JP2591915B2 - 太陽エネルギー変換装置の屋根への取付け構造 - Google Patents

太陽エネルギー変換装置の屋根への取付け構造

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JP2591915B2
JP2591915B2 JP6237281A JP23728194A JP2591915B2 JP 2591915 B2 JP2591915 B2 JP 2591915B2 JP 6237281 A JP6237281 A JP 6237281A JP 23728194 A JP23728194 A JP 23728194A JP 2591915 B2 JP2591915 B2 JP 2591915B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新築、既設を問わず勾
配がある屋根に、太陽熱温水器や太陽電池等の太陽エネ
ルギー変換装置を、丸桟瓦棒葺き屋根意匠に取付け仕上
げることができ、且つその取付けを効率良く施工するこ
とができる取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】太陽エネルギー変換装置は、太陽熱温水
器と太陽発電装置に代表されるが、太陽熱温水器にあっ
ては、真空式太陽熱集熱温水装置が高効率の装置として
知られている。
【0003】従来、建築物の屋根に太陽熱集熱温水装置
を設置するについては、特開昭55-155855 号(特願昭54
-63077号)に図示されているように、既設屋根上に予め
ユニット化された太陽熱集熱温水装置を載置または架設
する構造(方法)と、屋根面に予め凹部を形成して太陽
熱集熱温水装置を嵌合する構造(方法)がある。
【0004】しかし前者は、ワイヤロープや架台が露出
するという公報に記載された問題以外にも、以下のよう
な問題を有している。すなわち、そもそも建築物は、周
囲の環境を含めた景観にマッチするようデザイン(意
匠)されるものであり、屋根はその約半分程度のウエイ
トを占めている。一方、ユニット化された太陽熱集熱温
水装置は、当然のことながら単体としての意匠性は考慮
されており、優れた意匠のものも少なくないが、屋根に
設置した場合における建築物との調和までとることはで
きないのが現状である。
【0005】そして後者は、太陽熱集熱温水装置を設置
するにあたり、屋根面に予め凹部を形成することから、
新築の場合には建物全体との調和をとることが可能であ
るが、建築構造の内側で配管配線を処理する必要が生じ
るので、建築費と工期の増加が必須となる。尚、既設屋
根面の一部に改修により凹部を形成することは、屋根に
開口部を設けることに他ならないので、居住者の生活に
支障が生じるし、新築の場合以上に工事費と工期が必要
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、勾配がある屋根に取付けられる太陽エネルギー変換
装置が、取付け後における屋根面全体としての意匠的調
和を考慮した取付け構造になっていないため、取付けに
よる意匠的不調和を受け入れざるを得なかったり、屋根
面に装置取付け用の凹部を形成することによる諸々の問
題を避けられないでいることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明では、集熱管を有する太陽エネルギー変換装置
の設置対象屋根面に取付け部材を所要数設け、この取付
け部材に太陽エネルギー変換装置の取付け架台を取付け
固定し、前記取付け架台に太陽熱集熱温水装置の複数本
以上の真空式集熱管を、同集熱管径以上の間隔を空けて
並設すると共に、隣り合う集熱管の間隙に板状部材を配
設して閉塞し、前記集熱管の軒側端部を化粧面戸で、棟
側端部を棟覆い板で、それぞれ覆設し、屋根面と取付け
架台間における開口部を水切り部材で覆設してなること
を特徴とする。
【0008】また本発明では、屋根面に予めユニット化
した太陽エネルギー変換装置を設置する屋根面への取付
け構造であって、太陽エネルギー変換ユニットは、取付
