JPS6145772Y2 - - Google Patents

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JPS6145772Y2
JPS6145772Y2 JP1981037917U JP3791781U JPS6145772Y2 JP S6145772 Y2 JPS6145772 Y2 JP S6145772Y2 JP 1981037917 U JP1981037917 U JP 1981037917U JP 3791781 U JP3791781 U JP 3791781U JP S6145772 Y2 JPS6145772 Y2 JP S6145772Y2
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JP
Japan
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valve
hydraulic
port
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force
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JP1981037917U
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JPS57149708U (ja
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばトツプリンク及びロアーリンク
からなる三点リンク機構を介してトラクタの後方
にロータリ耕耘作業機などの各種作業機を装設さ
せ、前記作業機を牽引して各種農作業を行うため
のトラクタのドラフトコントロール装置に関す
る。従来、実開昭51−142502号公報に示す如く、
走行輪の駆動負荷又は作業機の駆動負荷に基づ
き、作業機を昇降させてこの負荷を一定に保つ技
術があつた。
しかし乍ら前記従来技術は、粘土質又は砂質な
ど土質の相違、並びに水田又は畑など水分量の相
違により、走行輪のスリツプ率又は作業機の駆動
負荷が不規則に変化しても、単一動作の検出に基
づく制御であるから、その状況変化に対し機敏に
対応し得ず、特にスリツプし易い泥土中の走行輪
駆動負荷検出、又は乾いた砂土の耕耘負荷検出な
どにおいて、作業機の牽引力制御が極めて不安定
になる等の問題があつた。
然るに、本考案は、作業機を昇降させる油圧シ
リンダを作動制御するドラフトバルブを設け、ト
ラクタ走行輪の駆動力変化により前記バルブを切
換える装置において、牽引力を検出可能なリンク
機構に前記作業機を支持させ、そのリンク機構の
牽引力変化と前記走行輪駆動力変化を加算してこ
れらにより前記ドラフトバルブを切換え可能に構
成したことを特徴とするものである。
従つて、前記走行輪駆動負荷と前記リンク機構
の牽引負荷とを加算してドラフトバルブにより油
圧シリンダ制御を行うから、土質並びに水分量な
ど作業条件が変化しても従来よりも安定した油圧
シリンダ制御を容易に得られ、例えば水田と畑と
で使い分ける必要がなく状況変化に対し従来より
機敏に対応し得ると共に、二系統の検出構造で一
系統の制御構造を作動させるから、前記ドラフト
バルブ及び油圧シリンダなどを従来より簡潔に配
設し得、従来に比べてドラフトバルブなど制御構
造の簡略化並びに制御機能の向上などを容易に図
り得るものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図はトラクタの側面図、第2図は同平面
説明図であり、図中1はエンジン、2はクラツチ
ケース、3はミツシヨンケース、4は前走行輪、
5は後走行輪、6は後車軸、7は耕耘作業などの
出力用PTO軸、8はリフトアーム9を有する油
圧昇降機、10,11は各種作業機を装設するロ
アーリンク及びトツプリンク、12は運転席、1
3は操向ハンドル、14は後走行輪5の速度を機
械的に切換える走行変速レバー、15,16は左
右の後走行輪5,5を独立して機械的に夫々制動
する左右ブレーキペダルであり、前記PTO軸7
を介して駆動するロータリ17を具備するロータ
リ耕耘作業機18を、前記ロアーリンク10及び
トツプリンク11を介して装設する。
第3図は要部の油圧回路図であり、エンジン1
によつて駆動する油圧ポンプ19と、高圧油路2
0を介して前記ポンプ19に油圧接続する左右油
圧モータ21,22とを備え、各モータ21,2
2によつて左右の前走行輪4,4を夫々駆動する
と共に、ミツシヨンケース3に内蔵する機械式ミ
ツシヨン(図示省略)を介して左右の後走行輪
5,5を駆動するように形成する。また上記リフ
トアーム9を揺動駆動させる油圧シリンダ23を
上記油圧昇降機8に内設させると共に、上記エン
ジン1によつて駆動する油圧ポンプ24を前記シ
リンダ23にフローコントロールバルブ25を介
して接続させる3位置4ポート型電磁油圧切換弁
26を設け、前記ポンプ24の油圧力によつてリ
フトアーム9を介してロアーリンク10を昇降制
御するように形成する。さらに走行駆動用高圧油
路20の油圧によつて切換制御して前記シリンダ
23にこの作動油を印加させるドラフトバルブ2
7を設け、中立位置の前記切換弁26を介して油
圧ポンプ24の高圧油を印加するAポート28
と、前記バルブ27のスプール29が中立のとき
にAポート28を油タンク30に短絡させるTポ
ート31と、油圧シリンダ23に絞り弁32を介
して接続させてAポート28及びTポート31に
夫々接続させるBポート33及びCポート34
と、前記スプール29の背圧として前記高圧油路
20の高圧油を印加させるDポート35とを、前
記バルブ27を形成するドラフトバルブ本体36
に形成する。前記スプール29は夫々に対向させ
る背圧バネ37,38を介して中立保持させると
共に、一方の背圧バネ38のバネ力を設定するた
めのネジ棒39に感度調節レバー40を取付け、
前記レバー40操作によつてその背圧バネ38の
バネ力を適宜調節し、もう一方の背圧バネ37と
前記油路20の油圧力との和が前記背圧バネ38
のバネ力よりも大きくなつたときにスプール29
を変位してAポート28及びBポート33を連通
させてリフトアーム9を上昇させる一方、前記背
圧バネ37と高圧油路20の油圧力との和が背圧
バネ38のバネ力よりも小さくなつたときにスプ
ール29を変位してCポート34及びTポート3
1を連通させてリフトアーム9を下降させるよう
に形成する。
前記スプール29の背圧バネ27附勢側にセン
