、太陽熱コレクタ10を屋根1に設置しても、屋根1
の表面から突出するものがなくなるうえ、太陽熱コレク
タ10への配管を接続する部分が透明パネル21の内側に配
置され、配管等が露出しないため、建物の外観を良好に
することができる。ここで、太陽電池パネル7は、支持
部材22に取付けるにあたり、透明パネル21と同様に、タ
ッピングねじ26B で取付けられるので、電力搬送用の電
線が接続されているために重くなって、太陽電池パネル
7を支持部材22に沿ってスライドするのが困難となって
いても、太陽電池パネル7を支持部材22の所定位置に設
置すれば、それ以上移動させる必要がなく、太陽電池パ
ネル7の取付が容易に行え、太陽電池パネル7の着脱が
透明パネル21と同様の要領で行うことができ、太陽電池
パネルを併設しても、施工および保守を容易に行うこと
ができる。
【0017】さらに、太陽熱コレクタ10の搬送および設
置作業の際には、各銅管13に取付けた熱線吸収板14によ
り細い銅管13が変形等から保護されるため、設置作業が
完了するまで、太陽熱コレクタ10の破損を未然に防止で
きる。また、熱線吸収板14に端縁15A, 15Bを互いに連結
する連結構造15を設け、熱線吸収板14同士の連結を容易
にしたので、太陽熱コレクタ10の組立作業を容易にでき
る。
【0018】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、前記実施例
では、太陽熱コレクタを複数の透明パネルで覆ったが、
太陽熱コレクタは、一枚の透明パネルで覆ってもよい。
しかし、前記実施例のように、複数の透明パネルを用い
れば、屋根の上での作業を容易にできるという効果が得
られる。
【0019】なお、本発明は、工場で製造した建物ユニ
ットを建築現場で組立る工業化建物にも適用できる。こ
の場合、工場において屋根を構成する屋根ユニットを製
造する際に、前記設置構造で太陽熱コレクタの設置を済
ましておけば、建築現場での作業を軽減できる。
【0020】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、建物の外
観を良好にできるうえ、施工および保守における作業を
容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】前記実施例の太陽熱コレクタの軒側の端部を示
す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 屋根 2 屋根の構造面 10 太陽熱コレクタ 20 太陽熱コレクタの設置構造 21 透明パネル 22 支持部材 26 樋部 27 パイプ部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽の放射熱を吸収して内部に流通される
    熱媒体を加熱する太陽熱コレクタを屋根に設置するため
    の太陽熱コレクタの設置構造であって、屋根の構造面に
    レール状となった複数の支持部材を互いに平行となるよ
    うに敷設し、これらの支持部材の間に太陽熱コレクタを
    配置し、この太陽熱コレクタを覆う透明パネルを前記複
    数の支持部材に架け渡して取付け、前記支持部材には、
    上方が開口された断面コ字形の樋部と、この樋部の下方
    に一体的に設けられた断面四角形状のパイプ部とが備え
    られ、かつ、太陽光を電力に変換する太陽電池パネルを
    前記複数の支持部材に架け渡して取付け、前記太陽電池
    パネルおよび前記太陽熱コレクタを前記屋根の構造面に
    併設したことを特徴とする太陽熱コレクタの設置構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の太陽熱コレクタの設置構
    造において、前記各支持部材は、傾斜屋根の傾斜方向に
    沿って敷設されていることを特徴とする太陽熱コレクタ
    の設置構造。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の太陽熱コ
    レクタの設置構造において、前記太陽電池パネルと前記
    透明パネルとが同一サイズであることを特徴とする太陽
    熱コレクタの設置構造。
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