け架台に太陽熱集熱温水装置の複数本以上の真空式集熱
管を、同集熱管径以上の間隔を設けて並設し、隣り合う
集熱管の間隙に板状部材を配設して閉塞すると共に、こ
の集熱管の軒側端部を化粧面戸で、棟側端部を棟覆い板
で、それぞれ覆設してユニット化してなり、この太陽エ
ネルギー変換ユニットの設置対象屋根面に取付け部材を
所要数設け、この取付け部材に前記太陽エネルギー変換
ユニットの前記取付け架台を取付けて固定し、屋根面と
架台間における開口部を水切り部材で覆設してなること
を特徴とする。
【0009】また本発明では、前記板状部材は、表面に
非透水性且つ透光性の透明板を有する太陽電池パネルで
あることを特徴とする。
【0010】また本発明では、太陽電池パネルと集熱管
の隣接箇所にパッキング部材またはシーリング部材を配
設して防水処理してあることを特徴とする。
【0011】また本発明では、軒側の水切り部材と棟覆
い板に、換気口をそれぞれ形成してなることを特徴とす
る。
【0012】本発明における屋根面の軒側または軒側と
ケラバ側を太陽エネルギー変換装置の非設置面として割
付けた場合、高級な屋根意匠として確立されている腰葺
き状または額縁葺き状の屋根面意匠に仕上げることがで
きるので、高級感ある屋根意匠となる。また、太陽エネ
ルギー変換装置の取付け対象屋根面は、コロニアル、石
綿スレート、平葺き、その他の公知の構成のものであ
り、既設、新築を問わない。また、屋根面に設ける取付
け部材は、屋根形式と屋根が新築か既設のものかによ
り、公知のものを含む各種態様のものから選択される。
この屋根面への取付け部材の後付けは、パッキングまた
はシーリング等の水密処理との併用になるが、屋根の葺
き形式たとえば縦葺きに嵌合タイプの取付け部材を取付
ける場合のように格別雨仕舞処理を必要としない態様も
ある。また、板状部材が太陽電池パネル以外の板部材で
ある場合、その意匠、機能面から各種の材質、形状、色
彩等のものを自由に選択可能である。また、水切り部材
としては雨押さえ等が挙げられる。さらに、化粧面戸、
棟覆い板、水切り部材は、一部材または複数部材で構成
され、たとえば棟覆い板の場合は、棟面戸や棟雨押さえ
等の補助部材を用いることがある。
【0013】
【作用】集熱管を有する太陽エネルギー変換装置の設置
対象屋根面に取付け部材を所要数設け、この取付け部材
に太陽エネルギー変換装置の取付け架台を取付け固定
し、前記取付け架台に太陽熱集熱温水装置の複数本以上
の真空式集熱管を、同集熱管径以上の間隔を空けて並設
すると共に、隣り合う集熱管の間隙に板状部材を配設し
て閉塞し、前記集熱管の軒側端部を化粧面戸で、棟側端
部を棟覆い板で、それぞれ覆設し、屋根面と取付け架台
間における開口部を水切り部材で覆設してあるため、太
陽熱集熱温水装置における並列状の集熱管が、瓦棒葺き
屋根の丸桟状に現れるので、温水装置としての働きを得
ながら、丸桟瓦棒葺き屋根の屋根面意匠として観ても違
和感がない特徴がある。また、既設および新築を問わ
ず、屋根面に凹部を形成する必要がないので、無駄な工
事費と工期が必要ない。
【0014】屋根面に予めユニット化した太陽エネルギ
ー変換装置を設置する屋根面への取付け構造であって、
太陽エネルギー変換ユニットは、取付け架台に太陽熱集
熱温水装置の複数本以上の真空式集熱管を、同集熱管径
以上の間隔を設けて並設し、隣り合う集熱管の間隙に板
状部材を配設して閉塞すると共に、この集熱管の軒側端
部を化粧面戸で、棟側端部を棟覆い板で、それぞれ覆設
してユニット化してなり、この太陽エネルギー変換ユニ
ットの設置対象屋根面に取付け部材を所要数設け、この
取付け部材に前記太陽エネルギー変換ユニットの前記取
付け架台を取付けて固定し、屋根面と架台間における開
口部を水切り部材で覆設してあるため、取付け現場で
は、予めユニット化してある太陽エネルギー変換ユニッ
トをクレーン等により吊り上げ、屋根面に載置するだけ
で取付けることができ、工期が大幅に短縮できる。そし
て、太陽熱集熱温水装置における並列状の真空式集熱管
が、瓦棒葺き屋根の丸桟状に現れるので、温水装置とし
ての働きを得ながら、丸桟瓦棒葺き屋根の屋根面意匠と
