JPS5936006A - 野積堆積物の被覆方法 - Google Patents
野積堆積物の被覆方法Info
- Publication number
- JPS5936006A JPS5936006A JP14525882A JP14525882A JPS5936006A JP S5936006 A JPS5936006 A JP S5936006A JP 14525882 A JP14525882 A JP 14525882A JP 14525882 A JP14525882 A JP 14525882A JP S5936006 A JPS5936006 A JP S5936006A
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- Japan
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- open
- accumulation
- water
- paint
- surface layer
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G3/00—Storing bulk material or loose, i.e. disorderly, articles
- B65G3/02—Storing bulk material or loose, i.e. disorderly, articles in the open air
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は石炭、コークス、鉄鉱石、川砂のような鉱物
、木粉などを長期間にわたって野積堆積させる際にこれ
ら堆積物の防水、防塵、空気による酸化防止などを図る
ための被覆方法に関する。
、木粉などを長期間にわたって野積堆積させる際にこれ
ら堆積物の防水、防塵、空気による酸化防止などを図る
ための被覆方法に関する。
一般に、製鉄所、ガス製造所、製紙工場などでは、石炭
、コークス、木粉などを野積堆積して保管する場合が多
い。ところが、これらの堆積物はその保管中に風によっ
て粉塵を巻きおこして周辺地域への粉塵公害をおこした
り堆積物のロスを招きやすく、また降雨時には河川や海
に流れ出して汚水の原因となったり、石炭、コークス、
鉄鉱石などの堆積物中の含水量が過剰になるとこれを燃
焼させる場合に水の蒸発熱損を生じるなどの不都合があ
る。
、コークス、木粉などを野積堆積して保管する場合が多
い。ところが、これらの堆積物はその保管中に風によっ
て粉塵を巻きおこして周辺地域への粉塵公害をおこした
り堆積物のロスを招きやすく、また降雨時には河川や海
に流れ出して汚水の原因となったり、石炭、コークス、
鉄鉱石などの堆積物中の含水量が過剰になるとこれを燃
焼させる場合に水の蒸発熱損を生じるなどの不都合があ
る。
これらの問題を解決する方法として、乾燥後に水不溶性
となる溶質を含む塗料、とくに野積堆積物と同一もしく
は類似する材料からなる粉粒体を充てん剤として配合し
た上記塗料を、野積堆積物の表面に塗着する方法がすで
に提案されている。
となる溶質を含む塗料、とくに野積堆積物と同一もしく
は類似する材料からなる粉粒体を充てん剤として配合し
た上記塗料を、野積堆積物の表面に塗着する方法がすで
に提案されている。
この方法によれば、粉塵の飛散や降雨による流失および
含水率の増加を防止できる。
含水率の増加を防止できる。
しかしながら、上記の塗料を用いて実際に野積堆積物の
表面に塗装すると、塗装時または塗膜形成後に塗膜が裂
けたり、堆積物が地すべりをおこすなどして、連続被覆
膜が形成されず、その結果所期の目的を充分に達成でき
ないことがしばしば発生した。
表面に塗装すると、塗装時または塗膜形成後に塗膜が裂
けたり、堆積物が地すべりをおこすなどして、連続被覆
膜が形成されず、その結果所期の目的を充分に達成でき
ないことがしばしば発生した。
この発明者らは、この現象について鋭意研究を重ねた結
果、野積堆積物に被覆用塗料を塗工する前にあらかじめ
表面層を締め固めておくと上記欠点が回避され、塗膜の
性能が飛躍的に向上することを見い出し、この発明をな
すに至った。
果、野積堆積物に被覆用塗料を塗工する前にあらかじめ
表面層を締め固めておくと上記欠点が回避され、塗膜の
性能が飛躍的に向上することを見い出し、この発明をな
すに至った。
すなわち、この発明は、野積堆積物の表面層を機械的処
