JPS6144764B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144764B2
JPS6144764B2 JP15361182A JP15361182A JPS6144764B2 JP S6144764 B2 JPS6144764 B2 JP S6144764B2 JP 15361182 A JP15361182 A JP 15361182A JP 15361182 A JP15361182 A JP 15361182A JP S6144764 B2 JPS6144764 B2 JP S6144764B2
Authority
JP
Japan
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paint
deposit
open
coating
sprayed
Prior art date
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Expired
Application number
JP15361182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5943709A (ja
Inventor
Naohito Shinkawa
Kazuhiro Takeshita
Hidenori Tsubone
Kazuhide Fujita
Katsumi Fujisaki
Masao Asada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP15361182A priority Critical patent/JPS5943709A/ja
Publication of JPS5943709A publication Critical patent/JPS5943709A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G3/00Storing bulk material or loose, i.e. disorderly, articles
    • B65G3/02Storing bulk material or loose, i.e. disorderly, articles in the open air

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は石炭、コークス、鉄鉱石、川砂のよ
うな鉱物、木粉などを長期間にわたつて野積堆積
させる際にこれら堆積物の防水、防塵、空気によ
る酸化防止などを図るための被覆方法に関するも
のである。
一般に、製鉄所、ガス製造所、製紙工場などで
は、石炭、コークス、木粉などを野積堆積する場
合が多い。ところが、これらの堆積物はその保管
中に風によつて粉塵を巻きおこして作業環境を悪
くしたり、降雨時には微粉を流し出して、堆積物
のロスを招きやすい。また、とくに石炭、コーク
ス、鉄鉱石などにあつては、野積堆積時に吸水し
て堆積物中の含水量が増加することを加熱ないし
燃焼させる際に水の蒸発熱損によるエネルギーロ
スが大きくなるとともに、発熱量の変動によつて
加熱ないし燃焼の制御操作が困難となるなどの不
都合がある。
これらの問題を解決する方法として、塗料を野
積堆積物の表面に塗工して乾燥させることによ
り、堆積物表面に水不溶性の塗膜を形成させる方
法がすでに知られている。この方法によれば、粉
塵の飛散や降雨による流出および含水量の増加を
防止できる。
しかしながら、野積堆積物の塗装において塗料
の特性を十分に発揮させるには、当然のことなが
らその塗装方法が極めて重要な因子となる。塗装
が不十分のために塗装むらが生じた場合、ある部
分では塗装量が過多となつて流出ロスとなる一
方、ある部分では塗装量が不足し、極端な場合は
全く塗装されない部分ができてしまう。野積堆積
物の被覆は降雨の防水が主たる目的であるが、上
記のような塗装むらが生じた場合、塗膜欠陥の部
分より降雨による水分が堆積物中に流入し、防水
効果が全く失われてしまう。
したがつて、野積堆積物の被覆においては、塗
装を均一に行ない、欠陥のない塗膜を作ることが
とくに要求されている。しかるに、野積堆積物は
極めて大規模なものであり、かつ大小の粉粒体の
集合物であつて表面が極めて粗いものであるた
め、これの表面に塗料を均一に塗着することは極
めて困難である。
この発明者らは、この問題に対して鋭意研究を
重ねた結果、野積堆積物の上方部側から塗料を散
布するとともに、下方部側からも塗料を散布する
と、全体として極めて均一な欠陥のない塗膜が得
られることを見い出し、この発明をなすに至つ
た。
すなわち、この発明は、野積堆積物の表面に乾
燥後に水不溶性となる塗料を散布する方法におい
て、野積堆積物の全表面積と所定塗膜厚さとから
決定される全塗料量のうちの50〜75%を上記野積
堆積部の上方部側より散布し、残りの塗料を下方
部側よ散布することを特徴とする野積堆積物の被
覆方法に係るものである。
この発明に適用される野積堆積物とは、たとえ
ば石炭(粉)、コークス(粉)、鉄鉱石、川砂のよ
うな鉱物、銅鉱石、石灰石、ポーキサイト、その
他の金属鉱石または木粉などの有機粉末物などで
ある。
この発明における被覆用塗料としては、その溶
質が乾燥後に水不溶性となるものであれば、従来
のものを広く適用でき、水エマルジヨン系および
有機溶剤系のいずれでもよい。とくに好ましい塗
料は、野積堆積物と同一もしくは類似となる材料
からなる粉粒体を充填材として配合してなるもの
であり、この塗料は良好なチキソトロピー性を有
しているため、堆積物内部への浸透が抑えられて
連続皮膜の形成に有利となる。
この発明において、野積堆積物の上方部側より
塗料を散布する方法とは、堆積物の上方に配設し
たノズルにより塗料を散布することを意味する。
通常ノズルからの散布距離は堆積物の大きさに比
べるとはるかに小さいから、ノズルは堆積物の上
方を水平に移動できるような工夫が必要である。
また、散布された塗料が堆積物表面を強打するこ
とのないようにノズルの方向および高さを設定し