して観ても違和感がない特徴がある。また、既設および
新築を問わず、屋根面に凹部を形成する必要がないの
で、無駄な工事費と工期が必要ない。
【0015】板状部材は、表面に非透水性且つ透光性の
透明板を有する太陽電池パネルであるため、太陽熱集熱
温水装置による温水と併せて、太陽電池パネルによる電
気エネルギーを並行して得ることができる。さらに太陽
電池パネルは、隣接する集熱管からの反射光を受けるた
め、発電効率が高い特徴がある。
【0016】太陽電池パネルと集熱管の隣接箇所にパッ
キング部材またはシーリング部材を配設して防水処理し
てあるため、屋根面における装置の設置面は事実上二重
葺きの屋根構造となるので、屋根としての雨仕舞性能
(安全性)が向上する。また、電気配線についても格別
防水処理をする必要がなくなる。
【0017】軒側の水切り部材と棟覆い板に、換気口を
それぞれ形成してあるため、装置と下側の屋根面により
形成される空間の換気を行うことができるので、空間が
高温化することによる太陽電池の発電効率の低下を防止
することができる。
【0018】
【実施例】図1乃至図5には本発明の太陽エネルギー変
換装置の屋根への取付け構造の第1発明の一実施例を例
示しており、真空式太陽熱集熱温水装置と太陽電池パネ
ルの組み合わせによる態様を示している。
【0019】設置対象屋根面1には、軒側を非設置面1b
として残し、その設置面1aに取付け部材2を固定具2bで
固定して所要数設けてある。具体的には、取付け部材2
は太陽熱集熱温水装置4および太陽電池パネル5の取付
け架台3における枠部3aと対応する位置関係に配置して
固定している。また取付け部材2は下面に止水パッキン
グ2aを貼着しており、止水パッキング2aが屋根面1に密
接して且つ固定具2bを密に抱持して、取付け点から屋根
面1への浸入水を阻止し得るようにしてある。
【0020】取付け部材2には取付け架台3を載置して
固定具3mで固定してある。この取付け架台3は、断面略
コ形の杆部材をその開口側が外側に向いている態様に枠
組みすると共に、枠部3aにおける左右の杆部3b間に渡し
杆3eを架設して、軒棟方向に沿う集熱管取付域3Aと、左
右幅が集熱管取付域3A幅以上の太陽電池パネル取付域3B
を左右交互に形成してある。そして、集熱管取付域3Aに
おける軒側杆部3cおよび渡し杆3e上面には集熱管4aの外
形状に沿う凹曲状のゴムまたは樹脂製集熱管受け座3hを
軒棟方向に並ばせて配設し、太陽電池パネル取付域3Bに
おける軒側杆部3cと渡し杆3eの上面棟側縁には、太陽電
池パネル5のフック5iが係止可能な係止溝3fをそれぞれ
形成してある。
【0021】また、取付け架台3の太陽電池パネル取付
域3Bにおける棟側杆部3d側面には通気孔3gを開口すると
共に、枠部3aの各杆部における開口側に添設してある取
付け板3iには、左右水切り部材11の固定具11d が取付け
可能な取付孔3jと、同取付孔3j上側に連通状の掛け溝3k
を開口しており、取付け架台3を取付け部材2に取付け
るに際して、吊り金具12の掛け部12a を取付孔3j側から
掛け溝3kに動かして引っ掛け可能にしてある。
【0022】取付け架台3の各集熱管取付域3Aにおける
軒棟方向の各集熱管受け座3hに渡り太陽熱集熱温水装置
4の各集熱管4aを、同管の一端の閉塞部4b側が軒側に、
他端の接続集合部4c側が棟側に向くようにして、それぞ
れ載置すると共に、左右に隣り合う集熱管4aの間の各太
陽電池パネル取付域3Bにおける軒棟方向の各係止溝3fに
太陽電池パネル5の各フック5iをそれぞれ係止して取付
けてある。
【0023】真空式太陽熱集熱温水装置4は、太陽エネ
ルギーを集熱して温水に暖め可能な複数本以上の真空式
集熱管4aからなる公知のタイプのもの(例えば日本電気
硝子製)で、各集熱管4aの接続集合部4c側における通水
系が接続していて、送り込まれる冷水を暖めた後、その
温水を送り出せるようにしてある。この各集熱管4aはそ
の軒側における閉塞部4bを下側の集熱管受け座3h上に固
定バンド6で、同バンド6の固定部6aを当該集熱管4aと
隣り合う太陽電池パネル5のフレーム5cに固定具6cで固