理または液体散布処理によって締め固めたのち、乾燥後
に水不溶性となる被覆用塗料を塗着することを特徴とす
る野積堆積物の被覆方法に係るものである。
理または液体散布処理によって締め固めたのち、乾燥後
に水不溶性となる被覆用塗料を塗着することを特徴とす
る野積堆積物の被覆方法に係るものである。
この発明に適用される野積堆積物とは、たとえば石炭(
粉)、コークス(粉)、鉄鉱石、川砂のような鉱物、銅
鉱石、石灰岩、ボーキサイトその他の金属鉱石、または
木粉などの有機粉末などである。
粉)、コークス(粉)、鉄鉱石、川砂のような鉱物、銅
鉱石、石灰岩、ボーキサイトその他の金属鉱石、または
木粉などの有機粉末などである。
これら野積堆積物の表面層とは、野積堆積物がスフツカ
や吐出ガンにより堆積される際に自重による締め固め効
果の影響をうけない、表面がらの深さがせいぜい30c
m位までをいう。
や吐出ガンにより堆積される際に自重による締め固め効
果の影響をうけない、表面がらの深さがせいぜい30c
m位までをいう。
この発明において上記表面層を締め固める方法としては
機械的処理、または液体散布処理がある。
機械的処理、または液体散布処理がある。
機械的処理とは、堆積物の表面層に衝撃、加圧、振動な
どの方法で圧力を加え、その乾燥密度を大きくすること
である。これらはコンパクタ、ローラ、パイブレークな
どの機械装置によって実現されるが、さらに風圧によっ
たり、より簡単には人力によるたたきおさえなども十分
効果がある。
どの方法で圧力を加え、その乾燥密度を大きくすること
である。これらはコンパクタ、ローラ、パイブレークな
どの機械装置によって実現されるが、さらに風圧によっ
たり、より簡単には人力によるたたきおさえなども十分
効果がある。
液体散布処理とは、堆積物の表面層に液体を散布し、浸
透後乾燥させると、表面層の乾燥密度が増加し、機械的
処理と同等の効果を発揮することを利用したものである
。これに用いる液体としては水が好ましいが、有機溶媒
であってもよい。またこれらの液に適宜の溶質や充てん
剤、バインダ(セメントを含む)などを溶解ないし分散
させたものであってもよい。散布の方法としては、スプ
レ、ジャワ、吐出ガンによる方法など一般に用いられる
散布方法がいずれも適用される。
透後乾燥させると、表面層の乾燥密度が増加し、機械的
処理と同等の効果を発揮することを利用したものである
。これに用いる液体としては水が好ましいが、有機溶媒
であってもよい。またこれらの液に適宜の溶質や充てん
剤、バインダ(セメントを含む)などを溶解ないし分散
させたものであってもよい。散布の方法としては、スプ
レ、ジャワ、吐出ガンによる方法など一般に用いられる
散布方法がいずれも適用される。
機械的処理または液体散布処理による締め固めの程度と
しては、っぎの式で表わされる表面層の乾燥密度(ρd
)がほぼ極大となるまでとするのがよい。
しては、っぎの式で表わされる表面層の乾燥密度(ρd
)がほぼ極大となるまでとするのがよい。
ρd=ms/V
mS;乾燥重量
V ;湿潤時の体積
この発明においては上記の如く表面層を締め固めたのち
被覆用塗料を乾燥後の厚みが約1〜10mmとなるよう
に塗着する。この塗料としてはその溶質が乾燥後に水不
溶性となるものであれば従来公知のものを広く適用でき
、水エマルジョン系および有機溶剤系のいずれでもよい
。とくに好ましい被覆用塗料は野積堆積物と同一もしく
は類似する材料からなる粉粒体を充てん剤として配合し
てなるものであり、この塗料は良好なチキントロピー性
を有しているため、堆積物内部への浸透が抑えられて連
続皮膜の形成に有利となる。
被覆用塗料を乾燥後の厚みが約1〜10mmとなるよう
に塗着する。この塗料としてはその溶質が乾燥後に水不
溶性となるものであれば従来公知のものを広く適用でき
、水エマルジョン系および有機溶剤系のいずれでもよい
。とくに好ましい被覆用塗料は野積堆積物と同一もしく
は類似する材料からなる粉粒体を充てん剤として配合し
てなるものであり、この塗料は良好なチキントロピー性
を有しているため、堆積物内部への浸透が抑えられて連
続皮膜の形成に有利となる。
このようにして形成される塗膜は、下地となる堆積物の
表面層が予め締め固められていることによって、均一か
つ連続となり、また経口的な割れや裂けをおこしに(く
、堆積物の防水、防塵、空気による酸化防止などに非常
に好結果をもたらす。
表面層が予め締め固められていることによって、均一か
つ連続となり、また経口的な割れや裂けをおこしに(く