なければならない。堆積物表面が散布された塗料
でたたかれると、該表面の粒子が跳ね飛んで表面
の凹凸が増すだけでなく、散逸した粒子が集合し
て流動すると、山崩れを誘発するおそれがあるか
らである。
堆積物下方部側から塗料を散布する方法として
は、堆積物の底面周囲を移動しながらノズルを堆
積物の斜面の上方ないし水平方向に向けて塗料を
散布することである。移動の方法は堆積物の大き
さやポンプ能力などによるが、一般には散水車の
ように、ノズルを設置したタンク付きの自動車に
よるのがよい。しかし、小規模の場合は作業者が
ノズルを持ち歩いて散布作業を行なつてもよい。
この場合も、散布された塗料で堆積物表面がたた
かれることのないように配慮する必要がある。
ところで、野積堆積物の上方部側より所要全塗
料量のうちの50〜70%を散布すると、上記堆積物
のほぼ全面が塗料で被覆されたように見えるが、
子細に観察してみると、堆積物を構成する粒塊の
影の部分や大粒子の下方側に小粒子が集合してい
る部分などは死角となつて、塗料が届きにくく、
この部分には塗膜が形成されない。したがつて、
このままでは全体としては欠陥のある塗膜とな
り、前述したように、防水効果の極めて少ないも
のとなる。
この死角は堆積物の下方部側より移動しながら
残り塗料を散布すると完全にカバーされて、欠陥
部分が消失し全体として均一かつ連続した塗膜と
なり、塗料の特性を十分に発揮できるようにな
る。
この方法における塗料の配分は、野積堆積物全
表面積と所定塗膜厚とから決定される所要全塗料
量のうちの50〜75%を堆積物の上方部側より散布
し、下方部側より残りの塗料を散布するようにし
なければならない。上方部側からの散布量が所要
全塗料量の50%未満では塗料が堆積物のほぼ全面
に行きわたることができず、塗装むらが顕著にな
る。堆積物の上方部側からの散布量が75%を超え
るようになると、下方部側からの散布量が不足
し、死角部分を全てカバーすることができない。
以上のように、この発明によれば、野積堆積物
の表面に塗着された塗膜が全体として均一かつ連
続的となるため、塗膜の特性が十分に発揮され、
所期の目的である防水および防塵効果さらには酸
化防止効果が優れたものとなる。
つぎに、この発明の実施例を記載する。
実施例 表面積3000m2、高さ12mの石炭粉からなる野積
堆積物に被覆用塗料を9000Kg(3Kg/m2)散布し
た。このとき、上記堆積物の上方部側より6300Kg
(所要全塗料量の70%)を散布し、残りを下方部
側より散布した。この被覆堆積物は6ケ月間放置
されている間に100mm以上の集中豪雨に見舞われ
たが、全く外観の異常はなく切り出し時に含水率
は高くなかつた。なお、被覆用塗料としては、下
記の組成からなるものを用いた。
〈被覆用塗料〉 アクリル酸ブチルとスチレンとの65/35の共重
合体の50重量%水エマルジヨン 100容量部 エチルセロソルブ 2容量部 水 20容量部 5メツシユパスの石炭粉 1000容量部 実施例と同種同形の石炭粉からなる野積堆積物
に実施例と同じ被覆用塗料を堆積物の上方部側か
ら全量散布した。この被覆堆積物は1ケ月後に90
mmの降雨にあい、斜面上部に亀裂が生じ、以後次
第に亀裂の数が増し、3ケ月後には山崩れをおこ
した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 野積堆積物の表面に乾燥後に水不溶性となる
    塗料を散布する方法において、上記野積堆積物の
    全表面積と所定塗膜厚とから決定される全塗料量
    のうちの50〜75%を上記野積堆積物の上方部側よ
    り散布し、該堆積物の下方部側より残りの塗料を
    散布することを特徴とする野積堆積物の被覆方
    法。
JP15361182A 1982-09-02 1982-09-02 野積堆積物の被覆方法 Granted JPS5943709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15361182A JPS5943709A (ja) 1982-09-02 1982-09-02 野積堆積物の被覆方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15361182A JPS5943709A (ja) 1982-09-02 1982-09-02 野積堆積物の被覆方法

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Publication Number Publication Date
JPS5943709A JPS5943709A (ja) 1984-03-10
JPS6144764B2 true JPS6144764B2 (ja) 1986-10-04

Family

ID=15566266

Family Applications (1)

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JP15361182A Granted JPS5943709A (ja) 1982-09-02 1982-09-02 野積堆積物の被覆方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4722719B2 (ja) * 2006-02-02 2011-07-13 コスモ工機株式会社 継手体
JP4722720B2 (ja) * 2006-02-02 2011-07-13 コスモ工機株式会社 継手体
JP6174521B2 (ja) * 2014-05-23 2017-08-02 株式会社神戸製鋼所 改質石炭の貯蔵方法
CN108107955B (zh) * 2017-12-27 2020-01-10 山东东山新驿煤矿有限公司 一种煤场自动喷淋智能监管系统
JP2020020387A (ja) 2018-07-31 2020-02-06 三菱重工業株式会社 キャップシール、これを備えた締結構造、及びキャップシールの装着方法

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