定することにより、取付け固定してある。また、集熱管
4aは円筒状のガラス管製のもので、丸桟を呈し且つ反射
光が隣接の太陽電池パネル5に向けて照射されるように
してある。
【0024】太陽電池パネル5は、太陽電池モジュール
5aの表面を非透水性且つ透光性の透明板5bで覆い且つそ
の周縁をアルミニューム等の押出型材からなるフレーム
5cで囲設して形成してある。そして、フレーム5cの左右
縁杆部5d内側における軒側と棟側の部位にはフック5iを
取付け架台3の軒側杆部3cおよび渡し杆3eにおける係止
溝3fにそれぞれ係止可能に垂設してある。このフック5i
は先端が係止溝3f下側に潜り込んで係止する態様に形成
してあり、太陽電池パネル5を棟側から軒側にスライド
させて、軒側および棟側の各フック5iを所定の各係止溝
3fにそれぞれ係止して、取付け架台3に取付けてある。
【0025】また、フレーム5cにおける隣接の集熱管4a
と隣り合う左右縁杆部5d外側には帯状パッキング7を沿
着してあり、このパッキング7は隣接する太陽電池パネ
ル5と集熱管4aを隙間なく接触させて防水処理してあ
る。さらに、フレーム5cの軒側縁杆部5eには下向き開口
状の水切り部材挿入溝5fを形成すると共に、この軒側縁
杆部5e上面から軒側に伸びる係止鍔部5gを形成してあ
る。
【0026】各集熱管4aの閉塞部4bには化粧面戸8を覆
設してある。化粧面戸8は、軒側面を適宜形態に化粧し
ている略円筒状のもので、棟側縁の上部分には同縁から
下側に折り返した係合片8aを固定バンド6の係合部6bと
係合可能に形成すると共に、棟側縁の左右部分には係止
溝部8bをフレーム5cの係止鍔部5gと係止可能に設け、且
つこの左右係止溝部8bの下側の縁部分には同縁を外側に
折り曲げて固定部8cをフレーム5cの軒側縁杆部5eに垂設
した垂下部5hに固定可能に形成してある。この化粧面戸
8は集熱管4aの閉塞部4bに対し、係合片8aが係合部6bを
乗り越えるまで押し込だ後に軒側へ引き戻して、係合部
6bに係合片8aが係合し且つ係止鍔部5gに係止溝部8bが係
止した状態に、固定部8cを垂下部5hに固定具8dで取付け
ることにより固定してある。
【0027】また、各集熱管4aの接続集合部4cをカバー
しているカバー部4dには同部の棟側面における被係止部
4eに棟フレーム13先端の係止片部13a を係止し、棟フレ
ーム13の固定部13b は屋根面1の棟1cに固定具13c で固
定してある。そして、これらの接続集合部4cおよび棟フ
レーム13には棟覆い板9を覆設してある。
【0028】棟覆い板9は、カバー部4dおよび屋根の棟
1cを覆い可能な断面略逆V形状の棟部9aと、この棟部9a
の一方の下縁から折り下げられて、集熱管4aの接続集合
部4cが嵌まる半円状凹部9cを形成した軒側面部9bと、軒
側面部9bにおける凹部9c形成箇所を除く下縁から軒側に
折り曲げられて、太陽電池パネル5の棟側表面に弾性的
に当接可能なパネル水切り部9dと、棟部9aの他方の下縁
から軒側面部9eを経て軒側に折り曲げられて、屋根面1
に弾性的に当接可能な水切り部9fとからなり、この棟覆
い板9は、棟1c、カバー部4d、集熱管4aの接続集合部4c
側、太陽電池パネル5の棟側表面を覆って水切りしてい
る。また、棟覆い板9は軒側面部9eに換気口9gを開口し
ていて、集熱管4aおよび太陽電池パネル5と下側の屋根
面1により形成される空間sが換気されるようにしてあ
る。
【0029】屋根面1と取付け架台3間における軒側お
よび左右側方の開口部15には、軒側水切り部材10、左右
水切り部材11をそれぞれ覆設してある。軒側の水切り部
材10は、太陽電池パネル5における軒側縁杆部5eの水切
り部材挿入溝5fに挿着可能な差し込み部10b を有する立
て部10a と、立て部10a 下縁から軒側に折り曲げられ
て、屋根面1に弾性的に当接可能な水平部10c からな
り、この軒側水切り部材10は差し込み部10b を水切り部
材挿着溝5fに挿着して、屋根面1と取付け架台3間にお
ける軒側の開口部15を閉じて水切りし且つ化粧してい
る。また、軒側水切り部材10は立て部10a における下側