、堆積物の防水、防塵、空気による酸化防止などに非常
に好結果をもたらす。
以上のように、この発明によれば、野積堆積物の表面に
より信頼性の高い塗膜を形成でき、また単位面積当りの
塗布量を減少できるなどの効果が得られる。
より信頼性の高い塗膜を形成でき、また単位面積当りの
塗布量を減少できるなどの効果が得られる。
つぎに、この発明の実施例を記載する。
実施例1
山の高さ15m、表面積5.000 dの石炭からなる
野積堆積物をローラで圧縮し表面を締め固めた。このと
きの表面層の乾燥密度は0,98であった。しかるのち
、下記の組成からなる被覆用塗料を乾燥後の厚みが3m
mとなるよう塗装した。このように被覆した堆積物は、
6力月経過しても発塵山崩れおよび含水率の増加は認め
られなかった。
野積堆積物をローラで圧縮し表面を締め固めた。このと
きの表面層の乾燥密度は0,98であった。しかるのち
、下記の組成からなる被覆用塗料を乾燥後の厚みが3m
mとなるよう塗装した。このように被覆した堆積物は、
6力月経過しても発塵山崩れおよび含水率の増加は認め
られなかった。
く塗料組成〉
アクリル酸グチルとスチレンとの
65/35の共重合体の50重量%
水エマルジヨン 100容量部エチルセ
ロソルブ 2容jtil水
20容量部5メツシュパ
スの石炭粉 1,000容量部実施例2 実施例1と同じ野積堆積物の表面に放水車により水を2
Kli’/m散布し、翌日実施例1と同じ被覆用塗料を
乾燥後の厚みが3糖となるように塗装した。このように
被覆した堆積物は実施例1の場合と同様に6力月経過後
も何ら異常は認められなかった。なお、塗料塗布前の表
面層の乾燥密度は0.96であった。
ロソルブ 2容jtil水
20容量部5メツシュパ
スの石炭粉 1,000容量部実施例2 実施例1と同じ野積堆積物の表面に放水車により水を2
Kli’/m散布し、翌日実施例1と同じ被覆用塗料を
乾燥後の厚みが3糖となるように塗装した。このように
被覆した堆積物は実施例1の場合と同様に6力月経過後
も何ら異常は認められなかった。なお、塗料塗布前の表
面層の乾燥密度は0.96であった。
比較例
実施例1と同じ野積堆積物の表面に実施例1と同じ被覆
用塗料を乾燥後の厚みが5.mmとなるように直接塗布
した。この場合、3力月後に部分的にクランクが発生し
、発塵、含水率の増加が認められた。
用塗料を乾燥後の厚みが5.mmとなるように直接塗布
した。この場合、3力月後に部分的にクランクが発生し
、発塵、含水率の増加が認められた。
37−
Claims (1)
- (1)野積堆積物の表面層を機械的処理または液体散布
処理により締め固めたのち、乾燥後に水不溶性となる溶
質を含む被覆用塗料を塗着することを特徴とする野積堆
積物の被覆方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14525882A JPS5936006A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 野積堆積物の被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14525882A JPS5936006A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 野積堆積物の被覆方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5936006A true JPS5936006A (ja) | 1984-02-28 |
Family
ID=15380970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14525882A Pending JPS5936006A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 野積堆積物の被覆方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936006A (ja) |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP14525882A patent/JPS5936006A/ja active Pending
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