シングロツド41を一体形成し、ドラフトバルブ
本体36から前記ロツド41を突出させると共
に、上記トツプリンク11をトツプリンクブラケ
ツト42に支持させ、上記油圧昇降機8の後部に
ドラフトセンシングバネ43を介して前記ブラケ
ツト42を取付け、図示しないリンク機構などの
連結要素44を介して前記ロツド41にトツプリ
ンクブラケツト42を連結させ、トツプリンク1
1に附加される牽引抵抗力を前記ロツド41に印
加させ、前記抵抗力が設定以上になつたときにス
プール29を切換えてリフトアーム9を上昇させ
るように形成する。
本考案は上記の如く構成しており、第1図のよ
うにロータリ耕耘作業機18を牽引して田畑を耕
起する場合、第3図のように背圧バネ37のバネ
力と高圧油路20の油圧力の和が背圧バネ38の
バネ力と釣合つているとき、Bポート33及びC
ポート34をスプール29によつて閉鎖し、油圧
切換弁26を介してAポート28に印加される油
圧ポンプ24の高圧油をTポート31を介して油
タンク30に還流させるもので、深耕或いは耕土
が硬いときに前記作業機18の牽引抵抗力が増大
し、前走行輪4,4の駆動トルクが大きくなつて
高圧油路20の油圧力が大きくなり、背圧バネ3
7のバネ力と高圧油路20の油圧力の和が背圧バ
ネ38のバネ力よりも大きくなつて第3図におい
てスプール29を上動変位させ、Tポート31及
びCポート34をスプール29によつて閉鎖し、
Aポート28に印加される油圧ポンプ24の高圧
油をBポート33及び絞り弁32を介して油圧シ
リンダ23に印加し、該シリンダ23を駆動して
リフトアーム9を上昇作動し、高圧油路20の油
圧力が設定以下になる迄前記作業機18を持上げ
て浅耕作業を行い、前記作業機18を設定以下の
牽引抵抗で移動させる。一方、前走行輪4,4の
駆動トルクが小さくなり、高圧油路20の油圧力
が降下し、背圧バネ37のバネ力と高圧油路20
の油圧力の和が背圧バネ38のバネ力よりも小さ
くなると、第3図においてスプール29が下動変
位し、Aポート28及びBポート33をスプール
29によつて閉鎖し、絞り弁32を介してCポー
ト34に印加される油圧シリンダ23の戻り油を
Tポート31を介して油タンク30に還流させ、
高圧油油路20の油圧力が設定以上になる迄前記
作業機18を降下させて深耕作業を行うもので、
前記作業機18を略一定の牽引抵抗で移動させる
ものである。
又、従来のドラフトコントロール手段を併用す
るもので、トツプリンク11の圧縮力(牽引抵抗
力)をこのトツプリンクブラケツト42を介して
検出し、油圧切換弁26を切換えてリフトアーム
9を昇降させるので、トツプリンク11の圧縮力
検出によるドラフトバルブ27制御並びに走行駆
動トルク検出によるドラフトバルブ27制御によ
つて油圧シリンダ23を作動させ、機械的及び油
圧的検出を相関的に加算してドラフトコントロー
ルを行えるものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、作業
機18を昇降させる油圧シリンダ23を作動制御
するドラフトバルブ27を設け、トラクタ走行輪
4の駆動力変化により前記バルブ27を切換える
装置において、牽引力を検出可能なリンク10,
11機構に前記作業機18を支持させ、そのリン
ク10,11機構の牽引力変化と前記走行輪4駆
動力変化を加算してこれらにより前記ドラフトバ
ルブ27を切換え可能に構成したもので、前記走
行輪4を駆動負荷と前記リンク10,11機構の
牽引負荷とを加算してドラフトバルブ27により
油圧シリンダ23制御を行うから、土質並びに水
分量など作業条件が変化しても従来よりも安定し
た油圧シリンダ23制御を容易に得ることがで
き、例えば水田と畑とで使い分ける必要がなく状
況変化に対し従来より機敏に対応することができ
ると共に、二系統の検出構造で一系統の制御構造
を作動させるから、前記ドラフトバルブ27及び
油圧シリンダ23などを従来より簡潔に配設で
き、従来に比べてドラフトバルブ27など制御構
造の簡略化並びに制御機能の向上などを容易に図
ることができる等の実用的な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すトラクタの側
面図、第2図は同平面図、第3図は要部の油圧回
路図である。 9……リフトアーム、20……高圧油路、23
……油圧シリンダ、27……ドラフトバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業機18を昇降させる油圧シリンダ23を作
    動制御するドラフトバルブ27を設け、トラクタ
    走行輪4の駆動力変化により前記バルブ27を切
    換える装置において、牽引力を検出可能なリンク
    10,11機構に前記作業機18を支持させ、そ
    のリンク10,11機構の牽引力変化と前記走行
    輪4駆動力変化を加算してこれらにより前記ドラ
    フトバルブ27を切換え可能に構成したことを特
    徴とするトラクタのドラフトコントロール装置。
JP1981037917U 1981-03-17 1981-03-17 Expired JPS6145772Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981037917U JPS6145772Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981037917U JPS6145772Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57149708U JPS57149708U (ja) 1982-09-20
JPS6145772Y2 true JPS6145772Y2 (ja) 1986-12-23

Family

ID=29835090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981037917U Expired JPS6145772Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51142502U (ja) * 1975-05-10 1976-11-16

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JPS57149708U (ja) 1982-09-20

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