部分に換気口10d を開口していて、集熱管4aおよび太陽
電池パネル5と下側の屋根面1により形成される空間s
が換気されるようにしてある。
【0030】また、左右の水切り部材11は、取付け架台
3の左右杆部3bに外側から沿接可能な立て部11a と、立
て部11a の上縁から内側に折り曲げられて、太陽電池パ
ネル5表面の左右側縁に弾性的に当接可能な上水平部11
b と、立て部11a の下縁から外側に折り曲げられて、屋
根面1に弾性的に当接可能な下水平部11c からなり、こ
の左右の水切り部材11は、立て部11a を左右杆部3bの取
付け板3iに固定具11dで取付けて、屋根面1と取付け架
台3間における左右側方の開口部15を閉じて水切りし且
つ化粧している。
【0031】これにより、真空式太陽熱集熱温水装置4
における複数本の並列状集熱管4aが、瓦棒葺き屋根の丸
桟状に現れるので、温水装置4としての働きを得なが
ら、屋根面1の意匠として観ても違和感がない特徴があ
る。そして、軒側を非設置面1bとして割付けた取付け構
造にしてあるため、温水装置4は、屋根面1の中央乃至
棟側に渡って設置されることになり、前記したようにそ
の配列態様は、略瓦棒葺きの屋根意匠を呈するので、屋
根面1全体としては、屋根面意匠の一構成要素として溶
け込み、「腰葺き」または「額縁葺き」の高級感がある
屋根意匠になる。また、既設および新築を問わず、屋根
面1に凹部を形成する必要がないので、無駄な工事費と
工期が必要ない。
【0032】また、真空式太陽熱集熱温水装置4により
太陽熱を効率良く温水に変換することができると共に、
この温水と併せて、太陽電池パネル5による電気エネル
ギーを並行して得ることができる。さらに太陽電池パネ
ル5は、隣接するガラス管製集熱管4a表面からの反射光
を受けるため、発電効率が高い特徴がある。
【0033】太陽電池パネル5と集熱管4aの隣接箇所を
パッキング7で防水処理してあるため、屋根面1におけ
る真空式太陽熱集熱温水装置4および太陽電池パネル5
の設置面1aは事実上二重葺きの屋根構造となるので、屋
根としての雨仕舞性能が向上する。また、電気配線につ
いても格別防水処理をする必要がなくなる。
【0034】軒側水切り部材10の換気口10d と棟覆い板
9の換気口9gを通じて、真空式太陽熱集熱温水装置4お
よび太陽電池パネル5と下側の屋根面1により形成され
る空間sの換気を行うことができるので、空間sが高温
化することによる太陽電池の発電効率の低下を防止する
ことができる。しかも、この換気が、取付け架台3の太
陽電池パネル取付域3Bにおける棟側杆部3dの通気口3gを
経て行われるようにしてあるため、太陽電池パネル5下
側の空間sにおける換気効率が高まり、太陽電池の発電
効率の低下防止に一層有効である。
【0035】さらに、施工時には、次の工程順にしたが
って容易に効率良く取付け作業でき、工期が短くて済
む。 第1工程:設置対象屋根面1に、取付け部材2を所要数
設ける。 第2工程:クレーンを用いて、取付け架台3を吊り金具
12で吊り上げて取付け部材2に取付け固定する。 第3工程:取付け架台3の集熱管取付域3Aにおける集熱
管受け座3hに真空式太陽熱集熱温水装置4の集熱管4a
を、その閉塞部4b側が軒側に、接続集合部4c側が棟側に
向くようにして、同集熱管4a径以上の間隔を空けて並設
する。 第4工程:隣り合う集熱管4aの間隙に太陽電池パネル5
を配設して閉塞する。 第5工程:各集熱管4aの閉塞部4bを化粧面戸8で覆設す
ると共に、接続集合部4cのカバー部4dおよび屋根の棟1c
を棟覆い板9で覆設する。 第6工程:屋根面1と取付け架台3間における開口部15
の軒側を棟側水切り部材10で、左右側方を左右水切り部
材11で、それぞれ覆設する。
【0036】図6には本発明の太陽エネルギー変換装置
の屋根への取付け構造の第2発明の一実施例を例示して
おり、構成は前記した第1発明の実施例のものと、その
取付け架台3および真空式太陽熱集熱装置4そして太陽
電池パネル5等を予めユニット化してある点を除いて、
基本的に同一であるため、共通している構成の説明を省
略して、相違する構成について以下に説明する。
【0037】取付け架台3に真空式太陽熱集熱温水装置
4の複数本以上の集熱管4aを、その閉塞部4b側が軒側
に、接続集合部4c側が棟側に向くようにして、同集熱管
4a径以上の間隔を設けて並設し、隣り合う集熱管4aの間
隙に太陽電池パネル5を配設して閉塞すると共に、この
集熱管4aの前記閉塞部4bを化粧面戸8で、前記接続集合
部4cを棟覆い板9で、それぞれ覆設することにより、ユ
ニット化した太陽エネルギー変換ユニット14を予め形成
してある。
【0038】この太陽エネルギー変換ユニット14の設置
対象屋根面1には、軒側を非設置面1bとして残し、その
設置面1aに所要数の取付け部材2を取付け架台3と対応
する所定箇所に配設してある。そして、取付け架台3に
おける取付け板3iの掛け溝3kに吊り金具12を引っ掛け
て、この太陽エネルギー変換ユニット14をクレーンで吊
り上げ、同ユニット14の取付け架台3を取付け部材2に
降ろして取付け固定し、屋根面1と取付け架台3間にお
ける軒側および左右側方の開口部15に軒側水切り部材10
と左右水切り部材11(図示せず)をそれぞれ覆設する。
また、この実施例では、太陽エネルギー変換ユニット14
における軒側水切り部材10と棟覆い板9がそれぞれ一部
材からなる構成となっているが、ユニットが中・大型の
場合には、予めユニットの一部となる部材と、ユニット
を屋根面に固定した後に軒側、棟側の開口部15をそれぞ
れ覆う水切り部材との複数部材で構成する場合がある。
【0039】これにより、前記した第1実施例のものと
同様の効果があり、さらに、取付け現場では、予めユニ
ット化してある太陽エネルギー変換ユニット14をクレー
ン等により吊り上げ、屋根面1に載置するだけで取付け
ることができ、工期が大幅に短縮できる。しかも、太陽
エネルギー変換ユニット14を工場で予め製作できて、製
作面および経済面からも有利である。
【0040】また施工時には、次の工程順にしたがって
簡単な取付け作業で施工することができる。 第1工程:設置対象屋根面1に、少なくとも軒側は非設
置面1bとして残すように、取付け部材2を所要数設け
る。 第2工程:クレーンを用いて、予めユニット化してある
太陽エネルギー変換ユニット14を吊り金具12で吊り上げ
て取付け部材2に取付け固定する。 第3工程:屋根面1と取付け架台3間における軒側およ
び左右側方の開口部15を軒側水切り部材10、左右水切り
部材11でそれぞれ覆設する。
【0041】図7の(A)(B)(C)(D)には屋根
面1における取付け部材2の他の態様を例示しており、
(A)の態様のものは屋根面1が瓦棒葺きである場合の
一例を示している。(B)および(C)の態様のものは
屋根面1がスタンデングシーム(溶接)の場合の一例を
示している。(D)の態様のものは屋根面1が横葺きで
ある場合の一例を示している。
【0042】前記した第1発明と第2発明の実施例で
は、取付け架台3を共用した態様を例示しているが、こ
れに限定されず、第1発明における取付け架台3が取付
け板3iに掛け溝3kを有しない態様のものであっても良
い。同様に、取付け部材2による取付け架台3の固定
は、図示した取付け架台3の左右杆部3bを固定する態様
の他にも、軒側杆部3cと棟側杆部3dを固定する態様、ま
た太陽エネルギー変換装置が中型化、大型化した場合の
ように、左右杆部3b、軒側杆部3c、棟側杆部3dを固定す
る態様がある。また図示していないが、他の実施例とし
て、太陽熱集熱温水装置4における集熱管4aを、その閉
塞部4bが棟側に、接続集合部4cが軒側に、それぞれ向く
ように並設すると共に、軒側の接続集合部4cに排水バル
ブを配設して構成する態様があり、この場合、凍結防止
対策されているので寒冷地向けとして有用である。
【0043】
【発明の効果】
A.請求項1により、集熱管を有する太陽エネルギー変
換装置の設置対象屋根面に取付け部材を所要数設け、こ
の取付け部材に太陽エネルギー変換装置の取付け架台を
取付け固定し、前記取付け架台に太陽熱集熱温水装置の
複数本以上の真空式集熱管を、同集熱管径以上の間隔を
空けて並設すると共に、隣り合う集熱管の間隙に板状部
材を配設して閉塞し、前記集熱管の軒側端部を化粧面戸
で、棟側端部を棟覆い板で、それぞれ覆設し、屋根面と
取付け架台間における開口部を水切り部材で覆設してあ
るため、太陽熱集熱温水装置における並列状の集熱管
が、瓦棒葺き屋根の丸桟状に現れるので、温水装置とし
ての働きを得ながら、屋根面の意匠として観ても違和感
がない特徴がある。
【0044】B.同項により、既設および新築を問わ
ず、屋根面に凹部を形成する必要がないので、無駄な工
事費と工期が必要ない。
【0045】C.請求項2により、屋根面に予めユニッ
ト化した太陽エネルギー変換装置を設置する屋根面への
取付け構造であって、太陽エネルギー変換ユニットは、
取付け架台に太陽熱集熱温水装置の複数本以上の真空式
集熱管を、同集熱管径以上の間隔を設けて並設し、隣り
合う集熱管の間隙に板状部材を配設して閉塞すると共
に、この集熱管の軒側端部を化粧面戸で、棟側端部を棟
覆い板で、それぞれ覆設してユニット化してなり、この
太陽エネルギー変換ユニットの設置対象屋根面に取付け
部材を所要数設け、この取付け部材に前記太陽エネルギ
ー変換ユニットの前記取付け架台を取付けて固定し、屋
根面と架台間における開口部を水切り部材で覆設してあ
るため、取付け現場では、予めユニット化してある太陽
エネルギー変換ユニットをクレーン等により吊り上げ、
屋根面に載置するだけで取付けることができ、工期が大
幅に短縮できる。
【0046】D.同項により、太陽熱集熱温水装置にお
ける並列状の集熱管が、瓦棒葺き屋根の丸桟状に現れる
ので、温水装置としての働きを得ながら、屋根面の意匠
として観ても違和感がない特徴がある。また、既設およ
び新築を問わず、屋根面に凹部を形成する必要がないの
で、無駄な工事費と工期が必要ない。
【0047】E.請求項3により、板状部材は、表面に
非透水性且つ透光性の透明板を有する太陽電池パネルで
あるため、太陽熱集熱温水装置による温水と併せて、太
陽電池パネルによる電気エネルギーを並行して得ること
ができる。さらに太陽電池パネルは、隣接する集熱管表
面からの反射光を受けるため、発電効率が高い特徴があ
る。
【0048】F.請求項4により、太陽電池パネルと集
熱管の隣接箇所にパッキング部材またはシーリング部材
を配設して防水処理してあるため、屋根面における装置
の設置面は事実上二重葺きの屋根構造となるので、屋根
としての雨仕舞性能(安全性)が向上する。また、電気
配線についても格別防水処理をする必要がなくなる。
【0049】G.請求項5により、軒側の水切り部材と
棟覆い板に、換気口をそれぞれ形成してあるため、装置
と下側の屋根面により形成される空間の換気を行うこと
ができるので、空間が高温化することによる太陽電池の
発電効率の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の太陽エネルギー変換装置の屋根への
取付け構造の第1発明の一実施例を例示している斜視
図。
【図2】 図1のA−A拡大縦断面図。
【図3】 図1のB−B拡大縦断面図。
【図4】 図2のC−C拡大縦断面図。
【図5】 部分分解斜視図。
【図6】 本発明の太陽エネルギー変換装置の屋根への
取付け構造の第2発明の一実施例を例示している分解斜
視図。
【図7】 (A)(B)(C)(D)は取付け部材2の
他の態様を例示しており、(A)(B)(C)は縦断面
図。(D)は斜視図。
【符号の説明】
1 屋根面 1a 屋根面の設置面 1b 屋根面の非設置面 1c 屋根面の棟 2 取付け部材 2a 止水パッキング 2b 固定具 3 取付け架台 3A 取付け架台の集熱管取付域 3B 取付け架台の太
陽電池パネル取付域 3a 取付け架台の枠部 3b 枠部の左右杆部 3c 枠部の軒側杆部 3d 枠部の棟側杆部 3e 枠部の渡し杆 3f 取付け架台の係
止溝 3g 取付け架台の通気孔 3h 取付け架台の集
熱管受け座 3i 取付け架台の取付け板 3j 取付け板の取付
孔 3k 取付け板の掛け溝 3m 固定具 4 太陽熱集熱温水装置 4a 集熱管 4b 集熱管の閉塞部 4c 集熱管の接続集
合部 4d 接続集合部のカバー部 4e カバー部の被係
止部 5 太陽電池パネル(板状部材) 5a 太陽電池モジュ
ール 5b 透明板 5c フレーム 5d フレームの左右縁杆部 5e フレームの軒側
縁杆部 5f 軒側縁杆部の水切り部材挿入溝 5g 軒側縁杆部の係止鍔部 5h 軒側縁杆部の垂
下部 5i 太陽電池パネルのフック 6 固定バンド 6a 固定バンドの固
定部 6b 固定バンドの係合部 6c 固定具 7 パッキング 8 化粧面戸 8a 化粧面戸の係合片 8b 化粧面戸の係止
溝部 8c 化粧面戸の固定部 8d 固定具 9 棟覆い板 9a 棟覆い板の棟部 9b,9e 棟覆い板の軒側面部 9c 凹部 9d パネル水切り部 9f 水切り部 9g 棟覆い板の換気口 10 軒側水切り部材 10a 軒側水切り部材の立て部 10b 軒側水切り部
材の差し込み部 10c 軒側水切り部材の水平部 10d 軒側水切り部
材の換気口 11 左右水切り部材 11a 左右水切り部
材の立て部 11b 左右水切り部材の上水平部 11c 左右水切り部材の下水平部 11d 固定具 12 吊り金具 12a 吊り金具の掛
け部 13 棟フレーム 13a 棟フレームの
係止片部 13b 棟フレームの固定部 13c 固定具 14 太陽エネルギー変換ユニット 15 開口部 s 空間

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集熱管を有する太陽エネルギー変換装置
    の設置対象屋根面に取付け部材を所要数設け、この取付
    け部材に太陽エネルギー変換装置の取付け架台を取付け
    固定し、前記取付け架台に太陽熱集熱温水装置の複数本
    以上の真空式集熱管を、同集熱管径以上の間隔を空けて
    並設すると共に、隣り合う集熱管の間隙に板状部材を配
    設して閉塞し、前記集熱管の軒側端部を化粧面戸で、棟
    側端部を棟覆い板で、それぞれ覆設し、屋根面と取付け
    架台間における開口部を水切り部材で覆設してなること
    を特徴とする太陽エネルギー変換装置の屋根への取付け
    構造。
  2. 【請求項2】 屋根面に予めユニット化した太陽エネル
    ギー変換装置を設置する屋根面への取付け構造であっ
    て、太陽エネルギー変換ユニットは、取付け架台に太陽
    熱集熱温水装置の複数本以上の真空式集熱管を、同集熱
    管径以上の間隔を設けて並設し、隣り合う集熱管の間隙
    に板状部材を配設して閉塞すると共に、この集熱管の軒
    側端部を化粧面戸で、棟側端部を棟覆い板で、それぞれ
    覆設してユニット化してなり、この太陽エネルギー変換
    ユニットの設置対象屋根面に取付け部材を所要数設け、
    この取付け部材に前記太陽エネルギー変換ユニットの前
    記取付け架台を取付けて固定し、屋根面と架台間におけ
    る開口部を水切り部材で覆設してなることを特徴とする
    太陽エネルギー変換装置の屋根への取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記板状部材は、表面に非透水性且つ透
    光性の透明板を有する太陽電池パネルであることを特徴
    とする請求項1または2記載の太陽エネルギー変換装置
    の屋根への取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記太陽電池パネルと集熱管の隣接箇所
    にパッキング部材またはシーリング部材を配設して防水
    処理してあることを特徴とする請求項3記載の太陽エネ
    ルギー変換装置の屋根への取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記軒側の水切り部材と棟覆い板に、換
    気口をそれぞれ形成してなることを特徴とする請求項3
    または4記載の太陽エネルギー変換装置の屋根への取付
    け構造。
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